JPH0521641B2 - - Google Patents
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- JPH0521641B2 JPH0521641B2 JP59256312A JP25631284A JPH0521641B2 JP H0521641 B2 JPH0521641 B2 JP H0521641B2 JP 59256312 A JP59256312 A JP 59256312A JP 25631284 A JP25631284 A JP 25631284A JP H0521641 B2 JPH0521641 B2 JP H0521641B2
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- rolls
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/08—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
- B21B1/088—H- or I-sections
- B21B1/0886—H- or I-sections using variable-width rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はH形鋼の熱間圧延方法に係り、特に寸
法精度がすぐれ、ロール変換回数を減少できるH
形鋼の熱間圧延方法に関し、H形鋼の製造分野に
利用される。 〔従来の技術〕 一般にH形鋼の熱間圧延は第1図A,Bに示す
如き工程で、ブレークダウン圧延機12、粗ユニ
バーサル圧延機14、エツジヤー圧延機16およ
び仕上ユニバーサル圧延機18の組合せによつて
行われる。すなわち、第2図A,B,Cに示す如
きスラブ2、矩形鋼形4、H形鋼用鋼片6等の素
材を第3図A,Bに示す開孔形8あるいは閉孔形
10を刻設した上下ロールを有する2重式ブレー
クダウン圧延機12で所定の形状に粗造形する。
ブレークダウン圧延機12では複数の孔形を使用
し順次各複数パスの圧延によつて素材を以後の中
間圧延に適合した形状に加工する。 粗造形された素材は第4図Aに示した如きロー
ル形状の1基以上の粗ユニバーサル圧延機14と
第4図Bに示した如きロール形状の1基以上のエ
ツジヤー圧延機16により1パスあるいは複数パ
スの中間圧延後、第4図Cに示した如きロール形
状の仕上ユニバーサル圧延機18において1パス
でH形孔製品に圧延される。 製品寸法が決まれば仕上ユニバーサル圧延機1
8のロール寸法と、それ以前の圧延機のロール寸
法が決まる。すなわち、第3図Aのイ、第4図A
のロ、第4図Cのニ等の寸法はほぼ等しくなる如
く設計されている。このように特にブレークダウ
ンに圧延後の形状変化が限定されたものであるた
めに特定幅の水平ロールを使用するので、従来は
製品寸法が変わる度に、水平ロールのロール変換
をする必要があつた。 通常、H形鋼の圧延は多サイズ少量圧延であ
り、例えばH形鋼の製品サイズはJIS規格で33シ
リーズ、ASTM規格で44シリーズ、合計で77シ
リーズに及ぶ。従来、あるサイズから他のサイズ
へのロール変換に要する時間としては通常25〜30
分かかるので、多サイズのH形鋼を圧延するため
にはサイズ数に比例したロール交換時間がかか
り、この分稼働率を低下させている。当然ロール
交換時にも素材は加熱し、炉内で保熱しておくこ
とになり、多大のエネルギーロスを生じている。 また従来一般に、H形鋼圧延においては第5図
に示すように粗ユニバーサル圧延機14の水平ロ
ール20の側面部22が圧延本数の増加とともに
摩耗して水平ロール20の内幅寸法が減少する傾
向がある。竪ロール24も摩耗するが、この場合
は竪ロール24の開度を摩耗分だけ調整すればよ
く、それほど問題はない。このため第6図で示す
如くフランジ厚みホを一定にするとウエブ高さヘ
が水平ローラ20の側面部22の摩耗分だけ低く
なるので、通常は寸法公差が許す範囲でフランジ
厚みホを厚くしてウエブ高さヘを確保している。 すなわち、材料のウエブ高さヘは水平ロール2
0の幅の大小により影響されるので、通常ウエブ
高さヘの寸法許容差の範囲内で使用する有効ロー
ル幅が決められており、例えばウエブ高さ400mm
未満では±0.3mm、同400mm以上600mm未満では±
4.0mm、同600mm以上では±5.0mmの許容差が
JISG3192に規定されている。 したがつて、使用する水平ロール20の幅によ
つてフランジ厚みが異なり、特に摩耗して幅が減
少した水平ロール20で圧延すると製品のフラン
ジ厚は厚くなり歩留が低下する。当然圧延チヤン
ス毎に使用するロール幅が変わることによるチヤ
ンス毎の製品寸法のばらつき、あるいは同一圧延
チヤンス内でも水平ロール側面部22の摩耗に基
づくフランジ厚み変化を伴うことになり、これら
は寸法精度上好ましくない。 また、サイズ毎にブレークダウンロール、粗ユ
ニバーサルロール、エツジヤーロール、仕上ユニ
バーサルロールを保有する必要があるので、ロー
ルの保有数が必然的に多くなる問題もあり、通常
1サイズにつき予備のため2〜3セツトを保有し
ている。さらに例えば、ウエブ高さが700mmと800
mmの間の寸法の製品を要求されたとしても、現有
のロール幅の枠外であり製造は不可能である。ど
うしても製造するとなればブレークダウンロール
からユニバーサルロール、エツジヤーロールまで
新規に保有する必要があり、当然ロール保有数が
さらに増加することは避けられない。 この問題に対して従来、特公昭53−40949号に
開示されたようにユニバーサルロールの水平ロー
ルをロール軸と垂直方向に2分割して、その間に
スペーサーを挿入して圧延する方法がある。ただ
しこの方法はある範囲のウエブ高さサイズに共用
できるが、圧延サイズ毎に専用のスペーサーが必
要であり、また圧延開始時の水平ロール側壁部2
2の摩耗量に応じたロール幅調整ができず、同一
チヤンス内の製品のフランジ厚のばらつきは未解
決の問題として残る。 更にロール幅のセツトは圧延ライン内ではな
く、ラインから離れた専用のロール交換場所で行
うため、サイズ変更ごとに必要なロール変換時間
の損失は避けられない等の幾多の欠点があつた。
従来の問題点は第3図のイ、第4図Aのロ、第4
図Bのハ、第4図Cのニの寸法が少くとも圧延ラ
イン内においては固定されているために生じる。
本発明者らは、従つて圧延ライン内において上記
のイ,ロ,ハ,ニの寸法の変更が可能であれば、
製品寸法に応じてイ,ロ,ハ,ニの寸法を変更し
て圧延することによつて上記の問題を解決できる
ことを見い出し、この知見に基づいて、先に特願
昭58−7542号(特開昭59−133902号)および特願
昭58−189691号(特開昭60−82201号)を開示し
た。すなわち、前者の特願昭58−7542号(以下先
願技術Aと称する)は第7図A,B,Cに示す如
く軸方向の位置をそれぞれ変更できる分割ロール
26,32,34をそれぞれ粗ユニバーサル圧延
機14、エツジヤー圧延機16、仕上ユニバーサ
ル圧延機18に配置してウエブの部分圧延、フラ
ンジ端部圧延を行うことによつて同一ロールで異
なつたウエブ高さサイズの圧延を可能とする圧延
方法である。 この方法においては、エツジヤー圧延で生じる
ウエブの幅広がに応じてロール間隔を増加させな
がら目標のウエブ高さに圧延できる。後者の特願
生58−189691号(以下の先願技術Bと称する)は
第8図A,B,C,Dに示す如く軸方向の位置を
変更できる分割ロール26,28,32,34を
1次粗ユニバーサル圧延機14、エツジヤー圧延
機16、2次粗ユニバーサル圧延機14B、仕上
ユニバーサル圧延機Dに配置して、同一ロールで
異なつたウエブ高さサイズ、フランジ幅サイズの
圧延あるいは第9図A,B,Cに示す如く、軸方
向の位置を変更できる分割ロール26,32,3
4を1次粗ユニバーサル圧延機14A、2次粗ユ
ニバーサル圧延機14B、仕上ユニバーサル圧延
機18に配置して、同一ロールで異なつたウエブ
高さサイズの圧延を可能とする圧延方法に関する
ものである。 しかしこれらの先願技術はそれまでの従来の圧
延に比してロール交換頻度の減少等多くの効果を
有するが、上記のユニバーサル圧延機で異なるウ
エブ高さ寸法のH形鋼を圧延するための素材すな
わちブレークダウン圧延後の粗形鋼片の断面は異
なり、ユニバーサル圧延機以降が同一ロールで圧
延できず同一ロールで圧延サイズを変更する場合
にはブレークダウンロールを変更する必要があつ
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的はブレークダウン圧延後の断面が
同一の素材を使用して異なつたウエブ高さの種々
のH形鋼製品が圧延できる熱間圧延方法を提供す
ることにある。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 本発明の要旨とするところは次の如くである。
すなわち、スラブ、矩形鋼片およびH形鋼用鋼片
を素材とし、ブレークダウン圧延にてH形鋼用粗
形鋼片に造形した後、粗ユニバーサル圧延ではロ
ール軸方向の位置がパス毎に移動可能な分割ロー
ルから成る幅可変ロールにより圧延する段階を有
して成るH形鋼の熱間圧延方法において、前記幅
可変ロールによる繰返し圧延の各パスにおいてウ
エブ内幅の縮小量がウエブ厚の80%以内の量、も
しくはウエブ内幅の拡大量がウエブ減面量/ウエ
ブ厚の比の90%以内の量となるように前記幅可変
ロールの間隔を調整して少くとも1パス以上圧延
することにより、ブレークダウン圧延後の同一断
面形状からロール変換することなく異なるウエブ
高さのH形鋼を圧延することを特徴とするH形鋼
の熱間圧延方法である。 本発明者らはH形鋼の部分圧延について種々研
究した結果、ある条件のもとにユニバーサル圧延
機の竪ロールによる素材ウエブ内幅の縮小と分割
ロールによるウエブ内幅の拡大が可能であること
を見い出した。第9図Aのユニバーサル圧延機の
分割ロール26の間隔タを第6図に示す材料のウ
エブ内幅ヨより狭くして、竪ロールで材料のウエ
ブ内幅を縮小した場合、縮小する量が大きいと第
10図A,Bに示すような製品化に不良な全体形
状となる。第10図Aはウエブ内幅を縮小したと
きにウエブとフランジの鏡のR部近傍が軸方向に
座屈したのち分割ロールで押え込まれて疵になつ
たものであり、第10図Bは第10図Aの程度が
小さいもので、ウエブ上面側のR部が鋭角に変形
し上下のフランジ脚長ネが不均一になつたもので
ある。 次に本発明の基礎になつた実験について説明す
る。ユニバーサル圧延において種々の条件でウエ
ブ内幅を縮小し、ウエブ内幅縮小量ΔSとその時
のウエブ厚H0と不良全体形状の発生状況との関
係を第11図に示した。第11図中×印が不都合
現象を生じたもの、○印は問題なかつたものを示
す。このようにウエブ厚の80%以内の量であれば
問題なくウエブ内幅の縮小が行なえることが判明
した。従つて本発明においては、ウエブ内幅の縮
小量をウエブ厚の80%以内に限定した。ただし、
ここでウエブ厚H0とは各パスにおける粗ユニバ
ーサル圧延前のウエブ厚である。 また第9図Bに示す2次粗ユニバーサル圧延機
あるいはエツジヤー圧延機の分割ロールの間隔ソ
を材料のウエブ内幅寸法より大きくしてウエブ内
幅を拡大する場合には、分割ロールの間隔が大き
過ぎると材料のフランジ内側をロールで削り、疵
を発生し製品化できなくなる。第12図は種々の
実験を行なつて得た疵発生の有無に対するウエブ
内幅の拡大量ΔLとウエブ減面量/ウエブ厚の比
の関係を示したものである。 ここでウエブ減面量とは第13図に示す如く各
パスにおいて1次ユニバーサル圧延で非圧下とな
つたウエブ中央部を2次ユニバーサル圧延あるい
はエツジヤー圧延で圧下したときのウエブの減面
量で図中の斜線部ナの面積に相当する。またウエ
ブ厚とは、各パスにおける1次ユニバーサル圧延
で圧下後のウエブ厚であつて、第13図ラに相当
する。 第12図の中で×印は疵を発生したもの、○印
は問題なくウエブ内幅の拡大が行えたものであ
る。これによりウエブ内幅の拡大量は、ウエブ減
面量/ウエブ厚の比の90%以内の量であれば形状
不良を来たすことなくウエブ内幅の拡大が行なえ
ることが判明したので、本発明においてはウエブ
内幅の拡大量ΔLをウエブ減面量/ウエブ厚の比
の90%以内に限定した。 このことを次に更に詳細に説明する。第14図
はブレークダウン圧延後の素材をユニバーサル圧
延で部分圧延したときの材料のウエブ内幅変化を
示したものである。左側の縦軸にブレークダウン
圧延後材料のウエブ内幅寸法をとり、右側の縦軸
にユニバーサル圧延後の製品のウエブ内幅寸法を
とり、横軸にユニバーサル圧延のパス番号をとつ
たものである。 先願技術(A)の特願昭58−7542号の場合は直線a
に相当し、第7図Bのエツジヤー圧延で材料の未
圧下のウエブ中央部を圧下する際にウエブが幅広
がりを生じるので、幅広がりに応じて分割ロール
の間隔を広げながら圧延し目標のSのウエブ内幅
寸法が得られる。従つてウエブ内幅の変更はエツ
ジヤー圧延機によつて行われる。 先願技術(B)の特願昭58−189691号の場合は直線
bに相当し、ブレークダウン圧延後の材料と製品
のウエブ内幅寸法がほぼ等しい状態で圧延するこ
とになり目標のSのウエブ内幅寸法が得られる。
先願技術(B)では、幅可変ロールを有する2基の粗
ユニバーサ圧延機を用い、一方の粗ユニバーサル
圧延機では未圧下部となるウエブ中央部を他方の
粗ユニバーサル圧延機の幅可変ロールの中間の固
定ロール部分で圧下しつつ、竪ロールでフランジ
圧下を行う。この時の延伸効率の低下をユニバー
サル圧延機の竪ロール圧下で防止しようとするも
のであるが、ウエブ中央の未圧下部圧延時の幅広
がりを竪ロールが拘束しているので、この粗ユニ
バーサル圧延ではウエブ内幅は大きく変更されな
い。 これに対し本発明によるものは直線cと曲線d
で示される。直線cは分割ロールによるウエブ内
幅の拡大を積極的にとり入れた場合であり、tの
ウエブ内幅寸法が得られる。また曲線dは竪ロー
ルによるウエブ内幅の縮小を行つた場合であり、
uのウエブ内幅寸法が得られる。 したがつて、本発明により同一素材からウエブ
内幅がtからuの範囲のH形鋼を作り分けること
が可能となる。従来はサイズごとにブレークダウ
ンロールを持ち、圧延の都度ロール交換を要して
いたが、本発明においてはユニバーサル圧延用ロ
ールだけでなくブレークダウンロールも同一ロー
ルで異なるサイズの圧延が可能となり全ラインロ
ール交換なしに連続的に異サイズを圧延すること
ができる。 〔実施例〕 実施例 1 本発明を第15図に示した圧延機の配置により
第9図A,B,Cに示した分割ロールを用いて実
施した。 まず1次粗ユニバーサル圧延機14−1におい
て材料のフランジ面が5度程度テーパーを有する
水平分割ロール26と竪ロールによりウエブとフ
ランジを圧延し、ウエブ中央部は非圧下状態で、
次に2次粗ユニバーサル圧延機14−2において
フランジ端部に5度程度のテーパーを有する水平
分割ロール32でフランジ端部を、同時に同一水
平分割ロール32と竪ロールでフランジ圧下を、
固定ロール30でウエブ中央の未圧下部をそれぞ
れ圧延し、この両者の圧延を繰り返し行つた。こ
れらの1次および2次粗ユニバーサル圧延機14
−1,14−2における中間圧延を終了後、第9
図Cの如くテーパーのない分割ロール34と竪ロ
ールをそなえた仕上ユニバーサル圧延機18で5
度のテーパーを有するフランジを起して製品に仕
上げ圧延した。 第1表に示す寸法のロールを使用しH800×300
圧延用のブレークダウンロールでウエブ厚を90mm
に圧延したH形鋼用鋼片から呼称寸法700×300と
900×300のH形鋼を製造した。なおそれぞれの製
品のウエブ内幅寸法は656mm(700×300)、752mm
(800×300)および850mm(900×300)である。
法精度がすぐれ、ロール変換回数を減少できるH
形鋼の熱間圧延方法に関し、H形鋼の製造分野に
利用される。 〔従来の技術〕 一般にH形鋼の熱間圧延は第1図A,Bに示す
如き工程で、ブレークダウン圧延機12、粗ユニ
バーサル圧延機14、エツジヤー圧延機16およ
び仕上ユニバーサル圧延機18の組合せによつて
行われる。すなわち、第2図A,B,Cに示す如
きスラブ2、矩形鋼形4、H形鋼用鋼片6等の素
材を第3図A,Bに示す開孔形8あるいは閉孔形
10を刻設した上下ロールを有する2重式ブレー
クダウン圧延機12で所定の形状に粗造形する。
ブレークダウン圧延機12では複数の孔形を使用
し順次各複数パスの圧延によつて素材を以後の中
間圧延に適合した形状に加工する。 粗造形された素材は第4図Aに示した如きロー
ル形状の1基以上の粗ユニバーサル圧延機14と
第4図Bに示した如きロール形状の1基以上のエ
ツジヤー圧延機16により1パスあるいは複数パ
スの中間圧延後、第4図Cに示した如きロール形
状の仕上ユニバーサル圧延機18において1パス
でH形孔製品に圧延される。 製品寸法が決まれば仕上ユニバーサル圧延機1
8のロール寸法と、それ以前の圧延機のロール寸
法が決まる。すなわち、第3図Aのイ、第4図A
のロ、第4図Cのニ等の寸法はほぼ等しくなる如
く設計されている。このように特にブレークダウ
ンに圧延後の形状変化が限定されたものであるた
めに特定幅の水平ロールを使用するので、従来は
製品寸法が変わる度に、水平ロールのロール変換
をする必要があつた。 通常、H形鋼の圧延は多サイズ少量圧延であ
り、例えばH形鋼の製品サイズはJIS規格で33シ
リーズ、ASTM規格で44シリーズ、合計で77シ
リーズに及ぶ。従来、あるサイズから他のサイズ
へのロール変換に要する時間としては通常25〜30
分かかるので、多サイズのH形鋼を圧延するため
にはサイズ数に比例したロール交換時間がかか
り、この分稼働率を低下させている。当然ロール
交換時にも素材は加熱し、炉内で保熱しておくこ
とになり、多大のエネルギーロスを生じている。 また従来一般に、H形鋼圧延においては第5図
に示すように粗ユニバーサル圧延機14の水平ロ
ール20の側面部22が圧延本数の増加とともに
摩耗して水平ロール20の内幅寸法が減少する傾
向がある。竪ロール24も摩耗するが、この場合
は竪ロール24の開度を摩耗分だけ調整すればよ
く、それほど問題はない。このため第6図で示す
如くフランジ厚みホを一定にするとウエブ高さヘ
が水平ローラ20の側面部22の摩耗分だけ低く
なるので、通常は寸法公差が許す範囲でフランジ
厚みホを厚くしてウエブ高さヘを確保している。 すなわち、材料のウエブ高さヘは水平ロール2
0の幅の大小により影響されるので、通常ウエブ
高さヘの寸法許容差の範囲内で使用する有効ロー
ル幅が決められており、例えばウエブ高さ400mm
未満では±0.3mm、同400mm以上600mm未満では±
4.0mm、同600mm以上では±5.0mmの許容差が
JISG3192に規定されている。 したがつて、使用する水平ロール20の幅によ
つてフランジ厚みが異なり、特に摩耗して幅が減
少した水平ロール20で圧延すると製品のフラン
ジ厚は厚くなり歩留が低下する。当然圧延チヤン
ス毎に使用するロール幅が変わることによるチヤ
ンス毎の製品寸法のばらつき、あるいは同一圧延
チヤンス内でも水平ロール側面部22の摩耗に基
づくフランジ厚み変化を伴うことになり、これら
は寸法精度上好ましくない。 また、サイズ毎にブレークダウンロール、粗ユ
ニバーサルロール、エツジヤーロール、仕上ユニ
バーサルロールを保有する必要があるので、ロー
ルの保有数が必然的に多くなる問題もあり、通常
1サイズにつき予備のため2〜3セツトを保有し
ている。さらに例えば、ウエブ高さが700mmと800
mmの間の寸法の製品を要求されたとしても、現有
のロール幅の枠外であり製造は不可能である。ど
うしても製造するとなればブレークダウンロール
からユニバーサルロール、エツジヤーロールまで
新規に保有する必要があり、当然ロール保有数が
さらに増加することは避けられない。 この問題に対して従来、特公昭53−40949号に
開示されたようにユニバーサルロールの水平ロー
ルをロール軸と垂直方向に2分割して、その間に
スペーサーを挿入して圧延する方法がある。ただ
しこの方法はある範囲のウエブ高さサイズに共用
できるが、圧延サイズ毎に専用のスペーサーが必
要であり、また圧延開始時の水平ロール側壁部2
2の摩耗量に応じたロール幅調整ができず、同一
チヤンス内の製品のフランジ厚のばらつきは未解
決の問題として残る。 更にロール幅のセツトは圧延ライン内ではな
く、ラインから離れた専用のロール交換場所で行
うため、サイズ変更ごとに必要なロール変換時間
の損失は避けられない等の幾多の欠点があつた。
従来の問題点は第3図のイ、第4図Aのロ、第4
図Bのハ、第4図Cのニの寸法が少くとも圧延ラ
イン内においては固定されているために生じる。
本発明者らは、従つて圧延ライン内において上記
のイ,ロ,ハ,ニの寸法の変更が可能であれば、
製品寸法に応じてイ,ロ,ハ,ニの寸法を変更し
て圧延することによつて上記の問題を解決できる
ことを見い出し、この知見に基づいて、先に特願
昭58−7542号(特開昭59−133902号)および特願
昭58−189691号(特開昭60−82201号)を開示し
た。すなわち、前者の特願昭58−7542号(以下先
願技術Aと称する)は第7図A,B,Cに示す如
く軸方向の位置をそれぞれ変更できる分割ロール
26,32,34をそれぞれ粗ユニバーサル圧延
機14、エツジヤー圧延機16、仕上ユニバーサ
ル圧延機18に配置してウエブの部分圧延、フラ
ンジ端部圧延を行うことによつて同一ロールで異
なつたウエブ高さサイズの圧延を可能とする圧延
方法である。 この方法においては、エツジヤー圧延で生じる
ウエブの幅広がに応じてロール間隔を増加させな
がら目標のウエブ高さに圧延できる。後者の特願
生58−189691号(以下の先願技術Bと称する)は
第8図A,B,C,Dに示す如く軸方向の位置を
変更できる分割ロール26,28,32,34を
1次粗ユニバーサル圧延機14、エツジヤー圧延
機16、2次粗ユニバーサル圧延機14B、仕上
ユニバーサル圧延機Dに配置して、同一ロールで
異なつたウエブ高さサイズ、フランジ幅サイズの
圧延あるいは第9図A,B,Cに示す如く、軸方
向の位置を変更できる分割ロール26,32,3
4を1次粗ユニバーサル圧延機14A、2次粗ユ
ニバーサル圧延機14B、仕上ユニバーサル圧延
機18に配置して、同一ロールで異なつたウエブ
高さサイズの圧延を可能とする圧延方法に関する
ものである。 しかしこれらの先願技術はそれまでの従来の圧
延に比してロール交換頻度の減少等多くの効果を
有するが、上記のユニバーサル圧延機で異なるウ
エブ高さ寸法のH形鋼を圧延するための素材すな
わちブレークダウン圧延後の粗形鋼片の断面は異
なり、ユニバーサル圧延機以降が同一ロールで圧
延できず同一ロールで圧延サイズを変更する場合
にはブレークダウンロールを変更する必要があつ
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的はブレークダウン圧延後の断面が
同一の素材を使用して異なつたウエブ高さの種々
のH形鋼製品が圧延できる熱間圧延方法を提供す
ることにある。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 本発明の要旨とするところは次の如くである。
すなわち、スラブ、矩形鋼片およびH形鋼用鋼片
を素材とし、ブレークダウン圧延にてH形鋼用粗
形鋼片に造形した後、粗ユニバーサル圧延ではロ
ール軸方向の位置がパス毎に移動可能な分割ロー
ルから成る幅可変ロールにより圧延する段階を有
して成るH形鋼の熱間圧延方法において、前記幅
可変ロールによる繰返し圧延の各パスにおいてウ
エブ内幅の縮小量がウエブ厚の80%以内の量、も
しくはウエブ内幅の拡大量がウエブ減面量/ウエ
ブ厚の比の90%以内の量となるように前記幅可変
ロールの間隔を調整して少くとも1パス以上圧延
することにより、ブレークダウン圧延後の同一断
面形状からロール変換することなく異なるウエブ
高さのH形鋼を圧延することを特徴とするH形鋼
の熱間圧延方法である。 本発明者らはH形鋼の部分圧延について種々研
究した結果、ある条件のもとにユニバーサル圧延
機の竪ロールによる素材ウエブ内幅の縮小と分割
ロールによるウエブ内幅の拡大が可能であること
を見い出した。第9図Aのユニバーサル圧延機の
分割ロール26の間隔タを第6図に示す材料のウ
エブ内幅ヨより狭くして、竪ロールで材料のウエ
ブ内幅を縮小した場合、縮小する量が大きいと第
10図A,Bに示すような製品化に不良な全体形
状となる。第10図Aはウエブ内幅を縮小したと
きにウエブとフランジの鏡のR部近傍が軸方向に
座屈したのち分割ロールで押え込まれて疵になつ
たものであり、第10図Bは第10図Aの程度が
小さいもので、ウエブ上面側のR部が鋭角に変形
し上下のフランジ脚長ネが不均一になつたもので
ある。 次に本発明の基礎になつた実験について説明す
る。ユニバーサル圧延において種々の条件でウエ
ブ内幅を縮小し、ウエブ内幅縮小量ΔSとその時
のウエブ厚H0と不良全体形状の発生状況との関
係を第11図に示した。第11図中×印が不都合
現象を生じたもの、○印は問題なかつたものを示
す。このようにウエブ厚の80%以内の量であれば
問題なくウエブ内幅の縮小が行なえることが判明
した。従つて本発明においては、ウエブ内幅の縮
小量をウエブ厚の80%以内に限定した。ただし、
ここでウエブ厚H0とは各パスにおける粗ユニバ
ーサル圧延前のウエブ厚である。 また第9図Bに示す2次粗ユニバーサル圧延機
あるいはエツジヤー圧延機の分割ロールの間隔ソ
を材料のウエブ内幅寸法より大きくしてウエブ内
幅を拡大する場合には、分割ロールの間隔が大き
過ぎると材料のフランジ内側をロールで削り、疵
を発生し製品化できなくなる。第12図は種々の
実験を行なつて得た疵発生の有無に対するウエブ
内幅の拡大量ΔLとウエブ減面量/ウエブ厚の比
の関係を示したものである。 ここでウエブ減面量とは第13図に示す如く各
パスにおいて1次ユニバーサル圧延で非圧下とな
つたウエブ中央部を2次ユニバーサル圧延あるい
はエツジヤー圧延で圧下したときのウエブの減面
量で図中の斜線部ナの面積に相当する。またウエ
ブ厚とは、各パスにおける1次ユニバーサル圧延
で圧下後のウエブ厚であつて、第13図ラに相当
する。 第12図の中で×印は疵を発生したもの、○印
は問題なくウエブ内幅の拡大が行えたものであ
る。これによりウエブ内幅の拡大量は、ウエブ減
面量/ウエブ厚の比の90%以内の量であれば形状
不良を来たすことなくウエブ内幅の拡大が行なえ
ることが判明したので、本発明においてはウエブ
内幅の拡大量ΔLをウエブ減面量/ウエブ厚の比
の90%以内に限定した。 このことを次に更に詳細に説明する。第14図
はブレークダウン圧延後の素材をユニバーサル圧
延で部分圧延したときの材料のウエブ内幅変化を
示したものである。左側の縦軸にブレークダウン
圧延後材料のウエブ内幅寸法をとり、右側の縦軸
にユニバーサル圧延後の製品のウエブ内幅寸法を
とり、横軸にユニバーサル圧延のパス番号をとつ
たものである。 先願技術(A)の特願昭58−7542号の場合は直線a
に相当し、第7図Bのエツジヤー圧延で材料の未
圧下のウエブ中央部を圧下する際にウエブが幅広
がりを生じるので、幅広がりに応じて分割ロール
の間隔を広げながら圧延し目標のSのウエブ内幅
寸法が得られる。従つてウエブ内幅の変更はエツ
ジヤー圧延機によつて行われる。 先願技術(B)の特願昭58−189691号の場合は直線
bに相当し、ブレークダウン圧延後の材料と製品
のウエブ内幅寸法がほぼ等しい状態で圧延するこ
とになり目標のSのウエブ内幅寸法が得られる。
先願技術(B)では、幅可変ロールを有する2基の粗
ユニバーサ圧延機を用い、一方の粗ユニバーサル
圧延機では未圧下部となるウエブ中央部を他方の
粗ユニバーサル圧延機の幅可変ロールの中間の固
定ロール部分で圧下しつつ、竪ロールでフランジ
圧下を行う。この時の延伸効率の低下をユニバー
サル圧延機の竪ロール圧下で防止しようとするも
のであるが、ウエブ中央の未圧下部圧延時の幅広
がりを竪ロールが拘束しているので、この粗ユニ
バーサル圧延ではウエブ内幅は大きく変更されな
い。 これに対し本発明によるものは直線cと曲線d
で示される。直線cは分割ロールによるウエブ内
幅の拡大を積極的にとり入れた場合であり、tの
ウエブ内幅寸法が得られる。また曲線dは竪ロー
ルによるウエブ内幅の縮小を行つた場合であり、
uのウエブ内幅寸法が得られる。 したがつて、本発明により同一素材からウエブ
内幅がtからuの範囲のH形鋼を作り分けること
が可能となる。従来はサイズごとにブレークダウ
ンロールを持ち、圧延の都度ロール交換を要して
いたが、本発明においてはユニバーサル圧延用ロ
ールだけでなくブレークダウンロールも同一ロー
ルで異なるサイズの圧延が可能となり全ラインロ
ール交換なしに連続的に異サイズを圧延すること
ができる。 〔実施例〕 実施例 1 本発明を第15図に示した圧延機の配置により
第9図A,B,Cに示した分割ロールを用いて実
施した。 まず1次粗ユニバーサル圧延機14−1におい
て材料のフランジ面が5度程度テーパーを有する
水平分割ロール26と竪ロールによりウエブとフ
ランジを圧延し、ウエブ中央部は非圧下状態で、
次に2次粗ユニバーサル圧延機14−2において
フランジ端部に5度程度のテーパーを有する水平
分割ロール32でフランジ端部を、同時に同一水
平分割ロール32と竪ロールでフランジ圧下を、
固定ロール30でウエブ中央の未圧下部をそれぞ
れ圧延し、この両者の圧延を繰り返し行つた。こ
れらの1次および2次粗ユニバーサル圧延機14
−1,14−2における中間圧延を終了後、第9
図Cの如くテーパーのない分割ロール34と竪ロ
ールをそなえた仕上ユニバーサル圧延機18で5
度のテーパーを有するフランジを起して製品に仕
上げ圧延した。 第1表に示す寸法のロールを使用しH800×300
圧延用のブレークダウンロールでウエブ厚を90mm
に圧延したH形鋼用鋼片から呼称寸法700×300と
900×300のH形鋼を製造した。なおそれぞれの製
品のウエブ内幅寸法は656mm(700×300)、752mm
(800×300)および850mm(900×300)である。
【表】
すなわち700×300の場合は第14図dに示した
ように1次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅を
材料のウエブ内幅より狭くし、同時に竪ロール間
隔も同じ量狭くすることによりウエブ内幅を縮め
る圧延を行なつた。当然この場合、不具合を生じ
ないようにロール幅を狭くする量はウエブ厚みの
80%以内の量で行つた。ただし2次ユニバーサル
圧延機14−2の分割ロール幅は1次ユニバーサ
ル圧延後の材料のウエブ内幅と同じになるように
し、強制的なウエブ高さ縮めは2次ユニバーサル
圧延では行わなかつた。 すなわち、ブレークダウン圧延後のウエブ内幅
752mm、ウエブ90mmの800×300圧延用素材を使用
しウエブ内幅が752mmになるように1次粗ユニバ
ーサル圧延機の分割ロールをセツトして圧延を開
始し、第2表に示すパススケジユールにより材料
の内幅寸法が700×300のウエブ内幅寸法になるま
で1次、2次粗ユニバーサル圧延機で圧延し、各
パス毎に上記分割ロール間隔を縮め、各パスの縮
小量の合計が96mm、つまり752mmから656mmまで96
mm縮小した。その後、分割ロール幅を700×300の
ウエブ内幅に設定した仕上ユニバーサル圧延機で
フランジを起こし700×300に仕上げた。 900×300の場合は第14図のCに示したよう
に、2次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅を材
料のウエブ内幅より広くし同時に竪ロール間隔も
同じ量広くすることにより、ウエブ内幅を拡大す
る圧延を行つた。当然この場合不具合が生
ように1次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅を
材料のウエブ内幅より狭くし、同時に竪ロール間
隔も同じ量狭くすることによりウエブ内幅を縮め
る圧延を行なつた。当然この場合、不具合を生じ
ないようにロール幅を狭くする量はウエブ厚みの
80%以内の量で行つた。ただし2次ユニバーサル
圧延機14−2の分割ロール幅は1次ユニバーサ
ル圧延後の材料のウエブ内幅と同じになるように
し、強制的なウエブ高さ縮めは2次ユニバーサル
圧延では行わなかつた。 すなわち、ブレークダウン圧延後のウエブ内幅
752mm、ウエブ90mmの800×300圧延用素材を使用
しウエブ内幅が752mmになるように1次粗ユニバ
ーサル圧延機の分割ロールをセツトして圧延を開
始し、第2表に示すパススケジユールにより材料
の内幅寸法が700×300のウエブ内幅寸法になるま
で1次、2次粗ユニバーサル圧延機で圧延し、各
パス毎に上記分割ロール間隔を縮め、各パスの縮
小量の合計が96mm、つまり752mmから656mmまで96
mm縮小した。その後、分割ロール幅を700×300の
ウエブ内幅に設定した仕上ユニバーサル圧延機で
フランジを起こし700×300に仕上げた。 900×300の場合は第14図のCに示したよう
に、2次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅を材
料のウエブ内幅より広くし同時に竪ロール間隔も
同じ量広くすることにより、ウエブ内幅を拡大す
る圧延を行つた。当然この場合不具合が生
【表】
じないようにロール幅を広くする量は、ウエブ減
面量/ウエブ厚の比の90%以内の量で行つた。た
だし1次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅は2
次ユニバーサル圧延後の材料のウエブ内幅と同じ
に設定して圧延し、強制的なウエブ内幅の拡大は
1次ユニバーサル圧延では行わなかつた。 すなわち、ウエブ内幅752mm、ウエブ厚90mmの
800×300圧延用素材を使用し、ウエブ内幅が752
mmになるように1次粗ユニバーサル圧延機の分割
ロール間隔を設定し、圧延を開始し、第3表に示
すパススケジユールにより、2次粗ユニバーサル
圧延機の分割ロール間隔を各パス毎に拡大しなが
ら圧延し(2次粗ユニバーサル圧延機後の1次ユ
ニバーサル圧延機の分割ロール間隔と一致させ
る)各パスの拡大量の合計が98mmつまり752mmか
ら850mmまで合計98mmとなるように圧延した。す
なわち、2次粗ユニバーサル圧延機のウエブ内幅
の拡大量は合計で98mmである。材料のウエブ内幅
寸法が900×300のウエブ内幅寸法となるまで1
次、2次ユニバーサル圧延
面量/ウエブ厚の比の90%以内の量で行つた。た
だし1次ユニバーサル圧延機の分割ロール幅は2
次ユニバーサル圧延後の材料のウエブ内幅と同じ
に設定して圧延し、強制的なウエブ内幅の拡大は
1次ユニバーサル圧延では行わなかつた。 すなわち、ウエブ内幅752mm、ウエブ厚90mmの
800×300圧延用素材を使用し、ウエブ内幅が752
mmになるように1次粗ユニバーサル圧延機の分割
ロール間隔を設定し、圧延を開始し、第3表に示
すパススケジユールにより、2次粗ユニバーサル
圧延機の分割ロール間隔を各パス毎に拡大しなが
ら圧延し(2次粗ユニバーサル圧延機後の1次ユ
ニバーサル圧延機の分割ロール間隔と一致させ
る)各パスの拡大量の合計が98mmつまり752mmか
ら850mmまで合計98mmとなるように圧延した。す
なわち、2次粗ユニバーサル圧延機のウエブ内幅
の拡大量は合計で98mmである。材料のウエブ内幅
寸法が900×300のウエブ内幅寸法となるまで1
次、2次ユニバーサル圧延
【表】
機で圧延したのち、1次、2次ユニバーサル圧延
機の分割ロール幅の拡大を止め、以降分割ロール
幅が一定の状態で圧延したのち、分割ロール幅を
900×300のウエブ内幅に設定した仕上げユニバー
サル圧延機でフランジを起こし900×300に仕上げ
た。 上記の如く本発明により圧延した700×300およ
び900×300のH形鋼は、ウエブ内幅の拡大や縮小
にともなうフランジ内面の疵やフランジとウエブ
の付け根の疵を発生せず、表面状況は良好で位置
可変分割ロールの摩耗に対する位置と微調整によ
り寸法精度も良好で歩留もすぐれていた。当然本
発明の適用により700×300と900×300の間の800
×300は容易に製造でき、ウエブ高さが700と900
の間の任意のウエブ高さ寸法のH形鋼も容易に製
造できる。 実施例 2 第16図に示す如く、ブレークダウン圧延機1
2、粗ユニバーサル圧延機14、分割ロールを有
するエツジヤー圧延機16A、および仕上げユニ
バーサル圧延機18の組合わせにより、第17図
A,B,Cに示した水平分割ロール26、フラン
ジ端部に5度程度のテーパーを有する水平分割ロ
ール32およびテーパーのない分解ロール34を
用いてウエブ内幅の拡大を実施した。 すなわち、第4表に示す寸法のロールを使用
し、800×300の圧延用素材であつて、ブレークダ
ウンロールでウエブ厚を90mmに圧延したH形鋼用
鋼片から製品のウエブ内幅寸法が850×300のH形
鋼を製造した。
機の分割ロール幅の拡大を止め、以降分割ロール
幅が一定の状態で圧延したのち、分割ロール幅を
900×300のウエブ内幅に設定した仕上げユニバー
サル圧延機でフランジを起こし900×300に仕上げ
た。 上記の如く本発明により圧延した700×300およ
び900×300のH形鋼は、ウエブ内幅の拡大や縮小
にともなうフランジ内面の疵やフランジとウエブ
の付け根の疵を発生せず、表面状況は良好で位置
可変分割ロールの摩耗に対する位置と微調整によ
り寸法精度も良好で歩留もすぐれていた。当然本
発明の適用により700×300と900×300の間の800
×300は容易に製造でき、ウエブ高さが700と900
の間の任意のウエブ高さ寸法のH形鋼も容易に製
造できる。 実施例 2 第16図に示す如く、ブレークダウン圧延機1
2、粗ユニバーサル圧延機14、分割ロールを有
するエツジヤー圧延機16A、および仕上げユニ
バーサル圧延機18の組合わせにより、第17図
A,B,Cに示した水平分割ロール26、フラン
ジ端部に5度程度のテーパーを有する水平分割ロ
ール32およびテーパーのない分解ロール34を
用いてウエブ内幅の拡大を実施した。 すなわち、第4表に示す寸法のロールを使用
し、800×300の圧延用素材であつて、ブレークダ
ウンロールでウエブ厚を90mmに圧延したH形鋼用
鋼片から製品のウエブ内幅寸法が850×300のH形
鋼を製造した。
【表】
【表】
この場合、ウエブ内幅752mm、ウエブ厚90mmの
800×300の圧延用素材を使用し、ウエブ内幅が
806mmになるように粗ユニバーサル圧延機の分割
ロール間隔を設定して圧延を開始し、第5表に示
すパススケジユールにより粗ユニバーサル圧延機
の分割ロール間隔を各パス毎を拡大しながら、各
パスの拡大量の合計が54mm、すなわち、ウエブ内
幅が752mmから806mmになるように粗ユニバーサル
圧延からエツジヤー圧延、エツジヤー圧延から粗
ユニバーサル圧延の各工程を繰り返して圧延し
た。その後分割ロール幅をウエブ幅806mm設定し
た仕上げユニバーサル圧延機でフランジを起して
製品に仕上げた。 上記実施例1、2から明らかなとおり、本発明
は特にブレークダウン圧延後の一断面素材からウ
エブ高さの異なる多サイズのH形鋼の製造が可能
になつたことでブレークダウン圧延機以降仕上げ
ユニバーサル圧延機までの全ラインをロール交換
なしに圧延することが可能となり全ライン連続的
に異なつたサイズのH形鋼を圧延することが可能
800×300の圧延用素材を使用し、ウエブ内幅が
806mmになるように粗ユニバーサル圧延機の分割
ロール間隔を設定して圧延を開始し、第5表に示
すパススケジユールにより粗ユニバーサル圧延機
の分割ロール間隔を各パス毎を拡大しながら、各
パスの拡大量の合計が54mm、すなわち、ウエブ内
幅が752mmから806mmになるように粗ユニバーサル
圧延からエツジヤー圧延、エツジヤー圧延から粗
ユニバーサル圧延の各工程を繰り返して圧延し
た。その後分割ロール幅をウエブ幅806mm設定し
た仕上げユニバーサル圧延機でフランジを起して
製品に仕上げた。 上記実施例1、2から明らかなとおり、本発明
は特にブレークダウン圧延後の一断面素材からウ
エブ高さの異なる多サイズのH形鋼の製造が可能
になつたことでブレークダウン圧延機以降仕上げ
ユニバーサル圧延機までの全ラインをロール交換
なしに圧延することが可能となり全ライン連続的
に異なつたサイズのH形鋼を圧延することが可能
【表】
本発明は上記実施例からも明らかな如く、ロー
ル軸方向の位置が可変な分割ロールを使用してH
形鋼を熱間圧延するに際し、ウエブ内幅の縮小量
がウエブ厚の80%以内、もしくはウエブ内幅の拡
大量がウエブ減面量/ウエブ量の比の90%以内に
限定して圧延することにより、一断面素材から、
ブレークダウン圧延機以降仕上げユニバーサル圧
延機まで、ロール交換をすることなしに異なつた
サイズH形鋼の圧延が可能となりブレークダウン
圧延機のロール交換回数は従来の約1/3に大幅な
減少が可能となり、ブレークダウンロールの保有
数が減少し材料の加熱時間も短縮され、圧延能率
も向上する等多くの効果をあげることができた。
ル軸方向の位置が可変な分割ロールを使用してH
形鋼を熱間圧延するに際し、ウエブ内幅の縮小量
がウエブ厚の80%以内、もしくはウエブ内幅の拡
大量がウエブ減面量/ウエブ量の比の90%以内に
限定して圧延することにより、一断面素材から、
ブレークダウン圧延機以降仕上げユニバーサル圧
延機まで、ロール交換をすることなしに異なつた
サイズH形鋼の圧延が可能となりブレークダウン
圧延機のロール交換回数は従来の約1/3に大幅な
減少が可能となり、ブレークダウンロールの保有
数が減少し材料の加熱時間も短縮され、圧延能率
も向上する等多くの効果をあげることができた。
第1図A,BはいずれもH形鋼熱間圧延の工程
図、第2図A,B,CはいずれもH形鋼熱間圧延
素材の形状を示す断面図、第3図A,Bはロール
孔形を示すロールの断面図、第4図A,B,Cは
いずれもH形鋼の熱間圧延の過程を示す断面図、
第5図は従来のユニバーサル圧延機の水平ロール
の側面部の摩耗を示す断面図、第6図はH形鋼の
寸法を示す断面図、第7図A,B,Cはいずれも
先願技術(A)(特願昭58−7542号)のロール形状を
示す断面図で、それぞれAは粗ユニバーサル圧延
機、Bはエツジヤー圧延機、Cは仕上げユニバー
サル圧延機、第8図A,B,C,Dはいずれも先
願技術(B)(特願昭58−189691号)のロールと材料
の形状を示す断面図で、Aは1次ユニバーサル圧
延機、Bはエツジヤー圧延機、Cは2次ユニバー
サル圧延機、Dは仕上げユニバーサル圧延機、第
9図はA,B,C、はいずれも先願技術(B)(特願
昭58−189691号)のロール材料の形状を示す断面
図で、それぞれAは1次ユニバーサル圧延機、B
は2次ユニバーサル圧延機、Cは仕上げユニバー
サル圧延機、第10図A,Bはいずれもウエブ高
さを縮小時にR部の異常変形を生じた材料の断面
図、第11図はウエブ内幅縮小時の不具合現象発
生の有無に対するウエブ内幅縮小量とその時のウ
エブ厚との関係を示す線図、第12図はウエブ高
さ拡大時の疵発生の有無に対するウエブ内幅の拡
大量とウエブ減面量/ウエブ厚の比との関係を示
す線図、第13図はウエブ減面量とウエブ厚を説
明した断面図、第14図は先願技術と本発明によ
るユニバーサル部分圧延でのウエブ内幅寸法の変
化を示す線図、第15図は本発明実施例における
H形鋼熱間圧延を示す工程図、第16図は本発明
の他の実施例におけるH形鋼熱間圧延を示す工程
図、第17図A,B,Cは第16図の工程で示し
た本発明の他の実施例のウエブ内幅拡大時のロー
ル材料の形状を示す断面図であつて、それぞれA
は1次粗ユニバーサル圧延機、Bはエツジヤー圧
延機、Cは仕上げユニバーサル圧延機である。 2……スラブ、4……矩形鋼片、6……H形鋼
用鋼材、12……ブレークダウン圧延機、14…
…粗ユニバーサル圧延機、14−1……1次粗ユ
ニバーサル圧延機、14−2……2次粗ユニバー
サル圧延機、16……エツジヤー圧延機、16A
……分割ロールを有するエツジヤー圧延機、18
……仕上げユニバーサル圧延機。26,28,3
2,34……分割ロール。
図、第2図A,B,CはいずれもH形鋼熱間圧延
素材の形状を示す断面図、第3図A,Bはロール
孔形を示すロールの断面図、第4図A,B,Cは
いずれもH形鋼の熱間圧延の過程を示す断面図、
第5図は従来のユニバーサル圧延機の水平ロール
の側面部の摩耗を示す断面図、第6図はH形鋼の
寸法を示す断面図、第7図A,B,Cはいずれも
先願技術(A)(特願昭58−7542号)のロール形状を
示す断面図で、それぞれAは粗ユニバーサル圧延
機、Bはエツジヤー圧延機、Cは仕上げユニバー
サル圧延機、第8図A,B,C,Dはいずれも先
願技術(B)(特願昭58−189691号)のロールと材料
の形状を示す断面図で、Aは1次ユニバーサル圧
延機、Bはエツジヤー圧延機、Cは2次ユニバー
サル圧延機、Dは仕上げユニバーサル圧延機、第
9図はA,B,C、はいずれも先願技術(B)(特願
昭58−189691号)のロール材料の形状を示す断面
図で、それぞれAは1次ユニバーサル圧延機、B
は2次ユニバーサル圧延機、Cは仕上げユニバー
サル圧延機、第10図A,Bはいずれもウエブ高
さを縮小時にR部の異常変形を生じた材料の断面
図、第11図はウエブ内幅縮小時の不具合現象発
生の有無に対するウエブ内幅縮小量とその時のウ
エブ厚との関係を示す線図、第12図はウエブ高
さ拡大時の疵発生の有無に対するウエブ内幅の拡
大量とウエブ減面量/ウエブ厚の比との関係を示
す線図、第13図はウエブ減面量とウエブ厚を説
明した断面図、第14図は先願技術と本発明によ
るユニバーサル部分圧延でのウエブ内幅寸法の変
化を示す線図、第15図は本発明実施例における
H形鋼熱間圧延を示す工程図、第16図は本発明
の他の実施例におけるH形鋼熱間圧延を示す工程
図、第17図A,B,Cは第16図の工程で示し
た本発明の他の実施例のウエブ内幅拡大時のロー
ル材料の形状を示す断面図であつて、それぞれA
は1次粗ユニバーサル圧延機、Bはエツジヤー圧
延機、Cは仕上げユニバーサル圧延機である。 2……スラブ、4……矩形鋼片、6……H形鋼
用鋼材、12……ブレークダウン圧延機、14…
…粗ユニバーサル圧延機、14−1……1次粗ユ
ニバーサル圧延機、14−2……2次粗ユニバー
サル圧延機、16……エツジヤー圧延機、16A
……分割ロールを有するエツジヤー圧延機、18
……仕上げユニバーサル圧延機。26,28,3
2,34……分割ロール。
Claims (1)
- 1 スラブ、矩形鋼片およびH形鋼用鋼片を素材
とし、ブレークダウン圧延にてH形鋼用粗形鋼片
に造形した後、粗ユニバーサル圧延ではロール軸
方向の位置がパス毎に移動可能な分割ロールから
成る幅可変ロールにより圧延する段階を有して成
るH形鋼の熱間圧延方法において、前記幅可変ロ
ールによる繰返し圧延の各パスにおいてウエブ内
幅の縮小量がウエブ厚の80%以内の量、もしくは
ウエブ内幅の拡大量がウエブ減面量/ウエブ厚の
比の90%以内の量となるように前記幅可変ロール
の間隔を調整して少くとも1パス以上圧延するこ
とにより、ブレークダウン圧延後の同一断面形状
からロール変換することなく異なるウエブ高さの
H形鋼を圧延することを特徴とするH形鋼の熱間
圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25631284A JPS61135404A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | H形鋼の熱間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25631284A JPS61135404A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | H形鋼の熱間圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135404A JPS61135404A (ja) | 1986-06-23 |
JPH0521641B2 true JPH0521641B2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=17290913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25631284A Granted JPS61135404A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | H形鋼の熱間圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61135404A (ja) |
Families Citing this family (9)
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US5009094A (en) * | 1988-06-27 | 1991-04-23 | Kawasaki Steel Corporation | Method of rolling H-shaped steels |
JP2908456B2 (ja) * | 1988-06-27 | 1999-06-21 | 川崎製鉄株式会社 | 形鋼の圧延方法 |
WO1995017269A1 (fr) * | 1993-12-20 | 1995-06-29 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Procede de fabrication de poutres en acier en i |
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JP7280503B2 (ja) * | 2019-08-14 | 2023-05-24 | 日本製鉄株式会社 | 左右フランジ厚みの異なる非対称h形鋼の製造方法 |
Citations (2)
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JPS59133902A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Kawasaki Steel Corp | H形鋼の熱間圧延方法 |
-
1984
- 1984-12-04 JP JP25631284A patent/JPS61135404A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58135705A (ja) * | 1982-02-06 | 1983-08-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | H形鋼の圧延方法 |
JPS59133902A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Kawasaki Steel Corp | H形鋼の熱間圧延方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61135404A (ja) | 1986-06-23 |
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