JPH05261981A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH05261981A JPH05261981A JP4060043A JP6004392A JPH05261981A JP H05261981 A JPH05261981 A JP H05261981A JP 4060043 A JP4060043 A JP 4060043A JP 6004392 A JP6004392 A JP 6004392A JP H05261981 A JPH05261981 A JP H05261981A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 14
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 18
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子計算機に接続されるプリンタ装置に関し、
受信動作と、展開動作とを並列に行なうことにより、印
刷処理速度を向上させることを目的とする。 【構成】印刷データを受信した時に、受信バッファにデ
ータがない時にはその受信データの格納を行なってただ
ちに応答を返し、受信バッファにデータがある時にはこ
のデータの展開処理が終了して受信バッファが空になっ
てから受信データの格納を行ない応答を返すと共に、ビ
ットマップメモリがフル状態であっても仮想的にデータ
展開を行なう手段を具備することにより構成する。
受信動作と、展開動作とを並列に行なうことにより、印
刷処理速度を向上させることを目的とする。 【構成】印刷データを受信した時に、受信バッファにデ
ータがない時にはその受信データの格納を行なってただ
ちに応答を返し、受信バッファにデータがある時にはこ
のデータの展開処理が終了して受信バッファが空になっ
てから受信データの格納を行ない応答を返すと共に、ビ
ットマップメモリがフル状態であっても仮想的にデータ
展開を行なう手段を具備することにより構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機に接続され
るプリンタ装置に関する。処理装置から送出される印刷
データをプリンタ装置にて印刷を行なっている最中に、
用紙づまりやプリンタメカ部の異常を検出した場合に
は、印刷を緊急停止させなければならない。このような
事態が発生したとき、プリンタメカ部を緊急停止させる
と共に、プリンタ装置から処理装置へそのエラーの発生
を通知する。
るプリンタ装置に関する。処理装置から送出される印刷
データをプリンタ装置にて印刷を行なっている最中に、
用紙づまりやプリンタメカ部の異常を検出した場合に
は、印刷を緊急停止させなければならない。このような
事態が発生したとき、プリンタメカ部を緊急停止させる
と共に、プリンタ装置から処理装置へそのエラーの発生
を通知する。
【0002】緊急停止を伴うようなエラーが発生した場
合、印字結果は保証できない状態となっている。そのた
め、エラーの発生を通知する際には、何ページ分のデー
タが保証できているかどうか/何ページ分のデータが保
証できていないかどうかといった情報を含む「ページ情
報」を、処理装置へ送出する。
合、印字結果は保証できない状態となっている。そのた
め、エラーの発生を通知する際には、何ページ分のデー
タが保証できているかどうか/何ページ分のデータが保
証できていないかどうかといった情報を含む「ページ情
報」を、処理装置へ送出する。
【0003】処理装置は、プリンタ装置のエラー回復
後、再印刷する場合に、「ページ情報」を参照すること
によって、どの印刷データから再送しなおすかを決定す
る。従って、「ページ情報」を正しく通知することがで
きれば、オペレータはプリンタ装置を復旧させるだけ
で、送出しなおすページ数を数える必要もなく、正常に
印刷された次のページから、印刷を再開することができ
る。
後、再印刷する場合に、「ページ情報」を参照すること
によって、どの印刷データから再送しなおすかを決定す
る。従って、「ページ情報」を正しく通知することがで
きれば、オペレータはプリンタ装置を復旧させるだけ
で、送出しなおすページ数を数える必要もなく、正常に
印刷された次のページから、印刷を再開することができ
る。
【0004】
【従来の技術】一般には「ページ情報」は、印刷開始か
らエラー発生時までの間に正常に印刷した枚数を表わす
印刷保証枚数をいう。プリンタ装置は、単純に印刷開始
時に内部カウンタをリセットしておき、その後は用紙を
排出する毎に内部カウンタをカウントアップする。もし
もエラーが発生した場合には、その時の内部カウンタの
値を「ページ情報」として、処理装置に通知する。
らエラー発生時までの間に正常に印刷した枚数を表わす
印刷保証枚数をいう。プリンタ装置は、単純に印刷開始
時に内部カウンタをリセットしておき、その後は用紙を
排出する毎に内部カウンタをカウントアップする。もし
もエラーが発生した場合には、その時の内部カウンタの
値を「ページ情報」として、処理装置に通知する。
【0005】「ページ情報」の通知を受けた処理装置
は、エラーが回復した後に、「ページ情報」+1ページ
目の印刷データから送出し直すというリカバリ処理を行
なっている。そのため、処理装置側では、全部の印刷が
終了したという「印刷完了通知」をプリンタ装置から受
け取るまで、先頭ページの印刷データから最終ページの
印刷データまでのすべての印刷データを保持する機構を
備えている。
は、エラーが回復した後に、「ページ情報」+1ページ
目の印刷データから送出し直すというリカバリ処理を行
なっている。そのため、処理装置側では、全部の印刷が
終了したという「印刷完了通知」をプリンタ装置から受
け取るまで、先頭ページの印刷データから最終ページの
印刷データまでのすべての印刷データを保持する機構を
備えている。
【0006】一方、プリンタ装置のインタフェースは、
以下のようになっている。すなわち、プリンタ装置で
は、一方で受信できる限りの印刷データを処理装置から
受信すると共に、他方で一枚ずつ印刷を行なう。そし
て、一枚の印刷が終了する毎に、その終了した印刷デー
タをバッファから削除し、空いた場所には、新たに次の
印刷データを格納する。
以下のようになっている。すなわち、プリンタ装置で
は、一方で受信できる限りの印刷データを処理装置から
受信すると共に、他方で一枚ずつ印刷を行なう。そし
て、一枚の印刷が終了する毎に、その終了した印刷デー
タをバッファから削除し、空いた場所には、新たに次の
印刷データを格納する。
【0007】また、エラー発生時における「ページ情
報」を算出する際には、以下のような処理を行なってい
る。すなわち、一文書の印刷開始直後に処理装置から通
知される「印刷制御コマンド(POC:プリントアウト
コントロールコマンド)」によって、印刷の先頭を認識
し、内部カウンタをクリアする。エラー発生時には、プ
リンタメカ部から通知される正常印刷枚数等の情報を処
理装置へ送出する「ページ情報」として加工する。
報」を算出する際には、以下のような処理を行なってい
る。すなわち、一文書の印刷開始直後に処理装置から通
知される「印刷制御コマンド(POC:プリントアウト
コントロールコマンド)」によって、印刷の先頭を認識
し、内部カウンタをクリアする。エラー発生時には、プ
リンタメカ部から通知される正常印刷枚数等の情報を処
理装置へ送出する「ページ情報」として加工する。
【0008】このような構成による印刷制御方式では、
文書量が少ない場合には問題を生じないが、文書量が大
きくなると、メモリ資源/ディスク資源の消費量が大き
くなるので問題となる。これは、印刷が最終ページ近く
まで進んでも、処理装置は、先頭ページから最終ページ
までのすべての印刷データを削除することなく、保持し
ていなければならないことによる。
文書量が少ない場合には問題を生じないが、文書量が大
きくなると、メモリ資源/ディスク資源の消費量が大き
くなるので問題となる。これは、印刷が最終ページ近く
まで進んでも、処理装置は、先頭ページから最終ページ
までのすべての印刷データを削除することなく、保持し
ていなければならないことによる。
【0009】ところで、エラー発生時に印刷結果が保証
できない枚数は、プリンタ装置のメカ構造によってその
最大値が決定する。従って、エラー発生時にプリンタ装
置が受信している印刷データのページから、何ページ分
遡ったページの印刷データを、リカバリ処理後に再送出
すべきかを表わす「戻りページ」を、「ページ情報」と
して通知する方式にすれば、メモリ資源/ディスク資源
の消費を抑えることができる。
できない枚数は、プリンタ装置のメカ構造によってその
最大値が決定する。従って、エラー発生時にプリンタ装
置が受信している印刷データのページから、何ページ分
遡ったページの印刷データを、リカバリ処理後に再送出
すべきかを表わす「戻りページ」を、「ページ情報」と
して通知する方式にすれば、メモリ資源/ディスク資源
の消費を抑えることができる。
【0010】具体的に言うと、印刷結果が保証できない
枚数の最大値をX枚とし、現在処理装置がYページ目の
印刷データを送出した場合には、Y−Xページまでの印
刷データを処理装置において保持する必要はない。続い
て、処理装置がY+1ページ目の印刷データを送出した
場合には、Y+1−Xページまでの印刷データを処理装
置において保持する必要はない。
枚数の最大値をX枚とし、現在処理装置がYページ目の
印刷データを送出した場合には、Y−Xページまでの印
刷データを処理装置において保持する必要はない。続い
て、処理装置がY+1ページ目の印刷データを送出した
場合には、Y+1−Xページまでの印刷データを処理装
置において保持する必要はない。
【0011】「戻りページ」を通知する方式において、
プリンタ装置は、印刷の開始直後の「POC」を検出し
て内部カウンタをクリアする。それから、改ページ条件
の発生する可能性がある印刷データを受信するごとに、
一旦インタフェースをバッファフル状態にする。この
間、それ以上の印刷データは受け付けずに、データ展開
を行なう。
プリンタ装置は、印刷の開始直後の「POC」を検出し
て内部カウンタをクリアする。それから、改ページ条件
の発生する可能性がある印刷データを受信するごとに、
一旦インタフェースをバッファフル状態にする。この
間、それ以上の印刷データは受け付けずに、データ展開
を行なう。
【0012】データ展開の結果、改ページ条件が発生し
ていなければインタフェースのバッファフル状態を解除
して、次の印刷データの受信を行なう。また、改ページ
条件が発生していれば、内部カウンタのカウントアップ
を行なう。このカウントアップの後は、印刷用紙への転
写を行なう。そして、転写処理が終了したならば、イン
タフェースのバッファフル状態を解除して、次のページ
の印刷データを受信する。
ていなければインタフェースのバッファフル状態を解除
して、次の印刷データの受信を行なう。また、改ページ
条件が発生していれば、内部カウンタのカウントアップ
を行なう。このカウントアップの後は、印刷用紙への転
写を行なう。そして、転写処理が終了したならば、イン
タフェースのバッファフル状態を解除して、次のページ
の印刷データを受信する。
【0013】通常は、以上の処理を繰り返す。なお、エ
ラーが発生した場合には、何ページ目までを正常に印刷
/排出したかをプリンタメカ部に問い合わせ、内部カウ
ンタの値から正常印刷枚数を差し引いて、処理装置へ通
知する「ページ情報」を算出する。
ラーが発生した場合には、何ページ目までを正常に印刷
/排出したかをプリンタメカ部に問い合わせ、内部カウ
ンタの値から正常印刷枚数を差し引いて、処理装置へ通
知する「ページ情報」を算出する。
【0014】一方、処理装置では、現在プリンタに送出
している印刷データのページ数を常に把握している。送
出し終わったデータについては、プリンタ装置でエラー
が発生した場合に通知される、印刷結果が保証できない
可能性のあるページ数分の印刷データだけを残して、そ
れより先の印刷データは削除する。こうすることで、メ
モリ資源/ディスク資源の消費を抑えている。
している印刷データのページ数を常に把握している。送
出し終わったデータについては、プリンタ装置でエラー
が発生した場合に通知される、印刷結果が保証できない
可能性のあるページ数分の印刷データだけを残して、そ
れより先の印刷データは削除する。こうすることで、メ
モリ資源/ディスク資源の消費を抑えている。
【0015】図21は、従来の技術を示す図である。従
来では、処理装置側のページ管理の簡素化を意識するあ
まり、プリンタ装置の動作が、この図に示すように、一
単位の印刷データを受信するたびにデータ展開を行なう
構成となっている。そして、改ページが生じない場合に
はただちに応答を返し、改ページが生じた場合にはデー
タ印刷を終了した後に応答を返す動作となっている。
来では、処理装置側のページ管理の簡素化を意識するあ
まり、プリンタ装置の動作が、この図に示すように、一
単位の印刷データを受信するたびにデータ展開を行なう
構成となっている。そして、改ページが生じない場合に
はただちに応答を返し、改ページが生じた場合にはデー
タ印刷を終了した後に応答を返す動作となっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図21に示すように、
従来においては、「受信動作」、「展開動作」、「印刷
動作」が直列処理されていた。すなわち、プリンタ装置
は、改ページ条件が発生する可能性のあるデータを受信
するごとに一旦インタフェースをバッファフル状態にす
るので、インタフェースにおける通信動作とプリンタ装
置におけるデータ展開動作とは直列に処理されていた。
そのため、印刷に時間がかかるという問題点があった。
従来においては、「受信動作」、「展開動作」、「印刷
動作」が直列処理されていた。すなわち、プリンタ装置
は、改ページ条件が発生する可能性のあるデータを受信
するごとに一旦インタフェースをバッファフル状態にす
るので、インタフェースにおける通信動作とプリンタ装
置におけるデータ展開動作とは直列に処理されていた。
そのため、印刷に時間がかかるという問題点があった。
【0017】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、プリンタ装置における「受信動作」、「展開動
作」、「印刷動作」を直列ではなく並列に処理すること
により、印刷処理の速度を向上させると共に、処理装置
側のページ管理も簡素化が可能な印刷制御方式を具備す
るプリンタ装置を提供することを目的とする。
み、プリンタ装置における「受信動作」、「展開動
作」、「印刷動作」を直列ではなく並列に処理すること
により、印刷処理の速度を向上させると共に、処理装置
側のページ管理も簡素化が可能な印刷制御方式を具備す
るプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段にて達成さ
れる。
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段にて達成さ
れる。
【0019】すなわち、本発明は、処理装置から印刷デ
ータを受信して、データ展開並びにデータ印刷を行なう
プリンタ装置において、印刷データを受信した時に、受
信バッファにデータがない時にはその受信データの格納
を行なってただちに応答を返す手段と、受信バッファに
データがある時にはこのデータの展開処理が終了して受
信バッファが空になってから受信データの格納を行ない
応答を返す手段と、データ展開の際に必要となるメモリ
が使用できない状態にあっても仮想的にデータ展開を行
なう手段とを具備するプリンタ装置である。
ータを受信して、データ展開並びにデータ印刷を行なう
プリンタ装置において、印刷データを受信した時に、受
信バッファにデータがない時にはその受信データの格納
を行なってただちに応答を返す手段と、受信バッファに
データがある時にはこのデータの展開処理が終了して受
信バッファが空になってから受信データの格納を行ない
応答を返す手段と、データ展開の際に必要となるメモリ
が使用できない状態にあっても仮想的にデータ展開を行
なう手段とを具備するプリンタ装置である。
【0020】
【作用】本発明によるプリンタ装置は、一つの印刷デー
タを受信した時には無条件に応答を返すが、二つ以上の
印刷データが溜ってしまった時には、先に受信した印刷
データの展開処理が済むまで応答を返すことを控える。
また、その時、展開処理に必要なビットマップメモリが
印刷・転写中のため使用できない状態であっても、改ペ
ージ条件を検出することができるデータ仮展開機能を付
加している。
タを受信した時には無条件に応答を返すが、二つ以上の
印刷データが溜ってしまった時には、先に受信した印刷
データの展開処理が済むまで応答を返すことを控える。
また、その時、展開処理に必要なビットマップメモリが
印刷・転写中のため使用できない状態であっても、改ペ
ージ条件を検出することができるデータ仮展開機能を付
加している。
【0021】図1は、本発明の原理説明図である。この
図に示すように、データ受信動作は、一方でデータ展開
動作及びデータ印刷動作が行なわれていても、継続して
行なうことができる。また、データ展開動作は、データ
印刷中であっても、仮展開という形で行なうことができ
る。それから、処理装置は、「戻りページ」によるペー
ジ管理を行なうので、ページ管理の簡素化が可能であ
る。
図に示すように、データ受信動作は、一方でデータ展開
動作及びデータ印刷動作が行なわれていても、継続して
行なうことができる。また、データ展開動作は、データ
印刷中であっても、仮展開という形で行なうことができ
る。それから、処理装置は、「戻りページ」によるペー
ジ管理を行なうので、ページ管理の簡素化が可能であ
る。
【0022】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示す図である。
図2において、プリンタ装置1は、処理装置に接続され
ている。データ送受信部3は、処理装置と通信を行な
い、またデータバッファ6に受信データを格納する。デ
ータ解析部4は、データバッファ6から印刷データを取
り出し、ビットマップメモリ7への展開処理を行なうと
共に、印刷制御部5に対して印字起動を促す。
図2において、プリンタ装置1は、処理装置に接続され
ている。データ送受信部3は、処理装置と通信を行な
い、またデータバッファ6に受信データを格納する。デ
ータ解析部4は、データバッファ6から印刷データを取
り出し、ビットマップメモリ7への展開処理を行なうと
共に、印刷制御部5に対して印字起動を促す。
【0023】印刷制御部5は、プリンタメカ9の制御を
行なうと共に、DMA8を用いてビットマップメモリ7
の内容をプリンタメカ9に転送する。以上のデータ送受
信部3、データ解析部4、及び印刷制御部5の各機能
は、当実施例においては、CPU2によって実現されて
いる。
行なうと共に、DMA8を用いてビットマップメモリ7
の内容をプリンタメカ9に転送する。以上のデータ送受
信部3、データ解析部4、及び印刷制御部5の各機能
は、当実施例においては、CPU2によって実現されて
いる。
【0024】ビットマップメモリ7は、印刷データをド
ットイメージで記憶するものであり、一ページ分の記憶
容量があるものとする。DMA8は、CPU2の動作と
は無関係に、ビットマップメモリ7とプリンタメカ9と
の間のデータ転送を制御するものであり、いわゆるチャ
ネル装置である。
ットイメージで記憶するものであり、一ページ分の記憶
容量があるものとする。DMA8は、CPU2の動作と
は無関係に、ビットマップメモリ7とプリンタメカ9と
の間のデータ転送を制御するものであり、いわゆるチャ
ネル装置である。
【0025】処理装置とプリンタ装置1とは、共に送信
と受信とを行なうインタフェースとなっている。そし
て、処理装置からプリンタ装置1へデータが転送された
場合に、プリンタ装置1が応答を返さないと、処理装置
は、プリンタ装置1へのデータ転送が完了したとは認識
しないようになっている。さて、処理装置からプリンタ
装置1へ送信されるデータは、以下の三種類に大別する
ことができる。
と受信とを行なうインタフェースとなっている。そし
て、処理装置からプリンタ装置1へデータが転送された
場合に、プリンタ装置1が応答を返さないと、処理装置
は、プリンタ装置1へのデータ転送が完了したとは認識
しないようになっている。さて、処理装置からプリンタ
装置1へ送信されるデータは、以下の三種類に大別する
ことができる。
【0026】1)印刷制御コマンド(POC):印刷す
る用紙サイズ/印刷方向等の設定を行ない、一文書の印
刷の先頭で通知される。 2) 印 刷 デ ー タ :データ中に改ページ
指定(FF)が付加される場合がある。
る用紙サイズ/印刷方向等の設定を行ない、一文書の印
刷の先頭で通知される。 2) 印 刷 デ ー タ :データ中に改ページ
指定(FF)が付加される場合がある。
【0027】3)印刷待ち合わせコマンド(CLRPR
T):プリンタが受信しているデータをすべて印刷し、
用紙の排出まで待ち合わせるコマンド。これそのものが
改ページ指定ともなっている。
T):プリンタが受信しているデータをすべて印刷し、
用紙の排出まで待ち合わせるコマンド。これそのものが
改ページ指定ともなっている。
【0028】さて、印刷の場合には、CPU2の各部は
以下のように動作する。 (a)データ送受信部3 POCを受信すると、データ解析部4にPOC受信の旨
を通知する。これにより、データ解析部4は内部カウン
タのリセットを行なう。これが終了すると、処理装置に
対して応答を返す。
以下のように動作する。 (a)データ送受信部3 POCを受信すると、データ解析部4にPOC受信の旨
を通知する。これにより、データ解析部4は内部カウン
タのリセットを行なう。これが終了すると、処理装置に
対して応答を返す。
【0029】また、データを受信した場合、そのデータ
をデータバッファ6に格納する前に、データバッファ6
に未展開のデータがないかどうか確認する。データバッ
ファ6に未展開のデータがある場合には、無くなるまで
格納を待ち合わせる。無い場合にはそのまま格納を行な
い、処理装置に応答を返す。
をデータバッファ6に格納する前に、データバッファ6
に未展開のデータがないかどうか確認する。データバッ
ファ6に未展開のデータがある場合には、無くなるまで
格納を待ち合わせる。無い場合にはそのまま格納を行な
い、処理装置に応答を返す。
【0030】また、CLRPRTを受信した場合には、
データ解析部4に問い合わせを行ない、すべての印刷デ
ータが印刷されて排出が完了しているかを確認する。完
了している時には、処理装置に応答を返す。未完了の時
には待ち合わせを行なう。
データ解析部4に問い合わせを行ない、すべての印刷デ
ータが印刷されて排出が完了しているかを確認する。完
了している時には、処理装置に応答を返す。未完了の時
には待ち合わせを行なう。
【0031】(b)データ解析部4 ビットマップメモリ7が使用中ではない場合、すなわ
ち、一ページ分の印刷データが未完成の状態、又はビッ
トマップメモリ7からプリンタメカ9へデータを転送し
ていない場合、データバッファ6にデータがあればこれ
を取り出して、ビットマップメモリ7への展開を行な
う。
ち、一ページ分の印刷データが未完成の状態、又はビッ
トマップメモリ7からプリンタメカ9へデータを転送し
ていない場合、データバッファ6にデータがあればこれ
を取り出して、ビットマップメモリ7への展開を行な
う。
【0032】ここで、改ページ条件が発生していれば、
そのページ分のデータをデータバッファ6から削除する
と同時に、印刷制御部5にそのページを印刷するように
指示する。このとき、後述する仮展開にて、すでにペー
ジのカウントアップが行なわれている場合には、内部カ
ウンタを操作しない。カウントアップがまだ行なわれて
いない場合には、そのページをカウントする。
そのページ分のデータをデータバッファ6から削除する
と同時に、印刷制御部5にそのページを印刷するように
指示する。このとき、後述する仮展開にて、すでにペー
ジのカウントアップが行なわれている場合には、内部カ
ウンタを操作しない。カウントアップがまだ行なわれて
いない場合には、そのページをカウントする。
【0033】なお、データバッファ6にデータがなけれ
ば、CLRPRTが通知されていないかどうかを確認す
る。通知されている場合には、改ページ条件が発生する
こととなるので、その処理を行なう。
ば、CLRPRTが通知されていないかどうかを確認す
る。通知されている場合には、改ページ条件が発生する
こととなるので、その処理を行なう。
【0034】ビットマップメモリ7が使用中の場合、例
えばビットマップメモリ7からプリンタメカ9へデータ
を転送中のとき、データバッファ6にデータがあればこ
れを取り出し、実装されていない仮想ビットマップメモ
リに対して印刷データを展開する。これを仮展開と呼
ぶ。仮展開の結果、改ページ条件が発生したならば内部
カウンタのカウントアップを行なう。
えばビットマップメモリ7からプリンタメカ9へデータ
を転送中のとき、データバッファ6にデータがあればこ
れを取り出し、実装されていない仮想ビットマップメモ
リに対して印刷データを展開する。これを仮展開と呼
ぶ。仮展開の結果、改ページ条件が発生したならば内部
カウンタのカウントアップを行なう。
【0035】(c)印刷制御部5 データ解析部4から印刷の指示を通知されると、プリン
タメカ9に対して印刷起動を通知する。その後は、ビッ
トマップメモリ7からプリンタメカ9へのデータ転送の
完了を示す転写終了通知をプリンタメカ9から受けるの
を待つこととなる。印刷起動した場合、プリンタメカ9
とビットマップメモリ7とはDMA8を介して接続され
ているので、印字データはCPU2に関係無く送受され
ることになる。
タメカ9に対して印刷起動を通知する。その後は、ビッ
トマップメモリ7からプリンタメカ9へのデータ転送の
完了を示す転写終了通知をプリンタメカ9から受けるの
を待つこととなる。印刷起動した場合、プリンタメカ9
とビットマップメモリ7とはDMA8を介して接続され
ているので、印字データはCPU2に関係無く送受され
ることになる。
【0036】プリンタメカ9から転写終了が通知される
と、印刷制御部5は動作を再開し、これをデータ解析部
4に知らせる。また、プリンタメカ9に異常が発生した
場合には、印刷制御部5がプリンタメカ9に正常印刷枚
数を問い合わせ、これをデータ解析部4に通知する。こ
れにより、データ解析部4は、「戻りページ」を算出す
る。
と、印刷制御部5は動作を再開し、これをデータ解析部
4に知らせる。また、プリンタメカ9に異常が発生した
場合には、印刷制御部5がプリンタメカ9に正常印刷枚
数を問い合わせ、これをデータ解析部4に通知する。こ
れにより、データ解析部4は、「戻りページ」を算出す
る。
【0037】続いて、本発明によるプリンタ装置の動作
の流れを図面に沿って詳細に説明する。図3〜8は、展
開が速いときの基本シーケンスを示す図である。図3に
おいて、まず、POCを受信した時に、内部カウンタを
リセットする。次に、最初のデータを受信すると、プ
リンタ装置は、これをデータバッファに格納して、すぐ
に応答を返す。
の流れを図面に沿って詳細に説明する。図3〜8は、展
開が速いときの基本シーケンスを示す図である。図3に
おいて、まず、POCを受信した時に、内部カウンタを
リセットする。次に、最初のデータを受信すると、プ
リンタ装置は、これをデータバッファに格納して、すぐ
に応答を返す。
【0038】データ解析部は、データバッファからデー
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開が終了しているの
で、図4に示すようにデータを格納して応答を返す。
データ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開が終了しているの
で、図4に示すようにデータを格納して応答を返す。
データ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
【0039】ここで、データは、図4に示すように、
改ページ条件を発生させている。このとき、内部カウン
タをカウントアップし、プリンタメカに対して印字起動
をかける。データの転写中は、ビットマップメモリが使
用されているため、実際の展開を行なうことはできな
い。従って、図5にあるように、データに対しては、
実際には存在しないビットマップメモリに対する展開が
行なわれている。
改ページ条件を発生させている。このとき、内部カウン
タをカウントアップし、プリンタメカに対して印字起動
をかける。データの転写中は、ビットマップメモリが使
用されているため、実際の展開を行なうことはできな
い。従って、図5にあるように、データに対しては、
実際には存在しないビットマップメモリに対する展開が
行なわれている。
【0040】図5において、データの仮展開中に改ペ
ージ条件が検出されている。このとき、内部カウンタの
カウントアップを行ない、先に取り出したデータ,デ
ータをデータバッファに戻す。よって、図6に示すよ
うに、次のデータは、必ず転写処理の終了まで待たさ
れた後に格納が行なわれる。また、仮展開中に改ページ
条件を検出したことを、フラグを用いて記憶しておく。
ージ条件が検出されている。このとき、内部カウンタの
カウントアップを行ない、先に取り出したデータ,デ
ータをデータバッファに戻す。よって、図6に示すよ
うに、次のデータは、必ず転写処理の終了まで待たさ
れた後に格納が行なわれる。また、仮展開中に改ページ
条件を検出したことを、フラグを用いて記憶しておく。
【0041】転写処理が終了すると、データ,データ
の取り出しを行ない、実際の展開を行なう。ここで、
改ページ条件が発生するが、これは先の仮展開において
すでに検出済みであるので、カウンタの操作は行なわな
い。データ,データの実際の展開が終了後、プリン
タメカに対して、二ページ目の印字起動がかかる。
の取り出しを行ない、実際の展開を行なう。ここで、
改ページ条件が発生するが、これは先の仮展開において
すでに検出済みであるので、カウンタの操作は行なわな
い。データ,データの実際の展開が終了後、プリン
タメカに対して、二ページ目の印字起動がかかる。
【0042】図7では、CLRPRTを受信している。
このとき、データの仮展開においては改ページ条件の
検出は成されていないが、CLRPRTの受信により改
ページ発生となる。CLRPRTへの応答は、最終ペー
ジの印刷ならびに用紙の排出が行なわれた後に行なう。
このとき、データの仮展開においては改ページ条件の
検出は成されていないが、CLRPRTの受信により改
ページ発生となる。CLRPRTへの応答は、最終ペー
ジの印刷ならびに用紙の排出が行なわれた後に行なう。
【0043】なお、もしも仮展開中に印刷、転写が終了
した場合には、その時点で仮展開を打ち切って、取り出
したデータをバッファに戻してから、実際の展開を行な
うこととする。以上の説明から明らかなように、処理装
置側のデータ転送と、プリンタ側のデータ展開とは、並
列に行なわれている。
した場合には、その時点で仮展開を打ち切って、取り出
したデータをバッファに戻してから、実際の展開を行な
うこととする。以上の説明から明らかなように、処理装
置側のデータ転送と、プリンタ側のデータ展開とは、並
列に行なわれている。
【0044】図9〜14は、展開が遅いときの基本シー
ケンスを示す図である。図9において、まず、POCを
受信した時に、内部カウンタをリセットする。次に、最
初のデータを受信すると、プリンタ装置は、これをデ
ータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
ケンスを示す図である。図9において、まず、POCを
受信した時に、内部カウンタをリセットする。次に、最
初のデータを受信すると、プリンタ装置は、これをデ
ータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
【0045】データ解析部は、データバッファからデー
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開はまだ終了していな
いので、この展開が終了するのを待ってからデータを
格納し、応答を返す。続いて、図10に示すように、デ
ータ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開はまだ終了していな
いので、この展開が終了するのを待ってからデータを
格納し、応答を返す。続いて、図10に示すように、デ
ータ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
【0046】ここで、データは、図10に示すよう
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をかける。データの転写中は、ビットマップメモリ
が使用されているため、実際の展開を行なうことはでき
ない。従って、図11にあるように、データは、実際
には存在しないビットマップメモリに対する展開が行な
われている。
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をかける。データの転写中は、ビットマップメモリ
が使用されているため、実際の展開を行なうことはでき
ない。従って、図11にあるように、データは、実際
には存在しないビットマップメモリに対する展開が行な
われている。
【0047】図11において、データの仮展開中に改
ページ条件が検出されている。このとき、内部カウンタ
のカウントアップを行ない、先に取り出したデータ,
データをデータバッファに戻す。よって、図12に示
すように、次のデータは、必ず転写処理の終了まで待
たされた後に格納が行なわれる。また、仮展開中に改ペ
ージ条件を検出したことを、フラグを用いて記憶してお
く。
ページ条件が検出されている。このとき、内部カウンタ
のカウントアップを行ない、先に取り出したデータ,
データをデータバッファに戻す。よって、図12に示
すように、次のデータは、必ず転写処理の終了まで待
たされた後に格納が行なわれる。また、仮展開中に改ペ
ージ条件を検出したことを、フラグを用いて記憶してお
く。
【0048】転写処理が終了すると、データ,データ
の取り出しを行ない、実際の展開を行なう。ここで、
改ページ条件が発生するが、これは先の仮展開において
すでに検出済みであるので、カウンタの操作は行なわな
い。データ,データの実際の展開が終了後、プリン
タメカに対して、二ページ目の印字起動がかかる。
の取り出しを行ない、実際の展開を行なう。ここで、
改ページ条件が発生するが、これは先の仮展開において
すでに検出済みであるので、カウンタの操作は行なわな
い。データ,データの実際の展開が終了後、プリン
タメカに対して、二ページ目の印字起動がかかる。
【0049】図13では、CLRPRTを受信してい
る。このとき、データの仮展開においては改ページ条
件の検出は成されていないが、CLRPRTの受信によ
り改ページ発生となる。CLRPRTへの応答は、最終
ページの印刷ならびに用紙の排出が行なわれた後に行な
う。
る。このとき、データの仮展開においては改ページ条
件の検出は成されていないが、CLRPRTの受信によ
り改ページ発生となる。CLRPRTへの応答は、最終
ページの印刷ならびに用紙の排出が行なわれた後に行な
う。
【0050】図15〜17は、展開が遅いときのジャム
シーケンスを示す図である。図9において、まず、PO
Cを受信した時に、内部カウンタをリセットする。次
に、最初のデータを受信すると、プリンタ装置は、こ
れをデータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
シーケンスを示す図である。図9において、まず、PO
Cを受信した時に、内部カウンタをリセットする。次
に、最初のデータを受信すると、プリンタ装置は、こ
れをデータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
【0051】データ解析部は、データバッファからデー
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開はまだ終了していな
いので、この展開が終了するのを待ってからデータを
格納し、応答を返す。続いて、図16に示すように、デ
ータ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開はまだ終了していな
いので、この展開が終了するのを待ってからデータを
格納し、応答を返す。続いて、図16に示すように、デ
ータ解析部は、データバッファからデータを取り出
し、データ展開を始める。データについても同様に処
理する。
【0052】ここで、データは、図16に示すよう
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をする。データの転写中は、ビットマップメモリが
使用されているため、実際の展開を行なうことはできな
い。従って、図17にあるように、データは、実際に
は存在しないビットマップメモリに対する展開が行なわ
れている。
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をする。データの転写中は、ビットマップメモリが
使用されているため、実際の展開を行なうことはできな
い。従って、図17にあるように、データは、実際に
は存在しないビットマップメモリに対する展開が行なわ
れている。
【0053】図17において、データの仮展開中にジ
ャムが検出されている。このとき、印刷制御部は、デー
タ送受信部に対して、エラーの発生を通知する。一方、
データ解析部は、データバッファからのデータの取り出
し並びに仮展開を続行する。そして、データバッファが
空になった時点で、受信データ全体のページ数を算出す
る。これは、「戻りページ」として処理装置へ通知され
る。
ャムが検出されている。このとき、印刷制御部は、デー
タ送受信部に対して、エラーの発生を通知する。一方、
データ解析部は、データバッファからのデータの取り出
し並びに仮展開を続行する。そして、データバッファが
空になった時点で、受信データ全体のページ数を算出す
る。これは、「戻りページ」として処理装置へ通知され
る。
【0054】図18〜20は、展開が速いときのジャム
シーケンスを示す図である。図18において、まず、P
OCを受信した時に、内部カウンタをリセットする。次
に、最初のデータを受信すると、プリンタ装置は、こ
れをデータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
シーケンスを示す図である。図18において、まず、P
OCを受信した時に、内部カウンタをリセットする。次
に、最初のデータを受信すると、プリンタ装置は、こ
れをデータバッファに格納して、すぐに応答を返す。
【0055】データ解析部は、データバッファからデー
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開が終了しているの
で、図19に示すようにデータを格納して応答を返
す。データ解析部は、データバッファからデータを取
り出し、データ展開を始める。データについても同様
に処理する。
タを取り出し、データ展開を始める。次のデータを
受信したとき、データ解析部の展開が終了しているの
で、図19に示すようにデータを格納して応答を返
す。データ解析部は、データバッファからデータを取
り出し、データ展開を始める。データについても同様
に処理する。
【0056】ここで、データは、図19に示すよう
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をかける。データの転写中は、ビットマップメモリ
が使用されているため、実際の展開を行なうことはでき
ない。従って、図20にあるように、データは、実際
には存在しないビットマップメモリに対する展開が行な
われている。
に、改ページ条件を発生させている。このとき、内部カ
ウンタをカウントアップし、プリンタメカに対して印字
起動をかける。データの転写中は、ビットマップメモリ
が使用されているため、実際の展開を行なうことはでき
ない。従って、図20にあるように、データは、実際
には存在しないビットマップメモリに対する展開が行な
われている。
【0057】図20において、データの仮展開後にジ
ャムが検出されている。このとき、印刷制御部は、デー
タ送受信部に対して、エラーの発生を通知する。一方、
データ解析部は、データバッファからのデータの取り出
し並びに仮展開を続行する。そして、データバッファが
空になった時点で、受信データ全体のページ数を算出す
る。これは、「戻りページ」として処理装置へ通知され
る。
ャムが検出されている。このとき、印刷制御部は、デー
タ送受信部に対して、エラーの発生を通知する。一方、
データ解析部は、データバッファからのデータの取り出
し並びに仮展開を続行する。そして、データバッファが
空になった時点で、受信データ全体のページ数を算出す
る。これは、「戻りページ」として処理装置へ通知され
る。
【0058】なお、その他の実施例として、仮展開をす
るかわりに、改ページ条件だけを検出する「特殊展開ル
ーチン」を使用しても同様の効果を得ることができる。
また、ビットマップメモリが二ページ分以上あるプリン
タ装置については、先の実施例で示した仮展開を、他方
のビットマップメモリを用いて実際の展開とすることで
同様の効果が得られる。
るかわりに、改ページ条件だけを検出する「特殊展開ル
ーチン」を使用しても同様の効果を得ることができる。
また、ビットマップメモリが二ページ分以上あるプリン
タ装置については、先の実施例で示した仮展開を、他方
のビットマップメモリを用いて実際の展開とすることで
同様の効果が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理装置との間のデータ転送と、プリンタ装置内でのデ
ータ展開とを並列させて行なうことができる。従って、
印字性能を低下させることなく、「戻りページ」の通知
による迅速なリカバリー処理を行なうことができるとい
う利点がある。
処理装置との間のデータ転送と、プリンタ装置内でのデ
ータ展開とを並列させて行なうことができる。従って、
印字性能を低下させることなく、「戻りページ」の通知
による迅速なリカバリー処理を行なうことができるとい
う利点がある。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】展開が速いときの基本シーケンスを示す図であ
る。
る。
【図4】図3に続く図である。
【図5】図4に続く図である。
【図6】図5に続く図である。
【図7】図6に続く図である。
【図8】図7に続く図である。
【図9】展開が遅いときの基本シーケンスを示す図であ
る。
る。
【図10】図9に続く図である。
【図11】図10に続く図である。
【図12】図11に続く図である。
【図13】図12に続く図である。
【図14】図13に続く図である。
【図15】展開が遅いときのジャムシーケンスを示す図
である。
である。
【図16】図15に続く図である。
【図17】図16に続く図である。
【図18】展開が速いときのジャムシーケンスを示す図
である。
である。
【図19】図18に続く図である。
【図20】図19に続く図である。
【図21】従来の技術を示す図である。
1 プリンタ装置 2 CPU 3 データ送受信部 4 データ解析部 5 印刷制御部 6 データバッファ 7 ビットマップメモリ 8 DMA 9 プリンタメカ
Claims (1)
- 【請求項1】処理装置から印刷データを受信して、デー
タ展開並びにデータ印刷を行なうプリンタ装置におい
て、 印刷データを受信した時に、受信バッファにデータがな
い時にはその受信データの格納を行なってただちに応答
を返す手段と、受信バッファにデータがある時にはこの
データの展開処理が終了して受信バッファが空になって
から受信データの格納を行ない応答を返す手段と、デー
タ展開の際に必要となるメモリが使用できない状態にあ
っても仮想的にデータ展開を行なう手段とを具備するこ
とを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060043A JP2731315B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060043A JP2731315B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05261981A true JPH05261981A (ja) | 1993-10-12 |
JP2731315B2 JP2731315B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13130657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4060043A Expired - Fee Related JP2731315B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2731315B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176138A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Fujitsu Ltd | プリンタ装置 |
JPS60257262A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | ペ−ジプリンタの印刷方式 |
JPH01263063A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-19 | Hitachi Ltd | 印刷制御装置 |
JPH02266965A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-10-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印刷装置 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4060043A patent/JP2731315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176138A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Fujitsu Ltd | プリンタ装置 |
JPS60257262A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | ペ−ジプリンタの印刷方式 |
JPH01263063A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-19 | Hitachi Ltd | 印刷制御装置 |
JPH02266965A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-10-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2731315B2 (ja) | 1998-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971209 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |