JPH05282612A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH05282612A JPH05282612A JP7798292A JP7798292A JPH05282612A JP H05282612 A JPH05282612 A JP H05282612A JP 7798292 A JP7798292 A JP 7798292A JP 7798292 A JP7798292 A JP 7798292A JP H05282612 A JPH05282612 A JP H05282612A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 101100020619 Arabidopsis thaliana LATE gene Proteins 0.000 description 7
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、磁気ディスク装置において、ピーク
シフト補正テーブルを用意し、データ書込前に、このピ
ークシフト補正テーブルを参照して、種々のパターンの
書込データのビット間隔に対応して書込データをプリシ
フトすることにより、常にピークシフト量を少なくでき
ることを特徴とする。 【構成】本発明の磁気ディスク装置では、ホストCPU
20から1ー7RLLコードの書込データおよび1ー7
RLLコードのビット間隔に関するビット間隔データが
コントローラ14に供給される。コントローラ14で
は、書込データは書込回路13に供給される。また、ビ
ット間隔データを基にしてメモリ15に記憶されている
ピークシフト補正テーブルが参照され、その参照結果に
応じて選択信号が書込回路13に出力される。書込回路
13では、この選択信号に応じて書込データを所定の方
向にプリシフトする。
シフト補正テーブルを用意し、データ書込前に、このピ
ークシフト補正テーブルを参照して、種々のパターンの
書込データのビット間隔に対応して書込データをプリシ
フトすることにより、常にピークシフト量を少なくでき
ることを特徴とする。 【構成】本発明の磁気ディスク装置では、ホストCPU
20から1ー7RLLコードの書込データおよび1ー7
RLLコードのビット間隔に関するビット間隔データが
コントローラ14に供給される。コントローラ14で
は、書込データは書込回路13に供給される。また、ビ
ット間隔データを基にしてメモリ15に記憶されている
ピークシフト補正テーブルが参照され、その参照結果に
応じて選択信号が書込回路13に出力される。書込回路
13では、この選択信号に応じて書込データを所定の方
向にプリシフトする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
等においてデータ記録再生装置として用いられる磁気デ
ィスク装置に関する。
等においてデータ記録再生装置として用いられる磁気デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライブ(HD
D)等の磁気ディスク装置に用いられている書込回路に
は、信号波形の干渉によって生じるピークシフトを補正
するために、記録媒体に対するデータの書込み前に時間
軸上でピークシフトの方向と反対の方向に書込データを
プリシフトするプリシフト回路が設けられている。
D)等の磁気ディスク装置に用いられている書込回路に
は、信号波形の干渉によって生じるピークシフトを補正
するために、記録媒体に対するデータの書込み前に時間
軸上でピークシフトの方向と反対の方向に書込データを
プリシフトするプリシフト回路が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、再生回路の
周波数応答を改善し、高周波数領域での利得を大きくす
ることにより、ピークシフトを補正する方法が用いられ
ている。近年、ハードディスクドライブでは、記録密度
が増大しコストがかかる磁気ヘッド媒体の特性をある程
度におさえ、上述した再生回路の特性を最大限に利用す
ることにより、望ましい特性が得られるように、研究開
発が行われている。ところで、再生回路によるピークシ
フトの補正は、波形等化回路によって行われるが、磁気
ヘッド媒体の特性あるいは書込信号の繰返し周波数に対
応して回路を設けるのでは、回路構成が大規模となって
しまう。
周波数応答を改善し、高周波数領域での利得を大きくす
ることにより、ピークシフトを補正する方法が用いられ
ている。近年、ハードディスクドライブでは、記録密度
が増大しコストがかかる磁気ヘッド媒体の特性をある程
度におさえ、上述した再生回路の特性を最大限に利用す
ることにより、望ましい特性が得られるように、研究開
発が行われている。ところで、再生回路によるピークシ
フトの補正は、波形等化回路によって行われるが、磁気
ヘッド媒体の特性あるいは書込信号の繰返し周波数に対
応して回路を設けるのでは、回路構成が大規模となって
しまう。
【0004】図4は、従来の波形等化回路を有するハー
ドディスクドライブにおいて1ー7RLLコードによる
ランダムパターンのデータを記録した場合の種々のビッ
ト間隔でのピークシフト量の測定結果を示す図である。
縦軸はピークシフト量(%)である。なお、この測定で
は、8つの磁気ヘッドが用いられている。
ドディスクドライブにおいて1ー7RLLコードによる
ランダムパターンのデータを記録した場合の種々のビッ
ト間隔でのピークシフト量の測定結果を示す図である。
縦軸はピークシフト量(%)である。なお、この測定で
は、8つの磁気ヘッドが用いられている。
【0005】1ー7RLLコードでは、1ビットセルの
間隔をTとした場合、ビット間隔が2Tから8Tまで存
在する。41において左端の結果は、ビット間隔2Tと
5Tが繰り返されるパターンのデータ10100001
010000…を記録した場合のビット間隔2Tにおけ
るピークシフト量を示し、他の結果は、ランダムパター
ンのデータを記録した場合の1ー7RLLコードで存在
するビット間隔2Tから8Tまでのビット間隔における
ピークシフト量を示している。なお、例えば、ビット間
隔が2Tであるとは、あるビット1と次のビット1との
間にビット0が1つ存在することを意味し、ビット間隔
が5Tであるとは、あるビット1と次のビット1との間
にビット0が4つ存在することを意味する。
間隔をTとした場合、ビット間隔が2Tから8Tまで存
在する。41において左端の結果は、ビット間隔2Tと
5Tが繰り返されるパターンのデータ10100001
010000…を記録した場合のビット間隔2Tにおけ
るピークシフト量を示し、他の結果は、ランダムパター
ンのデータを記録した場合の1ー7RLLコードで存在
するビット間隔2Tから8Tまでのビット間隔における
ピークシフト量を示している。なお、例えば、ビット間
隔が2Tであるとは、あるビット1と次のビット1との
間にビット0が1つ存在することを意味し、ビット間隔
が5Tであるとは、あるビット1と次のビット1との間
にビット0が4つ存在することを意味する。
【0006】図4からわかるように、ビット間隔が2T
では、波形干渉によりビット間隔が広がる方向、すなわ
ち時間的に進みの方向(+方向)にピークシフトが起こ
っている。しかし、ビット間隔が3T以上では、逆に、
ビット間隔が狭くなる方向、すなわち時間的に遅れの方
向(−方向)にピークシフトが起こっている。なお、図
4はランダムパターンのデータを記録した場合の測定結
果であるため、ビット間隔が3Tでもビット間隔が2T
ー3Tの組合せの場合とビット間隔が3Tー4Tの3T
としてビット間隔が長い場合と短い場合の組合せの2つ
が考えられることから、正確な分析とはならない。
では、波形干渉によりビット間隔が広がる方向、すなわ
ち時間的に進みの方向(+方向)にピークシフトが起こ
っている。しかし、ビット間隔が3T以上では、逆に、
ビット間隔が狭くなる方向、すなわち時間的に遅れの方
向(−方向)にピークシフトが起こっている。なお、図
4はランダムパターンのデータを記録した場合の測定結
果であるため、ビット間隔が3Tでもビット間隔が2T
ー3Tの組合せの場合とビット間隔が3Tー4Tの3T
としてビット間隔が長い場合と短い場合の組合せの2つ
が考えられることから、正確な分析とはならない。
【0007】図5は、所定のパターンしか存在しない繰
返しパターンのデータを記録した場合の各繰返しパター
ンにおける短いビット間隔および長いビット間隔につい
てのピークシフト量の測定結果を示す図である。ここ
で、短いビット間隔とは、例えば、繰返しパターンのデ
ータのビット間隔が2Tー4Tの組合せである場合、ビ
ット間隔2Tを意味し、長いビット間隔とは、この組合
せの場合、ビット間隔4Tを意味する。なお、この測定
では、4つの磁気ヘッドが用いられている。
返しパターンのデータを記録した場合の各繰返しパター
ンにおける短いビット間隔および長いビット間隔につい
てのピークシフト量の測定結果を示す図である。ここ
で、短いビット間隔とは、例えば、繰返しパターンのデ
