JPH05226599A - ワンタイムprom - Google Patents
ワンタイムpromInfo
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- JPH05226599A JPH05226599A JP4027965A JP2796592A JPH05226599A JP H05226599 A JPH05226599 A JP H05226599A JP 4027965 A JP4027965 A JP 4027965A JP 2796592 A JP2796592 A JP 2796592A JP H05226599 A JPH05226599 A JP H05226599A
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- 101100521334 Mus musculus Prom1 gene Proteins 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 未書き込み状態においてアドレスデコード信
号のテストを行うことが可能でありデータ書き込み時間
の短いヒューズROMタイプOTPを提供する。 【構成】 アドレスデコード信号のテストを行う場合、
ラッチ回路3を導通状態とし、アドレスデコード部2か
らのアドレスデコード信号がワード線とラッチ回路3を
通じてデータバス4に出力されるようにする。書き込み
を行う場合にはラッチ回路3にデータバス4からの書き
込みデータをラッチさせる。各ラッチ回路が出力するデ
ータはワード線を通じて各トランジスタ11のゲートに
印加される。ラッチ回路の出力する書き込みデータの値
によって各トランジスタのオン/オフが決定され、ビッ
ト線BL1にハイレベルの電圧を印加すると、ビット線
BL1に接続されたヒューズ部12のうち、オンオフト
ランジスタに接続されているフューズはそれに対応して
破壊され、或は破壊されず非導通となりこれにより
“1”または“0”のデータが書き込まれる。
号のテストを行うことが可能でありデータ書き込み時間
の短いヒューズROMタイプOTPを提供する。 【構成】 アドレスデコード信号のテストを行う場合、
ラッチ回路3を導通状態とし、アドレスデコード部2か
らのアドレスデコード信号がワード線とラッチ回路3を
通じてデータバス4に出力されるようにする。書き込み
を行う場合にはラッチ回路3にデータバス4からの書き
込みデータをラッチさせる。各ラッチ回路が出力するデ
ータはワード線を通じて各トランジスタ11のゲートに
印加される。ラッチ回路の出力する書き込みデータの値
によって各トランジスタのオン/オフが決定され、ビッ
ト線BL1にハイレベルの電圧を印加すると、ビット線
BL1に接続されたヒューズ部12のうち、オンオフト
ランジスタに接続されているフューズはそれに対応して
破壊され、或は破壊されず非導通となりこれにより
“1”または“0”のデータが書き込まれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンタイムPROMに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒューズROMタイプのワンタイムPR
OM(OTP)では、外部より電気信号を与えて一回だ
けデータの書き込みを行える。このようなワンタイムP
ROMを内蔵したワンチップマイコン(マイクロコンピ
ュータ)はOTPマイコンとして広く使用されている。
ワンチップマイコンを開発する上で、OTP版のマイコ
ンは今では欠くことのできないものとなっており、プロ
グラムのデバッグ時に特に有用である。また、量産品と
して短納期で製造できる、プログラムの仕様変更に迅速
に対応できる、少量多品種化に最適である、などの利点
を有している。
OM(OTP)では、外部より電気信号を与えて一回だ
けデータの書き込みを行える。このようなワンタイムP
ROMを内蔵したワンチップマイコン(マイクロコンピ
ュータ)はOTPマイコンとして広く使用されている。
ワンチップマイコンを開発する上で、OTP版のマイコ
ンは今では欠くことのできないものとなっており、プロ
グラムのデバッグ時に特に有用である。また、量産品と
して短納期で製造できる、プログラムの仕様変更に迅速
に対応できる、少量多品種化に最適である、などの利点
を有している。
【0003】また、ヒューズROMタイプのワンタイム
PROMはマイコンの他にも、種々のデバイスに組み込
まれて広く使用され、さらに単体でも使用されている。
PROMはマイコンの他にも、種々のデバイスに組み込
まれて広く使用され、さらに単体でも使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のヒューズROM
タイプのワンタイムPROMは、一度、書き込みを行う
と、以降、記憶内容を消去することができない。そのた
め、未書き込み状態のICとして出荷する場合、すなわ
ちユーザ側で書き込みを行う場合には、出荷時にメモリ
の書き込みテストを行うことができず、従ってアドレス
デコード信号のテストも行うことができない。これは、
アドレスデコード信号が正常であるか否かは、あるアド
レスからデータを読み出し、書き込みデータと読み出し
データとが一致するか否かを調べることによって行われ
るので、メモリにデータを書き込んでいない場合にはア
ドレスデコード信号をテストすることができないという
理由による。このように、未書き込み状態のICとして
出荷する場合、書き込みテストが行えないだけでなく、
アドレスデコード信号のテストも行えないため、従来、
ある程度の不良率を見込んで出荷している。
タイプのワンタイムPROMは、一度、書き込みを行う
と、以降、記憶内容を消去することができない。そのた
め、未書き込み状態のICとして出荷する場合、すなわ
ちユーザ側で書き込みを行う場合には、出荷時にメモリ
の書き込みテストを行うことができず、従ってアドレス
デコード信号のテストも行うことができない。これは、
アドレスデコード信号が正常であるか否かは、あるアド
レスからデータを読み出し、書き込みデータと読み出し
データとが一致するか否かを調べることによって行われ
るので、メモリにデータを書き込んでいない場合にはア
ドレスデコード信号をテストすることができないという
理由による。このように、未書き込み状態のICとして
出荷する場合、書き込みテストが行えないだけでなく、
アドレスデコード信号のテストも行えないため、従来、
ある程度の不良率を見込んで出荷している。
【0005】また、データを書き込んで、書き込みIC
として出荷する場合には、各アドレスに順次データを書
き込んでいくので、データ書き込みに長時間を要し、コ
スト高の一要因となる。ワンタイムPROMの記憶容量
が増大しつつある状況において、これはますます大きな
問題となることが予想される。
として出荷する場合には、各アドレスに順次データを書
き込んでいくので、データ書き込みに長時間を要し、コ
スト高の一要因となる。ワンタイムPROMの記憶容量
が増大しつつある状況において、これはますます大きな
問題となることが予想される。
【0006】本発明の目的は、このような問題を解決
し、アドレスデコード信号のテストが未書き込み状態で
可能であり、かつ短時間でデータ書き込みを行えるワン
タイムPROMを提供することにある。
し、アドレスデコード信号のテストが未書き込み状態で
可能であり、かつ短時間でデータ書き込みを行えるワン
タイムPROMを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】ヒューズタイプのメモリ
部と該メモリ部の各ワード線にアドレスデコード信号を
出力するアドレスデコード部とを含む本発明のワンタイ
ムPROMは、上記目的を達成するために、各ワード線
とデータバスとの間にそれぞれ設けられており第1の信
号が与えられたときに導通してアドレスデコード信号を
データバスに出力する読み出し回路と、各ワード線とデ
ータバスとの間にそれぞれ設けられており第2の信号が
与えられたときにデータバスからデータを取り込んでラ
ッチし、ラッチしたデータをワード線に出力するラッチ
回路とを備えていることを特徴とする。
部と該メモリ部の各ワード線にアドレスデコード信号を
出力するアドレスデコード部とを含む本発明のワンタイ
ムPROMは、上記目的を達成するために、各ワード線
とデータバスとの間にそれぞれ設けられており第1の信
号が与えられたときに導通してアドレスデコード信号を
データバスに出力する読み出し回路と、各ワード線とデ
ータバスとの間にそれぞれ設けられており第2の信号が
与えられたときにデータバスからデータを取り込んでラ
ッチし、ラッチしたデータをワード線に出力するラッチ
回路とを備えていることを特徴とする。
【0008】
【作用】アドレスデコード部が出力するアドレスデコー
ド信号をテストする場合には、第1の信号を読み出し回
路に与える。これにより読み出し回路はアドレスデコー
ド信号をデータバスに出力するので、アドレスデコード
信号が正常に出力されるか否かを調べることができる。
また、メモリ部にデータを書き込む場合には、書き込み
データをデータバスを通じて入力し、第2の信号をラッ
チ回路に与える。これにより各ラッチ回路は、データバ
スを通じて入力されたデータをラッチし、ラッチしたデ
ータをメモリ部のワード線に出力する。各ラッチ回路か
ら出力されるデータの値により、メモリ部の各記憶素子
を構成するヒューズに接続されたトランジスタのオン/
オフが決定される。この状態で書き込みを行うビット線
に所定の電圧を印加すると、オンとなっているトランジ
スタに接続されているヒューズの両端にこの電圧が印加
されて破壊され、導通状態となる。一方、オフとなって
いるトランジスタに接続されているヒューズにはこの電
圧は印加されず非導通状態を保つ。これにより、“1”
または“0”のデータが全てのワードに一括して書き込
まれる。
ド信号をテストする場合には、第1の信号を読み出し回
路に与える。これにより読み出し回路はアドレスデコー
ド信号をデータバスに出力するので、アドレスデコード
信号が正常に出力されるか否かを調べることができる。
また、メモリ部にデータを書き込む場合には、書き込み
データをデータバスを通じて入力し、第2の信号をラッ
チ回路に与える。これにより各ラッチ回路は、データバ
スを通じて入力されたデータをラッチし、ラッチしたデ
ータをメモリ部のワード線に出力する。各ラッチ回路か
ら出力されるデータの値により、メモリ部の各記憶素子
を構成するヒューズに接続されたトランジスタのオン/
オフが決定される。この状態で書き込みを行うビット線
に所定の電圧を印加すると、オンとなっているトランジ
スタに接続されているヒューズの両端にこの電圧が印加
されて破壊され、導通状態となる。一方、オフとなって
いるトランジスタに接続されているヒューズにはこの電
圧は印加されず非導通状態を保つ。これにより、“1”
または“0”のデータが全てのワードに一括して書き込
まれる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図1に本発明によるワンタイムPRO
Mの回路図を示す。このPROMは、512バイトのデ
ータを記憶できるメモリ部1と、メモリ部1の各ワード
線W1〜W512にアドレスデコード信号を出力するア
ドレスデコード部2と、ワード線W1〜W512とデー
タバス4との間にそれぞれ接続された512個のラッチ
回路3とを備えている。アドレスデコード部2は、外部
から供給される出力制御信号Wがハイレベルのときは出
力イネーブルの状態となり、ローレベルのときは出力を
ハイインピーダンスとする。
詳細に説明する。図1に本発明によるワンタイムPRO
Mの回路図を示す。このPROMは、512バイトのデ
ータを記憶できるメモリ部1と、メモリ部1の各ワード
線W1〜W512にアドレスデコード信号を出力するア
ドレスデコード部2と、ワード線W1〜W512とデー
タバス4との間にそれぞれ接続された512個のラッチ
回路3とを備えている。アドレスデコード部2は、外部
から供給される出力制御信号Wがハイレベルのときは出
力イネーブルの状態となり、ローレベルのときは出力を
ハイインピーダンスとする。
【0010】ラッチ回路3は、図2に示すように、イン
バータ31,32とスイッチ33とから構成されてい
る。インバータ31の出力端子およびインバータ32の
入力端子は共にラッチ回路3の端子Qに接続され、イン
バータ31の入力端子およびインバータ32の出力端子
は共にスイッチ33の一方の端子に接続されている。ス
イッチ33の他方の端子はラッチ回路3の端子Dに接続
されている。インバータ31にはクロックCK2とその
反転クロックが供給され、インバータ32にはクロック
CK3とその反転クロックが供給される。また、スイッ
チ33にはオンオフ制御クロックとしてクロックCK1
とその反転クロックが供給される。
バータ31,32とスイッチ33とから構成されてい
る。インバータ31の出力端子およびインバータ32の
入力端子は共にラッチ回路3の端子Qに接続され、イン
バータ31の入力端子およびインバータ32の出力端子
は共にスイッチ33の一方の端子に接続されている。ス
イッチ33の他方の端子はラッチ回路3の端子Dに接続
されている。インバータ31にはクロックCK2とその
反転クロックが供給され、インバータ32にはクロック
CK3とその反転クロックが供給される。また、スイッ
チ33にはオンオフ制御クロックとしてクロックCK1
とその反転クロックが供給される。
【0011】メモリ部1は、512×8個のトランジス
タ11と、各トランジスタに接続されたヒューズ部12
とを備えている。トランジスタ11は、1バイト毎、即
ち8個毎にゲートがワード線W1〜W512に接続され
ている。BL1〜BL8はビット線である。
タ11と、各トランジスタに接続されたヒューズ部12
とを備えている。トランジスタ11は、1バイト毎、即
ち8個毎にゲートがワード線W1〜W512に接続され
ている。BL1〜BL8はビット線である。
【0012】このように構成されたワンタイムPROM
におけるアドレスデコード信号のテスト手順を説明す
る。図3は、一つのラッチ回路3と、該ラッチ回路にワ
ード線を介して接続されたアドレスデコード部2の一つ
の出力インバータ21とを示したものである。アドレス
デコード信号のテストを行う場合、アドレスデコード部
2にハイレベルの制御信号Wを与え、インバータ31に
はクロックCK2としてローレベルの信号を与える。ま
たインバータ32にはクロックCK3としてハイレベル
の信号を与える。そしてスイッチ33にはクロックCK
1としてハイレベルの信号を与える。この状態では、イ
ンバータ21から出力されたアドレスデコード信号は、
点線で示すように、インバータ32およびスイッチ33
を介してデータバス4に出力される。従って、データバ
ス4よりアドレスデコード信号を取り出すことができ、
アドレスデコード信号が正常に出力されるか否かを調べ
ることができる。
におけるアドレスデコード信号のテスト手順を説明す
る。図3は、一つのラッチ回路3と、該ラッチ回路にワ
ード線を介して接続されたアドレスデコード部2の一つ
の出力インバータ21とを示したものである。アドレス
デコード信号のテストを行う場合、アドレスデコード部
2にハイレベルの制御信号Wを与え、インバータ31に
はクロックCK2としてローレベルの信号を与える。ま
たインバータ32にはクロックCK3としてハイレベル
の信号を与える。そしてスイッチ33にはクロックCK
1としてハイレベルの信号を与える。この状態では、イ
ンバータ21から出力されたアドレスデコード信号は、
点線で示すように、インバータ32およびスイッチ33
を介してデータバス4に出力される。従って、データバ
ス4よりアドレスデコード信号を取り出すことができ、
アドレスデコード信号が正常に出力されるか否かを調べ
ることができる。
【0013】なお、ワード線W1〜W512はメモリ部
1内で断線している場合もあるので、そのような断線も
検出するためには図1に示したように、ラッチ回路3の
端子Qはメモリ部1を通過した後のワード線に接続し
て、アドレスデコード信号がメモリ部1を通過してから
ラッチ回路3に入力されるようにすることが好ましい。
1内で断線している場合もあるので、そのような断線も
検出するためには図1に示したように、ラッチ回路3の
端子Qはメモリ部1を通過した後のワード線に接続し
て、アドレスデコード信号がメモリ部1を通過してから
ラッチ回路3に入力されるようにすることが好ましい。
【0014】次にデータの書き込みについて説明する。
ここでは、図1のメモリ部1を構成する記憶素子のう
ち、ワード線W1とビット線BL1とに接続されたトラ
ンジスタ11とヒューズ部12からなる記憶素子に注目
する。この記憶素子にデータ“1”を記憶させるには、
従来、図5に示すように、トランジスタ11のゲート、
すなわちワード線W1にアドレスデコード部2よりハイ
レベルの電圧VPPを印加してトランジスタ11をオン
させ、その状態でビット線BL1にハイレベルの電圧V
PPを印加する。その結果、トランジスタ11はオン
し、ハイレベルの電圧VPPがヒューズ12の両端に印
加され、ヒューズ12は破壊されて導通状態となり、デ
ータとして“1”が記憶される。一方、トランジスタ1
1をオンさせた状態で、ビット線BL1をグランドレベ
ルとした場合には、ヒューズ部12には電圧は印加され
ず、ヒューズ部12は、図4に示すように、非導通のま
まとなり、データとして“0”が記憶される。
ここでは、図1のメモリ部1を構成する記憶素子のう
ち、ワード線W1とビット線BL1とに接続されたトラ
ンジスタ11とヒューズ部12からなる記憶素子に注目
する。この記憶素子にデータ“1”を記憶させるには、
従来、図5に示すように、トランジスタ11のゲート、
すなわちワード線W1にアドレスデコード部2よりハイ
レベルの電圧VPPを印加してトランジスタ11をオン
させ、その状態でビット線BL1にハイレベルの電圧V
PPを印加する。その結果、トランジスタ11はオン
し、ハイレベルの電圧VPPがヒューズ12の両端に印
加され、ヒューズ12は破壊されて導通状態となり、デ
ータとして“1”が記憶される。一方、トランジスタ1
1をオンさせた状態で、ビット線BL1をグランドレベ
ルとした場合には、ヒューズ部12には電圧は印加され
ず、ヒューズ部12は、図4に示すように、非導通のま
まとなり、データとして“0”が記憶される。
【0015】しかし、本実施例のワンタイムPROMで
は、次のようにしてデータを一括して書き込むことがで
きる。まずアドレスデコード部2にローレベルの制御信
号Wを与えてアドレスデコード部の出力をハイインピー
ダンスとする。インバータ31にはクロックCK2とし
て図6に示すクロックCKを与える。またインバータ3
2にはクロックCK3としてクロックCKの反転信号を
与える。そしてスイッチ33にはクロックCK1として
クロックCKを与える。
は、次のようにしてデータを一括して書き込むことがで
きる。まずアドレスデコード部2にローレベルの制御信
号Wを与えてアドレスデコード部の出力をハイインピー
ダンスとする。インバータ31にはクロックCK2とし
て図6に示すクロックCKを与える。またインバータ3
2にはクロックCK3としてクロックCKの反転信号を
与える。そしてスイッチ33にはクロックCK1として
クロックCKを与える。
【0016】この結果、図7に示すように、データバス
からのデータはクロックCKがハイレベルの間、スイッ
チ33を介してインバータ31に入力され、クロックC
Kがローレベルになるとそのデータはインバータ31,
32からなる回路にラッチされる。ラッチされたデータ
はワード線を介して各トランジスタ11のゲートに印加
される。すべてのラッチ回路3にこのようにして書き込
みデータを順次ラッチさせることにより、すべてのワー
ド線W1〜W512に書き込みデータが出力される。こ
の状態で、例えばビット線BL1に電圧VPPを印加
し、他のビット線BL2〜BL8にグランドレベルの電
圧を印加すると、ビット線BL1に接続されたすべての
ヒューズ部12で、書き込みデータにもとづいて導通あ
るいは非導通が定まり、データが書き込まれることにな
る。すなわち、図8に示すように、ワード線を通じてラ
ッチ回路3より例えばデータの“1”に対応するハイレ
ベルの電圧VPPが印加されている場合には、トランジ
スタ11はオン状態となっているので、ビット線BL1
に電圧VPPが印加されるとその電圧はヒューズ部12
の両端に印加され、ヒューズ部12は破壊され、導通状
態となって、“1”が記憶される。一方、図9に示すよ
うに、ワード線を通じてラッチ回路3より例えばデータ
の”0”に対応するグランドレベルの電圧が印加されて
いる場合には、トランジスタ11はオフ状態となってい
るので、ビット線BL1に電圧VPPが印加されても、
その電圧はヒューズ部12の両端には印加されず、ヒュ
ーズ部12は破壊されないので非導通状態のままとな
り、“0”が記憶される。各ラッチ回路3にデータをラ
ッチさせ、電圧VPPを印加するビット線を順次変える
ことにより、すべての記憶素子にデータを書き込むこと
ができる。
からのデータはクロックCKがハイレベルの間、スイッ
チ33を介してインバータ31に入力され、クロックC
Kがローレベルになるとそのデータはインバータ31,
32からなる回路にラッチされる。ラッチされたデータ
はワード線を介して各トランジスタ11のゲートに印加
される。すべてのラッチ回路3にこのようにして書き込
みデータを順次ラッチさせることにより、すべてのワー
ド線W1〜W512に書き込みデータが出力される。こ
の状態で、例えばビット線BL1に電圧VPPを印加
し、他のビット線BL2〜BL8にグランドレベルの電
圧を印加すると、ビット線BL1に接続されたすべての
ヒューズ部12で、書き込みデータにもとづいて導通あ
るいは非導通が定まり、データが書き込まれることにな
る。すなわち、図8に示すように、ワード線を通じてラ
ッチ回路3より例えばデータの“1”に対応するハイレ
ベルの電圧VPPが印加されている場合には、トランジ
スタ11はオン状態となっているので、ビット線BL1
に電圧VPPが印加されるとその電圧はヒューズ部12
の両端に印加され、ヒューズ部12は破壊され、導通状
態となって、“1”が記憶される。一方、図9に示すよ
うに、ワード線を通じてラッチ回路3より例えばデータ
の”0”に対応するグランドレベルの電圧が印加されて
いる場合には、トランジスタ11はオフ状態となってい
るので、ビット線BL1に電圧VPPが印加されても、
その電圧はヒューズ部12の両端には印加されず、ヒュ
ーズ部12は破壊されないので非導通状態のままとな
り、“0”が記憶される。各ラッチ回路3にデータをラ
ッチさせ、電圧VPPを印加するビット線を順次変える
ことにより、すべての記憶素子にデータを書き込むこと
ができる。
【0017】このように本実施例のワンタイムPROM
では、ラッチ回路3に書き込みデータを保持させ、ビッ
ト線に電圧VPPを印加することにより、該ビット線に
対応する記憶素子、従って、すべてのワードの所定のビ
ットに一括してデータを書き込むことができる。
では、ラッチ回路3に書き込みデータを保持させ、ビッ
ト線に電圧VPPを印加することにより、該ビット線に
対応する記憶素子、従って、すべてのワードの所定のビ
ットに一括してデータを書き込むことができる。
【0018】図1のワンタイムPROMで、従来通りの
書き込みを行った場合、図10に示すように、8ビット
(黒印で示す記憶素子)単位で、書き込みが行われるの
で、全記憶素子の書き込みを完了するには、512×T
wだけの時間が必要となる。なお、Twは1回の書き込
みに必要な時間であり、通常10ms程度である。
書き込みを行った場合、図10に示すように、8ビット
(黒印で示す記憶素子)単位で、書き込みが行われるの
で、全記憶素子の書き込みを完了するには、512×T
wだけの時間が必要となる。なお、Twは1回の書き込
みに必要な時間であり、通常10ms程度である。
【0019】一方、一括書き込みを行った場合には、図
11に示すように512ビット単位で書き込みを行える
ので、全記憶素子の書き込みに必要な時間は、8×Tw
となり、書き込み時間は従来の場合の1/64に短縮さ
れる。
11に示すように512ビット単位で書き込みを行える
ので、全記憶素子の書き込みに必要な時間は、8×Tw
となり、書き込み時間は従来の場合の1/64に短縮さ
れる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のワンタイム
PROMは、各ワード線とデータバスとの間にそれぞれ
設けられており第1の信号が与えられたときに導通して
アドレスデコード信号をデータバスに出力する読み出し
回路と、各ワード線とデータバスとの間にそれぞれ設け
られており第2の信号が与えられたときにデータバスか
らデータを取り込んでラッチし、ラッチしたデータをワ
ード線に出力するラッチ回路とを備えているので、未書
き込み状態であっても、アドレスデコード信号が正常に
出力されるか否かをテストすることが可能である。更
に、全ワードのビットデータを一括して同時に書き込む
ことができるので、書き込み時間を大幅に短縮すること
ができる。
PROMは、各ワード線とデータバスとの間にそれぞれ
設けられており第1の信号が与えられたときに導通して
アドレスデコード信号をデータバスに出力する読み出し
回路と、各ワード線とデータバスとの間にそれぞれ設け
られており第2の信号が与えられたときにデータバスか
らデータを取り込んでラッチし、ラッチしたデータをワ
ード線に出力するラッチ回路とを備えているので、未書
き込み状態であっても、アドレスデコード信号が正常に
出力されるか否かをテストすることが可能である。更
に、全ワードのビットデータを一括して同時に書き込む
ことができるので、書き込み時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図1】本発明のワンタイムPROMの回路図である。
【図2】図1のPROMのラッチ回路の回路図である。
【図3】図1のPROMにおけるアドレスデコード信号
のテスト手順の説明図である。
のテスト手順の説明図である。
【図4】PROMにおけるワード単位のデータ書き込み
手順の説明図である。
手順の説明図である。
【図5】PROMにおけるワード単位のデータ書き込み
手順の説明図である。
手順の説明図である。
【図6】図2のラッチ回路のインバータおよびスイッチ
に供給されるクロックの波形図である。
に供給されるクロックの波形図である。
【図7】図1のPROMにおけるデータ一括書き込み手
順の説明図である。
順の説明図である。
【図8】図1のPROMにおけるデータ一括書き込み手
順の説明図である。
順の説明図である。
【図9】図1のPROMにおけるデータ一括書き込み手
順の説明図である。
順の説明図である。
【図10】従来の1バイト単位のデータ書き込みの説明
図である。
図である。
【図11】本発明によるデータ一括書き込みの説明図で
ある。
ある。
1 メモリ部 2 アドレスデコード部 3 ラッチ回路 11 トランジスタ 12 ヒューズ部 21,31,32 インバータ 33 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒューズタイプのメモリ部と該メモリ部
の各ワード線にアドレスデコード信号を出力するアドレ
スデコード部とを含むワンタイムPROMであって、前
記各ワード線とデータバスとの間にそれぞれ設けられて
おり第1の信号が与えられたときに導通して前記アドレ
スデコード信号を前記データバスに出力する読み出し回
路と、前記各ワード線と前記データバスとの間にそれぞ
れ設けられており第2の信号が与えられたときに前記デ
ータバスからデータを取り込んでラッチし、ラッチした
前記データをワード線に出力するラッチ回路とを備えて
いることを特徴とするワンタイムPROM。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027965A JPH05226599A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ワンタイムprom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027965A JPH05226599A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ワンタイムprom |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226599A true JPH05226599A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12235609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4027965A Pending JPH05226599A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | ワンタイムprom |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05226599A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030075313A (ko) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | 삼성전자주식회사 | 아이디용 롬 |
US7630226B2 (en) | 2007-01-09 | 2009-12-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US7796460B2 (en) | 2007-06-21 | 2010-09-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nonvolatile semiconductor memory device |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027965A patent/JPH05226599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030075313A (ko) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | 삼성전자주식회사 | 아이디용 롬 |
US7630226B2 (en) | 2007-01-09 | 2009-12-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US7796460B2 (en) | 2007-06-21 | 2010-09-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nonvolatile semiconductor memory device |
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