JPH05279605A - 陰極で析出する電着ラッカー - Google Patents
陰極で析出する電着ラッカーInfo
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- JPH05279605A JPH05279605A JP26715492A JP26715492A JPH05279605A JP H05279605 A JPH05279605 A JP H05279605A JP 26715492 A JP26715492 A JP 26715492A JP 26715492 A JP26715492 A JP 26715492A JP H05279605 A JPH05279605 A JP H05279605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodeposition
- lacquer
- acid
- cathode
- electrodeposition lacquer
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/44—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for electrophoretic applications
- C09D5/4488—Cathodic paints
- C09D5/4492—Cathodic paints containing special additives, e.g. grinding agents
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発泡抑制のための発泡抑制剤を含み、しかも
金属基質に対して固着性の優れた電着ラッカーを提供す
ることである。 【構成】 発泡抑制剤として以下の3成分からなる組成
分を含むアミン変性エポキシ樹脂により、この目的は達
成される: a.ステアリン酸とC2 −C20−アルコールからのエス
テルの50−70重量%、 b.脂肪族アルコールリン酸エステルの5−30重量
%、 c.C8 −C20−炭化水素混合物の5−30重量%。
金属基質に対して固着性の優れた電着ラッカーを提供す
ることである。 【構成】 発泡抑制剤として以下の3成分からなる組成
分を含むアミン変性エポキシ樹脂により、この目的は達
成される: a.ステアリン酸とC2 −C20−アルコールからのエス
テルの50−70重量%、 b.脂肪族アルコールリン酸エステルの5−30重量
%、 c.C8 −C20−炭化水素混合物の5−30重量%。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の対象は、陰極で析出する
合成樹脂ならびに発泡抑制剤を含む電着ラッカーであ
る。
合成樹脂ならびに発泡抑制剤を含む電着ラッカーであ
る。
【0002】
【従来の技術】陰極で析出する合成樹脂を基礎にした電
着ラッカーは周知であり、これによって品質的に優れた
金属基質へのコーティングが達成され、例えば自動車ボ
デーの下塗りに好適である。しかしながら、しばしば焼
き付けフィルム中に専門家にはよく知られている表面の
障害が現れる。多くの場合において、電着ラッカー浴中
に持ち込まれた不純物がこれらの表面障害の現れる原因
となっており、これらの表面障害は大部分がクレーター
形状で認められている。これら不純物の例としては、グ
リース油脂、防食油脂、溶接コーキング材、潤滑油等が
知られている。コーティングされる基質を電着浴中に浸
漬する際に空洞からの残留空気が漏出することによっ
て、しばしば電着ラッカー浴の表面上の気泡を含んだフ
ィルムが形成されることがある。これらの気泡は多くの
場合に自動車ボデーの一部に不十分なラッカーコーティ
ングをすることになり、この不十分な部分は手仕事によ
り補修されなければならない。このような発泡を防止す
るためには、特別な発泡抑制剤の添加が必要となる。
着ラッカーは周知であり、これによって品質的に優れた
金属基質へのコーティングが達成され、例えば自動車ボ
デーの下塗りに好適である。しかしながら、しばしば焼
き付けフィルム中に専門家にはよく知られている表面の
障害が現れる。多くの場合において、電着ラッカー浴中
に持ち込まれた不純物がこれらの表面障害の現れる原因
となっており、これらの表面障害は大部分がクレーター
形状で認められている。これら不純物の例としては、グ
リース油脂、防食油脂、溶接コーキング材、潤滑油等が
知られている。コーティングされる基質を電着浴中に浸
漬する際に空洞からの残留空気が漏出することによっ
て、しばしば電着ラッカー浴の表面上の気泡を含んだフ
ィルムが形成されることがある。これらの気泡は多くの
場合に自動車ボデーの一部に不十分なラッカーコーティ
ングをすることになり、この不十分な部分は手仕事によ
り補修されなければならない。このような発泡を防止す
るためには、特別な発泡抑制剤の添加が必要となる。
【0003】発泡による表面障害の出現を添加剤によっ
て抑制する一連の実験が、よく知られている。このため
に、例えば電着ラッカーにシリコーン油が添加されるこ
とができる。この方法では確かに表面障害が一般的に排
除されるが、しかし通常は付着不良に基づく問題が上塗
りラッカー、例えば充填剤および表面ラッカー等に現れ
ることになる。
て抑制する一連の実験が、よく知られている。このため
に、例えば電着ラッカーにシリコーン油が添加されるこ
とができる。この方法では確かに表面障害が一般的に排
除されるが、しかし通常は付着不良に基づく問題が上塗
りラッカー、例えば充填剤および表面ラッカー等に現れ
ることになる。
【0004】
【発明の目的】従って本発明の使命は、水性ディスパー
ジョンを製造し、その後で電着ラッカー浴とする場合に
出現する発泡問題を速かに、確実におよび持続的に排除
できる有効な添加剤を供与することである。
ジョンを製造し、その後で電着ラッカー浴とする場合に
出現する発泡問題を速かに、確実におよび持続的に排除
できる有効な添加剤を供与することである。
【0005】
【発明の構成】この指命は本発明方法により、発泡抑制
剤として a.C2 −C20−アルコールとステアリン酸からのエス
テルの50−70重量%、 b.脂肪族アルコールリン酸エステルの5−30重量
%、 c.C8 −C20−炭化水素混合物の5−30重量% からの混合物が添加される時に、解決される。
剤として a.C2 −C20−アルコールとステアリン酸からのエス
テルの50−70重量%、 b.脂肪族アルコールリン酸エステルの5−30重量
%、 c.C8 −C20−炭化水素混合物の5−30重量% からの混合物が添加される時に、解決される。
【0006】本発明によって得られる特徴は、本質的に
本発明方法によるラッカーフィルムが全く表面障害がな
いかまたは極めて僅少の障害の表面障害を示すだけであ
り、さらに上塗りラッカー層の付着に全く問題を示さな
いということにみられている。本発明方法で得られる電
着ラッカーは、思いがけぬ程に優れた汚染抵抗性を有
し、さらに発泡に係る問題を示さず従って発泡に結び付
いたラッカー面の欠点を全く示していない。
本発明方法によるラッカーフィルムが全く表面障害がな
いかまたは極めて僅少の障害の表面障害を示すだけであ
り、さらに上塗りラッカー層の付着に全く問題を示さな
いということにみられている。本発明方法で得られる電
着ラッカーは、思いがけぬ程に優れた汚染抵抗性を有
し、さらに発泡に係る問題を示さず従って発泡に結び付
いたラッカー面の欠点を全く示していない。
【0007】カチオン型のアミン変性エポキシ樹脂を陰
極で析出する合成樹脂として含む電着ラッカー浴が、特
に好適である。一般的に自己架橋型と架橋剤添加型のカ
チオン型アミン変性エポキシ樹脂が、周知である。特に
好適なのは、架橋剤添加型のカチオン型アミン変性エポ
キシ樹脂である。
極で析出する合成樹脂として含む電着ラッカー浴が、特
に好適である。一般的に自己架橋型と架橋剤添加型のカ
チオン型アミン変性エポキシ樹脂が、周知である。特に
好適なのは、架橋剤添加型のカチオン型アミン変性エポ
キシ樹脂である。
【0008】カチオン型アミン変性エポキシ樹脂として
は、 (A)必要な変性ポリエポキシドおよび (B)アミン から得られるカチオン型反応生成物が知られている。
は、 (A)必要な変性ポリエポキシドおよび (B)アミン から得られるカチオン型反応生成物が知られている。
【0009】ポリエポキシドは、分子中に2個以上のエ
ポキシ基を有する化合物である。特に好適な(A)−成
分は、 (a)2000以下のエポキシ当量重量を有するジエポ
キシ化合物またはジエポキシ化合物の混合物を (b)与えられた反応条件下でエポキシ基に対して1官
能基で反応するフェノール基またはチオール基を含む化
合物またはこれらの化合物の混合物と 反応させることによって製造され、この場合に成分
(a)と成分(b)は10:1から1:1までの範囲、
好適には4:1から1.5:1までの範囲のモル比で加
えられ、成分(a)と成分(b)の反応が100から1
90℃までの温度範囲で必要ならば触媒の存在下で実施
される(比較西ドイツ特許公開公報−OS第35187
70)。
ポキシ基を有する化合物である。特に好適な(A)−成
分は、 (a)2000以下のエポキシ当量重量を有するジエポ
キシ化合物またはジエポキシ化合物の混合物を (b)与えられた反応条件下でエポキシ基に対して1官
能基で反応するフェノール基またはチオール基を含む化
合物またはこれらの化合物の混合物と 反応させることによって製造され、この場合に成分
(a)と成分(b)は10:1から1:1までの範囲、
好適には4:1から1.5:1までの範囲のモル比で加
えられ、成分(a)と成分(b)の反応が100から1
90℃までの温度範囲で必要ならば触媒の存在下で実施
される(比較西ドイツ特許公開公報−OS第35187
70)。
【0010】さらに特に好適な(A)−成分は、100
から195℃までの温度範囲で必要ならば触媒の存在下
において実施される1官能反応性のアルコール性OH−
基、フェノール性OH−基またはSH−基を有する重合
開始剤によってはじめられるジエポキシ化合物および/
またはジエポキシ化合物の混合物の重縮合反応によって
得られる化合物であり、必要ならばモノエポキシ化合物
を最少にして、ジエポキシ化合物と重合開始剤とのモル
比が2:1から10:1までの範囲にあるようにして得
られるエポキシ樹脂である。
から195℃までの温度範囲で必要ならば触媒の存在下
において実施される1官能反応性のアルコール性OH−
基、フェノール性OH−基またはSH−基を有する重合
開始剤によってはじめられるジエポキシ化合物および/
またはジエポキシ化合物の混合物の重縮合反応によって
得られる化合物であり、必要ならばモノエポキシ化合物
を最少にして、ジエポキシ化合物と重合開始剤とのモル
比が2:1から10:1までの範囲にあるようにして得
られるエポキシ樹脂である。
【0011】特に好適な(A)−成分の製造に役立ちそ
れ自身が(A)成分として加えられるポリエポキシド
は、ポリフェノールとエピハロヒドリンから製造される
ポリフェノールのポリグリシジルエーテルである。ポリ
フェノールとしては、例えば特に好適なビスフェノール
AおよびビスフェノールFが加えられることができる。
このほかに、また4,4′−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−エタ
ン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−イソ
ブタン、ビス−(4−ヒドロキシ−t−ブチルフェニ
ル)−2,2−プロパン、ビス−(2−ヒドロキシナフ
チル)−メタン、1,5−ジヒドロキシナフタリンおよ
びフェノール性ノボラック樹脂が好適である。
れ自身が(A)成分として加えられるポリエポキシド
は、ポリフェノールとエピハロヒドリンから製造される
ポリフェノールのポリグリシジルエーテルである。ポリ
フェノールとしては、例えば特に好適なビスフェノール
AおよびビスフェノールFが加えられることができる。
このほかに、また4,4′−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−エタ
ン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−イソ
ブタン、ビス−(4−ヒドロキシ−t−ブチルフェニ
ル)−2,2−プロパン、ビス−(2−ヒドロキシナフ
チル)−メタン、1,5−ジヒドロキシナフタリンおよ
びフェノール性ノボラック樹脂が好適である。
【0012】さらに好適なポリエポキシドには、多価ア
ルコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレ
ングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,5
−ペンタン−ジオール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、グリセリンおよびビス−(4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−2,2−プロパンのポリグリシジルエーテル
がある。
ルコール類、例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレ
ングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,5
−ペンタン−ジオール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、グリセリンおよびビス−(4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−2,2−プロパンのポリグリシジルエーテル
がある。
【0013】またポリカルボン酸類、例えばシュウ酸、
コハク酸、グルタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタ
リンジカルボン酸、二量体化リノール酸のポリグリシジ
ルエステルも使用されることができる。典型的な例は、
アジピン酸ポリグリシジルエステルおよびフタル酸ポリ
グリシジルエステルである。
コハク酸、グルタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタ
リンジカルボン酸、二量体化リノール酸のポリグリシジ
ルエステルも使用されることができる。典型的な例は、
アジピン酸ポリグリシジルエステルおよびフタル酸ポリ
グリシジルエステルである。
【0014】さらにヒダントインエポキシド、エポキシ
化ポリブタジエンおよびオレフィン不飽和脂肪族化合物
のエポキシ化により得られるポリエポキシド化合物が好
適である。
化ポリブタジエンおよびオレフィン不飽和脂肪族化合物
のエポキシ化により得られるポリエポキシド化合物が好
適である。
【0015】変性ポリエポキシドとしては、反応基の一
部が変性化用化合物と反応するポリエポキシドとして理
解される。
部が変性化用化合物と反応するポリエポキシドとして理
解される。
【0016】変性化用化合物の例には、以下の化合物が
ある: a)カルボキシル基含有化合物、例えば飽和または不飽
和モノカルボン酸(例えば安息香酸、あまに油脂肪酸、
2−エチルヘキサン酸、Versatic酸)、各種鎖
長の脂肪族、脂環族および/または芳香族ジカルボン酸
(例えばアジピン酸、セバシン酸、イソフタル酸または
二量体脂肪酸)、ヒドロキシアルキルカルボン酸(例え
ば乳酸、ジメチロールプロピオン酸)ならびにカルボキ
シル基含有ポリエステル、または b)アミノ基含有化合物、例えばジエチルアミンまたは
エチルヘキシルアミンまたは二級アミノ基を有するジア
ミン、例えばN,N′−ジアルキルアルキレンジアミン
すなわちジメチルエチレンジアミン、N,N′−ジアル
キル−ポリオキシアルキレンアミンすなわちN,N′−
ジメチル−ポリオキシプロピレンジアミン、シアンアル
キル化アルキレンジアミンすなわちビス−N,N′−シ
アンエチル−エチレンジアミン、シアンアルキル化ポリ
オキシアルキレンアミンすなわちビス−N,N′−シア
ンエチル−ポリオキシイソプロピレンジアミン、ポリア
ミノアミドすなわち例えばVersamide、特にジ
アミン(例えばヘキサメチレンジアミン)、ポリカルボ
ン酸特に脂肪酸から得られる末端アミノ基含有反応生成
物、または1モルのジアミノヘキサンと2モルのモノグ
リシジルエーテルまたはモノグリシジルエステル、特に
α−分枝脂肪酸例えばVersatic酸のグリシジル
エステルとの反応生成物、または c)ヒドロキシル基含有化合物、例えばネオペンチルグ
リコール、ビス−エトキシル化ネオペンチルグリコー
ル、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエス
テル、ジメチルヒダントイン−N,N′−ジ−エタノー
ル、ヘキサンジオール−1,6、ヘキサンジオール−
2,5、1,4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロ
ヘキサン、1,1−イソプロピリデン−ビス−(p−フ
ェノキシ)−2−プロパノール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリトリットまたはアミノアルコールすなわ
ちトリエタノールアミン、メチルジエタノールアミンま
たはヒドロキシル基含有アルキルケチミンすなわちアミ
ノメチルプロパンジオール−1,3−メチル−イソブチ
ルケチミンまたはトリス−(ヒドロキシメチル)−アミ
ノメタン−シクロヘキサノン−ケチミンならびにまた各
種官能基数および各種分子量のポリグリコールエーテ
ル、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカプロラクタ
ムポリオール、または d)ナトリウムメチラートの存在でエポキシ樹脂のヒド
ロキシル基とエステル交換される飽和または不飽和脂肪
酸メチルエステル、等である。
ある: a)カルボキシル基含有化合物、例えば飽和または不飽
和モノカルボン酸(例えば安息香酸、あまに油脂肪酸、
2−エチルヘキサン酸、Versatic酸)、各種鎖
長の脂肪族、脂環族および/または芳香族ジカルボン酸
(例えばアジピン酸、セバシン酸、イソフタル酸または
二量体脂肪酸)、ヒドロキシアルキルカルボン酸(例え
ば乳酸、ジメチロールプロピオン酸)ならびにカルボキ
シル基含有ポリエステル、または b)アミノ基含有化合物、例えばジエチルアミンまたは
エチルヘキシルアミンまたは二級アミノ基を有するジア
ミン、例えばN,N′−ジアルキルアルキレンジアミン
すなわちジメチルエチレンジアミン、N,N′−ジアル
キル−ポリオキシアルキレンアミンすなわちN,N′−
ジメチル−ポリオキシプロピレンジアミン、シアンアル
キル化アルキレンジアミンすなわちビス−N,N′−シ
アンエチル−エチレンジアミン、シアンアルキル化ポリ
オキシアルキレンアミンすなわちビス−N,N′−シア
ンエチル−ポリオキシイソプロピレンジアミン、ポリア
ミノアミドすなわち例えばVersamide、特にジ
アミン(例えばヘキサメチレンジアミン)、ポリカルボ
ン酸特に脂肪酸から得られる末端アミノ基含有反応生成
物、または1モルのジアミノヘキサンと2モルのモノグ
リシジルエーテルまたはモノグリシジルエステル、特に
α−分枝脂肪酸例えばVersatic酸のグリシジル
エステルとの反応生成物、または c)ヒドロキシル基含有化合物、例えばネオペンチルグ
リコール、ビス−エトキシル化ネオペンチルグリコー
ル、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエス
テル、ジメチルヒダントイン−N,N′−ジ−エタノー
ル、ヘキサンジオール−1,6、ヘキサンジオール−
2,5、1,4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロ
ヘキサン、1,1−イソプロピリデン−ビス−(p−フ
ェノキシ)−2−プロパノール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリトリットまたはアミノアルコールすなわ
ちトリエタノールアミン、メチルジエタノールアミンま
たはヒドロキシル基含有アルキルケチミンすなわちアミ
ノメチルプロパンジオール−1,3−メチル−イソブチ
ルケチミンまたはトリス−(ヒドロキシメチル)−アミ
ノメタン−シクロヘキサノン−ケチミンならびにまた各
種官能基数および各種分子量のポリグリコールエーテ
ル、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカプロラクタ
ムポリオール、または d)ナトリウムメチラートの存在でエポキシ樹脂のヒド
ロキシル基とエステル交換される飽和または不飽和脂肪
酸メチルエステル、等である。
【0017】成分(B)としては、一級アミンおよび/
または二級アミンが使用されることができる。
または二級アミンが使用されることができる。
【0018】アミンは、好適には水溶性化合物であるべ
きである。このようなアミンの例としてはモノ−および
ジアルキルアミンであり、例えばメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、メチルブチル
アミン等である。同様にアルカノールアミンも好適であ
り、例えばメチルエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン等である。さらにジアルキルアミノアルキルアミン、
例えばジメチルアミノエチルアミン、ジエチルアミノプ
ロピルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン等が好適
である。多くの場合に低分子量のアミンが使用される
が、高分子量のモノアミンを使用することも可能であ
る。
きである。このようなアミンの例としてはモノ−および
ジアルキルアミンであり、例えばメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、メチルブチル
アミン等である。同様にアルカノールアミンも好適であ
り、例えばメチルエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン等である。さらにジアルキルアミノアルキルアミン、
例えばジメチルアミノエチルアミン、ジエチルアミノプ
ロピルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン等が好適
である。多くの場合に低分子量のアミンが使用される
が、高分子量のモノアミンを使用することも可能であ
る。
【0019】アミンはまたさらに別の基を含むことがで
きるが、このことがアミンとエポキシ基との反応を妨害
してはならず反応混合物のゲル化を起こしてはならな
い。
きるが、このことがアミンとエポキシ基との反応を妨害
してはならず反応混合物のゲル化を起こしてはならな
い。
【0020】好適には二級アミンが(B)成分として使
用される。
用される。
【0021】水による希釈性と電解析出に必要な電荷を
得るためには、水溶性酸類(例えばホウ酸、ギ酸、乳酸
または酢酸)が使用されることができる。
得るためには、水溶性酸類(例えばホウ酸、ギ酸、乳酸
または酢酸)が使用されることができる。
【0022】さらに成分(A)のカチオン基を導入する
ために、成分(A)のエポキシ基がアミン塩と反応させ
られる。
ために、成分(A)のエポキシ基がアミン塩と反応させ
られる。
【0023】カチオン型アミン変性エポキシ樹脂は、他
者により架橋される合成樹脂として、または自己架橋型
合成樹脂としてかのいずれでも使用されることができ
る。自己架橋型カチオン型アミン変性エポキシ樹脂は、
例えばカチオン型アミン変性エポキシ樹脂の化学変性に
よって得られることができる。例えば自己架橋型システ
ムは、カチオン型アミン変性エポキシ樹脂を、平均して
遊離のイソシアナト基を分子当りで有しており、さらに
ブロックイソシアナト基を有していてこのブロックイソ
シアナト基が高温で遊離イソシアナト基となる部分ブロ
ックポリイソシアナトと反応させることによって得られ
ることができる。
者により架橋される合成樹脂として、または自己架橋型
合成樹脂としてかのいずれでも使用されることができ
る。自己架橋型カチオン型アミン変性エポキシ樹脂は、
例えばカチオン型アミン変性エポキシ樹脂の化学変性に
よって得られることができる。例えば自己架橋型システ
ムは、カチオン型アミン変性エポキシ樹脂を、平均して
遊離のイソシアナト基を分子当りで有しており、さらに
ブロックイソシアナト基を有していてこのブロックイソ
シアナト基が高温で遊離イソシアナト基となる部分ブロ
ックポリイソシアナトと反応させることによって得られ
ることができる。
【0024】好適な電着ラッカー浴は、陰極で析出する
合成樹脂として他者により架橋されるカチオン型アミン
変性エポキシ樹脂が適当な架橋剤との組み合わせにより
使用される時に、得られることができる。
合成樹脂として他者により架橋されるカチオン型アミン
変性エポキシ樹脂が適当な架橋剤との組み合わせにより
使用される時に、得られることができる。
【0025】適当な架橋剤の例としては、フェノール樹
脂、多官能性マンニッヒ塩基、メラミン樹脂、ベンゾグ
アナミン樹脂、ブロックポリイソシアナトおよび一般式
R1−O−CO−基を少なくとも2個有している化合物
がある。
脂、多官能性マンニッヒ塩基、メラミン樹脂、ベンゾグ
アナミン樹脂、ブロックポリイソシアナトおよび一般式
R1−O−CO−基を少なくとも2個有している化合物
がある。
【0026】ここにおいて、R1 は以下に示す一般式と
なる。 R1 =R2 O−CO−CH2 −、R3 −CHOH−CH
2 −、R4 −CHOR5−CHOH−CH2 − R2 =アルキル R3 =H、アルキル、R6 −O−CH2 −またはR6 −
CO−O−CH2 − R4 =Hまたはアルキル R5 =H、アルキルまたはアリール R6 =アルキル、シクロアルキルまたはアリール 好適な電着ラッカー浴は、架橋剤としてブロックポリイ
ソシアナトおよび/または一般式R1 −O−CO−基を
少なくとも2個有する化合物が使用される時に、得られ
ることができる。
なる。 R1 =R2 O−CO−CH2 −、R3 −CHOH−CH
2 −、R4 −CHOR5−CHOH−CH2 − R2 =アルキル R3 =H、アルキル、R6 −O−CH2 −またはR6 −
CO−O−CH2 − R4 =Hまたはアルキル R5 =H、アルキルまたはアリール R6 =アルキル、シクロアルキルまたはアリール 好適な電着ラッカー浴は、架橋剤としてブロックポリイ
ソシアナトおよび/または一般式R1 −O−CO−基を
少なくとも2個有する化合物が使用される時に、得られ
ることができる。
【0027】ブロックポリイソシアナトとしては、イソ
シアナト基が1種類の化合物と反応しており、その結果
として生成したブロックポリイソシアナトがヒドロキシ
ル基およびアミノ基に対して室温で安定であり、高温す
なわち一般的には約90℃から約300℃までの温度範
囲においては反応性がでてくるような任意のポリイソシ
アナトが利用されることができる。ブロックポリイソシ
アナトの製造の際には、任意に架橋のために適当してい
る有機ポリイソシアナトが使用されることができる。好
適には、約3から36個まで、特に好適には約8個から
約15個までの炭素原子を含むイソシアナトが使用され
る。例えば好適なジイソシアナトは、ヘキサメチレンジ
イソシアナト、2,4−トルイレンジイソシアナト、
2,6−トルイレンジイソシアナトおよび1−イソシア
ナトメチル−5−イソシアナト−1,2,3−トリメチ
ルシクロヘキサンである。またより高いイソシアナト官
能性を有するポリイソシアナトも、使用されることがで
きる。この例としては、3量体化ヘキサメチレンジイソ
シアナトおよび3量体化イソホロンジイソシアナトがあ
る。さらにまた、ポリイソシアナトの混合物を使用する
こともできる。本発明において架橋剤として考えられる
有機ポリイソシアナトは、例えばポリエーテルポリオー
ルまたはポリエステルポリオール等のポリオールから誘
導されるプレポリマーであることもできる。
シアナト基が1種類の化合物と反応しており、その結果
として生成したブロックポリイソシアナトがヒドロキシ
ル基およびアミノ基に対して室温で安定であり、高温す
なわち一般的には約90℃から約300℃までの温度範
囲においては反応性がでてくるような任意のポリイソシ
アナトが利用されることができる。ブロックポリイソシ
アナトの製造の際には、任意に架橋のために適当してい
る有機ポリイソシアナトが使用されることができる。好
適には、約3から36個まで、特に好適には約8個から
約15個までの炭素原子を含むイソシアナトが使用され
る。例えば好適なジイソシアナトは、ヘキサメチレンジ
イソシアナト、2,4−トルイレンジイソシアナト、
2,6−トルイレンジイソシアナトおよび1−イソシア
ナトメチル−5−イソシアナト−1,2,3−トリメチ
ルシクロヘキサンである。またより高いイソシアナト官
能性を有するポリイソシアナトも、使用されることがで
きる。この例としては、3量体化ヘキサメチレンジイソ
シアナトおよび3量体化イソホロンジイソシアナトがあ
る。さらにまた、ポリイソシアナトの混合物を使用する
こともできる。本発明において架橋剤として考えられる
有機ポリイソシアナトは、例えばポリエーテルポリオー
ルまたはポリエステルポリオール等のポリオールから誘
導されるプレポリマーであることもできる。
【0028】ポリイソシアナトのブロック化のために
は、任意の適当な脂肪族、脂環族または芳香族アルキル
モノアルコール類が使用されることができる。これらの
例としては、脂肪族アルコール、例えばメチル−、エチ
ル−、クロルエチル−、プロピル−、ブチル−、アミル
−、ヘキシル−、ヘプチル−、オクチル−、ノニル−、
3,3,5−トリメチルヘキシル−、デシル−およびラ
ウリルアルコール;脂環族アルコール、例えばシクロペ
ンタノールおよびシクロヘキサノール;芳香族アルキル
アルコール、例えばフェニルカルビノールおよびメチル
フェニルカルビノールがある。
は、任意の適当な脂肪族、脂環族または芳香族アルキル
モノアルコール類が使用されることができる。これらの
例としては、脂肪族アルコール、例えばメチル−、エチ
ル−、クロルエチル−、プロピル−、ブチル−、アミル
−、ヘキシル−、ヘプチル−、オクチル−、ノニル−、
3,3,5−トリメチルヘキシル−、デシル−およびラ
ウリルアルコール;脂環族アルコール、例えばシクロペ
ンタノールおよびシクロヘキサノール;芳香族アルキル
アルコール、例えばフェニルカルビノールおよびメチル
フェニルカルビノールがある。
【0029】他の適当なブロック剤としては、エタノー
ルアミンのようなヒドロキシルアミン、メチルエチルケ
トンオキシム、アセトンオキシムおよびシクロヘキサノ
ンオキシムのようなオキシムまたはジブチルアミンおよ
びジイソプロピルアミンのようなアミン類がある。上述
のポリイソシアナトおよびブロック剤は適当する量比で
製造されることができるし、また上述の部分ブロック化
ポリイソシアナトも使用されることができる。
ルアミンのようなヒドロキシルアミン、メチルエチルケ
トンオキシム、アセトンオキシムおよびシクロヘキサノ
ンオキシムのようなオキシムまたはジブチルアミンおよ
びジイソプロピルアミンのようなアミン類がある。上述
のポリイソシアナトおよびブロック剤は適当する量比で
製造されることができるし、また上述の部分ブロック化
ポリイソシアナトも使用されることができる。
【0030】一般式R1 −O−CO−の基を少なくとも
2個含んでいる化合物の例としては、ビス−(カルブア
ルコキシメチル)アゼライン酸、ビス−(カルブアルコ
キシメチル)セバチン酸、ビス−(カルブアルコキシメ
チル)アジピン酸、ビス−(カルブアルコキシメチル)
デカン酸、ビス−(カルブアルコキシメチル)テレフタ
ル酸、ビス−(2−ヒドロキシブチル)−酢酸およびビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)−テレフタル酸がある。
2個含んでいる化合物の例としては、ビス−(カルブア
ルコキシメチル)アゼライン酸、ビス−(カルブアルコ
キシメチル)セバチン酸、ビス−(カルブアルコキシメ
チル)アジピン酸、ビス−(カルブアルコキシメチル)
デカン酸、ビス−(カルブアルコキシメチル)テレフタ
ル酸、ビス−(2−ヒドロキシブチル)−酢酸およびビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)−テレフタル酸がある。
【0031】架橋剤は、カチオン型アミン変性エポキシ
樹脂当りで一般的には5から60重量%の量、好適には
20から40重量%の範囲で加えられる。
樹脂当りで一般的には5から60重量%の量、好適には
20から40重量%の範囲で加えられる。
【0032】本発明方法により使用される電着ラッカー
浴は、一般的によく知られている方法によって製造され
る。陰極で析出する合成樹脂の合成は、よく知られた方
法(参照、例えば西ドイツ特許公開公報OS第3518
732号、西ドイツ特許公開公報OS第3518770
号、ヨーロッパ特許公開公報A第4090号およびヨー
ロッパ特許公開公報A第12463号)に従って有機溶
剤中で実施される。このようにして得られた合成樹脂溶
液またはディスパージョンは、中和した形態で水相に移
される。
浴は、一般的によく知られている方法によって製造され
る。陰極で析出する合成樹脂の合成は、よく知られた方
法(参照、例えば西ドイツ特許公開公報OS第3518
732号、西ドイツ特許公開公報OS第3518770
号、ヨーロッパ特許公開公報A第4090号およびヨー
ロッパ特許公開公報A第12463号)に従って有機溶
剤中で実施される。このようにして得られた合成樹脂溶
液またはディスパージョンは、中和した形態で水相に移
される。
【0033】顔料は、特に陰極で析出する樹脂の水性デ
ィスパージョン中の顔料ペーストの形態で使われる。
ィスパージョン中の顔料ペーストの形態で使われる。
【0034】顔料ペーストの製造は一般的によく知られ
ており、ここではより詳細に説明される必要はない[参
照、ディー.エッチ.パーカー(D.H.Parke
r)、表面コーティング技術の原理(Principl
es of SurfaceCoating Tech
nology)、インターサイエンス パブリッシャー
ズ(Intersience Publisher
s)、ニューヨーク(New York)(1965
年);アール.エル.イエーツ(R.L.Yate
s)、電着塗装(Electropainting)、
ロバート ドレーパー リミテッド(Robert D
raper Ltd.)、テディングトン/イングラン
ド(Teddington/England)(196
6年);エッチ.エフ.ペイヌ(H.F.Payn
e)、有機コーティング技術(OrganicCoat
ing Technology)、2巻、ウィリー ア
ンド サンズ(Wiley and Sons)、ニュ
ーヨーク(New York)(1961年)]。
ており、ここではより詳細に説明される必要はない[参
照、ディー.エッチ.パーカー(D.H.Parke
r)、表面コーティング技術の原理(Principl
es of SurfaceCoating Tech
nology)、インターサイエンス パブリッシャー
ズ(Intersience Publisher
s)、ニューヨーク(New York)(1965
年);アール.エル.イエーツ(R.L.Yate
s)、電着塗装(Electropainting)、
ロバート ドレーパー リミテッド(Robert D
raper Ltd.)、テディングトン/イングラン
ド(Teddington/England)(196
6年);エッチ.エフ.ペイヌ(H.F.Payn
e)、有機コーティング技術(OrganicCoat
ing Technology)、2巻、ウィリー ア
ンド サンズ(Wiley and Sons)、ニュ
ーヨーク(New York)(1961年)]。
【0035】顔料ペーストは、原則的に電着ラッカーに
好適なすべての顔料を含むことができる。一般的に、二
酸化チタンが唯一または主要な白色顔料である。他の白
色顔料または増量剤、例えば酸化アンチモン、酸化亜
鉛、塩基性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛、炭酸バリウム、陶
土、粘土、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、二酸
化ケイ素、炭酸マグネシウムおよびケイ酸マグネシウム
も、また使用されることができる。有色顔料としては、
例えばカドミウムイエロー、カドミウムレッド、カーボ
ンブラック、フタロシアニンブルー、クロムイエロー、
トルイジルレッドおよび水化酸化鉄が使用されることが
できる。
好適なすべての顔料を含むことができる。一般的に、二
酸化チタンが唯一または主要な白色顔料である。他の白
色顔料または増量剤、例えば酸化アンチモン、酸化亜
鉛、塩基性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛、炭酸バリウム、陶
土、粘土、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、二酸
化ケイ素、炭酸マグネシウムおよびケイ酸マグネシウム
も、また使用されることができる。有色顔料としては、
例えばカドミウムイエロー、カドミウムレッド、カーボ
ンブラック、フタロシアニンブルー、クロムイエロー、
トルイジルレッドおよび水化酸化鉄が使用されることが
できる。
【0036】顔料ペーストは、顔料のほかにまたさらに
可塑剤、充填剤、架橋剤等を含むことができる。
可塑剤、充填剤、架橋剤等を含むことができる。
【0037】顔料ペーストは、仕上り電着ラッカー浴が
析出に必要な諸性状を示すような量で陰極析出合成樹脂
の水性ディスパージョンに加えられる。多くの場合にお
いて、顔料と陰極析出合成樹脂との間の重量比は0.0
5から0.5までの範囲となる。
析出に必要な諸性状を示すような量で陰極析出合成樹脂
の水性ディスパージョンに加えられる。多くの場合にお
いて、顔料と陰極析出合成樹脂との間の重量比は0.0
5から0.5までの範囲となる。
【0038】本発明方法の発泡抑制剤は、以下の3種類
の成分を含んでいる: a.C2 −C20−アルコールとステアリン酸のエステ
ル、好適にはステアリン酸イソデシルエステル、 b.好適にはC16−C18−アルコールをベースにした脂
肪族アルコールリン酸エステル、 c.C8 −C20−炭化水素混合物、好適にはシエル社
(Fa.SHELL)のC10−C13−炭化水素からなる
シエルゾルK(SHELLSOL K)。
の成分を含んでいる: a.C2 −C20−アルコールとステアリン酸のエステ
ル、好適にはステアリン酸イソデシルエステル、 b.好適にはC16−C18−アルコールをベースにした脂
肪族アルコールリン酸エステル、 c.C8 −C20−炭化水素混合物、好適にはシエル社
(Fa.SHELL)のC10−C13−炭化水素からなる
シエルゾルK(SHELLSOL K)。
【0039】本発明方法により電着ラッカー浴に加えら
れる発泡抑制剤をどのようにして入れるかについては、
数種類の可能な方法がある。好適には、顔料ペースト中
または合成樹脂ディスパージョン中に入れられる。この
場合に、発泡抑制剤を適当な溶剤(例えば酢酸エチル、
ブチルグリコール、高沸点鉱物油留分または石油ベンジ
ン)中に溶解するのが好適である。また発泡抑制剤を、
仕上り電着ラッカー浴に添加成分として加えることも原
則的に可能である。
れる発泡抑制剤をどのようにして入れるかについては、
数種類の可能な方法がある。好適には、顔料ペースト中
または合成樹脂ディスパージョン中に入れられる。この
場合に、発泡抑制剤を適当な溶剤(例えば酢酸エチル、
ブチルグリコール、高沸点鉱物油留分または石油ベンジ
ン)中に溶解するのが好適である。また発泡抑制剤を、
仕上り電着ラッカー浴に添加成分として加えることも原
則的に可能である。
【0040】発泡抑制剤は、仕上り電着ラッカー浴が浴
中の固体成分当りで発泡抑制剤を10から10000p
pmまで、特に好適には100から1500ppmまで
含むような量になるように、本発明方法の電着ラッカー
浴に入れられる。多くの場合において、発泡抑制剤の十
分なまたは望ましい作用を示すのに必要な量を決めるた
めには、専門技術者の助けによって実施される一連の試
験で認識されることが必要となる。
中の固体成分当りで発泡抑制剤を10から10000p
pmまで、特に好適には100から1500ppmまで
含むような量になるように、本発明方法の電着ラッカー
浴に入れられる。多くの場合において、発泡抑制剤の十
分なまたは望ましい作用を示すのに必要な量を決めるた
めには、専門技術者の助けによって実施される一連の試
験で認識されることが必要となる。
【0041】電着ラッカー浴は、陰極で析出する合成樹
脂、顔料ペーストおよび発泡抑制剤のほかに、さらに普
通に使用される添加物例えば添加溶剤、抗酸化剤、表面
活性剤等を含むことができる。
脂、顔料ペーストおよび発泡抑制剤のほかに、さらに普
通に使用される添加物例えば添加溶剤、抗酸化剤、表面
活性剤等を含むことができる。
【0042】本発明方法で使用される電着ラッカー浴の
固体成分含量は、好適には7から35重量部まで、特に
好適には12から25重量部までである。電着ラッカー
浴のpH−値は4および8の間、好適には5および7.
5の間となっている。
固体成分含量は、好適には7から35重量部まで、特に
好適には12から25重量部までである。電着ラッカー
浴のpH−値は4および8の間、好適には5および7.
5の間となっている。
【0043】電着ラッカー浴は、通電される陽極および
陰極として操作される通電可能の基質とを電気的に接続
させる役目となっている。陽極と陰極との間に電流を通
じると、陰極基質上に固着したラッカーフィルムが析出
する。
陰極として操作される通電可能の基質とを電気的に接続
させる役目となっている。陽極と陰極との間に電流を通
じると、陰極基質上に固着したラッカーフィルムが析出
する。
【0044】電着ラッカー浴の温度は、15から35℃
まで、好適には20から30℃までの間でなければなら
ない。
まで、好適には20から30℃までの間でなければなら
ない。
【0045】使われる電圧は大幅に変化することがで
き、例えば2ボルトから1000ボルトの間にある。し
かし典型的には、50ボルトから500ボルトの範囲で
操作される。電流密度は、一般的に約10および100
アンペア/m2 の間にある。樹脂の析出が進むと、電流
密度は低下する。
き、例えば2ボルトから1000ボルトの間にある。し
かし典型的には、50ボルトから500ボルトの範囲で
操作される。電流密度は、一般的に約10および100
アンペア/m2 の間にある。樹脂の析出が進むと、電流
密度は低下する。
【0046】樹脂析出後にコーティングされた対象物が
洗浄されて、次の焼付けの準備をする。
洗浄されて、次の焼付けの準備をする。
【0047】析出固着したラッカーフィルムは一般的に
130から200℃までの温度で10乃至60分の時間
で焼付けされるが、好適には150から180℃の温度
で15乃至30分間焼付けされることになる。
130から200℃までの温度で10乃至60分の時間
で焼付けされるが、好適には150から180℃の温度
で15乃至30分間焼付けされることになる。
【0048】本発明方法は任意の導電性基質のコーティ
ングに使用されるが、特に金属類、例えば鉄鋼、アルミ
ニウム、銅およびこれに類する金属のコーティングに好
適である。
ングに使用されるが、特に金属類、例えば鉄鋼、アルミ
ニウム、銅およびこれに類する金属のコーティングに好
適である。
【0049】以下の実施例中に記載されている部および
パーセントは、重量で示されている。
パーセントは、重量で示されている。
【0050】
1.カチオン型アミノ変性エポキシ樹脂をベースにした
合成樹脂水性ディスパージョンの製造法 1.1 アミノ変性エポキシ樹脂の製造法 反応容器中に、1780gのエピコート(Epikot
e)1001[エポキシド当量重量500のシエル社
(Fa.Shell)のエポキシ樹脂]、280gのド
デシルフェノールおよび105gのキシレンが加えら
れ、窒素雰囲気下において120℃で溶融される。続い
て軽度の減圧下で循環させることによって、痕跡量の水
分を除去する。次に3gのN,N−ジメチルベンジルア
ミンが加えられ、反応混合物を180℃に加熱してこの
温度約3時間維持することによってエポキシド当量重量
(EEW)を1162にまで上昇させる。次に冷却して
から、急いで順番に131gのヘキシルグリコール、1
31gのジエタノール−アミンおよび241gのキシレ
ンを加える。この際に温度が軽度に上昇する。次に反応
混合物を90℃まで冷却させてから、さらに希釈するた
めに183gのブチルグリコールおよび293gのイソ
ブタノールを添加する。温度が70℃にまで下った時
に、41gのN,N−ジメチルアミノプロピルアミンを
加え、この温度を3時間維持してから反応容器から出
す。
合成樹脂水性ディスパージョンの製造法 1.1 アミノ変性エポキシ樹脂の製造法 反応容器中に、1780gのエピコート(Epikot
e)1001[エポキシド当量重量500のシエル社
(Fa.Shell)のエポキシ樹脂]、280gのド
デシルフェノールおよび105gのキシレンが加えら
れ、窒素雰囲気下において120℃で溶融される。続い
て軽度の減圧下で循環させることによって、痕跡量の水
分を除去する。次に3gのN,N−ジメチルベンジルア
ミンが加えられ、反応混合物を180℃に加熱してこの
温度約3時間維持することによってエポキシド当量重量
(EEW)を1162にまで上昇させる。次に冷却して
から、急いで順番に131gのヘキシルグリコール、1
31gのジエタノール−アミンおよび241gのキシレ
ンを加える。この際に温度が軽度に上昇する。次に反応
混合物を90℃まで冷却させてから、さらに希釈するた
めに183gのブチルグリコールおよび293gのイソ
ブタノールを添加する。温度が70℃にまで下った時
に、41gのN,N−ジメチルアミノプロピルアミンを
加え、この温度を3時間維持してから反応容器から出
す。
【0051】得られた樹脂は70.2%の固形物含量
と、0.97ミリ当量/グラムの塩基含量を有してい
る。 1.2 架橋剤の製造法 反応容器中に、窒素雰囲気下で488gのイソシアヌル
酸エステル生成で三量体化されたヘキサメチレンジイソ
シアナト[イソシアナト当量重量193のBASF社
(BASF AG)の市販品]および170gのメチル
イソブチル−ケトンが加えられ、50℃に加熱される。
次に312gのジ−n−ブチルアミンを、内温が60か
ら70℃に保たれるように滴下させる。添加終了後にさ
らに1時間75℃で撹拌し、続いて30gのn−ブタノ
ールを加えて希釈し冷却する。得られた架橋剤は固形物
含量79.6%(130℃で1時間)を有し、アミン値
が5mgKOH/g以下となっている。 1.3 水性合成樹脂ディスパージョンの製造法 1.1に従って得られる樹脂1120gおよび1.2に
従って得られる架橋剤420gが、室温で撹拌される。
この混合物が均一になった後で(約15分乃至30
分)、1.5gの脱泡剤[脱泡剤TP、BASF社(B
ASF AG)の市販品]および18gの氷酢酸を加え
て撹拌する。678gの脱イオン水が、4回に分けて加
えられる。続いてさらに1154gの脱イオン水が、少
量づつ加えられてさらに希釈される。得られた水性ディ
スパージョンが共沸減圧蒸留により低沸点溶剤を留去さ
れてから、続いて脱イオン水により固形物濃度33%に
まで希釈される。 2.発泡抑制剤を含有する含量ペーストの製造法 2.1 磨砕樹脂の製造法 ビスフェノールAおよびエピクロルヒドリンをベースに
したエポキシド当量重量485のジグリシジルエーテル
の640部およびエポキシド当量重量189の同様のジ
グリシジルエーテルの160部が、100℃で混合され
る。別の容器中で452部のヘキサメチレンジアミンが
用意され100℃に加熱され、ここへ上述の加熱エポキ
シ樹脂混合物の720部が1時間以内に加えられるが、
温度を100℃に保つために容易に冷却されるようにし
て置かねばならない。さらに30分経過した後で、温度
を上昇させて減圧にし過剰のヘキサメチレンジアミンが
取り去られるが、この際の最終温度は205℃になり圧
が30ミリバールに達するようにする。
と、0.97ミリ当量/グラムの塩基含量を有してい
る。 1.2 架橋剤の製造法 反応容器中に、窒素雰囲気下で488gのイソシアヌル
酸エステル生成で三量体化されたヘキサメチレンジイソ
シアナト[イソシアナト当量重量193のBASF社
(BASF AG)の市販品]および170gのメチル
イソブチル−ケトンが加えられ、50℃に加熱される。
次に312gのジ−n−ブチルアミンを、内温が60か
ら70℃に保たれるように滴下させる。添加終了後にさ
らに1時間75℃で撹拌し、続いて30gのn−ブタノ
ールを加えて希釈し冷却する。得られた架橋剤は固形物
含量79.6%(130℃で1時間)を有し、アミン値
が5mgKOH/g以下となっている。 1.3 水性合成樹脂ディスパージョンの製造法 1.1に従って得られる樹脂1120gおよび1.2に
従って得られる架橋剤420gが、室温で撹拌される。
この混合物が均一になった後で(約15分乃至30
分)、1.5gの脱泡剤[脱泡剤TP、BASF社(B
ASF AG)の市販品]および18gの氷酢酸を加え
て撹拌する。678gの脱イオン水が、4回に分けて加
えられる。続いてさらに1154gの脱イオン水が、少
量づつ加えられてさらに希釈される。得られた水性ディ
スパージョンが共沸減圧蒸留により低沸点溶剤を留去さ
れてから、続いて脱イオン水により固形物濃度33%に
まで希釈される。 2.発泡抑制剤を含有する含量ペーストの製造法 2.1 磨砕樹脂の製造法 ビスフェノールAおよびエピクロルヒドリンをベースに
したエポキシド当量重量485のジグリシジルエーテル
の640部およびエポキシド当量重量189の同様のジ
グリシジルエーテルの160部が、100℃で混合され
る。別の容器中で452部のヘキサメチレンジアミンが
用意され100℃に加熱され、ここへ上述の加熱エポキ
シ樹脂混合物の720部が1時間以内に加えられるが、
温度を100℃に保つために容易に冷却されるようにし
て置かねばならない。さらに30分経過した後で、温度
を上昇させて減圧にし過剰のヘキサメチレンジアミンが
取り去られるが、この際の最終温度は205℃になり圧
が30ミリバールに達するようにする。
【0052】続いて57.6部のステアリン酸、17
2.7部のダイマー脂肪酸および115部のキシレンが
加えられる。次に175乃至180℃で90分以内に、
生成水が共沸留去される。次に58部のブチルグリコー
ルおよび322部のイソブタノールが加えられる。生成
物は、固形物含量70%でありプレート−円錐−粘度計
により75℃で測定した粘度が2240ミリパスカル
(mPas)となっている。 2.2 含量ペーストの製造法 2.1に従って製造された磨砕樹脂の586部が、11
62部の脱イオン水および22部の氷酢酸と一緒にさ
れ、70部のステアリン酸イソデシルエステルからの5
0%溶液の37部、C16/C18−脂肪族アルコールリン
酸エステルの15部およびC10−C13−炭化水素混合物
[Shell社(Fa.Shell)のシエルゾール
(SHELLSOL)K]と共にブチルグリコール中で
強力に撹拌混合される。続いて880部の二酸化チタ
ン、250部のケイ酸アルミニウム主体のエキステンダ
ー、53部の塩基性ケイ酸鉛および10部のカーボンブ
ラックが混合される。この混合物が溶解器中で均一化
(約30乃至60分間)され、続いて磨砕器中で12μ
m以下のヘーグマン(Hegman)粒度になるまで微
粉化される。この後で脱イオン水により、固形分含量6
2%まで希釈される。 3.本発明方法による電着ラッカー浴の調製およびラッ
カーフィルム析出 1.3によるディスパージョンの2200重量部が2.
2による顔料ペーストの700部と混合され、次に浴固
形物顔料が20重量%になるまで脱イオン水で調製され
る。リン酸亜鉛処理薄鋼板上で、350ボルト電圧によ
る2分間でラッカーフィルムが析出固着する。浴温度は
27℃である。生成した湿潤フィルムは、160℃で2
0分間焼付けされる。
2.7部のダイマー脂肪酸および115部のキシレンが
加えられる。次に175乃至180℃で90分以内に、
生成水が共沸留去される。次に58部のブチルグリコー
ルおよび322部のイソブタノールが加えられる。生成
物は、固形物含量70%でありプレート−円錐−粘度計
により75℃で測定した粘度が2240ミリパスカル
(mPas)となっている。 2.2 含量ペーストの製造法 2.1に従って製造された磨砕樹脂の586部が、11
62部の脱イオン水および22部の氷酢酸と一緒にさ
れ、70部のステアリン酸イソデシルエステルからの5
0%溶液の37部、C16/C18−脂肪族アルコールリン
酸エステルの15部およびC10−C13−炭化水素混合物
[Shell社(Fa.Shell)のシエルゾール
(SHELLSOL)K]と共にブチルグリコール中で
強力に撹拌混合される。続いて880部の二酸化チタ
ン、250部のケイ酸アルミニウム主体のエキステンダ
ー、53部の塩基性ケイ酸鉛および10部のカーボンブ
ラックが混合される。この混合物が溶解器中で均一化
(約30乃至60分間)され、続いて磨砕器中で12μ
m以下のヘーグマン(Hegman)粒度になるまで微
粉化される。この後で脱イオン水により、固形分含量6
2%まで希釈される。 3.本発明方法による電着ラッカー浴の調製およびラッ
カーフィルム析出 1.3によるディスパージョンの2200重量部が2.
2による顔料ペーストの700部と混合され、次に浴固
形物顔料が20重量%になるまで脱イオン水で調製され
る。リン酸亜鉛処理薄鋼板上で、350ボルト電圧によ
る2分間でラッカーフィルムが析出固着する。浴温度は
27℃である。生成した湿潤フィルムは、160℃で2
0分間焼付けされる。
【0053】電着ラッカー浴1:1.3によるディスパ
ージョン。
ージョン。
【0054】2.2による顔料ペースト。
【0055】電着ラッカー浴2:1.3によるディスパ
ージョン。
ージョン。
【0056】2.2による顔料ペースト、但しステアリ
ン酸イソデシルエステル、シエルゾール(SHELLS
OL)Kおよび脂肪族アルコールリン酸エステルのブチ
ルグリコール溶液の添加なし。
ン酸イソデシルエステル、シエルゾール(SHELLS
OL)Kおよび脂肪族アルコールリン酸エステルのブチ
ルグリコール溶液の添加なし。
【0057】それぞれの電着浴が、平行して100ml
縦型シリンダー中で強力に振盪された。生成した泡が再
び崩壊するまでの時間が、測定された。
縦型シリンダー中で強力に振盪された。生成した泡が再
び崩壊するまでの時間が、測定された。
【0058】 電 着 浴 1 2 泡崩壊までの測定時間 20秒 >1時間 電 着 浴 1 2 膜の厚さ (μm) 20 20 傾斜:0〜5段階 1.5 1.5 クレーター/dm2 0.5 1.5 このフィルムが次に市販の充填剤および白色アルキド樹
脂ラッカーで上塗りされてから、240時間発汗状態の
気候条件中で試験された。この後で、フィルムの固着性
が、格子状に切れ目をつけて、セロハンテープで剥離さ
せる方法により試験された。
脂ラッカーで上塗りされてから、240時間発汗状態の
気候条件中で試験された。この後で、フィルムの固着性
が、格子状に切れ目をつけて、セロハンテープで剥離さ
せる方法により試験された。
【0059】 電 着 浴 1 2 固着性:0〜5段階 0.5 0.5 低温溶液(KTL)の電着浴が、次に0.1%のAST
M−油で汚染された。この油分は約1日以内かき混ぜら
れた。この後で上述のようにラッカーフィルム析出をさ
せた。
M−油で汚染された。この油分は約1日以内かき混ぜら
れた。この後で上述のようにラッカーフィルム析出をさ
せた。
【0060】 電 着 浴 1 2 クレーター/dm2 1.5 >50
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト、ホフマン ドイツ連邦共和国、6701、オターシュタッ ト、パペルシュトラーセ、22 (72)発明者 ディーター、ファウル ドイツ連邦共和国、6702、バート、デュル クハイム、ゲーテシュトラーセ、4
Claims (4)
- 【請求項1】 陰極で析出する合成樹脂および発泡抑制
剤を含む電着ラッカーにおいて、発泡抑制剤が a.C2 −C20−アルコールとステアリン酸からのエス
テルの50−70重量%、 b.脂肪族アルコールリン酸エステルの5−30重量
%、 c.C8 −C20−炭化水素混合物の5−30重量% からの混合物であることを特徴とする電着ラッカー。 - 【請求項2】 合成樹脂Aが水性ディスパージョンで存
在しアミン変性エポキシ樹脂、架橋剤および顔料ペース
トを含むことを特徴とする、請求項1の電着ラッカー。 - 【請求項3】 水性ディスパージョン中の固体含量当り
で10から10,000ppmまでの範囲の発泡抑制剤
混合物を含むことを特徴とする、請求項1の電着ラッカ
ー。 - 【請求項4】 請求項1の電着ラッカーの水性ディスパ
ージョン中に浸漬され陰極として接続されている基質が
直流によって基質上にラッカーフィルムが電着により析
出されてから、基質を電解浴から出してラッカーフィル
ムを高温で焼き付けることを特徴とする、金属基質のコ
ーティング方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4133299.7 | 1991-10-08 | ||
DE19914133299 DE4133299A1 (de) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | Kathodisch anscheidbarer elektrotauchlack |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279605A true JPH05279605A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=6442259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26715492A Pending JPH05279605A (ja) | 1991-10-08 | 1992-10-06 | 陰極で析出する電着ラッカー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0536638A3 (ja) |
JP (1) | JPH05279605A (ja) |
DE (1) | DE4133299A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004269597A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Mazda Motor Corp | 亜鉛メッキ鋼板の防食性に優れたカチオン電着塗料組成物及び塗装物品 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101993576B (zh) * | 2010-11-04 | 2012-01-25 | 安吉万国涂料有限公司 | 一种疏水性阴极电泳涂料用树脂乳液及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4218296A (en) * | 1978-08-21 | 1980-08-19 | Scm Corporation | Process for electrocoating aqueous dispersions of cathodic resins |
DE3721985A1 (de) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Schering Ag | Waessriges saures bad zur galvanischen abscheidung glaenzender und eingeebneter kupferueberzuege |
-
1991
- 1991-10-08 DE DE19914133299 patent/DE4133299A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-10-01 EP EP19920116798 patent/EP0536638A3/de not_active Withdrawn
- 1992-10-06 JP JP26715492A patent/JPH05279605A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004269597A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Mazda Motor Corp | 亜鉛メッキ鋼板の防食性に優れたカチオン電着塗料組成物及び塗装物品 |
JP4516723B2 (ja) * | 2003-03-06 | 2010-08-04 | マツダ株式会社 | 亜鉛メッキ鋼板の防食性に優れたカチオン電着塗料組成物及び塗装物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0536638A2 (de) | 1993-04-14 |
EP0536638A3 (en) | 1993-05-26 |
DE4133299A1 (de) | 1993-04-15 |
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