JPH0519692U - ガススプリング - Google Patents
ガススプリングInfo
- Publication number
- JPH0519692U JPH0519692U JP6901291U JP6901291U JPH0519692U JP H0519692 U JPH0519692 U JP H0519692U JP 6901291 U JP6901291 U JP 6901291U JP 6901291 U JP6901291 U JP 6901291U JP H0519692 U JPH0519692 U JP H0519692U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- gas spring
- piston rod
- rod guide
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コスト低減をはかることができると共に耐久
性に優れたガススプリングを提供する。 【構成】 ピストンロッド2に付着しているダストはピ
ストンロッド2がシリンダ1内に侵入する際に、ロッド
ガイド4の内側のシリンダ内端部に配置されたシール部
材5により除去され、除去されたダストは内側環状空間
4I ,半径方向溝4R ,外側環状空間4O および連通孔
1Aを介してシリンダ外部に排出される。
性に優れたガススプリングを提供する。 【構成】 ピストンロッド2に付着しているダストはピ
ストンロッド2がシリンダ1内に侵入する際に、ロッド
ガイド4の内側のシリンダ内端部に配置されたシール部
材5により除去され、除去されたダストは内側環状空間
4I ,半径方向溝4R ,外側環状空間4O および連通孔
1Aを介してシリンダ外部に排出される。
Description
【0001】
本考案はガススプリング、特にダストシールを備えたガススプリングに関する 。
【0002】
従来、かかるダストシールを備えたガススプリングとしては、例えば実開昭5 5−14112号公報に記載されたものが知られている。
【0003】 このものはシリンダ端に固設されピストンロッドが貫通するロッドガイドの外 側にダストシールを配設し、ダストのシリンダ内への侵入を防止し、また、ロッ ドガイドの内側にメインシールを配設しガスの流出を防止するようにしている。
【0004】
しかしながら、かかる従来のガススプリングにあっては、ダストシールとメイ ンシールとが別体に形成されているので、部品点数が増加し、組立コストや部品 コストが増大するという問題があった。さらに、ダストシールは直接外気に晒さ れているので、オゾンや紫外線等により劣化され易く耐久性上問題がある。
【0005】 本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、コスト低減をはかることができ ると共に耐久性に優れたガススプリングを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために本考案は内部にガスを加圧充填したシリンダ内に、 ピストンロッド先端のピストンを摺動自在に配すると共に前記シリンダ端に前記 ピストンロッドが貫通するロッドガイドを設けたガススプリングにおいて、前記 ロッドガイドの内側のシリンダ内端部にシール部材を配置すると共に、前記ロッ ドガイドと前記シール部材との間に前記シリンダ外部に連通する通路を配設した ことを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、ピストンロッドに付着しているダストはピストンロッドがシ リンダ内に侵入する際に、ロッドガイドの内側のシリンダ内端部に配置されたシ ール部材により除去され、除去されたダストはロッドガイドとシール部材との間 に配設された通路を介して、シリンダ外部に排除される。
【0008】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
【0009】 図において、1はシリンダであり、ピストンロッド2の先端に固設されたピス トン3でもって2室に画成されている。4はシリンダ1の端部にカシメ固着され るロッドガイドであり、ピストンロッド2が貫通する。5はロッドガイド4の内 側のシリンダ1内端部に配置されたシール部材であり、本実施例にあっては、中 央部に上下二重にリップ5U ,5L が形成され、ピストンロッド2の外周に摺接 している。しかして、上側リップ5U がダストシールとして機能し、下側リップ 5L がメインシールとして機能する。さらに、上述したロッドガイド4の下面に は、図2にも示すように、内側環状空間4I と外側環状空間4O とこの両者を連 通する4個の半径方向溝4R が形成されている。そして、内側環状空間4I 内に 上側リップ5U が配置されている。また、外側環状空間4O に連通すべく、シリ ンダ1に連通孔1A が複数個穿設されている。
【0010】 なお、6はシリンダ1の底部に設けられたアシストスプリングであり、本実施 例にあっては、スプリング6の自由端に装着されたスプリングガイド7にゴム等 の弾性体からなる緩衡部材8が接着により固定されている。緩衡部材8は、図3 に示すように、ピストン3に固定するようにしてもよく、また、図4に示すよう に、スプリングガイド7を変形し、スプリングガイド7の頭部に空気室7Aを形 成しクッション性をもたせるようにしてもよい。
【0011】 上記構成による実施例において、ガススプリングが収縮しピストンロッド2が シリンダ1内に侵入すると、ピストンロッド2の外表面に付着しているダストの うち大きなものは、ロッドガイド4でもって除去され、小さなものは上側リップ 5U でもって除去される。上側リップ5U で除去されたダストは、内側環状空間 4I から半径方向溝4R 、外側環状空間4O および連通孔1Aを経てシリンダ1 の外部に排出される。
【0012】 ピストンロッド2の侵入に伴いシリンダ1内のガス圧力は上昇するが、このガ ス圧力は下側リップ5L をピストンロッド2の外表面に押付けるように作用し、 シール作用が行なわれる。
【0013】 なお、ガス反力を越えた外力によりピストンロッド2が押込まれると、前述の 緩衡部材8がまず作用し、衝突音の発生が防止されると共に、スプリング6の反 力が急激に作用するのが防止され、この結果、ガススプリングの反力特性の急激 な変化を防止する。
【0014】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ロッドガイドのシリンダ内 端部にシール部材を配慮すると共に、ロッドガイドとシール部材との間にシリン ダ外部に連通する通路を配設したので、シール部材が一体化できコスト低減がは かれると共に、大気に晒されないので耐久性に優れたガススプリングを得ること ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例のロッドガイドの底面図であ
る。
る。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例を示す要部断面図で
ある。
ある。
1 シリンダ 1A 連通孔 2 ピストンロッド 4 ロッドガイド 4I 内側環状空間 4O 外側環状空間 4R 半径方向溝 5 シール部材 5U 上側リップ 5I 下側リップ 8 緩衡部材
Claims (1)
- 【請求項1】 内部にガスを加圧充填したシリンダ内
に、ピストンロッド先端のピストンを摺動自在に配する
と共に前記シリンダ端に前記ピストンロッドが貫通する
ロッドガイドを設けたガススプリングにおいて、前記ロ
ッドガイドの内側のシリンダ内端部にシール部材を配置
すると共に、前記ロッドガイドと前記シール部材との間
に前記シリンダ外部に連通する通路を配設したことを特
徴とするガススプリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6901291U JPH0519692U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ガススプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6901291U JPH0519692U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ガススプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519692U true JPH0519692U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13390256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6901291U Pending JPH0519692U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ガススプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519692U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007211915A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Kayaba Ind Co Ltd | ガススプリング |
KR101531354B1 (ko) * | 2014-02-21 | 2015-07-06 | 대한이피에스(주) | 컴퓨터 워크스테이션 장치 |
JP2015190603A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
JP2016148354A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | Nok株式会社 | 密封装置 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP6901291U patent/JPH0519692U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007211915A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Kayaba Ind Co Ltd | ガススプリング |
KR101531354B1 (ko) * | 2014-02-21 | 2015-07-06 | 대한이피에스(주) | 컴퓨터 워크스테이션 장치 |
JP2015190603A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
JP2016148354A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | Nok株式会社 | 密封装置 |
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