ータのビット間隔が2Tー4Tの組合せである場合、ビ
ット間隔2Tを意味し、長いビット間隔とは、この組合
せの場合、ビット間隔4Tを意味する。なお、この測定
では、4つの磁気ヘッドが用いられている。
【0008】図5からわかるように、短いビット間隔が
2Tである場合の他のビット間隔との組み合わせでは、
進みの方向(+方向)、すなわち、ビット間隔が広がる
方向にピークシフトが起こっている。しかし、短いビッ
ト間隔が3T以上である場合の他のビット間隔との組み
合わせでは、遅れの方向(−方向)、すなわち、ビット
間隔が狭くなる方向にピークシフトが起こっている。
2Tである場合の他のビット間隔との組み合わせでは、
進みの方向(+方向)、すなわち、ビット間隔が広がる
方向にピークシフトが起こっている。しかし、短いビッ
ト間隔が3T以上である場合の他のビット間隔との組み
合わせでは、遅れの方向(−方向)、すなわち、ビット
間隔が狭くなる方向にピークシフトが起こっている。
【0009】従って、以上の結果から、前述したような
プリシフト回路を用いた場合、ビット間隔2Tのパター
ンのデータでは、進みの方向にピークシフトが起こるの
で、ピークシフト量を減少させることができるが、ビッ
ト間隔3T以上のパターンのデータでは、遅れの方向に
ピークシフトが起こるので、遅れの方向においてピーク
シフト量が増大してしまうという問題がある。
プリシフト回路を用いた場合、ビット間隔2Tのパター
ンのデータでは、進みの方向にピークシフトが起こるの
で、ピークシフト量を減少させることができるが、ビッ
ト間隔3T以上のパターンのデータでは、遅れの方向に
ピークシフトが起こるので、遅れの方向においてピーク
シフト量が増大してしまうという問題がある。
【0010】本発明は、以上のような理由からなされた
ものであり、本発明の目的は、種々のパターンの書込デ
ータに対して常にピークシフト量を減少させるようにプ
リシフトすることができる磁気ディスク装置を提供する
ことである。
ものであり、本発明の目的は、種々のパターンの書込デ
ータに対して常にピークシフト量を減少させるようにプ
リシフトすることができる磁気ディスク装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、記録媒体と、書込データのビット間隔の組合せに
対応してピークシフトのシフト方向を示すシフトコード
を記憶する記憶手段と、書込データを記録媒体に記録す
る場合、書込データのビット間隔に応じて前記記録媒体
からシフトコードを読出し、読出したシフトコードに従
って書込データのプリシフト方向を決定する手段と、決
定されたプリシフト方向に従って書込データをプリシフ
トする手段と、プリシフトされた書込データを記録媒体
に記録する手段とを有することを特徴とする。
置は、記録媒体と、書込データのビット間隔の組合せに
対応してピークシフトのシフト方向を示すシフトコード
を記憶する記憶手段と、書込データを記録媒体に記録す
る場合、書込データのビット間隔に応じて前記記録媒体
からシフトコードを読出し、読出したシフトコードに従
って書込データのプリシフト方向を決定する手段と、決
定されたプリシフト方向に従って書込データをプリシフ
トする手段と、プリシフトされた書込データを記録媒体
に記録する手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のような構成において、ピークシフト補正
テーブルを用意し、データ書込前に、この補正テーブル
を参照して、種々のパターンの書込データのビット間隔
に対応して書込データをプリシフトすることにより、常
にピークシフト量を少なくすることができる。
テーブルを用意し、データ書込前に、この補正テーブル
を参照して、種々のパターンの書込データのビット間隔
に対応して書込データをプリシフトすることにより、常
にピークシフト量を少なくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0014】図3は、本発明の実施例である磁気ディス
ク装置の構成を示すブロック図である。図1において、
本磁気ディスク装置は、記録媒体10、磁気ヘッド1
1、読出回路12、書込回路13、コントローラ14、
およびメモリ15によって構成されている。
ク装置の構成を示すブロック図である。図1において、
本磁気ディスク装置は、記録媒体10、磁気ヘッド1
1、読出回路12、書込回路13、コントローラ14、
およびメモリ15によって構成されている。
【0015】記録媒体10は、例えば、磁気ディスクで
あり、種々のデータを記録する。磁気ヘッド11は、記
録媒体10に対するデータの書込/読出を行う。記録媒
体10に記録されているデータは、磁気ヘッド11によ
って再生信号として読出され、読出回路12に供給され
る。読出回路12では、磁気ヘッド11からの再生信号
が微分され、その微分信号のゼロクロス点が検出され、
これによって、リードパルスデータが読出データとして
生成される。この読出データはコントローラ14を介し
てホストシステム(図示しない)に含まれるホストCP
U20に出力される。
あり、種々のデータを記録する。磁気ヘッド11は、記
録媒体10に対するデータの書込/読出を行う。記録媒
体10に記録されているデータは、磁気ヘッド11によ
って再生信号として読出され、読出回路12に供給され
る。読出回路12では、磁気ヘッド11からの再生信号
が微分され、その微分信号のゼロクロス点が検出され、
これによって、リードパルスデータが読出データとして
生成される。この読出データはコントローラ14を介し
てホストシステム(図示しない)に含まれるホストCP
U20に出力される。
【0016】ホストCPU20は、記録媒体10に対す
るデータの書込時に、1ー7RLLコードによる書込デ
ータおよび1ー7RLLコードのビット間隔に関するビ
ット間隔データをコントローラ14に出力する。
るデータの書込時に、1ー7RLLコードによる書込デ
ータおよび1ー7RLLコードのビット間隔に関するビ
ット間隔データをコントローラ14に出力する。
【0017】コントローラ14は、ホストCPU20の
制御の下に、本磁気ディスク装置全体の制御、ホストシ
ステムとの間でのデータの送受信等を行う。また、コン
トローラ14では、データの書込時において、ホストC
PU20から出力される1ー7RLLコードによる書込
データおよび書込データのビット間隔に関するビット間
隔データが受信される。1ー7RLLコードによる書込
データは書込回路13に供給される。また、ビット間隔
データを基にして、メモリ15に記憶されているピーク
シフト補正テーブルが参照され、その参照結果に従って
選択信号が書込回路13に出力される。
制御の下に、本磁気ディスク装置全体の制御、ホストシ
ステムとの間でのデータの送受信等を行う。また、コン
トローラ14では、データの書込時において、ホストC
PU20から出力される1ー7RLLコードによる書込
データおよび書込データのビット間隔に関するビット間
隔データが受信される。1ー7RLLコードによる書込
データは書込回路13に供給される。また、ビット間隔
データを基にして、メモリ15に記憶されているピーク
シフト補正テーブルが参照され、その参照結果に従って
選択信号が書込回路13に出力される。
【0018】メモリ15は、前述したように、データの
書込時において、1ー7RLLコードによる種々のパタ
ーンの書込データのビット間隔に応じてピークシフト量
を少なくするように、書込データをプリシフトするため
に用いられるピークシフト補正テーブルを記憶する(図
2参照)。図2において、nは、書込データの所定のビ
ット1とその1つ前に存在するビット1との間にあるビ
ット0の数を示し、mは書込データの所定のビット1と
その次に存在するビット0との間にあるビット0の数を
示している。
書込時において、1ー7RLLコードによる種々のパタ
ーンの書込データのビット間隔に応じてピークシフト量
を少なくするように、書込データをプリシフトするため
に用いられるピークシフト補正テーブルを記憶する(図
2参照)。図2において、nは、書込データの所定のビ
ット1とその1つ前に存在するビット1との間にあるビ
ット0の数を示し、mは書込データの所定のビット1と
その次に存在するビット0との間にあるビット0の数を
示している。
【0019】コードE(EARLY)が参照された場合
には、ピークシフトのシフト方向が時間的に進みの方向
であるので、書込データのビット間隔を短くするように
プリシフトが行われる。コードN(NORMAL)が参
照された場合には、プリシフトは行われない。コードL
(LATE)が参照された場合には、ピークシフトのシ
フト方向が時間的に遅れの方向であるので、書込データ
のビット間隔を長くするようにプリシフトが行われる。
このピークシフト補正テーブルは、予めセットされ、あ
るいは、ユーザによって定義される。また、書換え可能
なように構成することもできる。
には、ピークシフトのシフト方向が時間的に進みの方向
であるので、書込データのビット間隔を短くするように
プリシフトが行われる。コードN(NORMAL)が参
照された場合には、プリシフトは行われない。コードL
(LATE)が参照された場合には、ピークシフトのシ
フト方向が時間的に遅れの方向であるので、書込データ
のビット間隔を長くするようにプリシフトが行われる。
このピークシフト補正テーブルは、予めセットされ、あ
るいは、ユーザによって定義される。また、書換え可能
なように構成することもできる。
【0020】なお、図2に示すピークシフト補正テーブ
ルでは、図4および図5の測定結果を基にして、書込デ
ータの組合せパターンで短いビット間隔が2T(Tはビ
ットセルであるので、2倍のビットセル)である場合、
すなわち、n=1の場合、ビット間隔を短くするような
プリシフトが行われるようにコードがセットされ、それ
以外の短いビット間隔の場合には、ビット間隔が長くな
るようなプリシフトが行われるようにコードがセットさ
れる。
ルでは、図4および図5の測定結果を基にして、書込デ
ータの組合せパターンで短いビット間隔が2T(Tはビ
ットセルであるので、2倍のビットセル)である場合、
すなわち、n=1の場合、ビット間隔を短くするような
プリシフトが行われるようにコードがセットされ、それ
以外の短いビット間隔の場合には、ビット間隔が長くな
るようなプリシフトが行われるようにコードがセットさ
れる。
【0021】書込回路13は、プリシフト回路13aを
有し、コントローラ14からの書込データ基づいて磁気
ヘッド11に書込電流を供給する。プリシフト回路13
aは、コントローラ14からの選択信号に応じて、書込
データのビット間隔をプリシフトする。
有し、コントローラ14からの書込データ基づいて磁気
ヘッド11に書込電流を供給する。プリシフト回路13
aは、コントローラ14からの選択信号に応じて、書込
データのビット間隔をプリシフトする。
【0022】図3は、プリシフト回路13aの構成を示
すブロック図である。図3において、プリシフト回路1
3aは、遅延回路30、31、選択回路32によって構
成される。コントローラ14からの選択信号に応じて、
遅延回路30および31が選択される。遅延回路30は
書込データのビット間隔を短くするためのEARLY信
号を選択回路32に出力する。また、遅延回路31は書
込データのビット間隔を長くするためのLATE信号を
選択回路32に出力する。選択回路32は、遅延回路3
0あるいは31からのEARLY信号あるいはLATE
信号に応じて、コントローラ14から供給された1ー7
RLLコードによる書込データを時間的に遅れの方向
(−方向)あるいは進みの方向(+方向)にプリシフト
する。
すブロック図である。図3において、プリシフト回路1
3aは、遅延回路30、31、選択回路32によって構
成される。コントローラ14からの選択信号に応じて、
遅延回路30および31が選択される。遅延回路30は
書込データのビット間隔を短くするためのEARLY信
号を選択回路32に出力する。また、遅延回路31は書
込データのビット間隔を長くするためのLATE信号を
選択回路32に出力する。選択回路32は、遅延回路3
0あるいは31からのEARLY信号あるいはLATE
信号に応じて、コントローラ14から供給された1ー7
RLLコードによる書込データを時間的に遅れの方向
(−方向)あるいは進みの方向(+方向)にプリシフト
する。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
磁気ディスク装置の動作について説明する。
磁気ディスク装置の動作について説明する。
【0024】記録媒体10に対するデータの書込時にお
いて、1ー7RLLコードによる書込データおよび1ー
7RLLコードのビット間隔に関するビット間隔データ
がホストCPU20からコントローラ14に出力され
る。
いて、1ー7RLLコードによる書込データおよび1ー
7RLLコードのビット間隔に関するビット間隔データ
がホストCPU20からコントローラ14に出力され
る。
【0025】コントローラ14では、ホストCPU20
から出力される1ー7RLLコードによる書込データお
よび書込データのビット間隔データが受信される。1ー
7RLLコードによる書込データは書込回路13に供給
される。また、ビット間隔データを基にして、メモリ1
5に記憶されているピークシフト補正テーブルが参照さ
れ、その参照結果に従って選択信号が書込回路13に出
力される。すなわち、ビット間隔データによってコード
E(EARLY)が参照された場合、プリシフト回路1
3aの遅延回路30に選択信号が出力される。また、ビ
ット間隔データによってコードL(LATE)が参照さ
れた場合、プリシフト回路13aの遅延回路31に選択
信号が出力される。
から出力される1ー7RLLコードによる書込データお
よび書込データのビット間隔データが受信される。1ー
7RLLコードによる書込データは書込回路13に供給
される。また、ビット間隔データを基にして、メモリ1
5に記憶されているピークシフト補正テーブルが参照さ
れ、その参照結果に従って選択信号が書込回路13に出
力される。すなわち、ビット間隔データによってコード
E(EARLY)が参照された場合、プリシフト回路1
3aの遅延回路30に選択信号が出力される。また、ビ
ット間隔データによってコードL(LATE)が参照さ
れた場合、プリシフト回路13aの遅延回路31に選択
信号が出力される。
【0026】書込回路13内のプリシフト回路13aで
は、コントローラ14から出力される選択信号に従って
遅延回路30と31のどちらか一方が動作する。すなわ
ち、遅延回路30に選択信号が供給された場合、EAR
LY信号が選択回路32に出力される。一方、遅延回路
31に選択信号が出力された場合、LATE信号が選択
回路32に出力される。
は、コントローラ14から出力される選択信号に従って
遅延回路30と31のどちらか一方が動作する。すなわ
ち、遅延回路30に選択信号が供給された場合、EAR
LY信号が選択回路32に出力される。一方、遅延回路
31に選択信号が出力された場合、LATE信号が選択
回路32に出力される。
【0027】選択回路32では、遅延回路30あるいは
31からのEARLY信号あるいはLATE信号が受信
される。EARLY信号が受信された場合、コントロー
ラ14から供給された1ー7RLLコードによる書込デ
ータが時間的に遅れの方向(−方向)にプリシフトされ
る。これによって、書込データのビット間隔が狭くな
る。一方、LATE信号が受信された場合、コントロー
ラ14から供給された1ー7RLLコードによる書込デ
ータが時間的に進みの方向(+方向)にプリシフトされ
る。これによって、書込データのビット間隔が広くな
る。
31からのEARLY信号あるいはLATE信号が受信
される。EARLY信号が受信された場合、コントロー
ラ14から供給された1ー7RLLコードによる書込デ
ータが時間的に遅れの方向(−方向)にプリシフトされ
る。これによって、書込データのビット間隔が狭くな
る。一方、LATE信号が受信された場合、コントロー
ラ14から供給された1ー7RLLコードによる書込デ
ータが時間的に進みの方向(+方向)にプリシフトされ
る。これによって、書込データのビット間隔が広くな
る。
【0028】選択回路32でプリシフトされた書込デー
タは、磁気ヘッド11によって記録媒体10によって書
込まれる。
タは、磁気ヘッド11によって記録媒体10によって書
込まれる。
【0029】以上のように、種々のパターンの書込デー
タのビット間隔に応じてプリシフト方向を決定するため
に用いられるピークシフト補正テーブルを用意し、デー
タ書込時に、ピークシフト補正テーブルを参照して、書
込データを所定の方向にプリシフトすることにより、ピ
ークシフト量を常に少なくすることができる。
タのビット間隔に応じてプリシフト方向を決定するため
に用いられるピークシフト補正テーブルを用意し、デー
タ書込時に、ピークシフト補正テーブルを参照して、書
込データを所定の方向にプリシフトすることにより、ピ
ークシフト量を常に少なくすることができる。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【0031】なお、本実施例では、ピークシフトの方向
のみがピークシフト補正テーブルにセットされている
が、ピークシフト量もセットすることも可能であり、こ
れによって、さらに、ピークシフト量を減少させること
ができる。
のみがピークシフト補正テーブルにセットされている
が、ピークシフト量もセットすることも可能であり、こ
れによって、さらに、ピークシフト量を減少させること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁気デ
ィスク装置において、ピークシフト補正テーブルを用意
し、データの書込前に、この補正テーブルを参照して、
種々のパターンの書込データのビット間隔に対応して書
込データをプリシフトすることにより、常にピークシフ
ト量を少なくすることができる。
ィスク装置において、ピークシフト補正テーブルを用意
し、データの書込前に、この補正テーブルを参照して、
種々のパターンの書込データのビット間隔に対応して書
込データをプリシフトすることにより、常にピークシフ
ト量を少なくすることができる。
【図1】本発明の実施例である磁気ディスク装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】本実施例の磁気ディスク装置のメモリに記憶さ
れるピークシフト補正テーブルの内容を示す図。
れるピークシフト補正テーブルの内容を示す図。
【図3】本実施例の磁気ディスク装置の書込回路に含ま
れるプリシフト回路の構成を示すブロック図。
れるプリシフト回路の構成を示すブロック図。
【図4】従来の波形等化回路を有するハードディスクド
ライブにおいて1ー7RLLコードによってランダムパ
ターンのデータを記録した場合の各ビット間隔でのピー
クシフト量の測定結果を示す図。
ライブにおいて1ー7RLLコードによってランダムパ
ターンのデータを記録した場合の各ビット間隔でのピー
クシフト量の測定結果を示す図。
【図5】所定のパターンしか存在しない繰返しパターン
のデータを記録した場合の各繰返しパターンにおける短
いビット間隔および長いビット間隔についてのピークシ
フト量の測定結果を示す図。
のデータを記録した場合の各繰返しパターンにおける短
いビット間隔および長いビット間隔についてのピークシ
フト量の測定結果を示す図。
10…記録媒体、11…磁気ヘッド、12…読出回路、
13…書込回路、13a…プリシフト回路、14…コン
トローラ、15…メモリ、20…ホストCPU、30、
31…遅延回路、32…選択回路。
13…書込回路、13a…プリシフト回路、14…コン
トローラ、15…メモリ、20…ホストCPU、30、
31…遅延回路、32…選択回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体と、 書込データのビット間隔の組合せに対応してピークシフ
トのシフト方向を示すシフトコードを記憶する記憶手段
と、 書込データを記録媒体に記録する場合、書込データのビ
ット間隔に応じて前記記録手段からシフトコードを読出
し、読出したシフトコードに従って書込データのプリシ
フト方向を決定する手段と、 決定されたプリシフト方向に従って書込データをプリシ
フトする手段と、 プリシフトされた書込データを記録媒体に記録する手段
とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】書込データが1ー7RLLコードで構成さ
れている場合、書込データのビット間隔がビットセルの
2倍の時にはビット間隔を狭くするように書込データが
プリシフトされ、書込データのビット間隔がビットセル
の2倍の時以外ではビット間隔を広くするように書込デ
ータがプリシフトされることを特徴とする請求項1記載
の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7798292A JPH05282612A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7798292A JPH05282612A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282612A true JPH05282612A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13649086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7798292A Pending JPH05282612A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009087440A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujitsu Ltd | 制御装置、記憶装置、lsiおよび記録補償方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7798292A patent/JPH05282612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009087440A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujitsu Ltd | 制御装置、記憶装置、lsiおよび記録補償方法 |
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