JPH05195978A - 立軸ポンプの軸推力低減装置 - Google Patents
立軸ポンプの軸推力低減装置Info
- Publication number
- JPH05195978A JPH05195978A JP547492A JP547492A JPH05195978A JP H05195978 A JPH05195978 A JP H05195978A JP 547492 A JP547492 A JP 547492A JP 547492 A JP547492 A JP 547492A JP H05195978 A JPH05195978 A JP H05195978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- axial thrust
- thrust reducing
- casing
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 16
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000005086 pumping Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】水中軸受３の上部に軸推力低減インペラ２を設
け、このインペラのポンプ作用により、ケーシングリン
グ５からインペラ４の背面への漏水の圧力を下げ、軸推
力を低減する。又、この漏水を、水中軸受の潤滑水とす
る。 【効果】ケーシングにバランスホールを設ける必要がな
いので、製作コストの低減が図れ、また、海洋生物によ
る水中軸受潤滑水閉塞の問題が生じない。
け、このインペラのポンプ作用により、ケーシングリン
グ５からインペラ４の背面への漏水の圧力を下げ、軸推
力を低減する。又、この漏水を、水中軸受の潤滑水とす
る。 【効果】ケーシングにバランスホールを設ける必要がな
いので、製作コストの低減が図れ、また、海洋生物によ
る水中軸受潤滑水閉塞の問題が生じない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自己潤滑構造立軸ポンプ
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の立軸ポンプの軸推力低減装置を図
１で説明する。
１で説明する。
【０００３】従来の装置は軸推力を低減するためインペ
ラ背面にかかるポンプ圧力水をケーシングリングでシー
ル，減圧させ、その漏水をケーシング案内羽根に設けた
バランスホールからポンプの外へ流す構造となってい
た。このため、ケーシングリングより内径側の圧力はポ
ンプの外とほぼ同じ圧力になり、インペラ背面の圧力に
より発生する軸推力が低減される。
ラ背面にかかるポンプ圧力水をケーシングリングでシー
ル，減圧させ、その漏水をケーシング案内羽根に設けた
バランスホールからポンプの外へ流す構造となってい
た。このため、ケーシングリングより内径側の圧力はポ
ンプの外とほぼ同じ圧力になり、インペラ背面の圧力に
より発生する軸推力が低減される。
【０００４】一方、水中軸受の潤滑水は軸受潤滑後、ケ
ーシングリングからの漏水と一緒になり、ケーシングの
バランスホールを通りポンプ外へ出る構造となってい
た。
ーシングリングからの漏水と一緒になり、ケーシングの
バランスホールを通りポンプ外へ出る構造となってい
た。
【０００５】関連公知例として日立評論 ＶＯＬ.６４
Ｎo.１０(１９８２−１０）がある。
Ｎo.１０(１９８２−１０）がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の場合、
ケーシングにバランスホールを設ける必要があった。
又、バランスホールは海洋生物の付着による閉塞が生
じ、軸推力の増加，軸受潤滑水の断水等の問題を生じる
心配があった。
ケーシングにバランスホールを設ける必要があった。
又、バランスホールは海洋生物の付着による閉塞が生
じ、軸推力の増加，軸受潤滑水の断水等の問題を生じる
心配があった。
【０００７】本発明の目的は立軸ポンプの軸推力低減と
水中軸受の潤滑水通路となっていたバランスホールにか
わる軸推力低減装置を提供することにある。
水中軸受の潤滑水通路となっていたバランスホールにか
わる軸推力低減装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ケーシング
リングの漏水出口と水中軸受入口とを接続して、水中軸
受出口部の圧力を下げることによって達成される。
リングの漏水出口と水中軸受入口とを接続して、水中軸
受出口部の圧力を下げることによって達成される。
【０００９】
【作用】水中軸受上部にシャフトに取付けた軸推力低減
インペラを設けることで、軸推力低減インペラの吸込能
力により、インペラ背面圧力が下がり、ケーシングリン
グからの漏水は水中軸受を潤滑した後、軸推力低減イン
ペラを通り加圧されて、ポンプでポンプ揚水と一緒にな
り流れる。
インペラを設けることで、軸推力低減インペラの吸込能
力により、インペラ背面圧力が下がり、ケーシングリン
グからの漏水は水中軸受を潤滑した後、軸推力低減イン
ペラを通り加圧されて、ポンプでポンプ揚水と一緒にな
り流れる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図２により説明す
る。この実施例は可動翼立軸ポンプに本発明を適用した
場合を示している。
る。この実施例は可動翼立軸ポンプに本発明を適用した
場合を示している。
【００１１】シャフト１に取付けた軸推力低減インペラ
２の吸込能力によって水中軸受３内の圧力とインペラ４
の背面圧力を下げる。インペラ背面圧力を下げること
で、インペラに作用する軸推力が低減される。
２の吸込能力によって水中軸受３内の圧力とインペラ４
の背面圧力を下げる。インペラ背面圧力を下げること
で、インペラに作用する軸推力が低減される。
【００１２】又、ケーシングリング５からの漏水はイン
ペラ背面から水中軸受３内を流れ、軸推力低減インペラ
２によって加圧されポンプ揚水と一緒になって流れる。
ペラ背面から水中軸受３内を流れ、軸推力低減インペラ
２によって加圧されポンプ揚水と一緒になって流れる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシングにバランス
ホールを設ける必要が無いため、ケーシングの製作コス
トが低減される。
ホールを設ける必要が無いため、ケーシングの製作コス
トが低減される。
【００１４】又、水中軸受潤滑水通路の全域が高流速と
なるため、海洋生物の付着による潤滑水通路閉塞の問題
が生じなくなる。
なるため、海洋生物の付着による潤滑水通路閉塞の問題
が生じなくなる。
【図１】従来の立軸ポンプの軸推力低減装置の断面図。
【図２】本発明の一実施例の断面図。
１…シャフト、２…軸推力低減インペラ、３…水中軸
受、４…インペラ、５…ケーシングリング、６…ケーシ
ング。
受、４…インペラ、５…ケーシングリング、６…ケーシ
ング。
Claims (1)
- 【請求項１】インペラ，ケーシング，シャフト，水中軸
受を含む自己潤滑構造立軸ポンプにおいて、水中軸受の
上部に軸推力低減インペラを設けたことを特徴とする立
軸ポンプの軸推力低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP547492A JPH05195978A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 立軸ポンプの軸推力低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP547492A JPH05195978A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 立軸ポンプの軸推力低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05195978A true JPH05195978A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11612247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP547492A Pending JPH05195978A (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 立軸ポンプの軸推力低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05195978A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104389796A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-03-04 | 合肥恒大江海泵业股份有限公司 | 一种两级叶轮内置式潜水轴流泵 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP547492A patent/JPH05195978A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104389796A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-03-04 | 合肥恒大江海泵业股份有限公司 | 一种两级叶轮内置式潜水轴流泵 |
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