JPH0523647B2 - - Google Patents
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- JPH0523647B2 JPH0523647B2 JP60180215A JP18021585A JPH0523647B2 JP H0523647 B2 JPH0523647 B2 JP H0523647B2 JP 60180215 A JP60180215 A JP 60180215A JP 18021585 A JP18021585 A JP 18021585A JP H0523647 B2 JPH0523647 B2 JP H0523647B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、論理回路に係わるもので、特にラ
ツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフリツプ
フロツプ回路に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、ラツチ回路(Transperent Latch)は、
例えば第21図aに示すように構成されている。
すなわち、入力データDIは、クロツク信号φで
制御されるクロツクドインバータ11の入力端D
に供給される。このクロツクドインバータ11の
出力端には、インバータ12の入力端が接続され
るとともに、クロツク信号で制御されるクロツ
クドインバータ13の出力端が接続される。そし
て、上記インバータ12の出力端と上記クロツク
ドインバータ13の入力端とが接続され、上記イ
ンバータ12の出力端Qからラツチ出力DOを得
るようになつている。第21図bに、上記第21
図aの回路のブロツク図を示す。 第22図は、上記第21図aに示したラツチ回
路を2段縦列接続して構成したマスタースレーブ
型のD型フリツプフロツプ回路を示している。第
23図は、クロツク信号φ,でそれぞれ制御さ
れるクロツクドインバータ141,142と、イン
バータ151,152とを継続接続して構成したD
型フリツプフロツプ回路を示しており、上記第2
2図におけるクロツクドインバータ131,132
を除去したものである。上記第22図および第2
3図に示したフリツプフロツプ回路は、第24図
に示すようなブロツク図で表わされる。このよう
なD型フリツプフロツプ回路を、第25図に示す
ように複数段継続接続するとシフトレジスタが構
成できる。第25図において、各D型フリツプフ
ロツプ161,162…16nは、クロツク信号φ
の立ち下がりで順次次段にデータをシフトする。 上述したように、ラツチ回路はフリツプフロツ
プ回路やシフトレジスタ等の基本回路となつてい
る。 ところで、上述したD型フリツプフロツプ回路
は、コンピユータのレジスタ等に広く使用されて
いるが、コンピユータの動作速度の高速化に伴な
つて、上記D型フリツプフロツプ回路の高速化も
望まれている。特に、パイプライン処理で動作す
るスーパーコンピユータのステージを形成するレ
ジスタなどに対してはこのような要求が強い。 しかし、上記のような構成では、上述したよう
な高速化に充分答えられない欠点がある。これ
は、上記ラツチ回路やフリツプフロツプ回路を構
成するクロツクドインバータに問題がある。以
下、これについて詳述する。クロツクドインバー
タは、第26図に示すように電源VDDとVSS間に
直列接続されたPチヤネル形MOSトランジスタ
Q1,Q2およびNチヤネル型MOSトランジスタ
Q3,Q4から構成されている。上記MOSトランジ
スタQ1,Q4のゲートにはクロツク信号φ,が
それぞれ供給され、上記MOSトランジスタQ2,
Q3のゲートには、入力データDIが供給される。
そして、上記MOSトランジスタQ2とQ3との接続
点から出力データDOを得る。 上記のような構成のクロツクドインバータを用
いて前記第22図や第23図に示すようなD型フ
リツプフロツプを構成した場合、入力データDI
をラツチするためには、クロツク信号φが“1”
レベル(は“0”レベル)の期間内にクロツク
ドインバータ111あるいは141の出力ノード
N1,N2がインバータ121あるいは151の回路
しきい値VMにそれぞれ達する必要がある。この
ため、クロツク信号φ,の周波数を高くするの
には限界がある。また、ノードN1,N2の電位が
たとえ回路しきい値VMに達したとしても、各ノ
ードN1,N2が充分にプリチヤージあるいはデイ
スチヤージされないうちにクロツク信号φが
“0”レベルとなると、次段のゲートを駆動する
のに時間がかかり、動作速度の低下の原因とな
る。さらには、クロツクドインバータを構成する
Pチヤネル形のMOSトランジスタQ1,Q2のしき
い値電圧が製造プロセス上の原因や使用時におい
て設定値よりも低くなつた場合(例えば−0.8V
の設定値に対して−1.5V程度に低下)、Pチヤネ
ルMOSトランジスタQ1,Q2のドライブ能力が著
しく低下し、出力ノードを短時間で“1”レベル
にすることができず、動作速度の低下と信頼性の
低下を招く。 〔発明の目的〕 この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、高速動作が可
能であり、且つ動作マージンが広く高信頼性を有
するラツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフ
リツプフロツプ回路を提供することである。 〔発明の概要〕 すなわち、この発明においては、上記の目的を
達成するために、第1の発明であるラツチ回路
は、第1のクロツクドゲートと、この第1クロツ
クドゲートの入力端に出力端が接続されるととも
