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JPH05241418A - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

Info

Publication number
JPH05241418A
JPH05241418A JP4041082A JP4108292A JPH05241418A JP H05241418 A JPH05241418 A JP H05241418A JP 4041082 A JP4041082 A JP 4041082A JP 4108292 A JP4108292 A JP 4108292A JP H05241418 A JPH05241418 A JP H05241418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
developing
developing device
rotary
driving source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4041082A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Kimura
則幸 木村
Minoru Suzuki
稔 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4041082A priority Critical patent/JPH05241418A/ja
Priority to US08/019,563 priority patent/US5325151A/en
Priority to DE4306039A priority patent/DE4306039C2/de
Publication of JPH05241418A publication Critical patent/JPH05241418A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0126Details of unit using a solid developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0896Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転型現像装置における回転体の位置決め・
固定を、簡単かつ単純な構成にして、高精度・確実に行
えるようにすること。 【構成】 回転軸21を中心に回転自在な回転体20を
設け、回転軸21周りに粉体現像剤を収容して潜像担持
体に対する剤搬送部材22Y,22M,22C を備えた複
数の現像器を回転体20に取付け、駆動源46によりこ
の回転体20を回動させて任意の現像器を潜像担持体に
対向する現像位置に変位させて現像を行うようにした回
転型現像装置において、駆動源46から回転体20に対
する駆動伝達経路中に回転体20側から駆動源46側へ
の駆動力の伝達を阻止する一方向伝達機構49を設け、
外力、振動などにより回転体20が回転又は振動しよう
としても一方向伝達機構49により駆動源46側に対す
る伝達を阻止することで、駆動源46を停止させておく
だけで、回転体20の動きを規制できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ,フ
ァクシミリ等の画像形成装置における回転型現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色分解光像の露光により潜像担持
体(感光体)上に形成された各潜像を各々色分解光の補
色のトナーで現像し、得られた複数のトナー像を同一転
写紙上に重ね合わせて転写する方式のフルカラー複写機
等の画像形成装置や、異なる色で再現すべき画像を別々
に潜像担持体上に露光して異なる色の現像剤で現像し、
得られた複数のトナー像を同一転写紙に重ね合わせて転
写する多色画像形成装置等が知られている。これらの画
像形成装置では、複数の現像ユニットを必要とするが、
各現像ユニットを各々別個独立に構成して潜像担持体の
周辺に並設すると装置が大型化してしまう。
【0003】そこで、潜像担持体に近接するように回転
体(円筒状ケーシング)を対向配置させるとともに、こ
の回転体内に複数の現像ユニットを所定の位置に支持
し、各現像ユニットを現像域に順次回動搬送させること
により、潜像担持体上の潜像を各色トナーにて現像する
ようにした回転型(リボルバー型、又は、ロータリ型と
も称されている)現像装置が開発されている。
【0004】このような回転型現像装置においては、現
像時に各現像ユニットに設けられた現像剤搬送部材(現
像ローラ)を潜像担持体に対向する現像域の所定箇所に
位置決め・固定する必要がある。ユニットの位置決め・
固定方法としては、例えば、特開昭61−3162号公
報、特開昭63−78175号公報等に示されるよう
に、回転体の外周部に凹溝状の切欠きを設け、回転体外
部に設けられたピン又はコロ状のストッパをこの切欠き
に係合させるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者において
は、回転体の慣性回転を吸収するスプリングの伸び方
向、後者においては、現像ユニットの色交換時の回転方
向に対しての位置規制力が弱いので、これらの方向に外
力、或いは振動が加わると、回転体が所定位置に対して
回転したり、振動してしまう不具合がある。また、前者
においては、現像ユニットの色交換開始以前に前記スト
ッパの規制を解除するソレノイド等の機構及び部品、動
作制御が必要であり、装置の複雑化、ひいては装置の高
価化を招くことになる。
【0006】他の位置決め・固定方法として、例えば特
開昭61−65276号公報等に記載されているよう
に、回転体の側面に設けられた位置決め・固定用の小孔
に直角方向に移動可能なピンを差し込むことによって回
転体を固定するようにしたものもある。しかし、この方
法においては、位置決めに際しピンと小孔の位置精度を
高くする必要がある。また、前述した特開昭61−31
62号公報と同様にピンを移動させるソレノイドやその
他の部品が必要になる上、回転体と一体的に回転する小
孔にピンを差し込むという機構上、極めて複雑な回転体
の回転制御が必要である。
【0007】このような公報記載例の他にも回転体の回
転駆動を単独の駆動源、例えば、ステッピングモータ
(パルスモータ)で行い、回転体の位置決め、固定をモ
ータ自体の持つ位置制御、保持力により行うものや、や
はり単独モータにブレーキ手段を設け、回転体の位置保
持を行う方法も考えられるが、何れも回転体の位置保持
時に常に電流を流し続けなければならない上、充分な保
持力を確保するために大型のモータを必要とするなど、
発熱や多大な電力消費、さらには装置のコストアップに
つながる。
【0008】結局、従来方式によると、回転型現像装置
における回転体の位置決め・固定手段、方式がまだ不十
分であり、簡単かつ単純な構成にして、高精度・確実な
機構が要望される。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、回転軸を中心に回転自在な回転体を設け、前記回転
軸周りに粉体現像剤を収容して潜像担持体に対する剤搬
送部材を備えた複数の現像器を前記回転体に取付け、駆
動源によりこの回転体を回動させて任意の前記現像器を
前記潜像担持体に対向する現像位置に変位させて現像を
行うようにした回転型現像装置において、前記駆動源か
ら前記回転体に対する駆動伝達経路中に前記回転体側か
ら前記駆動源側への駆動力の伝達を阻止する一方向伝達
機構を設けた。
【0010】この際、請求項2記載の発明では、ウォー
ムとこのウォームに噛合するウォームホイールとを駆動
側から順に設けた一方向伝達機構とした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の現像器を
取付けた回転体を回転させるための駆動伝達経路中に、
回転体側から駆動源側に対する駆動力の伝達を阻止する
一方向伝達機構を設けたので、外力、振動などにより回
転体が回転又は振動しようとしても一方向伝達機構によ
り駆動源側に対する伝達が阻止される。よって、駆動源
を停止させておくだけで、回転体の動きが規制される。
よって、複雑な駆動・位置決め機構や部品、制御系を用
いることなく、回転体の回転軸周りの回動変位を規制し
て、潜像担持体に対する位置決め・保持が確保される。
特に、請求項2記載の発明によれば、回転体に対する回
動駆動力がウォーム→ウォームホイールを介して伝達さ
れるので、駆動源側の出力の回転数に対して回転体の回
転数を大きな減速比で減速し得るものとなり、よって、
駆動源自体は高回転の高効率域で使用でき、その小型化
を図れる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図2に本発明が適用される回転型現像装置を
備えたフルカラー複写機の一例を示す。図2に示す複写
機において、原稿は左右方向に移動する原稿台1に載置
され、一定の位置で照明ランプ2によりスリット露光さ
れる。原稿からの反射光はロッドレンズアレイ3を介し
てベルト状の感光体(潜像担持体)4上に結像される。
この時、副走査駆動機構(図示せず)により原稿台1と
感光体4とを同期して移動させることにより原稿露光走
査が行なわれ、帯電器5aにより一様帯電された感光体
4上に静電潜像が形成される。感光体4の周囲に沿っ
て、図中矢印Aで示す回転方向の順に露光位置に続いて
後述する回転型現像装置5、転写ローラ6、クリーニン
グ装置7、除電ランプ8等が設けられている。露光々路
には、光の3原色である青、緑、赤の3色のフィルタ8
が交換自在に介在され、これらの各色フィルタ8を通し
て形成された潜像は各々、現像装置5中のイエロー、マ
ゼンタ、シアンの現像ユニット(現像器)9Y,9M,9
C で現像される。
【0013】転写部には、転写ローラ6を取り巻くよう
に転写搬送ベルト10が懸架されている。給紙台11よ
り給紙ローラ12、レジストローラ13を経て、転写紙
14が転写搬送ベルト10上に給紙され吸着されて、図
中、左右水平方向に直線往復移動することにより、3色
のトナー像は同一の転写紙14上に重ね合わせて転写さ
れる。3色の転写完了後に転写紙14は除電チャージャ
15によりベルト10とともに除電されてベルト10か
ら分離され、定着装置16により定着されてフルカラー
コピーが完成する。
【0014】ついで、現像装置5の構成・作用について
図3により詳細に説明する。本実施例の現像装置5にお
いては、回転体としての中空円筒状のケーシング20
が、回転軸21を中心に回転自在に設けられている。こ
のケーシング20は、後述するような駆動伝達機構によ
り矢印B方向に回動される。また、前記ケーシング20
の内部側には回転軸21から放射状に延出する3枚の仕
切板21aが設けられており、各仕切板21aで仕切ら
れる各色現像ユニット9Y,9M,9C が形成されてい
る。
【0015】図2に示す例では、1つの現像ユニット9
Y が現像位置にある。各現像ユニット9Y,9M,9C
は、剤搬送部材としての円筒状の現像ローラ22Y,2
M,22C が設けられている。これらの各現像ローラ
22Y,22M,22C は、前記ケーシング20外周面に
設けられた各開口部からその一部が外部に露出するよう
に配置され、後述する駆動伝達機構により、図中矢印C
方向に回転する。
【0016】ここに、本実施例の現像ユニット9Y
M,9C は、非磁性1成分現像剤を用いた現像装置
で、各ユニット9Y,9M,9C には、イエロー、マゼン
タ及びシアントナーが収納され、回転軸21を中心に選
択的に現像位置に回動して、順次感光体4上に形成され
た静電潜像を現像し、各現像像を同一転写紙14上に重
ね合わせることにより、フルカラー画像を形成するもの
である。
【0017】図中23は、例えば発泡ポリウレタン等の
弾性材からなる円筒状の供給ローラで、現像ローラ22
に圧接しながら、後述する駆動伝達機構により矢印D方
向に回転して、その摺動によりトナーを帯電させるとと
もに、現像ローラ22上にトナーを供給する。また、図
中24は、現像ローラ22の回転方向に対し前記ローラ
23より下流側に設けられた例えばウレタンゴム等から
なる弾性体ブレードで、現像ローラ22にその一端が圧
接され現像ローラ22上のトナー層厚を規制している。
また、図中25は駆動機構(図示せず)により適時回転
される攪拌装置としてのアジテータである。
【0018】次に、図4ないし図6を参照して現像装置
5の駆動機構について説明する。図4及び図5に示すよ
うに、現像装置5の回転軸21と同軸に、この回転軸2
1及び前記ケーシング20の側板20aに対して、回転
自在な太陽歯車27が設けられている。前記側板20a
には固定軸28が各現像ユニット9Y,9M,9C に対応
して設けられている。また、前記太陽歯車27に対し遊
星歯車として噛合するアイドラ歯車29が前記固定軸2
8に対して回転自在に設けられている。また、前記現像
ローラ22の軸上には歯車30が設けられ、前記供給ロ
ーラ23の軸上にも歯車31が設けられ、これらの歯車
30,31に噛合するクラッチ歯車32が前記固定軸2
8に対して回転自在に設けられている。
【0019】また、前記太陽歯車27には小径の歯車3
3が一体形成され、歯車34と噛合している。この歯車
34が装置本体に設けられた駆動源(図示せず)により
回動されることにより、現像動作中は常に太陽歯車2
7、アイドラ歯車29が一定回転している。また、前記
アイドラ歯車29にはラチェット状の凸部(又は凹部)
を周面に持つ胴部35が一体的に形成されているととも
に、前記クラッチ歯車32にはピン36が設けられてい
る。このピン36には揺動爪37がピン36により揺動
自在に設けられている。この揺動爪37には例えばねじ
りコイルバネ等の付勢手段(図示せず)により、図中矢
印F方向に付勢力が与えられている。
【0020】また、このような現像装置5を覆う一部開
口39aを有する円筒状のカバー39の内側で前記揺動
爪37に対応する位置には、突起39bがカバー39の
周方向に沿って設けられている。
【0021】これにより、各現像ユニット9Y,9M,9
C が現像位置以外の場所(非現像位置)にあるときは、
突起39bにより揺動爪37はその後端部が抑制され、
図6(a)に示すように、先端凸部がアイドラ歯車29の
胴部35から離れた状態に保持される。この状態では、
クラッチ歯車32には駆動力が伝達されず、従って非現
像位置では現像ローラ22及び供給ローラ23は回動さ
れない。しかし、前述したように現像位置においてはカ
バー39は開口39aを有しているので、現像装置5の
回動により各現像ユニット9Y,9M,9C が現像位置
(又はその近傍)に達すると、揺動爪37は突起39b
から解放され、ピン36を中心に矢印F方向に回転す
る。これにより、図6(b)に示すように、その先端がア
イドラ歯車29の胴部35に設けられた凸部と係合し、
アイドラ歯車29とともに図中矢印E方向に回転する。
これにより、現像位置においては、現像ローラ22及び
供給ローラ23に回転が与えられ、感光体4上に形成さ
れた静電潜像の現像が可能となる。
【0022】なお、このような一連の作像動作を終えた
ところで、画像形成装置本体側の現像駆動を停止し、全
ての現像ユニット9Y,9M,9C が停止状態になる。
【0023】なお、クラッチ機構としては図7ないし図
9に示すように構成してもよい。即ち、前記太陽歯車2
7に噛合させたアイドラ歯車29と、現像ローラ22用
の歯車30及び供給ローラ23用の歯車31に噛合させ
た歯車32とを、各々対向した円筒状の胴部を持つもの
とし、この胴部間にねじりコイルスプリング40を取付
けたいわゆるスプリングクラッチ構造としたものであ
る。前記コイルスプリング40の一端にはアーム40a
が形成されており、前記実施例の場合と同様に非現像時
にはこのアーム40aが現像装置5を覆うカバー39の
突起39bによりその回動を抑制される。この抑制力は
コイルスプリング40の緩み方向に働き、アイドラ歯車
29が空転し、非現像時には現像ローラ22、供給ロー
ラ23に駆動力は伝達されない。
【0024】一方、現像装置5の回動により、各現像ユ
ニット9Y,9M,9C が現像位置に達すると、コイルス
プリング40のアーム40aがカバー39の突起39b
から解放され、アイドラ歯車29の回転が歯車32に伝
えられ、現像位置で現像ローラ22、供給ローラ23が
回転される。
【0025】このように、一方向にのみ駆動力を伝達す
るメカニカルクラッチ構造を有するので、例えば太陽歯
車27等に通常と逆向きの力が加わっても、現像ローラ
22には力の伝達は行われず、現像ローラ22の逆転に
よるトナー飛散や、現像ユニットの損傷等の不具合を防
止している。なお、駆動の断続を行うクラッチは、これ
らの図示例に限られない。
【0026】また、これらの図示例ではクラッチに対し
て駆動の断続を規制する規制部材を突起39bとし、ユ
ニットのカバー39と一体で形成した例についてのみ説
明したが、このような規制部材は例えばその構成上、画
像形成装置本体側板に設けられたり、その他これも限定
されるものではない。さらに、クラッチ機構は現像ロー
ラ22の軸、供給ローラ23の軸等に直接設けることも
可能である。
【0027】また、これらの実施例によれば、駆動の断
続にはクラッチ機構を用い、相対する歯車(ギア)は常
に一定の噛合を保ったままであるので、現像ユニットの
切り替え時における不正噛合や、振動、騒音の発生、さ
らには歯車の破損等の問題を防止できる。また、所定の
現像位置(及び、その極近傍)のみで現像ローラ22の
駆動を行うので、非現像位置におけるトナー飛散の防止
ができる。さらに、常に単一ユニットのみの駆動を行う
ので、余剰な駆動トルクを必要とせず、かつ、非現像位
置における現像ユニットに負荷を与えないので、ユニッ
トの寿命を延ばすこともできる。
【0028】また、駆動の断続にはメカニカルクラッチ
を用い、簡単な構成で信頼性の高い駆動機構を現像装置
側に持たせたので、現像装置を殆ど大型化せずに画像形
成装置本体側の駆動機構を簡略化、小型化できる。ま
た、電磁クラッチやソレノイド等の電気部品を使用して
いないので、ノイズに強く、安価な駆動機構を提供でき
る。
【0029】さらに、これらの実施例で用いたようなメ
カニカルクラッチは一定方向のみの駆動伝達を行うの
で、例えば駆動モータ異常や、外的な力によって太陽歯
車27等に逆向きの回転力が加わっても感光体4には力
の伝達は行われず、現像ローラ22の逆転によるトナー
の飛散や、現像ユニットの損傷等の不具合を生じること
がない。現像ユニット(現像ローラ)駆動は、作像動作
中(プリントスタート〜終了)常に一定で、現像切り替
え時の動作制御が不要である。また、現像ローラ駆動の
立上り、立下げに要する時間が不要になり、作像動作の
高速化を図れる等の効果がある。
【0030】しかして、本実施例の要旨について、図
1、図10及び図11により説明する。まず、回転体と
して機能するケーシング20(側板20a)の外周部に
は歯車42が全周に設けられている(図5参照)。ま
た、この歯車42に噛合するように、駆動歯車43が軸
44に一体的に回転するようにして、軸受(図示せず)
により画像形成装置本体に回転自在に取付けられてい
る。さらに、ウォームホイール45が、この軸44と一
体的に回転するように取付けられる。また、現像装置回
転駆動用の駆動源としてステッピングモータ(パルスモ
ータ)46が設けられ、そのモータ軸47上にはウォー
ム48がモータ軸47と一体的に回転するように設けら
れるとともに、ウォーム48が前記ウォームホイール4
5に噛合するように配設されている。これらのウォーム
48とウォームホイール45とにより駆動伝達経路中に
おける一方向伝達機構49が構成されている。ここに、
本実施例では、ウォーム48として1条、進み角約3゜
のものを使用し、ウォームホイール45として歯数30
枚のものを用いた。また、側板20aの外周歯車42は
歯数120枚、駆動歯車43は歯数20枚の各々ネジレ
角20゜のハスバ歯車を使用した。また、歯車の軸間距
離、歯形精度を管理することにより、歯車間のバックラ
ッシを小さく抑えるようにしている。
【0031】本実施例においては、前述したように回転
体を3つの現像ユニット9Y,9M,9C に区切り、各々
の現像ユニット9Y,9M,9C に現像ローラ22を配設
している。即ち、現像色の切り替え時には、現像装置5
を通常120゜回動させ、現像ローラ22が感光体4に
対向した所定の現像位置に達した所で現像装置5の回動
を停止し、位置保持を行うことになる。よって、本実施
例の場合、前述の現像装置駆動から分かるように、次色
への色切り替え時には外周歯車42を40枚分、即ち、
現像装置回転駆動用のステッピングモータ46を所定時
間内に60回転させることになる。
【0032】ステッピングモータ46が所定の回転数
(パルス数)だけ回転したところで、このモータ46を
停止させるが、この時、前述のクラッチ機構により現像
ローラ22には駆動力が加わっている。この駆動力によ
り、図4に示した歯車33と歯車34の間には、図中矢
印G方向へ現像装置5を回転させようとする回転力が働
く。ところが、本実施例においては、上述のごとく現像
装置回転駆動用のステッピングモータ46からの駆動伝
達経路中にウォーム48とウォームホイール45が介在
されているので、その進み角とネジレ角の関係から、現
像装置5側からの回転力がモータ46側には伝達されな
い。即ち、モータ46の回転を停止させておくだけで、
現像装置5の回転軸21周りの回転は規制され、現像装
置5の位置決め・保持がなされている。さらに、ウォー
ム48、ウォームホイール45を用いることで、モータ
46出力軸の回転数に対し、回転体(ケーシング20)
の回転数を大きな減速比で減速できるため、モータ自体
を高回転の高効率域で使用しており、モータ自体を小型
化できる上、モータに他の減速器を用いる必要もない。
【0033】また、現像装置5の回転、停止の際に、現
像装置5自体の慣性力によるイナーシャが働くが、これ
も前述した構成により吸収され、円滑、かつ、正確な位
置決め、保持がなされる。さらに、本実施例のようにス
テッピングモータ46を用いることで、回転時の回転速
度制御を容易に行うことができ、より円滑な回転体の回
動動作が行える。
【0034】ところで、図11にステッピングモータ4
6の回転速度制御の一例を示す。回転開始直後、及び
に、停止直前に各々スローアップ(増速)、スローダウ
ン(減速)域を設け、これにより、回転体の回転、停止
時における慣性力の作用を小さく抑えている。
【0035】図12は変形例を示し、現像装置5の回転
軸21上にこの回転軸21と一体的に回転するウォーム
ホイール45を配設し、モータ46の軸47上に一体的
に取付けられたウォーム48と直接噛合させたものであ
る。これにより、歯車間のバックラッシを極めて小さく
できるため、一層正確な位置決め・保持がなされ、現像
ローラ22駆動時に発生する現像装置の微小な振動も防
止できる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の現
像器が取付けられた回転体を回動させる駆動源からの駆
動伝達経路内に、駆動源側からの回転駆動は伝達する
が、回転体側から駆動源方向には力の伝達を阻止する一
方向伝達機構を介在させたので、外力、振動などにより
回転体が回転又は振動しようとしても一方向伝達機構に
より駆動源側に対する伝達が阻止されるものとなり、よ
って、駆動源を停止させておくだけで、回転体の動きを
規制でき、複雑な駆動・位置決め機構や部品、制御系を
用いることなく、回転体の回転軸周りの回動変位を規制
して、潜像担持体に対する位置決め・保持を確保でき
る。特に、請求項2記載の発明によれば、回転体に対す
る回動駆動力をウォーム→ウォームホイールを介して伝
達させる一方向伝達機構としたので、駆動源側の出力の
回転数に対して回転体の回転数を大きな減速比で減速さ
せることができ、よって、駆動源自体を高回転の高効率
域で使用でき、その小型化を図れるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駆動伝達系の概略正面
図である。
【図2】フルカラー複写機全体構成を示す概略正面図で
ある。
【図3】その現像装置部分を拡大して示す概略正面図で
ある。
【図4】現像装置に体する駆動伝達系を示す概略正面図
である。
【図5】その一部の断面構造図である。
【図6】駆動伝達の断続動作を示す概略正面図である。
【図7】クラッチ機構の変形例を示す側面図である。
【図8】その駆動伝達の断続動作を示す概略正面図であ
る。
【図9】コイルスプリングの構成図である。
【図10】回転体駆動系を示す概略斜視図である。
【図11】ステッピングモータの回転速度制御を示す特
性図である。
【図12】回転体駆動系の変形例を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 潜像担持体 9Y,9M,9C 現像器 20 回転体 21 回転軸 22 剤搬送部材 45 ウォームホイール 46 駆動源 48 ウォーム 49 一方向伝達機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を中心に回転自在な回転体を設
    け、前記回転軸周りに粉体現像剤を収容して潜像担持体
    に対する剤搬送部材を備えた複数の現像器を前記回転体
    に取付け、駆動源によりこの回転体を回動させて任意の
    前記現像器を前記潜像担持体に対向する現像位置に変位
    させて現像を行うようにした回転型現像装置において、
    前記駆動源から前記回転体に対する駆動伝達経路中に前
    記回転体側から前記駆動源側への駆動力の伝達を阻止す
    る一方向伝達機構を設けたことを特徴とする回転型現像
    装置。
  2. 【請求項2】 ウォームとこのウォームに噛合するウォ
    ームホイールとを駆動側から順に設けた一方向伝達機構
    としたことを特徴とする請求項1記載の回転型現像装
    置。
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