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JPH05207655A - 電源装置の出力電流過大原因検出回路 - Google Patents

電源装置の出力電流過大原因検出回路

Info

Publication number
JPH05207655A
JPH05207655A JP4009561A JP956192A JPH05207655A JP H05207655 A JPH05207655 A JP H05207655A JP 4009561 A JP4009561 A JP 4009561A JP 956192 A JP956192 A JP 956192A JP H05207655 A JPH05207655 A JP H05207655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
overcurrent
detected
supply device
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4009561A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Hosaka
一喜 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4009561A priority Critical patent/JPH05207655A/ja
Publication of JPH05207655A publication Critical patent/JPH05207655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電源装置の出力電流が過電流になった場合、そ
の過電流原因が電源装置側にあるのか、それとも負荷側
にあるのかを素早く判断出来るようにすることにある。 【構成】電源装置の過電流を検出する際にこの電源装置
の出力電圧も同時に検出して、出力電圧が過電圧でない
にもかかわらず過電流状態になった場合は、この過電流
原因は負荷側にあると判断する。一方、過電流検出時に
過電圧も同時に検出すればこの過電流原因は電源装置側
にあると判断する。更にコンデンサ等の容量性負荷を接
続する場合は出力電圧の絶対値のみで判断することは出
来ないので、電圧微分値検出手段を設け、過電流検出時
に電圧変化率 (dV/dt)が大であれば、過電圧になってい
なくても電源装置側異常と判断することで、過電流原因
の追求をより正確に行えるようにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出力電圧を所定値に
維持して負荷へ電力を供給している電源装置の過電流原
因が当該電源装置にあるのかそれとも負荷にあるのかを
判別する電源装置の出力電流過大原因検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は電源装置の過電流検出の従来例を
示した回路図である。この従来例回路において、直流電
源装置3は例えば整流器とチョッパとで構成していて、
交流電源2からの交流電力を一定電圧の直流電力に変換
して負荷4へ給電している。ところでこの直流電源装置
3を構成している半導体スイッチ素子の熱容量は極めて
小さく、過電流になればその接合部温度は急上昇して破
壊する恐れがあるので、直流電源装置3の出力電流が設
定値を越えた大きな値になると、直ちに直流電源装置3
の出力電流を低減或いは遮断する過電流保護装置を必ず
備えておく必要がある。そこで直流電源装置3の出力回
路には電流を常時監視するための直流変流器5を備えて
おき、この直流変流器5で検出した電流が予め定めた値
よりも大きな過電流になったことをコンパレータ等で構
成した過電流検出回路6で検出すれば、図示していない
回路遮断器が動作することで負荷4を直流電源装置3か
ら切り離すようにしているのは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
直流電源装置3の出力電流が設定値以上の過電流になっ
た場合にこの直流電源装置3を保護するべく過電流を遮
断するだけであった。過電流となる原因として先ず負荷
4の異常を挙げることが出来るが、直流電源装置3に異
常を生じたためにその出力電圧が急上昇し、これが原因
で負荷へ大きな電流が流れてしまう場合もある。即ち過
電流の原因が直流電源装置3にあるのか、それとも負荷
4にあるのかは従来の過電流検出装置では判断出来な
い。一方、過電流原因を排除しなければ直流電源装置3
の運転再開は出来ないが、上述のように従来の過電流検
出装置では過電流発生の原因が不明であるため、その原
因追求に人手と時間がかかるばかりでなく、その期間中
は直流電源装置3と負荷4とを使用できない不都合もあ
る。
【0004】そこでこの発明の目的は、電源装置の出力
電流が過電流になった場合、その過電流原因が電源装置
側にあるのか、それとも負荷側にあるのかを素早く判断
出来るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の電源装置の出力電流過大原因検出回路
は、出力電圧を所定値に維持して負荷へ電力を供給する
電源装置において、前記電源装置の出力電流を検出する
電流検出手段と、この検出電流が過電流設定値を越えた
か否かを検出する過電流検出手段と、この電源装置の出
力電圧を検出する電圧検出手段と、この検出電圧が前記
所定値よりも高い過電圧設定値を越えたか否かを検出す
る過電圧検出手段と、前記過電圧を検出せずに過電流を
検出すれば負荷異常信号を出力する第1論理回路と、前
記過電圧を検出し且つ過電流を検出すれば電源装置異常
信号を出力する第2論理回路とを備えるか、或いは更に
電源装置出力電圧の微分値を演算する電圧微分演算手段
と、この微分演算値が設定値を越えたか否かを検出する
微分値検出手段とを設けて、前記過電圧を検出せずに過
電流を検出すれば負荷異常信号を出力する前記第1論理
回路と、前記過電圧又は設定値以上の微分値を検出し且
つ過電流を検出すれば電源装置異常信号を出力する第3
論理回路とを備えるものとする。
【0006】
【作用】電源装置に異常がなく負荷側が原因で過電流に
なる場合は、電源装置出力電圧は定常値或いは定常値よ
りも低い値を呈しているが、電源装置出力電圧が過大に
なれば、これが原因で負荷へ過電流が流れることにな
る。そこでこの発明は、電源装置の過電流を検出する際
にこの電源装置の出力電圧も同時に検出して、出力電圧
が過電圧でないにもかかわらず過電流状態になった場合
は、この過電流原因は負荷側にあると判断する。一方、
過電流検出時に過電圧も同時に検出すればこの過電流原
因は電源装置側にあると判断する。更にコンデンサ等の
容量性負荷を接続する場合は出力電圧の絶対値のみで判
断することは出来ないので、電圧微分値検出手段を設
け、過電流検出時に電圧変化率 (dV/dt)が大であれば、
過電圧になっていなくても電源装置側異常と判断するこ
とで、過電流原因の追求をより正確に行えるようにする
ものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表した回路図で
あるが、この第1実施例回路に図示している交流電源
2、直流電源装置3、負荷4、直流変流器5、及び過電
流検出回路6の名称・用途・機能は図3で既述の従来例
回路の場合と同じであるから、これらの説明は省略す
る。この第1実施例回路は、図3に図示している従来例
回路に直流電源装置3の出力電圧を検出する電圧検出器
11と、この検出電圧が所定値よりも高い過電圧になっ
たことを検出する過電圧検出回路12と、第1論理回路
13、及び第2論理回路14とを付加して構成してい
る。
【0008】第1論理回路13は論理積素子13Aと信
号反転素子13Bとで構成しており、過電圧検出回路1
2が出力する過電圧検出信号は信号反転素子13Bを介
して論理積素子13Aへ入力し、過電流検出回路6から
の過電流検出信号は論理積素子13Aへ入力する。それ
故、直流電源装置3の出力電圧が過電圧になっていない
(即ち正常状態)にもかかわらず過電流検出回路6が過
電流を検出した場合に、この第1論理回路13は警報信
号を出力する。直流電源装置3の出力電圧が正常である
にもかかわらず過電流を検出するのは、負荷4に異常を
生じたことが原因で過電流状態になったことを意味して
いる。即ち第1論理回路13の出力信号は負荷異常信号
である。
【0009】第2論理回路14は論理積素子14Aで構
成しており、この論理積素子14Aへは過電流検出回路
6からの過電流検出信号と、過電圧検出回路12からの
過電圧検出信号とが入力する。それ故この第2論理回路
14が警報信号を出力するのは、直流電源装置3の出力
電圧が過電圧になり且つ出力電流が過電流になった場合
である。この過電流は直流電源装置3の定電圧維持機能
が故障してその出力電圧が上昇したことが原因と考えら
れる。よって第2論理回路14の出力信号は電源装置異
常信号である。
【0010】図2は本発明の第2実施例を表した回路図
であるが、この第2実施例回路に図示している交流電源
2、直流電源装置3、負荷4、直流変流器5、過電流検
出回路6、電圧検出器11、過電圧検出回路12、及び
第1論理回路13の名称・用途・機能は図1で既述の第
1実施例回路の場合と同じであるから、これらの説明は
省略するが、この第2実施例回路は前述の第1実施例回
路に直流電源装置3の出力電圧の変化を検出する電圧微
分回路21と、この電圧微分値が所定値以上であるか否
かを検出する微分値検出回路22、及び第3論理回路2
3とを追加して構成している。
【0011】前述の第1実施例回路では、直流電源装置
3の出力電圧絶対値を検出しており、これが過電圧であ
ることと出力電流の過電流との論理積から、過電流原因
が電源装置の異常であるか否かを判断していたが、負荷
4がコンデンサ等の場合は電圧の絶対値のみで判断する
わけにはいかない。何故ならばコンデンサ容量をC、電
圧をVとするとコンデンサ電流IC は、IC =C(dV
/dt)で表すことが出来るので、コンデンサ電流IC
は電圧微分値の大きさで左右されることになる。従って
直流電源装置3が出力する電圧の絶対値のみではなく電
圧変化率も考慮すれば、過電流の発生原因をより正確
に、より素早く追求することが出来る。そこで図2に図
示の第2実施例回路では、論理積素子23Aと論理和素
子23Bとで構成した第3論理回路23を備え、過電圧
検出回路12からの過電圧検出信号と微分値検出回路2
2からの電圧微分値検出信号とを論理和素子23Bへ与
え、この論理和素子23Bの出力信号と過電流検出回路
6が出力する過電流検出信号とを論理積素子23Aへ与
える。
【0012】このような回路構成にすることで、過電圧
検出回路12が過電圧を検出していなくても、直流電源
装置3の出力電圧の変動が急激であれば電圧変化速度、
即ちdV/dtが大きいことを微分値検出回路22が検
出するので、この時点で過電流検出回路6が過電流を検
出していれば第3論理回路23は電源装置異常信号を出
力して警報を発する。尚、第1論理回路13の動作は前
述の第1実施例回路の場合と同じであるから、その動作
説明は省略する。
【0013】
【発明の効果】出力電圧を所定値に維持して負荷へ電力
を供給している電源装置の出力電流が過電流になった場
合、従来はこの過電流の原因が電源装置側にあるのかそ
れとも負荷側にあるのかが不明であったために原因追求
に人手と時間がかかり、その期間中はこの電源装置が使
用出来ない不都合があったが、この発明によれば、電源
装置の出力電圧検出手段と簡単な論理回路とを付加する
ことで過電流原因が電源装置側にあるのかそれとも負荷
側にあるのかを直ちに判断することが出来るので、異常
原因の発見が容易になり装置の停止期間を短縮出来る効
果が得られる。更に、電源装置出力電圧の微分値を検出
する手段と簡単な論理回路を追加することで、コンデン
サのように電力が突入する性質を有する負荷をこの電源
装置に接続している場合には、過電流状態を検出した場
合の電源装置出力電圧が過電圧設定値に到達していなく
ても、電圧微分値が大きい値であるならば電源装置異常
信号を出力して警報を発し、過電流発生原因の追求を容
易にする効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表した回路図
【図2】本発明の第2実施例を表した回路図
【図3】電源装置の過電流検出の従来例を示した回路図
【符号の説明】
2 交流電源 3 直流電源装置 4 負荷 5 直流変流器 6 過電流検出回路 11 電圧検出器 12 過電圧検出回路 13 第1論理回路 13A 論理積素子 13B 信号反転素子 14 第2論理回路 14A 論理積素子 21 電圧微分回路 22 微分値検出回路 23 第3論理回路 23A 論理積素子 23B 論理和素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力電圧を所定値に維持して負荷へ電力を
    供給する電源装置において、 前記電源装置の出力電流を検出する電流検出手段と、こ
    の検出電流が過電流設定値を越えたか否かを検出する過
    電流検出手段と、この電源装置の出力電圧を検出する電
    圧検出手段と、この検出電圧が前記所定値よりも高い過
    電圧設定値を越えたか否かを検出する過電圧検出手段
    と、 前記過電圧を検出せずに過電流を検出すれば負荷異常信
    号を出力する第1論理回路と、前記過電圧を検出し且つ
    過電流を検出すれば電源装置異常信号を出力する第2論
    理回路とを備えていることを特徴とする電源装置の出力
    電流過大原因検出回路。
  2. 【請求項2】出力電圧を所定値に維持して負荷へ電力を
    供給する電源装置において、 前記電源装置の出力電流を検出する電流検出手段と、こ
    の検出電流が過電流設定値を越えたか否かを検出する過
    電流検出手段と、この電源装置の出力電圧を検出する電
    圧検出手段と、この検出電圧が前記所定値よりも高い過
    電圧設定値を越えたか否かを検出する過電圧検出手段
    と、電源装置出力電圧の微分値を演算する電圧微分演算
    手段と、この微分演算値が設定値を越えたか否かを検出
    する微分値検出手段と、 前記過電圧を検出せずに過電流を検出すれば負荷異常信
    号を出力する第1論理回路と、前記過電圧又は設定値以
    上の微分値のいずれかを検出し且つ過電流を検出すれば
    電源装置異常信号を出力する第3論理回路とを備えてい
    ることを特徴とする電源装置の出力電流過大原因検出回
    路。
JP4009561A 1992-01-23 1992-01-23 電源装置の出力電流過大原因検出回路 Pending JPH05207655A (ja)

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JP (1) JPH05207655A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060879A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Ls Industrial Systems Co Ltd 電力系統における高速の事故判断装置及び方法
JP2017112559A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社デンソー 負荷駆動装置
US11194279B2 (en) 2019-05-15 2021-12-07 Ricoh Company, Ltd. Power supply and image forming apparatus incorporating same

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