JPH05279260A - 安定化されたビタミンd類製剤 - Google Patents
安定化されたビタミンd類製剤Info
- Publication number
- JPH05279260A JPH05279260A JP4088666A JP8866692A JPH05279260A JP H05279260 A JPH05279260 A JP H05279260A JP 4088666 A JP4088666 A JP 4088666A JP 8866692 A JP8866692 A JP 8866692A JP H05279260 A JPH05279260 A JP H05279260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active vitamin
- weight
- vitamin
- composition
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/141—Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers
- A61K9/146—Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers with organic macromolecular compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/59—Compounds containing 9, 10- seco- cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1611—Inorganic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1617—Organic compounds, e.g. phospholipids, fats
- A61K9/1623—Sugars or sugar alcohols, e.g. lactose; Derivatives thereof; Homeopathic globules
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1629—Organic macromolecular compounds
- A61K9/1635—Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone, poly(meth)acrylates
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安定化された新規ビタミンD類製剤を提供す
る。 【構成】活性型ビタミンD類を塩基性高分子中に分散し
てなる組成物、有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタ
ミンD2類および塩基性物質を含有してなる組成物ある
いは、微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物質および
水に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成物。 【効果】本発明の組成物は、高温多湿条件下において熱
異性体化や分解,変色等が起こりにくく、優れた安定性
を示す。
る。 【構成】活性型ビタミンD類を塩基性高分子中に分散し
てなる組成物、有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタ
ミンD2類および塩基性物質を含有してなる組成物ある
いは、微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物質および
水に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成物。 【効果】本発明の組成物は、高温多湿条件下において熱
異性体化や分解,変色等が起こりにくく、優れた安定性
を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な活性型ビタミンD
類製剤及びその製造法に関する。
類製剤及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】活性型ビタミンD類は化学的には熱、
光、酸素、水分に対して不安定であり、これらを安定な
形で製剤とすることは極めて重要である。従来、これら
活性型ビタミンD類の固体状態での安定化方法は活性型
ビタミンD3類について、サイクロデキストリンとの包
接化合物を形成させる方法(特開昭51−128417
号公報)、コレステロール類との複合体を形成させる方
法(特公昭62−51948号公報)、有機溶媒に対して
難溶性の賦形剤、例えば乳糖、結晶セルロース等からな
る内層に活性型ビタミンD3類と有機溶媒に易溶性の賦
形剤、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース等からなる外層を形成せしめる方法(特公
昭63−60007号公報)等が知られている。
光、酸素、水分に対して不安定であり、これらを安定な
形で製剤とすることは極めて重要である。従来、これら
活性型ビタミンD類の固体状態での安定化方法は活性型
ビタミンD3類について、サイクロデキストリンとの包
接化合物を形成させる方法(特開昭51−128417
号公報)、コレステロール類との複合体を形成させる方
法(特公昭62−51948号公報)、有機溶媒に対して
難溶性の賦形剤、例えば乳糖、結晶セルロース等からな
る内層に活性型ビタミンD3類と有機溶媒に易溶性の賦
形剤、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース等からなる外層を形成せしめる方法(特公
昭63−60007号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の安定化
方法による製剤は活性型ビタミンD3類に関するもの
で、しかも従来の安定化方法では、高温多湿条件で安定
性が十分に保証できないなどの欠点があった。その上さ
らに不安定な活性型ビタミンD類にそのまま応用できる
ものではなかった。
方法による製剤は活性型ビタミンD3類に関するもの
で、しかも従来の安定化方法では、高温多湿条件で安定
性が十分に保証できないなどの欠点があった。その上さ
らに不安定な活性型ビタミンD類にそのまま応用できる
ものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような状況下、本発
明者らは、活性型ビタミンD2類の安定性におけるpHの
影響を調べた。すなわち、ブリットン−ロビンソン(Bri
tton−Robinson)の広域緩衝液(90ml)に1α−ヒドロ
キシビタミンD2(1α−OH−D2)エタノール溶液(1m
l,1α−OH−D2を32μg含有)を加え、25℃で保
存、6時間及び22時間後の1α−OH−D2の残存率
を調べた。その結果を〔表1〕に示す。
明者らは、活性型ビタミンD2類の安定性におけるpHの
影響を調べた。すなわち、ブリットン−ロビンソン(Bri
tton−Robinson)の広域緩衝液(90ml)に1α−ヒドロ
キシビタミンD2(1α−OH−D2)エタノール溶液(1m
l,1α−OH−D2を32μg含有)を加え、25℃で保
存、6時間及び22時間後の1α−OH−D2の残存率
を調べた。その結果を〔表1〕に示す。
【表1】 残存率の測定方法 装 置:島津 LC−6AD カ ラ ム:YMC−PACK A−202 S−5
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm 〔表1〕より明らかなように、1α−OH−D2はpH9
以上で安定化されることが明らかとなった。本発明者ら
は、これらの知見に基づきさらに鋭意研究を重ね、本発
明を完成した。
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm 〔表1〕より明らかなように、1α−OH−D2はpH9
以上で安定化されることが明らかとなった。本発明者ら
は、これらの知見に基づきさらに鋭意研究を重ね、本発
明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、 1.活性型ビタミンD類を塩基性高分子物質中に分散し
てなる組成物、 2.有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタミンD2類
および塩基性物質を含有してなる組成物、及び 3.微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物質および水
に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成物に関す
る。
てなる組成物、 2.有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタミンD2類
および塩基性物質を含有してなる組成物、及び 3.微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物質および水
に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成物に関す
る。
【0006】本発明に用いられる活性型ビタミンD類お
よび微粉状の活性型ビタミンD類における活性型ビタミ
ンD類としては、活性型ビタミンD2類および活性型ビ
タミンD3類などが挙げられる。好ましくは活性型ビタ
ミンD2類である。
よび微粉状の活性型ビタミンD類における活性型ビタミ
ンD類としては、活性型ビタミンD2類および活性型ビ
タミンD3類などが挙げられる。好ましくは活性型ビタ
ミンD2類である。
【0007】活性型ビタミンD2類としては、1α−ヒ
ドロキシビタミンD2(1α−OH−D2),1α,24,
25−トリヒドロキシビタミンD2(1α,24,25−
(OH)3−D2),1α−ヒドロキシ−24−オキソビタ
ミンD2,24−ヒドロキシビタミンD2,24,25−
ジヒドロキシビタミンD2(24,25−(OH)2−
D2),25−ヒドロキシビタミンD2(25−OH−
D2),1α,25−ジヒドロキシビタミンD2(1α,2
5−(OH)2−D2)などが挙げられる。これらの活性型
ビタミンD2類の中で、1α−ヒドロキシビタミンD2が
好ましい。
ドロキシビタミンD2(1α−OH−D2),1α,24,
25−トリヒドロキシビタミンD2(1α,24,25−
(OH)3−D2),1α−ヒドロキシ−24−オキソビタ
ミンD2,24−ヒドロキシビタミンD2,24,25−
ジヒドロキシビタミンD2(24,25−(OH)2−
D2),25−ヒドロキシビタミンD2(25−OH−
D2),1α,25−ジヒドロキシビタミンD2(1α,2
5−(OH)2−D2)などが挙げられる。これらの活性型
ビタミンD2類の中で、1α−ヒドロキシビタミンD2が
好ましい。
【0008】活性型ビタミンD3類としては1α−ヒド
ロキシビタミンD3(1α−OH−D3),1α,25−ジ
ヒドロキシビタミンD3(1α,25−(OH)2−D3),
1α,24−ジヒドロキシビタミンD3(1α,24−
(OH)2−D3),1α,24,25−トリヒドロキシビ
タミンD3(1α,24,25−(OH)3−D3),1α−
ヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,1α,25−
ジヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,1α,25
−ジヒドロキシビタミンD3−26,23−ラクトン,
1α,25−ジヒドロキシビタミンD3−26,23−
パーオキシラクトン,26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−1α,25−ジヒドロキシビタ
ミンD3などの1α位に水酸基を有する活性型ビタミン
D3類:あるいは25−ヒドロキシビタミンD3(25−
OH−D3),24−ヒドロキシビタミンD3(24−OH
−D3),24−オキソビタミンD3,24,25−ジヒ
ドロキシビタミンD3(24,25−(OH)2−D3),2
5−ヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,25−ヒ
ドロキシビタミンD3−26,23−ラクトン,25−
ヒドロキシビタミンD3−26,23−パーオキシラク
トンなどの1α位に水酸基を有しない活性型ビタミンD
3類などが挙げられる。
ロキシビタミンD3(1α−OH−D3),1α,25−ジ
ヒドロキシビタミンD3(1α,25−(OH)2−D3),
1α,24−ジヒドロキシビタミンD3(1α,24−
(OH)2−D3),1α,24,25−トリヒドロキシビ
タミンD3(1α,24,25−(OH)3−D3),1α−
ヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,1α,25−
ジヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,1α,25
−ジヒドロキシビタミンD3−26,23−ラクトン,
1α,25−ジヒドロキシビタミンD3−26,23−
パーオキシラクトン,26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−1α,25−ジヒドロキシビタ
ミンD3などの1α位に水酸基を有する活性型ビタミン
D3類:あるいは25−ヒドロキシビタミンD3(25−
OH−D3),24−ヒドロキシビタミンD3(24−OH
−D3),24−オキソビタミンD3,24,25−ジヒ
ドロキシビタミンD3(24,25−(OH)2−D3),2
5−ヒドロキシ−24−オキソビタミンD3,25−ヒ
ドロキシビタミンD3−26,23−ラクトン,25−
ヒドロキシビタミンD3−26,23−パーオキシラク
トンなどの1α位に水酸基を有しない活性型ビタミンD
3類などが挙げられる。
【0009】これらの活性型ビタミンD3類の中で、1
α−OH−D3,1α,25−(OH)2−D3,1α,2
4−(OH)2−D3,1α,25−ジヒドロキシビタミン
D3−26,23−ラクトンが好ましい。
α−OH−D3,1α,25−(OH)2−D3,1α,2
4−(OH)2−D3,1α,25−ジヒドロキシビタミン
D3−26,23−ラクトンが好ましい。
【0010】本発明に用いられる塩基性高分子物質とし
ては、例えば分子量約5,000から300,000、好
ましくは分子量約10,000から200,000の塩基
性合成高分子物質が挙げられる。塩基性合成高分子物質
の2%(重量/容量)水溶液のpHは7.5以上、好ましく
は8.0から13.0である。上記塩基性合成高分子物質
の望ましい具体例としては、例えばポリビニルアセター
ルジエチルアミノアセテート(AEA)等のポリビニル
アセテート類、アミノアルキルメタアクリレートコポリ
マーE等の(メタ)アクル酸の共重合体等が挙げられる。
これらの中で、ポリビニルアセテート類〔例、ポリビニ
ルアセタールジエチルアミノアセテート(AEA)〕が
特に好ましい。
ては、例えば分子量約5,000から300,000、好
ましくは分子量約10,000から200,000の塩基
性合成高分子物質が挙げられる。塩基性合成高分子物質
の2%(重量/容量)水溶液のpHは7.5以上、好ましく
は8.0から13.0である。上記塩基性合成高分子物質
の望ましい具体例としては、例えばポリビニルアセター
ルジエチルアミノアセテート(AEA)等のポリビニル
アセテート類、アミノアルキルメタアクリレートコポリ
マーE等の(メタ)アクル酸の共重合体等が挙げられる。
これらの中で、ポリビニルアセテート類〔例、ポリビニ
ルアセタールジエチルアミノアセテート(AEA)〕が
特に好ましい。
【0011】本発明に用いられる有機溶媒に対して易溶
性の賦形剤としては、例えば有機溶媒に易溶性の合成高
分子化合物[例、ポリビニルピロリドン(PVP)
等]、有機溶媒に易溶性の半合成高分子化合物[例、ヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC),ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(HPMC),メチルセルロー
ス(MC)等のセルロース誘導体等]、有機溶媒に易溶
性のステロール誘導体[例、コレステロール,β−シト
ステロール,カンペステロール,デオキシコール酸等]
等が挙げられる。これらの中で、有機溶媒に易溶性の合
成高分子化合物[例、ポリビニルピロリドン(PVP)
等]、有機溶媒に易溶性の半合成高分子化合物[例、ヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC),ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(HPMC),メチルセルロー
ス(MC)等のセルロース誘導体等]が好ましい。さら
に特に好ましくは、ポリビニルピロリドン,ヒドロキシ
プロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースである。
性の賦形剤としては、例えば有機溶媒に易溶性の合成高
分子化合物[例、ポリビニルピロリドン(PVP)
等]、有機溶媒に易溶性の半合成高分子化合物[例、ヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC),ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(HPMC),メチルセルロー
ス(MC)等のセルロース誘導体等]、有機溶媒に易溶
性のステロール誘導体[例、コレステロール,β−シト
ステロール,カンペステロール,デオキシコール酸等]
等が挙げられる。これらの中で、有機溶媒に易溶性の合
成高分子化合物[例、ポリビニルピロリドン(PVP)
等]、有機溶媒に易溶性の半合成高分子化合物[例、ヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC),ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(HPMC),メチルセルロー
ス(MC)等のセルロース誘導体等]が好ましい。さら
に特に好ましくは、ポリビニルピロリドン,ヒドロキシ
プロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースである。
【0012】本発明に用いられる塩基性物質としては、
例えば、炭酸数2から6の有機カルボン酸アルカリ金属
塩(例、酢酸ナトリウム,酢酸カリウム,クエン酸ナト
リウム等)、アルカリ土金属酸化物(例、酸化カルシウ
ム,酸化マグネシウム等)、アルカリ金属炭酸または炭
酸水素塩(例、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水
素ナトリウム等)、アルカリ土金属炭酸塩(例、炭酸マ
グネシウム,炭酸カルシウム等)、アルカリ金属リン酸
塩(例、リン酸水素2ナトリウム,リン酸水素2カリウ
ム,リン酸3ナトリウム等)、アルカリ金属ピロリン酸
塩(例、ピロリン酸カリウム,ピロリン酸ナトリウム
等)が挙げられる。これらの中で、炭素数2から6の有
機カルボン酸ナトリウム塩(例、酢酸ナトリウム,クエ
ン酸ナトリウム等)、マグネシウム酸化物(例、酸化マ
グネシウム等)、アルカリ金属炭酸または炭酸水素塩
(例、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリ
ウム等)、炭酸マグネシウム,アルカリ金属リン酸塩
(例、リン酸水素2ナトリウム,リン酸水素2カリウ
ム,リン酸3ナトリウム等)、アルカリ金属ピロリン酸
塩(例、ピロリン酸カリウム,ピロリン酸ナトリウム
等)が好ましい。さらに、クエン酸ナトリウム,酸化マ
グネシウム、アルカリ金属炭酸または炭酸水素塩(例、
炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム
等)、アルカリ金属リン酸塩(例、リン酸水素2ナトリ
ウム,リン酸水素2カリウム,リン酸3ナトリウム
等)、アルカリ金属ピロリン酸塩(例、ピロリン酸カリ
ウム,ピロリン酸ナトリウム等)が特に好ましい。
例えば、炭酸数2から6の有機カルボン酸アルカリ金属
塩(例、酢酸ナトリウム,酢酸カリウム,クエン酸ナト
リウム等)、アルカリ土金属酸化物(例、酸化カルシウ
ム,酸化マグネシウム等)、アルカリ金属炭酸または炭
酸水素塩(例、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水
素ナトリウム等)、アルカリ土金属炭酸塩(例、炭酸マ
グネシウム,炭酸カルシウム等)、アルカリ金属リン酸
塩(例、リン酸水素2ナトリウム,リン酸水素2カリウ
ム,リン酸3ナトリウム等)、アルカリ金属ピロリン酸
塩(例、ピロリン酸カリウム,ピロリン酸ナトリウム
等)が挙げられる。これらの中で、炭素数2から6の有
機カルボン酸ナトリウム塩(例、酢酸ナトリウム,クエ
ン酸ナトリウム等)、マグネシウム酸化物(例、酸化マ
グネシウム等)、アルカリ金属炭酸または炭酸水素塩
(例、炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリ
ウム等)、炭酸マグネシウム,アルカリ金属リン酸塩
(例、リン酸水素2ナトリウム,リン酸水素2カリウ
ム,リン酸3ナトリウム等)、アルカリ金属ピロリン酸
塩(例、ピロリン酸カリウム,ピロリン酸ナトリウム
等)が好ましい。さらに、クエン酸ナトリウム,酸化マ
グネシウム、アルカリ金属炭酸または炭酸水素塩(例、
炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム
等)、アルカリ金属リン酸塩(例、リン酸水素2ナトリ
ウム,リン酸水素2カリウム,リン酸3ナトリウム
等)、アルカリ金属ピロリン酸塩(例、ピロリン酸カリ
ウム,ピロリン酸ナトリウム等)が特に好ましい。
【0013】本発明に用いられる水に易溶性の賦形剤と
しては、例えば水に易溶性の高分子物質が挙げられる。
水に易溶性の高分子物質の好ましい例として、水に易溶
性の天然高分子物質、水に易溶性の合成高分子物質、水
に易溶性の半合成高分子物質等が挙げられる。これらの
中で、水に易溶性の半合成高分子物質が特に好ましい。
上記水に易溶性の天然高分子物質の望ましい具体例とし
ては、例えばデンプン誘導体(例、デキストラン,プル
ラン等)、タンパク質(例、ゼラチン,アルブミン
等)、海草類(例、寒天,アルギン酸ナトリウム等)な
どが挙げられる。これらの中でデンプン誘導体(例、デ
キストラン,プルラン等)が特に望ましい。上記水に易
溶性の合成高分子物質の望ましい具体例としては、例え
ばポリビニルピロリドン,ポリビニルアルコール,ポリ
エチレングリコール,ポリアクリル酸,ポリメタアクリ
ル酸などが挙げられる。これらの中でポリビニルピロリ
ドンが特に望ましい。上記水に易溶性の半合成高分子物
質の望ましい具体例としては、例えばセルロース誘導体
(例、ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセルロー
ス,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,カルボキシ
メチルセルロースナトリウム等)などが挙げられる。こ
れらの中でヒドロキシプロピルセルロースが特に望まし
い。これら水に易溶性の賦形剤は単独あるいは、2種以
上適宜の割合で混合して用いてもよい。
しては、例えば水に易溶性の高分子物質が挙げられる。
水に易溶性の高分子物質の好ましい例として、水に易溶
性の天然高分子物質、水に易溶性の合成高分子物質、水
に易溶性の半合成高分子物質等が挙げられる。これらの
中で、水に易溶性の半合成高分子物質が特に好ましい。
上記水に易溶性の天然高分子物質の望ましい具体例とし
ては、例えばデンプン誘導体(例、デキストラン,プル
ラン等)、タンパク質(例、ゼラチン,アルブミン
等)、海草類(例、寒天,アルギン酸ナトリウム等)な
どが挙げられる。これらの中でデンプン誘導体(例、デ
キストラン,プルラン等)が特に望ましい。上記水に易
溶性の合成高分子物質の望ましい具体例としては、例え
ばポリビニルピロリドン,ポリビニルアルコール,ポリ
エチレングリコール,ポリアクリル酸,ポリメタアクリ
ル酸などが挙げられる。これらの中でポリビニルピロリ
ドンが特に望ましい。上記水に易溶性の半合成高分子物
質の望ましい具体例としては、例えばセルロース誘導体
(例、ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセルロー
ス,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,カルボキシ
メチルセルロースナトリウム等)などが挙げられる。こ
れらの中でヒドロキシプロピルセルロースが特に望まし
い。これら水に易溶性の賦形剤は単独あるいは、2種以
上適宜の割合で混合して用いてもよい。
【0014】活性型ビタミンD類を塩基性高分子物質中
に分散してなる組成物は、例えば次の方法により製造さ
れる。活性型ビタミンD類をアルコール系溶媒(例、メ
タノール,エタノール,プロパノール等、好ましくはエ
タノール)に溶解した溶液を塩基性高分子物質のアルコ
ール系溶媒(例、メタノール,エタノール,プロパノー
ル等、好ましくはエタノール)溶液に加えよく撹拌、混
合せしめ、しかる後、この溶液に賦形剤(例、乳糖,マ
ンニトール,シクロデキストリン,カゼイン,デンプン
等)を添加し、よく混合し均一とし、次いでアルコール
系溶媒を留去する。
に分散してなる組成物は、例えば次の方法により製造さ
れる。活性型ビタミンD類をアルコール系溶媒(例、メ
タノール,エタノール,プロパノール等、好ましくはエ
タノール)に溶解した溶液を塩基性高分子物質のアルコ
ール系溶媒(例、メタノール,エタノール,プロパノー
ル等、好ましくはエタノール)溶液に加えよく撹拌、混
合せしめ、しかる後、この溶液に賦形剤(例、乳糖,マ
ンニトール,シクロデキストリン,カゼイン,デンプン
等)を添加し、よく混合し均一とし、次いでアルコール
系溶媒を留去する。
【0015】この製造方法において、塩基性高分子物質
の使用量は、活性型ビタミンD類1重量部に対し通常約
100から5000重量部、好ましくは約200から4
000重量部、特に好ましくは約300から3000重
量部である。アルコール系溶媒の使用量は、塩基性高分
子物質1重量部に対して通常約1から100重量部、好
ましくは約1から50重量部である。また賦形剤は単独
あるいは、2種以上適宜の割合で混合して用いてもよ
い。その使用量は、塩基性高分子物質1重量部に対し通
常約1から300重量部、好ましくは約5から200重
量部、特に好ましくは約10から100重量部である。
の使用量は、活性型ビタミンD類1重量部に対し通常約
100から5000重量部、好ましくは約200から4
000重量部、特に好ましくは約300から3000重
量部である。アルコール系溶媒の使用量は、塩基性高分
子物質1重量部に対して通常約1から100重量部、好
ましくは約1から50重量部である。また賦形剤は単独
あるいは、2種以上適宜の割合で混合して用いてもよ
い。その使用量は、塩基性高分子物質1重量部に対し通
常約1から300重量部、好ましくは約5から200重
量部、特に好ましくは約10から100重量部である。
【0016】有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタミ
ンD2類及び塩基性物質からなる組成物は、例えば次の
方法により製造される。活性型ビタミンD2類と、有機
溶媒に対して易溶性の賦形剤とを、活性型ビタミンD2
類と有機溶媒に対して易溶性の賦形剤との両者を溶解し
得る有機溶媒中でよく撹拌、混合せしめ、しかる後、こ
の溶液に、塩基性物質および所望により、賦形剤(例、
乳糖、マンニトール,シクロデキストリン,カゼイン,
デンプン等)を添加し、よく混合し均一とし、次いで有
機溶媒を留去する。
ンD2類及び塩基性物質からなる組成物は、例えば次の
方法により製造される。活性型ビタミンD2類と、有機
溶媒に対して易溶性の賦形剤とを、活性型ビタミンD2
類と有機溶媒に対して易溶性の賦形剤との両者を溶解し
得る有機溶媒中でよく撹拌、混合せしめ、しかる後、こ
の溶液に、塩基性物質および所望により、賦形剤(例、
乳糖、マンニトール,シクロデキストリン,カゼイン,
デンプン等)を添加し、よく混合し均一とし、次いで有
機溶媒を留去する。
【0017】この製造方法において、有機溶媒に易溶性
の賦形剤の使用量は活性型ビタミンD2類1重量部に対
し通常約100から5000重量部、好ましくは約30
0から4000重量部、特に好ましくは約500から2
500重量部である。塩基性物質の使用量は、例えば高
温多湿時に本発明の組成物を含んでなる固形製剤中に浸
透した水分のpHをアルカリ性に保つのに要する量であ
る。その量は用いる有機溶媒に 易溶性の賦形剤の量、
本製造方法により製造されたビタミンD2類組成物と共
に固形製剤をつくる時に用いる公知の添加物(例、賦形
剤,結合剤,崩壊剤,滑沢剤等)の性質や量に依存する
ので一概には決められないが、活性型ビタミンD2類1
重量部に対し通常約10から100000重量部、好ま
しくは約100から70000重量部、特に好ましくは
約200から50000重量部である。また所望により
賦形剤を用いる場合、賦形剤は単独あるいは、2種以上
適宜の割合で混合して用いてもよく、その使用量は、有
機溶媒に対して易溶性の賦形剤1重量部に対し通常約1
から300重量部、好ましくは約5から200重量部、
特に好ましくは約10から150重量部である。
の賦形剤の使用量は活性型ビタミンD2類1重量部に対
し通常約100から5000重量部、好ましくは約30
0から4000重量部、特に好ましくは約500から2
500重量部である。塩基性物質の使用量は、例えば高
温多湿時に本発明の組成物を含んでなる固形製剤中に浸
透した水分のpHをアルカリ性に保つのに要する量であ
る。その量は用いる有機溶媒に 易溶性の賦形剤の量、
本製造方法により製造されたビタミンD2類組成物と共
に固形製剤をつくる時に用いる公知の添加物(例、賦形
剤,結合剤,崩壊剤,滑沢剤等)の性質や量に依存する
ので一概には決められないが、活性型ビタミンD2類1
重量部に対し通常約10から100000重量部、好ま
しくは約100から70000重量部、特に好ましくは
約200から50000重量部である。また所望により
賦形剤を用いる場合、賦形剤は単独あるいは、2種以上
適宜の割合で混合して用いてもよく、その使用量は、有
機溶媒に対して易溶性の賦形剤1重量部に対し通常約1
から300重量部、好ましくは約5から200重量部、
特に好ましくは約10から150重量部である。
【0018】ここで用いる有機溶媒としては、例えばメ
タノール,エタノール,プロパノール等のアルコール系
溶媒;ジクロルメタン,クロロホルムなどのハロゲン化
炭化水素;ジエチルエーテルなどのエーテル系溶媒など
が挙げられる。これらのなかでも特に、メタノール、エ
タノールなどのアルコール系溶媒が好ましい。有機溶媒
は2種以上を混合して用いてもよい。このような有機溶
媒に、活性型ビタミンD2類と有機溶媒に対して易溶性
の賦形剤を溶解せしめる。有機溶媒の使用量は、有機溶
媒に易溶性の賦形剤1重量部に対して通常約1〜100
0重量部、好ましくは約1〜100重量部である。
タノール,エタノール,プロパノール等のアルコール系
溶媒;ジクロルメタン,クロロホルムなどのハロゲン化
炭化水素;ジエチルエーテルなどのエーテル系溶媒など
が挙げられる。これらのなかでも特に、メタノール、エ
タノールなどのアルコール系溶媒が好ましい。有機溶媒
は2種以上を混合して用いてもよい。このような有機溶
媒に、活性型ビタミンD2類と有機溶媒に対して易溶性
の賦形剤を溶解せしめる。有機溶媒の使用量は、有機溶
媒に易溶性の賦形剤1重量部に対して通常約1〜100
0重量部、好ましくは約1〜100重量部である。
【0019】微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物質
および水に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成
物は、例えば次の方法により製造される。即ち、活性型
ビタミンD類と水に易溶性の賦形剤とを、活性型ビタミ
ンD類を溶解せず水に易溶性の賦形剤を溶解する溶媒
(例、水)に懸濁し、活性型ビタミンD類を湿式粉砕機
〔例、マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディッ
クス社製,米国)〕で粉砕する。微粉状の活性型ビタミ
ンD類の直径は、5μm 以下が好ましい。この分散液
に、塩基性物質および水に易溶性の賦形剤、さらに所望
により、賦形剤及び/または低融点油脂状物質を添加
し、よく混合し均一とし、次いで自体公知の方法に従い
造粒する。この製造方法において、水に易溶性の賦形剤
は全体として、活性型ビタミンD類1重量部に対して通
常約100から5000重量部、好ましくは約300か
ら4000重量部、特に好ましくは約500から200
0重量部用いる。
および水に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組成
物は、例えば次の方法により製造される。即ち、活性型
ビタミンD類と水に易溶性の賦形剤とを、活性型ビタミ
ンD類を溶解せず水に易溶性の賦形剤を溶解する溶媒
(例、水)に懸濁し、活性型ビタミンD類を湿式粉砕機
〔例、マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディッ
クス社製,米国)〕で粉砕する。微粉状の活性型ビタミ
ンD類の直径は、5μm 以下が好ましい。この分散液
に、塩基性物質および水に易溶性の賦形剤、さらに所望
により、賦形剤及び/または低融点油脂状物質を添加
し、よく混合し均一とし、次いで自体公知の方法に従い
造粒する。この製造方法において、水に易溶性の賦形剤
は全体として、活性型ビタミンD類1重量部に対して通
常約100から5000重量部、好ましくは約300か
ら4000重量部、特に好ましくは約500から200
0重量部用いる。
【0020】塩基性物質は、用いる塩基性物質の種類に
もよるが、微粉状の活性型ビタミンD類1重量部に対し
通常約100から2000重量部、好ましくは約200
から1500重量部、特に好ましくは約300から10
00重量部用いる。上記製造において、所望により用い
られる賦形剤は通常の製剤工程で用いられる賦形剤が用
いられる。その例として、例えば乳糖,マンニトール,
シクロデキストリン,カゼイン,デンプン(例、トウモ
ロコシデンプン等)等が挙げられる。これら賦形剤は単
独あるいは、2種以上適宜の割合で混合して用いてもよ
い。これら賦形剤は、水に易溶性の賦形剤1重量部に対
し通常約1から300重量部、好ましくは約5から20
0重量部、特に好ましくは約10から150重量部用い
られる。上記製造方法において、所望により用いられる
低融点油脂状物質としては、その融点が比較的低く、
(例、20℃から90℃)活性型ビタミンDに悪影響を
及ぼさないものであればいかなるものでもよい。その例
として、例えばアルキレンオキシドの重合体もしくは共
重合体、好ましくはアルキレンオキシドの重合体があげ
られる。
もよるが、微粉状の活性型ビタミンD類1重量部に対し
通常約100から2000重量部、好ましくは約200
から1500重量部、特に好ましくは約300から10
00重量部用いる。上記製造において、所望により用い
られる賦形剤は通常の製剤工程で用いられる賦形剤が用
いられる。その例として、例えば乳糖,マンニトール,
シクロデキストリン,カゼイン,デンプン(例、トウモ
ロコシデンプン等)等が挙げられる。これら賦形剤は単
独あるいは、2種以上適宜の割合で混合して用いてもよ
い。これら賦形剤は、水に易溶性の賦形剤1重量部に対
し通常約1から300重量部、好ましくは約5から20
0重量部、特に好ましくは約10から150重量部用い
られる。上記製造方法において、所望により用いられる
低融点油脂状物質としては、その融点が比較的低く、
(例、20℃から90℃)活性型ビタミンDに悪影響を
及ぼさないものであればいかなるものでもよい。その例
として、例えばアルキレンオキシドの重合体もしくは共
重合体、好ましくはアルキレンオキシドの重合体があげ
られる。
【0021】アルキレンオキシドの具体例としては、例
えばエチレンオキシド,プロピレンオキシド,トリメチ
レンオキシド,テトラヒドロフラン等が挙げられる。こ
れらの中で、エチレンオキシドが特に好ましい。アルキ
レンオキシドの重合体としては、分子量約1,000か
ら10,000のもの(例、ポリエチレングリコール6
000)が用いられる。アルキレンオキシドの共重合体
例えばエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの共重
合体エチレンオキシドとトリメチレンオキシドとの共重
合体としては、分子量約1,000から10,000のも
のが用いられる。低融点油脂状物質は単独あるいは、2
種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。低融点油脂
状物質は、水に易溶性の賦形剤1重量部,に対し、通常
約0.1から15重量部、好ましくは約0.3から13重
量部、特に好ましくは約0.4から10重量部用いられ
る。本製造方法により製造された組成物中において、微
粉状の活性型ビタミンD類と塩基性物質とは均一にすな
わち緊密に接触している。
えばエチレンオキシド,プロピレンオキシド,トリメチ
レンオキシド,テトラヒドロフラン等が挙げられる。こ
れらの中で、エチレンオキシドが特に好ましい。アルキ
レンオキシドの重合体としては、分子量約1,000か
ら10,000のもの(例、ポリエチレングリコール6
000)が用いられる。アルキレンオキシドの共重合体
例えばエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの共重
合体エチレンオキシドとトリメチレンオキシドとの共重
合体としては、分子量約1,000から10,000のも
のが用いられる。低融点油脂状物質は単独あるいは、2
種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。低融点油脂
状物質は、水に易溶性の賦形剤1重量部,に対し、通常
約0.1から15重量部、好ましくは約0.3から13重
量部、特に好ましくは約0.4から10重量部用いられ
る。本製造方法により製造された組成物中において、微
粉状の活性型ビタミンD類と塩基性物質とは均一にすな
わち緊密に接触している。
【0022】本発明の組成物は、必要に応じてさらに適
当な添加物(賦形剤,結合剤,崩壊剤,抗酸化剤,抗酸
化剤との共働体,着色剤,滑沢剤,低融点油脂状物質
等)を加えてもよい。本発明の組成物は自体公知の方法
に従い、例えば錠剤,カプセル剤(例、硬カプセル剤,
軟カプセル剤等),顆粒剤,散剤等の固形製剤、シロッ
プ剤,乳剤,懸濁剤等の液剤等の経口用製剤とすること
ができる。特に好ましくは、錠剤,カプセル剤(例、硬
カプセル剤,軟カプセル剤等),顆粒剤,散剤等の固形
製剤である。
当な添加物(賦形剤,結合剤,崩壊剤,抗酸化剤,抗酸
化剤との共働体,着色剤,滑沢剤,低融点油脂状物質
等)を加えてもよい。本発明の組成物は自体公知の方法
に従い、例えば錠剤,カプセル剤(例、硬カプセル剤,
軟カプセル剤等),顆粒剤,散剤等の固形製剤、シロッ
プ剤,乳剤,懸濁剤等の液剤等の経口用製剤とすること
ができる。特に好ましくは、錠剤,カプセル剤(例、硬
カプセル剤,軟カプセル剤等),顆粒剤,散剤等の固形
製剤である。
【0023】経口投与用製剤として用いられる賦形剤と
しては、例えばデンプン(例、トウモロコシデンプン
等),結晶セルロース,デキストリン,乳糖,マンニト
ール,ソルビトール,無水リン酸カルシウム,白糖,タ
ルク(天然合水ケイ酸マグネシウム),カオリン,沈降炭
酸カルシウム,塩化ナトリウム,酸化チタン,軽質無水
ケイ酸等が、結合剤としては例えばデンプン,デキスト
リン,トラガント,ゼラチン,ポリビニルピロリドン,
ポリビニルアルコール,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,結晶セルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース,エチルセルロース,カルボキシメチルセルロー
ス,アラビアゴム等が、崩壊剤としては例えばデンプ
ン,結晶セルロース,カルボキシメチルセルロースカル
シウム,カンテン末等が、抗酸化剤としては例えばブチ
ルヒドロキシトルエン(BHT),没食子酸プロピル,ブ
チルヒドロキシアニソール(BHA),レシチン,α−ト
コフェロール,ヒドロキノン,没食子酸オクチル,没食
子酸ドデシル,没食子酸イソアミル,ノルジヒドログア
イアレティック酸,グアヤク脂,α−ナフチルアミン,
プロトカテキュ酸エチル(EPG)アスコルビン酸ステア
リン酸エステル,アスコルビン酸パルミチン酸エステ
ル,システイン塩酸塩,アスコルビン酸ステアリン酸ナ
トリウム,チオグリセロール,チオソルビトール等が、
抗酸化剤の共働体としては例えばジヒドロキシエチルグ
リシン,エチレンジアミン四酢酸,グリセリン,フェニ
ルアラニン,ソルビトール,トリプトフアン等が、着色
剤としては例えば厚生省令で定めた医薬品等に使用する
ことができるタール色素等が、滑沢剤としては例えばタ
ルク,デンプン,ステアリン酸マグネシウムおよびカル
シウム,ホウ酸,パラフィン,ココアバター,マクロゴ
ール,ロイシン,安息香酸ナトリウム等が、低融点油脂
状物質としては、前述と同様のものなどがあげられる。
しては、例えばデンプン(例、トウモロコシデンプン
等),結晶セルロース,デキストリン,乳糖,マンニト
ール,ソルビトール,無水リン酸カルシウム,白糖,タ
ルク(天然合水ケイ酸マグネシウム),カオリン,沈降炭
酸カルシウム,塩化ナトリウム,酸化チタン,軽質無水
ケイ酸等が、結合剤としては例えばデンプン,デキスト
リン,トラガント,ゼラチン,ポリビニルピロリドン,
ポリビニルアルコール,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,結晶セルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース,エチルセルロース,カルボキシメチルセルロー
ス,アラビアゴム等が、崩壊剤としては例えばデンプ
ン,結晶セルロース,カルボキシメチルセルロースカル
シウム,カンテン末等が、抗酸化剤としては例えばブチ
ルヒドロキシトルエン(BHT),没食子酸プロピル,ブ
チルヒドロキシアニソール(BHA),レシチン,α−ト
コフェロール,ヒドロキノン,没食子酸オクチル,没食
子酸ドデシル,没食子酸イソアミル,ノルジヒドログア
イアレティック酸,グアヤク脂,α−ナフチルアミン,
プロトカテキュ酸エチル(EPG)アスコルビン酸ステア
リン酸エステル,アスコルビン酸パルミチン酸エステ
ル,システイン塩酸塩,アスコルビン酸ステアリン酸ナ
トリウム,チオグリセロール,チオソルビトール等が、
抗酸化剤の共働体としては例えばジヒドロキシエチルグ
リシン,エチレンジアミン四酢酸,グリセリン,フェニ
ルアラニン,ソルビトール,トリプトフアン等が、着色
剤としては例えば厚生省令で定めた医薬品等に使用する
ことができるタール色素等が、滑沢剤としては例えばタ
ルク,デンプン,ステアリン酸マグネシウムおよびカル
シウム,ホウ酸,パラフィン,ココアバター,マクロゴ
ール,ロイシン,安息香酸ナトリウム等が、低融点油脂
状物質としては、前述と同様のものなどがあげられる。
【0024】経口投与用製剤は、遮光、味のマスキング
あるいは持続性の目的のためコーテイングされていても
よい。コーテイング剤としては、通常の経口用製剤工程
で用いられ、該経口用製剤中のビタミンD類に悪影響を
及ぼさないものであればいかなるものでもよい。その例
として、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ポリオキシエチレングリコ
ール、ツイーン80、プルロニックF68および酸化チ
タン、二三酸化鉄等の色素等が用いられる。これらのコ
ーテイング剤は単独あるいは、2種以上適宜の割合で混
合して用いてもよい。経口用投与剤のコーテイングは自
体公知の方法により行われる。経口用投与製剤がコーテ
イングされている場合、遮光を目的としてコーテイング
されている場合が好ましい。遮光コーテイングに用いら
れるコーテイング剤としては、例えば二三酸化鉄,酸化
チタン等が好ましい具体例として挙げられる。
あるいは持続性の目的のためコーテイングされていても
よい。コーテイング剤としては、通常の経口用製剤工程
で用いられ、該経口用製剤中のビタミンD類に悪影響を
及ぼさないものであればいかなるものでもよい。その例
として、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ポリオキシエチレングリコ
ール、ツイーン80、プルロニックF68および酸化チ
タン、二三酸化鉄等の色素等が用いられる。これらのコ
ーテイング剤は単独あるいは、2種以上適宜の割合で混
合して用いてもよい。経口用投与剤のコーテイングは自
体公知の方法により行われる。経口用投与製剤がコーテ
イングされている場合、遮光を目的としてコーテイング
されている場合が好ましい。遮光コーテイングに用いら
れるコーテイング剤としては、例えば二三酸化鉄,酸化
チタン等が好ましい具体例として挙げられる。
【0025】本発明の活性型ビタミンD類製剤は、毒性
も低く、例えばヒトの骨粗鬆症の予防または治療に有効
である。本発明の活性型ビタミンD類を経口または非経
口投与により成人(体重50kg)に投与する場合、含有
するビタミンD類の種類にもよるが、投与量は一日当た
りビタミンD類に換算して、約0.1から10μg、好ま
しくは約0.5から8μg、特に好ましくは約1から5μ
gであり、1日当たり1〜3回にわけて投与する。
も低く、例えばヒトの骨粗鬆症の予防または治療に有効
である。本発明の活性型ビタミンD類を経口または非経
口投与により成人(体重50kg)に投与する場合、含有
するビタミンD類の種類にもよるが、投与量は一日当た
りビタミンD類に換算して、約0.1から10μg、好ま
しくは約0.5から8μg、特に好ましくは約1から5μ
gであり、1日当たり1〜3回にわけて投与する。
【0026】
実施例1 1α−OH−D2 0.8mgをエタノール2mlに溶解し、
これをポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(AEA)1gを溶解したエタノール溶液10mlに加え1
0分間撹はんする。この溶液を用いて乳糖39gの混合
物を混練する。ついでこれを25℃,16時間で真空乾
燥し、エタノールを留去する。次にこの乾燥物を乳鉢で
粉砕し、32メッシュのふるいでし過して1α−OH−
D2組成物を得た。この本発明の組成物を40℃・75
%相対温度(RH)に調整された恒温恒湿器内に保存
し、時間の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調
べた。対照物とし てはAEAの代わりにヒドロキシプ
ロピルセルロースを用いて同様 に調製したものを用い
る。〔表2〕より明らかな通り本発明の組成物の方が対
照物より高温多湿条件下では安定であることがわかる。
これをポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(AEA)1gを溶解したエタノール溶液10mlに加え1
0分間撹はんする。この溶液を用いて乳糖39gの混合
物を混練する。ついでこれを25℃,16時間で真空乾
燥し、エタノールを留去する。次にこの乾燥物を乳鉢で
粉砕し、32メッシュのふるいでし過して1α−OH−
D2組成物を得た。この本発明の組成物を40℃・75
%相対温度(RH)に調整された恒温恒湿器内に保存
し、時間の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調
べた。対照物とし てはAEAの代わりにヒドロキシプ
ロピルセルロースを用いて同様 に調製したものを用い
る。〔表2〕より明らかな通り本発明の組成物の方が対
照物より高温多湿条件下では安定であることがわかる。
【表2】 残存率の測定方法 装 置:島津 LC−6AD カ ラ ム:YMC−PACK A−202 S−5
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
【0027】実施例2 1α−OH−D2 0.8mgをエタノール2mlに溶解し、
これをヒドロキシプロピルセルロース1gを溶解したエ
タノール溶液10mlに加え10分間撹はんする。この溶
液を用いてリン酸水素2ナトリウム19.5gと乳糖1
9.5gの混合物を混練する。ついでこれを25℃,1
6時間で真空乾燥し、エタノールを留去する。次にこの
乾燥物を乳鉢で粉砕し、32メッシュのふるいでし過し
て1α−OH−D2組成物を得た。この本発明の組成物
を40℃・75%RHに調整された恒温恒湿器内に保存
し、時間の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調
べた。対照物としては実施例1の対照物を用いた。〔表
3〕より明かな通り本発明の組成物の方が対照物より高
温多湿条件下では安定であることがわかる。
これをヒドロキシプロピルセルロース1gを溶解したエ
タノール溶液10mlに加え10分間撹はんする。この溶
液を用いてリン酸水素2ナトリウム19.5gと乳糖1
9.5gの混合物を混練する。ついでこれを25℃,1
6時間で真空乾燥し、エタノールを留去する。次にこの
乾燥物を乳鉢で粉砕し、32メッシュのふるいでし過し
て1α−OH−D2組成物を得た。この本発明の組成物
を40℃・75%RHに調整された恒温恒湿器内に保存
し、時間の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調
べた。対照物としては実施例1の対照物を用いた。〔表
3〕より明かな通り本発明の組成物の方が対照物より高
温多湿条件下では安定であることがわかる。
【表3】 残存率の測定方法 装 置:島津 LC−6AD カ ラ ム:YMC−PACK A−202 S−5
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 147.2ng/m
l) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
【0028】実施例3 実施例1の1α−OH−D2組成物75重量部、トウモ
ロコシデンプン24.5重量部、ステアリン酸マグネシ
ウム0.5重量部を混合後、ロータリー打錠機を用いて
製錠し、直径6.5mm、厚さ約2.5mmの錠剤とした。こ
の錠剤は1錠の重量が約100mgであり、1錠中に1α
−OH−D2を約1.5μg含有するものである。
ロコシデンプン24.5重量部、ステアリン酸マグネシ
ウム0.5重量部を混合後、ロータリー打錠機を用いて
製錠し、直径6.5mm、厚さ約2.5mmの錠剤とした。こ
の錠剤は1錠の重量が約100mgであり、1錠中に1α
−OH−D2を約1.5μg含有するものである。
【0029】実施例4 1α−OH−D2 6mgをヒドロキシプロピルセルロー
ス3.6gを溶解した水溶液180mlに加え、湿式粉砕
機マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディックス
社)を用いて粉砕する。この分散液にヒドロキシプロピ
ルセルロース5.4gおよびリン酸水素二ナトリウム4.
5gを溶解する。この分散液に結合剤としてD−マンニ
トール213gとトウモロコシデンプン61.5gとを
加えたのち、流動造粒乾燥機FD−3S(パウレック
社)を用いて造粒する。32メッシュのふるいでし過し
て1α−OH−D2組成物を得た。この組成物は熱異性
体を含んでいなかっ た。この本発明の組成物を40℃
・75%RHに調整された恒温恒湿器内に保存し、時間
の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調べた。対
照物としては実 施例1の対照物を用いた。〔表4〕よ
り明かな通り本発明の組成物の方が対照物より高温多湿
条件下では安定であり、熱異性体の生成も少なかった。
ス3.6gを溶解した水溶液180mlに加え、湿式粉砕
機マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディックス
社)を用いて粉砕する。この分散液にヒドロキシプロピ
ルセルロース5.4gおよびリン酸水素二ナトリウム4.
5gを溶解する。この分散液に結合剤としてD−マンニ
トール213gとトウモロコシデンプン61.5gとを
加えたのち、流動造粒乾燥機FD−3S(パウレック
社)を用いて造粒する。32メッシュのふるいでし過し
て1α−OH−D2組成物を得た。この組成物は熱異性
体を含んでいなかっ た。この本発明の組成物を40℃
・75%RHに調整された恒温恒湿器内に保存し、時間
の経過とともに1α−OH−D2の残存率を調べた。対
照物としては実 施例1の対照物を用いた。〔表4〕よ
り明かな通り本発明の組成物の方が対照物より高温多湿
条件下では安定であり、熱異性体の生成も少なかった。
【表4】 残存率の測定方法 装 置:島津 LC−6AD カ ラ ム:YMC−PACK A−202 S−5
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 1μg/ml) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
120A C8 試 料 量:150μl (試料濃度 1μg/ml) カラム圧力:25kg/cm2 カラム温度:40℃ 移 動 相:アセトニトリル:水=75:25(V/
V) 流 速:1ml/min 検 出 器:UV検出器 265nm
【0030】実施例5 実施例4の1α−OH−D2組成物240.0g、トウモ
ロコシデンプン8.3g、ステアリン酸マグネシウム1.
7gを混合後、ロータリー打錠機を用いて打錠し、直径
6.5mm、厚さ約2.5mm、重量100.0mgの錠剤とし
た。この錠剤200.0gに対してフィルム成分10.0
gをミニハイコータ(フロイント社,日本)を用いてコ
ーテイングした。フィルム成分の組成はヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、74.8重量部、ポリエチレン
グリコール15重量部、酸化チタン10重量部、二三酸
化鉄0.2重量部である。このフィルムコーテイング錠
は1錠中に1α−OH−D2を約2.0μg含有するもの
である。
ロコシデンプン8.3g、ステアリン酸マグネシウム1.
7gを混合後、ロータリー打錠機を用いて打錠し、直径
6.5mm、厚さ約2.5mm、重量100.0mgの錠剤とし
た。この錠剤200.0gに対してフィルム成分10.0
gをミニハイコータ(フロイント社,日本)を用いてコ
ーテイングした。フィルム成分の組成はヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、74.8重量部、ポリエチレン
グリコール15重量部、酸化チタン10重量部、二三酸
化鉄0.2重量部である。このフィルムコーテイング錠
は1錠中に1α−OH−D2を約2.0μg含有するもの
である。
【0031】実施例6 1α−OH−D2 6mgをヒドロキシプロピルセルロー
ス3.6gを溶解した水溶液180mlに加え、湿式粉砕
機マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディックス
社,米国)を用いて湿式粉砕する。この分散液にヒドロ
キシプロピルセルロース5.4gおよびリン酸水素二ナ
トリウム4.5g、ポリエチレングリコール6.0gを溶
解する。この分散液を結合剤としてD−マンニトール2
07.0gとトウモロコシデンプン61.5gを流動造粒
乾燥機FD−3S(パウレック社,日本)を用いて造粒
する。32メッシュのふるいでし過して1α−OH−D
2組成物を得た。この1α−OH−D2組成物240.0
gにトウモロコシデンプン8.3g、ステアリン酸マグ
ネシウム1.7gを混合後、ロータリー打錠機を用いて
製錠し、直径6.5mm、厚さ約2.5mm、重量100.0m
gの錠剤とした。この錠剤は1錠中に1α−OH−D2を
約2.0μg含有するものである。
ス3.6gを溶解した水溶液180mlに加え、湿式粉砕
機マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディックス
社,米国)を用いて湿式粉砕する。この分散液にヒドロ
キシプロピルセルロース5.4gおよびリン酸水素二ナ
トリウム4.5g、ポリエチレングリコール6.0gを溶
解する。この分散液を結合剤としてD−マンニトール2
07.0gとトウモロコシデンプン61.5gを流動造粒
乾燥機FD−3S(パウレック社,日本)を用いて造粒
する。32メッシュのふるいでし過して1α−OH−D
2組成物を得た。この1α−OH−D2組成物240.0
gにトウモロコシデンプン8.3g、ステアリン酸マグ
ネシウム1.7gを混合後、ロータリー打錠機を用いて
製錠し、直径6.5mm、厚さ約2.5mm、重量100.0m
gの錠剤とした。この錠剤は1錠中に1α−OH−D2を
約2.0μg含有するものである。
【0032】
【発明の効果】本発明の活性型ビタミンD類含有組成物
は、高温多湿条件下においても熱異性体化や分解,変色
等が起こりにくく、優れた安定性を示す。
は、高温多湿条件下においても熱異性体化や分解,変色
等が起こりにくく、優れた安定性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/48 F 7329−4C 47/02 J 7433−4C 47/32 B 7433−4C J 7433−4C 47/38 B 7433−4C
Claims (11)
- 【請求項1】活性型ビタミンD類を塩基性高分子物質中
に分散してなる組成物。 - 【請求項2】活性型ビタミンD類が活性型ビタミンD2
類である請求項1の組成物。 - 【請求項3】請求項1または2の組成物を含有してなる
固形製剤。 - 【請求項4】組成物が固形製剤用である請求項1の組成
物。 - 【請求項5】固形製剤が錠剤,カプセル剤,顆粒剤また
は散剤である請求項4の組成物。 - 【請求項6】有機溶媒に易溶性の賦形剤,活性型ビタミ
ンD2類および塩基性物質を含有してなる組成物。 - 【請求項7】活性型ビタミンD2類および塩基性物質を
有機溶媒に易溶性の賦形剤中に分散したものを含有して
なる請求項6の組成物。 - 【請求項8】組成物が固形である請求項6の組成物。
- 【請求項9】組成物が錠剤,カプセル剤,顆粒剤または
散剤である請求項8の組成物。 - 【請求項10】微粉状の活性型ビタミンD類を塩基性物
質および水に易溶性の賦形剤に均一に分散させてなる組
成物。 - 【請求項11】活性型ビタミンD類が活性型ビタミンD
2類である請求項10の組成物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-76210 | 1991-04-09 | ||
JP7621091 | 1991-04-09 | ||
JP1909992 | 1992-02-04 | ||
JP4-19099 | 1992-02-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279260A true JPH05279260A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=26355908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4088666A Withdrawn JPH05279260A (ja) | 1991-04-09 | 1992-04-09 | 安定化されたビタミンd類製剤 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5487900A (ja) |
EP (1) | EP0508756B1 (ja) |
JP (1) | JPH05279260A (ja) |
KR (1) | KR100231633B1 (ja) |
AT (1) | ATE144424T1 (ja) |
AU (1) | AU649802B2 (ja) |
CA (1) | CA2065603C (ja) |
DE (1) | DE69214704T2 (ja) |
DK (1) | DK0508756T3 (ja) |
ES (1) | ES2094290T3 (ja) |
GR (1) | GR3021892T3 (ja) |
IE (1) | IE75709B1 (ja) |
NZ (1) | NZ242271A (ja) |
TW (1) | TW212761B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504295A (ja) * | 2000-07-18 | 2004-02-12 | ボーン ケア インターナショナル インコーポレイテッド | 安定化1α−ヒドロキシビタミンD |
JP2018080168A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-24 | 日産化学工業株式会社 | ビタミンd3誘導体の製剤 |
JP2021535155A (ja) * | 2018-08-31 | 2021-12-16 | オプコ アイルランド グローバル ホールディングス リミテッド | ビタミンd小児用剤形、製造方法および使用方法 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19701264A1 (de) * | 1997-01-16 | 1998-07-23 | Kief Lizenz Verwertungsgesells | Heilmittel, enthaltend Betasitosterin und/oder Phytosterol/Betasitosteringemische |
CN1449289A (zh) * | 2000-08-30 | 2003-10-15 | 中外制药株式会社 | Oct制剂 |
CN100391464C (zh) * | 2001-12-03 | 2008-06-04 | 诺瓦西股份有限公司 | 含活性维生素d化合物的药物组合物 |
US20040053895A1 (en) * | 2002-09-18 | 2004-03-18 | Bone Care International, Inc. | Multi-use vessels for vitamin D formulations |
US7148211B2 (en) * | 2002-09-18 | 2006-12-12 | Genzyme Corporation | Formulation for lipophilic agents |
US20040058895A1 (en) * | 2002-09-18 | 2004-03-25 | Bone Care International, Inc. | Multi-use vessels for vitamin D formulations |
US20050026877A1 (en) * | 2002-12-03 | 2005-02-03 | Novacea, Inc. | Pharmaceutical compositions comprising active vitamin D compounds |
US20050020546A1 (en) * | 2003-06-11 | 2005-01-27 | Novacea, Inc. | Pharmaceutical compositions comprising active vitamin D compounds |
US20060189586A1 (en) * | 2003-06-11 | 2006-08-24 | Cleland Jeffrey L | Pharmaceutical compositions comprising active vitamin D compounds |
EP1945185B1 (en) * | 2005-10-12 | 2016-02-03 | Proventiv Therapeutics, LLC | Methods and articles for treating 25-hydroxyvitamin d insufficiency and deficiency |
DK1993559T3 (en) | 2006-02-03 | 2016-10-03 | Opko Renal Llc | Treatment of vitamin D deficiency and MALFUNCTION with 25-hydroxyvitamin D2 and 25-hydroxyvitamin D3 |
SI2679228T1 (en) | 2006-06-21 | 2018-06-29 | Opko Ireland Global Holdings, Ltd. | THERAPY WITH THE USE OF VITAMIN D ADDITIONAL FIBER AND HORMON RESISTANCE OF VITAMIN D |
JP5647516B2 (ja) | 2007-04-25 | 2014-12-24 | シトクロマ インコーポレイテッド | ビタミンd療法のための方法および化合物 |
CA2683514C (en) | 2007-04-25 | 2019-07-09 | Proventiv Therapeutics, Llc | Method of safely and effectively treating and preventing secondary hyperparathyroidism in chronic kidney disease |
DK2148684T3 (da) | 2007-04-25 | 2013-04-22 | Cytochroma Inc | Fremgangsmåde til behandling af vitamin D-insufficiens og -deficiens |
SI2148661T1 (sl) | 2007-04-25 | 2013-04-30 | Cytochroma Inc. | Nadzorovano oralno sproščanje sestavkov, ki vsebujejo spojino vitamina D in voskasti naosilec |
ES2593356T3 (es) | 2008-04-02 | 2016-12-07 | Opko Ireland Global Holdings, Ltd. | Métodos, composiciones, usos y kits útiles para la deficiencia de la vitamina D y trastornos relacionados |
RS60087B1 (sr) | 2010-03-29 | 2020-05-29 | Opko Ireland Global Holdings Ltd | Postupci i kompozicije za snižavanje nivoa paratireoidnog hormona |
CA2698160C (en) * | 2010-03-30 | 2017-07-25 | Alphora Research Inc. | Stabilized doxercalciferol and process for manufacturing the same |
EP2468265A3 (en) * | 2010-12-04 | 2013-01-02 | DEEF Pharmaceutical Industries Co. | Homogeneous preparations containing vitamin D |
KR101847947B1 (ko) | 2013-03-15 | 2018-05-28 | 옵코 아이피 홀딩스 Ⅱ 인코포레이티드 | 안정화되고 변형된 비타민 d 방출 제형 |
US10220047B2 (en) | 2014-08-07 | 2019-03-05 | Opko Ireland Global Holdings, Ltd. | Adjunctive therapy with 25-hydroxyvitamin D and articles therefor |
US11173168B2 (en) | 2016-03-28 | 2021-11-16 | Eirgen Pharma Ltd. | Methods of treating vitamin D insufficiency in chronic kidney disease |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59155309A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Teijin Ltd | 活性型ビタミンd↓3類組成物 |
JPS6217A (ja) * | 1985-02-14 | 1987-01-06 | Chugai Pharmaceut Co Ltd | 安定な活性型ビタミンd3類製剤 |
DE3612212A1 (de) * | 1986-04-11 | 1987-10-15 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von festen pharmazeutischen formen |
JP2525478B2 (ja) * | 1989-03-01 | 1996-08-21 | 帝人株式会社 | 安定性の改良された活性型ビタミンd▲下3▼類固型製剤 |
JPH04198129A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-17 | Sumitomo Pharmaceut Co Ltd | 活性型ビタミンd↓3類含有組成物 |
-
1992
- 1992-04-08 DE DE69214704T patent/DE69214704T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-08 ES ES92303129T patent/ES2094290T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-08 EP EP92303129A patent/EP0508756B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-08 NZ NZ242271A patent/NZ242271A/en not_active IP Right Cessation
- 1992-04-08 TW TW081102667A patent/TW212761B/zh active
- 1992-04-08 DK DK92303129.8T patent/DK0508756T3/da active
- 1992-04-08 IE IE921126A patent/IE75709B1/en not_active IP Right Cessation
- 1992-04-08 CA CA002065603A patent/CA2065603C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-08 AT AT92303129T patent/ATE144424T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-04-09 JP JP4088666A patent/JPH05279260A/ja not_active Withdrawn
- 1992-04-09 KR KR1019920005930A patent/KR100231633B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-04-09 AU AU14804/92A patent/AU649802B2/en not_active Ceased
-
1994
- 1994-02-07 US US08/193,650 patent/US5487900A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-12-04 GR GR960403313T patent/GR3021892T3/el unknown
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004504295A (ja) * | 2000-07-18 | 2004-02-12 | ボーン ケア インターナショナル インコーポレイテッド | 安定化1α−ヒドロキシビタミンD |
JP2018080168A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-24 | 日産化学工業株式会社 | ビタミンd3誘導体の製剤 |
JP2021535155A (ja) * | 2018-08-31 | 2021-12-16 | オプコ アイルランド グローバル ホールディングス リミテッド | ビタミンd小児用剤形、製造方法および使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IE921126A1 (en) | 1992-10-21 |
NZ242271A (en) | 1993-10-26 |
CA2065603A1 (en) | 1992-10-10 |
GR3021892T3 (en) | 1997-03-31 |
DE69214704T2 (de) | 1997-04-17 |
ATE144424T1 (de) | 1996-11-15 |
ES2094290T3 (es) | 1997-01-16 |
EP0508756A1 (en) | 1992-10-14 |
US5487900A (en) | 1996-01-30 |
DE69214704D1 (de) | 1996-11-28 |
IE75709B1 (en) | 1997-09-10 |
CA2065603C (en) | 2007-04-03 |
DK0508756T3 (da) | 1997-03-24 |
AU1480492A (en) | 1992-10-15 |
KR100231633B1 (ko) | 1999-11-15 |
EP0508756B1 (en) | 1996-10-23 |
AU649802B2 (en) | 1994-06-02 |
TW212761B (ja) | 1993-09-11 |
KR920019346A (ko) | 1992-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05279260A (ja) | 安定化されたビタミンd類製剤 | |
JP2525478B2 (ja) | 安定性の改良された活性型ビタミンd▲下3▼類固型製剤 | |
US4404183A (en) | Sustained release pharmaceutical composition of solid medical material | |
KR100415897B1 (ko) | 생체 이용율이 높은 페노피브레이트 제약학적 조성물 | |
JP3536106B2 (ja) | 製剤及びその製造方法 | |
JP2845342B2 (ja) | ビタミンd▲下3▼誘導体含有固形製剤組成物 | |
JPH06116138A (ja) | 経口製剤用組成物 | |
JP2002503686A (ja) | 経口投与可能な吸収促進剤を含む即時遊離且つ延長遊離剤形およびこの吸収促進剤の使用 | |
JP7196239B2 (ja) | Ed-71の固体分散体および油分分散体を含む医薬組成物 | |
US4620974A (en) | Pharmaceutical composition containing a liquid lubricant | |
JP2007517879A (ja) | Cci−779経口投与用の直接圧縮可能な医薬組成物 | |
EA027869B1 (ru) | Стабилизированная композиция такролимуса | |
JPH04198129A (ja) | 活性型ビタミンd↓3類含有組成物 | |
WO2019106043A1 (en) | Pharmaceutical composition comprising obeticholic acid | |
JP3037393B2 (ja) | 経口投与用固形薬剤の製造方法 | |
AU2004251439A1 (en) | Tablet comprising fluvastatin and carmellose calcium | |
CN117769412A (zh) | 一种难溶性药物渗透泵控释片剂及其制备方法 | |
JP6328138B2 (ja) | N−[5−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]−2h−ピラゾール−3−イル]−4−[(3r,5s)−3,5−ジメチルピペラジン−1−イル]ベンズアミドの医薬製剤 | |
US20040138295A1 (en) | Solid pharmaceutical formulation containing lovastatin and simvastatin respectively, and its preparation | |
EP3441064B1 (en) | Extended release liquid compositions of guaifenesin | |
JP2974734B2 (ja) | 安定な活性型ビタミンd▲下3▼類製剤 | |
JP2914690B2 (ja) | 安定なビタミンd▲下3▼類含有製剤 | |
JP2963718B2 (ja) | ビタミンd▲下3▼類含有製剤 | |
JP3572620B2 (ja) | ビタミンd3含有固形製剤組成物 | |
JPH05246854A (ja) | ビタミンd3含有固形製剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |