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JPH05243584A - コンプリメンタリbicmosプロセスにおいて、eepromメモリを備えた絶縁垂直pnpトランジスタを製造する方法 - Google Patents

コンプリメンタリbicmosプロセスにおいて、eepromメモリを備えた絶縁垂直pnpトランジスタを製造する方法

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Publication number
JPH05243584A
JPH05243584A JP4222668A JP22266892A JPH05243584A JP H05243584 A JPH05243584 A JP H05243584A JP 4222668 A JP4222668 A JP 4222668A JP 22266892 A JP22266892 A JP 22266892A JP H05243584 A JPH05243584 A JP H05243584A
Authority
JP
Japan
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transistor
buried layer
region
layer
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4222668A
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English (en)
Inventor
Ali B Icel
ビー イーチェル アリ
Omer L Akkan
エル アッカン オマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IGUZAA CORP
Exar Corp
Original Assignee
IGUZAA CORP
Exar Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IGUZAA CORP, Exar Corp filed Critical IGUZAA CORP
Publication of JPH05243584A publication Critical patent/JPH05243584A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • HELECTRICITY
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  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 EEPROMを備えた、コンプリメンタリB
ICMOSプロセスによる、改善された絶縁垂直PNP
のための方法および装置。 【構成】 絶縁垂直PNPトランジスタはP−エピタキ
シャル層を有したP−基盤上に形成される。垂直PNP
トランジスタのコレクタは絶縁のための、P基盤中に形
成されたN−埋設層および側壁上のN+埋設層により絶
縁されている。このコレクタはN−層内に埋設されたP
+層により形成される。次に、P−EPI層が設置さ
れ、絶縁を完全にするために、N+シンカはN+埋設層
の方に下方に拡散される。垂直PNPのエミッタはCM
OSトランジスタのためのP+ソース/ドレイン注入と
同じステップの間に形成される。EPI層を設置する前
に基盤内のコレクタおよびその絶縁領域を形成すること
により、本プロセス内でエピタキシャル層が設置された
後でなされるEEPROMの形成も行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に半導体素子を製造す
る方法に関し、特にBICMOCまたはバイポーラ技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】BICMOCまたはバイポーラ技術にお
いてNPNトランジスタと互換性のある性能を備えたP
NPトランジスタの普及はアナログおよびディジタル回
路の設計の多大な効果をもたらしている。オペアンプ
(OpAmps) の帯域幅は通常、出力段によって制限され
る。レベル・シフトおよび出力段において高性能のPN
Pを用いることによりOpAmps(特に容量性負荷を備えた
もの)の性能をかなり改善することが可能である。他の
アナログ回路のいくつかはフェーズ・ロック・ループ回
路、D/Aコンバータ、電圧レギュレータ、高速コンパ
レータ、チャージ・ポンプ回路およびビデオ増幅器など
のコンプリメンタリNPNおよびPNPトランジスタの
恩恵を受けている。ディジタル回路においては、PNP
およびNPNのトランジスタの両者とも切替のプル・ア
ップ (pull-up)およびプル・ダウン(pull-down) の段の
間に関わっているので、素子の速度が遅くなるほど、そ
の回路の性能を制限することとなる。その結果、NPN
と互換性のある性能を有するPNPトランジスタを使用
することによって回路全体の性能をかなり改善するであ
ろう。コンプリメンタリBICMOS技術の他の利用例
は電源電圧の低減を図るために従来のBICMOCを上
回る性能を有したフル・スイング (full swing)のBI
CMO論理回路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセスにおい
ては、唯一の利用可能なPNPトランジスタはラテラル
(lateral) PNPおよび共通コレクタ基盤のPNPであ
る。比較的広い帯域幅を有し、その結果、ラテラルPN
Pトランジスタのカットオフ周波数がより低くなること
により、高性能回路の設計において制限をもたらすこと
となる。他方、基盤PNPが比較的より高いカットオフ
周波数を呈するとしても、基盤PNPは共通コレクタ素
子であるという問題があり、特定の用途に限定されてい
る。
【0004】したがって、高性能NPNトランジスタを
備えた同じBICMOSまたはバイポーラ・プロセスの
中に、大電力駆動能力を有した高速絶縁垂直PNPトラ
ンジスタを組み込むという努力は充分に意味がある。他
方、単一のチップ上にアナログ・ディジタルおよびプロ
グラマブル・メモリ機能を組み合わせることはシステム
・レベルの応用例にとっては必要とされることである。
更なる要件は同一のチップ内における低電圧素子と高電
圧素子との組み合わせである。このようなタイプの複合
素子の利用可能性により単一のチップ上に1つの完全な
システムの集積化が可能となる。
【0005】先行技術において、NPN、ラテラルPN
P、および基盤PNPトランジスタと同時にコンプリメ
ンタリMOS(CMOS)トランジスタを形成する方法
がよく知られている。CMOSトランジスタと同じプロ
セスにおいて、コンプリメンタリNPNおよびPNPト
ランジスタを形成する方法もいくつか知られている。し
かしながら、バイポーラ技術から展開されるBICMO
SまたはコンプリメンタリBICMOSプロセスはより
性能の劣るCMOSであるという欠点がある。更には、
先行技術のコンプリメンタリBICMOSプロセスは本
発明により提示されるほど素子の柔軟性、性能、および
多様性をもたらすものではない。
【0006】以下は絶縁垂直PNPを有するコンプリメ
ンタリBICMOSおよびコンプリメンタリ・バイポー
ラ技術に関する文献のリストである。 1. ケー・ソエジマ( K. Soejima)、エー・シダ(A. Sh
ida)らによる「アナログ/ディジタルASICのための
600MHz 垂直PNPトランジスタによるBICMOS
技術」IEEE JSSC,25巻、1990年4月。 2. デー・デラング (D. deLang)、イー・ブラット (E.
Bladt)らによる「二重合シリコン (Dooble-Polysilico
n) Bi −CMOSプロセスでの垂直PNPトランジス
タの集積化」1989年バイポーラ回路および技術会
議、p.190、ミネソタ州、1989年。 3. ジェー・、ケンダル (J. Kendall) 、ビー・リオッ
クス (B. Rioox) 、エル・ボーボナ (L. Bourbonnais)
らによる「BANCMOS:25Vアナログ・ディジタ
ルBICMOSプロセス」1990年バイポーラ回路お
よび技術会議p.86、ミネソタ州、1990年。 4.エル・フッター (L. Hotter)、ジェー・トロゴロ(J.
Trogolo)による「融合バイポーラ/CMOS技術におけ
る垂直PNP製造方法」米国特許第4,885,244号。 5. ケー・ラトナカーマー (K. RatnaKumar)による「絶
縁垂直PNPトランジスタを備えたコンプリメンタリB
ICMOSプロセス製造方法」米国特許第第5,011,7
84号。 6. エス・マストロイアーニ (S. Mastroianni) による
「融合コンプリメンタリ・バイポーラおよびMOS手段
と方法」米国特許第4,830,973号。 7. デー・アル (D. Aull)、エー・スピレス (A. Spire
s)、ピー・ディビス(P.Davis)、エス・モイヤ (S. Moye
r) による「無変換トランクおよび加入者線ライン・イ
ンターフェースのための高電圧IC」IEEE JSS
C.第16巻、1981年8月。 8. テー・キッカワ (T. Kikkawa) 、テー・スガヌマ
(T. Suganuma)らによる「アナログ集積回路のための新
しいコンプリメンタリ・トランジスタ構造」IEDM−
80,p.65、1980年。 9. エー・フェイゲンソン (A. Feygenson) らによる
「CBIC−V、新規な超高速コンプリメンタリ・シリ
コン・バイポーラICプロセス」1989年バイポーラ
回路および技術会議、P.173、ミネソタ州、198
9年。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明はEEPROM
メモリを備えたコンプリメンタリBICMOSプロセス
における改善された絶縁垂直PNPのための方法および
装置を提供するものである。絶縁垂直PNPトランジス
タはP−エピタキシャル(EPI)層を有したP−基盤
上に形成される。垂直PNPトランジスタのコレクタは
絶縁のためにP基盤中に形成されたN−埋設層および側
壁上のN+埋設層により絶縁されている。このコレクタ
はN−層中に埋設されたP+層により形成される。した
がって、P−EPI層が設置され、N+シンカー (sink
er) は絶縁を完全にするためにN+埋設層にまで下方に
拡散される。
【0008】EPI層を設置する前に、基盤中にコレク
タおよびその絶縁領域を形成することにより、本プロセ
スはエピタキシャル層が設置された後に行われるEEP
ROMの形成にも利用されうる。このように、垂直PN
Pトランジスタのための加熱ステップは後で形成される
EEPROMに影響を及ばさないだろう。更に、垂直P
NPトランジスタのPコレクタの早期の形成により、N
−ベース層が注入されるときにおける柔軟性がもたらさ
れる。本プロセスの前終端においてNベース層を早期に
注入することにより、高電圧PNPトランジスタの形成
のために、より深いベース接合の深さが得られうる。ま
た、低電圧トランジスタために、ベースは本プロセスの
後の方でも形成されうる。高電圧および低電圧トランジ
スタの両者が併存することにより同一チップ上でのEE
PROMの集積化が実現されうる。また、垂直PNPコ
レクタを早期に形成することによりNPNトランジスタ
の特性を最適化する際に柔軟性がもたらされる。垂直P
NPトランジスタのエミッタはCMOSトランジスタの
ためのP+ソース/ドレイン注入と同じステップの間に
形成される。
【0009】また、本発明はN+、N−およびP+の埋
設層の形成のために、(ヒ素およびホウ素の)2つのド
ーパント種 (dopant species) のみしか使用していな
い。このように、本発明の3つのドーパント基を使用す
る先行技術のプロセスに比べ、よりよい製造性をもたら
す。一変形例においては、Pエピタキシャル破壊電圧に
対むる絶縁部分を改善するために、N+シンカに加え
て、N−ウェル (well) の注入もこの絶縁部分におこな
われる。
【0010】垂直PNPトランジスタのコレクタ・ベー
ス間の破壊電圧はPNPトランジスタのNベース層から
離間した、厚い領域酸化物の成長の前に、P型領域の注
入を行うことにより改善される。ポリ1 (Poly1)のN
MOSおよびPMOSの高電圧トランジスタはEEPR
OMのために必要とされる一方で、高速、低電圧のNM
OSおよびPMOSトランジスタは5Vのコンプリメン
タリBICMOSの用途と共に用いられる。本発明のプ
ロセスは加熱ステップを追加するのみによりポリ2 (Po
ly2)トランジスタのための薄いゲート酸化物も生成す
るものである。
【0011】なお、本願明細書において、「絶縁(isol
ation)」とは隣接する素子間の動作上の干渉を阻止する
意味に使用されている。
【0012】
【実施例】本発明の本質および効果を充分に理解するた
めに、添付の図面を関連する以下の詳細な説明を参照し
て説明する。以下に開示され、クレームされる本発明は
EEPROMを備えた、改善されたコンプリメンタリB
ICMOSプロセスでの絶縁垂直PNPのための装置お
よび方法を記述するものである。本発明の絶縁垂直PN
Pは絶縁垂直NPN、ラテラルPNP、基盤PNP、異
なるゲート酸化物の厚さを有するPチャネルおよびNチ
ャネルの2つのタイプのMOSトランジスタ、およびE
EPMOSメモリにより、P基盤上の共通P−エピタキ
シャル層上に形成される。絶縁垂直PNPのエミッタは
P+ソース/ドレイン注入と同じステップの間に形成さ
れる。分離マスクおよびリン注入は垂直PNPのN−ベ
ースを形成するために用いられる。
【0013】本発明に一方法において、N−ベース層は
より深いベース接合深度(0.8から1.0μm)および6
0から140のHFEによりVCB=−5Vで0.7から
1.2GHz の範囲のカットオフ周波数 fTにより高いコレ
クタ・エミッタ間の破壊電圧(LVCEO>25V)を
達成するために領域酸化の前のプロセスの前終端におて
形成される。
【0014】N−ベース層を形成する第2の方法はソー
スおよびドレイン部分の形成の前のプロセスの後終端に
リンを注入することである。この方法により0.5から0.
6μmの接合深度および5Vで用いるためのLVCEO
>7Vというコレクタ・エミッタ間の破壊電圧により2
GHz より高い周波数 fTにより鋭く浅いN−ベースの断
面が達成される。両方法は全く同じエミッタ、コレク
タ、および絶縁物の形成技術を用いる。N−ベース領域
へのN+ソース−ドレイン注入はベース接合がN−ベー
ス形成の方法の両者のために行われているところの低抵
抗の外因性の (extrinsic)ベース領域を形成するために
用いられる。本発明により達成される性能はコンプリメ
ンタリBICMOSプロセスのための先行技術( 参考文
献1〜5)中のこれまでに報告された結果よりも優れて
いる。
【0015】垂直PNPは深いN+シンカー、N−ウェ
ル (well) 、および垂直PNPセルの側壁上のN+埋設
層によって他の素子から絶縁されている。また、N+シ
ンカーおよびN+埋設層の拡散は絶縁NPNトランジス
タのコレクタ抵抗を低減するためにも用いられる。底面
上のP基盤からの垂直PNPの絶縁はヒ素注入により形
成された低集中のN−埋設層を用いることにより成し遂
げられる。このN−埋設層は側壁上のN+埋設層環 (ri
ngs)と融合される。P+埋設層はN−埋設層領域にホウ
素を注入することにより形成される。P+埋設層および
P−エピタキシャル層は垂直PNP構造のコレクタを形
成する。P+ソース/ドレイン注入は垂直PNPのため
のコレクタ接触を形成するためにP−エピタキシャル層
の中に行われる。また、垂直PNPのコレクタ抵抗を更
に低減するために、P+埋設層に達する深いP+拡散を
形成することも可能である。
【0016】共通基盤上に形成される他の素子のタイプ
が以下に列記される。 1. N+ソース−ドレイン(S/D)および/またはN
+シンカー(N+埋設層の達する深いN+拡散)と接触
するN−ウェルおよびN+埋設層からなるコレクタと、
P+ソース−ドレイン注入により接触するP−基盤層か
らなるベースと、N+S/Dの注入物および高電圧(H
V)注入物とからなるエミッタとを備えた絶縁垂直NP
。 2. P+ソース/ドレイン注入層からなるコレクタおよ
びエミッタと、N+S/Dと接触するN−ウェルからな
るベースとを備えたラテラルPNP。また、N+埋設層
がP−基盤に対する垂直PNPの寄生動作を抑えるため
に、N−ウェルの下に形成される。 3. P+S/Dと接触するP−基盤からなるコレクタ
と、N+S/Dと接触するN−ウェルからなるベース
と、P+S/D注入物からなるエミッタとを備えた基盤
PNP。 4. 異なるタイプのNMOSおよびPMOSトランジス
はEEPROMを備えたモジュラ・コンプリメンタリ
BICMOSプロセス(以下、E2 CBICMOSと称
す)と同時にもたらされうる。 a)NMOS素子のための21V以上の破壊電圧および
PMOS素子のための19V以上の破壊電圧のEEPR
OMの区画内と同様に、15Vの高電圧の用途のために
用いられる、700から800Åの範囲の厚さの厚いゲ
ート酸化物を有してポリ1NMOSおよびPMOSトラ
ンジスタ。 b)5Vの高速ディジタル用途および/または低電圧の
アナログ用途のために用いられる300Å程度の薄いゲ
ート酸化物を有したポリ2NMOSおよびPMOSトラ
ンジスタ。
【0017】EEPROMとして使用するためにはポリ
1トランジスタのような高電圧素子の集積化を必要とす
る。EEPROMなしの5VのコンプリメンタリBIC
MOSのためには、ポリ2トランジスタのみがチャネル
の長さをより短くできるという効果を伴って用いられる
だろう。ポリ1トランジスタの形成のためには核となる
プロセスに加熱ステップを付加することなしにスレッシ
ュホールド注入およびマスクのステップのみが必要とさ
れる。この核となるプロセスとはほとんどの一般的なプ
ロセス・フローから取り出されうるプロセスの全ての変
形例に共通な全てのステップを有するプロセスとして定
義されうる。他方、ポリ2トランジスタの形成のために
は薄いゲート酸化を行う余分な加熱ステップが必要とさ
れる。この付加的なステップは他の素子の特性に無視で
きるほどの影響しか与えない。ポリ1およびポリ2の素
子のP+S/D領域は同時に形成される。また、N+S
/D領域のためのヒ素注入はポリ1およびポリ2のNM
OSトランジスタの両者に共通である。また、ポリ1N
MOSトランジスタのS/D領域は破壊および高温キャ
リア効果を改善するように二重拡散構造を形成するため
に、N−リンの過注入を受ける。同じリン注入は接合下
での接合スパイキング (spiking)を防止するためにポリ
2NMOSトランジスタのS/D領域に部分的に行われ
る。後述するように、このN−リン注入は同時に垂直P
NPのN−ベースを形成するように最適化され得、これ
により、N−ベース層のためのマスクおよび注入を別個
に行うことなしに済ませることができる。 5. 付加的なステップとしてポリ1の設置およびトンネ
ル (tunnel) 酸化の前にトンネル注入を必要とするEE
PROMメモリ。トンネル酸化物はフローティング・ゲ
ートへの電子の通り抜け (tunneling)が起きる小さい窓
(window) において成長した100オームストロング程
度の薄い酸化物である。更に2つのマスクがEEPRO
Mのメモリの形成のために必要とされる。 6. 高品質の酸化物/窒化物/酸化物誘電体により分離
されるポリ(poly)の2層によって形成される高精細イン
ターポリ (inter poly) キャパシタ。 7. 注入されたP−ベース、N−ウェル、P+、N+お
よびN−ベースの抵抗および薄いフィルム・タイプのポ
リ1およびポリ2の抵抗もまた同じプロセスにより製造
されうる。追加のマスクにより、良好な整合特性を有す
る高い値の抵抗を必要とするアナログ用途のために用い
られる(2Kオーム/平方のオーダーの)高シート抵抗
を備えたポリ2抵抗を形成することも可能である。
【0018】本発明のより好ましい実施例の目的は高精
細のインターポリ・キャパシタおよび2層のポリシリコ
ンおよび2層の金属内部接続を有した様々な注入ポリ抵
抗を伴って、1つの共通基盤上のコンプリメンタリ・バ
イポーラと、コンプリメンタリMOSトランジスタと、
EEPROMメモリとを組み合わせる改善された手段お
よび方法を提供することである。このタイプの技術は高
度の混合信号の特定用途集積回路(ASIC)の設計の
キーとなる。しかしながら、異なるタイプの素子が全
て、同時に存在することは本発明にとって必要ではな
い。本垂直PNPはa)コンプリメンタリ・バイポーラ
・プロセス中にバイポーラ素子のみの場合、b)EEP
ROMを伴うことなくコンプリメンタリ・BICMOS
プロセス中にCMOSおよびバイポーラの両者の場合、
またはc)EEPROMを伴ったコンプリメンタリBI
CMOSプロセス中のCMOSおよびバイポーラの場合
に用いられうる。この垂直PNPの形成のために必要と
されるステップは異なるプロセスのためのステップと同
じである。モジュラ・プロセス構造により、回路設計者
は用途の要件に合致するように異なる素子の最適な組み
合わせを選択することができる。本発明のモジュラ構造
は異なる素子の形成において共通のプロセス・ステップ
を用いることにより達成されている。更なる加熱ステッ
プはそれらが他の素子の特性に影響を及ぼさないように
プロセスの始めに行われている。本素子のほとんどはマ
スキングおよびイオン注入技術により形成される。注入
された基は共通の加熱ステップにより焼きなましされる
(annealed)。
【0019】図1は絶縁垂直NPNトランジスタ66お
よびラテラルPNPトランジスタ67の断面図である。
注入され拡散されたN−ウェル層13はNPNトランジ
スタ66の接続子18に接続されたコレクタおよびラテ
ラルPNPトランジスタ67の接続子22に接続された
ベースを形成する。同じN−ウェル層13はポリ1PM
OSトランジスタ69、ポリ2PMOSトランジスタ7
2、NPNトランジスタ66、およびラテラルPNPト
ランジスタ67に共通である。また、N−ウェル層13
は図示されていない通常の基盤PNPのベースも形成す
る。ヒ素が注入されたN+埋設層12はNPNトランジ
スタ66のN−ウェル13の下に形成される。N+埋設
層12およびN+ソース/ドレイン注入物20に達する
深いN+シンカー拡散19はNPNトランジスタ66の
コレクタ抵抗を低減するためにN−ウェル13の内部に
形成される。NPNトランジスタ66のコレクタの下の
N+埋設層12の形成はP型エミッタとして作用するN
PNトランジスタ66のP−ベース14、N−型ベース
として作用するN−ウェル13、およびコレクタとして
作用するP−基盤11により形成される寄生的なPNP
トランジスタを抑圧するために必要とされる。NPNト
ランジスタ66が飽和するときに、この寄生的なPNP
は活動を開始する。N+埋設層が存在しないと、この寄
生的なPNPが動作状態になることにより、NPNトラ
ンジスタ66の性能をかなり劣化させるかもしれない。
NPNトランジスタ66の活性の、若しくは真性のベー
スは別個のP−ベース注入物14により形成される。不
活性の、若しくは非真性のベース80aはベース接続子
80のための低抵抗領域を形成するためのP−基盤層1
4へのP+ソース−ドレイン注入物15と同時に形成さ
れる。また、P+ソース−ドレイン注入物15はNPN
トランジスタ66のベース抵抗を低減させるのにも役立
つ。NPNトランジスタ66のN+エミッタ17はN+
ソース/ドレイン注入物20と同時に形成される。別個
のP−ベース注入物14を用いることによりNPNトラ
ンジスタ66の特性の最適化する際の柔軟性が得られ
る。他方、参考文献4に提案されているようなP−ベー
ス注入物14に代えてP+ソース/ドレイン注入物15
を用いることにより、PMOSの特性をかなり改善しう
る。適度のベース・エミッタ間の破壊電圧とするため
に、P+ソース/ドレインの集中度は低下されなければ
ならず、このことはPMOS抵抗内の直列の抵抗性を増
加させることとなろう。さらに、P+ソース/ドレイン
の接合深度はPMOSトランジスタの短かいチャネル動
作に逆に影響を及ぼすであろう適度な帯域幅を有するよ
うにより深くなければならない。
【0020】また、N−シンカー19、N+ソース/ド
レイン注入物、およびN+埋設層12はラテラルPNP
67のベース抵抗を低減させるために用いられる。ラテ
ラルPNPのコレクタ接続子23およびエミッタ接続子
24に接続されるP+領域15は図2および3に示され
るP+ソース/ドレイン注入物15と同時に形成され
る。
【0021】図2はポリ1のNMOSトランジスタ68
およびPMOSトランジスタ69、インターポリ・キャ
パシタ70、およびN−ウェル抵抗78の断面図である
750Å程度の厚いゲート酸化物76が領域および防食
酸化ステップの後に成長する。この酸化物76はポリ1
NMOSトランジスタ68およびPMOSトランジスタ
69がE2 CBICMOSプロセスのモジュール性を保
つために使われるか否かによらず常に成長させる。ポリ
1NMOSトランジスタ68のN+ソース26およびド
レイン27は高電圧動作のための二重拡散ドレイン構造
を形成するために、N+ソース/ドレイン・ヒ素注入物
20およびN−リン注入物25により形成される。同じ
プロセス・フロー内でポリ1(図2)およびポリ2CM
OS素子(図3) の両者を形成する場合、図2中のポリ
2NMOSトランジスタ71のN+ソース33およびド
レイン34の接触領域の下方のみに選択的にN−リン2
5を注入するためにマスクが必要とされる。図2中のポ
リ2NMOSトランジスタ71はより浅いN+ソース/
ドレイン領域および300Å程度のより薄いゲート酸化
物77を有しており、高速低電圧の用途のために用いら
れうる。
【0022】ポリ1PMOSトランジスタ69(図2)
およびポリ2PMOSトランジスタ72(図3)の両者
とも同じN−ウェル13内に同じP+ソース/ドレイン
注入物15を伴って形成される。ポリ1PMOS69
(図1)トランジスタとポリ2PMOS72(図3)ト
ランジスタとの間の唯一の差異はゲート酸化物の厚さで
ある。N+埋設層12はラッチ・アップ・イミュニティ
(latch-up immunity) を増加させるために両PMOSト
ランジスタのN−ウェル13の下方に形成される。
【0023】図4はEEPROMメモリ・セル75と同
一基盤内の、本発明による垂直PNPトランジスタ構造
74の断面図である。EEPROMセル75は制御ゲー
トとして用いられるポリ2領域31およびフローティン
グ・ゲートとして用いられるポリ1領域45を伴った二
重のポリ構造からなる。トンネル注入物47は二重のポ
リ・スタック (poly stack) の下方で元々の1つのトラ
ンジスタを形成する。この元々のトランジスタは750
Åのゲート酸化物を有し、いかなるしきい値の注入物も
受けない。その結果、その元々のトランジスタは0V程
度のしきい値電圧を有する。この元々のトランジスタの
しきい値電圧はフローティング・ゲート45内の電荷に
よって変調される。トンネル・ウィンドウ46はトンネ
ル注入物47の上方で開いており、100から115Å
の範囲のトンネル酸化物の薄い層はウィンドウ46内で
生長する。フローティング・ゲート45への電子の通り
抜けはこのトンネル・ウィンドウ45を通して起こる。
ポリ2領域31およびフローティング・ゲートのポリ1
領域45はインターポリ・キャパシタ70(図2)の誘
電体としもて用いられる。高品質の酸化物/窒化物/酸
化物フィルムによって分離されている。コンプリメンタ
リBICMOSプロセス内でのEEPROMメモリ75
の形成には2つのマスク、すなわち、1)トンネル注
入、2)トンネル・ウィンドウを必要とする。唯一の付
加的な加熱ステップは低温のステップであるトンネル酸
化である。
【0024】図5は表1と関連してN+埋設層12に、
N−埋設層50、およびP+埋設層63の形成に用いら
れるプロセスのステップを示している。E2 CBICM
OSのために用いられる始めの物質はP−型のシリコン
基盤11である。まず、薄いパッド (pad)酸化物を成長
させ(表1のステップ1)、P−基盤11にホウ素が注
入される(ステップ2)。このP−型の注入の目的はN
+埋設層12の間で絶縁をもたらすために、P−基盤1
1の表面集中度を増加させることである。他方、N+埋
設層12の下方のドーパント集中度が平均的な基盤の集
中度近くにとどまるので、充分に高い集中度のP−基盤
がN+埋設層12間に絶縁をもたらすために用いられる
場合と比べ、N+埋設層12内でのP−基盤11のキャ
パシタンスの改善が達成されうる。この改善は20%以
上のオーダーのものでありうるが、エミッタ結合論理回
路(ECL)などのいくつかの応用例において用いられ
るNPNトランジスタ66のコレクタ18・基盤11間
のキャパシタンス(CCS)と低減するのに特に重要で
ある。
【0025】ホウ素注入の後、厚いパッド酸化物55を
成長させ(ステップ3)、N+埋設層マスク(ステップ
4)がN−埋設層50と同様にN+埋設層12を決める
のに用いられる。この厚いパッド酸化物55はエッチン
グされ、薄いパッド酸化物56を成長させる(ステップ
5)。第2のマスクはN−埋設層50の領域を高分量の
N+埋設層12のヒ素53注入(ステップ7、図5)か
ら保護するために用いられる(ステップ6)。この注入
53は垂直PNPおよび全てのN+埋設層12の回わり
でN+絶縁環12を形成する。フォトレジスト56スト
リップの後、N−埋設層50を形成するために少ない分
量のヒ素の注入が一面に行われる(ステップ8)。ま
た、同じ注入79はN+埋設層12を貫く。このN−埋
設層50の目的は垂直PNP74を基盤11から絶縁す
るためである(図4)。少ない分量のN−埋設層注入5
0を用いる理由は垂直PNPのコレクタ41、49とN
−埋設層50との間の破壊電圧を高くするためである。
他方、垂直PNPの回わりで多い分量のN+埋設層12
の環を使用することにより、高い集中度のN+埋設層1
2がN−埋設層50より上方に拡散するにつれ、側壁上
での絶縁を確実ならしめる。
【0026】本発明の先行技術(文献1〜9)との1つ
の違いはN−埋設層50のためにリン注入に代えてヒ素
注入を用いることである。リンの拡散係数はヒ素より高
いので、エピタキシャル層への上方への拡散度およびプ
ロセスの蓄熱への感度はヒ素に比べ高くなるであろう。
これは蓄熱がいくらか変化するようなモジュラ・プロセ
スにおいて大きな欠点である。更に、エピタキシャル成
長の間に、ホウ素、ヒ素、およびリンなどの異なる3つ
の基が存在すると、エピタキシャル成長プロセスを進展
させる上で格別な努力が必要となる。本発明の高い集中
度および低い集中度のヒ素およびホウ素のみを用いてい
るので、P−エピタキシャル層10の成長プロセスは垂
直PNPがなく、かつ、高均一なドーパント断面が再生
されるときと全く同じである。
【0027】図5には部分的に周囲が酸化した状況下で
のN+埋設層12およびN−埋設層50のドライブ・イ
ン (dorive-in)(ステップ9)後の断面図である。この
ドライブ・インの終わりのところで、1700Å程度の
酸化物59がN−埋設層50の上部に形成される。次
に、逆極性の小形のN−埋設層マスク53として生成さ
れるP+埋設層マスク61が図5に示されるように適用
される(ステップ10)。P+埋設層62を形成するた
めに高エネルギーのホウ素注入60が行われる(ステッ
プ11)。ホウ素注入60のエネルギーはエピタキシャ
ル成長の間のオートドーピング (auto doping)を防ぐた
めに、酸化物62を通って基を貫き、シリコンの表面下
に注入ピーク (peak) を形成するために充分に高くなけ
ればならない。また、P+埋設層49はコレクタ49と
絶縁領域40(N+シンカ19および埋設層12)との
間の破壊性の劣化を防ぐために、側壁上のN+埋設層1
2から充分に離さなければならない。
【0028】注入されたホウ素を活性化させ、P+埋設
層63を拡散するための熱によるなまし焼きの後、オー
トドーピングを防ぐために高い成長率により単一ウェハ
のエピタキシャル反応装置の中でP−型エピタキシャル
層10を成長させる(ステップ12)。単一ウェハのエ
ピタキシャル反応装置により、+若しくは−2%または
それ以上のオーダーの優れた薄さの均一性を得ることも
可能である。図5はP−エピタキシャル10の成長の後
の構造図である。
【0029】図4に戻って、本発明の垂直PNPトラン
ジスタの形成について詳述する。P−型エピタキシャル
層10の成長の後、N−ウェル13が通常のCMOSプ
ロセスと同様にヒ素表面および拡散により形成される
(ステップ13)。N+埋設層12まで届く、深いN+
シンカ拡散19が厚い領域酸化16の成長の前に行われ
る(ステップ14、15)。N+シンカ19およびN+
埋設層12は垂直PNPトランジスタ74の側壁絶縁を
形成する。また、N−ウェル13の絶縁領域40とP−
型エピタキシャル10との間の破壊性を改善するため
に、N+シンカ拡散より大きい大きさの側壁絶縁領域1
9、12に注入されうる。しかしながら、(文献3)に
示されるように高い集中度のN+シンカ拡散19なしに
側壁絶縁中に低い集中度のN−ウェル層13のみを用い
ると、垂直PNPの動作をかなり制限することとなりう
る。また、(文献1)に説明されるように、垂直PNP
トランジスタは通常、主トランジスタに関連する2つの
寄生トランジスタを有している。1つはN−ベース51
からなるエミッタと、P+埋設層49およびP−型エピ
タキシャル10からなるベースと、N−埋設層50、N
+埋設層12、およびN+シンカ19からなるコレクタ
とによる寄生NPNトランジスタである。2番目の寄生
トランジスタはP+埋設層49およびP−型エピタキシ
ャル10からなるエミッタと、N−埋設層50、N+埋
設層12、およびN+シンカ19からなるベースと、P
−基盤11およびP−型エピタキシャル10からなるコ
レクタとによるPNPである。垂直PNP74が飽和す
ると、まず、寄生NPNトランジスタが動作状態にな
る。その結果、寄生トランジスタNPNのコレクタ電流
が絶縁領域40を介して流れ始める。絶縁領域40の集
中度が低いと、この抵抗における電圧降下により、エミ
ッタ−ベース接合の順方向バイアスのため、寄生PNP
トランジスタを動作状態にせしめる。これにより垂直P
NP74の性能は更に劣化する。
【0030】本発明において、リン注入によるN−ベー
ス層51の形成のために2つのオプションがある。第1
のオプション(ステップ16〜19)は高電圧の垂直P
NP(LVCEO>25V)とするためにN+シンカ1
9拡散に続くN−ベース層51の形成である。本プロセ
スにおいてN−ベース51は早い段階で形成されるの
で、N−ベース接合は垂直PNP74がより高い電圧を
維持するのに充分に深いものである。第2のオプション
(ステップ35〜38)では、N−ベース51接合の深
さおよびそれによるPNP74の帯域幅は減らされた蓄
熱のため、第1のオプションと比べるとより浅く、狭い
ので、垂直PNP74をより低電圧(5V)で、高速と
するために、N+ベース層51はN+ソース26、33
およびドレイン27、34のヒ素注入の前の本プロセス
・フローの後の方のステップにおいて形成される。この
オプションを用いると、同じ注入物25が垂直PNP7
4のN−ベース51およびポリ1NMOSトランジスタ
68の二重拡散されたN+ソース26およびドレイン2
7を同時に形成するために用いることができ、1つのマ
スク層を節約するように、N−リン注入25(図2)の
分量を最適化することも可能となる。
【0031】N−ベース51の両オプションとも真性の
ベース42およびエミッタ43の領域の各々の形成のた
めに、同じN+ソース/ドレイン注入物20およびP+
ソース−ドレイン注入物15を用いる。垂直NPNトラ
ンジスタ66の動作電圧に互換性をもたせるために、P
−ベース注入層14の形成においても同様な2つの選択
肢による方法がとられる。
【0032】厚い領域酸化物16の生長(ステップ2
2)の前に、P−型(ホウ素)の領域注入48が寄生領
域のしきい値電圧を増加させるために行われる(ステッ
プ21)。垂直PNP74の場合、領域注入層48はコ
レクタ41とベース42との間の破壊電圧を改善するた
めにN−ベース層51から離される。厚いゲート酸化物
および薄いゲート酸化物76および77の形成、しきい
値調整のための注入、ポリシリコン・ゲートおよびイン
ターポリ誘電体形成およびEEPROM75のためのト
ンネル注入47およびトンネル・ウィンドウ46などの
プロセスの残りのステップは通常のCMOSプロセスと
類似の方法により行われる。
【0033】
【発明の効果】先行技術に比べ、本発明は次の効果をも
たらす。 1. EEPROMを備えた、BICMOSプロセスによ
る、低および/または高維持電圧の高性能垂直PNPの
製造方法。 2. N+、N−、およびP+の埋設層の形成のために2
つのドーパント基(ヒ素、ホウ素)のみしか使用してい
ないので、先行技術の3つの基(ヒ素、リン、ホウ素)
に比べ、エピタキシャルの前処理およびエピタキシャル
処理を簡単にすることができ、よりよい製造性をもたら
す。 3. 素子の速度/性能を制限してしまう、先行技術にお
けるN−ウェル層の、垂直PNPのN−ベースとしての
使用法に比べ、別個のN−ベース・マスクおよび注入を
用いることにより、異なる動作電圧の範囲に対して最適
なN−ベース・ドーパント断面および接合深度を形成す
ることができる。 4. 垂直PNPの側壁絶縁のために、N−ウェル注入を
N+シンカおよびN+埋設層と組み合わせて用いてお
り、これにより、高いコレクタと絶縁物との間の破壊電
圧および絶縁層の低い抵抗性を同時に達成することがで
きる。絶縁層の低い抵抗性は前述のように寄生PNPの
活動を押さえるので役立つ。 5. モジュラ・プロセスを用いることによって、同一基
盤上に高いおよび/または低い電圧のPNPおよびNP
Nトランジスタ、ラテラルPNPおよび基盤PNPトラ
ンジスタ、5つの異なるタイプの注入された抵抗、3つ
の異なるタイプの薄いフィルム抵抗、そして、EEPR
OMメモリの組み合わせを集積化することができ、上述
の素子のいずれを付加/削除しても、所定のプロセス・
シーケンスを用いて形成された他の素子の電気特性に与
える影響はあったとしても最小限のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の絶縁垂直NPNおよびラテラル
PNPトランジスタの実施例の断面図である。
【図2】図2は本発明のポリ1NMOSおよびPMOS
トランジスタ、インターポリ、キャパシタ、およびN−
ウェル抵抗の実施例の断面図である。
【図3】図3は本発明のポリ2NMOSおよびPMOS
トランジスタおよびP−ベース抵抗の実施例の断面図で
ある。
【図4】図4は本発明の同一基盤上の絶縁垂直PNPお
よびEEPROMセルの実施例の断面図である。
【図5】図5は本発明のプロセスの前終端におけるN
+、N−、およびP+埋設層の形成の図である。 表 1 プロセス・フローの要約 開始ウェハ: P−型 <100> プロセス・フロー: 1. パッド酸化(500Å) 2. 一面のP−型注入 3. 厚い酸化物の成長 4. N+埋設層(B/L)マスキング+エッチ 5. 薄いパッド酸化物 6. N−B/Lマスキング 7. N+B/L注入+レジスト・ストリップ 8. N−B/L注入 9. 埋設層ドライブ 10. P+B/Lマスキング 11. P+B/L注入+なまし焼き 12. P−エピタキシー 13. 〔N−ウェル形成ステップ〕 14. シンカーマスク+エッチ 15. シンカー設置/拡散 16. N−ベース・マスク(オプション1、高電圧垂直P
NPのため) 17. N−ベース注入(オプション1、高電圧垂直PNP
のため) 18. P−ベース・マスク(オプション1、高電圧垂直N
PNのため) 19. P−ベース注入(オプション1、高電圧垂直NPN
のため) 20. 窒化物設置 21. 活性マスクおよびエッチ 22. 領域注入マスク+領域 23. 〔領域酸化、ゲート酸化(ポリ1)、VT&トンネ
ル注入〕 24. ポリ1設置 25. ポリ1ドーピング 26 〔インターポリ誘電体形成ステップ〕 27. ポリ1マスキング+エッチ 28. ポリ1エッジ酸化 29. アレイ保護マスク+エッチ(ポリ2トランジスタ・
オプションのためにだけ) 30. 第2ゲート酸化(300Å、ポリ2トランジスタ・
オプションのためにだけ) 31. ポリ2VT注入(ポリ2トランジスタ・オプション
のためにだけ) 32. ポリ2設置+ドーピング 33. ポリ2マスク+エッチ 34. 前ソース/ドレイン酸化 35. N−ベース・マスク(オプション2、低電圧垂直P
NPのために) 36. N−ベース注入(オプション2、低電圧垂直PNP
のために) 37. P−ベース・マスク(オプション2、低電圧垂直N
PNのために) 38. P−ベース注入(オプション2、低電圧垂直NPN
のために) 39. なまし焼き (anneal) 40. N−リン注入マスク+注入(二重拡散ポリ1NMO
Sのために) 41. N+S/D(As75)注入マスク+注入 42. ポリ2酸化 43. P+S/D注入マスク+注入(BF2) 44. BPSG(ホウリンケイ酸ガラス)、金属加工、管
および表面処理ステップ工程終了
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115 8728−4M H01L 27/10 434

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P基盤上に垂直PNPトランジスタを形
    成するための方法であって、 前記P基盤中にN埋設層を形成し、 前記N埋設層中にP埋設層を形成し、 前記埋設層上の全体にかけてPエピタキシャル層を生長
    させ、 前記P埋設層上の全体にかけてNベース領域を注入し、 前記Nベース領域中にP領域を注入し、 前記埋設層および前記エピタキシャル層の形成の後、E
    EPROMトランジスタを形成するステップを含む方
    法。
  2. 【請求項2】 領域酸化層を形成するステップを更に含
    み、前記PNPトランジスタのための前記Nベースおよ
    びNPNトランジスタのためのPベースは高電圧のPN
    PおよびNPNトランジスタとするために前記領域酸化
    物を形成する前に形成される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 領域酸化層を形成するステップを更に含
    み、前記PNPトランジスタのための前記Nベースおよ
    びNPNトランジスタのためのPベースは低電圧のPN
    PおよびNPNトランジスタとするために前領域酸化層
    を形成した後で、かつ、MOSトランジスタのためのソ
    ースおよびドレイン領域の形成の前に形成される請求項
    1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 低抵抗性の外因性のベース領域を形成す
    るために、N+領域を前記Nベース領域に注入するステ
    ップを更に含み、前記N+注入ステップはまたNMOS
    トランジスタのソースおよびドレイン領域を形成する請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記PNPトランジスタのコレクタとし
    て前記Pエピタキシャル層のためのP+接触領域を形成
    するためにP+の注入を行うステップを更に含み、前記
    P+注入ステップはまたPMOSトランジスタのための
    ソースおよびドレイン領域を形成する請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記Nベース領域を注入するステップは
    NMOSトランジスタのソースおよびドレイン領域のた
    めのN−注入と同時に行われ、前記ソースおよびドレイ
    ン領域のための分離されたN+注入は前記NMOSトラ
    ンジスタのための二重拡散をなすよう行われる請求項1
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記埋設層および前記Pエピタキシャル
    層の形成の後、MOSトランジスタを形成するステップ
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記MOSトランジスタは厚いゲート酸
    化物により形成された高電圧のポリ (Poly) 1トランジ
    スタおよび薄いゲート酸化物により形成された低電圧の
    ポリ2トランジスタを含む請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記厚いゲート酸化物は前記薄いゲート
    酸化物の前に形成される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 P基盤上の垂直PNPトランジスタで
    あって、 前記P基盤内のN−埋設層と、 前記N埋設層内のP埋設層と、 前記埋設層上のPエピタキシャル層と、 前記N−埋設層の回わりの周囲N+埋設層と、 前記N+埋設層に下に向かって延びる周囲N+シンカー
    (Sinker) 領域と、 前記P埋設層上のNベース領域と、 前記Nベース領域内のP領域とを含み、 前記N+およびN−の領域の両者はヒ素注入により形成
    される垂直PNPトランジスタ。
  11. 【請求項11】 前記エピタキシャル層内に形成された
    EEPROMを更に含む請求項10に記載のトランジス
    タ。
  12. 【請求項12】 低抵抗の外因性 (extrinsic)ベース領
    域を形成するために前記Nベース領域の中に延びるN+
    領域を更に含む請求項10に記載のトランジスタ。
  13. 【請求項13】 前記PNPトランジスタのコレクタと
    して前記エピタキシャル層のためのP+接触領域を更に
    含む請求項10に記載のトランジスタ。
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