[go: up one dir, main page]

JPH05212857A - 光学ディスクのラベル印刷装置 - Google Patents

光学ディスクのラベル印刷装置

Info

Publication number
JPH05212857A
JPH05212857A JP4771692A JP4771692A JPH05212857A JP H05212857 A JPH05212857 A JP H05212857A JP 4771692 A JP4771692 A JP 4771692A JP 4771692 A JP4771692 A JP 4771692A JP H05212857 A JPH05212857 A JP H05212857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
toner image
toner
optical disk
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4771692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3214037B2 (ja
Inventor
Masato Ando
真人 安藤
Yasuhito Eguchi
安仁 江口
Takao Murooka
隆夫 室岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4771692A priority Critical patent/JP3214037B2/ja
Publication of JPH05212857A publication Critical patent/JPH05212857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214037B2 publication Critical patent/JP3214037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ディスクに簡便に、かつ、安価にラベル
の印刷をすることが出来るとともに、多品種小量生産や
多品種混合生産が可能である。 【構成】 帯電させた感光ドラム9の表面にレーザービ
ームで潜像を形成し、トナー現像器10により上記潜像
部にトナーを付着させてトナー像として画像を顕在化さ
せ、該トナー像を転写ドラム11に転写し、この工程を
各色につき繰り返して転写ドラム上にフルカラーのトナ
ー像を形成し、該転写ドラム上のトナー像を光学ディス
ク7に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な光学ディスクのラ
ベル印刷装置に関する。詳しくは、光学ディスクに簡便
に、かつ、安価にラベルの印刷をすることが出来るとと
もに、多品種小量生産や多品種混合生産が可能である新
規な光学ディスクのラベル印刷装置を提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】CD、LD、CDROM等の光学ディス
クにラベルを印刷するのに、従来は、オフセット印刷や
スクリーン印刷によっていた。
【0003】例えば、スクリーン印刷をする場合には、
先ず、供給スタックにセットされたCDが送り込み部に
順次搬送され、そこから、スクリーン印刷機に送り込ま
れる。そして、スクリーン印刷機においてUVインキ
(紫外線硬化型インキ)によりスクリーン印刷で所定の
画像がプリントされ、印刷済みのCDはUV乾燥機によ
って乾燥された後排出スタックに送り込まれる。このよ
うにして、単色の印刷が為される。
【0004】そして、多色刷りをする場合は、その色の
数だけスクリーン印刷機を変えて上記手順を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光学デ
ィスクのラベル印刷装置にあっては、印刷するための版
が必要であり、小量の生産にはコストが掛かり過ぎると
いう問題がある。
【0006】また、所望の色調やトーンを得るためには
試し刷りが必要であり、最低でも500枚くらいのCD
を試し刷りに使用する必要がある。
【0007】更に、1つの印刷機では一色しか印刷でき
ず、しかも、別の色の印刷をするためには、版の交換や
試し刷りを色を変える度に行わなければならず、多色刷
りには向かず、また、多品種小量生産や多品種混合生産
にも適していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明光学ディ
スクのラベル印刷装置は、上記課題を解決するために、
電子写真プロセスによって光学ディスクに所望の画像を
印刷するようにしたものである。
【0009】
【作用】従って、本発明光学ディスクのラベル印刷装置
よれば、印刷するための版が不要であり、かつ、調整が
楽であり、これらのことで、多品種小量生産や多品種混
合生産を低コストで実現することが出来る。
【0010】また、一つの装置でフルカラーの印刷を行
うことが出来るとともに、無人化も可能である。
【0011】
【実施例】以下に本発明光学ディスクのラベル印刷装置
の詳細を添付図に示す各実施例に従って説明する。
【0012】図1は本発明光学ディスクのラベル印刷装
置の第1の実施例1を示すものである。
【0013】2はプリンター部であり、入口側に供給ス
タック3が、出口側に排出スタック4がそれぞれ配置さ
れ、これらの中間の位置に転写部5が配置され、該転写
部5と排出スタック4との間の位置に定着部6が配置さ
れている。そして、これら供給スタック3から転写部
5、定着部6を経て排出スタック4までの各間をCD等
の光学ディスク7が搬送ベルト8、8、8によって搬送
される。
【0014】転写部5はレーザービームの照射によって
潜像が形成され該潜像が現像されてトナー像として顕在
化される感光ドラム9と、該感光ドラム9上の潜像をト
ナーによる像として現像する現像器10と、感光ドラム
9上に出来たトナー像を転写され、更に、該トナー像を
光学ディスク7上に転写する転写ドラム11とを備えて
いる。
【0015】12は感光ドラム9上に潜像を作るべくレ
ーザービームを照射するレーザーユニットである。
【0016】画像データがドキュメントスキャナー、フ
ィルムスキャナー、スティルビデオ、コンピューター等
の入力機器13からホストコンピューター14に送られ
る。ホストコンピューター14において必要に応じて画
像や文字の編集が行われ、出来上がった印刷用の画像デ
ータはコントローラー15に送られる。
【0017】コントローラー15は上記レーザーユニッ
ト12、感光ドラム9、現像器10、転写ドラム11等
からなるプリンター部2を制御して光学ディスク7上に
トナー像による画像を形成するものである。
【0018】感光ドラム9はOPC等の感光性材料で形
成されており、図の矢印方向に回転されるようになって
いる。
【0019】このような感光ドラム9に、先ず、ブラッ
クの潜像が形成される。即ち、感光ドラム9は帯電スコ
ロトロン16によって例えばプラスに一様に帯電され、
該帯電された面にレーザーユニット12によってブラッ
クの潜像に対応してレーザービームが照射され、レーザ
ービームが照射された部分の帯電が失われ、所定の潜像
(相対的にマイナスに帯電)が形成される。
【0020】この潜像が4色現像器10によってブラッ
クトナー(プラス帯電)により現像される。4色現像器
10は図に矢印で示す方向に回転されブラックK、マゼ
ンタM、シアンC、イエローYの4色のトナーを備えて
おり、プラス帯電しているこれらトナーを感光ドラム9
上のマイナス帯電されている潜像に付着せしめるもので
あって、ここではブラックトナー像が感光ドラム9の表
面に形成される。
【0021】そして、4色現像器10により感光ドラム
9上に形成されたトナー像は転写ドラム11の表面に転
写される。即ち、感光ドラム9上のトナー像は転写コロ
トロン17にマイナスの高圧(−5kV程度)をかける
ことにより転写ドラム11の表面に転写される。
【0022】転写ドラム11の表面の材料には、感光ド
ラム9の表面を傷付けないように、ある程度柔らかく、
しかも、転写効率の良い材料、例えば、アクリル樹脂な
どのプラスチックが使用される。
【0023】ブラックのトナー像を転写ドラム11に転
写した後の感光ドラム9は、除電コロトロン18にAC
の高圧(5kV程度)をかけることにより除電され、更
に、クリーナー19により転写残りのトナーがクリーニ
ングされる。更に、光除電器20によって感光すること
によっても除電が為される。
【0024】次いで、例えば、マゼンタに対応した潜像
が帯電スコロトロン16による帯電とレーザーユニット
12からのレーザービームとによって形成される。
【0025】そして、4色現像器10は矢印方向へ90
度回転されてマゼンタのトナーMが感光ドラム9の表面
に対向した位置にきており、従って、今度はマゼンタの
トナー像が感光ドラム9の表面に形成される。
【0026】感光ドラム9上のマゼンタトナー像は転写
コロトロン17により既にブラックトナー像が形成され
ている転写ドラム11の表面に重ねて転写される。そし
て、転写後の感光ドラム9には再びクリーニングと除電
が施される。
【0027】以下、同様にしてシアンのトナー像、イエ
ローのトナー像が順次に形成されて、転写ドラム11に
転写されて、転写ドラム11の表面にフルカラーによる
像が形成される。
【0028】以上のように、感光ドラム9上にトナー像
を形成し転写ドラム11に転写する動作は4回繰り返さ
れるが、これらの動作中は感光ドラム9と転写ドラム1
1とを同期して回転させ、連続的に動作させることが出
来る。
【0029】そして、転写ドラム11にフルカラーのト
ナー像が形成されるまでは、光学ディスク7は供給スタ
ック3或いは搬送ベルト8上で待機している。
【0030】光学ディスク7は供給スタック3から搬送
ベルト8によって搬送され、画像をプリントされる面が
帯電スコロトロン21によりトナーと逆極性、即ち、マ
イナスに帯電される。尚、光学ディスク7は、図2に示
すように、ポリカーボネート樹脂製の基板22の一方の
面にアルミ蒸着層23が形成され、更に、該アルミ蒸着
層23の上にUV樹脂層24が形成されており、該UV
樹脂層24の上面に画像がプリントされる。
【0031】そして、上記帯電された光学ディスク7は
転写部5においてトナー画像を担持している転写ドラム
11と当接される。上記したようにプリント面はトナー
と逆極性に帯電されているため、トナーは静電気力によ
り光学ディスク7側に引き付けられて転写される。この
とき、転写コロトロン25にプラスの高圧(+5kV程
度)をかけることで転写ドラム11をトナーと同極性に
帯電させてトナーが転写ドラム11から離れ易くする。
また、光学ディスク7を挟んで転写ドラム11の反対側
に位置した転写ローラ26にマイナスのバイアス電圧
(−1乃至−2kV程度)がかけられ、トナーの光学デ
ィスク7への転写を付勢する。
【0032】トナー像を転写し終えた転写ドラム11に
は転写ドラム11の表面に離接自在に設けられたクリー
ナー27が当接されて転写残りのトナーがクリーニング
される。
【0033】画像を転写された光学ディスク7は更に搬
送ベルト8によって搬送されて、定着部6のヒートロー
ラ28によって加熱されることによってトナー像の定着
が為される。尚、ヒートローラ28の温度は、光学ディ
スク7の基板22の材料のポリカーボネートの融点(2
20゜C〜230゜C)を越えないように、通常150
゜C〜180゜C程度に設定される。
【0034】トナー像を定着された光学ディスク7は搬
送ベルト8によって排出スタック4に運ばれて集積され
る。
【0035】第1の実施例に係る光学ディスクのラベル
印刷装置1による印刷手順を示すと次のようになる。
【0036】(1)入力機器13により画像データ入
力、(2)入力機器13からホストコンピューター14
にデータ転送、(3)ホストコンピューター14で画像
編集、(4)ホストコンピューター14からコントロー
ラ15にデータ転送、(5)コントローラ15からプリ
ンター部2にデータ及び制御信号を送信。
【0037】[プリント開始](6)帯電スコロトロン
16、光除電器20、感光ドラム9、クリーナー19、
除電コロトロン18をON、(7)感光ドラム9、転写
ドラム11回転スタート。
【0038】(8)レーザービームで書き込み開始(ブ
ラック)、(9)ブラック現像器ON、(10)転写コ
ロトロン17ON、転写ドラム11への転写開始、(1
1)レーザービームでの書き込み終了、(12)ブラッ
ク現像終了、ブラック現像器OFF。
【0039】(13)現像器10を1/4回転、(1
4)レーザービームで書き込み開始(マゼンタ)、(1
5)マゼンタ現像器ON、(16)レーザービームの書
き込み終了、(17)マゼンタ現像終了、マゼンタ現像
器OFF。
【0040】(18)現像器10を1/4回転、(1
9)レーザービームで書き込み開始(シアン)、(2
0)シアン現像器ON、(21)レーザービームでの書
き込み終了、(22)シアン現像終了、シアン現像器O
FF。
【0041】(23)現像器10を1/4回転、(2
4)レーザービームで書き込み開始(イエロー)、(2
5)イエロー現像器ON、(26)レーザービームでの
書き込み終了、(27)イエロー現像終了、イエロー現
像器OFF。
【0042】(28)現像器10を1/4回転。
【0043】(29)転写ドラム11への転写終了、転
写コロトロン17OFF、(30)帯電スコロトロン2
1、転写コロトロン25、転写ローラ26ON、(3
1)クリーナー27転写ドラム11に当接。
【0044】(32)光学ディスク7の搬送スタート、
(33)転写ドラム11から光学ディスク7にトナー画
像転写、(34)転写終了。
【0045】(35)転写コロトロン25、転写ローラ
26OFF、(36)転写残りのトナーのクリーニング
終了、クリーナー27転写ドラム11から離間。
【0046】(37)定着部6でトナーを光学ディスク
7に定着、(38)排出スタック4に光学ディスク7を
収納。続けてプリントを行う場合は、(8)へ戻り、プ
リントを終了する場合は、プリンター部2の各部をOF
Fする。
【0047】図3は本発明光学ディスクのラベル印刷装
置の第2の実施例1Aを示すものである。
【0048】この実施例1Aが第1の実施例と相違する
点は、転写ドラム11の替わりに転写ベルト29が用い
られている点であり、その他の点は第1の実施例におけ
ると同様である。
【0049】転写ベルト29は、例えば、PET等の誘
電体プラスチックシートで形成されている。
【0050】そして、該転写ベルト29は2つの転写ロ
ーラ30、31によって架設されており、一方の転写ロ
ーラ30は転写ベルト29を介して感光ドラム9と接触
しており、他方の転写ローラ31は転写ベルト29を介
して転写ローラ26と接触している。
【0051】しかして、感光ドラム9上に形成されたト
ナー像は、転写ローラ30にトナーと逆極性の電圧(−
1kV程度)をかけることにより転写ベルト29に転写
される。これが4回繰り返されることにより、フルカラ
ーのトナー像が転写ベルト29上に形成される。そし
て、この間は光学ディスク7は供給スタック3に或いは
搬送ベルト8上で待機している。
【0052】フルカラーのトナー像が転写ベルト29上
に出来上がった後、帯電スコロトロン21で表面をマイ
ナスに帯電された光学ディスク7が搬送ベルト8により
運ばれて転写ベルト29に当接される。そして、トナー
像は光学ディスク7の静電気力により引き付けられて光
学ディスク7の表面24に付着される。このとき、転写
ベルト29を介して光学ディスク7に対置している転写
ローラ31にトナーと同じプラスの高電圧(+1kV程
度)がかけられてトナーが転写ベルト29から離れ易く
する。また、光学ディスク7を介して転写ベルト29に
対置している転写ローラ26にはトナーと逆極性の電圧
(−1kV程度)がかけられて、トナーの光学ディスク
7への転写を付勢する。
【0053】トナー像を光学ディスク7へ転写し終わっ
た転写ベルト29はクリーナー27によってクリーニン
グされ、次の転写に備える。
【0054】そして、トナー像を転写された光学ディス
ク7は搬送ベルト8で定着部6へ送られ、トナー像の定
着が行われた後、排出スタック4に集積される。
【0055】図4は本発明光学ディスクのラベル印刷装
置の第3の実施例1Bを示すものである。
【0056】この第3の実施例1Bにあっては、レーザ
ーユニット及び感光ドラムとこれらに付随する装置及び
部材がトナーの各色に応じて都合4対設けられている。
また、光学ディスク7へ転写するフルカラーのトナー像
は転写ベルト上に形成される。
【0057】32は転写ベルトであり、水平方向に離間
して位置した2つの支持ローラ33、33と光学ディス
ク7を挟んで転写ローラ26と対置される転写ローラ3
4とによって図に示す矢印方向に走行するように架設さ
れている。
【0058】転写ベルト32のうち支持ローラ33と3
3との間に位置した部分に接するように転写ベルト32
の走行方向の上流側から順にブラック用の感光ドラム9
K、マゼンタ用の感光ドラム9M、シアン用の感光ドラ
ム9C、イエロー用の感光ドラム9Yが配設されてい
る。
【0059】そして、各感光ドラム9、9、・・・には
それぞれブラック用現像器10K、マゼンタ用現像器1
0M、シアン用現像器10C、イエロー用現像器10Y
が各別に付設され、更に、それぞれの感光ドラム9、
9、・・・に潜像を形成するためのブラック用レーザー
ユニット12K、マゼンタ用レーザーユニット12M、
シアン用レーザーユニット12C、イエロー用レーザー
ユニット12Yが設けられている。
【0060】尚、そのほかに、各感光ドラム9、9、・
・・には、第1及び第2の実施例におけると同様に、帯
電スコロトロン16、転写コロトロン17、除電コロト
ロン18、クリーナー19、光除電器20が付設されて
いる。
【0061】しかして、この光学ディスクのラベル印刷
装置1Bにあっては、先ず、感光ドラム9Kにおいてブ
ラックのトナー像が形成される。そして、このブラック
のトナー像はすぐに転写コロトロン17によって転写ベ
ルト32に転写される。
【0062】次に、2番目の感光ドラム9Mにおいてマ
ゼンタのトナー像が形成され、このマゼンタのトナー像
も転写コロトロン17により転写ベルト32に転写され
る。このときマゼンタのトナー像がちょうどブラックの
トナー像に重なるように動作タイミングが調整される。
また、これと同時にブラック用感光ドラム9K上にブラ
ックのトナー像が形成され、かつ、このブラックトナー
像が転写ベルト32のマゼンタのトナー像が転写された
部分の上流の位置に転写される。
【0063】以下同様の手順によって、シアン、イエロ
ーのトナー像が転写ベルト32上で重ねられて行き、転
写ベルト32上にフルカラーのトナー像が形成される。
【0064】このようにして、フルカラーのトナー像が
順次に間断なく連続的に形成されて行く。
【0065】この後は第2の実施例におけると略同様で
あり、光学ディスク7は搬送ベルト8により供給スタッ
ク3から運ばれて帯電スコロトロン21によってその表
面がトナーと逆極性に帯電され、この光学ディスク7が
トナー像が形成された転写ベルト32と当接され静電気
力によりトナー像を引き付ける。このとき、転写ベルト
32の裏側に位置した転写ローラ34にトナーと同極性
の電圧がかけられ、トナー像が転写ベルト32から離れ
易いようにする。また、光学ディスク7の裏側に位置し
た転写ローラ26にはトナーと逆極性の電圧がかけら
れ、トナーの光学ディスク7への転写を付勢する。
【0066】トナー像を光学ディスク7へ転写し終わっ
た転写ベルト32の部分はクリーナー27によりクリー
ニングされ、次の転写に備える。尚、このクリーナー2
7は転写ベルト32に離接自在としなくともよい。即
ち、このクリーナー27には転写ベルト32の転写し終
わった部分しか接触しないからである。
【0067】後は、第1及び第2の実施例におけると同
様に、トナー像が付着した光学ディスク7は搬送ベルト
8によって定着部6に送られ、トナーが光学ディスク7
に定着され、トナー定着後の光学ディスク7は排出スタ
ック4に集積される。
【0068】この第3の実施例に係る光学ディスクのラ
ベル印刷装置1Bにあっては、感光ドラム9、9、・・
・へのトナー像の形成、該トナー像の転写ベルト32へ
の転写、転写ベルト32上のトナー像の光学ディスク7
への転写、トナーの光学ディスク7への定着の各工程を
連続的に行うことが出来、第1及び第2の実施例におけ
るように転写ドラム11或いは転写ベルト29にトナー
像を形成する間光学ディスク7を流さずに待機させてお
く必要がない。そのために、プリント速度を4倍程度に
速くすることができる。
【0069】尚、上記光学ディスクのラベル印刷装置
1、1A又は1Bによってトナー像がプリントされた光
学ディスク7には、トナー像が形成された面にUV(紫
外線硬化型)樹脂によるコーティングが施され、画像が
剥離しないようにされる。尚、光学ディスク7のUV樹
脂層24が形成される前のアルミ蒸着層にトナー像をプ
リントし、その後にUV樹脂をコーティングするように
すれば、UV樹脂のコーティング工程を1工程省くこと
ができる。
【0070】また、感光ドラム9や転写ベルト29に1
回当たり形成するトナー像は1つに限らず、感光ドラム
9や転写ベルト29の表面に一度に形成可能な数のトナ
ー像を形成すれば良い。図5は一度に複数枚の光学ディ
スク7、7、・・・にプリントする例を示すもので
(a)は一度に6枚の光学ディスク7、7、・・・にプ
リントする例を、(b)は一度に2枚の光学ディスク
7、7にプリントする例をそれぞれ示す。この図5にお
いて、矢印は光学ディスク7、7、・・・の搬送方向、
光学ディスク7、7、・・・を囲んだ矩形の搬送方向を
横切る方向の長さは感光ドラム9の幅に相当する幅、搬
送方向に沿う長さは感光ドラム9の1回転の周長に相当
する長さである。
【0071】以上に述べた本発明に係る光学ディスクの
ラベル印刷装置1、1A、1Bは次のような利点を有す
る。
【0072】電気的な画像データが版の替わりになるの
で、従来のスクリーン印刷を用いた装置に必要であった
版が不要になる。
【0073】また、従来は1台の印刷機では、1色の印
刷しかできなかったが、上記装置では4色フルカラーの
のプリントが1台の装置で可能である。
【0074】更に、従来、プリントの濃度や色合いは実
際に印刷を行い、その印刷結果を見ながら調整していた
ため、調整の為の光学ディスクがかなりの数(多いとき
は500枚程度)無駄になっていた。上記各光学ディス
クのラベル印刷装置1、1A、1Bにあっては、各色の
濃度補正をデジタル的に行うことが出来、また1枚づつ
プリントしてプリント結果を確認することが出来、ま
た、CRTモニター上で画像を確認しながら色補正など
の調整をする事も可能であり、このため、試し刷りのた
めの光学ディスクが従来に比して格段に少なくて済む。
【0075】また、従来の装置では所謂多品種小量生産
に向かず、1000枚或いはそれ以下の数の生産の場合
には、1枚当たりの生産コストが高くなるという欠点が
あったが、本発明光学ディスクのラベル印刷装置は、小
量生産に好適である。例えば、数100枚、さらには数
10枚、数枚単位の生産でも安価に行うことができる。
また、コンピューターで管理することにより、複数の種
類のソフトを混合して、それぞれに対応した画像を振り
分けて連続的にプリントしていくことも可能である。
【0076】更にまた、従来版の交換や画像の調整のた
めに必要であった人員がいらなくなり、工程の無人化を
促進することができる。
【0077】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ディスクのラベル印刷装置は、電子写真
プロセスによって光学ディスクに所望の画像を印刷する
ようにしたことを特徴とする。
【0078】従って、本発明光学ディスクのラベル印刷
装置よれば、印刷するための版が不要であり、かつ、調
整が楽であり、これらのことで、多品種小量生産や多品
種混合生産を低コストで実現することが出来る。
【0079】また、一つの装置でフルカラーの印刷を行
うことが出来るとともに、無人化も可能である。
【0080】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光学ディスクのラベル印刷装置の第1の
実施例を示す概略図である。
【図2】光学ディスクの概略を示す拡大断面図である。
【図3】本発明光学ディスクの第2の実施例を示す概略
図である。
【図4】本発明光学ディスクのラベル印刷装置の第3の
実施例を示す概略図である。
【図5】一度に印刷できる光学ディスクの数の例を示す
概略平面図である。
【符号の説明】
1 光学ディスクのラベル印刷装置 1A 光学ディスクのラベル印刷装置 1B 光学ディスクのラベル印刷装置 7 光学ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスによって光学ディスク
    に所望の画像を印刷するようにしたことを特徴とする光
    学ディスクのラベル印刷装置。
JP4771692A 1992-02-05 1992-02-05 光学ディスクのラベル印刷装置 Expired - Fee Related JP3214037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4771692A JP3214037B2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 光学ディスクのラベル印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4771692A JP3214037B2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 光学ディスクのラベル印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05212857A true JPH05212857A (ja) 1993-08-24
JP3214037B2 JP3214037B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=12783039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4771692A Expired - Fee Related JP3214037B2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 光学ディスクのラベル印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214037B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115171A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Kao Corp ディスクのレーベル印刷方法
EP0901051A1 (en) * 1996-12-27 1999-03-10 Kao Corporation Printing method, printer, printed matter, and optical disk
WO2002035294A1 (de) * 2000-10-20 2002-05-02 Schott Glas Elektrofotografische druckvorrichtung
JP2002528769A (ja) * 1998-10-27 2002-09-03 カール−ツァイス−スティフツング 装飾及び/又は文字をガラス、ガラスセラミック及びセラミック製品に施すための装置
US6456821B2 (en) 2000-05-17 2002-09-24 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
US6478485B1 (en) 1999-09-30 2002-11-12 Werner Kammann Maschinenfabrik Gmbh Process and apparatus for decorating articles
US6556803B2 (en) 2000-07-28 2003-04-29 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
US6603946B2 (en) 2000-05-16 2003-08-05 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
JP2006039593A (ja) * 2000-09-14 2006-02-09 Ricoh Co Ltd タンデム作像装置およびそれを備える画像形成装置
US7203452B2 (en) 2000-09-14 2007-04-10 Ricoh Company, Ltd. Tandem image forming device having a side-by-side arrangement of image forming sections

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901051A1 (en) * 1996-12-27 1999-03-10 Kao Corporation Printing method, printer, printed matter, and optical disk
US6146805A (en) * 1996-12-27 2000-11-14 Kao Corporation Printing method, printer, printed object, and optical disk
EP0901051A4 (en) * 1996-12-27 2001-05-02 Kao Corp PRINTING METHOD, PRINTER, PRINTS AND OPTICAL DISC
JPH1115171A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Kao Corp ディスクのレーベル印刷方法
JP2002528769A (ja) * 1998-10-27 2002-09-03 カール−ツァイス−スティフツング 装飾及び/又は文字をガラス、ガラスセラミック及びセラミック製品に施すための装置
US6536346B2 (en) 1999-09-30 2003-03-25 Werner Kammann Maschinenfrabrik Gmbh Process and apparatus for decorating articles
US6478485B1 (en) 1999-09-30 2002-11-12 Werner Kammann Maschinenfabrik Gmbh Process and apparatus for decorating articles
US6603946B2 (en) 2000-05-16 2003-08-05 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
US6456821B2 (en) 2000-05-17 2002-09-24 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
US6556803B2 (en) 2000-07-28 2003-04-29 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus for synthetic resin sheets
JP2006039593A (ja) * 2000-09-14 2006-02-09 Ricoh Co Ltd タンデム作像装置およびそれを備える画像形成装置
US7203452B2 (en) 2000-09-14 2007-04-10 Ricoh Company, Ltd. Tandem image forming device having a side-by-side arrangement of image forming sections
US7343126B2 (en) 2000-09-14 2008-03-11 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including a transfer belt having image forming units disposed thereabout
US7693466B2 (en) 2000-09-14 2010-04-06 Ricoh Company, Ltd. Method for arranging image forming sections
WO2002035294A1 (de) * 2000-10-20 2002-05-02 Schott Glas Elektrofotografische druckvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP3214037B2 (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05212857A (ja) 光学ディスクのラベル印刷装置
US7123852B2 (en) Image forming apparatus having positioned cleaning unit for image transfer belt positioned with respect to toner patch detecting member and toner image transfer member
JPH06258914A (ja) 画像形成装置
JPH0873066A (ja) 画像形成装置
JP3957912B2 (ja) 駆動装置及びこの駆動装置を備える現像装置並びに画像形成装置
JP3070487B2 (ja) 画像形成装置
JPH0736246A (ja) カラー電子写真装置
JP4239345B2 (ja) 画像形成装置
JPH09114322A (ja) 電子写真装置
JP3272057B2 (ja) 電子写真装置
JP2912258B2 (ja) 背面露光記録画像形成装置
JP3470989B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2002189358A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3476998B2 (ja) 湿式電子写真型小型カラープリンタ及びカラー画像形成方法
JP3582594B2 (ja) 画像形成装置
JP2001183888A (ja) 画像形成装置および方法
JPH08202129A (ja) 電子写真方法
JPH06258913A (ja) 画像形成装置
JPH09106134A (ja) カラー画像形成装置
JP2000255112A (ja) 光ディスクのレーベル印刷装置
JPH05188728A (ja) カラー電子写真画像形成装置
JPH0996972A (ja) 電子写真装置および電子写真の転写方法
JPH0761070A (ja) 電子写真装置
JPH11202565A (ja) 両面画像形成装置
JP2004171037A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees