JPH05228508A - 多段圧延機における板形状制御装置 - Google Patents
多段圧延機における板形状制御装置Info
- Publication number
- JPH05228508A JPH05228508A JP4032295A JP3229592A JPH05228508A JP H05228508 A JPH05228508 A JP H05228508A JP 4032295 A JP4032295 A JP 4032295A JP 3229592 A JP3229592 A JP 3229592A JP H05228508 A JPH05228508 A JP H05228508A
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- Japan
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- roll
- rolls
- saddles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板伸び率制御能力を細分化し、制御不能部分
を小さくし、被圧延板の幅方向厚さ分布の均一化を図
る。 【構成】 上下一対のワークロールの各々の背後を複数
本の中間ロール3,4 で支持すると共に、中間ロール3,4
の背後を、複数のベアリング13〜15を各1本のロール軸
16〜18に外嵌してなる支持ロール7 〜9 により支持し、
各ロール軸16〜18の各ベアリング13〜15間を個別のサド
ル19〜21で支持し、上部左右両側の支持ロール8,9 の前
記各サドル20,21 をロール軸17,18 と直交方向にサドル
受22,23 、偏心軸24,25 等を介してミルハウジングに支
持する多段圧延機である。前記左側と右側のベアリング
14,15 の位置を軸方向にずらし、前記各サドル20,21 を
各別にロール軸17,18 と直交方向に偏心軸24,25 により
往復駆動して被圧延板の形状制御を行なう。
を小さくし、被圧延板の幅方向厚さ分布の均一化を図
る。 【構成】 上下一対のワークロールの各々の背後を複数
本の中間ロール3,4 で支持すると共に、中間ロール3,4
の背後を、複数のベアリング13〜15を各1本のロール軸
16〜18に外嵌してなる支持ロール7 〜9 により支持し、
各ロール軸16〜18の各ベアリング13〜15間を個別のサド
ル19〜21で支持し、上部左右両側の支持ロール8,9 の前
記各サドル20,21 をロール軸17,18 と直交方向にサドル
受22,23 、偏心軸24,25 等を介してミルハウジングに支
持する多段圧延機である。前記左側と右側のベアリング
14,15 の位置を軸方向にずらし、前記各サドル20,21 を
各別にロール軸17,18 と直交方向に偏心軸24,25 により
往復駆動して被圧延板の形状制御を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段圧延機において、
支持ロールの位置を調整して、被圧延板の形状を制御す
る装置に関するものである。
支持ロールの位置を調整して、被圧延板の形状を制御す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、12段クラスタ圧延機のロール
配置を示すもので、上下一対のワークロール1,2 と、該
上下ワークロール1,2 の左上方と右上方とに位置する左
右(圧延パス方向を左右方向とする)一対の上中間ロー
ル3,4 と、上下ワークロール1,2 の左下方と右下方とに
位置する左右一対の下中間ロール5,6 とを備え、上下中
間ロール3 〜6 は上下各3本の支持ロール7,8,9,10,11,
12によりバックアップされている。
配置を示すもので、上下一対のワークロール1,2 と、該
上下ワークロール1,2 の左上方と右上方とに位置する左
右(圧延パス方向を左右方向とする)一対の上中間ロー
ル3,4 と、上下ワークロール1,2 の左下方と右下方とに
位置する左右一対の下中間ロール5,6 とを備え、上下中
間ロール3 〜6 は上下各3本の支持ロール7,8,9,10,11,
12によりバックアップされている。
【0003】前記上支持ロール7,8,9 を、本発明の実施
例として示す図1を参照して説明すると、複数のベアリ
ング13,14,15を1本のロール軸16,17,18に回転自在に外
嵌すると共に各ベアリング13〜15間に配したサドル19,2
0,21等を介してミルハウジング(図示省略)に取付けら
れている。そして、上支持ロール7 〜9 のうちの左側及
び右側の支持ロール8,9 の各サドル20,21 は、夫々、サ
ドル受22,23 にロール軸17,18 と直交方向に嵌合された
偏心軸24,25 を介して、ロール軸17,18 と直交方向に摺
動可能にミルハウジングに支持されており、偏心軸24,2
5 を駆動して各サドル20,21 を介し前記各ベアリング1
4,15 をロール軸17,18 と直交方向に位置制御すること
により、中間ロール3,4 を介してワークロール1 を変形
させ、被圧延板Pの幅方向の板厚分布並びに板厚分布に
よって発生する被圧延板Pの形状を制御するようになっ
ている。
例として示す図1を参照して説明すると、複数のベアリ
ング13,14,15を1本のロール軸16,17,18に回転自在に外
嵌すると共に各ベアリング13〜15間に配したサドル19,2
0,21等を介してミルハウジング(図示省略)に取付けら
れている。そして、上支持ロール7 〜9 のうちの左側及
び右側の支持ロール8,9 の各サドル20,21 は、夫々、サ
ドル受22,23 にロール軸17,18 と直交方向に嵌合された
偏心軸24,25 を介して、ロール軸17,18 と直交方向に摺
動可能にミルハウジングに支持されており、偏心軸24,2
5 を駆動して各サドル20,21 を介し前記各ベアリング1
4,15 をロール軸17,18 と直交方向に位置制御すること
により、中間ロール3,4 を介してワークロール1 を変形
させ、被圧延板Pの幅方向の板厚分布並びに板厚分布に
よって発生する被圧延板Pの形状を制御するようになっ
ている。
【0004】従来、左側及び右側の支持ロール8,9 は、
分割部即ちサドル20,21 がロール軸17,18 の軸方向で一
致し、前記偏心軸24,25 が、ピニオン、ラックによる連
動機構によって連動している。
分割部即ちサドル20,21 がロール軸17,18 の軸方向で一
致し、前記偏心軸24,25 が、ピニオン、ラックによる連
動機構によって連動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、前記左右両側偏心軸24,25 を連動させているた
め、板形状制御特性が図6に示すようになり、左右偏心
軸24,25 中心位置で板伸び率制御能力が最大となる山形
で、偏心軸間において制御できない部分( 図6にハッチ
ングを施した部分)が大きくなるという問題がある。そ
こで、偏心軸24,25 間ピッチを小さくすると、制御でき
ない部分を少なくできるが、支持ロール8,9 のベアリン
グ幅は一定寸法以上を必要とするため、偏心軸間ピッチ
を小さくすることができず、実際上は制御不能部分を小
さくすることは不可能であった。
術では、前記左右両側偏心軸24,25 を連動させているた
め、板形状制御特性が図6に示すようになり、左右偏心
軸24,25 中心位置で板伸び率制御能力が最大となる山形
で、偏心軸間において制御できない部分( 図6にハッチ
ングを施した部分)が大きくなるという問題がある。そ
こで、偏心軸24,25 間ピッチを小さくすると、制御でき
ない部分を少なくできるが、支持ロール8,9 のベアリン
グ幅は一定寸法以上を必要とするため、偏心軸間ピッチ
を小さくすることができず、実際上は制御不能部分を小
さくすることは不可能であった。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、板伸び率制御能
力を細分化して制御不能部分を小さくし、被圧延板の幅
方向厚さ分布を均一化しうる多段圧延機の支持ロール位
置制御装置を提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、板伸び率制御能
力を細分化して制御不能部分を小さくし、被圧延板の幅
方向厚さ分布を均一化しうる多段圧延機の支持ロール位
置制御装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、上下一対のワークロールの各々の背後を複数本の
中間ロールで支持すると共に、各中間ロールの背後を複
数本の支持ロールで支持し、かつ支持ロールを複数のベ
アリングからなる分割型としてベアリングを1本のロー
ル軸に外嵌すると共に、該ロール軸の各ベアリング間を
個別のサドルで支持し、少くとも左右両側の支持ロール
の前記各サドルをロール軸と直交方向に往復動可能とし
た多段圧延機において、前記左側の支持ロールの各ベア
リング位置と右側の支持ロールの各ベアリング位置を軸
方向にずらし、前記左右両側支持ロールの前記各サドル
は、各別にロール軸と直交方向に往復駆動するようにし
たことを特徴としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、上下一対のワークロールの各々の背後を複数本の
中間ロールで支持すると共に、各中間ロールの背後を複
数本の支持ロールで支持し、かつ支持ロールを複数のベ
アリングからなる分割型としてベアリングを1本のロー
ル軸に外嵌すると共に、該ロール軸の各ベアリング間を
個別のサドルで支持し、少くとも左右両側の支持ロール
の前記各サドルをロール軸と直交方向に往復動可能とし
た多段圧延機において、前記左側の支持ロールの各ベア
リング位置と右側の支持ロールの各ベアリング位置を軸
方向にずらし、前記左右両側支持ロールの前記各サドル
は、各別にロール軸と直交方向に往復駆動するようにし
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ワークロールを中間ロールを
介してバックアップする左側支持ロールの各ベアリング
中心位置と、右側支持ロールの各ベアリング中心位置が
軸方向にずれ、即ちワークロールに対して、左側各ベア
リング中心位置と右側各ベアリング中心位置が軸方向に
交互に位置するので、バックアップ位置中心が軸方向に
細分化され、したがって、板伸び率制御能力が細分化し
て制御不能部分が小さくなる。また、左側支持ロールと
右側支持ロールの各サドルは、格別にロール軸と直交方
向に往復駆動され、板幅方向の制御が精度よく細かに行
なわれる。
介してバックアップする左側支持ロールの各ベアリング
中心位置と、右側支持ロールの各ベアリング中心位置が
軸方向にずれ、即ちワークロールに対して、左側各ベア
リング中心位置と右側各ベアリング中心位置が軸方向に
交互に位置するので、バックアップ位置中心が軸方向に
細分化され、したがって、板伸び率制御能力が細分化し
て制御不能部分が小さくなる。また、左側支持ロールと
右側支持ロールの各サドルは、格別にロール軸と直交方
向に往復駆動され、板幅方向の制御が精度よく細かに行
なわれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図3は本発明を12段クラスタ圧延機に採用
した例を示し、ロール配置は図5に示す従来例と同じで
あり、上下一対のワークロール1,2 と、該ワークロール
1,2 の左上方と右上方とに位置する左右(圧延パス方向
を左右方向とする)一対の上中間ロール3,4 と、ワーク
ロール1,2 の左下方と右下方とに位置する左右一対の下
中間ロール5,6 とを備え、上下中間ロール3 〜6 は上下
各3本の支持ロール7,8,9,10,11,12によりバックアップ
されている。
る。図1〜図3は本発明を12段クラスタ圧延機に採用
した例を示し、ロール配置は図5に示す従来例と同じで
あり、上下一対のワークロール1,2 と、該ワークロール
1,2 の左上方と右上方とに位置する左右(圧延パス方向
を左右方向とする)一対の上中間ロール3,4 と、ワーク
ロール1,2 の左下方と右下方とに位置する左右一対の下
中間ロール5,6 とを備え、上下中間ロール3 〜6 は上下
各3本の支持ロール7,8,9,10,11,12によりバックアップ
されている。
【0010】前記上支持ロール7,8,9 は、図1に示すよ
うに、夫々1 本のロール軸16,17,18に回転自在に外嵌さ
れたベアリング13,14,15からなり、中央支持ロール7 の
ベアリング13は7個、左側支持ロール8 のベアリング14
は6個、右側支持ロール9 は5個のベアリング15から成
り、各ベアリング13,14,15間に配した可動サドル20,21
及び固定サドル19,19A,20A,21A等を介してミルハウジン
グ26に取付けられている。
うに、夫々1 本のロール軸16,17,18に回転自在に外嵌さ
れたベアリング13,14,15からなり、中央支持ロール7 の
ベアリング13は7個、左側支持ロール8 のベアリング14
は6個、右側支持ロール9 は5個のベアリング15から成
り、各ベアリング13,14,15間に配した可動サドル20,21
及び固定サドル19,19A,20A,21A等を介してミルハウジン
グ26に取付けられている。
【0011】左側の可動サドル20は5個であり、右側の
可動サドル21は4個であり、左右側サドル20,21 の軸方
向の位置がベアリングピッチ(中心間距離)の約半分ず
つ軸方向にずらされており、中央のサドル19と右側のサ
ドル21は略一致している。また左右両側支持ロール8,9
の両端固定サドル20A,21A は、クランパー27,28 により
ミルハウジング26に固定されている。
可動サドル21は4個であり、左右側サドル20,21 の軸方
向の位置がベアリングピッチ(中心間距離)の約半分ず
つ軸方向にずらされており、中央のサドル19と右側のサ
ドル21は略一致している。また左右両側支持ロール8,9
の両端固定サドル20A,21A は、クランパー27,28 により
ミルハウジング26に固定されている。
【0012】前記各可動サドル20,21 は、夫々個別のサ
ドル受22,23 に支持され、サドル受22,23 には夫々ロー
ル軸17,18 と直交する偏心軸24,25 が回動自在に嵌合さ
れ、各可動サドル20,21 がサドル受22,23 を介して偏心
軸24,25 によりロール軸17,18 と直交方向に摺動可能に
ミルハウジング26に支持されている。そして、各可動サ
ドル20,21 の偏心軸24,25 は、図2に示すように左側及
び右側共に同構造で、軸受29,30,31により回転自在にミ
ルハウジング26に軸支され、軸上端24A,25A はミルハウ
ジング26から上方に突出されて扇形歯車32が夫々固着さ
れている。また、該各扇形歯車32には、中間歯車33、駆
動歯車34及びサイクロ減速機35を介してサーボモータ36
により駆動されるようになっている。なお、偏心軸24,2
5 の偏心軸部24B,25B の軸心Cは、図3に示すように、
軸受29,30 の軸心C1に対してSだけ偏心している。
ドル受22,23 に支持され、サドル受22,23 には夫々ロー
ル軸17,18 と直交する偏心軸24,25 が回動自在に嵌合さ
れ、各可動サドル20,21 がサドル受22,23 を介して偏心
軸24,25 によりロール軸17,18 と直交方向に摺動可能に
ミルハウジング26に支持されている。そして、各可動サ
ドル20,21 の偏心軸24,25 は、図2に示すように左側及
び右側共に同構造で、軸受29,30,31により回転自在にミ
ルハウジング26に軸支され、軸上端24A,25A はミルハウ
ジング26から上方に突出されて扇形歯車32が夫々固着さ
れている。また、該各扇形歯車32には、中間歯車33、駆
動歯車34及びサイクロ減速機35を介してサーボモータ36
により駆動されるようになっている。なお、偏心軸24,2
5 の偏心軸部24B,25B の軸心Cは、図3に示すように、
軸受29,30 の軸心C1に対してSだけ偏心している。
【0013】上記実施例において、被圧延板Pの形状制
御すなわち、支持ロール位置制御を行なう場合、各偏心
軸24,25 をサーボモータ36により各別に駆動して、ベア
リング14,15 をロール軸17,18 と直交する方向に往復動
し位置制御することによって、ロール軸17,18 が変形
(弯曲)し、中間ロール3,4 を介してワークロール1 を
変形させ、被圧延板Pの幅方向の板厚分布並びに板厚分
布によって発生する被圧延板Pの形状を制御することが
できる。
御すなわち、支持ロール位置制御を行なう場合、各偏心
軸24,25 をサーボモータ36により各別に駆動して、ベア
リング14,15 をロール軸17,18 と直交する方向に往復動
し位置制御することによって、ロール軸17,18 が変形
(弯曲)し、中間ロール3,4 を介してワークロール1 を
変形させ、被圧延板Pの幅方向の板厚分布並びに板厚分
布によって発生する被圧延板Pの形状を制御することが
できる。
【0014】そして、板形状制御特性は、図4に示すよ
うになり、即ち、9個の左右偏心軸24,25 中心位置がワ
ークロール1 の軸方向に交互に分散して、板伸び率制御
能力が細分化され、図4にハッチングで示すように制御
不能部分が小さくなる。したがって、板形状制御を精度
よく行なうことができる。本発明は、上記実施例に限定
されるものではなく、例えば、各サドルを偏心軸に代え
て楔状ウエッジにより駆動する場合にも採用することが
でき、20段圧延機に採用できる。
うになり、即ち、9個の左右偏心軸24,25 中心位置がワ
ークロール1 の軸方向に交互に分散して、板伸び率制御
能力が細分化され、図4にハッチングで示すように制御
不能部分が小さくなる。したがって、板形状制御を精度
よく行なうことができる。本発明は、上記実施例に限定
されるものではなく、例えば、各サドルを偏心軸に代え
て楔状ウエッジにより駆動する場合にも採用することが
でき、20段圧延機に採用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように、上下一対のワ
ークロールの各々の背後を複数本の中間ロールで支持す
ると共に、各中間ロールの背後を複数本の支持ロールで
支持し、かつ支持ロールを複数のベアリングからなる分
割型としてベアリングを1本のロール軸に外嵌すると共
に、該ロール軸の各ベアリング間を個別のサドルで支持
し、少くとも左右両側の支持ロールの前記各サドルをロ
ール軸と直交方向に往復動可能とした多段圧延機におい
て、前記左側の支持ロールの各ベアリング位置と右側の
支持ロールの各ベアリング位置を軸方向にずらし、前記
左右両側支持ロールの前記各サドルは、各別にロール軸
と直交方向に往復駆動するようにしたことを特徴とする
ものであるから、被圧延板の板伸び率制御能力を細分化
できると共に左右側支持ロールの各ベアリング位置調整
が自在にかつ容易に行なうことができ、板形状制御の不
能部分を小さくして制御精度の向上を図り、板幅方向の
厚さ分布を均一化することができる。
ークロールの各々の背後を複数本の中間ロールで支持す
ると共に、各中間ロールの背後を複数本の支持ロールで
支持し、かつ支持ロールを複数のベアリングからなる分
割型としてベアリングを1本のロール軸に外嵌すると共
に、該ロール軸の各ベアリング間を個別のサドルで支持
し、少くとも左右両側の支持ロールの前記各サドルをロ
ール軸と直交方向に往復動可能とした多段圧延機におい
て、前記左側の支持ロールの各ベアリング位置と右側の
支持ロールの各ベアリング位置を軸方向にずらし、前記
左右両側支持ロールの前記各サドルは、各別にロール軸
と直交方向に往復駆動するようにしたことを特徴とする
ものであるから、被圧延板の板伸び率制御能力を細分化
できると共に左右側支持ロールの各ベアリング位置調整
が自在にかつ容易に行なうことができ、板形状制御の不
能部分を小さくして制御精度の向上を図り、板幅方向の
厚さ分布を均一化することができる。
【図1】本発明の実施例の要部を示す一部破断平面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】サドル受及び偏心軸の一部破断拡大平面図であ
る。
る。
【図4】本発明実施例における板形状制御特性を示す図
面である。
面である。
【図5】12段クラスタ圧延機のロール配置図である。
【図6】従来例の板形状制御特性を示す図面である。
1 ワークロール 2 ワークロール 3 中間ロール 4 中間ロール 5 中間ロール 7 支持ロール 8 支持ロール 9 支持ロール 10 支持ロール 11 支持ロール 12 支持ロール 13 ベアリング 14 ベアリング 15 ベアリング 16 ロール軸 17 ロール軸 18 ロール軸 19 サドル。 20 サドル。 21 サドル。
Claims (1)
- 【請求項1】 上下一対のワークロールの各々の背後を
複数本の中間ロールで支持すると共に、各中間ロールの
背後を複数本の支持ロールで支持し、かつ支持ロールを
複数のベアリングからなる分割型としてベアリングを1
本のロール軸に外嵌すると共に、該ロール軸の各ベアリ
ング間を個別のサドルで支持し、少くとも左右両側の支
持ロールの前記各サドルをロール軸と直交方向に往復動
可能とした多段圧延機において、前記左側の支持ロール
の各ベアリング位置と右側の支持ロールの各ベアリング
位置を軸方向にずらし、前記左右両側支持ロールの前記
各サドルは、各別にロール軸と直交方向に往復駆動する
ようにしたことを特徴とする多段圧延機における板形状
制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032295A JPH05228508A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 多段圧延機における板形状制御装置 |
PCT/JP1992/000782 WO1993000180A1 (en) | 1991-06-20 | 1992-06-18 | Shape control device of multi-stage rolling mill and method of controlling same |
DE19924292012 DE4292012T1 (ja) | 1991-06-20 | 1992-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032295A JPH05228508A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 多段圧延機における板形状制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228508A true JPH05228508A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12354967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4032295A Pending JPH05228508A (ja) | 1991-06-20 | 1992-02-19 | 多段圧延機における板形状制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05228508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035022A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kobe Steel Ltd | クラウン調整可能な多段圧延機 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP4032295A patent/JPH05228508A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035022A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kobe Steel Ltd | クラウン調整可能な多段圧延機 |
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