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JPH05281929A - 液晶駆動装置 - Google Patents

液晶駆動装置

Info

Publication number
JPH05281929A
JPH05281929A JP8210592A JP8210592A JPH05281929A JP H05281929 A JPH05281929 A JP H05281929A JP 8210592 A JP8210592 A JP 8210592A JP 8210592 A JP8210592 A JP 8210592A JP H05281929 A JPH05281929 A JP H05281929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display panel
signal
crystal display
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8210592A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Furumiya
直明 古宮
Katsuya Kihara
勝也 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8210592A priority Critical patent/JPH05281929A/ja
Publication of JPH05281929A publication Critical patent/JPH05281929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示パネルにおいてライン単位でTFT
特性シフトによる輝度ムラが発生した場合に於てもこれ
を不良とせず、同パネルで通常通り均一な表示を得るこ
とを目的とする。 【構成】 サンプルホールド機能を持つドライバとサン
プルホールドに少なくとも二個以上のレベルの信号を供
給し、任意の領域の信号に修正量を印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
型液晶表示パネルの駆動装置に関し、特に行と行の間、
列と列の間又は特定領域で光透過率の不均一の有る液晶
表示パネルを可変信号により平準化することを目的とす
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、TFTアクティブマトリクス型液
晶パネルは映像信号(表示データ)をサンプリングして
各画素(各列ライン)に出力するドレインドライバと、
ドレインドライバから1H期間ホールドされたのちバス
ライン上に放出された映像信号のTFTへの書き込みの
ため、TFTをオンにするゲート信号を出力するゲート
ドライバにより駆動されている。
【0003】図25に駆動回路を備えたアクティブマト
リクス型液晶表示パネルの等価回路図を示す。
【0004】図25において、ドレインドライバ1は列
シフトレジスタ2と列サンプルホールド3と列出力バッ
ファ4とから構成されており、ゲートドライバ5は行シ
フトレジスタ6と行出力バッファ7とから構成されてい
る。
【0005】m行n列の液晶表示パネル8の列ライン
(1、2、…j、…n)にドレインドライバ1の出力が
印加される一方、行ライン(1、2、…i、…m)にゲ
ートドライバ5から出力が供給される。
【0006】列シフトレジスタ2に水平スタート信号9
と水平クロック信号10とが入力されている。
【0007】列シフトレジスタから列サンプルホールド
3に出力されるサンプリングパルスによりサンプルホー
ルドに入力される入力映像信号11をサンプルホールド
内の容量に保持する。
【0008】列出力バッファ4から液晶表示パネルに一
度に一行分の通常、列毎に大きさの異なる出力が印加さ
れる。
【0009】行シフトレジスタ6に入力される垂直スタ
ート信号12と垂直クロック信号13により一定の間隔
で同じ大きさの出力を出力バッファに供給する。
【0010】行ラインと列ラインの交点付近にTFTが
備えられており、TFTはTFTに接続された表示電極
と対向電極との間の液晶に所定周期で電圧を加える。
【0011】対向電極は対向電極駆動回路14により対
極DC反転の場合、一定電位に保持され、対極AC反転
の場合、交流が印加される。
【0012】通常、液晶に並列に補助容量が設置されて
おり、補助容量電極駆動回路15から特定の信号を受け
ている。
【0013】この時、ゲート信号の出力は全段一定電圧
値で固定されていた。
【0014】また、ドレイン信号の出力はドライバによ
る若干のレベルシフトは起こるものの映像原信号と同等
レベルであった。
【0015】図26にノーマリーホワイト方式(NW)
の液晶表示装置のTFTのゲート信号の変化に対する光
透過率とドレイン電流の特性図を示す。
【0016】図26の特性図において、液晶の状態変化
を生じさせるに充分なドレイン信号の供給の元で、液晶
表示パネルの光透過率が減少し始める電圧をゲート信号
の閾値16、液晶表示パネルの光透過率がもはや低下し
なくなる電圧をゲート信号の飽和値17としている。
【0017】ゲート信号のオフレベル(Voff)はゲ
ート信号の閾値16より小さい範囲とされ、オンレベル
(Von)はゲート信号の飽和値17より大きな範囲に
設定されている。
【0018】ここで第一の問題点として、TFT液晶表
示パネルの製作工程において、ゲートまたはドレイン端
子部に外部から静電気等による電界の印加があったとき
やあるいはラビング等に代表される様に機械的な接触か
ら発生した静電気がある特定ラインから外部に逃げた場
合など比較的容易に該当ラインのTFT特性シフトが起
こり、この結果、該当ラインがラインムラ(輝度ムラ)
を起こすことがあった。
【0019】図27にゲートラインに望ましくない電界
が印加された場合の液晶表示パネルに発生する輝度ムラ
の分布図を示す。
【0020】図27のように、液晶表示パネルのドレイ
ンドライバに入力される信号が画面の上下で均一な一定
の映像信号18であるときでも、静電気等によりゲート
ライン毎にゲート信号の飽和値(Vgsat)が異なる
と、NW透過率19がVgsatの高いラインで高くな
り、画面内で均一な表示を行うことが不可能となる。
【0021】図28にドレインラインに望ましくない電
界が印加された場合の液晶表示パネルに発生する輝度ム
ラの分布図を示す。
【0022】図28のように、液晶表示パネルのドレイ
ンドライバに入力される信号が画面の左右で均一な一定
の映像信号18であるときでも、静電気等によりドレイ
ンライン毎にゲート信号の飽和値(Vgsat)が異な
ると、ノーマリーブラック方式(NB)の液晶表示パネ
ルのNB透過率20がVgsatが高いラインで低くな
り、画面内で均一な表示を行うことが不可能となる。
【0023】さらに第二の問題点として、液晶表示パネ
ルでは二枚の基板間の間隔、所謂ギャップが一様でなく
挟持された液晶の容量が液晶表示パネルの位置によって
異なり、画面が一様に表示されない場合もあった。
【0024】第一の問題点に関し、一番目の対策とし
て、全端子外周部をアモルファスシリコン等の高抵抗導
体でショートさせ、この静電気の流入出を複数ラインに
分散することにより、影響を緩和しようという試みが成
されてきた(特開昭62−65455号公報)。
【0025】第一の問題点に関し、二番目の対策とし
て、ゲートラインとドレインラインをあらかじめ接続し
て同電位にしておき、パネル完成後各ラインを電気的に
分離する方式も提案されている(特開昭61−8855
7号公報)。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第一の
問題点の一番目の対策はTFT基板段階での隣接ショー
トの検査が非常にしにくいのに加えTFT特性シフトを
完全に防止できるわけではなかった。
【0027】このためTFT特性にライン単位のバラツ
キ(特性シフトなど)が発生した場合などラインムラ
(輝度ムラ)としてこれが直接表示に現れてしまい不良
原因の一端として問題となっていた。
【0028】第一の問題点の二番目の対策は液晶表示パ
ネルの完成後の画面の輝度ムラの発生に対して何ら有効
な防御手段ではなかった。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
ライン輝度ムラをもつ液晶表示パネルを均一な表示特性
を持つ液晶表示パネルとするため、各ライン毎または各
ブロック毎にデバイス特性に応じた信号レベルで駆動
し、上述した課題を解決するものである。
【0030】
【作用】このように本発明によれば、各ライン毎又は各
ブロック毎に特性に応じた信号レベルで駆動することに
より、ある特定ライン上のTFTに特性のシフトが起こ
り、輝度ムラの発生が予想されるパネルであっても、そ
の信号レベルを該当ライン毎又はブロック毎に修正する
ことにより、隣接する他のラインやブロックと同等の輝
度レベルを確保することができる。
【0031】
【実施例】以下に本発明の一実施例として、ゲート信号
そのものに修正を加える例を図1を参照しながら説明す
る。
【0032】本発明の記述において、「修正」は従来の
アクティブマトリクス型液晶表示パネルに供給される信
号を特定領域で変化させ、特性を均一化することとし、
「補正」はアクティブマトリクス型液晶表示パネルに供
給される映像信号の代わりに補正映像信号を入力して修
正を施す場所を選択することとする。
【0033】図1はNWの液晶表示パネルのゲート信号
の振幅を一行毎に変化させる本発明の液晶駆動装置の波
形図である。
【0034】図1のゲート信号21において、i+1行
に対してi行が白く表示される場合、aで示されるi行
のゲート信号の振幅22はi+1行のそれより大きくな
っている。
【0035】ゲートライン毎に不均一な表示が為される
とき、ゲート信号の振幅22を行毎に変化させること
で、ある行と他の行の間の光透過率のバラツキが抑制さ
れる。
【0036】図1の場合、ゲート信号のオフレベル(V
off)はゲート低レベル23に固定され、ゲート信号
のオンレベル(Von)のみ可変なゲート高レベル24
となっている。
【0037】対向電極信号25は一水平走査期間(1
H)毎に二つの電位Vch、Vclを交番で選択する。
【0038】VchはNWの対極AC反転駆動で用いら
れる対極高レベル26であり、Vclは入力映像信号の
反転時に対向電極に印加される対極低レベル27であ
る。
【0039】ドレインドライバからTFTのドレインに
供給されるドレイン信号28に対してTFTのチャネル
を通過してTFTのソース及び表示電極に印加されるソ
ース信号29は特定の電圧降下を示すが、一行分のドレ
イン信号の電圧降下の平均値30は映像信号の大きさの
逆数にほぼ比例する。
【0040】一定の映像信号に対して表示が均一である
と仮定した場合、図1のようにi行の電圧降下の平均値
がi+1行のそれより大きくなる映像信号が供給されて
いる場合、i行にi+1行より振幅の大きなゲート信号
を印加すると簡素な対極電極駆動回路の構成のために有
用である。
【0041】図2はNWの液晶表示パネルのゲート信号
のレベルを一行毎に変化させる本発明の液晶駆動装置の
波形図である。
【0042】ゲート信号の振幅(a)は各行において、
全て同じ大きさに固定される一方、ゲート信号の二つの
レベルGLH、GLLは、それぞれVon、Voffの
範囲を逸脱しない条件で可変となっている。
【0043】図2において、i+1行に対してi行が白
く表示される場合、i行のゲート信号のGLHとGLL
はi+1行のそれぞれのGLH、GLLより大きくなっ
ている。
【0044】対向電極信号(Vc)は一水平走査期間
(1H)毎に二つの電位Vch、Vclを交番で選択す
る。
【0045】ドレインに供給されるドレイン信号28に
対してソース及び表示電極に印加されるソース信号29
は電圧降下を示すが、i行のドレイン信号に比べてi+
1行のドレイン信号が大きい場合、i+1行の電圧降下
はi行の電圧降下より小さくなる。
【0046】一定の映像信号に対して表示が均一である
と仮定した場合、図2のようにi行の電圧降下の平均値
がi+1行のそれより大きくなる映像信号が供給されて
いる場合、i行にi+1行よりレベルの大きなゲート信
号を印加することが簡素な対極電極駆動回路の構成のた
めに有効である。
【0047】図3は本発明の液晶駆動装置に用いられる
可変なゲート信号を液晶表示パネルに供給するゲートド
ライバの回路図である。
【0048】図3において、行シフトレジスタ6の一段
目に垂直同期信号から作成された垂直スタート信号ST
Vが入力された後、垂直クロック信号CKVのレベルの
変化に従って所定周期で行サンプルホールド31に信号
が供給される。
【0049】行サンプルホールド31は行シフトレジス
タ6からのサンプリングタイミングパルスのタイミング
に合わせてGLHとGLLとの差を保持する。
【0050】コンデンサなどに保持されたGLHとGL
Lとの差は行出力バッファ7にて出力調整されて、ゲー
ト信号として液晶表示パネル8に供給されている。
【0051】m行n列の液晶表示パネルのゲートライン
(X1、X2、…Xi、…Xm)に順次1H期間内に一
個ずつの可変な大きさのゲート信号(Vg1、Vg2、
…Vgi、…Vgm)が印加される。
【0052】図4に本発明の液晶駆動装置のゲートドラ
イバの入出力の波形のタイミングを示す。
【0053】図4において、a)垂直クロック信号13
の一つのパルスに、b)垂直スタート信号12が時間的
に重なるように加え、行シフトレジスタ中で順次シフト
されサンプリングタイミングパルスを発生する。
【0054】サンプリングタイミングパルスにより行サ
ンプルホールドにおいて、順次f)ゲート高レベル24
と、g)ゲート低レベル23とを同時にサンプリングす
る。
【0055】c)一ゲート期間ホールドされた後、次の
CKVに同期して、一行目のゲート信号が出力バッファ
からTFTに出力される。
【0056】同様に、d)二行目、e)三行目のゲート
信号が行毎にTFTの特性値が異なるゲートラインに違
う振幅またはレベルにて印加される。
【0057】具体的にはAでサンプルホールドされたレ
ベルを高レベルは一ゲート期間後、低レベルは次のCK
Vに同期して出力する。
【0058】図5に予め均一な入力映像信号により行間
の輝度ムラを測定した後、可変な入力映像信号の大きさ
に無関係にゲートライン毎に修正をかける回路のブロッ
ク図を示す。
【0059】まず、液晶表示パネルを中間調ラスタで点
灯させた時、ゲートライン単位で発生している輝度ムラ
を測定し、メモリに任意の手段で収納する。
【0060】次に水平垂直同期信号に基づいたカウンタ
回路により画面上の各ゲートラインに対応したアドレス
信号を発生させる。
【0061】最後にアドレス信号により、メモリから呼
び出した値によって任意のゲートラインに対してゲート
レベル信号を発生させるものである。
【0062】図5に示すように、外部から水平同期信号
を入力し、PLL、即ち位相同期回路32によってクロ
ックを発生させる。
【0063】また、垂直同期信号はアドレスカウンタ3
3のリセット及び外部からフィールドメモリ、即ちメモ
リ34を書き換えるタイミング検出に使っている。
【0064】CPU35は、テストパターンとなる補正
データ書き込み用のメモリ36とクロックに同期させ
たデータアドレスモード信号を入出力させるメモリ3
7とのデータの読み書き、ゲート補正ラインの表示位置
及び、I/O38、38を通してキーボード39のコン
トロールを行っている。
【0065】メモリ34により二つの補正部での補間
計算を行い、D/A変換器40によりDA変換を行うこ
とにより一つのゲートラインに対応するゲート信号の修
正波形を得る。
【0066】修正波形をGLH、GLLとして図5に示
した構成図のゲートドライバのサンプルホールドに入力
する。
【0067】また、補正ライン選択は、キーボード等に
より行のカーソルレジスタ41を変更してゲートライン
を一ライン毎に順次点灯させることにより、補正ライン
を選定する。
【0068】動作モード回路42は液晶表示パネル内で
特性比較するモードと修正ドレイン信号の元で入力映像
信号を液晶表示パネルで表示するモードを切り替える。
【0069】カーソルレジスタ41で示された位置に補
正用パターン映像発生回路43はドットまたはクロスハ
ッチパターンを表示させる。
【0070】例えば、m行n列の液晶表示パネルにおい
て、行の両端の二つの境界と六つの極値の合計八点の修
正値を16×16ビットのメモリに収納する。
【0071】16×16ビットのメモリは二つの行位
置の修正値の相加平均、相乗平均などの平均値を収納す
る。
【0072】結果として、16点における修正が液晶表
示パネルの行方向で行われる。
【0073】図6に補正用キーボードのキーの配置図を
示す。
【0074】図6において、補正領域を表示するパター
ン(例えばカーソル)と通常の映像信号を切り替える働
きをする切り替えキー44、修正前後の表示を比較する
ために修正信号を一時的にリセットする働きをするリセ
ットキー45とがある。
【0075】切り替えキー44を押して、補正モードに
入った後、カーソルを移動させるため、上に移動させる
上移動キー46、下に移動させる下移動キー47、左に
移動させる左移動キー48、右に移動させる右移動キー
49が利用される。
【0076】次に移動させたカーソルの有る場所の修正
値を指定するため、右修正キー50で1H内の補正パタ
ーンの有る位置のレベルを上げ、逆に左修正キー51で
レベルを下げる。
【0077】同じようにして1V内の補正パターンの有
る位置のレベルを下修正キー52で小さくし、上修正キ
ー53で大きくする。
【0078】キーボードは図6に示される構造に限定さ
れるのではなく、補正または修正用のキーは例えばJI
Sキーボード上に十字状に並んでいるS、E、D、Xで
も良いし、テンキーの4、8、6、2などでも良い。
【0079】液晶表示パネルに表示される補正パターン
を図7に示す。
【0080】図7は縦三本、横二本のクロスハッチの信
号の補正パターンを印加した液晶表示パネルの平面図で
ある。
【0081】液晶表示パネル8はクロスハッチパターン
により縦三個、横四個の領域に分割されている。
【0082】斜線部で示される領域にカーソルを表示
し、修正を行う場所をキーボードの移動キーの押し下げ
回数により選択する。
【0083】図8に六行八列の液晶パネルにおいて修正
キーで修正したときの修正映像信号の波形図を示す。
【0084】a)右修正キーの押し下げ時間により三行
目の1Hの1/4の映像信号に斜線部に示される2.5
のレベルの上昇が為される。
【0085】b)下修正キーの押し下げ時間により三行
目の1Vの1/3の映像信号に斜線部に示される1.5
のレベルの下降が為される。
【0086】図9は入力映像信号と輝度ムラの行位置を
変数とするゲート信号修正量の特性図である。
【0087】図9の入力映像信号軸上のVbは映像信号
の黒レベル55、Vwは映像信号の白レベル56であ
る。
【0088】同じく、位置軸上の1、2、…i、…mは
m行n列の液晶表示パネルの行の位置を表す。
【0089】図9に示されるように、入力映像信号の大
きさに関係してゲート信号修正量を変えるときは入力映
像信号の黒レベル側で修正量を大きくする。
【0090】図10に各種の駆動方式におけるゲート信
号の修正波形図を示す。
【0091】図10で入力映像信号は白レベルと黒レベ
ルで直線的に変化する信号としている。
【0092】図10において、白丸はドレインドライバ
から液晶表示パネルに送られるドレイン信号の黒及び白
レベル、黒丸は表示電極から液晶に印加されるソース信
号の黒レベルに対応した液晶表示パネルの光透過率であ
る。
【0093】入力映像信号が反転しているときは、光透
過率はNW、NBに係わらず、全体的に大きくなり、非
反転のときは全体的に小さくなる。
【0094】図10のように、黒丸で表されるソース信
号の黒レベルVsbを白丸の黒レベルVdbに変化させ
るため、ゲート信号の振幅をドレイン信号の黒レベル側
で大きくする。
【0095】図10ではNW、NBの両方式とも対極A
C反転で駆動された場合を示しているが、対極DC反転
も同様なゲート信号の修正がなされる。
【0096】尚、図10おいては簡略化のため、相対的
に小さな白レベル側のソース信号を略しており、また、
ゲート信号のレベル変化も除いている。
【0097】さらにゲートドライバに従来のドレインド
ライバの持つサンプルホールド機能などを持たせたこと
によりゲート、ドレイン共用ドライバとして用いればコ
スト削減も望める。
【0098】次に本発明の二番目の実施例として、ドレ
インラインのように列ラインの間で輝度ムラが発生して
いる液晶表示パネルの修正を説明する。
【0099】図11は列ラインに輝度ムラの有る液晶表
示パネルの特定列のドレイン信号に修正を加えた波形図
である。
【0100】図11において、1列からn列まで同時に
液晶表示パネルに供給されるi行のドレイン信号57の
内、j列目のドレイン信号に斜線で示される修正量54
が与えられている。
【0101】同様にi+1行のドレイン信号58の内、
j列目のドレイン信号に斜線で示される修正量54が与
えられている。
【0102】以下j列の全ての行のドレイン信号に修正
量を加えると輝度ムラが発生している液晶表示パネルの
j列が他の列と同じ特性になる。
【0103】図11の修正は特定の列のドレイン信号に
加えられたものであり、列ライン間の輝度ムラを補償す
る。
【0104】図12に各種の駆動方式における映像信号
修正量を示す。
