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JPH05192517A - 液体フィルタ - Google Patents

液体フィルタ

Info

Publication number
JPH05192517A
JPH05192517A JP4216033A JP21603392A JPH05192517A JP H05192517 A JPH05192517 A JP H05192517A JP 4216033 A JP4216033 A JP 4216033A JP 21603392 A JP21603392 A JP 21603392A JP H05192517 A JPH05192517 A JP H05192517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
casing
liquid filter
outer tube
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4216033A
Other languages
English (en)
Inventor
Ulrich Dr Projahn
プロヤーン ウルリッヒ
Erich Scholz
ショルツ エーリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH05192517A publication Critical patent/JPH05192517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/01Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements
    • B01D29/05Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements supported
    • B01D29/07Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements supported with corrugated, folded or wound filtering sheets
    • B01D29/072Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with flat filtering elements supported with corrugated, folded or wound filtering sheets ring shaped

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体フィルタにおいて、できるだけ少ない種
類の材料から簡単かつ廉価に、しかも環境汚染をもたら
すことなく製造可能にし、かつフィルタエレメントを容
易に廃棄処理可能にする。 【構成】 フィルタエレメント33の外周面が、液体非
透過性の材料から成る外側管38を有していて、該外側
管が、前記フィルタエレメント33の巻き体に密接に固
く結合されており、前記外側管が、カバー13の方向に
延びて突出した管状の端部41を有しており、該端部
が、ケーシングシール部22の範囲で、ケーシング11
の内室21に位置する、汚染側18と清澄側19との間
の第2のシール箇所42を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体フィルタであっ
て、ケーシング内に交換可能に配置されたフィルタエレ
メントを有しており、該フィルタエレメントが、流入側
の接続部と流出側の接続部との間に接続されていて、前
記フィルタエレメントのケーシングが、前記両接続部を
有するカバーと、フィルタエレメントを受容するカップ
形のケーシング本体とからなっており、該ケーシング本
体と前記カバーとが、固定装置によって解離可能に互い
に結合されており、前記ケーシング本体と前記カバーと
の間で前記ケーシングの内室を外部に対して仕切るケー
シングシール部を有しており、前記フィルタエレメント
が、軸方向に貫流される巻き体であり、該巻き体が濾過
材料ウェブを中心管の回りに螺旋状に巻きつけて形成さ
れており、該中心管の管状の一方の端部が前記巻き体を
超えて突出していて、前記カバーと一緒に汚染側と清澄
側との間の第1の内側のシール箇所を形成している形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の液体フィルタは、既に
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3906550号公報
により公知である。この公知の液体フィルタにおいて
は、カバーが外された後、カップ形のケーシング本体か
ら、簡単に廃棄処理ができかつ環境を汚染しないように
製造されたフィルタエレメントが取り外せるようになっ
ている。この公知の液体フィルタにおいては、外部に対
するケーシングシール部と、汚染側と清澄側との間でフ
ィルタ挿入体の中心管に設けられた内側の第1のシール
箇所がO・リングを用いて構成されている。汚染側と清
澄側との間の第2の外側のシール箇所は、フィルタエレ
メントの巻き体の端面の下側の外縁部にカップ形のカバ
ーフードを密接に接着固定することによって形成されて
いる。このような構造は一連の長所を持ってはいるが、
多くの使用例にとって不都合である。それというのは、
熱可塑性のプラスチックから成るカバーフードが最も外
側の濾紙巻条層を密閉し、それによって有効濾過面積が
失われてしまうことになるからである。このことは、液
体フィルタの実働時間を短くしてしまうことになる。さ
らに、形状安定性の僅かな構成部材である巻き体の端面
の外縁部にカバーフードを接着することは、製造に際し
て多くの手間を必要とし、したがって製造コストがかか
る。さらに、フィルタエレメントには、中心管に用いら
れる厚紙と、巻き体に用いられる濾紙との他に第3の材
料として、フードカバーに用いられる熱可塑性のプラス
チックが必要であることも好ましくない。また、このよ
うな構造では、フィルタエレメントの外周面がフィルタ
エレメントの貯蔵または組み込みの際の機械的な損傷に
対してほとんど保護されていない。さらに、前記フード
カバーに設けられかつケーシング本体を貫いて延びる排
水部のために、付加的な2つのシール箇所が必要であ
る。
【0003】さらに米国特許第4017400号明細書
により、ケーシングフィルタとして構成された液体フィ
ルタが公知である。この公知の液体フィルタにはフィル
タエレメントとして、トイレットペーパー型ロール体が
使用されている。このトイレットペーパー型ロール体
は、中心管に被せ嵌められている。この場合、別個に構
成されたケーシングシール部の他に、ほぼ横断面L字形
の特別な2つのシールリングが用いられている。これら
のシールリングは巻き体の端面に押し込まれ、汚染側と
清澄側との間の両シール箇所を形成している。比較的安
価なこの構造では確実なシールが得られず、このような
不確実なシールは、液体フィルタに対する比較的高い要
求を満たしていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた液体フィルタを改良して、公知技術の欠点を取
り除き、できるだけ少ない種類の材料から簡単かつ廉価
に、しかも環境汚染をもたらすことなく製造可能であっ
て、かつ容易に廃棄処理可能であるフィルタエレメント
を備えた液体フィルタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、液体フィルタのフィルタエレメン
トが外周面に液体非透過性の材料から成る外側管を有し
ており、該外側管が、前記フィルタエレメントの巻き体
に密接に固く結合されており、前記外側管が、ケーシン
グのカバーの方向に延びて突出した管状の端部を有して
おり、該端部が、ケーシングシール部の範囲で、前記ケ
ーシングの内室に位置する、汚染側と清澄側との間の第
2のシール箇所を形成している。
【0006】
【発明の効果】液体フィルタの本発明の前記構成に基づ
き、簡単で低コストの構造が得られ、このような構造
の、液体フィルタは、比較的環境を汚染することなく製
造でき、その廃棄処理が簡単に行なわれる。本発明によ
る液体フィルタは、比較的大きい有効濾過面積で製造す
ることができ、これにより十分な実働時間が得られる。
さらに、フィルタエレメントに設けられた外側管が安定
した構造をもたらし、このような構造によって、製造
時、組み込み時や貯蔵の際の取り扱いが簡単になる。本
発明による液体フィルタの場合には、接着箇所のための
脱脂が必要ではない。したがって、環境汚染を招く溶剤
が使用されずにすむ。同じく、含浸の際に発生するよう
なフェノール樹脂蒸気も生じない。さらに接着剤蒸気を
発生させずに製造を実施することもできる。
【0007】請求項2以下に記載の手段により、請求項
1に記載された液体フィルタを有利に改良することがで
きる。特に有利には、著しく安価で簡単な構造を可能に
する請求項2および3に記載の構成である。この場合、
液体フィルタはもっぱら2種類の基礎材料、すなわち、
外側厚紙管、内側厚紙管および巻き体に用いられる紙材
料と、プラスチックを主体としたホットメルト接着剤と
から製造されている。したがって、廃棄処理の際には、
汚れた、あるいは燃料を吸い込んだフィルタエレメント
が、残分をほとんど残さないように焼却できる。紙材料
およびホットメルト接着剤は、簡単に処理することがで
きるだけでなく、特に緊密で固い結合をも可能にする。
請求項4記載の構成に基づき、簡単で有効なケーシング
シール部が得られる。この場合には、ケーシングシール
部が、有利な形式で汚染側と清澄側との間の外側のシー
ル箇所と組み合わせられる。請求項5および6に記載の
構成では、汚染側と清澄側との間の外側のシール箇所
を、極めて簡単でコンパクトに、しかも安価に形成する
ことができる。さらに、請求項7および8に記載した構
成に基づき2つのシール機能を空間的に互いに組み合わ
せると、有利で安価な構造が得られる。請求項9に記載
した構成に基づき液体フィルタを形成すると、汚染側と
清澄側との間の内側のシール箇所に、極めて簡単で、有
利で、安価なシールが得られる。さらに請求項12に記
載の構成が有利である。それというのは、この構成によ
り安定性がありかつ取り扱いが簡単なフィルタエレメン
トを製造することができるからである。さらに請求項1
3に記載した構成に基づき液体フィルタを形成すると特
に有利である。このように構成されていると、外側管と
巻き体との間の接着箇所によって有効濾過面積が失われ
ることがなく、したがって特に申し分のない実働時間が
得られる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の4つの実施例を図面につき
詳しく説明する。
【0009】図1にはディーゼル燃料のための液体フィ
ルタ10の断面図が示されている。この液体フィルタ1
0はケーシングフィルタとして構成されている。この液
体フィルタ10はケーシング11を有している。このケ
ーシング11は、カップ形で金属製のケーシング本体1
2と、カバー13とからなっている。このケーシング本
体12とカバー13とは固定装置14によって互いに解
離可能に結合されている。この固定装置14は、ケーシ
ング本体12の底部15に固定されたねじ山付きブッシ
ュ16と、カバー13を貫通する中心ねじ17とからな
っている。
【0010】比較的偏平に構成されたカバー13には、
相対する側に流入接続部18と流出接続部19とが形成
されている。ケーシング11に設けられた内室21を外
部に対してシールするためには、カバー13とケーシン
グ本体12との間にケーシングシール部22が設けられ
ている。この目的のためには、カバー13が、外側ウェ
ブ23と内側ウェブ24との間に形成された環状に延び
る環状溝25を有している。この環状溝25内には、ゴ
ムから成る偏平なシールリング26が嵌め込まれてい
る。このシールリング26には、カップ形のケーシング
本体12の端部27(縁部)が支持されている。互いに
同心的に延びる外側ウェブ23と内側ウェブ24のう
ち、内側ウェブ24の方が長く構成されている。これに
より内側ウェブ24はケーシング本体12の端部27に
オーバーラップしている。さらに、内側ウェブ24は、
環状溝25に向いた側を、斜めに延びた面によって制限
されており、ケーシング本体12の、軸と平行に延びた
端部27が、突出した内側ウェブ24と一緒に、円錐形
に構成された環状ギャップ28を形成している。この円
錐形の環状ギャップ28は環状溝25に向かって先細に
なっていて、直接に環状溝25内へ移行している。円錐
形の環状ギャップ28とほぼ同じ軸方向の高さで、中心
ねじ17によって貫通されかつこの中心ねじ17に対し
て同軸的に位置する流出接続管片29に、相応に円錐形
に構成されかつ環状に延びるカバーのギャップ31が形
成されている。
【0011】カップ形のケーシング本体12はその底部
15の範囲に支持リブ32を有しており、支持リブ32
に、ケーシング11の内室21に配置されたフィルタエ
レメント33が支持されている。ここではフィルタエレ
メント33は、軸方向に貫流される巻き体エレメントと
して構成されており、この巻き体エレメントにおいて
は、中央の中心管34のまわりに濾紙ウェブが公知の形
式で螺旋状に巻きつけられている。この場合にはシール
部材を用いて、相対する側の端面に向かって開いた2つ
の液体室が形成される。ここでは中心管34が厚紙管と
して構成されている。この厚紙管に対しては濾紙が公知
の形式で接着箇所35によりシールされている。中心管
34は、カバー13の方向に延びかつ本来の巻き体を越
えて突出する管状の端部36を有しており、この中心管
34の端部36が円錐形のカバーギャップ31内へ突入
している。管状の端部36は、カバー13をカップ形の
ケーシング本体12にねじ固定する際に、半径方向で圧
縮され、これによって、液体フィルタ10内の汚染側
(流入接続部18)と清澄側(流出接続部19)との間
の、第1の内側のシール箇所37が得られる。
【0012】さらにフィルタエレメント33は外側管3
8を有している。この外側管38は巻き体の外周面を取
り囲んでいて、接着箇所39によって巻き体と密接に固
く結合されている。外側管38は、中心管34と同様に
厚紙管として構成されていて、同じ長さを有している。
【0013】外側管38は、中心管34と同じように、
巻き体を越えて突出した管状の端部41を有しており、
この端部41が、円錐形の環状ギャップ28内に突入し
ている。カバー13とケーシング本体12との組み立て
の際、この管状の端部41もまた半径方向で圧縮され、
そこで汚染側と清澄側との間の第2の外側のシール箇所
42が形成される。
【0014】液体フィルタ10の組み立ての際には、あ
らかじめ製造されたフィルタエレメント33が、まだ開
いているカップ形のケーシング本体12に嵌め込まれ、
中心管34、紙巻き体自体、ならびに外側管38が支持
リブ32に支持される。カバー13が装着されると、両
端部36および41がそれぞれ、円錐形で環状のギャッ
プ31または円錐形の環状ギャップ28内に強制的に差
し込まれ、両ケーシング部分をねじで締め付ける際にそ
れぞれ半径方向で圧縮され、したがって付加的な構成部
材を必要とすることなしに、汚染側と清澄側との間の両
シール箇所37および42が形成される。この場合、必
要な圧縮力は、中心ねじ17を相応に締め付けることに
よって達成することができる。その際同時にケーシング
シール部22も充分な大きさでプレロードをかけられ
る。
【0015】運転中には、流入接続部18に流入した圧
力媒体が軸方向に巻き体を通して案内され、支持リブ3
2の範囲で中心管34内へ転向され、次いで流出接続管
片29を介して流出接続部19内へ流れ込む。汚れるフ
ィルタエレメント33は中心管34、外側管38および
巻き体に用いられる紙材料、ならびにポリアミド製のホ
ットメルト接着剤からしかなっていない。したがってフ
ィルタエレメント33は、廃棄処理の際に残分を殆ど残
さず焼却することができる。
【0016】図2には下記の点で液体フィルタ10とは
異なる第2の液体フィルタ50が示されている。この場
合、同じ構成部材には同じ符号が付けられている。
【0017】液体フィルタ50はカップ形の別のケーシ
ング本体51を有している。このケーシング本体51
の、開口側に面する半部が拡大されていて、このことに
より、ケーシング本体51は、環状に延びる内側の段部
52を有している。さらにケーシング11の内室21に
は、別のフィルタエレメント53が配置されている。こ
のフィルタエレメント53においては、両厚紙管はもは
や同じ長さではなく、巻き体の外周面には短い外側管5
4が配置されている。外側管54は接着箇所55を介し
て、本来の巻き体と密接に固く結合されている。この場
合、接着箇所55は完全に巻き体の外周面に配置されて
おり、その結果、巻き体の有効濾過面積がほとんど失わ
れない。したがって、フィルタエレメント53の巻き体
の最も外側の巻条は、実働時間を長くするために用いる
ことができる。短い外側管54の上方の管状の端部41
は、第1の実施例と同様に、汚染側と清澄側との間の第
2の外側のシール箇所42を形成しているのに対して、
短い外側管54の下方の端部56は段部52に支持され
ている。このようにして、短い外側管54を備えたフィ
ルタエレメント53は実働時間を長くすることができ、
かつ外側管54のための材料使用量を少なくすることが
できる。
【0018】図3には、第3の液体フィルタ60の部分
断面図が示されている。この第3の液体フィルタ60
は、厚紙管をシールする形式において、図1に示された
第1の液体フィルタと異なっている。なお同じ構成部材
には、同じ符号が付けられている。
【0019】第3の液体フィルタ60は別のカバー61
を有している。このカバー61の流出接続管片29にお
いては、中心管34の管状の端部36が、半径方向でシ
ールするO・リング62を用いて内側の第1のシール箇
所37を構成している。さらにカバー61には幅広の環
状溝25が設けられていて、相応に幅広のシールリング
63を受容している。シールリング63には、カップ形
のケーシング本体12の端部27ならびに外側管38の
管状の端部41が支持されている。したがって、偏平な
シールリング63は二重の機能を有することになり、す
なわちシールリング63は、ケーシングシール部22な
らびに、汚染側と清澄側との間の外側の第2のシール箇
所42を形成するために役立っている。厚紙から成る中
心管34および外側管38のこのような形式のシールも
簡単で安価に構成されている。中心管34と外側管38
とは互いにほぼ同じ長さで構成することができ、3つの
シール箇所はすべてほぼ同一の半径方向平面上に配置す
ることができる。
【0020】図4には、第4の液体フィルタ70の部分
的な断面図が示されている。第4の液体フィルタ70は
図3に示された第3の液体フィルタ60とは下記の点で
異なっている。この場合にも同じ構成部材には同じ符号
が付けられている。
【0021】第4の液体フィルタ70はカバー71を有
している。カバー71の流出接続部29には、半径方向
でシールするO・リング62と、管状の端部36を差し
込むための円錐形のカバーギャップ31とが、互いに組
み合わせられていて、汚染側と清澄側との間の第1の内
側のシール箇所37を一緒に形成するようになってい
る。同時に、カバーギャップ31によって、厚紙から成
る中心管34の拡開が防止される。これにより、著しく
確実なシールが得られる。ケーシングシール部22の範
囲に、偏平なシールリング63は、軸方向に延びた付加
的なシールリップ72を有している。このシールリップ
72は外側管38の管状の端部41を取り囲んでいて、
ひいては外側管38と内側ウェブ24との間に位置する
ようになっている。このようにして液体フィルタ70内
の汚染側と清澄側との間の第2の外側のシール箇所42
が補強されている。一体成形されたシールリップ72を
備えた偏平なシールリング63は、成形シールリングと
して構成されている。
【0022】もちろん、前記実施例に示した構成は、本
発明の思想から逸脱することなく、変更することができ
る。内側の厚紙管および外側の厚紙管をシールするため
の種々の手段を別の形式で互いに組み合わせること、若
しくは複数箇所に配置することもできる。短い外側管を
備えた構造形式は図3および図4に示した液体フィルタ
にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に示した液体フィルタの縦断面図
である。
【図2】第2の実施例に示した液体フィルタの縦断面図
である。
【図3】第3の実施例に示した液体フィルタの部分縦断
面図である。
【図4】第4の実施例に示した液体フィルタの部分縦断
面図である。
【符号の説明】
10 液体フィルタ、 11 ケーシング、 12 ケ
ーシング本体、 13カバー、 14 固定装置、 1
5 底部、 16 ねじ山付きブッシュ、 17 中心
ねじ、 18 流入接続部、 19 流出接続部、 2
1 内室、 22 ケーシングシール部、 23 外側
ウェブ、 24 内側ウェブ、 25環状溝、 26
シールリング、 27 端部、 28 環状ギャップ、
29流出管片、 31 カバーギャップ、 32 支
持リブ、 33 フィルタエレメント、 34 中心
管、 35 接着箇所、 36 端部、 37 シール
箇所、 38 外側管、 39 接着箇所、 41 端
部、 42 シール箇所、 50 液体フィルタ、 5
1 ケーシング本体、 52 段部、 53 フィルタ
エレメント、 54 外側管、 55 接着箇所、 5
6 端部、 60液体フィルタ、 61 カバー、 6
2 O・リング、 63 シールリング、 70 液体
フィルタ、 71 カバー、 72 シールリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーリッヒ ショルツ ドイツ連邦共和国 ノイハウゼン アーデ ナウアーシュトラーセ 34

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体フィルタであって、ケーシング内に
    交換可能に配置されたフィルタエレメントを有してお
    り、該フィルタエレメントが、流入側の接続部と流出側
    の接続部との間に接続されていて、前記フィルタエレメ
    ントのケーシングが、前記両接続部を有するカバーと、
    フィルタエレメントを受容するカップ形のケーシング本
    体とからなっており、該ケーシング本体と前記カバーと
    が、固定装置によって解離可能に互いに結合されてお
    り、前記ケーシング本体と前記カバーとの間で前記ケー
    シングの内室を外部に対して仕切るケーシングシール部
    を有しており、前記フィルタエレメントが、軸方向に貫
    流される巻き体であり、該巻き体が濾過材料ウェブを中
    心管の回りに螺旋状に巻きつけて形成されており、該中
    心管の管状の一方の端部が前記巻き体を超えて突出して
    いて、前記カバーと一緒に汚染側と清澄側との間の第1
    の内側のシール箇所を形成している形式のものにおい
    て、前記フィルタエレメント(33;53)が外周面に
    液体非透過性の材料から成る外側管(38;54)を有
    しており、該外側管が前記フィルタエレメント(33;
    53)の前記巻き体に密接に固く結合されており、前記
    外側管(38;54)が、前記カバー(13;61;7
    1)の方向に延びて突出した管状の端部(41)を有し
    ており、該端部が、前記ケーシングシール部(22)の
    範囲で、前記ケーシング(11)の内室(21)に位置す
    る、汚染側と清澄側との間の、第2のシール箇所(4
    2)を形成していることを特徴とする液体フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記中心管(34)および前記外側管
    (38;54)が、紙材料から成っている、請求項1記
    載の液体フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記中心管(34)および前記外側管
    (38;54)が、ホットメルト接着剤から成る接着箇
    所(35;39;55)を介して、それぞれ前記巻き体と
    密接に固く結合されている、請求項1または2記載の液
    体フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記カバー(13;61;71)に前記
    ケーシングシール部(22)を形成するために環状溝
    (25)を配置してあり、該環状溝が、環状に延びた少
    なくとも1つの内側ウェブ(24)によって制限されて
    いて、偏平なシールリング(26)を受容しており、該
    シールリングに、前記ケーシング本体(12;51)の
    端部(27)が接触している、請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の液体フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記外側管(38;54)の前記端部
    (41)が、前記カバー(13)の範囲に円錐形に形成
    された環状ギャップ(28)内に密接に緊定されてい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の液体フィ
    ルタ。
  6. 【請求項6】 円錐形の前記環状ギャップ(28)が、
    前記ケーシング本体(12;51)の前記端部(27)
    と、前記カバー(13)から軸方向に突出した環状の前
    記内側ウェブ(24)とから形成されている請求項5記
    載の液体フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記ケーシング本体(15)の前記端部
    (27)と、前記外側管(38)の前記端部(41)と
    が、互いに平行に延びていて、偏平な前記シールリング
    (26;63)に共に密接に支持されている、請求項1
    から4までのいずれか1項記載の液体フィルタ。
  8. 【請求項8】 偏平な前記シールリング(63)が、軸
    方向に延びた環状のシールリップ(72)を有してお
    り、該シールリップが、前記外側管(38)の前記端部
    (41)を取り囲んでいて、前記外側管(38)と、前
    記カバー(71)の前記内側ウェブ(24)との間に位
    置している、請求項7記載の液体フィルタ。
  9. 【請求項9】 前記中心管(34)の前記端部(36)
    が、カバーに円錐形に形成された環状のカバーギャップ
    (31)内に密接に緊定されている、請求項1から8ま
    でのいずれか1項記載の液体フィルタ。
  10. 【請求項10】 前記中心管(34)の一方の端部(3
    6)を半径方向でシールするO・リング(62)が、前
    記カバー(71)に付加的に配置されている、請求項9
    記載の液体フィルタ。
  11. 【請求項11】 前記ケーシング本体(12)の前記端
    部(27)が、前記外側管(38)および前記中心管
    (34)の前記両端部(41,36)に対して同軸的に
    延びており、前記ケーシングシール部(22)および外
    側の第2の前記シール箇所(42)が、偏平な前記シー
    ルリング(63)に構成されており、内側の第1の前記
    シール箇所(37)が、前記中心管(34)と前記カバ
    ー(61)との間で半径方向に作用するO・リング(6
    2)として構成されている、請求項1から8までのいず
    れか1項記載の液体フィルタ。
  12. 【請求項12】 前記中心管(34)と前記外側管(3
    8)とが、軸方向で互いにほぼ同じ長さに構成されてい
    る、請求項1から11までのいずれか1項記載の液体フ
    ィルタ。
  13. 【請求項13】 前記外側管(54)が、前記中心管
    (34)よりも、軸方向で著しく短く構成されており、
    前記外側管の、突出した前記端部(41)とは反対側の
    端部が、カップ形の前記ケーシング本体(51)に設け
    られた環状に延びる段部(52)に支持されている、請
    求項1から11までのいずれか1項記載の液体フィル
    タ。
  14. 【請求項14】 短く構成された前記外側管(54)お
    よび前記中心管(34)の、前記巻き体を超えて突出し
    た管状の前記端部(41,36)が、互いにほぼ同じ長
    さである、請求項13記載の液体フィルタ。
  15. 【請求項15】 前記外側管(54)と前記巻き体とを
    結合する接着箇所(55)が、前記巻き体の、前記カバ
    ー(13)に面した端面の近くの外周面に配置されてい
    る、請求項13または14記載の液体フィルタ。
  16. 【請求項16】 前記ケーシングシール部(22)と前
    記両シール箇所(37;42)とが、ほぼ同一の半径方
    向平面に位置している、請求項1から15までのいずれ
    か1項記載の液体フィルタ。
  17. 【請求項17】 前記ケーシング本体(12)の底部
    (15)に、ねじ山付きブッシュ(16)が固定されて
    おり、該ねじ山付きブッシュ内に、前記カバー(13)
    を貫通係合した中心ねじ(17)が突入している、請求
    項1から16までのいずれか1項記載の液体フィルタ。
JP4216033A 1991-08-16 1992-08-13 液体フィルタ Pending JPH05192517A (ja)

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EP0528179A1 (de) 1993-02-24
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