JPH0520202B2 - - Google Patents
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- JPH0520202B2 JPH0520202B2 JP16849284A JP16849284A JPH0520202B2 JP H0520202 B2 JPH0520202 B2 JP H0520202B2 JP 16849284 A JP16849284 A JP 16849284A JP 16849284 A JP16849284 A JP 16849284A JP H0520202 B2 JPH0520202 B2 JP H0520202B2
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- JP
- Japan
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- head
- gear
- drive
- shaft
- spindle
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q39/00—Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation
- B23Q39/02—Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation the sub-assemblies being capable of being brought to act at a single operating station
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/50—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/54—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only
- B23Q1/5406—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only a single rotating pair followed perpendicularly by a single rotating pair
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q2220/00—Machine tool components
- B23Q2220/002—Tool turrets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、タレツト型切削加工ユニツトのク
ラツチ機構に関する。
ラツチ機構に関する。
従来の技術
周知のように、割り出し回転可能なタレツトヘ
ツドに複数の多軸スピンドルヘツド(以下、これ
をギヤングヘツドと称する)を備えたタレツト型
の切削加工ユニツトにおいては、タレツトヘツド
の割り出し回転にあたつて、切削工具を保持する
各スピンドルの回転力伝達経路を一旦切り離す必
要がある。このため、例えば特開昭52−80586号
公報および特開昭55−90210号公報に示されてい
るように、タレツトヘツドの内側に配置された駆
動ユニツトとギヤングヘツドとの間のスピンドル
回転力伝達経路にはクラツチ機構が設けられてい
る。
ツドに複数の多軸スピンドルヘツド(以下、これ
をギヤングヘツドと称する)を備えたタレツト型
の切削加工ユニツトにおいては、タレツトヘツド
の割り出し回転にあたつて、切削工具を保持する
各スピンドルの回転力伝達経路を一旦切り離す必
要がある。このため、例えば特開昭52−80586号
公報および特開昭55−90210号公報に示されてい
るように、タレツトヘツドの内側に配置された駆
動ユニツトとギヤングヘツドとの間のスピンドル
回転力伝達経路にはクラツチ機構が設けられてい
る。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、従来の構造においては、いずれ
も駆動ユニツト側の出力軸とギヤングヘツド側の
入力軸とを同一軸線上に配し、その入・出力軸同
士の端部をスプラインあるいはそれに類似した結
合手段により結合するようにしている。つまり、
所定の加工位置に割り出されたギヤングヘツド側
の入力軸と駆動ユニツト側の出力軸とが常に同一
軸線上に位置することが画一的条件とされるた
め、ギヤングヘツド側の各スピンドルの位置すな
わち設計自由度が著しく制約され、それに伴つて
アイドルギヤ等が増加することから、ギヤングヘ
ツド全体が大型化する傾向にある。
も駆動ユニツト側の出力軸とギヤングヘツド側の
入力軸とを同一軸線上に配し、その入・出力軸同
士の端部をスプラインあるいはそれに類似した結
合手段により結合するようにしている。つまり、
所定の加工位置に割り出されたギヤングヘツド側
の入力軸と駆動ユニツト側の出力軸とが常に同一
軸線上に位置することが画一的条件とされるた
め、ギヤングヘツド側の各スピンドルの位置すな
わち設計自由度が著しく制約され、それに伴つて
アイドルギヤ等が増加することから、ギヤングヘ
ツド全体が大型化する傾向にある。
また、特に特開昭52−80586号公報によれば、
前述した入力軸と出力軸との結合部とは別に駆動
ユニツト側にクラツチ機構を設け、さらにこのク
ラツチ機構と前記結合部との間に変速歯車列を設
けているため、ギヤングヘツドのみならず駆動ユ
ニツトそのものも複雑かつ大型のものとなりやす
い。
前述した入力軸と出力軸との結合部とは別に駆動
ユニツト側にクラツチ機構を設け、さらにこのク
ラツチ機構と前記結合部との間に変速歯車列を設
けているため、ギヤングヘツドのみならず駆動ユ
ニツトそのものも複雑かつ大型のものとなりやす
い。
本発明は、前述した入力軸と出力軸との位置関
係の制約を緩和したタレツト型切削加工ユニツト
のクラツチ機構を提供しようとするものである。
係の制約を緩和したタレツト型切削加工ユニツト
のクラツチ機構を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明においては、コラムと、このコラムの外
周に割り出し回転可能に支持されるとともに外周
面に複数の多軸スピンドルヘツドが装着されたタ
レツトヘツドとを備え、加工位置に割り出された
多軸スピンドルヘツドのスピンドルを回転駆動さ
せるための多軸スピンドルヘツド側の入力軸と前
記コラム側の出力軸との間でクラツチ作用を行わ
せるようにしたタレツト型切削加工ユニツトのク
ラツチ機構であつて、前記出力軸に設けられたド
ライブギヤと前記入力軸に設けられたドリブンギ
ヤとをそれぞれ外歯の平歯車で構成し、前記出力
軸を軸方向にスライド動作させてドライブギヤと
ドリブンギヤとを直接的に噛合・離脱させること
によつてスピンドル回転力伝達経路を断接する切
換手段を設けたことを特徴としている。
周に割り出し回転可能に支持されるとともに外周
面に複数の多軸スピンドルヘツドが装着されたタ
レツトヘツドとを備え、加工位置に割り出された
多軸スピンドルヘツドのスピンドルを回転駆動さ
せるための多軸スピンドルヘツド側の入力軸と前
記コラム側の出力軸との間でクラツチ作用を行わ
せるようにしたタレツト型切削加工ユニツトのク
ラツチ機構であつて、前記出力軸に設けられたド
ライブギヤと前記入力軸に設けられたドリブンギ
ヤとをそれぞれ外歯の平歯車で構成し、前記出力
軸を軸方向にスライド動作させてドライブギヤと
ドリブンギヤとを直接的に噛合・離脱させること
によつてスピンドル回転力伝達経路を断接する切
換手段を設けたことを特徴としている。
作 用
この構成によれば、外歯の平歯車で構成される
ドライブギヤとドリブンギヤとを、出力軸のスラ
イド動作に基づいて噛合・離脱させることによつ
てクラツチ作用を行わせるものであるから、それ
ぞれの多軸スピンドルヘツドが加工位置に割り出
された時に各多軸スピンドルヘツド側の入力軸が
タレツトヘツド側の出力軸と同一軸線上に位置し
ている必要がなく、入力軸の位置としてはドリブ
ンギヤとドライブギヤとが噛み合い得る位置にあ
ればよく、しかも複数の多軸スピンドル全体をと
おして入力軸の位置が一定している必要もない。
また、各多軸スピンドルヘツドごとの速比の調整
もドライブギヤとドリブンギヤとの噛み合い部に
おいて容易に行えることになる。
ドライブギヤとドリブンギヤとを、出力軸のスラ
イド動作に基づいて噛合・離脱させることによつ
てクラツチ作用を行わせるものであるから、それ
ぞれの多軸スピンドルヘツドが加工位置に割り出
された時に各多軸スピンドルヘツド側の入力軸が
タレツトヘツド側の出力軸と同一軸線上に位置し
ている必要がなく、入力軸の位置としてはドリブ
ンギヤとドライブギヤとが噛み合い得る位置にあ
ればよく、しかも複数の多軸スピンドル全体をと
おして入力軸の位置が一定している必要もない。
また、各多軸スピンドルヘツドごとの速比の調整
もドライブギヤとドリブンギヤとの噛み合い部に
おいて容易に行えることになる。
実施例
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示す図で
あり、第1図から明らかなように横置形のタレツ
ト形切削加工ユニツトの場合について例示してい
る。
あり、第1図から明らかなように横置形のタレツ
ト形切削加工ユニツトの場合について例示してい
る。
第1図において、切削加工ユニツト1は、図示
しないスライド案内面に沿つてスライドするスラ
イドテーブル2上に固定されたコラム10と、コ
ラム10の外周に配設されて、該コラム10の鉛
直中心を回転中心として割り出し回転可能なタレ
ツトヘツド11と、タレツトヘツド11の外周に
固定された複数の多軸スピンドルヘツド(以下、
ギヤングヘツドと称する)12のほか、コラム1
0の上面に固定された補助コラム13と、補助コ
ラム13の側面部に、そのモータ出力軸14aが
スライドテーブル2と平行となるように固定され
た駆動源としての駆動用モータ14とを備える。
しないスライド案内面に沿つてスライドするスラ
イドテーブル2上に固定されたコラム10と、コ
ラム10の外周に配設されて、該コラム10の鉛
直中心を回転中心として割り出し回転可能なタレ
ツトヘツド11と、タレツトヘツド11の外周に
固定された複数の多軸スピンドルヘツド(以下、
ギヤングヘツドと称する)12のほか、コラム1
0の上面に固定された補助コラム13と、補助コ
ラム13の側面部に、そのモータ出力軸14aが
スライドテーブル2と平行となるように固定され
た駆動源としての駆動用モータ14とを備える。
モータ出力軸14aにはギヤ15が固定されて
おり、このギヤ15は補助コラム13内に設けた
第1の中間軸16上のギヤ17と噛み合つてお
り、これらの歯車列により駆動用モータ14の回
転出力がコラム10側に伝達される。尚、18は
モータ出力軸14aによつて直接駆動される同期
軸、19は同期軸18と同一軸線上に設けられた
潤滑油供給用のポンプである。
おり、このギヤ15は補助コラム13内に設けた
第1の中間軸16上のギヤ17と噛み合つてお
り、これらの歯車列により駆動用モータ14の回
転出力がコラム10側に伝達される。尚、18は
モータ出力軸14aによつて直接駆動される同期
軸、19は同期軸18と同一軸線上に設けられた
潤滑油供給用のポンプである。
20はコラム10に設けられて、第1の中間軸
16と平行な第2の中間軸、21は第2の中間軸
20と平行に設けられて、後述するギヤングヘツ
ド12側のスピンドル58を回転駆動するための
出力軸としてのドライブ軸、22はドライブ軸2
1と同一軸線上に設けられて、タレツトヘツド1
1を割り出し回転させるための割り出しドライブ
軸である。そして、第2の中間軸20には第1の
中間軸16側のギヤ17に噛み合うギヤ23が設
けられている一方、ドライブ軸21にはギヤ23
に噛み合うギヤ24のほかドライブギヤ(平歯
車)25が設けられており、4枚のギヤ15,1
7,23,24から構成される一連の歯車列によ
りドライブ軸21が回転駆動される。
16と平行な第2の中間軸、21は第2の中間軸
20と平行に設けられて、後述するギヤングヘツ
ド12側のスピンドル58を回転駆動するための
出力軸としてのドライブ軸、22はドライブ軸2
1と同一軸線上に設けられて、タレツトヘツド1
1を割り出し回転させるための割り出しドライブ
軸である。そして、第2の中間軸20には第1の
中間軸16側のギヤ17に噛み合うギヤ23が設
けられている一方、ドライブ軸21にはギヤ23
に噛み合うギヤ24のほかドライブギヤ(平歯
車)25が設けられており、4枚のギヤ15,1
7,23,24から構成される一連の歯車列によ
りドライブ軸21が回転駆動される。
ドライブ軸21は、その一端に突起部26を備
えるとともに、軸方向にスライド可能なスリーブ
27にベアリング28を介して回転可能に支持さ
れており、スリーブ27をスライドさせることで
ドライブ軸21もその軸方向にスライドする。つ
まり、このドライブ軸21のスライド動作により
ドライブギヤ25と後述するギヤングヘツド12
側のドリブンギヤ59とを噛み合わせたり、ある
いはその噛み合いを解除できる構成となつてい
る。尚、ドライブ軸21とギヤ24とは、両者の
軸方向の相対移動を許容しつつその相対回転を阻
止するためにキー結合されている。また、29は
ベアリングホルダーである。
えるとともに、軸方向にスライド可能なスリーブ
27にベアリング28を介して回転可能に支持さ
れており、スリーブ27をスライドさせることで
ドライブ軸21もその軸方向にスライドする。つ
まり、このドライブ軸21のスライド動作により
ドライブギヤ25と後述するギヤングヘツド12
側のドリブンギヤ59とを噛み合わせたり、ある
いはその噛み合いを解除できる構成となつてい
る。尚、ドライブ軸21とギヤ24とは、両者の
軸方向の相対移動を許容しつつその相対回転を阻
止するためにキー結合されている。また、29は
ベアリングホルダーである。
前記のスリーブ27には第2図に示すようにラ
ツク30が形成されており、このラツク30に対
してシヤフト31に設けたピニオン32が噛み合
つている。そして、シヤフト31はリンク33,
34および補助ロツド35を介してシリンダ36
のピストンロツド36aに連結されており、シリ
ンダ36のはたらきによりシヤフト31が回転す
ることでスリーブ27ひいてはドライブ軸21が
スライドする構成となつている。
ツク30が形成されており、このラツク30に対
してシヤフト31に設けたピニオン32が噛み合
つている。そして、シヤフト31はリンク33,
34および補助ロツド35を介してシリンダ36
のピストンロツド36aに連結されており、シリ
ンダ36のはたらきによりシヤフト31が回転す
ることでスリーブ27ひいてはドライブ軸21が
スライドする構成となつている。
割り出しドライブ軸22の一端には前記突起部
26に係合可能なすり割り溝37が形成されてい
るほか、該割り出しドライブ軸22回りには歯車
減速機構(市販商品名:ハーモニツクドライブ)
38が設けられており、この歯車減速機構38の
被動側ホイール39には駆動側のベベルギヤ40
が固定されている。歯車減速機構38は概略的に
は、割り出しドライブ軸22に固定された楕円形
の駆動側ホイール41と、駆動側ホイール41の
外周に相対回転可能に設けられた薄肉状のリング
ギヤ44と、これに噛み合う固定側および可動側
の2つの内歯ギヤ42,43との組み合わせから
なり、リングギヤ44の歯数が内歯ギヤ42,4
3の歯数より2枚少ないことから、本実施例の場
合にはベベルギヤ40側には割り出しドライブ軸
22に対して1/78程度の減速比が得られるもの
である。尚、45はサラばね46によりベアリン
グ47に予圧を付与するためのプツシヤーであ
る。
26に係合可能なすり割り溝37が形成されてい
るほか、該割り出しドライブ軸22回りには歯車
減速機構(市販商品名:ハーモニツクドライブ)
38が設けられており、この歯車減速機構38の
被動側ホイール39には駆動側のベベルギヤ40
が固定されている。歯車減速機構38は概略的に
は、割り出しドライブ軸22に固定された楕円形
の駆動側ホイール41と、駆動側ホイール41の
外周に相対回転可能に設けられた薄肉状のリング
ギヤ44と、これに噛み合う固定側および可動側
の2つの内歯ギヤ42,43との組み合わせから
なり、リングギヤ44の歯数が内歯ギヤ42,4
3の歯数より2枚少ないことから、本実施例の場
合にはベベルギヤ40側には割り出しドライブ軸
22に対して1/78程度の減速比が得られるもの
である。尚、45はサラばね46によりベアリン
グ47に予圧を付与するためのプツシヤーであ
る。
一方、タレツトヘツド11の内周には前記ベベ
ルギヤ40に噛み合う被動側のベベルギヤ48が
ベアリング49を介して配設されており、このベ
ベルギヤ48は補助プレート50を介してタレツ
トヘツド11に一体的に固定されている。したが
つて、前記割り出しドライブ軸22の駆動により
タレツトヘツド11がベアリング49を介してコ
ラム10回りに割り出し回転することになる。
ルギヤ40に噛み合う被動側のベベルギヤ48が
ベアリング49を介して配設されており、このベ
ベルギヤ48は補助プレート50を介してタレツ
トヘツド11に一体的に固定されている。したが
つて、前記割り出しドライブ軸22の駆動により
タレツトヘツド11がベアリング49を介してコ
ラム10回りに割り出し回転することになる。
ここで、前記突起部26とすり割り溝37とは
ドライブ軸21のスライブ動作により係合離脱可
能であり、第1図に示すように突起部26とすり
割り溝37とが係合しているときにはドライブギ
ヤ25と後述するドリブンギヤ59との噛み合い
が解除され、駆動用モータ14の回転出力が割り
出しドライブ軸22に伝達されることでタレツト
ヘツド11の割り出し回転が可能となる。一方、
ドライブ軸21を第1図の左方向にスライドさせ
たときには、ドライブギヤ25とドリブンギヤ5
9とが噛み合うと同時に突起部26とすり割り溝
37との係合が解除されて、ギヤングヘツド12
側のスピンドル58の回転駆動が可能となる。
ドライブ軸21のスライブ動作により係合離脱可
能であり、第1図に示すように突起部26とすり
割り溝37とが係合しているときにはドライブギ
ヤ25と後述するドリブンギヤ59との噛み合い
が解除され、駆動用モータ14の回転出力が割り
出しドライブ軸22に伝達されることでタレツト
ヘツド11の割り出し回転が可能となる。一方、
ドライブ軸21を第1図の左方向にスライドさせ
たときには、ドライブギヤ25とドリブンギヤ5
9とが噛み合うと同時に突起部26とすり割り溝
37との係合が解除されて、ギヤングヘツド12
側のスピンドル58の回転駆動が可能となる。
このように、シリンダ36、ピニオン32、ラ
ツク30およびドライブ軸21等により、ドライ
ブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合いと、
ドライブ軸21と割り出しドライブ軸22との噛
み合いを選択的に切り換える切換手段を構成して
いる。
ツク30およびドライブ軸21等により、ドライ
ブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合いと、
ドライブ軸21と割り出しドライブ軸22との噛
み合いを選択的に切り換える切換手段を構成して
いる。
また、タレツトヘツド11の上部内周にはハウ
ジング51とヘツドプレート52とが一体的に固
定されている一方、それらの内部にはコラム10
と一体のピストン53が配設されて室R1,R2に
画成しており、これによつて油圧シリンダ54を
構成している。したがつて、この油圧シリンダ5
4のはたらきによりハウジング51およびヘツド
プレート52と一体のタレツトヘツド11が上下
動するものである。
ジング51とヘツドプレート52とが一体的に固
定されている一方、それらの内部にはコラム10
と一体のピストン53が配設されて室R1,R2に
画成しており、これによつて油圧シリンダ54を
構成している。したがつて、この油圧シリンダ5
4のはたらきによりハウジング51およびヘツド
プレート52と一体のタレツトヘツド11が上下
動するものである。
55はコラム10とタレツトヘツド11下面と
の間に介装された割り出し位置決め手段としての
大径のカツプリングで、このカツプリング55
は、コラム10側に固定されたフエースギヤ状の
固定リング55aと、タレツトヘツド11側に固
定された同じくフエースギヤ状の可動リング55
bとから構成されており、これら固定リング55
aと可動リング55bとの噛み合いによりタレツ
トヘツド11が所定の割り出し位置に位置決めさ
れる。
の間に介装された割り出し位置決め手段としての
大径のカツプリングで、このカツプリング55
は、コラム10側に固定されたフエースギヤ状の
固定リング55aと、タレツトヘツド11側に固
定された同じくフエースギヤ状の可動リング55
bとから構成されており、これら固定リング55
aと可動リング55bとの噛み合いによりタレツ
トヘツド11が所定の割り出し位置に位置決めさ
れる。
ギヤングヘツド12は、第3図に示すように、
ヘツド本体56aおよびヘツドカバー56bと、
ヘツド本体56a内に回転自在に支持されて、先
端に例えばドリル57を備えた複数のスピンドル
58と、一端にドリブンギヤ(平歯車)59を備
えた入力軸60と、入力軸60の回転を各スピン
ドル58に伝達する変速歯車列61,62,63
等からなり、第1図に示すようにドリブンギヤ5
9がタレツトヘツド11内に進入してドライブ軸
21側のドライブギヤ25と噛み合うようになつ
ている。すなわち、前述したスライド可能なドラ
イブ軸21と、ドライブギヤ25およびドリブン
ギヤ59の三者により、各スピンドル58への回
転力伝達経路を断接するクラツチ機構を構成して
いる。
ヘツド本体56aおよびヘツドカバー56bと、
ヘツド本体56a内に回転自在に支持されて、先
端に例えばドリル57を備えた複数のスピンドル
58と、一端にドリブンギヤ(平歯車)59を備
えた入力軸60と、入力軸60の回転を各スピン
ドル58に伝達する変速歯車列61,62,63
等からなり、第1図に示すようにドリブンギヤ5
9がタレツトヘツド11内に進入してドライブ軸
21側のドライブギヤ25と噛み合うようになつ
ている。すなわち、前述したスライド可能なドラ
イブ軸21と、ドライブギヤ25およびドリブン
ギヤ59の三者により、各スピンドル58への回
転力伝達経路を断接するクラツチ機構を構成して
いる。
また、ヘツド本体56aには第4図および第5
図に示すように、ドライブギヤ25と対向するよ
うにして1枚のロツク爪67aを有するロツクプ
レート67が設けられている。このロツクプレー
ト67は、外周に設けたフランジ部68がヘツド
本体56a側の溝部69に係合するとともに、筒
状の軸承部70がホルダー71に案内されている
ことでドライブ軸21の軸方向にのみスライド可
能に構成されている。そして、さらにロツクプレ
ート67は、軸承部70とホルダー71との間に
介装されたコイルばね72によりドライブギヤ2
5側、つまりはロツク爪67aがドリブンギヤ5
9と噛み合う方向に付勢されている一方、中心部
にはドライブ軸21側の係合穴73に対応する円
錐状の突起部74が形成されている。尚、75は
ストツパーである。
図に示すように、ドライブギヤ25と対向するよ
うにして1枚のロツク爪67aを有するロツクプ
レート67が設けられている。このロツクプレー
ト67は、外周に設けたフランジ部68がヘツド
本体56a側の溝部69に係合するとともに、筒
状の軸承部70がホルダー71に案内されている
ことでドライブ軸21の軸方向にのみスライド可
能に構成されている。そして、さらにロツクプレ
ート67は、軸承部70とホルダー71との間に
介装されたコイルばね72によりドライブギヤ2
5側、つまりはロツク爪67aがドリブンギヤ5
9と噛み合う方向に付勢されている一方、中心部
にはドライブ軸21側の係合穴73に対応する円
錐状の突起部74が形成されている。尚、75は
ストツパーである。
次に、以上のように構成されたタレツト型切削
加工ユニツトの作用について説明する。
加工ユニツトの作用について説明する。
先ず、タレツトヘツド11の割り出しにあたつ
ては、シリンダ36のはたらきによりドライブ軸
21が第1図の右方向にスライドして、突起部2
6とすり割り溝37とが係合すると同時に、ドラ
イブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合いが
解除される。
ては、シリンダ36のはたらきによりドライブ軸
21が第1図の右方向にスライドして、突起部2
6とすり割り溝37とが係合すると同時に、ドラ
イブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合いが
解除される。
ここで、タレツトヘツド11の割り出しに先立
つて駆動用モータ14を停止させるときには、そ
の停止位置におけるドライブギヤ25の山部(ド
リブンギヤ59の谷部)とロツクプレート67の
ロツク爪67aとが合致するようにモータ制御系
側で位相制御される。したがつて、上記のように
ドライブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合
いが解除されたときには、ドライブギヤ25に追
従するかのごとくロツクプレート67がコイルば
ね72の力により前進し、ロツク爪67aがドリ
ブンギヤ59の谷部に噛み合う(第5図に仮想線
で示す状態)ことになる。これにより、ドリブン
ギヤ59ひいては各スピンドル58が拘束(ロツ
ク)されてその自由回転が不能となる。
つて駆動用モータ14を停止させるときには、そ
の停止位置におけるドライブギヤ25の山部(ド
リブンギヤ59の谷部)とロツクプレート67の
ロツク爪67aとが合致するようにモータ制御系
側で位相制御される。したがつて、上記のように
ドライブギヤ25とドリブンギヤ59との噛み合
いが解除されたときには、ドライブギヤ25に追
従するかのごとくロツクプレート67がコイルば
ね72の力により前進し、ロツク爪67aがドリ
ブンギヤ59の谷部に噛み合う(第5図に仮想線
で示す状態)ことになる。これにより、ドリブン
ギヤ59ひいては各スピンドル58が拘束(ロツ
ク)されてその自由回転が不能となる。
次に、油圧シリンダ54の室R1に作動油が供
給され、タレツトヘツド11全体が上昇すること
でカツプリング55によるタレツトヘツド11の
割り出し位置決めが解除される。そして、割り出
し回転指令が駆動用モータ14に与えられると、
駆動用モータ14の回転出力は歯車列15,1
7,23,24からドライブ軸21、割り出しド
ライブ軸22、歯車減速機構38、ベベルギヤ4
0,48の順に伝達されてタレツトヘツド11が
所定の割り出し回転角度だけ回転する。
給され、タレツトヘツド11全体が上昇すること
でカツプリング55によるタレツトヘツド11の
割り出し位置決めが解除される。そして、割り出
し回転指令が駆動用モータ14に与えられると、
駆動用モータ14の回転出力は歯車列15,1
7,23,24からドライブ軸21、割り出しド
ライブ軸22、歯車減速機構38、ベベルギヤ4
0,48の順に伝達されてタレツトヘツド11が
所定の割り出し回転角度だけ回転する。
タレツトヘツド11の回転が停止すると、油圧
シリンダ54の室R2に作動油が供給されてタレ
ツトヘツド11全体が降下し、カツプリング55
の固定リング55aと可動リング55bとが再び
噛み合うことでタレツトヘツド11が所定の割り
出し位置に位置決めされる。同時に油圧シリンダ
54の出力圧力をタレツトヘツド11に作用させ
たままとすることで可動リング55bが固定リン
グ55aに押し付けられ、タレツトヘツド11が
所定の割り出し位置にクランプされる。
シリンダ54の室R2に作動油が供給されてタレ
ツトヘツド11全体が降下し、カツプリング55
の固定リング55aと可動リング55bとが再び
噛み合うことでタレツトヘツド11が所定の割り
出し位置に位置決めされる。同時に油圧シリンダ
54の出力圧力をタレツトヘツド11に作用させ
たままとすることで可動リング55bが固定リン
グ55aに押し付けられ、タレツトヘツド11が
所定の割り出し位置にクランプされる。
こうしてタレツトヘツド11の割り出しが完了
するとシリンダ36のはたらきによりドライブ軸
21が第1図の左方向にスライドし、突起部26
とすり割り溝37との係合が解除されると同時
に、ドライブギヤ25がドリブンギヤ59と噛み
合う。すなわち、上記の割り出し完了時にもドラ
イブギヤ25の停止位置(回転角位置)がロツク
プレート67と合致するように位相制御されるこ
とから、ドライブ軸21のスライド動作によりド
ライブギヤ25が直ちにドリブンギヤ59と噛み
合う。同時に、ロツクプレート67は係合穴73
と突起部74との係合に基づき、コイルばね72
の力に抗してドライブギヤ25により押されるた
め、第5図の左方向にスライドしてロツク爪67
aがドリブンギヤ59から離脱する(第5図に実
線で示す状態)。
するとシリンダ36のはたらきによりドライブ軸
21が第1図の左方向にスライドし、突起部26
とすり割り溝37との係合が解除されると同時
に、ドライブギヤ25がドリブンギヤ59と噛み
合う。すなわち、上記の割り出し完了時にもドラ
イブギヤ25の停止位置(回転角位置)がロツク
プレート67と合致するように位相制御されるこ
とから、ドライブ軸21のスライド動作によりド
ライブギヤ25が直ちにドリブンギヤ59と噛み
合う。同時に、ロツクプレート67は係合穴73
と突起部74との係合に基づき、コイルばね72
の力に抗してドライブギヤ25により押されるた
め、第5図の左方向にスライドしてロツク爪67
aがドリブンギヤ59から離脱する(第5図に実
線で示す状態)。
次いで、駆動用モータ14に回転指令が与えら
れることで駆動用モータ14の回転出力は歯車列
15,17,23,24からドライブ軸21へと
伝達されて、ドライブギヤ25とドリブンギヤ5
9との噛み合いにより第3図に示したギヤングヘ
ツド12の各スピンドル58が回転駆動される。
そして、第1図に示したスライドテーブル2に切
削送りが与えられることでドリル57により所定
の切削加工が行なわれる。
れることで駆動用モータ14の回転出力は歯車列
15,17,23,24からドライブ軸21へと
伝達されて、ドライブギヤ25とドリブンギヤ5
9との噛み合いにより第3図に示したギヤングヘ
ツド12の各スピンドル58が回転駆動される。
そして、第1図に示したスライドテーブル2に切
削送りが与えられることでドリル57により所定
の切削加工が行なわれる。
ここで、上記実施例におけるクラツチ機構にあ
つては、タレツトヘツド11側のドライブ軸21
とギヤングヘツド12側の入力軸60とを同一軸
線上に設定する必要がないばかりでなく、複数の
ギヤングヘツド12全体を通して入力軸60の位
置が一定している必要もない。
つては、タレツトヘツド11側のドライブ軸21
とギヤングヘツド12側の入力軸60とを同一軸
線上に設定する必要がないばかりでなく、複数の
ギヤングヘツド12全体を通して入力軸60の位
置が一定している必要もない。
例えば第6図に示すように、複数のギヤングヘ
ツドのうち1番目のギヤングヘツドのドリブンギ
ヤを59、2番目のギヤングヘツドのドリブンギ
ヤを59a、3番目のギヤングヘツドのドリブン
ギヤを59b、4番目のギヤングヘツドのドリブ
ンギヤを59cとすると、各ギヤングヘツド12
を順次所定の加工位置に割り出せば各ドリブンギ
ヤ59,59a,59b,59cは確実にドライ
ブ軸21上のドライブギヤ25と噛み合つてクラ
ツチとしての作用をする。
ツドのうち1番目のギヤングヘツドのドリブンギ
ヤを59、2番目のギヤングヘツドのドリブンギ
ヤを59a、3番目のギヤングヘツドのドリブン
ギヤを59b、4番目のギヤングヘツドのドリブ
ンギヤを59cとすると、各ギヤングヘツド12
を順次所定の加工位置に割り出せば各ドリブンギ
ヤ59,59a,59b,59cは確実にドライ
ブ軸21上のドライブギヤ25と噛み合つてクラ
ツチとしての作用をする。
要するに、各ギヤングヘツド12のドリブンギ
ヤとタレツトヘツド側のドライブギヤ25との間
に速比が全て等しいものとすれば、第6図に示す
ように各ギヤングヘツド12のドリブンギヤ5
9,59a,59b,59cの回転中心o1〜o4
が、ドライブギヤ25と噛み合い得るような同心
円P上に位置していればよいことになる。もちろ
ん、前記の速比を変化させたい場合には、ドリブ
ンギヤの回転中心を同心円Pから外れた位置に設
置すればよい。
ヤとタレツトヘツド側のドライブギヤ25との間
に速比が全て等しいものとすれば、第6図に示す
ように各ギヤングヘツド12のドリブンギヤ5
9,59a,59b,59cの回転中心o1〜o4
が、ドライブギヤ25と噛み合い得るような同心
円P上に位置していればよいことになる。もちろ
ん、前記の速比を変化させたい場合には、ドリブ
ンギヤの回転中心を同心円Pから外れた位置に設
置すればよい。
尚、本実施例においては、駆動源であるモータ
14をタレツトヘツドの割り出し回転駆動系とス
ピンドルの回転駆動系とに共用化した場合につい
て例示しているが、各駆動系ごとにモータが独立
していてもよい。
14をタレツトヘツドの割り出し回転駆動系とス
ピンドルの回転駆動系とに共用化した場合につい
て例示しているが、各駆動系ごとにモータが独立
していてもよい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、コラム側の出力
軸に設けたドライブギヤと、多軸スピンドルヘツ
ド側の入力軸に設けたドリブンギヤとをそれぞれ
外歯の平歯車で構成し、これらドライブギヤとド
リブンギヤとを前記出力軸のスライド動作に基づ
いて直接的に噛合・離脱させてクラツチ作用を行
わせるようにしたことにより、それぞれの多軸ス
ピンドルヘツドが加工位置に選択的に割り出され
た時に各多軸スピンドルヘツド側の入力軸がタレ
ツトヘツド側の出力軸と同一軸線上に位置してい
る必要がなくなり、入力軸の位置としてはドリブ
ンギヤとドライブギヤとが噛み合い得る位置にあ
ればよく、しかも複数の多軸スピンドルヘツド全
体を通して入力軸の位置が一定している必要もな
い。
軸に設けたドライブギヤと、多軸スピンドルヘツ
ド側の入力軸に設けたドリブンギヤとをそれぞれ
外歯の平歯車で構成し、これらドライブギヤとド
リブンギヤとを前記出力軸のスライド動作に基づ
いて直接的に噛合・離脱させてクラツチ作用を行
わせるようにしたことにより、それぞれの多軸ス
ピンドルヘツドが加工位置に選択的に割り出され
た時に各多軸スピンドルヘツド側の入力軸がタレ
ツトヘツド側の出力軸と同一軸線上に位置してい
る必要がなくなり、入力軸の位置としてはドリブ
ンギヤとドライブギヤとが噛み合い得る位置にあ
ればよく、しかも複数の多軸スピンドルヘツド全
体を通して入力軸の位置が一定している必要もな
い。
したがつて、各多軸スピンドルヘツドのスピン
ドルの位置等のレイアウト上の制約が緩和されて
設計自由度を大きく確保でき、この設計自由度の
拡大によりアイドルギヤを少なくできることから
多軸スピンドルヘツド内の歯車列の歯車数を削減
でき、多軸スピンドルヘツドの薄形化および小形
化が図れるとともに、各多軸スピンドルヘツドご
との速比の調整もドライブギヤとドリブンギヤと
の噛み合い部において容易に行える。
ドルの位置等のレイアウト上の制約が緩和されて
設計自由度を大きく確保でき、この設計自由度の
拡大によりアイドルギヤを少なくできることから
多軸スピンドルヘツド内の歯車列の歯車数を削減
でき、多軸スピンドルヘツドの薄形化および小形
化が図れるとともに、各多軸スピンドルヘツドご
との速比の調整もドライブギヤとドリブンギヤと
の噛み合い部において容易に行える。
また、多軸スピンドルヘツドのスピンドル回転
駆動系に関するかぎり、上記のドライブギヤとド
リブンギヤとを中心として構成されたクラツチ機
構以外に別のクラツチ機構を設ける必要がなく、
コラム側の駆動系の構造を簡素化できる。
駆動系に関するかぎり、上記のドライブギヤとド
リブンギヤとを中心として構成されたクラツチ機
構以外に別のクラツチ機構を設ける必要がなく、
コラム側の駆動系の構造を簡素化できる。
第1図は本発明のクラツチ機構を含む切削加工
ユニツトの断面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面矢視図、第3図は多軸スピンドルヘツド
の詳細を示す断面図、第4図は第3図のA方向矢
視図、第5図は第4図の−線に沿う断面矢視
図、第6図はドライブギヤとドリブンギヤとの関
係を示す説明図である。 1……切削加工ユニツト、2……スライドテー
ブル、10……コラム、11……タレツトヘツ
ド、12……多軸スピンドルヘツド(ギヤングヘ
ツド)、14……駆動用モータ、21……ドライ
ブ軸(出力軸)、25……ドライブギヤ、30…
…ラツク、32……ピニオン、36……シリン
ダ、56a……ヘツド本体、58……スピンド
ル、59……ドリブンギヤ、60……入力軸、6
7……ロツクプレート、72……コイルばね。
ユニツトの断面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面矢視図、第3図は多軸スピンドルヘツド
の詳細を示す断面図、第4図は第3図のA方向矢
視図、第5図は第4図の−線に沿う断面矢視
図、第6図はドライブギヤとドリブンギヤとの関
係を示す説明図である。 1……切削加工ユニツト、2……スライドテー
ブル、10……コラム、11……タレツトヘツ
ド、12……多軸スピンドルヘツド(ギヤングヘ
ツド)、14……駆動用モータ、21……ドライ
ブ軸(出力軸)、25……ドライブギヤ、30…
…ラツク、32……ピニオン、36……シリン
ダ、56a……ヘツド本体、58……スピンド
ル、59……ドリブンギヤ、60……入力軸、6
7……ロツクプレート、72……コイルばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コラムと、このコラムの外周に割り出し回転
可能に支持されるとともに外周面に複数の多軸ス
ピンドルヘツドが装着されたタレツトヘツドとを
備え、加工位置に割り出された多軸スピンドルヘ
ツドのスピンドルを回転駆動させるための多軸ス
ピンドルヘツド側の入力軸と前記コラム側の出力
軸との間でクラツチ作用を行わせるようにしたタ
レツト型切削加工ユニツトのクラツチ機構であつ
て、 前記出力軸に設けられたドライブギヤと前記入
力軸に設けられたドリブンギヤとをそれぞれ外歯
の平歯車で構成し、 前記出力軸を軸方向にスライド動作させてドラ
イブギヤとドリブンギヤとを直接的に噛合・離脱
させることによつてスピンドル回転力伝達経路を
断接する切換手段を設けたことを特徴とするタレ
ツト型切削加工ユニツトのクラツチ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16849284A JPS6150705A (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | タレツト型切削加工ユニツトのクラツチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16849284A JPS6150705A (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | タレツト型切削加工ユニツトのクラツチ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150705A JPS6150705A (ja) | 1986-03-13 |
JPH0520202B2 true JPH0520202B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=15869088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16849284A Granted JPS6150705A (ja) | 1984-08-11 | 1984-08-11 | タレツト型切削加工ユニツトのクラツチ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6150705A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02298403A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-10 | Hitachi Seiki Co Ltd | タレット副刃物台と背面加工刃物台 |
JPH02180538A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多軸タレットヘッド |
KR101325003B1 (ko) * | 2008-07-08 | 2013-11-04 | 가부시키가이샤 아마다 | 탭의 오버 스트로크 검출 방법 및 탭 다이 |
JP7285107B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2023-06-01 | シチズン時計株式会社 | 回転工具装置および工作機械 |
-
1984
- 1984-08-11 JP JP16849284A patent/JPS6150705A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6150705A (ja) | 1986-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |