JPH0518926B2 - - Google Patents
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- JPH0518926B2 JPH0518926B2 JP20094685A JP20094685A JPH0518926B2 JP H0518926 B2 JPH0518926 B2 JP H0518926B2 JP 20094685 A JP20094685 A JP 20094685A JP 20094685 A JP20094685 A JP 20094685A JP H0518926 B2 JPH0518926 B2 JP H0518926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- roving
- full
- spinning
- rail
- Prior art date
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は1台又は複数台の粗紡機と複数台の
精紡機間で粗糸の自動搬送を行う粗糸搬送システ
ムに関するもので、詳しくは粗紡機で玉揚された
満粗糸ボビンを所望の精紡機へ搬送し、精紡機で
篠替された残糸ボビンをロービングストリツパー
へ搬送し、ロービングストリツパーによつて残糸
処理された空ボビンを所望の粗紡機へ搬送するよ
うにした粗糸搬送システムに関するものである。
精紡機間で粗糸の自動搬送を行う粗糸搬送システ
ムに関するもので、詳しくは粗紡機で玉揚された
満粗糸ボビンを所望の精紡機へ搬送し、精紡機で
篠替された残糸ボビンをロービングストリツパー
へ搬送し、ロービングストリツパーによつて残糸
処理された空ボビンを所望の粗紡機へ搬送するよ
うにした粗糸搬送システムに関するものである。
従来の技術
従来、この種の粗糸搬送システムとして特開昭
50−76341に示すようなものが知られている。こ
の従来の粗糸搬送システムは一台の粗紡機で玉揚
した満粗糸ボビンをモノレール式の搬送パレツト
に挿着し、その搬送パレツトを滞留部に滞留して
精紡クリール分の搬送パレツトを準備する。精紡
機で最後の巻取りを終えると、精紡クリールの搬
送パレツトを自走台車により押出して残粗糸除去
装置に搬送し、その後滞留部の搬送パレツトを精
紡クリールへ自走台車により搬送する。残粗糸処
理された後の搬送パレツトは別の滞留部に滞留さ
れた後粗紡機上方へ搬送される。
50−76341に示すようなものが知られている。こ
の従来の粗糸搬送システムは一台の粗紡機で玉揚
した満粗糸ボビンをモノレール式の搬送パレツト
に挿着し、その搬送パレツトを滞留部に滞留して
精紡クリール分の搬送パレツトを準備する。精紡
機で最後の巻取りを終えると、精紡クリールの搬
送パレツトを自走台車により押出して残粗糸除去
装置に搬送し、その後滞留部の搬送パレツトを精
紡クリールへ自走台車により搬送する。残粗糸処
理された後の搬送パレツトは別の滞留部に滞留さ
れた後粗紡機上方へ搬送される。
発明が解決しようとする問題点
従来の粗糸搬送システムにあつては一台の粗紡
機と複数台の精紡機との間即ち1つのグループ内
での粗糸搬送を行うようになつているので、紡出
番手や品種等の変更に対応することができず、粗
糸搬送パターンが固定される大きな問題点があ
る。一般に、粗紡機と精紡機間での粗糸搬送シス
テムにおいては、紡出番手や品種等の変化に応じ
て粗紡機と精紡機の対応関係を適宜変更してシス
テムの稼動率を高める必要があり、粗糸搬送シス
テムにおける粗紡機と精紡機のグループ編成を容
易に変更し得るものが要望されていた。
機と複数台の精紡機との間即ち1つのグループ内
での粗糸搬送を行うようになつているので、紡出
番手や品種等の変更に対応することができず、粗
糸搬送パターンが固定される大きな問題点があ
る。一般に、粗紡機と精紡機間での粗糸搬送シス
テムにおいては、紡出番手や品種等の変化に応じ
て粗紡機と精紡機の対応関係を適宜変更してシス
テムの稼動率を高める必要があり、粗糸搬送シス
テムにおける粗紡機と精紡機のグループ編成を容
易に変更し得るものが要望されていた。
問題点を解決するための手段
本発明は従来装置の問題点を解決し、前記要求
に応えるもので、各粗紡機には満粗糸ボビンの玉
揚を完了して満粗糸ボビンの引取準備ができた時
点で満ボビン引取要求信号を発信する満ボビン引
取発信装置を設け、各精紡機には篠交替を完了し
て残糸ボビンの引取準備ができた時点で残糸ボビ
ン引取要求信号を発信する残糸ボビン引取発信装
置と、残糸ボビンが引取られた後満粗糸ボビンが
搬送されて来ていないときに満ボビン要求信号を
発信する満ボビン要求発信装置とを夫々設け、搬
送制御装置には粗紡機群の各粗紡機のグループ番
号と精紡機群のグループ番号とを外部から任意に
入力し得る入力手段と、入力された各精紡機のグ
ループ番号を登録する粗紡グループテーブルと入
力された各精紡機のグループ番号を登録する精紡
グループテーブル、満ボビン引取要求信号が発信
された粗紡機の機台番号を発信順に登録する満ボ
ビン引取テーブル、残糸ボビン引取要求信号が発
信された精紡機の機台番号を発信順に登録する残
糸ボビン引取テーブル及び満ボビン要求信号が発
信された精紡機の機台番号を発信順に登録する満
ボビン要求テーブルを夫々有する記憶手段と、各
テーブルの登録データに基づいて同一グループ内
に満ボビン引取要求信号と残糸ボビン引取要求信
号と満ボビン要求信号が夫々発信されている機台
があるときそれらの信号発信順の機台間において
満粗糸ボビン、残糸ボビン及び空ボビンの搬送を
行うように粗糸搬送装置を制御する制御手段とを
備えて成ることを特徴としている。
に応えるもので、各粗紡機には満粗糸ボビンの玉
揚を完了して満粗糸ボビンの引取準備ができた時
点で満ボビン引取要求信号を発信する満ボビン引
取発信装置を設け、各精紡機には篠交替を完了し
て残糸ボビンの引取準備ができた時点で残糸ボビ
ン引取要求信号を発信する残糸ボビン引取発信装
置と、残糸ボビンが引取られた後満粗糸ボビンが
搬送されて来ていないときに満ボビン要求信号を
発信する満ボビン要求発信装置とを夫々設け、搬
送制御装置には粗紡機群の各粗紡機のグループ番
号と精紡機群のグループ番号とを外部から任意に
入力し得る入力手段と、入力された各精紡機のグ
ループ番号を登録する粗紡グループテーブルと入
力された各精紡機のグループ番号を登録する精紡
グループテーブル、満ボビン引取要求信号が発信
された粗紡機の機台番号を発信順に登録する満ボ
ビン引取テーブル、残糸ボビン引取要求信号が発
信された精紡機の機台番号を発信順に登録する残
糸ボビン引取テーブル及び満ボビン要求信号が発
信された精紡機の機台番号を発信順に登録する満
ボビン要求テーブルを夫々有する記憶手段と、各
テーブルの登録データに基づいて同一グループ内
に満ボビン引取要求信号と残糸ボビン引取要求信
号と満ボビン要求信号が夫々発信されている機台
があるときそれらの信号発信順の機台間において
満粗糸ボビン、残糸ボビン及び空ボビンの搬送を
行うように粗糸搬送装置を制御する制御手段とを
備えて成ることを特徴としている。
作 用
粗紡機群、精紡機群の運転に先立ち、操業条件
に基いて粗紡機と精紡機の最適なグループ編成を
決め、そのグループ編成に基づき搬送制御装置の
入力手段により各粗紡機のグループ番号と各精紡
機のグループ番号を入力し、それらのグループ番
号を記憶手段の粗紡グループテーブルと精紡グル
ープテーブルに登録する。次に、粗紡機群と精紡
機群の運転を開始する。そして粗紡機において、
満粗糸ボビンの玉揚が完了して満粗糸ボビンの引
取準備ができた時点で満ボビン引取発信装置が満
ボビン引取要求信号を発信すると、その満ボビン
引取要求信号を発信した粗紡機の機台番号が記憶
手段の満ボビン引取テーブルに発信順に登録され
る。また精紡機において、篠交換を完了して残糸
ボビンの引取準備ができた時点で残糸ボビン引取
発信装置が残糸ボビン引取要求信号を発信する
と、その残糸ボビン引取要求信号を発信した精紡
機の機台番号が記憶手段の残糸ボビン引取テーブ
ルに発信順に登録され、また残糸ボビンが引取ら
れたままになつているときに満ボビン要求発信装
置が満ボビン要求信号を発信すると、その満ボビ
ン要求信号を発信した精紡機の機台番号が記憶手
段の満ボビン要求テーブルに発信順に登録され
る。搬送制御装置の制御手段は各テーブルの登録
データに基づいて同一グループ内に満ボビン引取
要求信号と残糸ボビン引取要求信号と満ボビン要
求信号を発信している機台があるとき、粗糸搬送
装置を制御してそれらの発信順の機台間において
満粗糸ボビン、残糸ボビン及び空ボビンの搬送を
行う。
に基いて粗紡機と精紡機の最適なグループ編成を
決め、そのグループ編成に基づき搬送制御装置の
入力手段により各粗紡機のグループ番号と各精紡
機のグループ番号を入力し、それらのグループ番
号を記憶手段の粗紡グループテーブルと精紡グル
ープテーブルに登録する。次に、粗紡機群と精紡
機群の運転を開始する。そして粗紡機において、
満粗糸ボビンの玉揚が完了して満粗糸ボビンの引
取準備ができた時点で満ボビン引取発信装置が満
ボビン引取要求信号を発信すると、その満ボビン
引取要求信号を発信した粗紡機の機台番号が記憶
手段の満ボビン引取テーブルに発信順に登録され
る。また精紡機において、篠交換を完了して残糸
ボビンの引取準備ができた時点で残糸ボビン引取
発信装置が残糸ボビン引取要求信号を発信する
と、その残糸ボビン引取要求信号を発信した精紡
機の機台番号が記憶手段の残糸ボビン引取テーブ
ルに発信順に登録され、また残糸ボビンが引取ら
