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JPH05272321A - エンジンの潤滑構造 - Google Patents

エンジンの潤滑構造

Info

Publication number
JPH05272321A
JPH05272321A JP7164992A JP7164992A JPH05272321A JP H05272321 A JPH05272321 A JP H05272321A JP 7164992 A JP7164992 A JP 7164992A JP 7164992 A JP7164992 A JP 7164992A JP H05272321 A JPH05272321 A JP H05272321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
oil
oil passage
main
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7164992A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Okita
潤一 沖田
Sakuyoshi Hasefuji
作美 長谷藤
Osamu Kameda
修 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7164992A priority Critical patent/JPH05272321A/ja
Publication of JPH05272321A publication Critical patent/JPH05272321A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのクランク軸の各軸受部に略等量の
潤滑オイルを供給して良好に潤滑し、且つオイル通路の
配置構成を簡易にしつつ、エンジン前側に存在する潤滑
必要部に十分量の潤滑オイルを供給する。 【構成】 エンジン3のオイルパン30にオイルポンプ
31を配置する。該オイルパン30,エンジン3のロア
ブロック3z、及びアッパーブロック3yには縦オイル
通路46a,46b,46cを設け、上記オイルポンプ
31から吐出される潤滑オイルを上方に導く。更に、ア
ッパーブロック3yには水平方向のメインオイル通路5
0を設け、上記縦オイル通路46cに導いた潤滑オイル
を第1シリンダと第2シリンダとの間に位置する上端開
口部46dからメインオイル通路50に流す。更に、上
端開口部46dのエンジン後側に近接して絞り部60を
設け、絞り部60によりエンジン3の前側に多くのオイ
ルを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのクランク軸
の軸受等を潤滑するためのエンジンの潤滑構造の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のエンジンの潤滑構造
として、例えば実開昭63−2813号公報に開示され
るように、エンジンのクランク軸の前端部にオイルポン
プを連結し、該オイルポンプから吐出されたオイルをエ
ンジン側方に配置したオイルフィルタに供給し瀘過した
後、シリンダ列方向に延びるメインギャラリーの前後方
向中央部に供給し、該メインギャラリーからエンジン前
後方向にオイルを分流させつつクランク軸の各軸受に供
給して該各軸受を潤滑すると共に、メインギャラリーか
ら上方に延びるオイル通路を経てシリンダヘッド内の動
弁系を潤滑するように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、オイルポンプがエンジン前端部に配置さ
れ、メインギャラリーのオイル流入口はエンジン前後方
向中央部に位置する構造上、ポンプから吐出された潤滑
オイルはエンジン前端部から一旦メインギャラリーの前
後方向中央部に供給されて流入した後、分流した一部オ
イルがエンジン前側に戻ってクランク軸の前側軸受を潤
滑することになり、オイル通路が複雑となる。しかも、
メインギャラリーの前後方向中央部に供給されたオイル
は、前後に均等に分流するものの、エンジンの前端部に
はカム軸を回転駆動するチェーン等、潤滑を要する機
器,部材が配置される場合が多く、エンジン後端側に比
して潤滑オイルを多く供給する必要がある。このため、
上記従来のものでは、エンジン前端部への潤滑オイルの
供給量が不足気味となる傾向が生じ、適正で理想的な潤
滑を確保し得ない憾みがある。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、オイル通路の配置構成を簡易にする
と共に、エンジン前端側への潤滑オイル量を後端側より
も多く確保し得る構成として、エンジン潤滑のより一層
の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、エンジンのオイルパン周
囲にオイルポンプを配置すると共に、エンジンブロック
に対し、上下方向に延びて上記オイルポンプから供給さ
れるオイルを上方に導く縦オイル通路と、エンジンのシ
リンダ列方向に延び,略央部が上記縦オイル通路に連通
するメインオイル通路とを形成し、該メインオイル通路
における上記縦オイル通路の開口部のエンジン後側には
該開口部に近接して絞り部を形成する構成としている。
【0006】また、請求項2記載の発明では、上記請求
項1記載の発明の絞り部を特定し、該絞り部を、ダイキ
ャストによってメインオイル通路を形成するための円錐
形状の2本の挿入ロッドの先端付き合せ部により形成す
る構成とする。
【0007】更に、請求項3記載の発明では、上記請求
項1記載の発明において、メインオイル通路のエンジン
前端部において、該メインオイル通路から上方に延び,
エンジンのカムシャフト駆動用チェーンの一部位に開口
するオイル通路を連通させる構成としている。
【0008】
【作用】以上の構成により、請求項1記載の発明では、
オイルパン周囲のオイルポンプから吐出された潤滑オイ
ルは、エンジンブロック内の縦オイル通路を通って上方
に導かれた後、メインオイル通路のシリンダ列方向の略
央部に供給されるので、オイル通路の配置構成が従来の
ものに比べ簡易になる。
【0009】しかも、上記メインオイル通路の略央部に
供給された潤滑オイルは、その縦オイル通路の開口部の
後側に位置する絞り部の存在によってエンジン前側に多
く、エンジン後側に少く分配されるので、その分配量の
差に相当する潤滑オイルをエンジン前側の潤滑必要部に
供給できると共に、分配されたエンジン前側と後側とで
略均等のオイル量でもってエンジンのクランク軸の各軸
受部を各々良好に潤滑することができる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、メインオ
イル通路は、ダイキャストによるメインオイル通路形成
用の2本の挿入ロッドにより形成され、その両挿入ロッ
ドの先端付き合せ部により絞り部が形成されるので、別
途絞り部材を必要とすることなく絞り部を形成できる。
【0011】更に、請求項3記載の発明では、メインオ
イル通路からエンジン前側に多く供給された潤滑オイル
の一部は、該メインオイル通路のエンジン前端部から上
方に延びるオイル通路を経てエンジンのカムシャフト駆
動用チェーンの一部位に供給されるので、クランク軸の
各軸受部を各々略等量の潤滑オイルで良好に潤滑しつ
つ、該カムシャフト駆動用チェーンを良好に潤滑でき
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項3記載の発明のエンジンの潤滑構造よれば、オイルパ
ン周りにオイルポンプを配置し、該ポンプからの潤滑オ
イルをシリンダブロック内に形成する縦オイル通路を経
てメインオイル通路のシリンダ列方向の略央部に供給す
ると共に、該央部のエンジン後側に近接して絞り部を配
置したので、オイル通路の配置構造を簡易にできるとと
もに、潤滑オイルをエンジン前側に比較的多く供給し
て、クランク軸の各軸受を互いに略等量のオイルで良好
に潤滑しつつ、エンジン前側に配置されるカムシャフト
駆動用チェーン等を良好に潤滑することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明では、メインオ
イル通路に形成する絞り部を、ダイキャストによる2本
の円錐形状の挿入ロッドの先端付き合せ部により形成し
たので、別途絞り機構を要さず、部品点数を減少させる
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0015】図1ないし図3は前輪駆動車のパワートレ
イン構造を示す。同各図において、1は車両のボンネッ
ト、2は該ボンネット1の下方に形成されたエンジンル
ームである。該エンジンルーム2内には多気筒エンジン
3が配置され、該エンジン3はクランク軸3aが車幅方
向に位置付けられて、車幅方向に横置き配置されてい
る。また、該エンジン3は図1に示すように、車体後方
に傾斜して配置されていると共に、吸気ポート3bが車
体前方側に、排気ポート3cが車体後方側に位置するよ
うに配置され、上記吸気ポート3bには車体前方に延び
る吸気管4が連通接続され、排気ポート3cには排気管
5が連通接続される。該排気管5は斜め後ろ下方に向っ
て延びるよう配置される。
【0016】上記エンジン1において、吸気ポート3b
及び排気ポート3cが開口する燃焼室6は、シリンダ3
dの内周に嵌挿したピストン7により容積可変に形成さ
れると共に、吸気弁8及び排気弁9が配置される。該各
吸気弁8及び排気弁9の上方にはカムシャフト10,1
1が配置され、該各シャフト10,11は図3に示すよ
うに、その各々の左端部に配置した従動スプロケット1
0a,11aを駆動する2段階式のチェーン12,13
を介して上記クランク軸3aにより回転駆動される。
【0017】上記エンジン1の図2右端部には、クラッ
チ装置14が配置される。該クラッチ装置14は、エン
ジン3のクランク軸3a端部に連結したフライホイール
3eと出力軸15とを断接する構成である。
【0018】また、図2に示すように、エンジン3の後
方には、例えば前進5段,後退1段の手動の変速装置2
0が配置されている。該変速装置20は、その入力軸2
0a及びこれに続けて一直線上に配置した出力軸20b
が共に上記エンジン3のクランク軸3aに対して並列に
位置付けられた状態でエンジンルーム2内に配置され
る。
【0019】上記変速装置20とクラッチ装置14との
間には、動力伝達機構23が配置される。該動力伝達機
構23は、上記出力軸15の図2右端部に駆動連結され
た駆動スプロケット23aと、変速装置20の入力軸2
0aに駆動連結された従動スプロケット23bと、該両
スプロケット23a,23bに巻掛けられたチェーン2
3cとから成り、クラッチ装置14の接続時に出力軸1
5に伝達された動力を動力伝達機構23を経て変速装置
20の入力軸20aに伝達する構成である。
【0020】一方、変速装置20の出力軸20bには、
その右端部にファイナルドライブピニオン20cが配置
されている。
【0021】また、図1及び図2に示すように、変速装
置20の下方には、ドライブシャフト26が車幅方向に
延びて配置されている。該ドライブシャフト26には、
図2に示すように変速装置20のファイナルドライブピ
ニオン20cの直下方の位置において、デファレンシャ
ル28が配置されている。
【0022】上記デファレンシャル28は遊星歯車式よ
り成り、上記変速装置20のファイナルドライブピニオ
ン20cに噛合連係するリングギヤ28aと、該リング
ギヤ28aが連結されたケース28bと、該ケース28
bに配置された2個のピニオンギヤ28cと、ドライブ
シャフト26の左右のシャフト部26a,26bに連結
された2個のサイドギヤ28dとを有する。
【0023】上記エンジン3は、図1に示すように、シ
リンダヘッド部3xと、クランク軸3aとドライブシャ
フト26の軸心とを結ぶ線より上方に位置するシリンダ
ブロックアッパー3yと、シリンダブロックロア3zと
に区画され、該シリンダロアブロック3zの下面にはオ
イルパン30が接続されている。
【0024】上記オイルパン30の周囲には、図4に示
すように、エンジン潤滑用のオイルポンプ31が配置さ
れている。該オイルポンプ31の駆動系を説明するに、
エンジン3のクランク軸3aには、クラッチハウジング
14a近傍に動力取り出しギヤ33が同軸上に一体回転
可能に配置されると共に、該動力取り出しギヤ33の下
方には該ギヤ33と噛合するアイドルギヤ34が配置さ
れる。該アイドルギヤ34は、該ギヤ34の軸受部34
aに一体形成され、該軸受部34aはクランク軸3aの
軸方向に配置したオイルパン30内の支持軸35に回転
自在に配置されている。
【0025】上記アイドルギヤ34の軸受部34aに
は、該アイドルギヤ34の図中左側方の位置にて駆動側
スプロケット37が一体形成されると共に、上記支持軸
35の下方には該支持軸35と平行に補機駆動軸38が
配置され、該補機駆動軸38に従動側スプロケット39
が一体形成されていて、該両スプロケット37,39間
にチェーン40が巻き掛けられ、一方、上記補機駆動軸
38の図中右端部にはギヤ式のオイルポンプ31が配置
されていて、クランク軸3aの回転により補機駆動軸3
8を介してオイルポンプ31を回転駆動する構成であ
る。
【0026】上記オイルパン30は、図6に示すよう
に、カムシャフト駆動用の2段階式チェーン12,13
を配置したエンジン前側部分が底の浅い形状に形成さ
れ、これよりエンジン後側が底の深いオイル溜め部30
aとして機能する。そして、上記オイルポンプ31は、
該オイル溜め部30aから底の浅い形状部分に至る縦壁
部30bに固定される。また、オイルポンプ31は、補
機駆動軸38に支持されて一体駆動される駆動ギヤ31
aと、該駆動ギヤ31aと噛合する従動ギヤ31bとを
有すると共に、図5に示すように、図中左側部にオイル
吸入口31cが、上端部にオイル吐出口31dが形成さ
れている。
【0027】更に、上記オイルパン30には、図5に示
すように、オイルポンプ31のオイル吐出口31dに連
通する図中左右方向に延びるオイル通路45が形成され
ると共に、該オイル通路45に連通して上下方向に延び
る縦オイル通路46aが形成され、該オイル通路45と
縦オイル通路46aの下端部周囲には図示しないオイル
フィルタが配置され、瀘過した潤滑オイルを縦オイル通
路46aに供給する構成である。
【0028】一方、エンジン3のシリンダブロックロア
3z及びシリンダブロックアッパー3yには、上記縦オ
イル通路46aに一直線上に連通する縦オイル通路46
b,46cが形成される。更に、シリンダブロックアッ
パー3yには、上記縦オイル通路46cの上端部が開口
するメインオイル通路50が水平に形成される。該メイ
ンオイル通路50は、図6及び図7に示すように、エン
ジン3の4個のシリンダ3d1〜3d4の列方向に延び
て形成されていて、縦オイル通路46cの上端開口部4
6dが第1シリンダ3d1と第2シリンダ3d2との
間、つまり第2−第3シリンダ3d2,3d3 の中央
部にシリンダ1個分だけ隔てた略央部に連通している。
該メインオイル通路50には、図5に示すように、エン
ジン3のクランク軸3aの複数の軸受部に潤滑オイルを
供給するオイル通路51が各軸受部に対応する位置にて
複数個連通しており、メインオイル通路50に供給され
た潤滑オイルの一部を該各オイル通路51からクランク
軸3aの各軸受部に供給する構成である。
【0029】上記シリンダブロックアッパー3yには、
図6に示すように、更にメインオイル通路50のエンジ
ン前端位置にて、上方に延びるオイル通路55が形成さ
れ、該オイル通路55はシリンダヘッド部3xに形成し
た上下方向に延びるオイル通路56に連通している。該
該シリンダヘッド部3xのオイル通路56の上端部は、
2本のカムシャフト10,11近傍の高さ位置にてシリ
ンダ列方向に延びる横オイル通路57に連通し、該横オ
イル通路57に供給された潤滑オイルを動弁系に供給し
て潤滑する構成である。
【0030】また、上記シリンダヘッド部3xのオイル
通路56の途中には、図5及び図6に示すように、カム
シャフト駆動用として配置した2段の従動スプロケット
10bの配置部分に開口するオイル通路58が連通して
いて、該オイル通路58から供給する潤滑オイルでカム
シャフト駆動用の2段階式のチェーン12,13を潤滑
するように構成している。
【0031】そして、図6及び図7に示すように、上記
メインオイル通路50において、縦オイル通路46c上
端の開口部46dのエンジン後側(図6左方側)で該開
口部46d近傍には、絞り部60が形成されている。該
絞り部60は、図7に仮想線で示すように、アルミダイ
キャストによりシリンダブロックアッパー3yを形成す
る際のメインオイル通路50鋳抜き用の2本の円錐形状
の挿入ロッド61a,61bの長さを異ならせ、縦オイ
ル通路46c上端開口部46dを含む側の挿入ロッド6
1bの長さを短く設定した状態で、該両挿入ロッド61
a,61bの先端小径部を付き合せた部分で構成され
る。
【0032】尚、図6において、65はエンジン冷却水
をエンジン3からサーモスタット66に戻す冷却水パイ
プ、67は冷却水を車載ヒータからサーモスタット66
に戻す冷却水パイプである。また、図2において、変速
装置20のケース20dの底部には、潤滑オイル落下用
の開口部68が形成されると共に、ドライブシャフト2
6の図中右側のシャフト部26b周りには該シャフト部
26bを覆うケース20eが配置されていて、変速装置
20の各変速ギヤ潤滑後のオイルを上記開口部68から
滴下させてドライブシャフト26の右側のシャフト部2
6bの軸受部等を潤滑するように構成している。更に、
図3において、70はオルタネータである。
【0033】したがって、上記実施例においては、オイ
ルポンプ31から吐出された潤滑オイルは、オイルフィ
ルタで瀘過された後、縦オイル通路46a〜46cを経
て上端開口部46dから第1シリンダ3d1と第2シリ
ンダ3d2との間の位置にてメインオイル通路50に流
れ込むので、従来の如くオイルポンプをエンジン前端部
に配置する構成に比して、オイルポンプとメインオイル
通路とを繋ぐオイル通路をエンジン前後に配置する構成
が不要になり、オイル通路の配置構成を簡易にできる。
【0034】しかも、メインオイル通路50において、
その縦オイル通路46cの上端開口部46dが開口する
位置のエンジン後側には、近接して絞り部60が位置し
ているので、その潤滑オイルの分配量はエンジン後側に
比してエンジン前側に多量となる。その結果、上記クラ
ンク軸3aの各軸受部の良好な潤滑を確保しながら、オ
イル通路56,57を経て動弁系に必要量の潤滑オイル
量を供給すると共に、オイル通路58を経てカムシャフ
ト駆動用の2段階式のチェーン12,13にも必要量の
潤滑オイル量を供給でき、これ等を良好に潤滑すること
ができる。
【0035】また、上記メインオイル通路50に形成し
た絞り部60は、シリンダブロック3yのアルミダイキ
ャスト形成時でのメインオイル通路50鋳抜き用の2本
の挿入ロッド61a,61bの先端突き合せ部で構成し
ているので、別途絞り機構を備える必要がなく、構成を
簡易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワートレイン構造を左側方から見た断面図で
ある。
【図2】パワートレイン構造を展開した全体構成図であ
る。
【図3】同左側面図である。
【図4】エンジン下部及びオイルパン周辺部の断面図で
ある。
【図5】潤滑用オイル通路の配置を示すエンジンの縦断
正面図である。
【図6】同エンジンの側面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
3 エンジン 3x シリンダヘッド部 3y シリンダブロックアッパー 3z シリンダブロックロア 10,11 カムシャフト 12,13 カムシャフト駆動用チェーン 30 オイルパン 31 オイルポンプ 46a〜46c 縦オイル通路 46d 開口部 50 メインオイル通路 58 オイル通路 60 絞り部 61a,61b 挿入ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのオイルパン周囲にオイルポン
    プが配置されると共に、エンジンブロックには、上下方
    向に延びて上記オイルポンプから供給されるオイルを上
    方に導く縦オイル通路と、エンジンのシリンダ列方向に
    延び,略央部が上記縦オイル通路に連通するメインオイ
    ル通路とが形成されていて、該メインオイル通路におけ
    る上記縦オイル通路の開口部のエンジン後側には該開口
    部に近接して絞り部が形成されていることを特徴とする
    エンジンの潤滑構造。
  2. 【請求項2】 絞り部は、ダイキャストによってメイン
    オイル通路を形成するための円錐形状の2本の挿入ロッ
    ドの先端付き合せ部により形成されることを特徴とする
    請求項1記載のエンジンの潤滑構造。
  3. 【請求項3】 メインオイル通路のエンジン前端部に
    は、該メインオイル通路から上方に延び,エンジンのカ
    ムシャフト駆動用チェーンの一部位に開口するオイル通
    路が連通することを特徴とする請求項1記載のエンジン
    の潤滑構造。
JP7164992A 1992-03-27 1992-03-27 エンジンの潤滑構造 Withdrawn JPH05272321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160924A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 マツダ株式会社 エンジンのオイル供給装置
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US10774702B2 (en) 2015-03-05 2020-09-15 Mazda Motor Corporation Oil supply device of engine, method of manufacturing engine, and oil supply passage structure of engine

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608