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JPH05253497A - イオン交換プロセスに使用するためのカラム - Google Patents

イオン交換プロセスに使用するためのカラム

Info

Publication number
JPH05253497A
JPH05253497A JP5001898A JP189893A JPH05253497A JP H05253497 A JPH05253497 A JP H05253497A JP 5001898 A JP5001898 A JP 5001898A JP 189893 A JP189893 A JP 189893A JP H05253497 A JPH05253497 A JP H05253497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion exchange
exchange resin
column
fluid
inert particulate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5001898A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean Marie Henri Cuvelier
マリー アンリ キュヴェリエ ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB929200480A external-priority patent/GB9200480D0/en
Application filed by Rohm and Haas Co filed Critical Rohm and Haas Co
Publication of JPH05253497A publication Critical patent/JPH05253497A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J47/00Ion-exchange processes in general; Apparatus therefor
    • B01J47/02Column or bed processes
    • B01J47/022Column or bed processes characterised by the construction of the column or container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J47/00Ion-exchange processes in general; Apparatus therefor
    • B01J47/02Column or bed processes
    • B01J47/026Column or bed processes using columns or beds of different ion exchange materials in series
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J49/00Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
    • B01J49/05Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of fixed beds
    • B01J49/06Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of fixed beds containing cationic exchangers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラム中に使用されたイオン交換樹脂の床
に、望ましくない粒状物が付着するのを防ぎ、または最
小にする、イオン交換プロセスに使用するカラムを提供
する。 【構成】 処理すべき流体のための入口、処理された流
体のための出口、イオン交換樹脂のための部分、および
不活性粒状濾過用物質のための部分から成り、かつ後者
は、不活性粒状濾過用物質のための部分が、イオン交換
樹脂のための任意の部分よりも前記入口に近接するよう
にして、イオン交換樹脂のための部分と前記入口との間
に設置されている、カラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、イオン交換樹脂システムに使用するためのイ
オン交換樹脂カラム(column)に関する。更に詳
細には、本発明は、このカラム中に使用されたイオン交
換樹脂に、望ましくない粒状物質が付着するのを防ぎま
たは最少にするイオン交換樹脂カラムに関する。
【0002】イオン交換樹脂システムは、典型的には、
イオン交換樹脂の床(bed)を含有する少なくとも1
個のカラムから成っている。イオン交換樹脂は、典型的
には、カラム内において2枚のプレート(plate)
−各プレートはその中に複数のオリフィス(orifi
ces)またはノズル(nozzles)を有している
−の間に置かれている。使用においては、処理すべき流
体〔すなわち、カラムの操業の充填サイクル(load
ing cycle)において処理される流体〕を、カ
ラムの一端からカラム内に入れ、1枚のプレートのオリ
フィスまたはノズルを通過させ、イオン交換床を通過さ
せ、他のプレートのオリフィスまたはノズルを通過さ
せ、そしてカラムの他の一端から排出させる。
【0003】イオン交換樹脂カラム内で処理すべき流体
には、例えば、懸濁物質が含まれており、イオン交換樹
脂カラムを通して処理すべき流体を通過させるときに、
この懸濁物質はイオン交換樹脂床内に保持されて、結局
はイオン交換樹脂床に付着してしまう。更に、懸濁粒状
物質は、イオン交換樹脂床の両方の端に典型的には置か
れているプレートのオリフィスまたはノズルを閉塞して
しまうこともある。
【0004】複数のイオン交換樹脂カラムから成るイオ
ン交換樹脂システムにおいては、充填サイクルにおける
このシステムの操業において、1個のカラム内に置かれ
ているイオン交換樹脂からの樹脂の微粉、例えば破砕さ
れた樹脂のビーズまたは極めて小粒径の樹脂ビーズが、
そのカラムの排出用の端に置かれたプレートのオリフィ
スまたはノズルを通過し、そして下流に置かれている次
のカラム内に入ることは可能である。そのような場合
に、その樹脂の微粉は、下流に置かれているカラム内の
イオン交換樹脂の汚染物となり、そして樹脂の微粉が最
初にできたイオン交換樹脂床の下流に置かれているいず
れかのプレート内のオリフィスまたはノズルを閉塞する
ことさえある。
【0005】明らかに、イオン交換樹脂システム内で、
処理すべき流体中にある懸濁物質を除去または少なくと
も最少にすることができるならば、望ましいことであ
る。また、上流のイオン交換樹脂カラムからのイオン交
換樹脂微粉および/または処理すべき流体中に存在して
いる懸濁物質によって、イオン交換樹脂カラム内に置か
れているいずれかのプレートのオリフィスまたはノズル
への付着、およびそのようなカラム内のイオン交換樹脂
への付着が、避けられまたは少なくとも最少にすること
ができるならば、望ましいことである。
【0006】処理すべき流体を、濾過用物質(filt
er material)例えば砂、砂利または木炭の
床−濾過用物質の床はイオン交換樹脂カラムの上流にあ
る別の容器内に置かれている−を通して通過させること
によって、イオン交換樹脂システムにおける処理すべき
流体から懸濁物質を濾過することは知られている。しか
し、そのような濾過用物質の床の使用には、いくつかの
不利益がある。例えば、別の容器内に濾過用物質の床を
設置することは、イオン交換樹脂システムの必要装置を
増加させ、従ってこのシステムのコストを増加させる不
利益を有している。また、濾過用物質の床に、濾過用物
質の床を通して流した流体から除去されてとらえられた
懸濁物質(entrapped suspended
material)が付着したときは、例えば水を逆流
させてこの床を洗ってきれいにしなければならない。こ
の逆流による洗いは、イオン交換樹脂システムの操作に
更に工程を追加し、かつイオン交換プロセスが操業され
ている間に、そのプロセスの一時的な操業休止を必要と
する不利益を有している。
【0007】また、2個またはそれ以上のカラムから成
るイオン交換樹脂システムの隣接したイオン交換樹脂カ
ラムの間に、ストレーナ(strainers)または
フィルター(filters)例えば紙フィルターまた
は編織物フィルターを置くことは知られている。このフ
ィルターの目的は、フィルターの上流に置かれたカラム
からフィルターの下流に置かれたカラムに、イオン交換
樹脂の微粉が通過するのを防ぐことである。しかし、そ
のようなストレーナまたはフィルターの使用には、いく
つかの不利益がある。例えば、前述の懸濁物質を除去す
るための既知濾過用物質床の場合のように、ストレーナ
およびフィルターは、別の容器内に収容され、そしてこ
のことは、全イオン交換樹脂システムに複雑さおよびコ
ストの両方を追加することになる。また、ストレーナお
よびフィルターを使用することは、例えばそれらにイオ
ン交換樹脂微粉が付着したときに、その付着したストレ
ーナおよびフィルターをきれいにしまたは取り換えるた
めにイオン交換樹脂プロセスの一時的な操業休止を必要
とする不利益を有している。
【0008】本発明者は、前述の既知濾過装置の不利益
を克服し、かつ(a)イオン交換樹脂システムにおける
処理すべき流体中に存在している懸濁物質の除去または
そのレベルを少なくとも最小にすることを可能にし、そ
して(b)2個またはそれ以上のイオン交換樹脂床から
成るイオン交換樹脂システムの1個のイオン交換樹脂床
から、次の下流のイオン交換樹脂床への、樹脂微粉の通
過を避けまたは少なくとも最少にすることを可能にす
る、イオン交換樹脂システムおよびプロセスに使用する
ためのカラムを、現在において驚異的に見出したのであ
る。
【0009】本発明により、イオン交換プロセスの充填
サイクル(loading cycle)における処理
すべき流体のための入口、イオン交換プロセスの充填サ
イクルにおける処理された流体のための出口、イオン交
換樹脂のための部分、および不活性粒状濾過用物質(i
nert,particulate filterma
terial)のための部分から成り、かつ不活性粒状
濾過用物質のための前記部分は、不活性粒状濾過用物質
のための前記部分が、イオン交換樹脂のための任意の部
分よりも前記入口に接近するようにして、イオン交換樹
脂の前記部分と前記入口との間に設置されている、イオ
ン交換プロセスに使用するためのカラムが提供される。
【0010】また、本発明は、イオン交換樹脂の床およ
び不活性粒状濾過用物質の床を装填したときの本発明に
よるカラムを提供する。
【0011】更に、本発明は、本発明によって、1個の
カラムまたは複数のカラムより成る、イオン交換樹脂シ
ステムを提供する。なお更に、本発明は、本発明によっ
て、1個のカラムまたは複数のカラムから成るイオン交
換システムを通して、処理すべき流体を通過させること
から成り、かつ前記カラムには、イオン交換樹脂の床お
よび不活性粒状濾過用物質の床が装填されている、イオ
ン交換樹脂システムを提供する。
【0012】本発明に関連して、本明細書に用いられて
用語等に関して以下に説明する:
【0013】(i)用語「上流(upstream)」
および「下流(downstream)」は、イオン交
換樹脂カラム/システムの操作の通常の充填サイクルを
称している。
【0014】(ii)流体の処理に関しては、カラム/
システムの操業の通常の充填サイクルにおける流体の処
理を参照している。
【0015】(iii)用語「不活性(inert)」
は、粒状濾過用物質と関連して用いられたときは、この
物質は、イオン交換樹脂カラム/システムの操業の間
に、すなわち、カラム/システムの充填サイクルおよび
再生サイクルの間に、接触する物質に不活性であること
を意味するように意図されている。不活性粒状濾過用物
質がイオン交換樹脂カラム/システムの操業の間に接触
する物質には、カラム/システムにおいて処理すべき流
体、再生剤物質およびイオン交換樹脂が包含されるが、
これらに限定されるものではない。
【0016】本発明によるカラムにおいては、保持手段
−そこを通って流体が通過することが可能である−は、
例えば、次の位置の1つまたはそれ以上に設置されてい
る:
【0017】(i)処理すべき流体のための入口に最も
近接している不活性粒状濾過用物質のための部分の端、
(ii)処理すべき流体のための入口から遠く離れた不
活性粒状濾過用物質のための部分の端、(iii)処理
された流体のための出口に最も近接しているイオン交換
樹脂のための部分の端、または(iv)処理された流体
のための出口から遠く離れたイオン交換樹脂のための部
分の端。
【0018】前述の保持手段においては、(ii)およ
び(iii)が一体になっており(integra
l)、すなわち、1つのおよび同じ保持手段である。
【0019】例えば、本発明によるカラムにおいては、
不活性粒状濾過用物質のための部分は、前記部分の上流
の端において設置された第1保持手段と前記部分の下流
の端において設置された第2保持手段との間の容積とし
て定義され、そしてこれら第1および第2の保持手段
は、そこを通る流体の通過を可能にする。すなわち、イ
オン交換プロセスにおける処理すべき流体および再生剤
流体のそこを通って通過することを可能にする。同様
に、本発明によるカラムにおいては、例えば、イオン交
換樹脂のための部分は、前記部分の上流の端において設
置された第3保持手段と前記部分の下流の端において設
置された第4保持手段との間の体積として定義され、そ
してこれら第3および第4の保持手段は、そこを通る流
体の通過を可能にする。すなわち、イオン交換プロセス
における処理すべき流体および再生剤流体のそこを通る
通過を可能にする。好ましくは、本発明によるカラムに
おいては、第2および第3の保持手段が一体となってお
り、すなわち、1つのおよび同じ保持手段である。それ
故、この好ましい態様においては、不活性粒状濾過用物
質の部分およびイオン交換樹脂の部分は、3つの保持手
段によって限定されている。すなわち、1つの保持手段
は、不活性粒状濾過用物質のための部分の上流の端にお
いて設置されており、1つの保持手段は、イオン交換樹
脂のための部分の下流の端において設置されており、そ
して第3の保持手段は、不活性粒状濾過用物質のための
部分とイオン交換樹脂のための部分との間に設置されて
いる。
【0020】本発明によるカラムの別の態様において
は、不活性粒状濾過用物質のための部分とイオン交換樹
脂のための部分との間に、保持手段が存在していない。
この態様においては、不活性粒状濾過用物質の液圧密度
(hydraulic density)およびイオン
交換樹脂の液圧密度を、不活性濾過用物質およびイオン
交換樹脂の流動化によりおよびカラムを通して流体の流
れなしに固定させるようにすることにより、不活性濾過
用物質およびイオン交換樹脂に分離されている床を形成
させて、不活性濾過用物質の床が、イオン交換樹脂の床
よりもカラムの入口(すなわち、処理すべき流体のため
の入口)の端に近接するようにすべきである。更に、こ
の態様においては、任意的であるが、処理すべき流体の
ための入口に最も近接している不活性粒状濾過用物質の
ための部分の端において、処理された流体のための出口
に最も近接しているイオン交換樹脂のための部分の端に
おいて、またはそれらの両方において、保持手段を設置
してもよい。
【0021】好ましくは、保持手段は、その中に複数の
オリフィスおよびノズルを有するプレートの形態であ
る。
【0022】好ましくは、本発明によるカラムに、不活
性粒状濾過用物質を仕込むときには、そのような濾過用
物質の体積は、その物質が置かれている部分の体積より
も小さい。これには利点がある。なぜなら、イオン交換
樹脂の再生サイクルの間に濾過用物質の流動床を形成す
るのを可能にし、かつこれは、とらえられている粒状物
質を濾過用物質から除去する効率を増加させ、それ故に
更に使用するための濾過用物質の清浄効率を増加させる
からである。なお、不活性粒状濾過用物質の流動床の形
成に関しては、更に詳細に後述する。
【0023】本発明のイオン交換樹脂カラムおよびイオ
ン交換システムは、上流の充填(upflow loa
ding)および下流の再生(downflow re
generation)に配置することもでき、また下
流の充填および上流の再生に配置することもできる。上
流の充填および下流の再生に配置されたイオン交換樹脂
システムは、例えば本発明者によるヨーロッパ特許第B
−0142359号に開示されている。本発明によるカ
ラムが、上流の充填および下流の再生(すなわち、不活
性粒状濾過用物質のための部分が、イオン交換樹脂のた
めの部分の下に設置されている)に配置され、かつその
ような濾過用物質によって占められた体積が、その物質
が置かれている部分の体積より小さいならば、そのとき
は、濾過用物質が、イオン交換によって処理すべき流体
の比重よりも小さい比重を有し、そしてまた再生剤流体
の比重より小さい比重を有することが好ましい。なぜな
ら、これによりいくつかの利益が生じるからである。第
1に、カラムの操業における通常の流体処理サイクルの
間に、そのカラムを通して通過する流体の比重よりも小
さい比重を有する濾過用物質を使用することは、結果的
に、その物質が置かれている部分の下流の端において密
な床(compact bed)のように置かれている
濾過用物質を生じる。この密な床の形成は、そこを通し
て通過する流体からの粒状物質の効率のよい除去を達成
させることを可能にする。第2に、再生サイクルの間
に、再生剤流体の下方への流れは、結果的に、濾過用物
質の床の流動化を生じ、これは、順に、とらえられた粒
状物質をその床から効率よく除去することを達成させる
ことを可能にする。
【0024】別法として、本発明によるカラムが、下流
の充填および上流の再生(すなわち、不活性粒状物質用
物質のための部分が、イオン交換樹脂のための部分の上
に設置されている)に配置され、かつそのような濾過用
物質によって占められた体積が、その物質が置かれてい
る部分の体積より小さいならば、そのときは、濾過用物
質が、イオン交換によって処理すべき流体の比重より大
きい比重を有し、そしてまた再生剤流体の比重より大き
い比重を有することが好ましい。なぜなら、これにより
いくつかの利益が生じるからである。第1に、カラムの
操業における通常の流体処理サイクルの間に、そのカラ
ムを通して通過する流体の比重よりも大きい比重を有す
る濾過用物質を使用することは、結果的に、その物質が
置かれている部分の下流の端において濾過用物質の密な
床を形成する。既に論んじたように、カラムの操業にお
ける通常の処理サイクルにおける濾過用物質の密な床の
形成は、そこを通して通過する流体からの粒状物質の効
率のよい除去を達成させることを可能にする。第2に、
再生サイクルの間に、再生剤流体の上方への流れは、結
果的に、流動化されている濾過用物質の床を生じ、そし
て既に前述で論んじたように、そのような流動化は、と
らえられた粒状物質の効率のよい除去を可能にし、それ
故に、再生使用のための濾過用物質の効率よい清浄を可
能にする。
【0025】更に、本発明によるカラムの利益は、カラ
ムの操業における充填サイクルにおいて、不活性粒状濾
過用物質部分と処理すべき流体のための入口との間に設
置されたイオン交換樹脂のための部分が存在していない
ので、操業の再生サイクルに不活性濾過用物質から除去
され、とらえられた任意の粒状物質を、容易にカラムか
ら除去することができることであり、またはカラム/シ
ステムのイオン交換樹脂を汚染することなしに、システ
ムの任意のシステムがカラムの1部を形成することであ
る。
【0026】本発明によるイオン交換樹脂システムの1
つの態様においては、このシステムは、単一のイオン交
換樹脂カラムから成っている。そのような状況において
は、カラムが本発明によるカラムであり、そして不活性
粒状濾過用物質は、システムにおいて処理すべき流体中
に存在している懸濁物質を除くことを可能にし、または
カラム内に設置したイオン交換樹脂を通して流体を通過
する前に、そのレベルを少なくとも最少にすることを可
能にする。
【0027】本発明によるイオン交換樹脂システムの他
の態様においては、このシステムは、連続して設置され
た2個またはそれ以上のイオン交換樹脂カラムから成っ
ている。そのような状況においては、イオン交換樹脂カ
ラムの1個またはそれ以上が、本発明による1個のカラ
ムであってよい。例えば、第1のイオン交換樹脂カラム
が本発明によるカラムであってよく、その場合には、不
活性粒状濾過用物質は、このシステムにおいて処理すべ
き流体中に存在している懸濁物質を除去し、または最少
にする。別法として、第1のイオン交換樹脂カラムの下
流に設置された1個またはそれ以上のカラム(すなわ
ち、最も遠い上流のカラム)が、本発明によるカラムで
あり、その場合には、不活性粒状濾過用物質は、そのよ
うな濾過用物質の上流のカラムを通る任意の樹脂の微粉
が除去され、またはそのレベルが少なくとも最少になる
ことを可能にするであろう、そしてそれによってそのよ
うな微粉が、そのような不活性粒状濾過用物質の下流に
設置されたイオン交換樹脂の床に入るのを防ぐであろう
し、およびそのような不活性濾過用物質の下流に存在し
ているそのようなイオン交換樹脂の床および/または支
持手段(例えば、プレート中のオリフィス/またはノズ
ル)に付着するのを防ぐであろう。
【0028】もちろん、また、2個またはそれ以上のイ
オン交換樹脂カラムから成るイオン交換樹脂システムに
おいて、第1のイオン交換樹脂カラム(最も遠い上流の
カラム)および前記第1のカラムの下流に設置された1
個またはそれ以上のイオン交換樹脂カラムの両方が、本
発明によるカラムであることも可能である。
【0029】イオン交換樹脂システムにおいては、アニ
オン交換樹脂の床を含有するイオン交換樹脂カラムが、
カチオン交換樹脂の床を含有するイオン交換樹脂カラム
の下流に設置されていることが普通である。そのような
場合には、カチオンイオン交換樹脂の床とアニオン交換
樹脂の床(すなわち、アニオン交換樹脂を含有するカラ
ムにおいて)との間に不活性粒状濾過用物質の床を位置
させることは、カチオン交換樹脂微粉物が、アニオン交
換樹脂カラムに入る流体から除去され、またはそのレベ
ルが少なくとも最少にされるのを可能にする。それによ
って、これは、カチオン交換樹脂の微粉がアニオン交換
樹脂の床に付着するのを防ぎまたは最少にし−そうでな
ければ、処理流体例えば水の質が悪くなるだろうし、そ
して各再生後のすすぎを困難にする−およびまた、アニ
オン交換樹脂の床の入口側に存在している保持手段の閉
塞(例えば、プレートのオリフィスおよびノズルの閉
塞)を避け、または少なくとも最少にする。同様に、カ
チオン交換樹脂の床を含有するイオン交換樹脂カラム
が、アニオン交換樹脂の床を含有するイオン交換樹脂カ
ラムの下流に設置されているイオン交換樹脂システムも
知られている。そのような状況においては、アニオン交
換樹脂の床とカチオン交換樹脂の床(すなわち、カチオ
ン交換樹脂を含有するカラムにおいて)との間に不活性
粒状濾過用物質を存在させることは、アニオン交換樹脂
微粉物が、アニオン交換樹脂の床からカチオン交換樹脂
の床に通る流体から除去され、またはそのレベルが少な
くとも最少にされるのを可能にする。これは、カチオン
交換樹脂の付着を避け、または少なくとも最少にするこ
とを可能にし、そしてまた、カチオン交換樹脂カラムの
入口の端に存在している保持手段の閉塞を避け、または
少なくとも最少にする。
【0030】好ましくは、不活性濾過用物質は、合成物
質例えば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
ミドまたはポリスチレンである。好ましくは、不活性濾
過用物質は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンまた
はポリアミドである。不活性濾過用物質の粒径は、例え
ば約0.1mm〜約5mmである。本発明の1つの態様
においては、不活性濾過用物質は、好ましくは、約0.
2mm〜約4mm、更に好ましくは、約0.3mm〜約
2mmの粒径を有している。本発明の他の態様において
は、不活性濾過用物質は、好ましくは、約0.5mm〜
約5mm、更に好ましくは、約0.5mm〜約1.7m
mの粒径を有している。粒径と称するときは、それは、
球形粒子の場合における粒子の直径、および非球形粒子
の場合における粒子の最小直径および最大直径を意味す
る。約0.5mm〜約1.7mmの範囲の粒径を有する
不活性濾過用物質を使用すると、それを通って通過する
流体から、約0.05mm〜約0.4mmの粒径を有す
る粒状物質を除去するのに効率的である。好ましくは、
不活性濾過用物質の粒径は、イオン交換樹脂の粒径より
小さいことである。
【0031】本発明によるカラム内の不活性物質の深さ
は、好ましくは約10cm〜約50cmである。
【0032】イオン交換樹脂システムの操業において
は、イオン交換樹脂の床を通る処理すべき流体の流量、
約10m〜約80m/時が通常使用される。本発明によ
って不活性濾過用物質を使用すると、不活性濾過用物質
を通ってそのような流量において、前記システムにおけ
る処理すべき流体から粒状物質を除くのに効率的である
ことが見出された。
【0033】イオン交換樹脂システムの再生の間に、再
生剤流体は、不活性濾過用物質から、充填サイクルの間
に前記システムを通って通過する流体から除去され、と
らえられた粒状物質を除去する。既に論んじた如く、再
生サイクル中において、不活性濾過用物質は、好ましく
は流動化し、そのような流動化は、とらえられた粒状物
質の除去効率を改良する。
【0034】イオン交換樹脂システムのためには、8時
間以下またはそれ以上の充填時間(loading t
ime)が、通常でないことはない。例えば、イオン交
換樹脂システムは、再生を必要とする以前の多くの日数
の間、そのシステムの充填サイクルにおいて操業でき
る。不活性濾過用物質は、そのような長い充填期間(l
oading period)の間でさえ、充填サイク
ルの間にイオン交換樹脂システムを通って通過する流体
から、粒状物質を除去するのに効率的である、ことが見
出された。
【0035】次の実施例は、本発明の好ましい態様を例
示している。
【0036】実施例1 この実施例は、水から樹脂微粉物を除くための不活性粒
状濾過用物質の床の能力を示すために提示した。
【0037】この実施例で使用した装置は、不活性粒状
濾過用物質の床から成り、この不活性濾過用物質の床は
高さ10cmを有し、そして不活性濾過用物質は次の表
1に記載されているような物質であった。カラムの体積
は、不活性濾過用物質の床の体積より大きい。カラムの
底部には流体用の入口があり、そしてカラムの頂部には
流体用の出口がある。
【0038】0.1〜0.2mmの粒径を有する砕けた
カチオン交換樹脂ビーズを含有する水を、カラムの底部
の入口を通してカラム内に導入した。この流体を、不活
性物質の床を通して通過させ、そしてカラムの頂部の出
口を通してカラムから排出させた。不活性物質の床を通
る流体の流量は20〜40m/時であった。
【0039】この操作手順を、次の表1に列挙された種
々の不活性物質を用いて行い、そして砕けたカチオン交
換樹脂ビーズが不活性濾過用物質の床の内部に見出され
る高さを、変動時間において測定し、それらの結果を添
付図面の図1に示した。図1において、X軸は時間
(分)を表わし、そしてY軸は、砕けたカチオン交換樹
脂ビーズが不活性濾過用物質の床の内部に見出される高
さ(cm)〔すなわち、砕けたビーズの移行性(mig
ration)〕を表わす。
【0040】この図1から、一定の時間後には樹脂の破
片が更に移行しないで平衡に達することが理解される。
これは、樹脂の破片が「ケーキ(cake)」を形成
し、それが不活性濾過用物質の床を通して破片が更に移
行するのを防いでいるのを示している。
【0041】不活性濾過用物質の床を通して、砕れたカ
チオン交換樹脂ビーズを含有する水を通した後、1〜1
0m/時の流量でカラムを通して下方へ清水(fres
hwater)を流した。これは、イオン交換樹脂カラ
ムにおける下流の再生の模擬実験である。カラムを通し
て下方へ水を通している間に、不活性濾過用物質の床が
流動化を示した。これにより、不活性物質の床からカチ
オン交換樹脂の破片を除去することが助けられた。
【表1】
【0042】実施例2 種々な流量において利用した不活性濾過用物質の関数
(function)として、砕けたカチオン交換樹脂
ビーズの移行性を測定した以外は、実施例1の操作手順
を繰り返した。
【0043】この実施例の結果を、添付図面の図2に示
した。図2においては、不活性濾過用物質を横軸に沿っ
て示し、そして15分後に、砕けたカチオン交換樹脂ビ
ーズが不活性濾過用物質の床の内部に見出される高さ
(cm)(すなわち、砕けたビーズの移行のレベル)を
縦軸に示した。
【0044】実施例3 種々な流量(すなわち、20m/時、28m/時および
36m/時)における不活性濾過用物質の関数として、
破けたカチオン交換樹脂ビーズの移行性を測定した以外
は、実施例1の操作手順を繰り返した。カチオン交換樹
脂ビーズの破片は0.3〜0.4mmの粒径を有してい
た。
【0045】この実施例の結果を添付図面の図3に示し
た。図3において、X軸は不活性濾過用物質の粒径(m
m)を表わし、そしてY軸は、15分後に、砕けたカチ
オン交換樹脂ビーズが不活性濾過用物質の床の内部に見
出される高さ(cm)(すなわち、砕けたビーズの移行
のレベル)を表わす。平均粒径1mmを有する不活性物
質のために示された値は、アンバーライト(Amber
lite)RF−14を用いて得られ、平均粒径3mm
を有する不活性物質のために示された値は、ポリエチレ
ンを用いて得られ、そして5mmの粒径を有する不活性
物質のために示された値は、ポリプロピレンを用いて得
られた。
【0046】この図3から、カチオン交換樹脂ビーズの
破片と不活性濾過用物質との間に相関関係が存在してい
るのが理解される。例えば、利用した破片サイズ(すな
わち、0.3〜0.4mm)のためには、最も効率的な
不活性濾過用物質の粒径は約1mmであるのが理解され
る。
【0047】実施例4 不活性濾過用物質としてアンバーライト(Amberl
ite)RE−14粒状物質を使用し、そして粒径0.
1〜0.2mmを有するカチオン交換樹脂ビーズの破片
を利用して、実施例3を繰り返した。アンバーライトR
E−14物質は、約1mの粒径を有していた。
【0048】この実施例で得られた結果を、同じ不活性
濾過用物質の実施例3で得られた結果と比較し、それら
の結果を添付図面の図4に示した。図4において、X軸
は時間(分)を表わし、そしてY軸は、砕けたカチオン
交換樹脂ビーズが不活性濾過用物質の床の内部に見出さ
れる高さ(cm)(すなわち、砕けたビーズの移行のレ
ベル)を表わす。
【0049】この図4から、約1mmの粒径を有する不
活性濾過用物質(アンバーライトRF−14)は、0.
3〜0.4mmの粒径を有するカチオン交換樹脂ビーズ
の破片を除去するよりも、0.1〜0.2mmの粒径を
有するカチオン交換樹脂ビーズの破片を除去する方が効
率が少ないことが理解される。
【0050】実施例5 この実施例で使用された装置は、横断面3.14cm2
を有し、そして平均粒径300μ、密度1.06g/m
l、および均一性係数(uniformitycoef
ficient)1.2を有する不活性濾過用物質(ポ
リスチレン)の床を含有するカラムから成っていた。不
活性粒状濾過用物質の床は10cmの深さを有してい
た。
【0051】次いで、粒径46〜150μを有する強酸
性カチオン交換樹脂の破片1mlを、不活性粒状濾過用
物質の床の頂部に置いた。この樹脂破片は、強酸性カチ
オン交換樹脂を粉砕し、そして46〜150μの得られ
た粒子をふるいにかけることによって造った。
【0052】次いで、流量20m/時においてカラムを
通して水を下方に流し、そして不活性粒状濾過用物質を
通して樹脂破片が移動する距離を、一定の時間間隔で測
定した。
【0053】カラムを通す水の流量を40m/時にした
以外は、前記実験の操作手順を繰り返した。
【0054】前記実験の操作手順から得られた結果は次
の如くであった:流量:20m/時: 時間(分距離(cm)** 0 0 10 0.5 30 0.5 120 0.5流量:40m/時: 時間(分距離(cm)** 0 0 10 0.5 30 0.6 120 0.6 (注)** : 不活性粒状濾過用物質の床を通って下方
に移動する樹脂破片の距離。
【0055】前記の実験の操作手順のそれぞれについ
で、カラムを通す水の流れ方向を逆にした(すなわち、
カラムを通して、それゆえに不活性粒状濾過用物質を通
して、水を上方に流した)。水の流量は10m/時であ
った。樹脂破片の95容量%以上が不活性濾過用物質か
ら洗われ、そしてカラムから除かれるのが観察された。
【0056】この実施例から、平均粒径300μを有す
る不活性物質は、46〜150μの樹脂破片を効率的に
保持することが可能であり、しかしまた、水の流れを逆
にしたときは樹脂破片を離脱することも可能であること
が理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に使用された不活性粒状物質の床を通
して、砕れたカチオン交換樹脂ビーズの移行性対時間を
例証しているグラフである。
【図2】実施例2に使用された不活性粒状物質の床を通
して、砕れたカチオン交換樹脂ビーズの種々な流体流量
における移行性を例証している棒状グラフである。
【図3】実施例3に使用された不活性粒状物質の床を通
して、砕れたカチオン交換樹脂ビーズの種々な流量にお
ける移行性を例証しているグラフである。
【図4】実施例4の不活性粒状物質の床を通して、砕れ
たカチオン交換樹脂ビーズの移行性対時間を例証してい
るグラフである。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換プロセスの充填サイクルにお
    ける処理すべき流体のための入口、イオン交換プロセス
    の充填サイクルにおける処理された流体のための出口、
    イオン交換樹脂のための部分、および不活性粒状濾過用
    物質のための部分から成り、かつ不活性粒状濾過用物質
    のための前記部分は、不活性粒状濾過用物質のための前
    記部分が、イオン交換樹脂のための任意の部分よりも前
    記入口に近接するようにして、イオン交換樹脂の前記部
    分と前記入口との間に設置されている、イオン交換プロ
    セスに使用するためのカラム。
  2. 【請求項2】 保持手段を通って流体が通過することが
    可能である前記保持手段が、次の位置の1つまたはそれ
    以上に設置されている、請求項1に記載のカラム: (i)処理すべき流体のための入口に最も近接している
    不活性粒状濾過用物質のための部分の端、(ii)処理
    すべき流体のための入口から遠く離れた不活性粒状濾過
    用物質のための部分の端、(iii)処理された流体の
    ための出口に最も近接しているイオン交換樹脂のための
    部分の端、または(iv)処理された流体のための出口
    から遠く離れたイオン交換樹脂のための部分の端。
  3. 【請求項3】 保持手段(ii)および(iii)が一
    体になっている、請求項2に記載のカラム。
  4. 【請求項4】 保持手段(単数または複数)が、その中
    に複数のオリフィスまたはノズルを有しているプレート
    の形態である、請求項2または3に記載のカラム。
  5. 【請求項5】 イオン交換樹脂のための部分が、イオン
    交換樹脂の床を装填しており、そして不活性粒状濾過用
    物質のための部分が、不活性粒状濾過用物質の床を装填
    している、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカラ
    ム。
  6. 【請求項6】 不活性粒状濾過用物質の体積が、その物
    質が置かれている部分の体積より小さい、請求項5に記
    載のカラム。
  7. 【請求項7】 不活性粒状濾過用物質が、高密度ポリエ
    チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、またはポリア
    ミドである、請求項5または6に記載のカラム。
  8. 【請求項8】 不活性粒状濾過用物質が、粒径約0.1
    mm〜約5mmを有する、請求項5〜7のいずれか1項
    に記載のカラム。
  9. 【請求項9】 不活性粒状濾過用物質が、粒径約0.2
    mm〜約4mmを有する、請求項8に記載のカラム。
  10. 【請求項10】 不活性粒状濾過用物質が、粒径約0.
    5mm〜約1.7mmを有する、請求項8に記載のカラ
    ム。
  11. 【請求項11】 不活性粒状濾過用物質が、深さ約10
    cm〜約50cmを有する、請求項5〜10のいずれか
    1項に記載のカラム。
  12. 【請求項12】 イオン交換樹脂のための部分と不活性
    粒状濾過用物質のための部分との間に保持手段が存在し
    ないで、イオン交換樹脂および不活性粒状濾過用物質の
    液圧密度が、カラム中のこれらの物質の流動化およびカ
    ラムを通して流体の流れなしにそれらを固定させること
    により、それらが分離している床を形成し、後者が処理
    すべき流体のための入口に前者より近接して設置される
    ようにする、請求項5〜11のいずれか1項に記載のイ
    オン交換樹脂カラム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    したような1個のカラムまたは複数個のカラムから成
    る、イオン交換樹脂システム。
  14. 【請求項14】 2個またはそれ以上のイオン交換樹脂
    カラムから成り、そのようなカラムの1個またはそれ以
    上が請求項1〜11のいずれか1項に記載したカラムで
    ある、イオン交換樹脂システム。
  15. 【請求項15】 請求項5〜12のいずれか1項に記載
    の1個のカラムまたは複数個のカラムから成るイオン交
    換樹脂システムを通して、処理すべき流体を流すことか
    ら成る、イオン交換樹脂プロセス。
  16. 【請求項16】 (a)請求項5〜11のいずれか1項
    に記載のカラムが、上流充填および下流再生に配置され
    ており、(b)不活性粒状濾過用物質の体積が、その物
    質が置かれている部分の体積より小さく、そして(c)
    不活性粒状濾過用物質の密度が、処理すべき流体の密度
    より小さい、請求項15に記載のイオン交換プロセス。
  17. 【請求項17】 (a)請求項5〜11のいずれか1項
    に記載のカラムが、上流の充填および下流の再生に配置
    されており、(b)不活性粒状濾過用物質の体積が、そ
    の物質が置かれている部分の体積より小さく、そして
    (c)不活性粒状濾過用物質の密度が、処理すべき流体
    の密度より大きい、請求項15に記載のイオン交換樹脂
    プロセス。
  18. 【請求項18】 処理すべき流体の流量が、約10〜約
    80m/時である、請求項15〜17のいずれか1項に
    記載のイオン交換樹脂プロセス。
JP5001898A 1992-01-10 1993-01-08 イオン交換プロセスに使用するためのカラム Withdrawn JPH05253497A (ja)

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GB92173483 1992-08-14
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