JPH0521982Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0521982Y2 JPH0521982Y2 JP1987034857U JP3485787U JPH0521982Y2 JP H0521982 Y2 JPH0521982 Y2 JP H0521982Y2 JP 1987034857 U JP1987034857 U JP 1987034857U JP 3485787 U JP3485787 U JP 3485787U JP H0521982 Y2 JPH0521982 Y2 JP H0521982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- rotor
- stators
- rotation
- step motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の利用分野]
本考案は、駆動回路の出力信号によりステツプ
的に回転駆動されるステツプモータのステータ構
造に関する。
的に回転駆動されるステツプモータのステータ構
造に関する。
[従来技術]
従来、例えば実開昭60−141683号に見られるよ
うに、ステツプモータにおいては径方向に4極着
磁された永久磁石から成るロータに対向するステ
ータの脚部に形成される磁極部の磁極歯の角度
(磁極幅)は等しく設定され、またこうした設定
とすることが良好な磁気バランスを形成するとさ
れていた。
うに、ステツプモータにおいては径方向に4極着
磁された永久磁石から成るロータに対向するステ
ータの脚部に形成される磁極部の磁極歯の角度
(磁極幅)は等しく設定され、またこうした設定
とすることが良好な磁気バランスを形成するとさ
れていた。
しかしながら、こうした構成を採るステツプモ
ータは、図面上に矢示するように、永久磁石より
成るロータは、ステータが近接して配置されてい
る側、つまり2つのステータの挟み角の小さな磁
極部側である図面上のY軸方向上方に偏位してい
る。
ータは、図面上に矢示するように、永久磁石より
成るロータは、ステータが近接して配置されてい
る側、つまり2つのステータの挟み角の小さな磁
極部側である図面上のY軸方向上方に偏位してい
る。
こうした偏位のために、より精度の高いロータ
回転を得るためには、不都合を生じるものであつ
た。
回転を得るためには、不都合を生じるものであつ
た。
[考案の目的]
本考案の目的は、上述した不都合な点に鑑み、
より安定した回転を得ることの出来るステツプモ
ータのステータ構造を提供することにある。
より安定した回転を得ることの出来るステツプモ
ータのステータ構造を提供することにある。
[考案の構成]
上述した本考案の目的は、
回転自在に支持され径方向に4極着磁された永
久磁石から成るロータと、U字形状を成す1対の
脚部を有し、それぞれの脚部の一方同志を近接さ
せて前記ロータの外周に対向配置される2つのス
テータと、前記ステータを励磁させるコイルと、
から構成されるステツプモータにおいて、前記2
つのステータは、それぞれ近接させた側に位置す
る脚部であつて前記ロータと対向する磁極部幅を
回転中心からの角度Aとし、それぞれ近接させて
いない側の脚部であつて前記ロータに対向する磁
極部幅を回転中心からの角度Bであるようにした
とき、互いの磁極部幅がA<Bである関係を有す
るように設定したことにより達成される。
久磁石から成るロータと、U字形状を成す1対の
脚部を有し、それぞれの脚部の一方同志を近接さ
せて前記ロータの外周に対向配置される2つのス
テータと、前記ステータを励磁させるコイルと、
から構成されるステツプモータにおいて、前記2
つのステータは、それぞれ近接させた側に位置す
る脚部であつて前記ロータと対向する磁極部幅を
回転中心からの角度Aとし、それぞれ近接させて
いない側の脚部であつて前記ロータに対向する磁
極部幅を回転中心からの角度Bであるようにした
とき、互いの磁極部幅がA<Bである関係を有す
るように設定したことにより達成される。
[考案の実施例]
以下、本考案の好適なる実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は、本考案の実施例を示したステツプモ
ータの平面図である。
ータの平面図である。
1はロータで、幅1aにより回転自在に支持さ
れていて、4極着磁された永久磁石から成つてい
る。
れていて、4極着磁された永久磁石から成つてい
る。
2はステータで、前記ロータ1の外周に配置さ
れていて1対の脚部を有するU字(略コ字)形状
をを成していて、該脚部の各々の端部には前記ロ
ータの回転中心に対して位相関係αが90°である
ようにして配された磁極部2a,2bを有してい
る。
れていて1対の脚部を有するU字(略コ字)形状
をを成していて、該脚部の各々の端部には前記ロ
ータの回転中心に対して位相関係αが90°である
ようにして配された磁極部2a,2bを有してい
る。
3はステータで、前記ステータ2と同様に1対
の脚部を有するU字(略コ字)形状を成してい
て、端部に形成されている磁極部3a,3bを有
していて、一方の磁極部3aは前記ステータ2と
近接して配置されていて、且つ互いに近接して配
置されている側の磁極部2aと3aとの位相関係
βは、前記ロータの回転中心に対して45°を成し
ている。
の脚部を有するU字(略コ字)形状を成してい
て、端部に形成されている磁極部3a,3bを有
していて、一方の磁極部3aは前記ステータ2と
近接して配置されていて、且つ互いに近接して配
置されている側の磁極部2aと3aとの位相関係
βは、前記ロータの回転中心に対して45°を成し
ている。
また、近接して配された側の磁極部2aおよび
3aの回転中心に対する磁極幅を角度Aとし、同
じく磁極部2bおよび3bの磁極幅を角度Bと
し、その関係は、A<Bである。
3aの回転中心に対する磁極幅を角度Aとし、同
じく磁極部2bおよび3bの磁極幅を角度Bと
し、その関係は、A<Bである。
4,5はコイルで、前記ステータ2,3の一方
の脚部に巻回されていて、図示しない駆動回路の
出力信号により電流の断続により、該ステータ
2,3を励磁・消磁する。
の脚部に巻回されていて、図示しない駆動回路の
出力信号により電流の断続により、該ステータ
2,3を励磁・消磁する。
本実施例は、上述のように構成されているの
で、近接して配置されている側の磁極部2aと3
aとにより得られる磁力は、離反して配置されて
いる側の磁極部2bと3bとにより得られる磁力
に比して弱くして得られることになり、従つて両
者の間の磁気的バランスは良好なものとなる。
で、近接して配置されている側の磁極部2aと3
aとにより得られる磁力は、離反して配置されて
いる側の磁極部2bと3bとにより得られる磁力
に比して弱くして得られることになり、従つて両
者の間の磁気的バランスは良好なものとなる。
[考案の効果]
上述したように、本考案を実施することによつ
て、非通電時にあつてもロータが偏位せず、且つ
使用時には安定した回転が得られるステツプモー
タのステータ構造を得ることが出来る。
て、非通電時にあつてもロータが偏位せず、且つ
使用時には安定した回転が得られるステツプモー
タのステータ構造を得ることが出来る。
図面は本考案の一実施例を示した平面図であ
る。 1……ロータ、1a……軸、2,3……ステー
タ、2a,3a,2b,3b……磁極部、4,5
……コイル。
る。 1……ロータ、1a……軸、2,3……ステー
タ、2a,3a,2b,3b……磁極部、4,5
……コイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転自在に支持され径方向に4極着磁された永
久磁石から成るロータと、 U字形状を成す1対の脚部を有し、それぞれの
脚部の一方同志を近接させて前記ロータの外周に
対向配置される2つのステータと、 前記ステータを励磁させるコイルと、 から構成されるステツプモータにおいて、 前記2つのステータは、それぞれ近接させた側
に位置する脚部であつて前記ロータと対向する磁
極部幅を回転中心からの角度Aとし、それぞれ近
接させていない側の脚部であつて前記ロータに対
向する磁極部幅を回転中心からの角度Bであるよ
うにしたとき、互いの磁極部幅がA<Bである関
係を有するように設定されている ことを特徴とするステツプモータのステータ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987034857U JPH0521982Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987034857U JPH0521982Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63143079U JPS63143079U (ja) | 1988-09-20 |
JPH0521982Y2 true JPH0521982Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=30843801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987034857U Expired - Lifetime JPH0521982Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521982Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5077812A (ja) * | 1973-11-15 | 1975-06-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140934U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-18 | 株式会社精工舎 | ステツプモ−タ駆動のセクタ開閉装置 |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP1987034857U patent/JPH0521982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5077812A (ja) * | 1973-11-15 | 1975-06-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63143079U (ja) | 1988-09-20 |
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