に出力端に入力端が接続され、上記第1クロツク
ドゲートと同じクロツク信号によつて制御される
第2のクロツクドゲートと、制御信号によつて制
御され上記第1クロツクドゲートの入力端にデー
タを供給する第1のデータ転送ゲートと、上記制
御信号によつて制御され上記第2クロツクドゲー
トの入力端に上記データと逆相のデータを供給す
る第2のデータ転送ゲートとを具備し、上記第
2、第1のクロツクドゲートの出力端から互いに
逆相のラツチ出力を得ることを特徴とする。 第2の発明であるフリツプフロツプ回路は、第
1のクロツク信号で制御される第1のクロツクド
ゲートと、この第1クロツクドゲートの入力端に
出力端が接続されるとともに出力端に入力端が接
続され、上記第1のクロツク信号によつて制御さ
れる第2のクロツクドゲートと、第1の制御信号
によつて制御され上記第1クロツクドゲートの入
力端にデータを供給する第1のデータ転送ゲート
と、上記第1の制御信号によつて制御され上記第
2クロツクドゲートの入力端に上記データと逆相
のデータを供給する第2のデータ転送ゲートと、
第2のクロツク信号で制御される第3のクロツク
ドゲートと、この第3のクロツクドゲートの入力
端に出力端が接続されるとともに出力端に入力端
が接続され、上記第2のクロツク信号によつて制
御される第4のクロツクドゲートと、第2の制御
信号によつて制御され、上記第2のクロツクドゲ
ートの出力端から出力される第1のラツチ信号を
上記第3クロツクドゲートの入力端に供給する第
3のデータ転送ゲートと、上記第2の制御信号に
よつて制御され、上記第1のクロツクドゲートの
出力端から出力される第2のラツチ信号を上記第
4クロツクドゲートの入力端に供給する第4のデ
ータ転送ゲートとを具備し、上記第4、第3クロ
ツクドゲートの出力端から互いに逆相の出力を得
ることを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図aは、ラツチ回路の構成例
を、第1図bはそのブロツク図をそれぞれ示して
いる。クロツク信号φで制御されるクロツクドイ
ンバータ(データ転送ゲート)171,172の入
力端にはそれぞれ、逆相のデータDI,が供給
される。上記クロツクドインバータ171,172
の出力端間には、クロツク信号で制御されるク
ロツクドインバータ(クロツクドゲート)181
の入、出力端がそれぞれ接続されるとともに、ク
ロツク信号で制御されるクロツクドインバータ
(クロツクドゲート)182出、入力端がそれぞれ
接続される。そして、上記クロツクドインバータ
181,182の入力端と出力端との接続点N3、
出力端と入力端との接続点N4からそれぞれラツ
チ出力信号DO,を得るようにして成る。 上記のような構成において、クロツクドインバ
ータ181,182はセンスアンプ回路を構成して
おり、クロツクドインバータ171,172を介し
て入力されたデータDI,を増幅するようにな
つている。今、クロツク信号φが“1”レベルに
なつたとすると、データDI,はクロツクドイ
ンバータ171,172をそれぞれ介してノード
N3,N4に供給される。そして、クロツク信号
が“1”レベルとなると、ノードN3,N4の電位
がクロツクドインバータ181,182により増幅
されてラツチされる。この際、何らかの原因によ
りクロツクドインバータ171,172の回路しき
い値VMに変動があつたとしても、ノードN3,N4
の電位の大小関係が正しければ、これらのノード
N3,N4は、クロツクドインバータ181,182
により直ちに正しい電位に補正される。例えば、
各クロツクドインバータ171,172,181,
182の回路しきい値VMを2.5Vとし、入力データ
DI=“0”(0V)、DI=“1”(5V)を与え、クロツ
ク信号φが“1”レベルから“0”レベルに変化
した時、ノードN3,N4の電位がそれぞれ1.5V、
1.0Vとなつたとしても、この電位はクロツクド
インバータ181,182により直ちに5V、0Vに
補正され、これらのノードN3,N4に接続された
ノードにデータを与えることができる。なお、ク
ロツク信号φが“0”レベルの時は、クロツクド
インバータ181,182によりノードN3,N4の
データがスタテイツクに保持される。 従つて、このような構成によれば、クロツクド
インバータ171,172の少なくともいずれか一
方が充分にデータDIあるいはDIを取り込めば、他
方が正常に動作せずその出力ノードの電位が次段
に接続されるゲートの回路しきい値VMに達しな
くても正常動作が行なえ、高い信頼性が得られ
る。また、クロツクドインバータ171,172の
出力が完全に定まらなくても、その大小関係が決
まれば良いので、動作速度の高速化も図れる。 第2図ないし第7図はそれぞれ、上記第1図a
におけるクロツクドインバータ181,182から
成るセンスアンプ回路を回路シユミレーシヨン
SPICEを用いてシユミレーシヨンした結果を示
している。このシユミレーシヨンでは、第8図に
示すように回路構成している。このような回路を
CMOS化し、Nチヤネル形MOSトランジスタの
チヤネル幅Wnとチヤネル長Lnとの比をWn/Ln
=15/1.2、Pチヤネル形MOSトランジスタのチ
ヤネル幅Wpとチヤネル長Lpとの比をWp/Lp=
22/1.5にそれぞれ設定している。第2図は、A
(第1図におけるノードN3に対応)を5V、B(第
1図におけるノードN4に対応)を0Vに初期設定
した後、クロツク信号を与えた場合のシユミレ
ーシヨン結果を示している。同様に、第3図はA
=4V、B=1V、第4図はA=3V、B=2V、第
5図はA=2.6V、B=2.4V、第6図はA=2V、
B=1V、および第7図はA=1V、B=0Vにそれ
