JPH05281402A - 光学装置 - Google Patents
光学装置Info
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- JPH05281402A JPH05281402A JP4077197A JP7719792A JPH05281402A JP H05281402 A JPH05281402 A JP H05281402A JP 4077197 A JP4077197 A JP 4077197A JP 7719792 A JP7719792 A JP 7719792A JP H05281402 A JPH05281402 A JP H05281402A
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- lens
- led
- lens body
- optical axis
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/0091—Reflectors for light sources using total internal reflection
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V5/00—Refractors for light sources
- F21V5/04—Refractors for light sources of lens shape
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B19/00—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
- G02B19/0004—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed
- G02B19/0028—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed refractive and reflective surfaces, e.g. non-imaging catadioptric systems
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B19/00—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
- G02B19/0033—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
- G02B19/0047—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source
- G02B19/0061—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source the light source comprising a LED
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2115/00—Light-generating elements of semiconductor light sources
- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の薄形化を図りつつ,効率を低下させる
ことなくレンズ体を小口径化すると共に低コスト化を図
る。 【構成】 レンズ体15を、光軸Kの中心部に設けた屈
折レンズ部16と、反射体部17,18から構成する。
これらの焦点位置OはLED14が配置される位置に一
致させる。LED14から屈折レンズ部16に入射する
光は、屈折レンズ16により屈折されて平行光線に変換
される。反射体部17,18に入射する光は、放物面状
をなす反射面17a,18aで全反射されて平行光線に
変換される。LED14の光を効率良く平行光線に変換
できるので、小口径化が図れ、検出距離を長くできる。
金属蒸着工程が不要であるから低コスト化が図れる。2
つの反射体部17,18に分割するので薄形化が図れ
る。
ことなくレンズ体を小口径化すると共に低コスト化を図
る。 【構成】 レンズ体15を、光軸Kの中心部に設けた屈
折レンズ部16と、反射体部17,18から構成する。
これらの焦点位置OはLED14が配置される位置に一
致させる。LED14から屈折レンズ部16に入射する
光は、屈折レンズ16により屈折されて平行光線に変換
される。反射体部17,18に入射する光は、放物面状
をなす反射面17a,18aで全反射されて平行光線に
変換される。LED14の光を効率良く平行光線に変換
できるので、小口径化が図れ、検出距離を長くできる。
金属蒸着工程が不要であるから低コスト化が図れる。2
つの反射体部17,18に分割するので薄形化が図れ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準点からの光を集束
して放出する光学装置に関する。
して放出する光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エリアセンサ等の多光軸光電ス
イッチにおいては、各光軸に対応して投光素子および受
光素子が設けられており、その投光素子から発散される
光は前方に配設されたレンズにより平行光線に変換され
て検出エリアに向けて投光され、検出エリアを通った平
行光線は受光素子の前方に配設された同様のレンズによ
り集束された光として受光面に入射するように構成され
ている。
イッチにおいては、各光軸に対応して投光素子および受
光素子が設けられており、その投光素子から発散される
光は前方に配設されたレンズにより平行光線に変換され
て検出エリアに向けて投光され、検出エリアを通った平
行光線は受光素子の前方に配設された同様のレンズによ
り集束された光として受光面に入射するように構成され
ている。
【0003】この場合、このようなレンズとしては例え
ば凸状の屈折レンズが一般的であるが、LED(発光ダ
イオード)等の点光源の光を平行光線に変換するために
は点光源を屈折レンズの焦点に配置する必要がある。し
かしながら、このように配置するために、点光源と屈折
レンズとの間を焦点距離だけ離間させなければならない
ので、厚さ寸法が大きくなるので全体として装置が大形
化してしまう不具合があった。
ば凸状の屈折レンズが一般的であるが、LED(発光ダ
イオード)等の点光源の光を平行光線に変換するために
は点光源を屈折レンズの焦点に配置する必要がある。し
かしながら、このように配置するために、点光源と屈折
レンズとの間を焦点距離だけ離間させなければならない
ので、厚さ寸法が大きくなるので全体として装置が大形
化してしまう不具合があった。
【0004】そこで、従来では、このような不具合を解
消するために、例えば、実公平1−12741号公報に
示すようなものが考えられている。このものは、図11
にも示しているように、凸レンズ1の一端面側の中央部
に凸面状で金属蒸着膜が被着された第1の反射面2を形
成し、反対側の面の中央部に凹部3を形成してLEDを
焦点位置Oに配設すると共に、その外周部に凹面状で金
属蒸着膜が被着された第2の反射面4を形成している。
消するために、例えば、実公平1−12741号公報に
示すようなものが考えられている。このものは、図11
にも示しているように、凸レンズ1の一端面側の中央部
に凸面状で金属蒸着膜が被着された第1の反射面2を形
成し、反対側の面の中央部に凹部3を形成してLEDを
焦点位置Oに配設すると共に、その外周部に凹面状で金
属蒸着膜が被着された第2の反射面4を形成している。
【0005】そして、LEDからの光を凸レンズ1内部
を通って第1の反射面2で発散するように反射させ、そ
の反射光を第2の反射面4で再び反射させて前方に向け
て平行光線として出力するものである。つまり、LED
からの光を第1および第2の反射面2,4で2段に反射
させて平行光線にすることにより、LEDと凸レンズ1
との間の距離を短くして薄形化を図ったものである。
を通って第1の反射面2で発散するように反射させ、そ
の反射光を第2の反射面4で再び反射させて前方に向け
て平行光線として出力するものである。つまり、LED
からの光を第1および第2の反射面2,4で2段に反射
させて平行光線にすることにより、LEDと凸レンズ1
との間の距離を短くして薄形化を図ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
多光軸光電スイッチにおいては、光軸のピッチを短くし
て検出精度を向上させることが要望されている。例えば
光軸ピッチを従来の40mm間隔から半分の20mm間
隔にして光軸の数を2倍にすることにより、検出精度を
向上させるものである。
多光軸光電スイッチにおいては、光軸のピッチを短くし
て検出精度を向上させることが要望されている。例えば
光軸ピッチを従来の40mm間隔から半分の20mm間
隔にして光軸の数を2倍にすることにより、検出精度を
向上させるものである。
【0007】この場合、前述したように1光軸当たりに
2個の凸レンズ1を用いているので、例えば24光軸の
従来品では48個の凸レンズ1を用いるのに対して、光
軸の数を2倍の48光軸にすると、合計96個のレンズ
を用いる構成となる。
2個の凸レンズ1を用いているので、例えば24光軸の
従来品では48個の凸レンズ1を用いるのに対して、光
軸の数を2倍の48光軸にすると、合計96個のレンズ
を用いる構成となる。
【0008】しかしながら、従来構成における凸レンズ
1は、製作コストのうち、2つの反射面2,4を形成す
るために行なう金属蒸着工程で略半分のコストがかかっ
てしまうため、全体として非常に高価なものになってし
まう問題がある。
1は、製作コストのうち、2つの反射面2,4を形成す
るために行なう金属蒸着工程で略半分のコストがかかっ
てしまうため、全体として非常に高価なものになってし
まう問題がある。
【0009】また、このように光軸ピッチを短くする構
成とするために、凸レンズの口径を小さくする必要があ
るが、従来のものでは、口径を小さくすると検出エリア
への光の放出量がその分だけ低下するため、検出距離が
短くなってしまう不具合がある。
成とするために、凸レンズの口径を小さくする必要があ
るが、従来のものでは、口径を小さくすると検出エリア
への光の放出量がその分だけ低下するため、検出距離が
短くなってしまう不具合がある。
【0010】この場合、図12に示すように、通常の凸
レンズLにおいては、焦点Fの位置にLED等の点光源
を配置するので、LEDから放射される光のうちレンズ
に入射する光は光軸Kを基準として角度θaの範囲の光
である。従って、放射角度がθa以上の角度θの光は無
駄となってしまう。この角度θaの値は、図13のよう
な断面形状を示すレンズLaを用いた場合でも最大42
°までしかとることができないため、平行光線として放
出する効率が悪くなる不具合がある。
レンズLにおいては、焦点Fの位置にLED等の点光源
を配置するので、LEDから放射される光のうちレンズ
に入射する光は光軸Kを基準として角度θaの範囲の光
である。従って、放射角度がθa以上の角度θの光は無
駄となってしまう。この角度θaの値は、図13のよう
な断面形状を示すレンズLaを用いた場合でも最大42
°までしかとることができないため、平行光線として放
出する効率が悪くなる不具合がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、金属蒸着工程を不要として低コスト化
が図れる構成でありながら、光源が配置される基準点と
の間隔を小さくして薄形化を図り得、しかも小口径でも
高効率で光の伝達を行うことができるようにした光学装
置を提供するにある。
で、その目的は、金属蒸着工程を不要として低コスト化
が図れる構成でありながら、光源が配置される基準点と
の間隔を小さくして薄形化を図り得、しかも小口径でも
高効率で光の伝達を行うことができるようにした光学装
置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光学装置は、基
準点からの光に対して光軸を基準とした所定角度範囲内
の光成分を屈折により集束する屈折レンズ部と、前記基
準点からの光のうち前記所定角度範囲外の光成分を内部
に導いて放物面状をなす反射面で全反射させることによ
り集束する反射体部とを設けて構成したところに特徴を
有する。
準点からの光に対して光軸を基準とした所定角度範囲内
の光成分を屈折により集束する屈折レンズ部と、前記基
準点からの光のうち前記所定角度範囲外の光成分を内部
に導いて放物面状をなす反射面で全反射させることによ
り集束する反射体部とを設けて構成したところに特徴を
有する。
【0013】また、反射体部を、基準点からの光に対し
て光軸を基準とした所定角度範囲外の光成分を複数の角
度範囲に分割してそのそれぞれを集束するように複数の
反射面が一体に形成された構成とすることができる。
て光軸を基準とした所定角度範囲外の光成分を複数の角
度範囲に分割してそのそれぞれを集束するように複数の
反射面が一体に形成された構成とすることができる。
【0014】
【作用】請求項1記載の光学装置によれば、基準点に点
光源を配置する場合には、その点光源からの光のうち、
光軸を基準とした所定角度範囲内の光成分は屈折レンズ
部を介して集束されて放出され、所定角度範囲外の光成
分は反射体部の放物面状の反射面での全反射により集束
されて放出されるので、光源からの光を平行光線或は拡
散する光に変換することができる。
光源を配置する場合には、その点光源からの光のうち、
光軸を基準とした所定角度範囲内の光成分は屈折レンズ
部を介して集束されて放出され、所定角度範囲外の光成
分は反射体部の放物面状の反射面での全反射により集束
されて放出されるので、光源からの光を平行光線或は拡
散する光に変換することができる。
【0015】この場合、基準点の点光源からの光が広い
範囲の角度に放出される場合でも、屈折レンズ部の外側
の光に対して反射体部により集束しているので、変換効
率を向上させることができ、これにより小口径化が図れ
ると共に検出距離を長くすることができる。また、反射
体部においては入射する光に対して反射面により全反射
させる構成であるから、金属蒸着等の加工が不要とな
る。
範囲の角度に放出される場合でも、屈折レンズ部の外側
の光に対して反射体部により集束しているので、変換効
率を向上させることができ、これにより小口径化が図れ
ると共に検出距離を長くすることができる。また、反射
体部においては入射する光に対して反射面により全反射
させる構成であるから、金属蒸着等の加工が不要とな
る。
【0016】請求項2記載の光学装置によれば、反射体
部に入射する光を複数の角度範囲に分割してそれぞれに
対応した反射面で集束して放出する。これにより、反射
面の厚さ方向の寸法をひとつの反射面で構成する場合に
比べて小さくすることができるので、全体としてさらに
薄形化が図れる。
部に入射する光を複数の角度範囲に分割してそれぞれに
対応した反射面で集束して放出する。これにより、反射
面の厚さ方向の寸法をひとつの反射面で構成する場合に
比べて小さくすることができるので、全体としてさらに
薄形化が図れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明をエリアセンサに適用した場合
の第1の実施例について図1ないし図8を参照して説明
する。
の第1の実施例について図1ないし図8を参照して説明
する。
【0018】図3はエリアセンサ11の概略構成を示す
もので、投光器12および受光器13からなるもので、
例えば検出エリアE内に48光軸(図中1,2・・で示
す)を設けるようにしている。投光器12には各光軸に
対応して投光素子としてのLED(発光ダイオード)1
4が設けられており(図1参照)、受光器13には同様
にして図示しない受光素子が設けられている。
もので、投光器12および受光器13からなるもので、
例えば検出エリアE内に48光軸(図中1,2・・で示
す)を設けるようにしている。投光器12には各光軸に
対応して投光素子としてのLED(発光ダイオード)1
4が設けられており(図1参照)、受光器13には同様
にして図示しない受光素子が設けられている。
【0019】そして、各LED14および受光素子の前
面部には図1および図2に示すようなレンズ体15が設
けられている。このレンズ体15は、例えばアクリル樹
脂等を成形することにより一体に形成したもので、次の
ような構成となっている。
面部には図1および図2に示すようなレンズ体15が設
けられている。このレンズ体15は、例えばアクリル樹
脂等を成形することにより一体に形成したもので、次の
ような構成となっている。
【0020】即ち、図1に断面で示すように、光軸Kを
中心とする所定半径内に双曲面16aを有する屈折レン
ズ部16が形成されている。そして屈折レンズ部16の
外周部には、放物面状の反射面17aを有する第1の反
射体部17と、その外周側に放物面状の反射面18bを
有する第2の反射体部18が形成されている。
中心とする所定半径内に双曲面16aを有する屈折レン
ズ部16が形成されている。そして屈折レンズ部16の
外周部には、放物面状の反射面17aを有する第1の反
射体部17と、その外周側に放物面状の反射面18bを
有する第2の反射体部18が形成されている。
【0021】また。屈折レンズ部16の焦点と、第1の
反射体部17および第2の反射体部18の各反射面17
a,18aの焦点は一致するように設定されており、そ
の焦点位置Oは、基準点とされるもので、LED14あ
るいは受光素子の受光面が配置されるようになってい
る。
反射体部17および第2の反射体部18の各反射面17
a,18aの焦点は一致するように設定されており、そ
の焦点位置Oは、基準点とされるもので、LED14あ
るいは受光素子の受光面が配置されるようになってい
る。
【0022】尚、各反射体部17,18の内側の面部1
7b,18bは焦点位置Oを中心とした球面の一部とな
るように形成されており、焦点位置Oからの光に対して
屈折しないで直進するようになっている。
7b,18bは焦点位置Oを中心とした球面の一部とな
るように形成されており、焦点位置Oからの光に対して
屈折しないで直進するようになっている。
【0023】そして、第2の反射体部18は、図2にも
示すように、両側部が平行にカットされた形状に形成さ
れている。これは、投光器12あるいは受光器13のケ
ースの形状に応じてコンパクトな組み込みを可能とする
ためのものである。
示すように、両側部が平行にカットされた形状に形成さ
れている。これは、投光器12あるいは受光器13のケ
ースの形状に応じてコンパクトな組み込みを可能とする
ためのものである。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する
に、まず、図4を参照して原理的な説明をする。即ち、
図4は屈折レンズ部16とひとつの反射体部19を設け
た構成のレンズ体20の断面を示したものである。
に、まず、図4を参照して原理的な説明をする。即ち、
図4は屈折レンズ部16とひとつの反射体部19を設け
た構成のレンズ体20の断面を示したものである。
【0025】尚、本実施例におけるレンズ体15の形状
の設計およびその具体的な効果については、実施例の説
明の最後にまとめて説明している。
の設計およびその具体的な効果については、実施例の説
明の最後にまとめて説明している。
【0026】図4において、焦点位置Oに配置されたL
ED14からの光のうち、例えば光軸Kに沿った光路a
を通る光は屈折レンズ部16を直進してそのまま検出エ
リアE側に放出される。また、光路bを通る光は屈折レ
ンズ部16に入射すると屈折されることにより光軸Kに
平行な光線として検出エリアE側に放出される。
ED14からの光のうち、例えば光軸Kに沿った光路a
を通る光は屈折レンズ部16を直進してそのまま検出エ
リアE側に放出される。また、光路bを通る光は屈折レ
ンズ部16に入射すると屈折されることにより光軸Kに
平行な光線として検出エリアE側に放出される。
【0027】次に、光路cを通る光は、屈折しないで面
部19bから反射体部19内に直進するように入射し、
反射面19aで全反射されることにより光軸Kと平行な
光線として検出エリアE側に放出される。そして、光路
dを通る光も同様にして反射体部19に入射して反射面
19aで全反射して光軸Kに平行な光線として検出エリ
アE側に放出される。
部19bから反射体部19内に直進するように入射し、
反射面19aで全反射されることにより光軸Kと平行な
光線として検出エリアE側に放出される。そして、光路
dを通る光も同様にして反射体部19に入射して反射面
19aで全反射して光軸Kに平行な光線として検出エリ
アE側に放出される。
【0028】これにより、焦点位置OからのLED14
の光は、光軸Kに対して90°近い範囲の角度の光まで
平行光線として検出エリアE側に放出されることにな
り、LED14が発散する光を効率良く利用することが
できる。また、焦点位置Oに受光素子を配置する場合に
は、検出エリアE側からの平行光線を効率良く集光して
その受光面に入射させることができる。
の光は、光軸Kに対して90°近い範囲の角度の光まで
平行光線として検出エリアE側に放出されることにな
り、LED14が発散する光を効率良く利用することが
できる。また、焦点位置Oに受光素子を配置する場合に
は、検出エリアE側からの平行光線を効率良く集光して
その受光面に入射させることができる。
【0029】さて、上述したように、光路c,dのよう
な屈折レンズ部16の外側に入射する光に対して、ひと
つの反射体部19でカバーする構成の場合には、反射面
19aの受光領域を大きくする関係で、レンズ体20の
厚さ寸法D1が比較的大きくなる。
な屈折レンズ部16の外側に入射する光に対して、ひと
つの反射体部19でカバーする構成の場合には、反射面
19aの受光領域を大きくする関係で、レンズ体20の
厚さ寸法D1が比較的大きくなる。
【0030】そこで、本実施例におけるレンズ体15
は、上述の構成を改善したもので、反射体部19に代え
て、2つの反射体部17,18を設ける構成としている
ものである。
は、上述の構成を改善したもので、反射体部19に代え
て、2つの反射体部17,18を設ける構成としている
ものである。
【0031】即ち、図5において、焦点位置Oに配置さ
れたLED14からの光のうち、例えば、光軸Kに沿っ
た光路aを通る光や光路bを通る光は、上述同様に屈折
レンズ部16を介して光軸Kに平行な光線として検出エ
リアE側に放出される。
れたLED14からの光のうち、例えば、光軸Kに沿っ
た光路aを通る光や光路bを通る光は、上述同様に屈折
レンズ部16を介して光軸Kに平行な光線として検出エ
リアE側に放出される。
【0032】次に、光路cを通る光は、屈折しないで面
部17bから反射体部17内に直進するように入射し、
反射面17aで全反射されることにより光軸Kと平行な
光線として検出エリアE側に放出される。そして、光路
dを通る光は、面部18bに屈折しないで反射体部18
内に直進するように入射し、反射面18aで全反射して
光軸Kに平行な光線として検出エリアE側に放出され
る。
部17bから反射体部17内に直進するように入射し、
反射面17aで全反射されることにより光軸Kと平行な
光線として検出エリアE側に放出される。そして、光路
dを通る光は、面部18bに屈折しないで反射体部18
内に直進するように入射し、反射面18aで全反射して
光軸Kに平行な光線として検出エリアE側に放出され
る。
【0033】これにより、焦点位置OからのLED14
の光は、光軸Kに対して90°近い範囲の角度の光まで
平行光線として検出エリアE側に放出されることにな
り、LED14が発散する光を効率良く利用することが
でき、また焦点位置Oに受光素子を配置した場合にはそ
の受光面に効率良く集光することができる。
の光は、光軸Kに対して90°近い範囲の角度の光まで
平行光線として検出エリアE側に放出されることにな
り、LED14が発散する光を効率良く利用することが
でき、また焦点位置Oに受光素子を配置した場合にはそ
の受光面に効率良く集光することができる。
【0034】そして、この場合には、焦点位置Oからの
LED14の光で、光軸Kに対する放射角度が屈折レン
ズ部16への入射角度を超える光成分のうち放射角度が
小さい範囲の光成分を内側に配置している反射体部17
により平行光線に変換するので、レンズ体15の厚さ寸
法D2を小さくすることができるのである。
LED14の光で、光軸Kに対する放射角度が屈折レン
ズ部16への入射角度を超える光成分のうち放射角度が
小さい範囲の光成分を内側に配置している反射体部17
により平行光線に変換するので、レンズ体15の厚さ寸
法D2を小さくすることができるのである。
【0035】このような本実施例によれば、次のような
効果が得られる。即ち、第1に、レンズ体15を屈折レ
ンズ部16および反射体部17,18により構成して、
焦点位置からの光に対して、屈折レンズ部16に入射す
る光成分を屈折により平行光線として放出し、光軸Kに
対する放射角度が大きい光成分を反射体部17,18に
より平行光線に変換するようにしたので、光軸Kに対す
る角度が略90°に渡る広い範囲の光を利用することが
できるようになり、小口径のレンズ体15を構成する場
合でも集光効率を向上させると共に検出距離をより長く
することができる。
効果が得られる。即ち、第1に、レンズ体15を屈折レ
ンズ部16および反射体部17,18により構成して、
焦点位置からの光に対して、屈折レンズ部16に入射す
る光成分を屈折により平行光線として放出し、光軸Kに
対する放射角度が大きい光成分を反射体部17,18に
より平行光線に変換するようにしたので、光軸Kに対す
る角度が略90°に渡る広い範囲の光を利用することが
できるようになり、小口径のレンズ体15を構成する場
合でも集光効率を向上させると共に検出距離をより長く
することができる。
【0036】第2に、反射体部17,18に入射する光
成分を、それぞれの反射面17a,18aにおいて全反
射させるようにしたので、レンズ体15の製作において
金属蒸着工程を不要とすることができ、従って、レンズ
体15を簡単且つ安価に製作できる。
成分を、それぞれの反射面17a,18aにおいて全反
射させるようにしたので、レンズ体15の製作において
金属蒸着工程を不要とすることができ、従って、レンズ
体15を簡単且つ安価に製作できる。
【0037】第3に、2つの反射体部17,18を設け
る構成としたので、レンズ体15の厚さ寸法D2をさら
に小さくすることができ、投光器12或は受光機13の
小形化を図り得る。
る構成としたので、レンズ体15の厚さ寸法D2をさら
に小さくすることができ、投光器12或は受光機13の
小形化を図り得る。
【0038】図9は本発明の第2の実施例を示すもの
で、以下、第1の実施例と異なる部分について説明す
る。即ち、レンズ体21は、屈折レンズ部22および反
射体部17,18から構成されるものである。この場
合、屈折レンズ部22は、焦点位置O側の面22aが曲
率の小さいレンズ面として形成され、反対側の面22b
が曲率の大きいレンズ面として形成されているものであ
る。
で、以下、第1の実施例と異なる部分について説明す
る。即ち、レンズ体21は、屈折レンズ部22および反
射体部17,18から構成されるものである。この場
合、屈折レンズ部22は、焦点位置O側の面22aが曲
率の小さいレンズ面として形成され、反対側の面22b
が曲率の大きいレンズ面として形成されているものであ
る。
【0039】そして、このような本実施例によっても、
焦点位置Oからの光に対して各光路aないしdを通る光
成分は、図示のように平行光線として検出エリアE側に
放出され、また平行光線が検出エリアE側から入射され
ると上述の逆の光路を辿ることにより焦点位置Oに集光
されるので、第1の実施例と同様の効果が得られるよう
になる。
焦点位置Oからの光に対して各光路aないしdを通る光
成分は、図示のように平行光線として検出エリアE側に
放出され、また平行光線が検出エリアE側から入射され
ると上述の逆の光路を辿ることにより焦点位置Oに集光
されるので、第1の実施例と同様の効果が得られるよう
になる。
【0040】図10は本発明の第3の実施例を示すもの
で、以下、これについて説明する。即ち、レンズ体23
は、LED14側に屈折レンズ部14aが既に形成され
たものに対応するもので、レンズ体23には、光軸Kを
中心とした屈折レンズ部が配置されるべき部分に筒状の
空洞部23aが形成されており、外壁面には、原理説明
で用いた図4に示す如くの反射面19aを有する反射体
部19が形成されている。
で、以下、これについて説明する。即ち、レンズ体23
は、LED14側に屈折レンズ部14aが既に形成され
たものに対応するもので、レンズ体23には、光軸Kを
中心とした屈折レンズ部が配置されるべき部分に筒状の
空洞部23aが形成されており、外壁面には、原理説明
で用いた図4に示す如くの反射面19aを有する反射体
部19が形成されている。
【0041】このような構成によれば、焦点位置Oに配
置されたLED14からの光のうち、光路a或は光路b
を通る光は、屈折レンズ部14aにより屈折されて平行
光線として放出され、光路cあるいは光路dを通ってレ
ンズ体23の反射体部19に入射する光は、反射面19
aで全反射されて平行光線として検出エリアE側に放出
されるようになる。
置されたLED14からの光のうち、光路a或は光路b
を通る光は、屈折レンズ部14aにより屈折されて平行
光線として放出され、光路cあるいは光路dを通ってレ
ンズ体23の反射体部19に入射する光は、反射面19
aで全反射されて平行光線として検出エリアE側に放出
されるようになる。
【0042】従って、第3の実施例においても、LED
14からの光を効率良く平行光線に変換できると共に、
既製のLED14を用いた場合でも、簡単且つ安価に製
作し得るレンズ体23をキャップのようにして取り付け
るだけで簡単に装着できるものである。この場合、より
効率良くするためには、LED14側の屈折レンズ部1
4aの屈折率とレンズ体23の屈折率は略同じ値となる
材質のものにより形成されていることが望ましい。
14からの光を効率良く平行光線に変換できると共に、
既製のLED14を用いた場合でも、簡単且つ安価に製
作し得るレンズ体23をキャップのようにして取り付け
るだけで簡単に装着できるものである。この場合、より
効率良くするためには、LED14側の屈折レンズ部1
4aの屈折率とレンズ体23の屈折率は略同じ値となる
材質のものにより形成されていることが望ましい。
【0043】尚、上記各実施例においては、反射体部を
1つ或は2つ設ける構成としたが、これに限らず、3つ
以上設ける構成としても良い。
1つ或は2つ設ける構成としたが、これに限らず、3つ
以上設ける構成としても良い。
【0044】また、上記各実施例においては、屈折レン
ズ部および反射体部の各焦点位置をLED14の配置位
置に一致させるように構成したが、これに限らず、例え
ば、LEDの出力部分がレンズ作用を持ち、光の放射角
度に応じて仮想的な焦点位置が異なる場合には、放射角
度に応じたそれぞれの焦点位置に合わせて屈折レンズ部
および反射体部を形成するようにすれば良い。
ズ部および反射体部の各焦点位置をLED14の配置位
置に一致させるように構成したが、これに限らず、例え
ば、LEDの出力部分がレンズ作用を持ち、光の放射角
度に応じて仮想的な焦点位置が異なる場合には、放射角
度に応じたそれぞれの焦点位置に合わせて屈折レンズ部
および反射体部を形成するようにすれば良い。
【0045】そして、上記各実施例においては、焦点位
置Oを基準点としてLED14を配置してレンズ体1
5,20或は21により平行光線に変換して放出するよ
うにしたが、これに限らず、例えば、基準点を焦点位置
Oからずらすことにより、LED14からの光を、レン
ズ体15,20或は21を介して光軸に対する広がり角
度が15゜程度或はそれ以上の角度に拡散する光線に集
束して放出するようにしても良く、この場合にも、LE
D14からの光を効率良く集束して放出することができ
る。
置Oを基準点としてLED14を配置してレンズ体1
5,20或は21により平行光線に変換して放出するよ
うにしたが、これに限らず、例えば、基準点を焦点位置
Oからずらすことにより、LED14からの光を、レン
ズ体15,20或は21を介して光軸に対する広がり角
度が15゜程度或はそれ以上の角度に拡散する光線に集
束して放出するようにしても良く、この場合にも、LE
D14からの光を効率良く集束して放出することができ
る。
【0046】さて、次に、本実施例におけるレンズ体1
5の設計手順について説明するに、(a)屈折レンズ部
の双曲面形状の設計,(b)反射体部の反射面形状の設
計,(c)臨界角の確認および(d)従来のレンズ体と
本実施例のレンズ体との集光効率の比較の4つの項目に
わけて述べる。
5の設計手順について説明するに、(a)屈折レンズ部
の双曲面形状の設計,(b)反射体部の反射面形状の設
計,(c)臨界角の確認および(d)従来のレンズ体と
本実施例のレンズ体との集光効率の比較の4つの項目に
わけて述べる。
【0047】(a)屈折レンズ部の双曲面形状の設計 例えば、LED14と屈折レンズ部16との間隔を1m
m程度とするため、焦点距離f=2(mm)とする。一
般に、レンズの曲面を光軸Kを通る断面の形状として表
わすと、図6に示すx−y座標系において次式(1)の
ように表わされる。但し、cは頂点曲率,kは円錐定数
とする。
m程度とするため、焦点距離f=2(mm)とする。一
般に、レンズの曲面を光軸Kを通る断面の形状として表
わすと、図6に示すx−y座標系において次式(1)の
ように表わされる。但し、cは頂点曲率,kは円錐定数
とする。
【0048】
【数1】 また、図6に示した双曲面16aの頂点の曲率半径r,
頂点曲率cおよび円錐定数kは、屈折レンズ部16の屈
折率nおよび焦点距離fを用いるとそれぞれ次式
(2),(3)および(4)のように表わされる。
頂点曲率cおよび円錐定数kは、屈折レンズ部16の屈
折率nおよび焦点距離fを用いるとそれぞれ次式
(2),(3)および(4)のように表わされる。
【0049】
【数2】 ここで、屈折レンズ16の材質をアクリル(PMMA)
とすると、その屈折率n=1.485であり、また、焦
点距離f=2(mm)としているから、上述の式
(2),(3)および(4)により、 頂点の曲率半径 r=0.97(mm) …(5) 頂点曲率 c=1.031 …(6) 円錐定数 k=−2.205 …(7) として得られる。
とすると、その屈折率n=1.485であり、また、焦
点距離f=2(mm)としているから、上述の式
(2),(3)および(4)により、 頂点の曲率半径 r=0.97(mm) …(5) 頂点曲率 c=1.031 …(6) 円錐定数 k=−2.205 …(7) として得られる。
【0050】(b)反射体部の反射面形状の設計 ここでは、放物面をなす反射面17a,18aのそれぞ
れ焦点を上述の屈折レンズ部16の双曲面16aの焦点
に一致させることにし、2つの反射面17a,18aの
光軸Kを通る断面の外形線のそれぞれが図6に示す点
A,Bを通ると仮定する。
れ焦点を上述の屈折レンズ部16の双曲面16aの焦点
に一致させることにし、2つの反射面17a,18aの
光軸Kを通る断面の外形線のそれぞれが図6に示す点
A,Bを通ると仮定する。
【0051】1.点Aを通る反射面形状の設計 反射面17aの光軸Kを通る断面における放物線状の外
形線は、一般に、式(8)のように表わされるから、図
6の座標系を用いて表わすと式(9)のようになる。
形線は、一般に、式(8)のように表わされるから、図
6の座標系を用いて表わすと式(9)のようになる。
【0052】
【数3】 従って、いま、点Aの座標(x,y)を、 (x,y)=(1.5, 3.39) …(10) とすると、この座標値を式(9)に代入すれば、p1の
値は2次方程式の根として得られるから、その実根を求
めると、 p1=1.1035 …(11) となる。これにより、式(9)に上述のp1の値を代入
すれば、点Aを通る反射面17aの外形線は式(12)
のように表わされる。
値は2次方程式の根として得られるから、その実根を求
めると、 p1=1.1035 …(11) となる。これにより、式(9)に上述のp1の値を代入
すれば、点Aを通る反射面17aの外形線は式(12)
のように表わされる。
【0053】
【数4】 また、このとき、レンズの曲面を表わす式(1)によれ
ば、 円錐定数 k=−1 …(13) 頂点の曲率半径 r=2p=2.207 …(14) となる。
ば、 円錐定数 k=−1 …(13) 頂点の曲率半径 r=2p=2.207 …(14) となる。
【0054】2.点Bを通る反射面形状の設計 上述と同様にして、点Bの座標(x,y)を、 (x,y)=(1, 6.2) …(15) とすると、この座標値を式(9)に代入すれば、p2の
値は、 p2=2.64006 …(16) となる。これにより、式(9)に上述のp2の値を代入
すれば、点Bを通る反射面18aの外形線は、式(1
7)のようになる。
値は、 p2=2.64006 …(16) となる。これにより、式(9)に上述のp2の値を代入
すれば、点Bを通る反射面18aの外形線は、式(1
7)のようになる。
【0055】
【数5】 また、このとき、レンズの曲面を表わす式(1)によれ
ば、 円錐定数 k=−1 …(18) 頂点の曲率半径 r=2p=5.28 …(19) となる。
ば、 円錐定数 k=−1 …(18) 頂点の曲率半径 r=2p=5.28 …(19) となる。
【0056】(c)臨界角の確認 光が内部を通過して反射面17a,18aで全反射をお
こす条件としての臨界角θの値は、一般的に式(20)
のように示される。
こす条件としての臨界角θの値は、一般的に式(20)
のように示される。
【0057】
【数6】 これにより、前述したアクリルの屈折率n=1.485
を式(20)に代入して求めると、 臨界角 θ=42.33° …(21) となる。
を式(20)に代入して求めると、 臨界角 θ=42.33° …(21) となる。
【0058】次に、各反射面17a,18aにおける最
小の入射角は、図7に示すように、点Aおよび点Bにお
ける焦点Oに対する入射角θ1,θ2であるから、この
値を求める。入射角θ1は、点Aをとおるy軸方向に平
行な直線で分割した角度α1およびβ1の和(θ1=α
1+β1)として表わされる。
小の入射角は、図7に示すように、点Aおよび点Bにお
ける焦点Oに対する入射角θ1,θ2であるから、この
値を求める。入射角θ1は、点Aをとおるy軸方向に平
行な直線で分割した角度α1およびβ1の和(θ1=α
1+β1)として表わされる。
【0059】上述の角度α1は、反射面17aの点Aに
おける接線の傾きm1で示される角度に等しい。そこ
で、反射面を表わす式(9)から、yを求めてこれをx
で微分すると次式(22),(23)のようになる。
おける接線の傾きm1で示される角度に等しい。そこ
で、反射面を表わす式(9)から、yを求めてこれをx
で微分すると次式(22),(23)のようになる。
【0060】
【数7】 上述の式(23)に、先に求めたp1の値(p1=1.
1035)およびx座標の値(x=1.5)を代入する
と、 m1=0.65104 となり、これから角度α1を求めると、式(24),
(25)のように求めることができる。
1035)およびx座標の値(x=1.5)を代入する
と、 m1=0.65104 となり、これから角度α1を求めると、式(24),
(25)のように求めることができる。
【0061】
【数8】 α1=33.05672° …(25) 一方、角度β1は、点Aの座標から求められるので、次
式(26),(27)のようにして求めることができ
る。
式(26),(27)のようにして求めることができ
る。
【0062】
【数9】 β1=23.86833° …(27) 従って、点Aにおける入射角θ1は、 θ1=α1+β1 =56.934° …(28) となる。これにより、点Aにおける入射角θ1は、式
(21)で示した臨界角θ(=42.33°)よりも充
分大きいので、反射面17aに当たった光は全て全反射
することになる。
(21)で示した臨界角θ(=42.33°)よりも充
分大きいので、反射面17aに当たった光は全て全反射
することになる。
【0063】同様にして点Bにおける入射角θ2を求め
ると、 θ2=α2+β2 …(29) =40.41°+9.1623° =49.58° …(30) となって、やはり反射面18aに当たった光も全て全反
射することになる。
ると、 θ2=α2+β2 …(29) =40.41°+9.1623° =49.58° …(30) となって、やはり反射面18aに当たった光も全て全反
射することになる。
【0064】(d)従来のレンズ体と本実施例のレンズ
体との集光効率の比較 図11に示すように、従来のパラボラレンズ式のもの
(サンクス社製品名NA40)と、図1あるいは図8に
示した本実施例のものとの集光効率特性を求める。即
ち、従来のものにおいては、図11に示すように、焦点
Oに配置したLEDからレンズ体1を介して前方に有効
に放出される光の角度範囲は、光軸Kを基準として21
°から38°までの17°の範囲である。また、本実施
例のものにおいては、図8に示すように、有効に放出さ
れる光の角度範囲は、0°から35°までの35°と、
50°から80°までの30°の範囲となる。
体との集光効率の比較 図11に示すように、従来のパラボラレンズ式のもの
(サンクス社製品名NA40)と、図1あるいは図8に
示した本実施例のものとの集光効率特性を求める。即
ち、従来のものにおいては、図11に示すように、焦点
Oに配置したLEDからレンズ体1を介して前方に有効
に放出される光の角度範囲は、光軸Kを基準として21
°から38°までの17°の範囲である。また、本実施
例のものにおいては、図8に示すように、有効に放出さ
れる光の角度範囲は、0°から35°までの35°と、
50°から80°までの30°の範囲となる。
【0065】そこで、実際に焦点Oの位置にLED14
を配置した場合の値を求めてみる。発明者の検証によれ
ば、試算に用いたLED14の通電電流IF を100m
Aとし、そのLED14の放射光の指向特性を考慮して
計算すると、 従来品 … 0.8336mW(IF =100mA) 本実施例 … 3.35 mW(IF =100mA) という結果が得られ、これにより、本実施例のものにお
いては、従来品と比較して4.02倍つまり約4倍もの
集光効率差が得られたことになる。
を配置した場合の値を求めてみる。発明者の検証によれ
ば、試算に用いたLED14の通電電流IF を100m
Aとし、そのLED14の放射光の指向特性を考慮して
計算すると、 従来品 … 0.8336mW(IF =100mA) 本実施例 … 3.35 mW(IF =100mA) という結果が得られ、これにより、本実施例のものにお
いては、従来品と比較して4.02倍つまり約4倍もの
集光効率差が得られたことになる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の光学装置によれば、基準
点からの光に対して、屈折レンズ部により、所定角度範
囲内の光成分を屈折により集束し、反射体部により、所
定角度範囲外の光成分を内部に導いて放物面状をなす反
射面で全反射させることにより集束するようにしたの
で、広い角度範囲の光を平行光線或は拡散する光に集束
できて全体の小口径化を図ると共に検出距離を長くする
ことができ、反射体部の反射面で全反射させる構成か
ら、蒸着等の加工が不要となって安価に製作できるとい
う優れた効果を奏する。
点からの光に対して、屈折レンズ部により、所定角度範
囲内の光成分を屈折により集束し、反射体部により、所
定角度範囲外の光成分を内部に導いて放物面状をなす反
射面で全反射させることにより集束するようにしたの
で、広い角度範囲の光を平行光線或は拡散する光に集束
できて全体の小口径化を図ると共に検出距離を長くする
ことができ、反射体部の反射面で全反射させる構成か
ら、蒸着等の加工が不要となって安価に製作できるとい
う優れた効果を奏する。
【0067】請求項2記載の光学装置によれば、反射体
部を、基準点からの光に対して光軸を基準とした所定角
度範囲外の光成分を複数の角度範囲に分割してそのそれ
ぞれを集束する複数の反射面を一体に有する構成とした
ので、反射面の厚さ方向の寸法をひとつの反射面で構成
する場合に比べて小さくすることができ、従って、上述
の効果に加えてさらに全体の薄形化が図れるという優れ
た効果を奏する。
部を、基準点からの光に対して光軸を基準とした所定角
度範囲外の光成分を複数の角度範囲に分割してそのそれ
ぞれを集束する複数の反射面を一体に有する構成とした
ので、反射面の厚さ方向の寸法をひとつの反射面で構成
する場合に比べて小さくすることができ、従って、上述
の効果に加えてさらに全体の薄形化が図れるという優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示すレンズ体の縦断側
面図
面図
【図2】レンズ体の側面図および正面図
【図3】エリアセンサの概略的な構成図
【図4】レンズ体の原理説明図その1
【図5】レンズ体の原理説明図その2
【図6】レンズ体の設計手順における説明図
【図7】レンズ体の設計手順における説明図
【図8】レンズ体の効率比較用の説明図
【図9】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図11】従来例の凸レンズの効率比較用の説明図
【図12】従来例の不具合を説明する図
【図13】図12相当図
11はエリアセンサ、12は投光器、13は受光器、1
4はLED、15,20,21はレンズ体、14a,1
6,22は屈折レンズ部、16aは双曲面、17,1
8,19は反射体部、17a,18a,19aは反射面
である。
4はLED、15,20,21はレンズ体、14a,1
6,22は屈折レンズ部、16aは双曲面、17,1
8,19は反射体部、17a,18a,19aは反射面
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基準点からの光に対して光軸を基準とし
た所定角度範囲内の光成分を屈折により集束する屈折レ
ンズ部と、前記基準点からの光のうち前記所定角度範囲
外の光成分を内部に導いて放物面状をなす反射面で全反
射させることにより集束する反射体部とを具備したこと
を特徴とする光学装置。 - 【請求項2】 反射体部は、基準点からの光に対して光
軸を基準とした所定角度範囲外の光成分を複数の角度範
囲に分割してそのそれぞれを集束する複数の反射面を一
体に有することを特徴とする請求項1記載の光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077197A JPH05281402A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077197A JPH05281402A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05281402A true JPH05281402A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13627102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4077197A Pending JPH05281402A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05281402A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2005268166A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 表示ランプ |
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WO2008090574A1 (en) | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Sic Divisione Elettronica S.R.L. | Lens for a light emitting diode and manufacturing method therefor |
EP2056018A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-06 | Foxsemicon Integrated Technology, Inc. | Lamp cover and illumination lamp having the same |
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JP2010152282A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | レンズ、光源装置および照明装置 |
DE102010028755A1 (de) | 2009-05-09 | 2011-01-05 | Citizen Electronics Co., Ltd., Fujiyoshida | Linsenglied und optische Einheit, die das Linsenglied verwendet |
JP2011027928A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Stanley Electric Co Ltd | 照明用レンズの形状算出方法、照明用レンズ、及び、照明装置 |
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DE102011002483A1 (de) | 2010-01-10 | 2011-07-28 | Citizen Electronics Co., Ltd., Yamanashi-ken | Linsenelement und optische Einheit, die das Linsenelement umfasst |
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