【0105】図12において、白丸はドレインドライバ
から液晶表示パネルに送られるドレイン信号の黒及び白
レベル、黒丸は表示電極から液晶に印加されるソース信
号の黒レベルに対応した液晶表示パネルの光透過率であ
る。
【0106】図12のように、NBまたはNWのいずれ
においても黒丸で表されるソース信号の黒レベルVsb
を白丸の黒レベルVdbに変化させるため、映像信号反
転のとき、ドレイン信号の振幅をドレイン信号の黒レベ
ル側で小さくし、映像信号非反転のとき、ドレイン信号
の振幅をドレイン信号の黒レベル側で大きくする。
【0107】換言すれば、映像信号の反転時、ドレイン
信号への修正量は負の量となり、映像信号の非反転時、
ドレイン信号への修正量は正の量となる。
【0108】図13に予め均一な入力映像信号により行
間の輝度ムラを測定した後、可変な入力映像信号の大き
さに無関係にドレインラインに修正をかける回路のブロ
ック図である。
【0109】まず、液晶表示パネルを中間調ラスタで点
灯させた時、ドレインライン単位で発生している輝度ム
ラを測定し、メモリに任意の手段で収納する。
【0110】次に水平垂直同期信号に基づいたカウンタ
回路により画面上の各ドレインラインに対応したアドレ
ス信号を発生させる。
【0111】最後にアドレス信号により、メモリから呼
び出した値によって任意のドレインラインに対して修正
をかけた信号を発生させるものである。
【0112】図13に示すように、外部から水平同期信
号を入力し、PLL、即ち位相同期回路32によってク
ロックを発生させる。
【0113】また、垂直同期信号はアドレスカウンタ3
3のリセット及び外部からフィールドメモリ、即ちメモ
リ34を書き換えるタイミング検出に使っている。
【0114】CPU35は、補正データ書き込み用のメ
モリ36とクロックに同期させたデータアドレスモー
ド信号を入出力させるメモリ37とのデータの読み書
き、ドレイン補正ラインの表示位置及び、I/O38、
38を通してキーボード39のコントロールを行ってい
る。
【0115】メモリ34により二つの補正部での補間
計算を行い、D/A変換器40によりDA変換を行うこ
とにより一つのドレインラインの修正波形を得る。
【0116】修正波形を修正映像信号Vincrとして
ドレインドライバの列サンプルホールドに入力する。
【0117】また、補正ライン選択は、キーボード等に
より列のカーソルレジスタ41を変更してドレインライ
ンを一ライン毎に順次点灯させることにより、補正ライ
ンを選定する。
【0118】動作モード回路42は液晶表示パネル内で
光透過率を比較するモードと修正映像信号により液晶表
示パネルを表示するモードとを切り替える。
【0119】本実施例の構成によれば、輝度ムラに応じ
てドレインドライバの列サンプルホールドに映像信号の
大きさに無関係に修正映像信号Vincrが供給され
る。
【0120】図14は入力映像信号と輝度ムラの列位置
を変数とする映像信号修正量の特性図である。
【0121】図14の入力映像信号軸上のVbは映像信
号の黒レベル55、Vwは映像信号の白レベル56であ
る。
【0122】同じく、位置軸上の1、2、…j、…nは
m行n列の液晶表示パネルの列の位置を表す。
【0123】図14に示されるように、入力映像信号の
大きさに関係して映像信号修正量を変えるときは入力映
像信号の黒レベル側で修正量を大きくする。
【0124】図15はドレインラインに列ライン間の輝
度ムラ解消のための修正量を加える波形図である。
【0125】図15において、a)水平同期信号に1H
の周期があり、b)水平スタート信号に液晶表示パネル
の列数を上回る周波数を持たせ、c)水平スタート信号
のシフトレジスタへの入力に合わせて、d)サンプリン
グクロックと、e)サンプリングパルスを発生させる。
【0126】f)修正映像信号59は一行二列(1,
2)、二行二列(2,2)、…(i,2)、…(m,
2)において修正されており、二列目のドレインライン
のドレイン信号が全て修正されることにより、列ライン
に輝度のある液晶表示パネルにおいて、g)光透過率を
均一にしている。
【0127】本発明の三番目の実施例として、ゲートラ
インのように行ラインの間で輝度ムラが発生している液
晶表示パネルのドレイン信号への修正を説明する。
【0128】図16はNWの対極AC反転駆動している
行ラインに輝度ムラの有る液晶表示パネルの特定行のド
レイン信号に修正量を加えた波形図である。
【0129】図16において、同じレベルの信号に対し
てi+1行がi行より白く表示される場合、i+1行に
入力映像信号11の代わりに負側にシフトした修正映像
信号59を印加している。
【0130】図17はNBの対極DC反転駆動している
特定領域にギャップムラの有る液晶表示パネルの特定領
域のドレイン信号に修正量を加えた波形図である。
【0131】図17において、a)水平同期信号の間に
映像信号があり、b)i+1行目の入力映像信号11の
代わりに液晶表示パネルに斜線部で示される正の方向に
シフトした修正映像信号59が印加されている。
【0132】このようにすれば、映像信号の中心値Vc
が正の方向にシフトしたことになり、液晶層厚のバラツ
キによるムラを補正することができる。
【0133】本発明の四番目の実施例として、液晶表示
パネルの特定領域で輝度ムラが発生している液晶表示パ
ネルのドレイン信号への修正を説明する。
【0134】図18は輝度ムラの有る液晶表示パネルの
特定領域のドレイン信号に修正量を加えた波形図であ
る。
【0135】図18において、一フィールドの、a)入
力映像信号に一個の、b)垂直映像信号が備えられてお
り、c)水平同期信号が存在している。
【0136】c)水平同期信号の間に液晶表示パネルの
列数の少なくとも二倍以上の周波数を持つ、d)サンプ
リングクロックにより列数に応じた、e)ドレイン信号
を得る。
【0137】(2,4)、(2,5)、(3,4)、
(3,5)の隣接した四点のドレイン信号28に修正量
54を加えている。
【0138】このようにすれば、液晶表示パネルで発生
する場所によって濃淡の異なる表示ムラを補償すること
ができる。
【0139】図19は液晶表示パネルの特定列のドレイ
ン信号に修正量を印加する場合の電圧分布図である。
【0140】液晶表示パネル8のt列の輝度ムラが前述
した回路によりt列の修正値としてキーボードより入力
され、メモリに収納される。
【0141】D/A変換器によりアナログ変換されたt
列のドレイン信号にbなる修正値が与えられ、液晶表示
パネルの表示が均一化される。
【0142】図20は液晶表示パネルの特定行のドレイ
ン信号に修正量を印加する場合の電圧分布図である。
【0143】液晶表示パネル8のq行に輝度ムラが発生
しているとき、輝度ムラの程度をキーボードからの数値
により指定し、前の回路からの出力によりaという修正
量をq行のドレイン信号に加算する。
【0144】図21は液晶表示パネルの特定行及び列の
ドレイン信号に修正量を印加する場合の電圧分布図であ
る。
【0145】液晶表示パネルのq行とt列においてTF
Tの特性が変化し、交差点の特性変化が最も大きいとき
はカーソルを二回移動させて交差点にa+bの修正量を
与えて、階調数を増やす場合もある。
【0146】図22は液晶表示パネルの特定領域のドレ
イン信号に修正量を印加する場合の電圧分布図である。
【0147】領域指定する場合、二通りの方法が存在す
る。
【0148】一方の方法は特定のライン、即ち図22で
g、hの行ライン、u、vの列ラインの輝度ムラをマウ
スの移動により液晶表示パネルの画面内にバーグラフの
長さで数値指定してメモリに入力した後、メモリからの
数値を参照して各ラインの間のアナログ修正値を略中間
の位置に与える。
【0149】二つの指定される行または列の番号の一方
のみが奇数の場合、補正される一つの行または列は平均
値の整数化、即ち小数点の切り捨てにより選択され、修
正値は二つのラインの入力値の相乗平均が採用される。
【0150】他方の方法は、液晶表示パネル8をa1
1、a12、a13、a21、a22、a23、a3
1、a32、a33の九つの特定領域に分けておいて、
カーソルをペン入力によりいずれかの特定領域中に移動
させた後、数値をメモリに書き込む方法である。
【0151】ペン入力の始点と終点間の距離が所定数値
より小さいときにその領域を指定することとし、ペン入
力の始点と終点間の距離が特定数値より大きいときはそ
の方向と大きさに応じて液晶表示パネルに修正を施す。
【0152】ある特定領域は修正量と他の領域と接続す
るための変化曲線とが与えられている。
【0153】図22において、a22は領域内で一定の
修正量を持ち、a12、a21、a23、a32はそれ
ぞれ異なる方向に変化のある修正量を有している。
【0154】図23にキーボードと異なる入力手段によ
り、液晶表示パネルに修正を施す構成図を示す。
【0155】図23のaにおいて、マウスの移動により
十字状のパターンの交差点が移動して、補正する位置を
表示する。
【0156】次にマウスの左ボタンを押したまま、マウ
ス60を移動させて液晶表示パネルの表示面にマウスの
移動量に比例したアナログ量のバーグラフを描画させて
修正量を決定する。
【0157】図23のbにおいて、ペン61は輝度ムラ
の部分の複数の交差点を囲むように始点62から終点6
3に曲線を描く。
【0158】始点と終点とがxという値より小さいとき
は複数の交差点のアドレスがメモリに記録され、修正個
所が決められる。
【0159】次にペン61を略直線的にxよりおおきな
y(y>3x)だけ移動させて、修正量を決定する。
【0160】図24に予め均一な入力映像信号により特
定領域の輝度ムラを測定した後、可変な入力映像信号の
大きさに無関係にドレインラインに修正をかける回路の
ブロック図である。
【0161】図24に示すように、外部から水平同期信
号を入力し、PLL、即ち位相同期回路32によってク
ロックを発生させる。
【0162】また、垂直同期信号はアドレスカウンタ3
3のリセット及び外部からフィールドメモリ、即ちメモ
リ34を書き換えるタイミング検出に使っている。
【0163】CPU35は、補正データ書き込み用のメ
モリ36とクロックに同期させたデータアドレスモー
ド信号を入出力させるメモリ37とのデータの読み書
き、ドレイン補正ラインの表示位置及び、I/O38、
38を通してキーボード39のコントロールを行ってい
る。
【0164】メモリ34により二つの補正部での補間
計算を行い、二つのD/A変換器40、40によりDA
変換を行うことにより水平垂直の修正波形を得る。
【0165】水平と垂直の修正波形を加算器64により
重畳して修正映像信号をデータ信号発生回路内で作成す
る。
【0166】修正波形を修正映像信号Vincrとして
ドレインドライバの列サンプルホールドに入力する。
【0167】また、補正ライン選択は、キーボード等に
より行及び列のカーソルレジスタ41を変更してドレイ
ンラインを一ライン毎に順次点灯させることにより、補
正ラインを選定する。
【0168】動作モード回路42は液晶表示パネルを評
価するモードと修正映像信号を液晶表示パネルで表示す
るモードを切り替える。
【0169】本実施例の構成によれば、特定領域の輝度
ムラに応じてドレインドライバの列サンプルホールドに
映像信号の大きさに無関係に修正映像信号Vincrが
供給されるので画面に表示ムラが発生しない。
【0170】液晶表示パネルの特性を左右するTFTに
通常の場合、補助容量電極がゲートラインに平行に設け
られ、ドレインラインと交差している。
【0171】液晶表示パネルの高精細化と大画面化によ
り、それぞれ画素数と画素面積が増加すると表示電極に
映像信号を供給するドレインラインに流れる電流も増加
する。
【0172】このような場合、ドレインライン上の信号
が補助容量電極信号に悪影響を及ぼし、液晶表示パネル
の画質を劣化させることがある。
【0173】それ故、本発明のTFTを用いたアクティ
ブマトリクス型液晶表示パネルにおいては、従来の構成
の他にドレインラインに平行に重畳しないように補助容
量電極を設けた構成でも良い。
【0174】上記構成によれば、補助容量電極はゲート
ラインと交差することになるが、ゲートライン上の信号
はドレインライン上の信号と異なり、液晶の充電に用い
られないので電流が少なく、信号の変動も一垂直走査期
間中に一回であるため補助容量電極に与える影響は格段
に小さい。
【0175】TFTに付随する補助容量電極をドレイン
ラインに平行に設ける構成はコプラナ(coplane
r)型poly−SiTFTや逆スタッガ(stagg
er)型a−SiTFTのどちらに適用しても良い。
【0176】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明によれば、
静電気等何らかの要因でライン単位で発生したTFTの
特性シフトによるライン輝度ムラを持つパネルをあたか
も均一なTFT特性を持つ液晶パネルの如く表示させる
ことができ、その結果不良発生率を低下させることがで
きる。
【0177】加えて、ギャップムラなどで液晶容量が場
所によって異なる液晶表示パネルにおいても液晶にDC
成分を加えることなく高品位の表示ができるという長所
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲート信号振幅を変えた液晶駆動装置
の波形図である。
【図2】本発明のゲート信号レベルを変えた液晶駆動装
置の波形図である。
【図3】本発明のゲートドライバの等価回路図である。
【図4】本発明のゲートドライバの入出力波形図であ
る。
【図5】本発明の行ムラ修正をゲート信号で行うブロッ
ク図である。
【図6】本発明の補正用キーボードの配置図である。
【図7】本発明の補正用パターン図である。
【図8】本発明の修正映像信号の波形図である。
【図9】本発明のゲート信号修正量の行位置と列信号と
の特性図である。
【図10】本発明のゲート信号の各種駆動方式における
修正波形図である。
【図11】本発明の列ムラ修正をドレイン信号で行う波
形図である。
【図12】本発明のドレイン信号の各種駆動方式におけ
る修正波形図である。
【図13】本発明の修正をドレイン信号で行うブロック
図である。
【図14】本発明のドレイン信号修正量の列位置と列信
号との特性図である。
【図15】本発明の列修正するドレインドライバの入出
力波形図である。
【図16】本発明の行修正するドレインドライバの入出
力波形図である。
【図17】本発明のギャップムラ修正するドレインドラ
イバの入出力波形図である。
【図18】本発明の領域修正するドレインドライバの入
出力波形図である。
【図19】本発明の列における修正量の分布図である。
【図20】本発明の行における修正量の分布図である。
【図21】本発明の行と列における修正量の分布図であ
る。
【図22】本発明の領域における修正量の分布図であ
る。
【図23】本発明の種々の補正の入力形式図である。
【図24】本発明の領域修正をドレイン信号で行うブロ
ック図である。
【図25】アクティブマトリクス型液晶表示装置の駆動
回路である。
【図26】TFT特性と光透過率の特性図である。
【図27】行間で輝度ムラが発生している液晶パネルの
特性図である。
【図28】列間で輝度ムラが発生している液晶パネルの
特性図である。
【符号の説明】
1 ドレインドライバ 2 列シフトレジスタ 3 列サンプルホールド 4 列出力バッファ 5 ゲートドライバ 6 行シフトレジスタ 7 行出力バッファ 8 液晶表示パネル 9 水平スタート信号 10 水平クロック信号 11 入力映像信号 12 垂直スタート信号 13 垂直クロック信号 14 対向電極駆動回路 15 補助容量電極駆動回路 16 ゲート信号の閾値 17 ゲート信号の飽和値 18 一定の映像信号 19 NW透過率 20 NB透過率 21 ゲート信号 22 振幅 23 ゲート低レベル 24 ゲート高レベル 25 対向電極信号 26 対極高レベル 27 対極低レベル 28 ドレイン信号 29 ソース信号 30 電圧降下の平均値 31 行サンプルホールド 32 位相同期回路 33 アドレスカウンタ 34 メモリ 35 CPU 36 メモリ 37 メモリ 38 I/O 39 キーボード 40 D/A変換器 41 カーソルレジスタ 42 動作モード回路 43 補正用パターン映像発生回路 44 切り替えキー 45 リセットキー 46 上移動キー 47 下移動キー 48 左移動キー 49 右移動キー 50 右修正キー 51 左修正キー 52 下修正キー 53 上修正キー 54 修正量 55 黒レベル 56 白レベル 57 i行のドレイン信号 58 i+1行のドレイン信号 59 修正映像信号 60 マウス 61 ペン 62 始点 63 終点 64 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、ゲ
    ートライン単位にゲート信号に画素特性を改善する修正
    をかけることを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 【請求項2】 液晶表示パネルのゲートラインに接続さ
    れたゲートドライバがサンプルホールド回路を備え、ゲ
    ートドライバからの出力レベルを一出力毎にアナログ可
    変とし、所望のゲートラインに一本毎に印加することを
    特徴とした請求項1の液晶駆動装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示パネルのゲートラインに接続さ
    れたゲートドライバがサンプルホールド回路を備え、ゲ
    ートドライバからの出力レベルを一出力毎にマルチレベ
    ル可変とし、所望のゲートラインに一本毎に印加するこ
    とを特徴とした請求項1の液晶駆動装置。
  4. 【請求項4】 ゲートドライバにサンプルホールドを備
    え、サンプルホールドへの複数の入力によりゲートドラ
    イバの出力レベルを可変としたことを特徴とする請求項
    1の液晶駆動装置。
  5. 【請求項5】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、ゲ
    ートライン単位にドレイン信号に画素特性を改善する修
    正をかけることを特徴とする液晶駆動装置。
  6. 【請求項6】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、ド
    レインライン単位にドレイン信号に画素特性を改善する
    修正をかけることを特徴とする液晶駆動装置。
  7. 【請求項7】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、液
    晶表示パネルの領域単位にドレイン信号に画素特性を改
    善する修正をかけることを特徴とする液晶駆動装置。
  8. 【請求項8】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、液
    晶表示パネルの特定領域内に補正信号を供給するモード
    と通常の映像信号を供給するモードを切り替えることを
    特徴とする液晶駆動装置。
  9. 【請求項9】 基板上に表示電極と接続された少なくと
    も一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に配
    置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、液
    晶表示パネルの特定領域を選定するための表示手段を有
    することを特徴とする液晶駆動装置。
  10. 【請求項10】 基板上に表示電極と接続された少なく
    とも一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に
    配置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、
    液晶表示パネルのギャップムラに合わせた修正量を選択
    することを特徴とする液晶駆動装置。
  11. 【請求項11】 基板上に表示電極と接続された少なく
    とも一個以上のTFTとからなる画素をマトリクス状に
    配置した液晶表示パネルの有る液晶駆動装置において、
    キーボードの特定キーの押し下げに合わせて液晶表示パ
    ネル内のカーソルを移動し、前記特定キーと異なる複数
    のキーの選択的な押し下げによりカーソルの有る領域の
    修正量を選択することを特徴とする液晶駆動装置。
JP8210592A 1992-04-03 1992-04-03 液晶駆動装置 Pending JPH05281929A (ja)

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JP8210592A JPH05281929A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 液晶駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208170B1 (en) 1998-04-06 2001-03-27 Nec Corporation Semiconductor integrated circuit having a sleep mode with low power and small area

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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