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JPH05216434A - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

表示装置及びその駆動方法

Info

Publication number
JPH05216434A
JPH05216434A JP4017559A JP1755992A JPH05216434A JP H05216434 A JPH05216434 A JP H05216434A JP 4017559 A JP4017559 A JP 4017559A JP 1755992 A JP1755992 A JP 1755992A JP H05216434 A JPH05216434 A JP H05216434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
discharge cells
driver circuit
electrode
total
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4017559A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokatsu Kishi
智勝 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4017559A priority Critical patent/JPH05216434A/ja
Publication of JPH05216434A publication Critical patent/JPH05216434A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はフラットディスプレイパネルと称さ
れる表示装置及びその駆動方法に関し、ドライバ回路の
個数を削減できる表示装置及びその駆動方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 第1の電極111 〜11nは垂直方向にn
個、水平方向にm個夫々マトリクス状に配列された放電
セルのうち、水平方向のm個の放電セルに共通に配置さ
れる。第2の電極121 〜12nは第1の電極111
11nと平行に配置される。アドレス電極A1 〜Amの
各々は垂直方向のn個の放電セルに共通に配置され、選
択消去を行なう。第1のドライバ回路131 〜13n/N
は第1の電極111 〜11nをN本毎に共通に駆動す
る。第2のドライバ回路141 〜14Nは第2の電極1
1 〜12nをn/N本毎に共通に駆動し、N個の表示
領域を振り分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置及びその駆動方
法に係り、特にフラットディスプレイパネルと称される
表示装置及びその駆動方法に関する。
【0002】面放電型プラズマディスプレイパネルなど
のフラットディスプレイパネルと称される表示装置は、
n本の走査線の各々でm個の画素の表示を行なう場合、
n個の走査ドライバ、m個のアドレスドライバ及び1個
のドライバ回路が必要で、ドライバ回路数が多く、でき
るだけドライバ回路数を削減することが必要とされる。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の表示装置の一例の構成図を
示す。同図中、壁1によって画成された、水平方向にm
個、垂直方向にn個の矩形が形成されており、これらm
×n個の矩形は夫々放電セル2を構成する。Y側共通ド
ライバ回路3は、n個のY側走査ドライバ回路41 〜4
nの各入力端子に並列に駆動信号を供給する。
【0004】Y側走査ドライバ回路41 は垂直方向上1
番上で、かつ、水平方向にm個整列している放電セル2
に共通に配置された1本の電極Y1 に接続されている。
同様に、Y側走査ドライバ42 〜4nは各々対応する走
査線上にm個整列している放電セル2に共通に配置され
た電極Y2 〜Ynに別々に接続されている。
【0005】一方、X側ドライバ回路5は電極X上に接
続されている。この電極Xはn本の走査線上にm個ずつ
整列している各放電セル2に共通に配置されている。ま
た、アドレス電極A1 は左端に垂直方向上整列している
n個の放電セル2に共通に配置されている。同様にアド
レス電極A2 〜Amの各々は垂直方向上に整列している
各n個の放電セル2に共通に配置されている。アドレス
電極A1 〜Amはm個のアドレスドライバ回路(図示せ
ず)に別々に接続されている。
【0006】かかる構成の従来の表示装置は面放電型デ
ィスプレイパネルであって、図5に模式的に示す方法に
よって駆動表示が行なわれる。すなわち、まずY側共通
ドライバ回路3よりY側走査ドライバ回路41 〜4nを
夫々通してn本の電極Y1 〜Ynのすべてに同時に駆動
信号が供給されると共に、X側ドライバ回路5より共通
電極Xに駆動信号が供給される。これにより、電極Y1
〜Ynと共通電極Xとの間の空間で放電が行なわれ、m
×n個の放電セル2がすべて同時に放電により点灯す
る。これが図5にT1 で示す一括書き込み期間である。
【0007】続いて、Y側走査ドライバ回路41 より電
極Y1 へ消去信号を供給すると共に、アドレスドライバ
回路(図示せず)からアドレス電極A1 〜Amへ1ライ
ン目の表示データに対応した信号が供給される。これに
より、1ライン目の表示データにより表示されるべき個
所の放電セルのみが放電を続行し、表示されない個所の
放電セルは放電を停止し、消灯せしめられる。
【0008】以下、上記と同様にしてY側走査ドライバ
回路42 ,43 ,…,4nの順で消去信号が出力される
と共に、アドレス電極A1 〜Amには各ラインの表示デ
ータが並列に順次切換え印加される。これにより、m×
n個の放電セル2のうち表示データに応じて表示される
べき個所のみが点灯され、それ以外の個所は消灯され
る。これが図5にT2 で示す消去走査期間である。
【0009】続いて、放電が継続している放電セルの電
極Y1 〜Yn上の壁電荷を利用して、電極Y1 〜Yn、
電極Xに夫々維持パルスを印加することにより放電を維
持させる。これにより、点灯されるべき放電セルの点灯
が維持される。これが、図5にT3 で示すサステイン期
間である。
【0010】しかる後に、電極Y1 〜Ynと電極Xに消
去信号を供給して、m×n個の放電セル2をすべて放電
停止させる。これは図5にT4 で示す一括消去期間で行
なわれ、一画面全部の放電セルは消去する。以上の期間
1 〜T4 は1フレーム期間にて行なわれ、以後各フレ
ーム期間毎に上記の動作が繰り返される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
装置及び駆動方法では、m×n個の放電セルを駆動制御
するために、mビットのアドレスドライバ回路(図示せ
ず)、n個のY側走査ドライバ回路41 〜4n、1個の
X側ドライバ回路5が必要なために極めて高価であると
いう問題がある。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ドライバ回路の個数を削減できる表示装置及びその駆動
方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる表示
装置の原理構成図を示す。本発明は図1に示すように垂
直方向にn個、水平方向にm個夫々マトリクス状に配列
された放電セルのうち、水平方向に配列されたm個の放
電セルに共通に配置された全部でn本の第1の電極11
1 〜11nと、水平方向に配列されたm個の放電セルに
共通に、かつ、第1の電極に平行に配置された第2の電
極121 〜12nと、垂直方向に配列されたn個の放電
セルに共通に配置された全部でm本のアドレス電極A1
〜Amとを有し、前記第1及び第2の電極により放電セ
ルを点灯、点灯の維持、走査及び消灯を選択的に行なわ
せ、かつ、アドレス電極により表示データに対応する位
置以外の位置の放電セルを消灯させる表示装置におい
て、第1のドライバ回路13 1 〜13n/N と第2のドラ
イバ回路141 〜14N とを有する構成としたものであ
る。
【0014】ここで、第1のドライバ回路131 〜13
n/N は全部でn本の前記第1の電極111 〜11nをN
本(ただし、Nは2以上の整数)毎に共通に駆動する。
また、第2のドライバ回路141 〜14N は前記第2の
電極121 〜12nをn/N本毎に共通に駆動する。
【0015】また、本発明になる表示装置の駆動方法
は、垂直方向にn個、水平方向にm個夫々マトリクス状
に配列された一画面の放電セルを全部同時に点灯する一
括書き込みと、所定方向に走査してアドレス電極から与
えられる表示データに対応した点灯位置以外の位置の放
電セルを順次消灯する消去走査と、該表示データに対応
した点灯位置の放電セルの点灯状態を継続する放電維持
動作と、一画面の放電セルを全部同時に消灯する一括消
去とを順次巡回的に繰り返すことにより表示を行なう表
示装置の駆動方法において、前記第1の電極111 〜1
1nを、N本(ただし、Nは2以上の整数)毎に共通に
駆動する第1のドライバ回路131 〜13n/N よりの駆
動信号と、前記第2の電極121 〜12nをn/N本毎
に共通に駆動する第2のドライバ回路141 〜14N
りの駆動信号とにより、前記一括書き込み、消去走査、
放電維持動作及び一括消去からなる一連の表示サイクル
を、全部でN個の第2のドライバ回路141 〜14N
り順次駆動信号を切換出力させて1フレーム期間内でN
回時分割的に行なうようにしたものである。
【0016】
【作用】本発明装置では、第2のドライバ回路141
14N から駆動信号が1フレーム期間内で順次切換出力
され、第2の電極121 〜12nにはn/N本毎に順次
駆動信号が供給される。一方、図1に示す共通ドライバ
回路16からの信号に基づいて、第1のドライバ回路1
1 〜13n/N の各々は第1の電極111 〜11nをN
本共通に駆動する。
【0017】そして、駆動信号が供給される第1の電極
と、駆動信号が供給される第2の電極との間の空間で生
じる放電により放電セルが点灯するから、1フレーム期
間内では第2のドライバ回路141 〜14N の各々に接
続されたn/N本の第2の電極が配置されている、垂直
方向にn/N個、水平方向にm個の放電セル単位で切換
え表示が行なわれ、1フレーム期間で一画面全体の放電
セルの表示がなされることとなる。従って、本発明では
図1に示す如く、第1のドライバ回路は131〜13
n/N のn/N個で構成することができる。
【0018】なお、第2のドライバ回路141 〜14N
に共通に接続されている垂直方向にn/N本の第2の電
極は、一画面全体を帯状にN分割したときの図1に15
1 〜15N で示す各分割領域内の放電セルに配置されて
いるものとした場合には、分割領域151 ,152
…,15N の順で表示が行なわれることとなる。
【0019】また、図1には示していないが、第1のド
ライバ回路131 〜13N を、各々垂直方向に隣接する
2本の第1の電極111 〜11nに共通接続された全部
でn/2個のドライバ回路とし、第2のドライバ回路1
1 〜14N を垂直方向にn/2本の第2の電極に共通
接続された全部で2個のドライバ回路とし、この2個の
第2のドライバ回路のうち一方に共通接続されるn/2
本の第2の電極は垂直方向の奇数番目の電極であり、他
方の第2のドライバ回路に共通接続されるn/2本の第
2の電極は垂直方向の偶数番目の電極であるものとした
場合は、垂直方向の奇数番目の放電セルと偶数番目放電
セルとが交互に表示を行なう。
【0020】本発明になる表示装置の駆動方法において
は、一括書き込み、消去走査、放電維持動作及び一括消
去の一連の表示サイクルを、1フレーム期間内で第2の
ドライバ回路141 〜14N より順次駆動信号を切換出
力させてN回時分割的に行なえるようにしているため、
第1のドライバ回路131 〜13n/N はn/N個で構成
することができる。
【0021】
【実施例】図2は本発明装置の一実施例の構成図を示
す。本実施例は垂直方向に480(=n)個、水平方向
にm個夫々マトリクス状に放電セルが配置され、また前
記Nを“2”に設定した面放電型プラズマディスプレイ
パネルである。
【0022】すなわち、面放電型プラズマディスプレイ
パネルは、2つのガラス基板が放電空間を有するように
対向配置され、かつ、その放電空間には所定のガスが封
入された構成である。上記の2つのガラス基板の一方に
は前記第1の電極111 〜11nとして図2に示す電極
1 〜Y480 と、これに平行に前記第2の電極121
12nとして電極X1 〜X480 が夫々形成され、これら
各電極上に誘電体層が被覆され、その上に格子状のリブ
が放電拡散防止のため形成される。
【0023】また、上記2つのガラス基板の他方には、
選択消去を行なうためのアドレス電極A1 〜Amが上記
電極Y1 〜Y480 ,X1 〜X480 に夫々直交する方向に
形成され、また蛍光体や放電ギャップを保つためのセパ
レータが形成される。上記の電極X1 〜X480 とY1
480 は図2に示すように交互に配置される。
【0024】また、上記の格子状リブで画成される一つ
の格子には、上記の電極X1 〜X48 0 ,Y1 〜Y480
アドレス電極A1 〜Amのうちの各1本が配設され、一
つの放電セルを構成する。従って、図2には水平方向に
m個、垂直方向に480個の放電セルがマトリクス状に
形成されている。これらより、表示部21が形成されて
いる。
【0025】また、図2に示すように、制御回路22、
Y側共通ドライバ回路23、Y側走査ドライバ回路24
1 〜24240 、X側ドライバ回路251 ,252 及びア
ドレスドライバ回路26が設けられている。制御回路2
2はこの面放電型プラズマディスプレイパネル全体の動
作を制御する。Y側走査ドライバ回路241 〜2424 0
は前記した第1のドライバ回路131 〜13n/N に相当
し、Y側ドライバ回路241 は2本の電極Y1 とY241
に共通接続されている。同様に、i番目(ただし、i=
2〜240)のY側走査ドライバ回路24i は2本の電
極Yi とYi+24 0 に共通接続されている。
【0026】X側ドライバ回路251 は240本の電極
1 〜X240 に共通接続され、X側ドライバ回路252
は240本の電極X241 〜X480 に共通接続されてい
る。これらX側ドライバ回路251 及び252 は前記第
2のドライバ回路141 〜14 N に相当する。また、ア
ドレスドライバ回路26はアドレス電極A1 〜Amに夫
々接続されている。
【0027】これにより、表示部21の表示領域はX側
ドライバ回路251 によって選択される表示領域271
と、X側ドライバ回路252 によって選択される表示領
域272 の2つに帯状に分割される。
【0028】図3は本発明方法の一実施例の模式図を示
す。本発明方法の一実施例について図2の実施例装置と
共に説明する。まず、図3(A)にTa1 で示す期間、
表示領域271 の各放電セルへの一括書き込みが行なわ
れる。この一括書き込み時には、図2において制御回路
22の出力制御信号に基づいてX側ドライバ回路25 1
から駆動信号が送出されると同時に、Y側共通ドライバ
回路23を通してY側走査ドライバ回路241 〜24
240 から駆動信号が送出される。
【0029】これにより、電極X1 〜X240 とこれに隣
接する電極Y1 〜Y240 の間のガスがイオン化されて放
電され、放電電流が流れて両電極を覆っている誘電体表
面を充電し、誘電体表面に壁電荷を形成させる。その結
果、表示領域271 内の各放電セルが夫々点灯する。
【0030】続いて、図3(A)にTa2 で示す期間、
消去走査が行なわれる。この消去走査はY側走査ドライ
バ回路241 〜24240 とアドレスドライバ回路26に
より1ラインずつ順次行なわれる。すなわち、まずY側
走査ドライバ回路241 から電極Y1 とY241 に信号が
供給されると共に、アドレスドライバ回路26からアド
レス電極A1 〜Amのうち1ライン目の表示データに基
づいて選択されたアドレス電極に信号が供給される。
【0031】これにより、選択された電極Y1 ,Y241
と、選択されたアドレス電極との交点の放電セルは壁電
荷が低い値とされて以後の維持パルスでは放電を継続さ
せないようにされ、消灯する。以下、上記と同様にし
て、Y側走査ドライバ回路24 2 ,243 ,…,24
240 の順で順次信号が出力されると共に、アドレスドラ
イバ回路26より2ライン目、3ライン目,…,240
ライン目の表示データに基づいたアドレス電極への信号
が送出され、順次消灯が行なわれる。
【0032】ここで、消去動作はアドレス電極が選択
されていること、電極Y1 〜Y48 0 が選択されている
ことの他に、消去が行なわれる以前に書き込みが行な
われ、放電セルに壁電荷が形成されていること、の3つ
を条件として行なわれるから、前記したTa1 の一括書
き込み期間で書き込みが行なわれている表示領域27 1
の各放電セルに対してのみ、図3(A)にTa2 で示す
期間、消去走査が行なわれる。
【0033】しかし、表示領域272 の各放電セルに対
しては、書き込みが直前に行なわれていないから、図3
(A)にTa2 ’で示す上記Ta2 と同じ期間には、消
去走査は行なわれない。すなわち、消去走査期間におけ
る消去動作の表示領域271,272 の振り分けは、上
記のの条件の有無により行なわれる。これにより、上
記期間Ta2 ,Ta2 ’を経過すると、表示領域271
にのみ240ライン分の表示データに基づき、消灯され
るべき放電セルが消灯され、残りの点灯放電セルによっ
て表示データの画像が表示される。
【0034】続いて、Y側走査ドライバ回路241 〜2
240 とX側ドライバ回路251 から維持パルスが、従
来の2倍の周波数で出力される。これにより、表示領域
27 1 内の点灯放電セルのみ放電状態が維持され、従来
と同一の輝度で画像表示が行なわれる。図3(A)のT
3 がこの維持パルスによる表示領域271 の放電維持
期間(サステイン期間)を示している。
【0035】しかる後に、図3(A)にTa4 で示す期
間、一括消去が行なわれる。この一括消去はY側走査ド
ライバ回路241 〜24240 とX側ドライバ回路251
とから消去パルスが出力されることにより行なわれ、X
側ドライバ回路251 に接続されている電極X1 〜X
240 が配設されている表示領域271 のすべての放電セ
ルの放電が停止され、その結果表示領域271 の放電セ
ルはすべて消灯する。
【0036】この一括消去期間Ta4 により、表示領域
271 の放電セルのすべてに壁電荷が残留しないように
されるため、従来と同一の動作マージンを確保すること
ができる。
【0037】次に図3(B)にTb1 で示す期間、X側
ドライバ回路252 から駆動信号が送出されると同時
に、Y側走査ドライバ回路241 〜24240 から駆動信
号が送出され、X側ドライバ回路252 に共通接続され
ている電極X241 〜X480 が配設されている表示領域2
2 内の各放電セルが一斉に放電され、その誘電体表面
に壁電荷が形成されると共に点灯する。従って、図3
(B)にTb1 で示す期間は、表示領域272 内のすべ
ての放電セルに一括書き込みが行なわれる。
【0038】続いて、図3(B)にTb2 で示す期間消
去走査が行なわれる。この期間Tb 2 ではY側走査ドラ
イバ回路241 〜24240 により電極がY241
242 ,Y 243 ,…Y480 の順で順次選択されると共
に、アドレス電極A1 〜Amが各ラインの表示データに
応じて選択され、一括書き込み期間Tb1 で壁電荷が形
成されている表示領域272 の各放電セルに対して消去
走査が行なわれる。
【0039】この期間Tb2 に対応した図3(A)に示
すTb2 ’では表示領域271 内の各放電セルの電極Y
1 〜Y240 とアドレス電極A1 〜Amの選択は行なわれ
るが、前記したの条件を満たさないので、消去走査は
行なわれない。このようにして、上記期間Tb2 ,Tb
2 ’経過後は表示領域272 にのみ、ライン241から
ライン480までの計240ライン分の表示データによ
る画像が表示される。続いて、図3(B)にTb3 で示
すサステイン期間では、Y側走査ドライバ回路241
24240 とX側ドライバ回路252 から維持パルスが出
力されることにより、表示領域272 内の点灯放電セル
のみ放電状態が維持される。このとき、維持パルスは従
来の2倍の周波数で出力されるため、従来と同一の輝度
が確保できる。
【0040】しかる後に、図3(B)にTb4 で示す期
間は表示領域272 内の各放電セルに対して消去動作が
行なわれ、壁電荷を消去させる。その後、再び図3
(A)にTa5 で示す期間、表示領域271 内の各放電
セルに対して一括書き込みが行なわれ、以下,上記と同
様の動作が繰り返される。
【0041】上記の期間Ta1 の始めから期間Tb4
終わりまでは1フレーム期間である。従って、本実施例
によれば、1/2フレーム期間毎に表示領域271 と2
2で交互に画像表示が行なわれることとなるが、表示
領域切換えはその周期が短いので人間の視覚上問題とな
らない。
【0042】このようにして、本実施例によれば、従来
の半分の数のY側走査ドライバ回路241 〜24240
輝度、動作マージンを損うことなく画像表示ができる。
なお、本実施例ではX側ドライバが251 及び252
示す如く、従来より一回路多くなるが、表示領域を分割
することによる電力低減を考慮すると、X側ドライバ回
路全体のコストは従来と殆ど変らない。
【0043】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、その他種々の変形例が可能である。例え
ば、図2において、X側ドライバ回路251 及び252
の代りに同様のX側ドライバ回路を2回路設け、一方の
X側ドライバ回路は奇数番目の電極X1 ,X3 ,…,X
479 に共通接続し、他方のX側ドライバ回路は偶数番目
の電極X2 ,X4 ,…,X480 に共通接続し、またY側
走査ドライバ回路24 1 〜24240 は夫々図2中、上か
ら下方向へ順に隣接する2本のY電極と共通接続するこ
とにより、図3と同様の駆動方法により、所謂飛び越し
走査による画像表示ができる。
【0044】また、本発明は面放電型プラズマディスプ
レイパネル以外のフラットディスプレイ装置に適用する
こともできる。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、本発明装置によれば、従来
放電セルの垂直方向の個数(ライン数)と同じ回路必要
であった前記第1のドライバ回路を、1つの第1のドラ
イバ回路に共通接続される電極の本数をN(ただし、n
>N)としたとき、1/N倍に低減することができるた
め、従来に比し大幅に安価に構成できる。また、本発明
方法によれば、第1のドライバ回路をn/N個に削減し
た表示装置において、従来と輝度及び動作マージンを同
じに確保した状態で、N個の表示領域に画像を切換え表
示することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明装置の一実施例の構成図である。
【図3】本発明方法の一実施例を示す構成図である。
【図4】従来装置の一例の構成図である。
【図5】従来方法の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
111 〜11n,Y1 〜Y480 第1の電極 121 〜12n,X1 〜X480 第2の電極 131 〜13n/N 第1のドライバ回路 141 〜14N 第2のドライバ回路 151 〜15N 分割領域 16 共通ドライバ回路 21 表示部 241 〜24240 Y側走査ドライバ回路 251 ,252 X側ドライバ回路 26 アドレスドライバ回路 271 ,272 表示領域 A1 〜Am アドレス電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向にn個、水平方向にm個夫々マ
    トリクス状に配列された放電セルのうち、水平方向に配
    列されたm個の放電セルに共通に配置された全部でn本
    の第1の電極(111 〜11n)と、該水平方向に配列
    されたm個の放電セルに共通に、かつ、該第1の電極に
    平行に配置された第2の電極(121〜12n)と、垂
    直方向に配列されたn個の放電セルに共通に配置された
    全部でm本のアドレス電極(A1 〜Am)とを有し、該
    第1及び第2の電極により放電セルを点灯、点灯の維
    持、走査及び消灯を選択的に行なわせ、かつ、該アドレ
    ス電極により表示データに対応する位置以外の位置の放
    電セルを消灯させる表示装置において、 全部でn本の前記第1の電極(111 〜11n)をN本
    (ただし、Nは2以上の整数)毎に共通に駆動する全部
    でn/N個の第1のドライバ回路(131 〜13n/N
    と、 前記第2の電極(121 〜12n)をn/N本毎に共通
    に駆動する全部でN個の第2のドライバ回路(141
    14N )とを有し、1フレーム期間内で該第2のドライ
    バ回路(141 〜14N )から順次駆動信号を出力して
    表示を行なうことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のドライバ回路(141 〜14
    N )に共通に接続される垂直方向にn/N本の第2の電
    極は、一画面全体を帯状にN分割したときの各分割領域
    (151 〜15N )内の放電セルに配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のドライバ回路(131 〜13
    n/N )は、各々垂直方向に隣接する2本の前記第1の電
    極(111 〜11n)に共通接続された全部でn/2個
    のドライバ回路であり、前記第2のドライバ回路(14
    1 〜14N )は、各々垂直方向のn/2本の第2の電極
    に共通接続された全部で2個のドライバ回路であり、2
    個の該第2のドライバ回路のうち一方に共通接続される
    n/2本の第2の電極は垂直方向の奇数番目の電極であ
    り、他方の第2のドライバ回路に共通接続されるn/2
    本の第2の電極は垂直方向の偶数番目の電極であること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 垂直方向にn個、水平方向にm個夫々マ
    トリクス状に配列された一画面の放電セルを全部同時に
    点灯する一括書き込みと、所定方向に走査してアドレス
    電極から与えられる表示データに対応した点灯位置以外
    の位置の放電セルを順次消灯する消去走査と、該表示デ
    ータに対応した点灯位置の放電セルの点灯状態を継続す
    る放電維持動作と、一画面の放電セルを全部同時に消灯
    する一括消去とを順次巡回的に繰り返すことにより表示
    を行なう表示装置の駆動方法において、 前記一画面の放電セルのうち、水平方向に配列されたm
    個の放電セルに共通に接続された全部でn本の第1の電
    極(111 〜11n)を、N本(ただし、Nは2以上の
    整数)毎に共通に駆動する第1のドライバ回路(131
    〜13n/N )よりの駆動信号と、 前記水平方向に配列されたm個の放電セルに共通に接続
    され、かつ、該第1の電極(111 〜11n)と平行に
    配置された第2の電極(121 〜12n)をn/N本毎
    に共通に駆動する第2のドライバ回路(141 〜1
    N )よりの駆動信号とにより、前記一括書き込み、消
    去走査、放電維持動作及び一括消去からなる一連の表示
    サイクルを、全部でN個の該第2のドライバ回路(14
    1 〜14N )より順次駆動信号を切換出力させて1フレ
    ーム期間内でN回時分割的に行なうことを特徴とする表
    示装置の駆動方法。
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