ぞれ初期設定した後、クロツク信号を与えてい
る。図示するように、たとえ入力された信号A,
Bのレベルがインバータ191,192の回路しき
い値電圧VMより低くても、クロツクドインバー
タ181,182の増幅動作により、最終的には
A′=0V、B′=5Vに設定される。このように、与
えられるデータの一方が不完全な値でも充分に動
作可能である。 次に、第9図に示すように、第8図におけるク
ロツクドインバータ181に代えてインバータ2
0を設け、同様な回路シユミレーシヨンを行なつ
た。この結果を第10図および第11図に示す。
第10図においては、A=2.5Vに設定しており、
第11図ではA=2Vに初期設定した後、クロツ
ク信号を供給している。図示するように、第9
図に示すような回路構成では、入力信号Aが
2.5Vであればこの電位をクロツクドインバータ
182とインバータ20とによつて5Vに補正でき
るが、入力信号Aが2Vでは0Vとなつてしまい補
正が不可能である。これに対し、前記第8図の回
路では、第6図および第7図に示したように、入
力信号Aが2Vおよび1Vの場合でもこれを5Vに補
正してラツチできる。 第12図aは、この発明の他の実施例を示して
いる。図において、前記第1図と同一構成部には
同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。す
なわち、前記第1図におけるクロツクドインバー
タ182に代えて、クロツクドナンドゲート21
を設けており、このクロツクドナンドゲート21
にゼツト信号を供給することにより、セツト可
能にしている。第12図bに上記第12図aのブ
ロツク図を示す。 このような構成においても基本的には前記第1
図aの回路と同様な動作を行ない、同じ効果が得
られる。 なお、上記各実施例では、データ転送ゲートと
してクロツクドインバータ171,172を用いた
が、第13図に示すようにトランスフアゲート2
21,222を設けるとともに、ノードN3,N4に
インバータ231,232を設け、これらインバー
タ231,232の出力端からラツチ出力DO,DOを
得るようにしても良い。 第14図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、前記第1図aに示したラツチ回路を2段縦続
接続してマスタースレーブ型のD型フリツプフロ
ツプを構成している。クロツク信号(第1の制御
信号)で制御されるクロツクドインバータ171,
172の入力端にはそれぞれ、逆相のデータDI,DI
が供給される。上記各クロツクドインバータ17
1,172の出力端間には、クロツク信号で制御
されるクロツクドインバータ181の入力端およ
び出力端が接続されるとともに、クロツク信号
で制御されるクロツクドインバータ182の出力
端および入力端がそれぞれ接続される。上記クロ
ツクドインバータ181の入力端とクロツクドイ
ンバータ182の出力端との接続点(ノードN3)
には、クロツク信号(第2の制御信号)で制御
されるクロツクドインバータ173の入力端が接
続される。また、上記クロツクドインバータ18
2の入力端とクロツクドインバータ181の出力端
との接続点(ノードN4)には、クロツク信号
で制御されるクロツクドインバータ174の入力
端が接続される。上記各クロツクドインバータ1
73,174の出力端間には、クロツク信号φで制
御されるクロツクドインバータ183の入力端お
よび出力端が接続されるとともに、クロツク信号
φで制御されるクロツクドインバータ184の出
力端および入力端がそれぞれ接続される。そし
て、上記クロツクドインバータ183の入力端と
クロツクドインバータ184の出力端との接続点
(ノードN5)から出力信号DOを得、上記クロツ
クドインバータ184の入力端とクロツクドイン
バータ183の出力端との接続点(ノードN6)か
ら出力信号DOを得るようにして成る。 上記のような構成において、クロツクドインバ
ータ171,172および181,182から成るラ
ツチ回路と、クロツクドインバータ173,174
および181,182から成るラツチ回路はそれぞ
れ、前記第1図aの回路と全く同じ動作を行な
う。従つて、各々のラツチ回路は高速動作が可能
で且つ高信頼性を有しており、このようなラツチ
回路を縦続接続して構成したフリツプフロツプ回
路も高速動作が可能であり、動作マージンが広く
高信頼性が得られる。 第15図は、前記第14図に示したフリツプフ
ロツプ回路に対して、前述した回路シユミレーシ
ヨンSPICEを用いて動作シユミレーシヨンを行
なつた結果を示している。ここでは、前記第14
図の回路をCMOS化し、Nチヤネル形MOSトラ
ンジスタのチヤネル幅Wnとチヤネル長Lnとの比
をWn/Ln=15/1.2、Pチヤネル形MOSトラン
ジスタのチヤネル幅Wpとチヤネル長Lpとの比を
Wp/Lp=15/1.2にそれぞれ設定しており、ク
ロツク信号φは333.33MHz(周期3nsec)にして
いる。図示するように、クロツク信号φが高周波
数であつても充分に動作可能であることがわか
る。 第16図は、前記第14図に示したフリツプフ
ロツプ回路のブロツク図を示している。このフリ
ツプフロツプ回路24を、第17図に示すように
入力端D,と出力端Q,を各々接続して複数
段(n段)縦続接続し、各クロツク入力端CKに
同じクロツク信号φを供給すると、シフトレジス
タが構成できる。 なお、第18図に示すように、前記第14図に
示したフリツプフロツプ回路におけるノードN3,
N4とクロツクドインバータ173,174の入力
端間、およびノードN2,N6にそれぞれインバー
タ251〜254を設け、インバータ253,254
から出力信号DO,DOを得るようにしても前記第1
4図の回路と同様な動作を行ない同じ効果が得ら
れる。 第19図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、前記第18図におけるデータ転送ゲートとし
てのクロツクドインバータ171,174に代え
て、トランスフアゲート261〜264をそれぞれ
設けたものである。この回路は、前記第13図に
示したラツチ回路を2段縦続接続したものに相当
する。 第20図は、フリツプフロツプ回路のさらに他
の構成例を示している。すなわち、前記各実施例
ではクロツク信号φ,を用いたが、第20図に
示す回路ではクロツク信号φ1,1およびφ2,2
をそれぞれ用いており、回路構成は前記第14図
と同じになつている。 前記第19図および第20図に示したような構
成でも、基本的には前記第14図および第18図
の回路と同様な動作を行ない同じ効果が得られる
のはもちろんである。 〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によれば、高速動
作が可能であり、且つ動作マージンが広く高信頼
性を有するラツチ回路およびこのラツチ回路を用
いたフリツプフロツプ回路が得られる。
ツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフリツプ
フロツプ回路に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、ラツチ回路(Transperent Latch)は、
例えば第21図aに示すように構成されている。
すなわち、入力データDIは、クロツク信号φで
制御されるクロツクドインバータ11の入力端D
に供給される。このクロツクドインバータ11の
出力端には、インバータ12の入力端が接続され
るとともに、クロツク信号で制御されるクロツ
クドインバータ13の出力端が接続される。そし
て、上記インバータ12の出力端と上記クロツク
ドインバータ13の入力端とが接続され、上記イ
ンバータ12の出力端Qからラツチ出力DOを得
るようになつている。第21図bに、上記第21
図aの回路のブロツク図を示す。 第22図は、上記第21図aに示したラツチ回
路を2段縦列接続して構成したマスタースレーブ
型のD型フリツプフロツプ回路を示している。第
23図は、クロツク信号φ,でそれぞれ制御さ
れるクロツクドインバータ141,142と、イン
バータ151,152とを継続接続して構成したD
型フリツプフロツプ回路を示しており、上記第2
2図におけるクロツクドインバータ131,132
を除去したものである。上記第22図および第2
3図に示したフリツプフロツプ回路は、第24図
に示すようなブロツク図で表わされる。このよう
なD型フリツプフロツプ回路を、第25図に示す
ように複数段継続接続するとシフトレジスタが構
成できる。第25図において、各D型フリツプフ
ロツプ161,162…16nは、クロツク信号φ
の立ち下がりで順次次段にデータをシフトする。 上述したように、ラツチ回路はフリツプフロツ
プ回路やシフトレジスタ等の基本回路となつてい
る。 ところで、上述したD型フリツプフロツプ回路
は、コンピユータのレジスタ等に広く使用されて
いるが、コンピユータの動作速度の高速化に伴な
つて、上記D型フリツプフロツプ回路の高速化も
望まれている。特に、パイプライン処理で動作す
るスーパーコンピユータのステージを形成するレ
ジスタなどに対してはこのような要求が強い。 しかし、上記のような構成では、上述したよう
な高速化に充分答えられない欠点がある。これ
は、上記ラツチ回路やフリツプフロツプ回路を構
成するクロツクドインバータに問題がある。以
下、これについて詳述する。クロツクドインバー
タは、第26図に示すように電源VDDとVSS間に
直列接続されたPチヤネル形MOSトランジスタ
Q1,Q2およびNチヤネル型MOSトランジスタ
Q3,Q4から構成されている。上記MOSトランジ
スタQ1,Q4のゲートにはクロツク信号φ,が
それぞれ供給され、上記MOSトランジスタQ2,
Q3のゲートには、入力データDIが供給される。
そして、上記MOSトランジスタQ2とQ3との接続
点から出力データDOを得る。 上記のような構成のクロツクドインバータを用
いて前記第22図や第23図に示すようなD型フ
リツプフロツプを構成した場合、入力データDI
をラツチするためには、クロツク信号φが“1”
レベル(は“0”レベル)の期間内にクロツク
ドインバータ111あるいは141の出力ノード
N1,N2がインバータ121あるいは151の回路
しきい値VMにそれぞれ達する必要がある。この
ため、クロツク信号φ,の周波数を高くするの
には限界がある。また、ノードN1,N2の電位が
たとえ回路しきい値VMに達したとしても、各ノ
ードN1,N2が充分にプリチヤージあるいはデイ
スチヤージされないうちにクロツク信号φが
“0”レベルとなると、次段のゲートを駆動する
のに時間がかかり、動作速度の低下の原因とな
る。さらには、クロツクドインバータを構成する
Pチヤネル形のMOSトランジスタQ1,Q2のしき
い値電圧が製造プロセス上の原因や使用時におい
て設定値よりも低くなつた場合(例えば−0.8V
の設定値に対して−1.5V程度に低下)、Pチヤネ
ルMOSトランジスタQ1,Q2のドライブ能力が著
しく低下し、出力ノードを短時間で“1”レベル
にすることができず、動作速度の低下と信頼性の
低下を招く。 〔発明の目的〕 この発明は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、高速動作が可
能であり、且つ動作マージンが広く高信頼性を有
するラツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフ
リツプフロツプ回路を提供することである。 〔発明の概要〕 すなわち、この発明においては、上記の目的を
達成するために、第1の発明であるラツチ回路
は、第1のクロツクドゲートと、この第1クロツ
クドゲートの入力端に出力端が接続されるととも
に出力端に入力端が接続され、上記第1クロツク
ドゲートと同じクロツク信号によつて制御される
第2のクロツクドゲートと、制御信号によつて制
御され上記第1クロツクドゲートの入力端にデー
タを供給する第1のデータ転送ゲートと、上記制
御信号によつて制御され上記第2クロツクドゲー
トの入力端に上記データと逆相のデータを供給す
る第2のデータ転送ゲートとを具備し、上記第
2、第1のクロツクドゲートの出力端から互いに
逆相のラツチ出力を得ることを特徴とする。 第2の発明であるフリツプフロツプ回路は、第
1のクロツク信号で制御される第1のクロツクド
ゲートと、この第1クロツクドゲートの入力端に
出力端が接続されるとともに出力端に入力端が接
続され、上記第1のクロツク信号によつて制御さ
れる第2のクロツクドゲートと、第1の制御信号
によつて制御され上記第1クロツクドゲートの入
力端にデータを供給する第1のデータ転送ゲート
と、上記第1の制御信号によつて制御され上記第
2クロツクドゲートの入力端に上記データと逆相
のデータを供給する第2のデータ転送ゲートと、
第2のクロツク信号で制御される第3のクロツク
ドゲートと、この第3のクロツクドゲートの入力
端に出力端が接続されるとともに出力端に入力端
が接続され、上記第2のクロツク信号によつて制
御される第4のクロツクドゲートと、第2の制御
信号によつて制御され、上記第2のクロツクドゲ
ートの出力端から出力される第1のラツチ信号を
上記第3クロツクドゲートの入力端に供給する第
3のデータ転送ゲートと、上記第2の制御信号に
よつて制御され、上記第1のクロツクドゲートの
出力端から出力される第2のラツチ信号を上記第
4クロツクドゲートの入力端に供給する第4のデ
ータ転送ゲートとを具備し、上記第4、第3クロ
ツクドゲートの出力端から互いに逆相の出力を得
ることを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図aは、ラツチ回路の構成例
を、第1図bはそのブロツク図をそれぞれ示して
いる。クロツク信号φで制御されるクロツクドイ
ンバータ(データ転送ゲート)171,172の入
力端にはそれぞれ、逆相のデータDI,が供給
される。上記クロツクドインバータ171,172
の出力端間には、クロツク信号で制御されるク
ロツクドインバータ(クロツクドゲート)181
の入、出力端がそれぞれ接続されるとともに、ク
ロツク信号で制御されるクロツクドインバータ
(クロツクドゲート)182出、入力端がそれぞれ
接続される。そして、上記クロツクドインバータ
181,182の入力端と出力端との接続点N3、
出力端と入力端との接続点N4からそれぞれラツ
チ出力信号DO,を得るようにして成る。 上記のような構成において、クロツクドインバ
ータ181,182はセンスアンプ回路を構成して
おり、クロツクドインバータ171,172を介し
て入力されたデータDI,を増幅するようにな
つている。今、クロツク信号φが“1”レベルに
なつたとすると、データDI,はクロツクドイ
ンバータ171,172をそれぞれ介してノード
N3,N4に供給される。そして、クロツク信号
が“1”レベルとなると、ノードN3,N4の電位
がクロツクドインバータ181,182により増幅
されてラツチされる。この際、何らかの原因によ
りクロツクドインバータ171,172の回路しき
い値VMに変動があつたとしても、ノードN3,N4
の電位の大小関係が正しければ、これらのノード
N3,N4は、クロツクドインバータ181,182
により直ちに正しい電位に補正される。例えば、
各クロツクドインバータ171,172,181,
182の回路しきい値VMを2.5Vとし、入力データ
DI=“0”(0V)、DI=“1”(5V)を与え、クロツ
ク信号φが“1”レベルから“0”レベルに変化
した時、ノードN3,N4の電位がそれぞれ1.5V、
1.0Vとなつたとしても、この電位はクロツクド
インバータ181,182により直ちに5V、0Vに
補正され、これらのノードN3,N4に接続された
ノードにデータを与えることができる。なお、ク
ロツク信号φが“0”レベルの時は、クロツクド
インバータ181,182によりノードN3,N4の
データがスタテイツクに保持される。 従つて、このような構成によれば、クロツクド
インバータ171,172の少なくともいずれか一
方が充分にデータDIあるいはDIを取り込めば、他
方が正常に動作せずその出力ノードの電位が次段
に接続されるゲートの回路しきい値VMに達しな
くても正常動作が行なえ、高い信頼性が得られ
る。また、クロツクドインバータ171,172の
出力が完全に定まらなくても、その大小関係が決
まれば良いので、動作速度の高速化も図れる。 第2図ないし第7図はそれぞれ、上記第1図a
におけるクロツクドインバータ181,182から
成るセンスアンプ回路を回路シユミレーシヨン
SPICEを用いてシユミレーシヨンした結果を示
している。このシユミレーシヨンでは、第8図に
示すように回路構成している。このような回路を
CMOS化し、Nチヤネル形MOSトランジスタの
チヤネル幅Wnとチヤネル長Lnとの比をWn/Ln
=15/1.2、Pチヤネル形MOSトランジスタのチ
ヤネル幅Wpとチヤネル長Lpとの比をWp/Lp=
22/1.5にそれぞれ設定している。第2図は、A
(第1図におけるノードN3に対応)を5V、B(第
1図におけるノードN4に対応)を0Vに初期設定
した後、クロツク信号を与えた場合のシユミレ
ーシヨン結果を示している。同様に、第3図はA
=4V、B=1V、第4図はA=3V、B=2V、第
5図はA=2.6V、B=2.4V、第6図はA=2V、
B=1V、および第7図はA=1V、B=0Vにそれ
ぞれ初期設定した後、クロツク信号を与えてい
る。図示するように、たとえ入力された信号A,
Bのレベルがインバータ191,192の回路しき
い値電圧VMより低くても、クロツクドインバー
タ181,182の増幅動作により、最終的には
A′=0V、B′=5Vに設定される。このように、与
えられるデータの一方が不完全な値でも充分に動
作可能である。 次に、第9図に示すように、第8図におけるク
ロツクドインバータ181に代えてインバータ2
0を設け、同様な回路シユミレーシヨンを行なつ
た。この結果を第10図および第11図に示す。
第10図においては、A=2.5Vに設定しており、
第11図ではA=2Vに初期設定した後、クロツ
ク信号を供給している。図示するように、第9
図に示すような回路構成では、入力信号Aが
2.5Vであればこの電位をクロツクドインバータ
182とインバータ20とによつて5Vに補正でき
るが、入力信号Aが2Vでは0Vとなつてしまい補
正が不可能である。これに対し、前記第8図の回
路では、第6図および第7図に示したように、入
力信号Aが2Vおよび1Vの場合でもこれを5Vに補
正してラツチできる。 第12図aは、この発明の他の実施例を示して
いる。図において、前記第1図と同一構成部には
同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。す
なわち、前記第1図におけるクロツクドインバー
タ182に代えて、クロツクドナンドゲート21
を設けており、このクロツクドナンドゲート21
にゼツト信号を供給することにより、セツト可
能にしている。第12図bに上記第12図aのブ
ロツク図を示す。 このような構成においても基本的には前記第1
図aの回路と同様な動作を行ない、同じ効果が得
られる。 なお、上記各実施例では、データ転送ゲートと
してクロツクドインバータ171,172を用いた
が、第13図に示すようにトランスフアゲート2
21,222を設けるとともに、ノードN3,N4に
インバータ231,232を設け、これらインバー
タ231,232の出力端からラツチ出力DO,DOを
得るようにしても良い。 第14図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、前記第1図aに示したラツチ回路を2段縦続
接続してマスタースレーブ型のD型フリツプフロ
ツプを構成している。クロツク信号(第1の制御
信号)で制御されるクロツクドインバータ171,
172の入力端にはそれぞれ、逆相のデータDI,DI
が供給される。上記各クロツクドインバータ17
1,172の出力端間には、クロツク信号で制御
されるクロツクドインバータ181の入力端およ
び出力端が接続されるとともに、クロツク信号
で制御されるクロツクドインバータ182の出力
端および入力端がそれぞれ接続される。上記クロ
ツクドインバータ181の入力端とクロツクドイ
ンバータ182の出力端との接続点(ノードN3)
には、クロツク信号(第2の制御信号)で制御
されるクロツクドインバータ173の入力端が接
続される。また、上記クロツクドインバータ18
2の入力端とクロツクドインバータ181の出力端
との接続点(ノードN4)には、クロツク信号
で制御されるクロツクドインバータ174の入力
端が接続される。上記各クロツクドインバータ1
73,174の出力端間には、クロツク信号φで制
御されるクロツクドインバータ183の入力端お
よび出力端が接続されるとともに、クロツク信号
φで制御されるクロツクドインバータ184の出
力端および入力端がそれぞれ接続される。そし
て、上記クロツクドインバータ183の入力端と
クロツクドインバータ184の出力端との接続点
(ノードN5)から出力信号DOを得、上記クロツ
クドインバータ184の入力端とクロツクドイン
バータ183の出力端との接続点(ノードN6)か
ら出力信号DOを得るようにして成る。 上記のような構成において、クロツクドインバ
ータ171,172および181,182から成るラ
ツチ回路と、クロツクドインバータ173,174
および181,182から成るラツチ回路はそれぞ
れ、前記第1図aの回路と全く同じ動作を行な
う。従つて、各々のラツチ回路は高速動作が可能
で且つ高信頼性を有しており、このようなラツチ
回路を縦続接続して構成したフリツプフロツプ回
路も高速動作が可能であり、動作マージンが広く
高信頼性が得られる。 第15図は、前記第14図に示したフリツプフ
ロツプ回路に対して、前述した回路シユミレーシ
ヨンSPICEを用いて動作シユミレーシヨンを行
なつた結果を示している。ここでは、前記第14
図の回路をCMOS化し、Nチヤネル形MOSトラ
ンジスタのチヤネル幅Wnとチヤネル長Lnとの比
をWn/Ln=15/1.2、Pチヤネル形MOSトラン
ジスタのチヤネル幅Wpとチヤネル長Lpとの比を
Wp/Lp=15/1.2にそれぞれ設定しており、ク
ロツク信号φは333.33MHz(周期3nsec)にして
いる。図示するように、クロツク信号φが高周波
数であつても充分に動作可能であることがわか
る。 第16図は、前記第14図に示したフリツプフ
ロツプ回路のブロツク図を示している。このフリ
ツプフロツプ回路24を、第17図に示すように
入力端D,と出力端Q,を各々接続して複数
段(n段)縦続接続し、各クロツク入力端CKに
同じクロツク信号φを供給すると、シフトレジス
タが構成できる。 なお、第18図に示すように、前記第14図に
示したフリツプフロツプ回路におけるノードN3,
N4とクロツクドインバータ173,174の入力
端間、およびノードN2,N6にそれぞれインバー
タ251〜254を設け、インバータ253,254
から出力信号DO,DOを得るようにしても前記第1
4図の回路と同様な動作を行ない同じ効果が得ら
れる。 第19図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、前記第18図におけるデータ転送ゲートとし
てのクロツクドインバータ171,174に代え
て、トランスフアゲート261〜264をそれぞれ
設けたものである。この回路は、前記第13図に
示したラツチ回路を2段縦続接続したものに相当
する。 第20図は、フリツプフロツプ回路のさらに他
の構成例を示している。すなわち、前記各実施例
ではクロツク信号φ,を用いたが、第20図に
示す回路ではクロツク信号φ1,1およびφ2,2
をそれぞれ用いており、回路構成は前記第14図
と同じになつている。 前記第19図および第20図に示したような構
成でも、基本的には前記第14図および第18図
の回路と同様な動作を行ない同じ効果が得られる
のはもちろんである。 〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によれば、高速動
作が可能であり、且つ動作マージンが広く高信頼
性を有するラツチ回路およびこのラツチ回路を用
いたフリツプフロツプ回路が得られる。
第1図はこの発明の一実施例に係わるラツチ回
路を示す図、第2図ないし第7図はそれぞれ上記
第1図の回路の動作を説明するために行なつたシ
ミユレーシヨン結果を示す図、第8図は上記第2
図ないし第7図のシユミレーションに用いた回路
を示す図、第19図は別のシユミレーションに用
いた回路を示す図、第10図および第11図はそ
れぞれ上記第9図の回路におけるシユミレーショ
ン結果を示す図、第12図および第13図はそれ
ぞれこの発明の他の実施例に係わるラツチ回路を
示す図、第14図は上記第1図のラツチ回路を用
いて構成したフリツプフロツプ回路を示す図、第
15図は上記第14図のフリツプフロツプ回路の
シユミレーション結果を示す図、第16図は上記
第14図のフリツプフロツプ回路のブロツク図、
第17図は上記第16図のフリツプフロツプ回路
を用いて構成したシフトレジスタを示す図、第1
8図ないし第20図はそれぞれ上記第14図のフ
リツプフロツプ回路の他の構成例を示す図、第2
1図は従来のラツチ回路を示す図、第22図は上
記第21図のラツチ回路を用いて構成した従来の
フリツプフロツプ回路を示す図、第23図は従来
のフリツプフロツプ回路の他の構成例を示す図、
第24図は上記第22図および第23図のフリツ
プフロツプ回路のブロツク図、第25図は上記第
24図のフリツプフロツプ回路を用いて構成した
シフトレジスタを示す図、第26図はクロツクド
インバータの構成例を示す回路図である。 181,182…クロツクドインバータ(第1、
第2のクロツクドゲート)、…クロツク信号、
171,172…クロツクドインバータ(第1、第
2のデータ転送ゲート)、φ…クロツク信号(制
御信号)、DI,DI…入力データ、DO,DO…出力信
号。
路を示す図、第2図ないし第7図はそれぞれ上記
第1図の回路の動作を説明するために行なつたシ
ミユレーシヨン結果を示す図、第8図は上記第2
図ないし第7図のシユミレーションに用いた回路
を示す図、第19図は別のシユミレーションに用
いた回路を示す図、第10図および第11図はそ
れぞれ上記第9図の回路におけるシユミレーショ
ン結果を示す図、第12図および第13図はそれ
ぞれこの発明の他の実施例に係わるラツチ回路を
示す図、第14図は上記第1図のラツチ回路を用
いて構成したフリツプフロツプ回路を示す図、第
15図は上記第14図のフリツプフロツプ回路の
シユミレーション結果を示す図、第16図は上記
第14図のフリツプフロツプ回路のブロツク図、
第17図は上記第16図のフリツプフロツプ回路
を用いて構成したシフトレジスタを示す図、第1
8図ないし第20図はそれぞれ上記第14図のフ
リツプフロツプ回路の他の構成例を示す図、第2
1図は従来のラツチ回路を示す図、第22図は上
記第21図のラツチ回路を用いて構成した従来の
フリツプフロツプ回路を示す図、第23図は従来
のフリツプフロツプ回路の他の構成例を示す図、
第24図は上記第22図および第23図のフリツ
プフロツプ回路のブロツク図、第25図は上記第
24図のフリツプフロツプ回路を用いて構成した
シフトレジスタを示す図、第26図はクロツクド
インバータの構成例を示す回路図である。 181,182…クロツクドインバータ(第1、
第2のクロツクドゲート)、…クロツク信号、
171,172…クロツクドインバータ(第1、第
2のデータ転送ゲート)、φ…クロツク信号(制
御信号)、DI,DI…入力データ、DO,DO…出力信
号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1のクロツクドゲートと、この第1クロツ
クドゲートの入力端に出力端が接続されるととも
に出力端に入力端が接続され、上記第1クロツク
ドゲートと同じクロツク信号によつて制御される
第2のクロツクドゲートと、制御信号によつて制
御され上記第1クロツクドゲートの入力端にデー
タを供給する第1のデータ転送ゲートと、上記制
御信号によつて制御され上記第2クロツクドゲー
トの入力端に上記データと逆相のデータを供給す
る第2のデータ転送ゲートとを具備し、上記第
2、第1のクロツクドゲートの出力端から互いに
逆相のラツチ出力を得ることを特徴とするラツチ
回路。 2 前記第1、第2のクロツクドゲートはそれぞ
れ、クロツクドインバータから成ることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のラツチ回路。 3 前記第1、第2のデータ転送ゲートはそれぞ
れ、クロツクドインバータから成ることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のラツチ回路。 4 第1のクロツク信号で制御される第1のクロ
ツクドゲートと、この第1クロツクドゲートの入
力端に出力端が接続されるとともに出力端に入力
端が接続され、上記第1のクロツク信号によつて
制御される第2のクロツクドゲートと、第1の制
御信号によつて制御され上記第1クロツクドゲー
トの入力端にデータを供給する第1のデータ転送
ゲートと、上記第1の制御信号によつて制御され
上記第2クロツクドゲートの入力端に上記データ
と逆相のデータを供給する第2のデータ転送ゲー
トと、第2のクロツク信号で制御される第3のク
ロツクドゲートと、この第3のクロツクドゲート
の入力端に出力端が接続されるとともに出力端に
入力端が接続され、上記第2のクロツク信号によ
つて制御される第4のクロツクドゲートと、第2
の制御信号によつて制御され、上記第2のクロツ
クドゲートの出力端から出力される第1のラツチ
信号を上記第3クロツクドゲートの入力端に供給
する第3のデータ転送ゲートと、上記第2の制御
信号によつて制御され、上記第1のクロツクドゲ
ートの出力端から出力される第2のラツチ信号を
上記第4クロツクドゲートの入力端に供給する第
4のデータ転送ゲートとを具備し、上記第4、第
3のクロツクドゲートの出力端から互いに逆相の
出力を得ることを特徴とするフリツプフロツプ回
路。 5 前記第1ないし第4のクロツクドゲートはそ
れぞれ、クロツクドインバータから成ることを特
徴とする特許請求の範囲第4項記載のフリツプフ
ロツプ回路。 6 前記第1ないし第4のデータ転送ゲートはそ
れぞれ、クロツクドインバータから成ることを特
徴とする特許請求の範囲第4項記載のフリツプフ
ロツプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180215A JPS6240816A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | ラツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフリツプフロツプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180215A JPS6240816A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | ラツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフリツプフロツプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240816A JPS6240816A (ja) | 1987-02-21 |
JPH0523647B2 true JPH0523647B2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=16079413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60180215A Granted JPS6240816A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | ラツチ回路およびこのラツチ回路を用いたフリツプフロツプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240816A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01248820A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | フリップフロップ回路 |
DE10031084C2 (de) * | 1999-07-06 | 2003-06-12 | Fujitsu Ltd | Verriegelungsschaltung mit reduzierter Eingabe/Ausgabelast |
DE10250866B4 (de) * | 2002-10-31 | 2009-01-02 | Qimonda Ag | D-Flipflop |
JP5284211B2 (ja) | 2009-07-23 | 2013-09-11 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105713A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-19 | Toshiba Corp | 多入力ラツチ回路 |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP60180215A patent/JPS6240816A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6240816A (ja) | 1987-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |