JPH05259737A - 誘電体発振器 - Google Patents
誘電体発振器Info
- Publication number
- JPH05259737A JPH05259737A JP9032992A JP9032992A JPH05259737A JP H05259737 A JPH05259737 A JP H05259737A JP 9032992 A JP9032992 A JP 9032992A JP 9032992 A JP9032992 A JP 9032992A JP H05259737 A JPH05259737 A JP H05259737A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fet
- frequency
- dielectric
- oscillator
- variable reactance
- Prior art date
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- Pending
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一個の発振器で、それぞれ異なる複数の発振
周波数のうちの一つを、任意に選択する。 【構成】 それぞれ異なる共振周波数を有する複数の誘
電体共振器13,14と、一個の能動素子としてのFE
T11と、可変リアクタンス素子12とから成る誘電体
発振器であり、該FETのゲート端子に、その一端が接
続されたマイクロストリップ線路15に、前記FETと
の接続端から、それぞれ前記共振周波数に適した電気長
を隔てた位置に、前記各誘電体共振器を磁気結合しなが
ら配設するとともに、前記FETのソース端子に前記可
変リアクタンス素子を接続し、該可変リアクタンス素子
のタアクタンス値を変えて、前記誘電体共振器のうちの
任意の一つの誘電体共振器の共振周波数を、前記FET
のドレイン端子から出力させる。
周波数のうちの一つを、任意に選択する。 【構成】 それぞれ異なる共振周波数を有する複数の誘
電体共振器13,14と、一個の能動素子としてのFE
T11と、可変リアクタンス素子12とから成る誘電体
発振器であり、該FETのゲート端子に、その一端が接
続されたマイクロストリップ線路15に、前記FETと
の接続端から、それぞれ前記共振周波数に適した電気長
を隔てた位置に、前記各誘電体共振器を磁気結合しなが
ら配設するとともに、前記FETのソース端子に前記可
変リアクタンス素子を接続し、該可変リアクタンス素子
のタアクタンス値を変えて、前記誘電体共振器のうちの
任意の一つの誘電体共振器の共振周波数を、前記FET
のドレイン端子から出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘電体発振器に関し、特
に計測器のほか、レーダ、衛星放送用受信機などに使用
される、可変リアクタンス素子を用いた誘電体発振器に
関する。
に計測器のほか、レーダ、衛星放送用受信機などに使用
される、可変リアクタンス素子を用いた誘電体発振器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘電体発振器としては、
例えば図3の構成図に示すものがある。すなわち、この
誘電体発振器Gは、それぞれ異なる発振周波数を有する
n個の誘電体発振器1,2,3…nと、そのn個の該発
振器1,2,3…nのうちの一つの発振周波数を選択
し、出力端から出力させるための単極多投形スイッチS
Wとから構成されている。
例えば図3の構成図に示すものがある。すなわち、この
誘電体発振器Gは、それぞれ異なる発振周波数を有する
n個の誘電体発振器1,2,3…nと、そのn個の該発
振器1,2,3…nのうちの一つの発振周波数を選択
し、出力端から出力させるための単極多投形スイッチS
Wとから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の誘電体発振器にあっては、選択すべき、異な
る発振周波数の数だけの発振器が必要であり、その数が
増えるほど単極多投形スイッチSWも複雑になるととも
に、回路全体が複雑化し、消費電力も大きくなるという
問題点があった。
うな従来の誘電体発振器にあっては、選択すべき、異な
る発振周波数の数だけの発振器が必要であり、その数が
増えるほど単極多投形スイッチSWも複雑になるととも
に、回路全体が複雑化し、消費電力も大きくなるという
問題点があった。
【0004】他方、選択されない周波数の発振器の出力
の抑圧の度合いは、前記スイッチSWの特に高周波的な
絶縁特性で決まり、選択された周波数以外の発振器出力
を完全に抑制することは困難であるという問題点もあっ
た。
の抑圧の度合いは、前記スイッチSWの特に高周波的な
絶縁特性で決まり、選択された周波数以外の発振器出力
を完全に抑制することは困難であるという問題点もあっ
た。
【0005】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、一個の発振器で、それ
ぞれ異なる複数の発振周波数のうちの一つを、任意に選
択できる誘電体発振器を提供することにある。
その目的は前記問題点を解消し、一個の発振器で、それ
ぞれ異なる複数の発振周波数のうちの一つを、任意に選
択できる誘電体発振器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、それぞれ異なる共振周波数を有する
複数の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リアク
タンス素子とから成る誘電体発振器であって、その詳し
い構成は次のとおりである。
の本発明の構成は、それぞれ異なる共振周波数を有する
複数の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リアク
タンス素子とから成る誘電体発振器であって、その詳し
い構成は次のとおりである。
【0007】(1) 前記能動素子が電界効果トランジ
スタ(以下、単にFETという)であり、該FETのゲ
ート端子に、その一端が接続されたマイクロストリップ
線路に、前記FETとの接続端から、それぞれ前記共振
周波数に適した電気長を隔てた位置に、前記各誘電体共
振器を磁気結合しながら配設するとともに、前記FET
のソース端子に前記可変リアクタンス素子を接続し、該
可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変えて、前記
誘電体共振器のうちの任意の一つの誘電体共振器の共振
周波数を、前記FETのドレイン端子から出力させるこ
とを特徴とする。
スタ(以下、単にFETという)であり、該FETのゲ
ート端子に、その一端が接続されたマイクロストリップ
線路に、前記FETとの接続端から、それぞれ前記共振
周波数に適した電気長を隔てた位置に、前記各誘電体共
振器を磁気結合しながら配設するとともに、前記FET
のソース端子に前記可変リアクタンス素子を接続し、該
可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変えて、前記
誘電体共振器のうちの任意の一つの誘電体共振器の共振
周波数を、前記FETのドレイン端子から出力させるこ
とを特徴とする。
【0008】(2) 前記能動素子がFETであり、該
FETのゲート端子に、その一端が接続されたマイクロ
ストリップ線路に、前記FETとの接続端から、それぞ
れ前記共振周波数に適した電気長を隔てた位置に、前記
各誘電体共振器を磁気結合しながら配設するとともに、
前記FETのソース端子に、加える電圧の変化によって
そのリアクタンス値が変化する前記可変リアクタンス素
子を接続し、他方、前記FETのドレイン端子側から、
出力周波数を分周する分周器と、基準周波数発振器と、
前記分周器の分周周波数と前記基準周波数発振器の基準
周波数との位相を検出する位相検出器と、該位相検出器
の検出電圧を通過させる低域フィルタとからなるフェー
ズロック(phase lock)回路を前記可変リア
クタンス素子に接続し、前記分周器の分周比を変えて、
前記誘電体共振器のうち任意の一つの誘電体共振器の共
振周波数を、前記FETのドレイン端子から出力させる
ことを特徴とする。
FETのゲート端子に、その一端が接続されたマイクロ
ストリップ線路に、前記FETとの接続端から、それぞ
れ前記共振周波数に適した電気長を隔てた位置に、前記
各誘電体共振器を磁気結合しながら配設するとともに、
前記FETのソース端子に、加える電圧の変化によって
そのリアクタンス値が変化する前記可変リアクタンス素
子を接続し、他方、前記FETのドレイン端子側から、
出力周波数を分周する分周器と、基準周波数発振器と、
前記分周器の分周周波数と前記基準周波数発振器の基準
周波数との位相を検出する位相検出器と、該位相検出器
の検出電圧を通過させる低域フィルタとからなるフェー
ズロック(phase lock)回路を前記可変リア
クタンス素子に接続し、前記分周器の分周比を変えて、
前記誘電体共振器のうち任意の一つの誘電体共振器の共
振周波数を、前記FETのドレイン端子から出力させる
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】以上のように本発明は構成されているので、選
択すべき異なる発振周波数の数が増えても、マイクロス
トリップ線路上に配設される各誘電体共振器と、能動素
子のFETとの電気長を最適化するとともに、可変リア
クタンス素子のリアクタンス値を変えたり、又は前記F
ETから前記可変リアクタンス素子に接続されるフェー
ズロック回路のなかの分周器の分周比を変えるだけで、
任意の一つの前記共振器の共振周波数を選択し、前記F
ETから出力させることができる。しかも、選択されな
い他の発振周波数は発振されないので、前記FETの出
力に全く現れない。
択すべき異なる発振周波数の数が増えても、マイクロス
トリップ線路上に配設される各誘電体共振器と、能動素
子のFETとの電気長を最適化するとともに、可変リア
クタンス素子のリアクタンス値を変えたり、又は前記F
ETから前記可変リアクタンス素子に接続されるフェー
ズロック回路のなかの分周器の分周比を変えるだけで、
任意の一つの前記共振器の共振周波数を選択し、前記F
ETから出力させることができる。しかも、選択されな
い他の発振周波数は発振されないので、前記FETの出
力に全く現れない。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。
を例示的に詳しく説明する。
【0011】(第1実施例)図1は本発明の誘電体発振
器の第1実施例を示す構成回路図で、能動素子としてF
ET11、可変リアクタンス素子としてバラクタ(所
謂、可変容量ダイオード)12及びそれぞれ異なる共振
周波数f1 ,f2 を有する二つの誘電体共振器13,1
4を用いた二周波数のうち、一周波数を選択して切り換
える例である。
器の第1実施例を示す構成回路図で、能動素子としてF
ET11、可変リアクタンス素子としてバラクタ(所
謂、可変容量ダイオード)12及びそれぞれ異なる共振
周波数f1 ,f2 を有する二つの誘電体共振器13,1
4を用いた二周波数のうち、一周波数を選択して切り換
える例である。
【0012】図において、伝送線路には50Ωマイクロ
ストリップ線路15,16を用い、線路15の一端はF
ET11のゲート端子に、他端は50Ω終端抵抗器17
に接続されているとともに、該マイクロストリップ線路
15上に前記誘電体共振器13,14が配設され、磁気
的に結合されている。
ストリップ線路15,16を用い、線路15の一端はF
ET11のゲート端子に、他端は50Ω終端抵抗器17
に接続されているとともに、該マイクロストリップ線路
15上に前記誘電体共振器13,14が配設され、磁気
的に結合されている。
【0013】前記バラクタ12は、前記FET11のソ
ース端子に接続されており、その静電容量を可変にする
ための制御電圧は、逆印加電圧入力端子17から加えら
れる。18,19は直流阻止コンデンサ、20,21は
FET11のバイアス用コイル、22は整合用のオープ
ンスタブ、23は50Ωの負荷抵抗器である。
ース端子に接続されており、その静電容量を可変にする
ための制御電圧は、逆印加電圧入力端子17から加えら
れる。18,19は直流阻止コンデンサ、20,21は
FET11のバイアス用コイル、22は整合用のオープ
ンスタブ、23は50Ωの負荷抵抗器である。
【0014】本実施例の誘電体発振器は負性抵抗発振器
の原理に基づいており、前記FET11に帰還回路を付
加することで、該FET11の出力インピーダンスが負
性抵抗を示すことを利用している。
の原理に基づいており、前記FET11に帰還回路を付
加することで、該FET11の出力インピーダンスが負
性抵抗を示すことを利用している。
【0015】図1において、前記FET11のゲート端
子に接続されている前記誘電体共振器13,14及びソ
ース端子に接続されている前記バラクタ12が帰還回路
を形成している。
子に接続されている前記誘電体共振器13,14及びソ
ース端子に接続されている前記バラクタ12が帰還回路
を形成している。
【0016】そして、前記マイクロストリップ15上に
おける、前記FET11のゲート端子からの電気長
θ1 ,θ2 の値を最適値にすることにより、前記バラク
タ12の帰還静電容量がそれぞれc1 のとき周波数がf
1 ,c2 のとき周波数がf2 で負性抵抗が得られるよう
になっている。
おける、前記FET11のゲート端子からの電気長
θ1 ,θ2 の値を最適値にすることにより、前記バラク
タ12の帰還静電容量がそれぞれc1 のとき周波数がf
1 ,c2 のとき周波数がf2 で負性抵抗が得られるよう
になっている。
【0017】(第2実施例)図2は本発明の第2実施例
を示す構成回路図で、図1と同一部材には同一符号を付
して説明を省略する。図2において、31は発振出力の
一部を取り出す結合器で、その取り出された出力周波数
f0 は分周器32によって1/N(ただし、Nは分周
比)に分周され、f0 /Nの周波数が位相検出器33の
一方の入力端に入力される。
を示す構成回路図で、図1と同一部材には同一符号を付
して説明を省略する。図2において、31は発振出力の
一部を取り出す結合器で、その取り出された出力周波数
f0 は分周器32によって1/N(ただし、Nは分周
比)に分周され、f0 /Nの周波数が位相検出器33の
一方の入力端に入力される。
【0018】この位相検出器33の他方の入力端には、
基準周波数発振器34からの基準周波数fs が入力さ
れ、ここで、前記f0 /Nの周波数が、該基準周波数f
s と位相比較される。前記f0 /N周波数と基準周波数
fs との間に位相差があるときは、その位相差に応じた
直流電圧が、該位相検出器33から出力される。
基準周波数発振器34からの基準周波数fs が入力さ
れ、ここで、前記f0 /Nの周波数が、該基準周波数f
s と位相比較される。前記f0 /N周波数と基準周波数
fs との間に位相差があるときは、その位相差に応じた
直流電圧が、該位相検出器33から出力される。
【0019】この位相検出器33から出力された直流電
圧は、ループフィルタ(低域フィルタ)35を通過し
て、逆印加電圧入力端子17に入力される。この電圧は
バラクタ12の静電容量を変えて、最終的には、発振器
全体の発振出力周波数をf0 でロックする。
圧は、ループフィルタ(低域フィルタ)35を通過し
て、逆印加電圧入力端子17に入力される。この電圧は
バラクタ12の静電容量を変えて、最終的には、発振器
全体の発振出力周波数をf0 でロックする。
【0020】前記結合器31から前記逆印加電圧入力端
子17までの回路により、所謂フェーズロック(pha
se lock)回路36を形成し、該回路36のなか
の前記分周器32の分周比Nを変えることにより、前記
誘電体共振器13,14のそれぞれの周波数f1 ,f2
のいずれかの周波数を選択して、フェーズロックされた
発振周波数f1 又はf2 の出力を得ることができる。
子17までの回路により、所謂フェーズロック(pha
se lock)回路36を形成し、該回路36のなか
の前記分周器32の分周比Nを変えることにより、前記
誘電体共振器13,14のそれぞれの周波数f1 ,f2
のいずれかの周波数を選択して、フェーズロックされた
発振周波数f1 又はf2 の出力を得ることができる。
【0021】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果す他の
態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構
成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果す他の
態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構
成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
誘電体発振器によれば、それぞれ異なる共振周波数を有
する複数の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リ
アクタンス素子とからなる発振器であって、マイクロス
トリップ線路上に配設される各共振器と、能動素子とし
てのFETとの電気長を最適化するとともに、前記可変
リアクタンス素子のリアクタンス値を変えて任意の一つ
の前記共振器の共振周波数を選択し、前記FETから出
力させることができる。
誘電体発振器によれば、それぞれ異なる共振周波数を有
する複数の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リ
アクタンス素子とからなる発振器であって、マイクロス
トリップ線路上に配設される各共振器と、能動素子とし
てのFETとの電気長を最適化するとともに、前記可変
リアクタンス素子のリアクタンス値を変えて任意の一つ
の前記共振器の共振周波数を選択し、前記FETから出
力させることができる。
【0023】又、前記FETの出力側から前記可変リア
クタンス素子に、フィードバックするフェーズロック回
路のなかの分周器の分周比を変えて、同様に任意の一つ
の前記共振器の共振周波数を選択し、前記FETから出
力させることができる。
クタンス素子に、フィードバックするフェーズロック回
路のなかの分周器の分周比を変えて、同様に任意の一つ
の前記共振器の共振周波数を選択し、前記FETから出
力させることができる。
【0024】このため、一個の誘電体発振器で、異なる
複数の発振周波数のうちの一つを、任意に選択すること
ができる。同時に、選択されない発振周波数は発振され
ないので、完全に抑圧され、他への影響は全くない。
複数の発振周波数のうちの一つを、任意に選択すること
ができる。同時に、選択されない発振周波数は発振され
ないので、完全に抑圧され、他への影響は全くない。
【図1】本発明の誘電体発振器の第1実施例を示す構成
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成回路図である。
【図3】従来の誘電体発振器を示す構成図である。
11 FET(電界効果トランジスタ) 12 バラクタ(可変容量ダイオード) 13,14 誘電体共振器 15,16 マイクロストリップ線路 17 逆印加電圧入力端子 31 結合器 32 分周器 33 位相検出器 34 基準周波数発振器 35 低域フィルタ 36 フェーズロック回路 N 分周比
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ異なる共振周波数を有する複数
の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リアクタン
ス素子とから成る誘電体発振器であって、 前記能動素子が電界効果トランジスタ(以下、単にFE
Tという)であり、該FETのゲート端子に、その一端
が接続されたマイクロストリップ線路に、前記FETと
の接続端からそれぞれ前記共振周波数に適した電気長を
隔てた位置に、前記各誘電体共振器を磁気結合しながら
配設するとともに、前記FETのソース端子に前記可変
リアクタンス素子を接続し、 該可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変えて、前
記誘電体共振器のうちの任意の一つの誘電体共振器の共
振周波数を、前記FETのドレイン端子から出力させる
ことを特徴とする誘電体発振器。 - 【請求項2】 それぞれ異なる共振周波数を有する複数
の誘電体共振器と、一個の能動素子と、可変リアクタン
ス素子とから成る誘電体発振器であって、 前記能動素子がFETであり、該FETのゲート端子
に、その一端が接続されたマイクロストリップ線路に、
前記FETとの接続端からそれぞれ前記共振周波数に適
した電気長を隔てた位置に、前記各誘電体共振器を磁気
結合しながら配設するとともに、前記FETのソース端
子に、加える電圧の変化によってそのリアクタンス値が
変化する前記可変リアクタンス素子を接続し、他方、前
記FETのドレイン端子側から、出力周波数を分周する
分周器と、基準周波数発振器と、前記分周器の分周周波
数と前記基準周波数発振器の基準周波数との位相を検出
する位相検出器と、該位相検出器の検出電圧を通過させ
る低域フィルタとからなるフェーズロック(phase
lock)回路を前記可変リアクタンス素子に接続
し、 前記分周器の分周比を変えて、前記誘電体共振器のうち
の任意の一つの誘電体共振器の共振周波数を、前記FE
Tのドレイン端子から出力させることを特徴とする誘電
体発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032992A JPH05259737A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 誘電体発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032992A JPH05259737A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 誘電体発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05259737A true JPH05259737A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13995489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9032992A Pending JPH05259737A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 誘電体発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05259737A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5852384A (en) * | 1996-04-25 | 1998-12-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dual band oscillator circuit using strip line resonators |
KR100691284B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2007-03-12 | 한국전자통신연구원 | 부성 저항의 미세 조정이 가능한 전압 제어 발진기 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP9032992A patent/JPH05259737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5852384A (en) * | 1996-04-25 | 1998-12-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dual band oscillator circuit using strip line resonators |
KR100691284B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2007-03-12 | 한국전자통신연구원 | 부성 저항의 미세 조정이 가능한 전압 제어 발진기 |
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