JPH052484U - 映像中間周波信号処理回路 - Google Patents
映像中間周波信号処理回路Info
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- JPH052484U JPH052484U JP055604U JP5560491U JPH052484U JP H052484 U JPH052484 U JP H052484U JP 055604 U JP055604 U JP 055604U JP 5560491 U JP5560491 U JP 5560491U JP H052484 U JPH052484 U JP H052484U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像中間周波信号の搬送波に対するPLLに
異常が生じても良好に信号増幅のAGC動作を行って、
常に安定した信号処理を行う。 【構成】 位相検波回路54による映像中間周波信号の
検波には、位相検波回路18,ローパスフィルタ20,
VCO22,移相回路24によるPLLが利用される。
このPLLは、同期信号分離回路28の出力により、帰
線期間中の信号のみに基づいて動作する。他方、中間周
波増幅回路12におけるAGCは、前記PLLとは独立
して中間周波AGC回路50により行われ、包絡線検波
回路52の出力に基づいて行われる。
異常が生じても良好に信号増幅のAGC動作を行って、
常に安定した信号処理を行う。 【構成】 位相検波回路54による映像中間周波信号の
検波には、位相検波回路18,ローパスフィルタ20,
VCO22,移相回路24によるPLLが利用される。
このPLLは、同期信号分離回路28の出力により、帰
線期間中の信号のみに基づいて動作する。他方、中間周
波増幅回路12におけるAGCは、前記PLLとは独立
して中間周波AGC回路50により行われ、包絡線検波
回路52の出力に基づいて行われる。
Description
【0001】
本考案は、テレビジョン受像機などにおける映像中間周波信号処理回路にかか り、特に映像中間周波信号に対するAGC(自動ゲイン制御)の改良に関する。
【0002】
従来の映像中間周波信号処理回路としては、図2に示すものがある。これは、 特願昭63−331348号に開示された位相検波方式によるものである。 同図において、チューナ(図示せず)から出力されて入力端子10に入力され た映像中間周波信号は、中間周波増幅回路12によって増幅された後、位相検波 回路14,包絡線検波回路16に各々入力される。位相検波回路14には、他の 位相検波回路18,ローパスフィルタ20,VCO(電圧制御型発振器)22, 移相回路24によるPLL(フェーズドロックループ)が接続されている。
【0003】 このPLLの動作について説明すると、位相検波回路18では入力された信号 の位相差の検出が行なわれる。この検波出力は、ローパスフィルタ20に入力さ れて直流化される。この直流化信号は、位相検波回路14及び移相回路24の出 力信号間の位相差に対応するレベルを有しており、両者に位相差がない場合には 「0」レベル,位相差がある場合にはその位相差に応じたレベルとなる。この直 流信号は、VCO22に発振制御信号として入力される。
【0004】 VCO22では、入力直流信号レベルに対応する発振周波数制御が行なわれ、 これによって移相回路24に供給される出力信号の周波数が制御されることとな る。このような動作により、VCO22の発振周波数が入力映像中間周波信号の 搬送周波数に固定されることとなる。
【0005】 発振周波数が固定されたVCO22の発振信号は、移相回路24による適宜の 移相の後、位相検波回路14に供給され、この信号に基づいて映像中間周波信号 の位相検波が行なわれる。これによって、映像中間周波信号がベースバンド映像 信号に変換されることとなり、これが出力端子26から出力されることになる。 なお、位相検波回路18は、同期信号分離回路28の出力に基づいて帰線期間中 の信号のみに基づいて行われる。これによって、特願昭63−331348号に 開示されているように、PLLによる固定信号位相が映像内容に影響しないよう になる。
【0006】 なお、包絡線検波回路16,同期信号分離回路28,中間周波AGC回路30 は、映像内容の変化のない信号部分を得るための検波部である。中間周波増幅回 路12の増幅率は中間周波AGC回路30によるゲインコントロールを受けてお り、同期信号分離回路28は、包絡線検波回路16の検波出力に基づいて同期信 号の分離が行われるようになっている。
【0007】
しかしながら、以上のような従来技術では、中間周波AGC回路30の動作が 、位相検波回路14による検波出力を用いて行われている。このため、PLLで 何らかの異常が生じた場合、位相検波回路14の検波出力が影響を受け、更に中 間周波AGC回路30の動作も影響を受けることになる。この結果、PLLの異 常がAGCの異常につながることになり、映像中間周波信号処理回路としての動 作が不安定となってしまう。
【0008】 本考案は、この点に着目したもので、内部のPLLに異常が生じても良好にA GC動作を行って、常に安定した信号処理を行うことができる映像中間周波信号 処理回路を提供することを、その目的とする。
【0009】
本考案は、映像中間周波信号中の映像内容の変化しない部分のみに基づいて、 映像中間周波信号の搬送波に対するPLLの動作制御が行なわれる第1の検波回 路を有する映像中間周波信号処理回路において、前記第1の検波回路と別個独立 して映像中間周波信号の検波を行う第2の検波回路と、これによる検波信号に基 づいて映像中間周波信号のAGCを行う中間周波AGC回路とを備えたことを特 徴とする。
【0010】
本考案によれば、映像中間周波信号の検波は、その搬送波に対するPLLを利 用して行われる。しかし、映像中間周波信号の増幅のAGCは、別個に設けられ た検波回路出力に基づいて行われる。
【0011】
以下、本考案による映像中間周波信号処理回路の一実施例について、添付図面 を参照しながら説明する。なお、上述した従来例と同様または相当する構成部分 については、同一の符号を用いる。
【0012】 図1には、本実施例の構成が示されている。同図において、中間周波AGC回 路50の入力側には、包絡線検波回路52の検波出力側が接続されており、位相 検波回路54の検波出力側は接続されていない。すなわち、中間周波増幅回路1 2に対するAGCは、それと包絡線検波回路52及び中間周波AGC回路50に よるループによって行われるようになっており、映像中間周波信号キャリアに対 するPLLループと独立した構成となっている。
【0013】 次に、本実施例の作用について説明する。図示しないチューナから入力端子1 0に入力された映像中間周波信号は、中間周波増幅回路12によって増幅された 後、包絡線検波回路52及び位相検波回路54に各々供給される。位相検波回路 54においては、前記従来技術と同様にしてPLLによる位相検波が行われ、検 波後の信号が出力端子26から出力される。
【0014】 このとき、包絡線検波回路52では、入力された映像中間周波信号に対する包 絡線検波が行われ、検波信号が同期信号分離回路28に対して出力される。同期 信号分離回路28では、入力信号から同期信号が分離されて位相検波回路18に 出力される。位相検波回路18では、入力された同期信号を利用して帰線期間中 の信号のみによる位相検波が行われる。
【0015】 ところで、本実施例では、包絡線検波回路52における検波出力,すなわち信 号のピーク値を検波した信号に基づいて中間周波AGC回路50が動作する。こ のため、位相検波回路18,ローパスフィルタ20,VCO22,移相回路24 によるPLLの影響を受けることなく、AGC動作が行われる。従って、外来ノ イズなどによってPLLに異常が生じた場合でも、AGCループは良好に安定し て動作することになり、回路は良好に安定な状態に復帰できる。 なお、本考案は何ら上記実施例に限定されるものではなく、同様の作用を奏す るように種々設計変更可能であり、これらのものも含まれる。
【0016】
以上説明したように、本考案による映像中間周波信号処理回路によれば、映像 中間周波信号のAGC動作を位相検波用PLLと独立した検波回路出力に基づい て行うこととしたので、PLLに異常が生じても良好にAGC動作を行って、常 に安定した信号処理を行うことができるという効果がある。
【図1】本考案による映像中間周波信号処理回路の一実
施例を示す構成図である。
施例を示す構成図である。
【図2】映像中間周波信号処理回路の従来例を示す構成
図である。
図である。
10…入力端子、12…中間周波増幅回路、14,1
8,54…位相検波回路(第1の検波回路)、16,5
2…包絡線検波回路(第2の検波回路)、20…ローパ
スフィルタ、22…VCO、24…移相回路、26…出
力端子、28…同期信号分離回路、30,50…中間周
波AGC回路。
8,54…位相検波回路(第1の検波回路)、16,5
2…包絡線検波回路(第2の検波回路)、20…ローパ
スフィルタ、22…VCO、24…移相回路、26…出
力端子、28…同期信号分離回路、30,50…中間周
波AGC回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 映像中間周波信号中の映像内容の変化し
ない部分のみに基づいて、映像中間周波信号の搬送波に
対するPLLの動作制御が行なわれる第1の検波回路を
有する映像中間周波信号処理回路において、前記第1の
検波回路と別個独立して映像中間周波信号の検波を行う
第2の検波回路と、これによる検波信号に基づいて映像
中間周波信号のAGCを行う中間周波AGC回路とを備
えたことを特徴とする映像中間周波信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP055604U JPH052484U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 映像中間周波信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP055604U JPH052484U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 映像中間周波信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052484U true JPH052484U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=13003375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP055604U Pending JPH052484U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 映像中間周波信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052484U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH079808U (ja) * | 1993-07-14 | 1995-02-10 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵貯溜装置 |
JPH079809U (ja) * | 1993-07-14 | 1995-02-10 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵貯溜装置 |
JPH0719212U (ja) * | 1993-09-08 | 1995-04-07 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵貯溜装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5232609A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-12 | Sony Corp | Receiver |
JPH02174474A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-05 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像中間周波信号検波回路 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP055604U patent/JPH052484U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5232609A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-12 | Sony Corp | Receiver |
JPH02174474A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-05 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像中間周波信号検波回路 |
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JPH079809U (ja) * | 1993-07-14 | 1995-02-10 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵貯溜装置 |
JPH0719212U (ja) * | 1993-09-08 | 1995-04-07 | 日本クリーンシステム株式会社 | 塵貯溜装置 |
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