れたままになつているときに満ボビン要求発信装
置が満ボビン要求信号を発信すると、その満ボビ
ン要求信号を発信した精紡機の機台番号が記憶手
段の満ボビン要求テーブルに発信順に登録され
る。搬送制御装置の制御手段は各テーブルの登録
データに基づいて同一グループ内に満ボビン引取
要求信号と残糸ボビン引取要求信号と満ボビン要
求信号を発信している機台があるとき、粗糸搬送
装置を制御してそれらの発信順の機台間において
満粗糸ボビン、残糸ボビン及び空ボビンの搬送を
行う。
実施例
第1図において、1は粗紡機で、多数台が並設
されて粗紡機群RMを構成している。これらの粗
紡機1には機台番号が例えば1,2,nと符され
ている。これらの粗紡機1には第2図に示すよう
に自動管替装置2が配設され、後述のドツフイン
グレール位置のボビンキヤリエージに吊下されて
いる空ボビン3cと粗紡機1のボビンホイール4
に載置されている満粗糸ボビン3aとを自動交換
するようになつている。この自動管替装置2は例
えば特開昭57−106729号公報に開示されている一
斉管替機5と特開昭58−41919号公報に開示され
ているボビン移送装置6とで構成されている。こ
の一斉管替機5はボビンホイール4と対応する位
置に満粗糸ボビン挿着用のペツグ7aと空ボビン
挿着用のペツグ7bを有するベルトコンベヤ7を
備え、管替ヘツド8の前後、上下移動によりボビ
ンボイール4上の満粗糸ボビン3aをペツグ7a
に挿着した後ペツグ7bに挿着されている空ボビ
ン3cをボビンホイール4上に挿着するようにな
つている。ボビン移送装置6は上下昇降される昇
降体9の上下動によつてボビンキヤリエージのボ
ビンハンガーに吊下されている空ボビン3cを取
外してペツグ10に挿着し、そのペツグ10と上
記ペツグ7bとの間で交替腕11によつて空ボビ
ン3cを移し替え、その後ペツグ7aとペツグ1
0との間で交替腕11によつて満粗糸ボビン3a
を移し替え、昇降体9の上下動によつて満粗糸ボ
ビン3aをボビンキヤリエージのボビンハンガー
に挿着するようになつている。なお、上記自動管
替装置2としては特公昭51−38814号公報に示さ
れているように走行式の管替機等種々のものが使
用され、時には人手によつてボビンキヤリエージ
のボビンハンガーに挿着される。
されて粗紡機群RMを構成している。これらの粗
紡機1には機台番号が例えば1,2,nと符され
ている。これらの粗紡機1には第2図に示すよう
に自動管替装置2が配設され、後述のドツフイン
グレール位置のボビンキヤリエージに吊下されて
いる空ボビン3cと粗紡機1のボビンホイール4
に載置されている満粗糸ボビン3aとを自動交換
するようになつている。この自動管替装置2は例
えば特開昭57−106729号公報に開示されている一
斉管替機5と特開昭58−41919号公報に開示され
ているボビン移送装置6とで構成されている。こ
の一斉管替機5はボビンホイール4と対応する位
置に満粗糸ボビン挿着用のペツグ7aと空ボビン
挿着用のペツグ7bを有するベルトコンベヤ7を
備え、管替ヘツド8の前後、上下移動によりボビ
ンボイール4上の満粗糸ボビン3aをペツグ7a
に挿着した後ペツグ7bに挿着されている空ボビ
ン3cをボビンホイール4上に挿着するようにな
つている。ボビン移送装置6は上下昇降される昇
降体9の上下動によつてボビンキヤリエージのボ
ビンハンガーに吊下されている空ボビン3cを取
外してペツグ10に挿着し、そのペツグ10と上
記ペツグ7bとの間で交替腕11によつて空ボビ
ン3cを移し替え、その後ペツグ7aとペツグ1
0との間で交替腕11によつて満粗糸ボビン3a
を移し替え、昇降体9の上下動によつて満粗糸ボ
ビン3aをボビンキヤリエージのボビンハンガー
に挿着するようになつている。なお、上記自動管
替装置2としては特公昭51−38814号公報に示さ
れているように走行式の管替機等種々のものが使
用され、時には人手によつてボビンキヤリエージ
のボビンハンガーに挿着される。
次に12は精紡機で、多数台が並設されて精紡
機群SFを構成している。これらの精紡機12に
も機台番号が例えば1,2,mと符されている。
これらの精紡機12には第4図に示すようにクリ
ール13に前列ボビンハンガー14と後列ボビン
ハンガー15を有し、本実施例では例えば第3
図、第5図に示すように前列のボビンハンガー1
4には満粗糸ボビン3aを仕掛け、後列のボビン
ハンガー15には中玉ボビン3dを仕掛けるよう
になつている。この精紡機12には特開昭58−
81631号公報に示されているように篠入替機16
がクリール13内を走行し、上記満粗糸ボビン3
aが中玉ボビン3dに、中玉ボビン3dが小玉ボ
ビン3eになつた時点で、第3図、第5図に示す
ようにその中玉ボビン3dと小玉ボビン3eをボ
ビンハンガーごと入替え、第4図に示すように前
側ボビンハンガー14に小玉ボビン3eを吊下さ
せるようになつている。また精紡機12の機台側
方には例えば特開昭60−71724号公報に示されて
いるように篠交替機17が走行し、外側ボビンハ
ンガー15の小玉ボビン3eと後述の予備篠レー
ル位置のボビンキヤリエージに吊下されている満
粗糸ボビン3aを順次交替するようになつてい
る。この篠交替機17は2本のペツグバー18,
19を有し、一方のペツグバー18によつてボビ
ンキヤリエージのボビンハンガーから満粗糸ボビ
ン3aを抜取り、他方のペツグバー19が前列ボ
ビンハンガー14から小玉ボビン3eを抜取つて
篠交替するようになつている。なお、この篠交替
によつて予備篠レール位置のボビンキヤリエージ
に吊下された小玉ボビン3eを残糸ボビン3bと
いう。次に、粗紡機群RMと精紡機群SF間の粗
糸搬送装置20について説明する。先ず、各粗紡
機1の上方には第1図に示すようにボビンキヤリ
エージ21を案内するドツフイングレール22が
配設されている。このドツフイングレール22は
第6図に示すように断面〓形に形成され、水平方
向の一対の案内面22aと垂直方向の一対の案内
面22bが形成されている。このドツフイングレ
ール22は上記自動管替装置2における昇降体9
のペツグ10の直上を通過するように配置されて
いる。ボビンキヤリエージ21は第8図、第9図
に示すように構成され、23はキヤリエージバー
で、複数本がジヨイント24によつてピン連結さ
れている。それらのキヤリエージバー23の下面
には精紡クリール13の前列ボビンハンガー14
と同数のボビンハンガー25がその前列ボビンハ
ンガー14のピツチと同ピツチで取付けられ、キ
ヤリエージバー23の上面には近接体26が1つ
おきのボビンハンガー25と対応する位置に夫々
取付けられている。またキヤリエージバー23に
は両端近くに一対の支持ローラ27と一対の案内
ローラ28とが設けられ、それらの支持ローラ2
7がドツフイングレール22の案内面22aに、
案内ローラ28が案内面22bに夫々案内されて
いる。次に、各精紡機12のクリール13には第
4図に示すように前列ボビンハンガー14の前方
に夫々予備篠レール29が並設されている。これ
らの予備篠レール29は前記ドツフイングレール
22と同様に構成され、別のボビンキヤリエージ
21が移動自在に導入されている。なお、後述の
精紡機群SFのグループ分けされた各グループに
おいて少なくとも1台の精紡機12における予備
篠レール29は、粗紡搬送の取合いの為にボビン
キヤリエージ21が導入されていない空の状態に
しておく。一般に、予備篠レール29のボビンキ
ヤリエージ21は篠替の為に使用されるものであ
るから、各グループの何台分の精紡機12の予備
篠レール29にボビンキヤリエージ21を必要と
するかは各グループの篠替サイクル時間に応じて
決められる。次に、上記各ドツフイングレール2
2と各予備篠レール29とは第1図に示すように
搬送レール30によつて連結されている。この搬
送レール30は各粗紡機1の一端側上方と各精紡
機12の一端側上方とを通る一本のメインレール
31と、このメインレール31の途中に並列的に
分枝配設されている残糸処理レール32とで構成
され、その残糸処理レール32の中間部位置に周
知のロービングストリツパー33が配設されてい
る(なお、上記各レール22,29,31,32
を総称して単にレールKと記すことにする。)。前
記メインレール31や残糸処理レール32も上記
ドツフイングレール22と同様に構成され、ボビ
ンキヤリエージ21を案内し得るようになつてい
る。また、ドツフイングレール22と予備篠レー
ル29はメインレール31から分枝するブランチ
レールによつて構成されている。上記残糸処理レ
ール32の長さはボビンキヤリエージ21の2倍
の長さより長く形成し、ロービングストリツパー
33によつてボビンキヤリエージ21の残糸ボビ
ン3bの残糸処理をしているときにそのボビンキ
ヤリエージ21がメインレール31に突出しない
ようにしてある。なお上記残糸処理レール32と
ロービングストリツパー33は精紡機群SFにお
いて異なる品種のものを紡出するときはその品種
に対応する数だけ設けることが好ましい。
機群SFを構成している。これらの精紡機12に
も機台番号が例えば1,2,mと符されている。
これらの精紡機12には第4図に示すようにクリ
ール13に前列ボビンハンガー14と後列ボビン
ハンガー15を有し、本実施例では例えば第3
図、第5図に示すように前列のボビンハンガー1
4には満粗糸ボビン3aを仕掛け、後列のボビン
ハンガー15には中玉ボビン3dを仕掛けるよう
になつている。この精紡機12には特開昭58−
81631号公報に示されているように篠入替機16
がクリール13内を走行し、上記満粗糸ボビン3
aが中玉ボビン3dに、中玉ボビン3dが小玉ボ
ビン3eになつた時点で、第3図、第5図に示す
ようにその中玉ボビン3dと小玉ボビン3eをボ
ビンハンガーごと入替え、第4図に示すように前
側ボビンハンガー14に小玉ボビン3eを吊下さ
せるようになつている。また精紡機12の機台側
方には例えば特開昭60−71724号公報に示されて
いるように篠交替機17が走行し、外側ボビンハ
ンガー15の小玉ボビン3eと後述の予備篠レー
ル位置のボビンキヤリエージに吊下されている満
粗糸ボビン3aを順次交替するようになつてい
る。この篠交替機17は2本のペツグバー18,
19を有し、一方のペツグバー18によつてボビ
ンキヤリエージのボビンハンガーから満粗糸ボビ
ン3aを抜取り、他方のペツグバー19が前列ボ
ビンハンガー14から小玉ボビン3eを抜取つて
篠交替するようになつている。なお、この篠交替
によつて予備篠レール位置のボビンキヤリエージ
に吊下された小玉ボビン3eを残糸ボビン3bと
いう。次に、粗紡機群RMと精紡機群SF間の粗
糸搬送装置20について説明する。先ず、各粗紡
機1の上方には第1図に示すようにボビンキヤリ
エージ21を案内するドツフイングレール22が
配設されている。このドツフイングレール22は
第6図に示すように断面〓形に形成され、水平方
向の一対の案内面22aと垂直方向の一対の案内
面22bが形成されている。このドツフイングレ
ール22は上記自動管替装置2における昇降体9
のペツグ10の直上を通過するように配置されて
いる。ボビンキヤリエージ21は第8図、第9図
に示すように構成され、23はキヤリエージバー
で、複数本がジヨイント24によつてピン連結さ
れている。それらのキヤリエージバー23の下面
には精紡クリール13の前列ボビンハンガー14
と同数のボビンハンガー25がその前列ボビンハ
ンガー14のピツチと同ピツチで取付けられ、キ
ヤリエージバー23の上面には近接体26が1つ
おきのボビンハンガー25と対応する位置に夫々
取付けられている。またキヤリエージバー23に
は両端近くに一対の支持ローラ27と一対の案内
ローラ28とが設けられ、それらの支持ローラ2
7がドツフイングレール22の案内面22aに、
案内ローラ28が案内面22bに夫々案内されて
いる。次に、各精紡機12のクリール13には第
4図に示すように前列ボビンハンガー14の前方
に夫々予備篠レール29が並設されている。これ
らの予備篠レール29は前記ドツフイングレール
22と同様に構成され、別のボビンキヤリエージ
21が移動自在に導入されている。なお、後述の
精紡機群SFのグループ分けされた各グループに
おいて少なくとも1台の精紡機12における予備
篠レール29は、粗紡搬送の取合いの為にボビン
キヤリエージ21が導入されていない空の状態に
しておく。一般に、予備篠レール29のボビンキ
ヤリエージ21は篠替の為に使用されるものであ
るから、各グループの何台分の精紡機12の予備
篠レール29にボビンキヤリエージ21を必要と
するかは各グループの篠替サイクル時間に応じて
決められる。次に、上記各ドツフイングレール2
2と各予備篠レール29とは第1図に示すように
搬送レール30によつて連結されている。この搬
送レール30は各粗紡機1の一端側上方と各精紡
機12の一端側上方とを通る一本のメインレール
31と、このメインレール31の途中に並列的に
分枝配設されている残糸処理レール32とで構成
され、その残糸処理レール32の中間部位置に周
知のロービングストリツパー33が配設されてい
る(なお、上記各レール22,29,31,32
を総称して単にレールKと記すことにする。)。前
記メインレール31や残糸処理レール32も上記
ドツフイングレール22と同様に構成され、ボビ
ンキヤリエージ21を案内し得るようになつてい
る。また、ドツフイングレール22と予備篠レー
ル29はメインレール31から分枝するブランチ
レールによつて構成されている。上記残糸処理レ
ール32の長さはボビンキヤリエージ21の2倍
の長さより長く形成し、ロービングストリツパー
33によつてボビンキヤリエージ21の残糸ボビ
ン3bの残糸処理をしているときにそのボビンキ
ヤリエージ21がメインレール31に突出しない
ようにしてある。なお上記残糸処理レール32と
ロービングストリツパー33は精紡機群SFにお
いて異なる品種のものを紡出するときはその品種
に対応する数だけ設けることが好ましい。
次に、上記メインレール31と各ドツフイング
レール22との分枝点34には夫々第10図に示
すような転轍器35が設けられている。この転轍
器35において、36はレールKに枢軸37によ
つて枢着された操作レバー、38はボビンキヤリ
エージ21の案内ローラ28を案内するように枢
軸37に回動自在に取付けられた転轍片で、この
転轍片38は操作レバー36のストツパー36a
にばね39により当接されて操作レバー36と一
体回動するようになつている。40は操作レバー
36を回動させるエヤシリンダで、所要時に転轍
片38を実線の位置から仮想線の開放位置に切替
えるようになつている。42a,42bは転轍片
38の切替を確認するリミツトスイツチである。
また、上記メインレール31と各予備篠レール2
9との分枝点41にも第11図に示すような転轍
器35hが設けられている。この、転轍器35h
は上記転轍器35と線対照になるように構成して
あり、対応する部分と同一の符号にアルフアベツ
トのhを付して重複説明を省略する。またメイン
レール31と残糸処理レール32と分枝点43,
44にはボビンキヤリエージ21を一方向へのみ
案内する略同じ転轍器45,45hが配設されて
いる。これらの転轍器45,45hは第12図、
第13図に示すように回動自在に枢着した転轍片
46,46hを備え、この転轍片46,46hを
復帰ばね47,47hにより付勢してストツパー
48,48hに当接させてあり、ボビンキヤリエ
ージ21の案内ローラ28を案内して一方側へ分
枝させるようになつている。
レール22との分枝点34には夫々第10図に示
すような転轍器35が設けられている。この転轍
器35において、36はレールKに枢軸37によ
つて枢着された操作レバー、38はボビンキヤリ
エージ21の案内ローラ28を案内するように枢
軸37に回動自在に取付けられた転轍片で、この
転轍片38は操作レバー36のストツパー36a
にばね39により当接されて操作レバー36と一
体回動するようになつている。40は操作レバー
36を回動させるエヤシリンダで、所要時に転轍
片38を実線の位置から仮想線の開放位置に切替
えるようになつている。42a,42bは転轍片
38の切替を確認するリミツトスイツチである。
また、上記メインレール31と各予備篠レール2
9との分枝点41にも第11図に示すような転轍
器35hが設けられている。この、転轍器35h
は上記転轍器35と線対照になるように構成して
あり、対応する部分と同一の符号にアルフアベツ
トのhを付して重複説明を省略する。またメイン
レール31と残糸処理レール32と分枝点43,
44にはボビンキヤリエージ21を一方向へのみ
案内する略同じ転轍器45,45hが配設されて
いる。これらの転轍器45,45hは第12図、
第13図に示すように回動自在に枢着した転轍片
46,46hを備え、この転轍片46,46hを
復帰ばね47,47hにより付勢してストツパー
48,48hに当接させてあり、ボビンキヤリエ
ージ21の案内ローラ28を案内して一方側へ分
枝させるようになつている。
次に上記レールKにはボビンキヤリエージ21
を移動させる為の送り装置52が第1図に示すよ
うにボビンキヤリエージ21の長さより短いピツ
チ間隔で多数配設されている。この送り装置52
は第6図、第7図に示すように構成されている。
この送り装置52において、53はレールKの上
面に止着されたブラケツトで、両端部にスイング
アーム54,55が夫々枢着され、これらのスイ
ングアーム54,55に軸受箱56,57が夫々
取付けられている。これらの軸受箱56,57は
フイードデイスク58,59のシヤフト58a,
59aを回動自在に支承し、また一方の軸受箱5
6には駆動モータ60が取付けられ、シヤフト5
8aを正逆転させ得るようになつている。上記ス
イングアーム54,55の先端部間にはばね61
が張設され、フイードデイスク58,59間にキ
ヤリエージバー23が存在するときフイードデイ
スク58,59をキヤリエージバー23に圧接さ
せ、キヤリエージバー23が存在しないときには
軸受箱56,57をレールKに当接させるように
なつている。なお、各粗紡機1位置の上記ボビン
移送装置6近くの送り装置52には、第6図、第
7図に示すようにブラケツト53にボビンキヤリ
エージ21の近接体26を検出する近接スイツチ
62が取付けられている。この近接スイツチ62
はボビンキヤリエージ21をボビンハンガー25
の2ピツチ毎に間欠的に移動させて管替する為の
もので、近接体26の検出信号によつて駆動モー
タ60を停止させるようにしてある。
を移動させる為の送り装置52が第1図に示すよ
うにボビンキヤリエージ21の長さより短いピツ
チ間隔で多数配設されている。この送り装置52
は第6図、第7図に示すように構成されている。
この送り装置52において、53はレールKの上
面に止着されたブラケツトで、両端部にスイング
アーム54,55が夫々枢着され、これらのスイ
ングアーム54,55に軸受箱56,57が夫々
取付けられている。これらの軸受箱56,57は
フイードデイスク58,59のシヤフト58a,
59aを回動自在に支承し、また一方の軸受箱5
6には駆動モータ60が取付けられ、シヤフト5
8aを正逆転させ得るようになつている。上記ス
イングアーム54,55の先端部間にはばね61
が張設され、フイードデイスク58,59間にキ
ヤリエージバー23が存在するときフイードデイ
スク58,59をキヤリエージバー23に圧接さ
せ、キヤリエージバー23が存在しないときには
軸受箱56,57をレールKに当接させるように
なつている。なお、各粗紡機1位置の上記ボビン
移送装置6近くの送り装置52には、第6図、第
7図に示すようにブラケツト53にボビンキヤリ
エージ21の近接体26を検出する近接スイツチ
62が取付けられている。この近接スイツチ62
はボビンキヤリエージ21をボビンハンガー25
の2ピツチ毎に間欠的に移動させて管替する為の
もので、近接体26の検出信号によつて駆動モー
タ60を停止させるようにしてある。
次に、上記各粗紡機1には、自動管替装置2が
満粗糸ボビン32aをドツフイングレール22の
ボビンキヤリエージ21に吊下させ、満粗糸ボビ
ン3aの玉揚を完了して満粗糸ボビン3aの引取
準備ができた時点で、自動的に満ボビン引取要求
信号を発信する満ボビン引取発信装置63が設け
られている。この満ボビン引取発信装置63は自
動管替装置2の一連の管替作業が完了したことを
検出することによつて容易に発信することができ
る。上記各精紡機12には、篠交替機17が前列
ボビンハンガー14の小玉ボビン3eを抜取つて
予備篠レール29のボビンキヤリエージ21に吊
下させ、篠交替を完了して残糸ボビン3bの引取
準備ができた時点で、自動点にR側とL側(R側
優先)の残糸ボビン引取要求信号を夫々発信する
残糸ボビン引取発信装置64が設けられている。
この残糸ボビン引取発信装置64は篠交換機17
の一連の篠交換作業が完了したことを検出するこ
とによつて容易に発信することができる。また各
精紡機12には予備篠レール29が残糸ボビン3
bが吊下されているボビンキヤリエージ21が引
出されて空の状態になつているときに自動的にR
側とL側(R側優先)の満ボビン要求信号を夫々
発信する満ボビン要求発信装置65が設けられて
いる。この満ボビン要求発信装置65は予備篠レ
ール29にボビンキヤリエージ21が導入されて
いないことを検出し得ように各予備篠レール29
に設けたリミツトスイツチ66a,66bを備
え、これらのリミツトスイツチ66a,66bか
らの信号によつて満ボビン要求信号を発信するよ
うになつている。またロービングストリツパー3
3には残糸ボビン受入準備完了信号を発信する受
入許可信号発信装置100が設けられている。
満粗糸ボビン32aをドツフイングレール22の
ボビンキヤリエージ21に吊下させ、満粗糸ボビ
ン3aの玉揚を完了して満粗糸ボビン3aの引取
準備ができた時点で、自動的に満ボビン引取要求
信号を発信する満ボビン引取発信装置63が設け
られている。この満ボビン引取発信装置63は自
動管替装置2の一連の管替作業が完了したことを
検出することによつて容易に発信することができ
る。上記各精紡機12には、篠交替機17が前列
ボビンハンガー14の小玉ボビン3eを抜取つて
予備篠レール29のボビンキヤリエージ21に吊
下させ、篠交替を完了して残糸ボビン3bの引取
準備ができた時点で、自動点にR側とL側(R側
優先)の残糸ボビン引取要求信号を夫々発信する
残糸ボビン引取発信装置64が設けられている。
この残糸ボビン引取発信装置64は篠交換機17
の一連の篠交換作業が完了したことを検出するこ
とによつて容易に発信することができる。また各
精紡機12には予備篠レール29が残糸ボビン3
bが吊下されているボビンキヤリエージ21が引
出されて空の状態になつているときに自動的にR
側とL側(R側優先)の満ボビン要求信号を夫々
発信する満ボビン要求発信装置65が設けられて
いる。この満ボビン要求発信装置65は予備篠レ
ール29にボビンキヤリエージ21が導入されて
いないことを検出し得ように各予備篠レール29
に設けたリミツトスイツチ66a,66bを備
え、これらのリミツトスイツチ66a,66bか
らの信号によつて満ボビン要求信号を発信するよ
うになつている。またロービングストリツパー3
3には残糸ボビン受入準備完了信号を発信する受
入許可信号発信装置100が設けられている。
次に、上記粗糸搬送装置20を制御する搬送制
御装置68が工場内に設置されている。この搬送
制御装置68は第14図に示すようにコンピユー
ター装置によつて構成してあり、入力手段69と
記憶手段70と制御手段71とを備えている。こ
の入力手段69はキーボード等によつて構成さ
れ、上記粗紡機群RMの各粗紡機1のグループ番
号と精紡機群SFの各精紡機12のグループ番号
とを外部から任意に入力し得るようになつてい
る。これらの粗紡機1と精紡機12のグループ番
号の入力は記憶手段70に予め記憶されている入
力プログラムをスタートさせることによつて行う
が、これらのグループ番号の入力は予め設定した
グループ編成表に基づいて粗紡機1と精紡機12
の機台番号順に順次キーボード入力すれば良く、
ここでの入力プログラムの説明を省略する。次
に、上記記憶手段70は、前記入力された各粗紡
機1のグループ番号を第15図Aに示すように登
録する粗紡グループテーブル70aと、入力され
た各精紡機12のグループ番号を第15図Bに示
すように登録する精紡グループテーブル70b
と、満ボビン引取発信装置63が満ボビン引取要
求信号を発信した粗紡機1の機台番号を第15図
Cに示すように発信順に登録する満ボビン引取テ
ーブル70cと、残糸ボビン引取発信装置64が
R側とL側の残糸ボビン引取要求信号を発信した
精紡機12の機台番号とR、L側の区別を第15
図Dに示すように各グループ別に発信順(R側が
L側より優先)に登録する残糸ボビン引取要求テ
ーブル70dと、満ボビン要求発信装置65がR
側とL側の満ボビン要求信号を発信した精紡機1
2の機台番号とR、L側の区別を第15図Eに示
すように各グループ別に発信順(R側がL側より
優先)に登録する満ボビン要求テーブル70eを
夫々備えている。上記制御手段71は上記各テー
プル70a,70b,70c,70d,70eの
登録データに基づいて同一グループ内に満ボビン
引取要求信号と残糸ボビン引取要求信号と満ボビ
ン要求信号が夫々発信されている機台番号が登録
されているとき、そのグループ内で粗紡機1にお
けるドツフイングレール22の満ボビン付ボビン
キヤリエージ21を精紡機12の予備篠レール2
9へ搬送し、精紡機12における予備篠レール2
9の残糸ボビン付ボビンキヤリエージ21を残糸
処理レール32へ搬送すると共に残糸処理レール
32の残糸処理後の空ボビン付ボビンキヤリエー
ジ21を前記ドツフイングレール22へ搬送する
ようになつている。この制御手段71による粗糸
搬送制御は予め記憶手段70に記憶してある制御
プログラムのスタートによつて行うようにしてあ
る。この制御プログラムのフローチヤート図は第
16図のようになつており、次にこの制御プログ
ラムに従つて粗糸搬送装置20の作動について説
明する。
御装置68が工場内に設置されている。この搬送
制御装置68は第14図に示すようにコンピユー
ター装置によつて構成してあり、入力手段69と
記憶手段70と制御手段71とを備えている。こ
の入力手段69はキーボード等によつて構成さ
れ、上記粗紡機群RMの各粗紡機1のグループ番
号と精紡機群SFの各精紡機12のグループ番号
とを外部から任意に入力し得るようになつてい
る。これらの粗紡機1と精紡機12のグループ番
号の入力は記憶手段70に予め記憶されている入
力プログラムをスタートさせることによつて行う
が、これらのグループ番号の入力は予め設定した
グループ編成表に基づいて粗紡機1と精紡機12
の機台番号順に順次キーボード入力すれば良く、
ここでの入力プログラムの説明を省略する。次
に、上記記憶手段70は、前記入力された各粗紡
機1のグループ番号を第15図Aに示すように登
録する粗紡グループテーブル70aと、入力され
た各精紡機12のグループ番号を第15図Bに示
すように登録する精紡グループテーブル70b
と、満ボビン引取発信装置63が満ボビン引取要
求信号を発信した粗紡機1の機台番号を第15図
Cに示すように発信順に登録する満ボビン引取テ
ーブル70cと、残糸ボビン引取発信装置64が
R側とL側の残糸ボビン引取要求信号を発信した
精紡機12の機台番号とR、L側の区別を第15
図Dに示すように各グループ別に発信順(R側が
L側より優先)に登録する残糸ボビン引取要求テ
ーブル70dと、満ボビン要求発信装置65がR
側とL側の満ボビン要求信号を発信した精紡機1
2の機台番号とR、L側の区別を第15図Eに示
すように各グループ別に発信順(R側がL側より
優先)に登録する満ボビン要求テーブル70eを
夫々備えている。上記制御手段71は上記各テー
プル70a,70b,70c,70d,70eの
登録データに基づいて同一グループ内に満ボビン
引取要求信号と残糸ボビン引取要求信号と満ボビ
ン要求信号が夫々発信されている機台番号が登録
されているとき、そのグループ内で粗紡機1にお
けるドツフイングレール22の満ボビン付ボビン
キヤリエージ21を精紡機12の予備篠レール2
9へ搬送し、精紡機12における予備篠レール2
9の残糸ボビン付ボビンキヤリエージ21を残糸
処理レール32へ搬送すると共に残糸処理レール
32の残糸処理後の空ボビン付ボビンキヤリエー
ジ21を前記ドツフイングレール22へ搬送する
ようになつている。この制御手段71による粗糸
搬送制御は予め記憶手段70に記憶してある制御
プログラムのスタートによつて行うようにしてあ
る。この制御プログラムのフローチヤート図は第
16図のようになつており、次にこの制御プログ
ラムに従つて粗糸搬送装置20の作動について説
明する。
先ず、粗紡、精紡工場の操業に先立ち、紡出番
手や品種等の操業条件に応じて粗紡機群RMと精
紡機群SFをグループ分けして所要数の粗紡−精
紡グループを好ましい状態に編成する。例えば粗
紡機1が1〜4番迄の4台、精紡機12が1〜2
0番迄の20台の規模のとき、第1グループを粗紡
機1と精紡機1〜6、第2グループを粗紡機2,
3と精紡機7〜15、第3グループ粗紡機4と精
紡機16〜20に夫々編成したものとして説明す
る。次に、上記グループ編成に基づいて各粗紡機
1と精紡機12のグループ番号を機台番号毎に入
力手段69によつて順次入力する。このようにし
て入力された各粗紡機1と各精紡機12のグルー
プ番号は記憶手段の粗紡グループテーブル70a
と精紡グループテーブル70bとに夫々登録され
る。次に粗紡機群RMと精紡機群SFの運転を開
始するが、その場合残糸処理レール32にはロー
ビングストリツパー33より粗紡機1側に予め空
ボビン付のボビンキヤリエージ21を1本導入し
ておく。また各ドツフイングレール22には夫々
ボビンキヤリエージ21を導入しておき、各グル
ープにおける精紡機12の予備篠レール29には
1台の精紡機12例えば機台番号6,15,20の予
備篠レール29を除いて夫々ボビンキヤリエージ
21を導入しておく。そして、粗紡機群RMの各
粗紡機1においては、紡糸中に自動管替装置2が
作動してボビンキヤリエージ21のボビンハンガ
ー25に吊下されている空ボビン3cをベルトコ
ンベヤ7のペツグ7bに挿着する。満管になると
その粗紡機1が停止した後、自動管替装置2が作
動してボビンホイール4上の満粗糸ボビン3aを
ベルトコンベヤ7のペツグ7aに玉揚すると共に
前記空ボビン3cをボビンホイール4上に載せ粗
紡機の運転を再び開始する。その後ベルトコンベ
ヤ7上の満粗糸ボビン3aをボビン移送装置6に
よつてドツフイングレール22位置におけるボビ
ンキヤリエージ21のボビンハンガー25に順次
吊下させる。総ての満粗糸ボビン3aをボビンキ
ヤリエージ21のボビンハンガー25に吊下させ
て管替動作を完了すると、満ボビン引取発信装置
63が満ボビン引取要求信号を発信する。この満
ボビン引取要求信号は搬送制御装置68に送ら
れ、その満ボビン引取要求信号を発信した粗紡機
1の機台番号が記憶手段70の満ボビン引取テー
ブル70cに発信順に登録される。一方、精紡機
群SFの各精紡機12においては、紡糸中に前列
ボビンハンガー14の満粗糸ボビン3aが中玉ボ
ビン3dに、後列ボビンハンガー15の中玉ボビ
ン3dが小玉ボビン3eになると、篠入替機16
が作動して前列ボビンハンガー14の中玉ボビン
3dと後列ボビンハンガー15の小玉ボビン3e
を入替える。その後篠交替機17が作動して前列
ボビンハンガー14の前記小玉ボビン3eと予備
篠レール29位置のボビンキヤリエージ21のボ
ビンハンガー25から吊下されている満粗糸ボビ
ン3aとを順次交替し、前列ボビンハンガー14
に満粗糸ボビン3aを吊下させ、予備篠レール2
9のボビンキヤリエージ21のボビンハンガー2
5に残糸ボビン3bを吊下させる。そして、総て
の残糸ボビン3bをボビンキヤリエージ21のボ
ビンハンガー25に吊下させて篠交替動作を完了
すると、残糸ボビン引取発信装置64がR側とL
側の残糸ボビン引取要求信号を発信する。この残
糸ボビン引取要求信号は搬送制御装置68に送ら
れ、その残糸ボビン引取要求信号を発信した精紡
機12の機台番号とR、L側の区別が記憶手段7
0の残糸ボビン引取要求テーブル70dに発信順
に登録される。また、各精紡機12の予備篠レー
ル29にボビンキヤリエージ21が導入されてい
ない場合には、満ボビン要求発信装置65がR側
とL則の満ボビン要求信号を発信する。この満ボ
ビン要求信号は搬送制御装置68に送られ、その
満ボビン要求信号を発信した精紡機12の機台番
号とR、L側の区別が記憶手段70の満ボビン要
求テーブル70eに発信順に登録される。
手や品種等の操業条件に応じて粗紡機群RMと精
紡機群SFをグループ分けして所要数の粗紡−精
紡グループを好ましい状態に編成する。例えば粗
紡機1が1〜4番迄の4台、精紡機12が1〜2
0番迄の20台の規模のとき、第1グループを粗紡
機1と精紡機1〜6、第2グループを粗紡機2,
3と精紡機7〜15、第3グループ粗紡機4と精
紡機16〜20に夫々編成したものとして説明す
る。次に、上記グループ編成に基づいて各粗紡機
1と精紡機12のグループ番号を機台番号毎に入
力手段69によつて順次入力する。このようにし
て入力された各粗紡機1と各精紡機12のグルー
プ番号は記憶手段の粗紡グループテーブル70a
と精紡グループテーブル70bとに夫々登録され
る。次に粗紡機群RMと精紡機群SFの運転を開
始するが、その場合残糸処理レール32にはロー
ビングストリツパー33より粗紡機1側に予め空
ボビン付のボビンキヤリエージ21を1本導入し
ておく。また各ドツフイングレール22には夫々
ボビンキヤリエージ21を導入しておき、各グル
ープにおける精紡機12の予備篠レール29には
1台の精紡機12例えば機台番号6,15,20の予
備篠レール29を除いて夫々ボビンキヤリエージ
21を導入しておく。そして、粗紡機群RMの各
粗紡機1においては、紡糸中に自動管替装置2が
作動してボビンキヤリエージ21のボビンハンガ
ー25に吊下されている空ボビン3cをベルトコ
ンベヤ7のペツグ7bに挿着する。満管になると
その粗紡機1が停止した後、自動管替装置2が作
動してボビンホイール4上の満粗糸ボビン3aを
ベルトコンベヤ7のペツグ7aに玉揚すると共に
前記空ボビン3cをボビンホイール4上に載せ粗
紡機の運転を再び開始する。その後ベルトコンベ
ヤ7上の満粗糸ボビン3aをボビン移送装置6に
よつてドツフイングレール22位置におけるボビ
ンキヤリエージ21のボビンハンガー25に順次
吊下させる。総ての満粗糸ボビン3aをボビンキ
ヤリエージ21のボビンハンガー25に吊下させ
て管替動作を完了すると、満ボビン引取発信装置
63が満ボビン引取要求信号を発信する。この満
ボビン引取要求信号は搬送制御装置68に送ら
れ、その満ボビン引取要求信号を発信した粗紡機
1の機台番号が記憶手段70の満ボビン引取テー
ブル70cに発信順に登録される。一方、精紡機
群SFの各精紡機12においては、紡糸中に前列
ボビンハンガー14の満粗糸ボビン3aが中玉ボ
ビン3dに、後列ボビンハンガー15の中玉ボビ
ン3dが小玉ボビン3eになると、篠入替機16
が作動して前列ボビンハンガー14の中玉ボビン
3dと後列ボビンハンガー15の小玉ボビン3e
を入替える。その後篠交替機17が作動して前列
ボビンハンガー14の前記小玉ボビン3eと予備
篠レール29位置のボビンキヤリエージ21のボ
ビンハンガー25から吊下されている満粗糸ボビ
ン3aとを順次交替し、前列ボビンハンガー14
に満粗糸ボビン3aを吊下させ、予備篠レール2
9のボビンキヤリエージ21のボビンハンガー2
5に残糸ボビン3bを吊下させる。そして、総て
の残糸ボビン3bをボビンキヤリエージ21のボ
ビンハンガー25に吊下させて篠交替動作を完了
すると、残糸ボビン引取発信装置64がR側とL
側の残糸ボビン引取要求信号を発信する。この残
糸ボビン引取要求信号は搬送制御装置68に送ら
れ、その残糸ボビン引取要求信号を発信した精紡
機12の機台番号とR、L側の区別が記憶手段7
0の残糸ボビン引取要求テーブル70dに発信順
に登録される。また、各精紡機12の予備篠レー
ル29にボビンキヤリエージ21が導入されてい
ない場合には、満ボビン要求発信装置65がR側
とL則の満ボビン要求信号を発信する。この満ボ
ビン要求信号は搬送制御装置68に送られ、その
満ボビン要求信号を発信した精紡機12の機台番
号とR、L側の区別が記憶手段70の満ボビン要
求テーブル70eに発信順に登録される。
そして上記各テーブル70a,70b,70
c,70d,70eへのデータの登録により、何
れかのグループにおいて満ボビン引取要求信号と
残糸ボビン引取要求信号と満ボビン要求信号を
夫々発信している機台が揃うと、第16図の制御
プログラムによつてそのグループ内での粗糸搬送
が行われる。先ず、制御プログラムの第1のステ
ツプにおいては、粗紡グループテープル70a
における満ボビン引取要求信号発信機台の有無を
判断し、有る場合には第2ステツプでその粗紡
機1の機台番号を抽出する。次に、第3ステツプ
と第4ステツプにおいて、その抽出した粗紡
機1のグループ内において満ボビン要求信号発信
機台と残糸ボビン引取要求信号発信機台の有無を
判断し、無い場合には次の満ボビン引取要求信号
発信機台を抽出するように戻り、有る場合には第
5ステツプにおいて残糸ボビン受入準備完了信
号の有無によつてロービングストリツパー33の
受入準備ができているかどうかを判断した後、第
6ステツプにおいて搬送経路を使用中かどうか
を判断し、その結果ロービングストリツパー33
の受入準備ができており、しかも搬送経路が使用
中でないときには次の第7ステツプにおいて搬送
経路の決定を行う。即ち同一グループ内における
最優先の満ボビン引取要求信号を発信した粗紡機
1の機台番号と、最優先の残糸ボビン引取要求信
号を発信した精紡機12の機台番号及びR、L側
の区別と、最優先の満ボビン要求信号を発信した
精紡機12の機台番号及びR、L側の区別とを決
定する。次に、第8ステツプにおいて満ボビン
搬送指令が発信されると、上記満ボビン引取要求
信号発信の機台番号の粗紡機1に対応するドツフ
イングレール22とメインレール31との分枝点
34に設けた転轍器35のエヤシリンダ40が作
動して転轍片38を第10図に仮想線にて示すよ
うに開放位置に回動させ、また満ボビン要求信号
発信の精紡機12のR側(R側優先の為)予備篠
レール29とメインレール31との分枝点41に
設けた転轍器35hのエヤシリンダ40hが作動
して転轍片38hを第11図に仮想線にて示す開
放位置に回動させる。その後、第9ステツプに
おいて前記転轍器35,35hの切替完了をリミ
ツトスイツチ42a,42ahの信号によつて判
断し、切替完了しているときには次の第10ステツ
プにおいて満粗糸ボビン3aの搬送が行われ
る。即ち、前記決定された粗紡機1のドツフイン
グレール22と精紡機12のR側予備篠レール2
9とメインレール31とに対応する送り装置52
の駆動モータ60が作動してフイードデイスク5
8を第7図において反時計方向へ正転させ、これ
により上記粗紡機1位置のドツフイングレール2
2に案内されている満ボビン付ボビンキヤリエー
ジ21はメインレール31を通つて上記精紡機1
2のR側予備篠レール29に搬送され、その予備
篠レール29に導入される。なお満ボビン付キヤ
リエージ21が予備篠レール29に完全に導入さ
れると、そのことをリミツトスイツチ(図示省
略)等によつて検出して駆動モータ60を停止さ
せると共に転轍器35,35hを旧に復させる。
次に、第11ステツプにおいて、上記満ボビン付
ボビンキヤリエージ21が予備篠レール29に導
入されたことをリミツトスイツチ66aの信号に
よつて判断し、その導入完了を確認すると第12
図ステツプで満ボビン引取テーブル70cの更
新即ち最初のデータを削除して他のデータを繰り
上げる。次に、第13ステツプにおいて、満ボビ
ン要求信号発信機台のR、L側の両方の予備篠レ
ール29に満ボビン付ボビンキヤリエージ21が
導入されたかどうかを判断し、両方とも完了した
ときには第14ステツプにおいて満ボビン要求テ
ーブル70eの最初のR、L側の2つのデータを
削除すると共に他のデータを繰り上げて更新を行
い、その後第15ステツプと第16ステツプへ進
む。これ迄の説明のようにR側しか完了していな
いときには直接第15ステツプと第16ステツプ
へ進み、残糸ボビン搬送指令と空ボビン搬送指令
が発信される。この残糸ボビン搬送指令が発信さ
れると、上記残糸ボビン引取要求信号の精紡機1
2のR側予備篠レール29とメインレール31と
の分岐点41に設けた転轍器35hの転轍片38
hを開放位置に切替える。その後第17ステツプ
において前記転轍器35hの切替完了をリミツト
スイツチ42ahによつて判断し、切替完了して
いるときには次の第18ステツプにおいて残糸ボ
ビン3bの搬送が行われる。即ち、前記精紡機1
2のR側予備篠レール29とロービングストリツ
パー33より精紡機12側におけるメインレール
31及び残糸処理レール32とに対応する送り装
置52の駆動モータ60が作動してフイードデイ
スク58を前記とは逆方向へ逆転させ、これによ
り前記R側予備篠レール29に案内されている残
糸ボビン付ボビンキヤリエージ21はメインレー
ル31を通つて残糸処理レール32に搬送され
る。なお、残糸ボビン付ボビンキヤリエージ21
が残糸処理レール32の所定位置(ロービングス
トリツパー33の直前位置)迄搬送されると、そ
のことをリミツトスイツチ(図示省略)等によつ
て検出して前記各送り装置52の駆動モータ60
を停止させると共に転轍器35hを元の状態に復
帰させる。
c,70d,70eへのデータの登録により、何
れかのグループにおいて満ボビン引取要求信号と
残糸ボビン引取要求信号と満ボビン要求信号を
夫々発信している機台が揃うと、第16図の制御
プログラムによつてそのグループ内での粗糸搬送
が行われる。先ず、制御プログラムの第1のステ
ツプにおいては、粗紡グループテープル70a
における満ボビン引取要求信号発信機台の有無を
判断し、有る場合には第2ステツプでその粗紡
機1の機台番号を抽出する。次に、第3ステツプ
と第4ステツプにおいて、その抽出した粗紡
機1のグループ内において満ボビン要求信号発信
機台と残糸ボビン引取要求信号発信機台の有無を
判断し、無い場合には次の満ボビン引取要求信号
発信機台を抽出するように戻り、有る場合には第
5ステツプにおいて残糸ボビン受入準備完了信
号の有無によつてロービングストリツパー33の
受入準備ができているかどうかを判断した後、第
6ステツプにおいて搬送経路を使用中かどうか
を判断し、その結果ロービングストリツパー33
の受入準備ができており、しかも搬送経路が使用
中でないときには次の第7ステツプにおいて搬送
経路の決定を行う。即ち同一グループ内における
最優先の満ボビン引取要求信号を発信した粗紡機
1の機台番号と、最優先の残糸ボビン引取要求信
号を発信した精紡機12の機台番号及びR、L側
の区別と、最優先の満ボビン要求信号を発信した
精紡機12の機台番号及びR、L側の区別とを決
定する。次に、第8ステツプにおいて満ボビン
搬送指令が発信されると、上記満ボビン引取要求
信号発信の機台番号の粗紡機1に対応するドツフ
イングレール22とメインレール31との分枝点
34に設けた転轍器35のエヤシリンダ40が作
動して転轍片38を第10図に仮想線にて示すよ
うに開放位置に回動させ、また満ボビン要求信号
発信の精紡機12のR側(R側優先の為)予備篠
レール29とメインレール31との分枝点41に
設けた転轍器35hのエヤシリンダ40hが作動
して転轍片38hを第11図に仮想線にて示す開
放位置に回動させる。その後、第9ステツプに
おいて前記転轍器35,35hの切替完了をリミ
ツトスイツチ42a,42ahの信号によつて判
断し、切替完了しているときには次の第10ステツ
プにおいて満粗糸ボビン3aの搬送が行われ
る。即ち、前記決定された粗紡機1のドツフイン
グレール22と精紡機12のR側予備篠レール2
9とメインレール31とに対応する送り装置52
の駆動モータ60が作動してフイードデイスク5
8を第7図において反時計方向へ正転させ、これ
により上記粗紡機1位置のドツフイングレール2
2に案内されている満ボビン付ボビンキヤリエー
ジ21はメインレール31を通つて上記精紡機1
2のR側予備篠レール29に搬送され、その予備
篠レール29に導入される。なお満ボビン付キヤ
リエージ21が予備篠レール29に完全に導入さ
れると、そのことをリミツトスイツチ(図示省
略)等によつて検出して駆動モータ60を停止さ
せると共に転轍器35,35hを旧に復させる。
次に、第11ステツプにおいて、上記満ボビン付
ボビンキヤリエージ21が予備篠レール29に導
入されたことをリミツトスイツチ66aの信号に
よつて判断し、その導入完了を確認すると第12
図ステツプで満ボビン引取テーブル70cの更
新即ち最初のデータを削除して他のデータを繰り
上げる。次に、第13ステツプにおいて、満ボビ
ン要求信号発信機台のR、L側の両方の予備篠レ
ール29に満ボビン付ボビンキヤリエージ21が
導入されたかどうかを判断し、両方とも完了した
ときには第14ステツプにおいて満ボビン要求テ
ーブル70eの最初のR、L側の2つのデータを
削除すると共に他のデータを繰り上げて更新を行
い、その後第15ステツプと第16ステツプへ進
む。これ迄の説明のようにR側しか完了していな
いときには直接第15ステツプと第16ステツプ
へ進み、残糸ボビン搬送指令と空ボビン搬送指令
が発信される。この残糸ボビン搬送指令が発信さ
れると、上記残糸ボビン引取要求信号の精紡機1
2のR側予備篠レール29とメインレール31と
の分岐点41に設けた転轍器35hの転轍片38
hを開放位置に切替える。その後第17ステツプ
において前記転轍器35hの切替完了をリミツト
スイツチ42ahによつて判断し、切替完了して
いるときには次の第18ステツプにおいて残糸ボ
ビン3bの搬送が行われる。即ち、前記精紡機1
2のR側予備篠レール29とロービングストリツ
パー33より精紡機12側におけるメインレール
31及び残糸処理レール32とに対応する送り装
置52の駆動モータ60が作動してフイードデイ
スク58を前記とは逆方向へ逆転させ、これによ
り前記R側予備篠レール29に案内されている残
糸ボビン付ボビンキヤリエージ21はメインレー
ル31を通つて残糸処理レール32に搬送され
る。なお、残糸ボビン付ボビンキヤリエージ21
が残糸処理レール32の所定位置(ロービングス
トリツパー33の直前位置)迄搬送されると、そ
のことをリミツトスイツチ(図示省略)等によつ
て検出して前記各送り装置52の駆動モータ60
を停止させると共に転轍器35hを元の状態に復
帰させる。
一方上記満ボビン搬送指令が発信されると、上
記満ボビン引取要求信号発信の粗紡機1に対応す
るドツフイングレール22とメインレール31と
の分岐点34に設けた転轍器35の転轍片38を
開放位置に切替え、その後第19ステツプにおい
て前記転轍片38の切替完了をリミツトスイツチ
42aによつて判断し、切替完了しているときに
は次の第20ステツプにおいて空ボビン3cの搬
送を行なう。即ち、前記粗紡機1のドツフイング
レール22とロービングストリツパー33より粗
紡機1側におけるメインレール31及び残糸処理
レール32とに対応する送り装置52の駆動モー
タ60が作動してフイードデイスク58に逆転さ
せ、これにより前記残糸処理レール32に案内さ
れている空ボビン付ボビンキヤリエージ21はメ
インレール31を通つて前記満ボビン付ボビンキ
ヤリエージ21が抜取られた後のドツフイングレ
ール22に搬送される。なお、この空ボビン付ボ
ビンキヤリエージ21がドツフイングレール22
の所定位置迄搬送されると、そのことをリミツト
スイツチ(図示省略)等によつて検出して前記各
送り装置52の駆動モータ60を停止させると共
に転轍器35を旧に復させる。次に、第21ステツ
プと第22ステツプにおいて前記残糸ボビン3
bの搬送と空ボビン3cの搬送とが夫々完了した
かどうかを判断し、両方とも完了しているときは
第23ステツプ〓〓において残糸ボビン3bの引取が
R、L側の両方の予備篠レール29において完了
しているかを判断し、また第24ステツプにおい
てロービングストリツパー33による残糸処理信
号を発信する。この残糸処理信号によつてロービ
ングストリツパー33が作動し、残糸処理レール
32に搬送された前記残糸ボビン付ボビンキヤリ
エージ21の残糸ボビン3bが残糸処理される。
また、前記残糸ボビン3bの引取がR、L側の両
方の予備篠レール29において完了しているとき
には、第25ステツプにおいて残糸ボビン引取テー
ブル70dの最初のR、L側の2つのデータを削
除すると共に他のデータを繰り上げて更新を行う
が、これ迄の説明のようにR側しか完了していな
いときには再び第1ステツプへ戻り、次の粗糸
搬送を上記と同様にして行う。即ち、満ボビン引
取テーブル70cに次に登録されている機台番号
の粗紡機1の含まれているグループ番号において
粗糸搬送を行なう。また引き続き最初に粗糸搬送
を行つたグループにおいて再び粗糸搬送を行う場
合には、今度は前回粗糸搬送を行つた精紡機12
のL側予備篠レール29に対して行われる。
記満ボビン引取要求信号発信の粗紡機1に対応す
るドツフイングレール22とメインレール31と
の分岐点34に設けた転轍器35の転轍片38を
開放位置に切替え、その後第19ステツプにおい
て前記転轍片38の切替完了をリミツトスイツチ
42aによつて判断し、切替完了しているときに
は次の第20ステツプにおいて空ボビン3cの搬
送を行なう。即ち、前記粗紡機1のドツフイング
レール22とロービングストリツパー33より粗
紡機1側におけるメインレール31及び残糸処理
レール32とに対応する送り装置52の駆動モー
タ60が作動してフイードデイスク58に逆転さ
せ、これにより前記残糸処理レール32に案内さ
れている空ボビン付ボビンキヤリエージ21はメ
インレール31を通つて前記満ボビン付ボビンキ
ヤリエージ21が抜取られた後のドツフイングレ
ール22に搬送される。なお、この空ボビン付ボ
ビンキヤリエージ21がドツフイングレール22
の所定位置迄搬送されると、そのことをリミツト
スイツチ(図示省略)等によつて検出して前記各
送り装置52の駆動モータ60を停止させると共
に転轍器35を旧に復させる。次に、第21ステツ
プと第22ステツプにおいて前記残糸ボビン3
bの搬送と空ボビン3cの搬送とが夫々完了した
かどうかを判断し、両方とも完了しているときは
第23ステツプ〓〓において残糸ボビン3bの引取が
R、L側の両方の予備篠レール29において完了
しているかを判断し、また第24ステツプにおい
てロービングストリツパー33による残糸処理信
号を発信する。この残糸処理信号によつてロービ
ングストリツパー33が作動し、残糸処理レール
32に搬送された前記残糸ボビン付ボビンキヤリ
エージ21の残糸ボビン3bが残糸処理される。
また、前記残糸ボビン3bの引取がR、L側の両
方の予備篠レール29において完了しているとき
には、第25ステツプにおいて残糸ボビン引取テー
ブル70dの最初のR、L側の2つのデータを削
除すると共に他のデータを繰り上げて更新を行う
が、これ迄の説明のようにR側しか完了していな
いときには再び第1ステツプへ戻り、次の粗糸
搬送を上記と同様にして行う。即ち、満ボビン引
取テーブル70cに次に登録されている機台番号
の粗紡機1の含まれているグループ番号において
粗糸搬送を行なう。また引き続き最初に粗糸搬送
を行つたグループにおいて再び粗糸搬送を行う場
合には、今度は前回粗糸搬送を行つた精紡機12
のL側予備篠レール29に対して行われる。
上記実施例においては、予め残糸処理レール3
2に空ボビン付ボビンキヤリエージ21を導入し
ておき、粗糸搬送の際に満ボビン付ボビンキヤリ
エージ21を粗紡機1から精紡機12へ、残糸ボ
ビン付ボビンキヤリエージ21を精紡機12から
ロービングストリツパー33へ、空ボビン付ボビ
ンキヤリエージ21をロービングストリツパー3
3から元の粗紡機1へ夫々搬送する場合について
説明したが、この粗糸搬送は例えば残糸ボビン付
ボビンキヤリエージ21を精紡機12からロービ
ングストリツパー33へ、満ボビン付ボビンキヤ
リエージ21を粗紡機1から前記引取後の精紡機
12へ、前記残糸ボビン付ボビンキヤリエージを
ロービングストリツパー33によつて処理した後
の空ボビン付ボビンキヤリエージ21を元の粗紡
機1へ夫々搬送するようにしても良い。
2に空ボビン付ボビンキヤリエージ21を導入し
ておき、粗糸搬送の際に満ボビン付ボビンキヤリ
エージ21を粗紡機1から精紡機12へ、残糸ボ
ビン付ボビンキヤリエージ21を精紡機12から
ロービングストリツパー33へ、空ボビン付ボビ
ンキヤリエージ21をロービングストリツパー3
3から元の粗紡機1へ夫々搬送する場合について
説明したが、この粗糸搬送は例えば残糸ボビン付
ボビンキヤリエージ21を精紡機12からロービ
ングストリツパー33へ、満ボビン付ボビンキヤ
リエージ21を粗紡機1から前記引取後の精紡機
12へ、前記残糸ボビン付ボビンキヤリエージを
ロービングストリツパー33によつて処理した後
の空ボビン付ボビンキヤリエージ21を元の粗紡
機1へ夫々搬送するようにしても良い。
発明の効果
以上のように本発明にあつては、各粗紡機に満
ボビン引取要求信号を発信する満ボビン引取要求
装置を設け、各精紡機に残糸ボビン引取要求信号
を発信する残糸ボビン引取発信装置と、満ボビン
要求信号を発信する満ボビン要求発信装置を設
け、搬送制御装置には各粗紡機のグループ番号を
登録する粗紡グループテーブル、各精紡機のグル
ープ番号を登録する精紡グループテーブル、満ボ
ビン引取要求信号が発信された粗紡機の機台番号
を発信順に登録する満ボビン引取テーブル、残糸
ボビン引取要求信号が発信された精紡機の機台番
号を発信順に登録する残糸ボビン引取テーブル及
び満ボビン要求信号が発信された精紡機の機台番
号を発信順に登録する満ボビン要求テーブルを有
する記憶手段と、各テーブルの登録データに基い
て同一グループ内に各信号が発信されている機台
があるときにはそれらの信号発信順の機台間にお
いて満粗糸ボビン、残糸ボビン、空ボビンの搬送
を行うようにした制御手段とを備えているので、
複数のグループ内での粗糸搬送を1組の粗糸搬送
装置によつて効率良く搬送でき、粗糸搬送の省力
化とコスト低減を図ることができる。また搬送制
御装置には各粗紡機のグループ番号と各精紡機の
グループ番号を入力する入力手段を備えているの
で、粗紡機群の粗紡機のグループと精紡機群の精
紡機のグループとの編成を外部からの入力によつ
て容易に設定でき、操業条件に最適なグループ編
成に変更できて粗糸搬送の効率化を図ることがで
きる。
ボビン引取要求信号を発信する満ボビン引取要求
装置を設け、各精紡機に残糸ボビン引取要求信号
を発信する残糸ボビン引取発信装置と、満ボビン
要求信号を発信する満ボビン要求発信装置を設
け、搬送制御装置には各粗紡機のグループ番号を
登録する粗紡グループテーブル、各精紡機のグル
ープ番号を登録する精紡グループテーブル、満ボ
ビン引取要求信号が発信された粗紡機の機台番号
を発信順に登録する満ボビン引取テーブル、残糸
ボビン引取要求信号が発信された精紡機の機台番
号を発信順に登録する残糸ボビン引取テーブル及
び満ボビン要求信号が発信された精紡機の機台番
号を発信順に登録する満ボビン要求テーブルを有
する記憶手段と、各テーブルの登録データに基い
て同一グループ内に各信号が発信されている機台
があるときにはそれらの信号発信順の機台間にお
いて満粗糸ボビン、残糸ボビン、空ボビンの搬送
を行うようにした制御手段とを備えているので、
複数のグループ内での粗糸搬送を1組の粗糸搬送
装置によつて効率良く搬送でき、粗糸搬送の省力
化とコスト低減を図ることができる。また搬送制
御装置には各粗紡機のグループ番号と各精紡機の
グループ番号を入力する入力手段を備えているの
で、粗紡機群の粗紡機のグループと精紡機群の精
紡機のグループとの編成を外部からの入力によつ
て容易に設定でき、操業条件に最適なグループ編
成に変更できて粗糸搬送の効率化を図ることがで
きる。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は粗
糸搬送システムの配置図、第2図は粗紡機位置の
平面図、第3図は精紡機位置の平面図、第4図は
精紡機と篠交替機との関係を示す断面図、第5図
は篠交替の説明図、第6図は第1図の−線位
置の拡大断面図、第7図は第6図の平面図、第8
図はボビンキヤリエージを示す側面図、第9図は
第8図の一部平面図、第10図は矢印部分の転
轍器を示す平面図、第11図は矢印XI部分の転轍
器を示す平面図、第12図は矢印XII部分の転轍器
3を示す平面図、第13図は矢印部分の転轍
器を示す平面図、第14図は搬送制御装置を示す
説明図、第15図A,B,C,D,Eは記憶手段
の各テーブルを示す説明図、第16図は制御プロ
グラムのフローチヤート図である。 1……粗紡機、12……精紡機、RM……粗紡
機群、SF……精紡機群、20……粗糸搬送装置、
33……ロービングストリツパー、63……満ボ
ビン引取発信装置、64……残糸ボビン引取発信
装置、65……満ボビン要求発信装置、68……
搬送制御装置、69……入力手段、70……記憶
手段、71……制御手段。
糸搬送システムの配置図、第2図は粗紡機位置の
平面図、第3図は精紡機位置の平面図、第4図は
精紡機と篠交替機との関係を示す断面図、第5図
は篠交替の説明図、第6図は第1図の−線位
置の拡大断面図、第7図は第6図の平面図、第8
図はボビンキヤリエージを示す側面図、第9図は
第8図の一部平面図、第10図は矢印部分の転
轍器を示す平面図、第11図は矢印XI部分の転轍
器を示す平面図、第12図は矢印XII部分の転轍器
3を示す平面図、第13図は矢印部分の転轍
器を示す平面図、第14図は搬送制御装置を示す
説明図、第15図A,B,C,D,Eは記憶手段
の各テーブルを示す説明図、第16図は制御プロ
グラムのフローチヤート図である。 1……粗紡機、12……精紡機、RM……粗紡
機群、SF……精紡機群、20……粗糸搬送装置、
33……ロービングストリツパー、63……満ボ
ビン引取発信装置、64……残糸ボビン引取発信
装置、65……満ボビン要求発信装置、68……
搬送制御装置、69……入力手段、70……記憶
手段、71……制御手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1台又は複数台の粗紡機から成る粗紡機群と
複数台の精紡機から成る精紡機群との間に、各粗
紡機で玉揚された満粗糸ボビンを所要の精紡機へ
搬送し、各精紡機で篠替された残糸ボビンをロー
ビングストリツパーへ搬送し、ロービングストリ
ツパーで残糸処理された空ボビンを所要の粗紡機
へ搬送するようにした粗糸搬送装置を配設し、そ
の粗糸搬送装置を搬送制御装置によつて制御する
ようにした粗糸搬送システムであつて、各粗紡機
には満粗糸ボビンの玉揚を完了して満粗糸ボビン
の引取準備ができた時点で満ボビン引取要求信号
を発信する満ボビン引取発信装置を設け、各精紡
機には篠交換を完了して残糸ボビンの引取準備が
できた時点で残糸ボビン引取要求信号を発信する
残糸ボビン引取発信装置と、残糸ボビンが引取ら
れているときに満ボビン要求信号を発信する満ボ
ビン要求発信装置とを夫々設け、前記搬送制御装
置には粗紡機群の各粗紡機のグループ番号と精紡
機群の各精紡機のグループ番号とを外部から任意
に入力し得る入力手段と、入力された各粗紡機の
グループ番号を登録する粗紡グループテーブル、
入力された各精紡機のグループ番号を登録する精
紡グループテーブル、満ボビン引取要求信号が発
信された粗紡機の機台番号を発信順に登録する満
ボビン引取テーブル、残糸ボビン引取要求信号が
発信された精紡機の機台番号を発信順に登録する
残糸ボビン引取テーブル及び満ボビン要求信号が
発信された精紡機の機台番号を発信順に登録する
満ボビン要求テーブルを夫々有する記憶手段と、
各テーブルの登録データに基づいて同一グループ
内に満ボビン引取要求信号と残糸ボビン引取要求
信号と満ボビン要求信号が夫々発信されている機
台があるときそれらの信号発信順の機台間におい
て満粗糸ボビン、残糸ボビン及び空ボビンの搬送
を行うように粗糸搬送装置を制御する制御手段と
を備えて成ることを特徴とする粗糸搬送システ
ム。 2 各粗紡機に管替用のボビンキヤリエージを案
内するドツフイングレールを夫々配設し、各精紡
機には篠替用のボビンキヤリエージを案内する予
備篠レールを夫々配設し、前記各ドツフイングレ
ールと各予備篠レールとを搬送レールで連結する
と共に各連結部には転轍器を配設し、更に前記各
レールにはボビンキヤリエージを移動させ得る送
り装置をボビンキヤリエージより短いピツチ間隔
で配設して粗糸搬送装置を構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の粗糸搬送システ
ム。 3 搬送レールを一本のメインレールとこのメイ
ンレールに並列的に分岐配設した残糸処理レール
とで構成し、各ドツフイングレールと各予備篠レ
ールをメインレールから分岐するブランチレール
によつて構成し、前記残糸処理レールにロービン
グストリツパーを配設したことを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の粗糸搬送システム。 4 残糸ボビン引取テーブルと満ボビン要求テー
ブルには残糸ボビン引取要求信号と満ボビン要求
信号が夫々発信された精紡機の機台番号を精紡グ
ループテーブルに登録されているデータに基いて
グループ別に発信順に登録するようにしてあるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粗糸
搬送システム。 5 粗紡機の管替装置が玉揚した満ボビンをボビ
ンキヤリエージのボビンハンガーに総て挿着して
管替を完了したとき満ボビン引取発信装置を作動
させ、満ボビン引取要求信号を自動的に発信する
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の粗糸搬送システム。 6 精紡機の篠交替機が篠替した残糸ボビンをボ
ビンキヤリエージのボビンハンガーに総て挿着し
て篠替を完了したとき残糸ボビン引取発信装置を
作動させ、残糸ボビン引取要求信号を自動的に発
信するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の粗糸搬送システム。 7 予備篠レールにボビンキヤリエージが導入さ
れているかどうかを判別し得るように設けたリミ
ツトスイツチによつて満ボビン要求発信装置を構
成し、予備篠レールにボビンキヤリエージが存在
しないとき満ボビン要求信号を発信するようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
粗糸搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20094685A JPS6262933A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 粗糸搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20094685A JPS6262933A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 粗糸搬送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262933A JPS6262933A (ja) | 1987-03-19 |
JPH0518926B2 true JPH0518926B2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=16432928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20094685A Granted JPS6262933A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 粗糸搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6262933A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63256727A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-24 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 精紡ワインダにおける精紡機の搬送コンベア運転方法 |
JP2725007B2 (ja) * | 1987-08-29 | 1998-03-09 | 豊和工業 株式会社 | 粗糸ボビン搬送装置 |
JP2632865B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1997-07-23 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 粗糸搬送システム |
JPH01256468A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-12 | Murata Mach Ltd | 織機のヨコ糸交換システム |
JP2531347Y2 (ja) * | 1990-03-28 | 1997-04-02 | 豊和工業株式会社 | 粗糸搬送システム |
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JPH07310245A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-28 | Howa Mach Ltd | 粗糸ボビン搬送装置 |
DE4445809C2 (de) * | 1994-12-21 | 1998-01-15 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Vorrichtung zum Umsetzen von Spulen und/oder von Hülsen |
CN108048965B (zh) * | 2018-01-26 | 2020-01-03 | 江苏大生集团有限公司 | 用于粗细联轨道系统的立体式纱架 |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP20094685A patent/JPS6262933A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6262933A (ja) | 1987-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |