JPH05259386A - 強誘電体薄膜の製造方法 - Google Patents
強誘電体薄膜の製造方法Info
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- JPH05259386A JPH05259386A JP4052383A JP5238392A JPH05259386A JP H05259386 A JPH05259386 A JP H05259386A JP 4052383 A JP4052383 A JP 4052383A JP 5238392 A JP5238392 A JP 5238392A JP H05259386 A JPH05259386 A JP H05259386A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分極、分極反転による書き込み回数を増大さ
せる。 【構成】 n型半導体基板11上にジルコン酸チタン酸
鉛バッファ膜12’をスパッタリング法で堆積してか
ら、鉛を含む雰囲気中で熱処理する。バッファ膜12’
上にジルコン酸チタン酸鉛膜12と白金膜13とを同じ
方法で順次堆積してから、ホトリソグラフィー、逆スパ
ッタリング法でパターニングし、ゲート絶縁膜14、ゲ
ート電極15を形成する。さらに、燐をイオン注入して
から熱処理する。これにより不純物層36,36’を形
成する。 【効果】 熱処理によって、ジルコン酸チタン酸鉛等の
強誘電体薄膜の結晶成長の際、膜厚方向に複数個の結晶
粒界が形成されないため、分極、分極反転を繰り返して
もストレスによる機械的な微小クラックが発生しない。
せる。 【構成】 n型半導体基板11上にジルコン酸チタン酸
鉛バッファ膜12’をスパッタリング法で堆積してか
ら、鉛を含む雰囲気中で熱処理する。バッファ膜12’
上にジルコン酸チタン酸鉛膜12と白金膜13とを同じ
方法で順次堆積してから、ホトリソグラフィー、逆スパ
ッタリング法でパターニングし、ゲート絶縁膜14、ゲ
ート電極15を形成する。さらに、燐をイオン注入して
から熱処理する。これにより不純物層36,36’を形
成する。 【効果】 熱処理によって、ジルコン酸チタン酸鉛等の
強誘電体薄膜の結晶成長の際、膜厚方向に複数個の結晶
粒界が形成されないため、分極、分極反転を繰り返して
もストレスによる機械的な微小クラックが発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板上に形成さ
れた強誘電体薄膜の信頼性の向上を可能とする強誘電体
薄膜の製造方法に関する。
れた強誘電体薄膜の信頼性の向上を可能とする強誘電体
薄膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電体薄膜を電界効果型トラン
ジスタのゲート絶縁膜へ適用した強誘電体メモリの開発
が行われている。以下、強誘電体薄膜を用いた半導体装
置の具体例として、前記、強誘電体薄膜を電界効果型ト
ランジスタのゲート絶縁膜へ適用した強誘電体メモリを
取り上げる。
ジスタのゲート絶縁膜へ適用した強誘電体メモリの開発
が行われている。以下、強誘電体薄膜を用いた半導体装
置の具体例として、前記、強誘電体薄膜を電界効果型ト
ランジスタのゲート絶縁膜へ適用した強誘電体メモリを
取り上げる。
【0003】強誘電体メモリは、強誘電体薄膜をゲート
絶縁膜として有する電界効果型トランジスタにより記憶
素子が構成されており、強誘電体薄膜の残留分極の大き
さと方向に応じて半導体中の電気伝導度が変化すること
を利用して不揮発性の情報を記憶することを特徴として
いる。
絶縁膜として有する電界効果型トランジスタにより記憶
素子が構成されており、強誘電体薄膜の残留分極の大き
さと方向に応じて半導体中の電気伝導度が変化すること
を利用して不揮発性の情報を記憶することを特徴として
いる。
【0004】以下に図面を用いて、従来より知られてい
る強誘電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造
する工程について説明する。
る強誘電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造
する工程について説明する。
【0005】図4は、従来より知られている強誘電体薄
膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する工程につ
いて説明する図である。
膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する工程につ
いて説明する図である。
【0006】図4において、1はn型シリコン基板、2
は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、3は厚さ10
μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、4は厚さ2000Åの
白金膜、5は厚さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜3
よりなるゲート絶縁膜、6は厚さ2000Åの白金より
なるゲート電極、7は燐(P)を注入することによって
形成したP型不純物層(ソース)、7’は同じくP型不
純物層(ドレイン)、8は層間絶縁膜、9はアルミシリ
コン合金よりなる電極である。
は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、3は厚さ10
μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、4は厚さ2000Åの
白金膜、5は厚さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜3
よりなるゲート絶縁膜、6は厚さ2000Åの白金より
なるゲート電極、7は燐(P)を注入することによって
形成したP型不純物層(ソース)、7’は同じくP型不
純物層(ドレイン)、8は層間絶縁膜、9はアルミシリ
コン合金よりなる電極である。
【0007】まず、図4(a)に示すように、n型シリ
コン基板1上に、通常の方法を用いて、厚さ5000Å
のLOCOS分離領域2を形成した後、スパッタリング
法によって厚さ10μmのPZT膜3と厚さ2000Å
の白金膜4を堆積する。次に、同図(b)に示すよう
に、ホトリソグラフィー及びアルゴン逆スパッタリング
によって、幅3μmのゲート絶縁膜5及びゲート電極6
をパターニング形成する。その後、同図(c)に示すよ
うに燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1013
cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行い不
純物層7,7’を形成する。次に、同図(d)に示すよ
うに、層間絶縁膜8及び電極9を形成する。
コン基板1上に、通常の方法を用いて、厚さ5000Å
のLOCOS分離領域2を形成した後、スパッタリング
法によって厚さ10μmのPZT膜3と厚さ2000Å
の白金膜4を堆積する。次に、同図(b)に示すよう
に、ホトリソグラフィー及びアルゴン逆スパッタリング
によって、幅3μmのゲート絶縁膜5及びゲート電極6
をパターニング形成する。その後、同図(c)に示すよ
うに燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1013
cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行い不
純物層7,7’を形成する。次に、同図(d)に示すよ
うに、層間絶縁膜8及び電極9を形成する。
【0008】次に、このような製造方法を用いて形成さ
れた電界効果型トランジスタの動作について説明する。
れた電界効果型トランジスタの動作について説明する。
【0009】図5に強誘電体薄膜の一般的なP−Eヒス
テリシス特性を示す。図5において、Eは電界の大き
さ、Pは分極の大きさ、Ecは抗電界の大きさ、Prは
残留分極の大きさである。ここで、図4(d)に示す電
界効果型トランジスタがスイッチングトランジスタ(図
示略)によって選択されて、ゲート電極6と不純物層で
あるソース7間に抗電界Ecを越える所定の電圧を印加
するとPZT膜3よりなるゲート絶縁膜5に分極を生じ
る。この分極は、ゲート電極6とソース7間の電圧が取
り除かれた後も残留分極Prとして残る。この残留分極
Prの大きさと方向によってn型半導体基板1の表面に
は、キァリアの空乏、反転が生じ、ソース7とドレイン
7’間のチャネル領域のコンダクタンスが変化し、不揮
発性の情報として記録することができる。
テリシス特性を示す。図5において、Eは電界の大き
さ、Pは分極の大きさ、Ecは抗電界の大きさ、Prは
残留分極の大きさである。ここで、図4(d)に示す電
界効果型トランジスタがスイッチングトランジスタ(図
示略)によって選択されて、ゲート電極6と不純物層で
あるソース7間に抗電界Ecを越える所定の電圧を印加
するとPZT膜3よりなるゲート絶縁膜5に分極を生じ
る。この分極は、ゲート電極6とソース7間の電圧が取
り除かれた後も残留分極Prとして残る。この残留分極
Prの大きさと方向によってn型半導体基板1の表面に
は、キァリアの空乏、反転が生じ、ソース7とドレイン
7’間のチャネル領域のコンダクタンスが変化し、不揮
発性の情報として記録することができる。
【0010】また、以下に、従来の薄膜形成技術とし
て、スパッタリング方法について述べる。
て、スパッタリング方法について述べる。
【0011】スパッタリング技術は、低圧の雰囲気ガス
にグロー放電を起こしてプラズマ化させ、陰極であるタ
ーゲット材料に衝突させることによって、被スパッタリ
ング粒子を飛散させて、陽極近傍上の基板上に堆積させ
る技術である。
にグロー放電を起こしてプラズマ化させ、陰極であるタ
ーゲット材料に衝突させることによって、被スパッタリ
ング粒子を飛散させて、陽極近傍上の基板上に堆積させ
る技術である。
【0012】このグロー放電によって生じた雰囲気ガス
のプラズマを、陰極であるターゲットに接する空間に直
交電磁界を用いて高密度に閉じ込めることによって、高
率で、堆積原子を飛散させるマグネトロンスパッタリン
グ技術が知られている。
のプラズマを、陰極であるターゲットに接する空間に直
交電磁界を用いて高密度に閉じ込めることによって、高
率で、堆積原子を飛散させるマグネトロンスパッタリン
グ技術が知られている。
【0013】高密度の雰囲気プラズマの閉じ込めに、陰
極であるターゲット材料の裏側に磁石を配列し、直交す
る電磁界を形成し、電子にサイクロイド運動を起こさせ
て、ターゲット表面近傍でのプラズマ密度を上げたプレ
ーナマグネトロン型スパッタ装置が知られており、薄膜
堆積工程に一般的に使用されている。
極であるターゲット材料の裏側に磁石を配列し、直交す
る電磁界を形成し、電子にサイクロイド運動を起こさせ
て、ターゲット表面近傍でのプラズマ密度を上げたプレ
ーナマグネトロン型スパッタ装置が知られており、薄膜
堆積工程に一般的に使用されている。
【0014】一般にPZT薄膜を形成する場合、ジルコ
ン酸チタン酸鉛セラミックターゲットを用いた高周波ス
パッタリングが適用される。
ン酸チタン酸鉛セラミックターゲットを用いた高周波ス
パッタリングが適用される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような製造方法を用いて強誘電体薄膜をゲート電極とし
て用いた電界効果型トランジスタを形成した場合、熱処
理によって、結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結
晶粒界が形成されるため、分極、分極反転をくり返す間
にストレスによる機械的微小クラックが、図6に示すよ
うにこの粒界近傍に発生するという問題点が生じる。
ような製造方法を用いて強誘電体薄膜をゲート電極とし
て用いた電界効果型トランジスタを形成した場合、熱処
理によって、結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結
晶粒界が形成されるため、分極、分極反転をくり返す間
にストレスによる機械的微小クラックが、図6に示すよ
うにこの粒界近傍に発生するという問題点が生じる。
【0016】本発明の目的は、強誘電体薄膜を優先的に
配向し、分極、分極反転をくり返してもストレスによる
機械的微小クラックが発生しない強誘電体薄膜の製造方
法を提供することである。
配向し、分極、分極反転をくり返してもストレスによる
機械的微小クラックが発生しない強誘電体薄膜の製造方
法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板上
に第1の強誘電体薄膜を堆積する工程と、熱処理を行
い、一様に前記第1の強誘電体薄膜の結晶方位を揃える
工程と、前記第1の強誘電体薄膜上に第2の強誘電体薄
膜を堆積する工程と、熱処理を行い、前記第2の強誘電
体薄膜の結晶方位を揃える工程を含んでなる強誘電体薄
膜の製造方法である。
に第1の強誘電体薄膜を堆積する工程と、熱処理を行
い、一様に前記第1の強誘電体薄膜の結晶方位を揃える
工程と、前記第1の強誘電体薄膜上に第2の強誘電体薄
膜を堆積する工程と、熱処理を行い、前記第2の強誘電
体薄膜の結晶方位を揃える工程を含んでなる強誘電体薄
膜の製造方法である。
【0018】
【作用】本発明に示す製造工程を用いると、予め、形成
する薄い第1の強誘電体薄膜は、熱処理によって結晶の
成長が起こるが、その時、成長速度の早い面が、非常
に、高い確率で優先的に表面に出現し配向する。したが
って、第1の強誘電体薄膜の結晶粒の配向性をほぼ一様
に揃えることができる。このような、結晶面を持った第
1の強誘電体薄膜上にゲート絶縁膜となる厚い第2の強
誘電体薄膜を堆積し、熱処理を行うと、前記第1の薄膜
の一定方向の結晶面を持った結晶粒が、第2の強誘電体
を形成する結晶粒を第1の強誘電体薄膜の結晶の配向方
向と同じ方向に優先的に配向させて成長させることがで
きるので、厚い第2の強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比
べ、著しく結晶面方位が揃うのである。本方法によれ
ば、熱処理によって、結晶が成長する際、膜厚方向に複
数個の結晶粒界が形成されないため、分極、分極反転を
くり返す間にストレスによる機械的微小クラックは、発
生しない。
する薄い第1の強誘電体薄膜は、熱処理によって結晶の
成長が起こるが、その時、成長速度の早い面が、非常
に、高い確率で優先的に表面に出現し配向する。したが
って、第1の強誘電体薄膜の結晶粒の配向性をほぼ一様
に揃えることができる。このような、結晶面を持った第
1の強誘電体薄膜上にゲート絶縁膜となる厚い第2の強
誘電体薄膜を堆積し、熱処理を行うと、前記第1の薄膜
の一定方向の結晶面を持った結晶粒が、第2の強誘電体
を形成する結晶粒を第1の強誘電体薄膜の結晶の配向方
向と同じ方向に優先的に配向させて成長させることがで
きるので、厚い第2の強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比
べ、著しく結晶面方位が揃うのである。本方法によれ
ば、熱処理によって、結晶が成長する際、膜厚方向に複
数個の結晶粒界が形成されないため、分極、分極反転を
くり返す間にストレスによる機械的微小クラックは、発
生しない。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例における強誘
電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する工
程について説明する図である。
電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する工
程について説明する図である。
【0020】図1において、10はn型シリコン基板、
11は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、12は厚
さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、13は厚さ20
00Åの白金膜、14は厚さ10μmPZT膜12より
なるゲート絶縁膜、14’は厚さ2000Åのジルコン
酸チタン酸鉛のバッファ膜、15は厚さ2000Åの白
金よりなるゲート電極、16は燐(P)を注入すること
によって形成したP型不純物層(ソース)、16’は同
じくP型不純物層(ドレイン)、17は層間絶縁膜、1
8はアルミシリコン合金よりなる電極である。
11は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、12は厚
さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、13は厚さ20
00Åの白金膜、14は厚さ10μmPZT膜12より
なるゲート絶縁膜、14’は厚さ2000Åのジルコン
酸チタン酸鉛のバッファ膜、15は厚さ2000Åの白
金よりなるゲート電極、16は燐(P)を注入すること
によって形成したP型不純物層(ソース)、16’は同
じくP型不純物層(ドレイン)、17は層間絶縁膜、1
8はアルミシリコン合金よりなる電極である。
【0021】まず、図1(a)に示すように、n型シリ
コン基板10上に、通常の方法を用いて、厚さ5000
ÅのLOCOS分離領域11を形成した後、スパッタリ
ング法によって厚さ2000Åのジルコン酸チタン酸鉛
からなるバッアァ膜12’を堆積後、スパッタリング雰
囲気であるアルゴンガスから大気にさらすことなく、鉛
を含む雰囲気中において、700℃30分の熱処理後、
同じくスパッタ法によって、厚さ10μmのジルコン酸
チタン酸鉛膜12と厚さ2000Åの白金膜13を堆積
する。次に、同図(b)に示すように、ホトリソグラフ
ィー及びアルゴン逆スパッタリングによって、幅3μm
のゲート絶縁膜14、バッファ層14’及びゲート電極
15をパターニング形成する。その後、同図(c)に示
すように燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1
013cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行
い不純物層16,16’を形成する。次に、同図(d)
に示すように、層間絶縁膜17及び電極18を形成す
る。
コン基板10上に、通常の方法を用いて、厚さ5000
ÅのLOCOS分離領域11を形成した後、スパッタリ
ング法によって厚さ2000Åのジルコン酸チタン酸鉛
からなるバッアァ膜12’を堆積後、スパッタリング雰
囲気であるアルゴンガスから大気にさらすことなく、鉛
を含む雰囲気中において、700℃30分の熱処理後、
同じくスパッタ法によって、厚さ10μmのジルコン酸
チタン酸鉛膜12と厚さ2000Åの白金膜13を堆積
する。次に、同図(b)に示すように、ホトリソグラフ
ィー及びアルゴン逆スパッタリングによって、幅3μm
のゲート絶縁膜14、バッファ層14’及びゲート電極
15をパターニング形成する。その後、同図(c)に示
すように燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1
013cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行
い不純物層16,16’を形成する。次に、同図(d)
に示すように、層間絶縁膜17及び電極18を形成す
る。
【0022】図2に、本発明の第1の実施例における強
誘電体薄膜の形成方法によって、形成したゲート電極構
造を示す。本実施例に示す製造方法を用いて強誘電体薄
膜をゲート電極として用いた電界効果型トランジスタを
形成した場合、熱処理によって、結晶が成長する際、膜
厚方向に複数個の結晶粒界が形成されないため、分極、
分極反転をくり返す間にストレスによる機械的微小クラ
ックが、発生しない。
誘電体薄膜の形成方法によって、形成したゲート電極構
造を示す。本実施例に示す製造方法を用いて強誘電体薄
膜をゲート電極として用いた電界効果型トランジスタを
形成した場合、熱処理によって、結晶が成長する際、膜
厚方向に複数個の結晶粒界が形成されないため、分極、
分極反転をくり返す間にストレスによる機械的微小クラ
ックが、発生しない。
【0023】以上本実施例によれば、予め、形成する薄
い第1の強誘電体薄膜のバッファ膜は、熱処理によって
結晶の成長が起こり、その時、成長速度の早い面が、非
常に、高い確率で優先的に表面に出現し配向する。した
がって、第1の強誘電体薄膜の結晶粒の配向性をほぼ一
様に揃えることができる。このような、結晶面を持った
第1の強誘電体薄膜上にゲート絶縁膜となる厚い第2の
強誘電体薄膜を堆積し、熱処理を行うと、第1の薄膜の
一定方向の結晶面を持った結晶粒が、第2の強誘電体を
形成する結晶粒を第1の強誘電体薄膜の結晶の配向方向
と同じ方向に優先的に配向させて成長させるので、厚い
第2の強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比べ、著しく結晶
面方位が揃うのである。本方法によれば、熱処理によっ
て、結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結晶粒界が
形成されないため、分極、分極反転をくり返す間にスト
レスによる機械的微小クラックは、発生しない。その結
果、分極、分極反転をくり返すことによる書き込み回数
は、従来の107回から109回に向上させることができ
た。
い第1の強誘電体薄膜のバッファ膜は、熱処理によって
結晶の成長が起こり、その時、成長速度の早い面が、非
常に、高い確率で優先的に表面に出現し配向する。した
がって、第1の強誘電体薄膜の結晶粒の配向性をほぼ一
様に揃えることができる。このような、結晶面を持った
第1の強誘電体薄膜上にゲート絶縁膜となる厚い第2の
強誘電体薄膜を堆積し、熱処理を行うと、第1の薄膜の
一定方向の結晶面を持った結晶粒が、第2の強誘電体を
形成する結晶粒を第1の強誘電体薄膜の結晶の配向方向
と同じ方向に優先的に配向させて成長させるので、厚い
第2の強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比べ、著しく結晶
面方位が揃うのである。本方法によれば、熱処理によっ
て、結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結晶粒界が
形成されないため、分極、分極反転をくり返す間にスト
レスによる機械的微小クラックは、発生しない。その結
果、分極、分極反転をくり返すことによる書き込み回数
は、従来の107回から109回に向上させることができ
た。
【0024】図3は、本発明の第2の実施例における強
誘電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する
工程について説明する図である。
誘電体薄膜を用いた電界効果型トランジスタを製造する
工程について説明する図である。
【0025】図3において、30はn型シリコン基板、
31は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、32は厚
さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、33は厚さ20
00Åの白金膜、34は厚さ10μmジルコン酸チタン
酸鉛膜よりなるゲート絶縁膜、34’は厚さ2000Å
の白金膜(バッファ膜)、35は厚さ2000Åの白金
よりなるゲート電極、36は燐(P)を注入することに
よって形成したP型不純物層(ソース)、36’は同じ
くP型不純物層(ドレイン)、37は層間絶縁膜、38
はアルミシリコン合金よりなる電極である。
31は厚さ5000ÅのLOCOS分離領域、32は厚
さ10μmのジルコン酸チタン酸鉛膜、33は厚さ20
00Åの白金膜、34は厚さ10μmジルコン酸チタン
酸鉛膜よりなるゲート絶縁膜、34’は厚さ2000Å
の白金膜(バッファ膜)、35は厚さ2000Åの白金
よりなるゲート電極、36は燐(P)を注入することに
よって形成したP型不純物層(ソース)、36’は同じ
くP型不純物層(ドレイン)、37は層間絶縁膜、38
はアルミシリコン合金よりなる電極である。
【0026】まず、図3(a)に示すように、n型シリ
コン基板30上に、通常の方法を用いて、厚さ5000
ÅのLOCOS分離領域31を形成した後、スパッタリ
ング法によって厚さ2000Åの白金膜によるバッファ
膜32’を堆積後、前記スパッタリング雰囲気であるア
ルゴンガスから大気にさらすことなく、前記アルゴン雰
囲気中において、900℃30分の熱処理後、同じくス
パッタ法によって、厚さ10μmのジルコン酸チタン酸
鉛膜32と厚さ2000Åの白金膜33を堆積する。次
に、同図(b)に示すように、ホトリソグラフィー及び
アルゴン逆スパッタリングによって、幅3μmのゲート
絶縁膜34(バッファ層34’を含む)及びゲート電極
35をパターニング形成する。その後、同図(c)に示
すように燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1
013cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行
い不純物層36,36’を形成する。次に、同図(d)
に示すように、層間絶縁膜37及び電極38を形成す
る。
コン基板30上に、通常の方法を用いて、厚さ5000
ÅのLOCOS分離領域31を形成した後、スパッタリ
ング法によって厚さ2000Åの白金膜によるバッファ
膜32’を堆積後、前記スパッタリング雰囲気であるア
ルゴンガスから大気にさらすことなく、前記アルゴン雰
囲気中において、900℃30分の熱処理後、同じくス
パッタ法によって、厚さ10μmのジルコン酸チタン酸
鉛膜32と厚さ2000Åの白金膜33を堆積する。次
に、同図(b)に示すように、ホトリソグラフィー及び
アルゴン逆スパッタリングによって、幅3μmのゲート
絶縁膜34(バッファ層34’を含む)及びゲート電極
35をパターニング形成する。その後、同図(c)に示
すように燐を加速エネルギー70KeV:注入量1×1
013cm-2で注入した後、900℃30分のアニールを行
い不純物層36,36’を形成する。次に、同図(d)
に示すように、層間絶縁膜37及び電極38を形成す
る。
【0027】図2に、本発明の第1の実施例における強
誘電体薄膜の形成方法によって形成したゲート電極構造
を示す。
誘電体薄膜の形成方法によって形成したゲート電極構造
を示す。
【0028】以上、本発明第2の実施例によれば、予
め、形成する薄い導電体薄膜のバッファ膜は、熱処理に
よって結晶の成長が起こり、その時、成長速度の早い面
が、非常に、高い確率で優先的に表面に出現し配向す
る。したがって、薄い導電体薄膜の結晶粒の配向性をほ
ぼ一様に揃えることができる。このような、結晶面を持
った導電体薄膜上にゲート絶縁膜となる強誘電体薄膜を
堆積し、熱処理を行うと、前記導電体薄膜の結晶面を持
った結晶粒が、強誘電体を形成する結晶粒を導電体薄膜
の結晶の配向方向と同じ方向に優先的に配向させて成長
させるので、前記強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比べ、
著しく結晶面方位が揃うため、熱処理によって、前記強
誘電体薄膜の結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結
晶粒界が形成されないため、分極、分極反転をくり返す
間にストレスによる機械的微小クラックは、発生しな
い。その結果、分極、分極反転をくり返すことによる書
き込み回数は、従来の107回から5×109回に向上さ
せることができた。
め、形成する薄い導電体薄膜のバッファ膜は、熱処理に
よって結晶の成長が起こり、その時、成長速度の早い面
が、非常に、高い確率で優先的に表面に出現し配向す
る。したがって、薄い導電体薄膜の結晶粒の配向性をほ
ぼ一様に揃えることができる。このような、結晶面を持
った導電体薄膜上にゲート絶縁膜となる強誘電体薄膜を
堆積し、熱処理を行うと、前記導電体薄膜の結晶面を持
った結晶粒が、強誘電体を形成する結晶粒を導電体薄膜
の結晶の配向方向と同じ方向に優先的に配向させて成長
させるので、前記強誘電体薄膜の結晶粒も従来に比べ、
著しく結晶面方位が揃うため、熱処理によって、前記強
誘電体薄膜の結晶が成長する際、膜厚方向に複数個の結
晶粒界が形成されないため、分極、分極反転をくり返す
間にストレスによる機械的微小クラックは、発生しな
い。その結果、分極、分極反転をくり返すことによる書
き込み回数は、従来の107回から5×109回に向上さ
せることができた。
【0029】なお、本発明の実施例では、形成方法とし
てスパッタ法としたが、ゾルゲール法やCVD法として
も良い。また、適用材料として強誘電体薄膜としたが、
高温超電導材料や金属材料としても、面方位の揃った良
好な特性の薄膜を形成することができる。
てスパッタ法としたが、ゾルゲール法やCVD法として
も良い。また、適用材料として強誘電体薄膜としたが、
高温超電導材料や金属材料としても、面方位の揃った良
好な特性の薄膜を形成することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
処理によって、強誘電体薄膜の結晶が成長する際、膜厚
方向に複数個の結晶粒界が形成されないため、分極、分
極反転をくり返す間にストレスによる機械的微小クラッ
クは、発生しない。その結果、分極、分極反転をくり返
すことによる書き込み回数を向上させることができ、そ
の実用上の効果は大きい。
処理によって、強誘電体薄膜の結晶が成長する際、膜厚
方向に複数個の結晶粒界が形成されないため、分極、分
極反転をくり返す間にストレスによる機械的微小クラッ
クは、発生しない。その結果、分極、分極反転をくり返
すことによる書き込み回数を向上させることができ、そ
の実用上の効果は大きい。
【図1】本発明の強誘電体薄膜の製造方法の第1の実施
例を説明する製造順工程図
例を説明する製造順工程図
【図2】本発明の強誘電体薄膜の製造方法で形成したゲ
ート電極構造図
ート電極構造図
【図3】本発明の強誘電体薄膜の製造方法の第2の実施
例を説明する製造順工程図
例を説明する製造順工程図
【図4】従来の強誘電体薄膜を用いた電界効果型トラン
ジスタの製造順工程図
ジスタの製造順工程図
【図5】従来の強誘電体薄膜のP−Eヒステリシス特性
を示す図
を示す図
【図6】従来の方法により微小クラックが発生した所を
示す図
示す図
10 シリコン基板 11 LOCOS分離領域 12 ジルコン酸チタン酸鉛膜 13 白金膜 14 ゲート絶縁膜 14’ バッファ膜 15 ゲート電極 16 ソース 16’ ドレイン 17 層間絶縁膜 18 電極
Claims (5)
- 【請求項1】半導体基板上に第1の強誘電体薄膜を堆積
する工程と、熱処理を行い、一様に前記第1の強誘電体
薄膜の結晶方位を揃える工程と、前記第1の強誘電体薄
膜上に第2の強誘電体薄膜を堆積する工程と、熱処理を
行い、前記第2の強誘電体薄膜の結晶方位を揃える工程
を含んでなる強誘電体薄膜の製造方法。 - 【請求項2】半導体基板上に導電体薄膜を堆積する工程
と、熱処理を行い、一様に前記導電体薄膜の結晶方位を
揃える工程と、前記導電体薄膜上に強誘電体薄膜を堆積
する工程と、熱処理によって、前記強誘電体薄膜の結晶
方位を揃える工程を含んでなる強誘電体薄膜の製造方
法。 - 【請求項3】半導体基板上に第1の強誘電体薄膜を堆積
する工程と、前記第1の強誘電体薄膜を所定の雰囲気中
で熱処理を行い、一様に前記第1の強誘電体薄膜の結晶
方位を揃える工程と、前記所定の雰囲気より大気にさら
すことなく、前記強誘電体薄膜上に強誘電体薄膜を堆積
する工程と、熱処理によって、前記強誘電体薄膜の結晶
方位を揃える工程を含んでなる強誘電体薄膜の製造方
法。 - 【請求項4】半導体基板上に導電体薄膜を堆積する工程
と、前記導電体薄膜を所定の雰囲気中で熱処理を行い、
一様に前記導電体薄膜の結晶方位を揃える工程と、前記
所定の雰囲気より大気にさらすことなく、前記導電体薄
膜上に強誘電体薄膜を堆積する工程と、熱処理によって
前記強誘電体薄膜の結晶方位を揃える工程を含んでなる
強誘電体薄膜の製造方法。 - 【請求項5】導電体薄膜が白金を含む多層膜であること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の強誘電体薄膜
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052383A JPH05259386A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 強誘電体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052383A JPH05259386A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 強誘電体薄膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05259386A true JPH05259386A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12913289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052383A Pending JPH05259386A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 強誘電体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05259386A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10163437A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-06-19 | Ramtron Internatl Corp | 強誘電体キャパシタの部分的にあるいは完全に被包された上部電極 |
US5820946A (en) * | 1995-05-10 | 1998-10-13 | Korea Institute Of Science And Technology | Method for fabricating ferroelectric thin film |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4052383A patent/JPH05259386A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5820946A (en) * | 1995-05-10 | 1998-10-13 | Korea Institute Of Science And Technology | Method for fabricating ferroelectric thin film |
JPH10163437A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-06-19 | Ramtron Internatl Corp | 強誘電体キャパシタの部分的にあるいは完全に被包された上部電極 |
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