JPH05188337A - 光シャッタアレイ - Google Patents
光シャッタアレイInfo
- Publication number
- JPH05188337A JPH05188337A JP4002154A JP215492A JPH05188337A JP H05188337 A JPH05188337 A JP H05188337A JP 4002154 A JP4002154 A JP 4002154A JP 215492 A JP215492 A JP 215492A JP H05188337 A JPH05188337 A JP H05188337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical shutter
- optical
- array
- function
- shutter array
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/03—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect
- G02F1/055—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect the active material being a ceramic
- G02F1/0551—Constructional details
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーディスプレイ用ヘッド又はカラープリ
ンタ用ヘッド等に容易に使用することができる光シャッ
タアレイを得る。 【構成】 電気光学効果を有する材料からなる3列の光
シャッタ部10a,10b,10cを設ける。この光シ
ャッタ部10a〜10cのうち、上面のシャッタ窓にア
ルミ膜(図においてドット表示されている部分がアルミ
膜が形成されている部分である)を設けていない光シャ
ッタ部10a〜10cが光シャッタ機能を発揮し、シャ
ッタ窓にアルミ膜を設けた光シャッタ部10a〜10c
が電極機能を発揮する。すなわち、光シャッタ機能を発
揮する光シャッタ部10a〜10cは3列千鳥状に位置
している。
ンタ用ヘッド等に容易に使用することができる光シャッ
タアレイを得る。 【構成】 電気光学効果を有する材料からなる3列の光
シャッタ部10a,10b,10cを設ける。この光シ
ャッタ部10a〜10cのうち、上面のシャッタ窓にア
ルミ膜(図においてドット表示されている部分がアルミ
膜が形成されている部分である)を設けていない光シャ
ッタ部10a〜10cが光シャッタ機能を発揮し、シャ
ッタ窓にアルミ膜を設けた光シャッタ部10a〜10c
が電極機能を発揮する。すなわち、光シャッタ機能を発
揮する光シャッタ部10a〜10cは3列千鳥状に位置
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーディスプレイ用
ヘッド又はカラープリンタ用ヘッド等に使用される光シ
ャッタアレイ、特に、電気光学効果を有する材料で構成
された光シャッタ部が複数配置された光シャッタアレイ
に関する。
ヘッド又はカラープリンタ用ヘッド等に使用される光シ
ャッタアレイ、特に、電気光学効果を有する材料で構成
された光シャッタ部が複数配置された光シャッタアレイ
に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、PLZT等の電気光学
効果を有する材料で構成された光シャッタ部を2列に配
置した光シャッタアレイが知られている。この光シャッ
タアレイを、例えばカラーディスプレイ用ヘッド等に使
用する場合、カラーフィルタパネルと組み合わせて使用
される。ところが、光シャッタ部を2列に配置した光シ
ャッタアレイの場合、レッド、グリーン、ブルーのフィ
ルタ領域を1ドット単位毎に繰り返して配置した構造の
カラーフィルタパネルを使用する必要がある。このカラ
ーフィルタパネルは構造が複雑であることから高価で、
しかも取り付けの際の位置合わせが難しいという問題点
がある。従って、この光シャッタアレイをカラーディス
プレイ用ヘッド等に使用することは、製造及びコストの
観点から困難である。
効果を有する材料で構成された光シャッタ部を2列に配
置した光シャッタアレイが知られている。この光シャッ
タアレイを、例えばカラーディスプレイ用ヘッド等に使
用する場合、カラーフィルタパネルと組み合わせて使用
される。ところが、光シャッタ部を2列に配置した光シ
ャッタアレイの場合、レッド、グリーン、ブルーのフィ
ルタ領域を1ドット単位毎に繰り返して配置した構造の
カラーフィルタパネルを使用する必要がある。このカラ
ーフィルタパネルは構造が複雑であることから高価で、
しかも取り付けの際の位置合わせが難しいという問題点
がある。従って、この光シャッタアレイをカラーディス
プレイ用ヘッド等に使用することは、製造及びコストの
観点から困難である。
【0003】そこで、本発明の課題は、カラーディスプ
レイ用ヘッド又はカラープリンタ用ヘッド等に容易に使
用することができる光シャッタアレイを提供することに
ある。
レイ用ヘッド又はカラープリンタ用ヘッド等に容易に使
用することができる光シャッタアレイを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る光シャッタアレイは、電気光学効果を
有する材料からなる複数の光シャッタ部を少なくとも3
列に配置し、千鳥状に位置した光シャッタ部を残して光
シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたことを特徴とす
る。
め、本発明に係る光シャッタアレイは、電気光学効果を
有する材料からなる複数の光シャッタ部を少なくとも3
列に配置し、千鳥状に位置した光シャッタ部を残して光
シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】以上の構成において、複数の光シャッタ部を少
なくとも3列に配置したため、この光シャッタアレイを
例えばカラーディスプレイ用ヘッド等に使用する場合、
カラーフィルタパネルはレッド、グリーン、ブルーの領
域をそれぞれ前記光シャッタ部の列単位毎に配置した構
造のものが使用される。従って、従来のカラーフィルタ
パネルと比較して構造が簡略なカラーフィルタを使用し
てカラーディスプレイ用ヘッド等が作製される。
なくとも3列に配置したため、この光シャッタアレイを
例えばカラーディスプレイ用ヘッド等に使用する場合、
カラーフィルタパネルはレッド、グリーン、ブルーの領
域をそれぞれ前記光シャッタ部の列単位毎に配置した構
造のものが使用される。従って、従来のカラーフィルタ
パネルと比較して構造が簡略なカラーフィルタを使用し
てカラーディスプレイ用ヘッド等が作製される。
【0006】また、千鳥状に位置している光シャッタ部
を残して光シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたため、
千鳥状に位置している光シャッタ部は本来の光シャッタ
機能を発揮し、その他の光シャッタ部は電極機能を発揮
する。そして、光シャッタ機能を発揮する光シャッタ部
は、電極機能を発揮する光シャッタ部を利用することに
より外部回路と容易に接続される。
を残して光シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたため、
千鳥状に位置している光シャッタ部は本来の光シャッタ
機能を発揮し、その他の光シャッタ部は電極機能を発揮
する。そして、光シャッタ機能を発揮する光シャッタ部
は、電極機能を発揮する光シャッタ部を利用することに
より外部回路と容易に接続される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る光シャッタアレイの一実
施例を製造方法と共に添付図面を参照して説明する。ま
ず、図1に示すように、平板状長尺のベース部材1の表
面に約1μmの厚さのレジスト膜2をスピンコート等の
手段にて形成する。ベース部材1の材料としては電気光
学効果を有する材料(例えば、PLZT等)が用いられ
る。ベース部材1の表裏面は予め光学研磨されている。
施例を製造方法と共に添付図面を参照して説明する。ま
ず、図1に示すように、平板状長尺のベース部材1の表
面に約1μmの厚さのレジスト膜2をスピンコート等の
手段にて形成する。ベース部材1の材料としては電気光
学効果を有する材料(例えば、PLZT等)が用いられ
る。ベース部材1の表裏面は予め光学研磨されている。
【0008】次に、図2に示すように、フォトリソグラ
フィーの技術を利用して後述の光シャッタ部(特に、光
シャッタ機能を発揮する光シャッタ部)10のシャッタ
窓に相当する部分のレジスト膜2aを残しその他の部分
のレジスト膜を除去する。残されたレジスト膜2a,2
b,2cは一辺の長さが80μmの平行四辺形状のもの
で、ベース部材1の長手方向に3列千鳥状に配置されて
いる。
フィーの技術を利用して後述の光シャッタ部(特に、光
シャッタ機能を発揮する光シャッタ部)10のシャッタ
窓に相当する部分のレジスト膜2aを残しその他の部分
のレジスト膜を除去する。残されたレジスト膜2a,2
b,2cは一辺の長さが80μmの平行四辺形状のもの
で、ベース部材1の長手方向に3列千鳥状に配置されて
いる。
【0009】次に、図3に示すように、ベース部材1
を、その長手方向にレジスト膜2bの列とレジスト膜2
cの列の間を切削し、共通電極用溝3をベース部材1の
全長にわたって形成する。切削は送り精度5μmのダイ
シングソーで行ない、刃厚が25μmのダイヤモンドカ
ッタを用いた。溝3の形状は幅80μm、深さa=15
0μmである。なお、深さはベース部材1の表面を基準
とする。同様にして、ベース部材1を、その長手方向に
レジスト膜2aの列とレジスト膜2bの列の間を切削
し、個別電極用溝4を形成する。溝4の形状は幅80μ
m、深さb=110μmである。さらに、ベース部材1
を、その長手方向にレジスト膜2aの列とレジスト膜2
cの列に隣接してそれぞれ個別電極用段差部5,6を形
成する。段差部5,6も深さb=110μmである。な
お、レジスト膜2a〜2cの形状及び溝3,4と段差
5,6の深さa,bは光シャッタに要求される性能に応
じ、かつ切削加工の精度の範囲内において任意に選択す
ることが可能である。ただし、a>bを条件とする。
を、その長手方向にレジスト膜2bの列とレジスト膜2
cの列の間を切削し、共通電極用溝3をベース部材1の
全長にわたって形成する。切削は送り精度5μmのダイ
シングソーで行ない、刃厚が25μmのダイヤモンドカ
ッタを用いた。溝3の形状は幅80μm、深さa=15
0μmである。なお、深さはベース部材1の表面を基準
とする。同様にして、ベース部材1を、その長手方向に
レジスト膜2aの列とレジスト膜2bの列の間を切削
し、個別電極用溝4を形成する。溝4の形状は幅80μ
m、深さb=110μmである。さらに、ベース部材1
を、その長手方向にレジスト膜2aの列とレジスト膜2
cの列に隣接してそれぞれ個別電極用段差部5,6を形
成する。段差部5,6も深さb=110μmである。な
お、レジスト膜2a〜2cの形状及び溝3,4と段差
5,6の深さa,bは光シャッタに要求される性能に応
じ、かつ切削加工の精度の範囲内において任意に選択す
ることが可能である。ただし、a>bを条件とする。
【0010】次に、図4に示すように、スパッタリング
法等の手法を用いて、ベース部材1の表面とレジスト膜
2a〜2cの表面に電極用アルミ膜を形成する。アルミ
膜を表面に形成したベース部材1は、図5に示すよう
に、先端角が60゜、刃厚が200μmのダイヤモンド
カッタを使用して、溝3と溝4の間、溝3と段差部6の
間及び溝4と段差部5の間にV字溝7を形成し、光シャ
ッタ部10a,10b,10cを仮分割する。このと
き、V字溝7はレジスト膜2a〜2cの斜辺に平行に形
成される。
法等の手法を用いて、ベース部材1の表面とレジスト膜
2a〜2cの表面に電極用アルミ膜を形成する。アルミ
膜を表面に形成したベース部材1は、図5に示すよう
に、先端角が60゜、刃厚が200μmのダイヤモンド
カッタを使用して、溝3と溝4の間、溝3と段差部6の
間及び溝4と段差部5の間にV字溝7を形成し、光シャ
ッタ部10a,10b,10cを仮分割する。このと
き、V字溝7はレジスト膜2a〜2cの斜辺に平行に形
成される。
【0011】次に、図6に示すように、刃厚が15μm
のダイヤモンドカッタを使用してV字溝7をV字溝7に
沿って切削加工し、深さC=130μmの個別電極分離
用溝8を形成する。深さcはa>c>bの条件を満足す
る。すなわち、溝3,4、段差部5,6に対して溝8の
深さcをこのように設定すると、溝4及び段差部5,6
のアルミ膜は一部を削り取られ、段差部5,6のアルミ
膜は各シャッタ部10a〜10cの個別電極15,16
となる。一方、溝3の底面部のアルミ膜は削り取られず
に残り、各シャッタ部10a〜10cに共通な共通電極
17となる。さらに、ベース部材1の長手方向に分離溝
9を形成し、個別電極15,16と共通電極17を分離
させる。
のダイヤモンドカッタを使用してV字溝7をV字溝7に
沿って切削加工し、深さC=130μmの個別電極分離
用溝8を形成する。深さcはa>c>bの条件を満足す
る。すなわち、溝3,4、段差部5,6に対して溝8の
深さcをこのように設定すると、溝4及び段差部5,6
のアルミ膜は一部を削り取られ、段差部5,6のアルミ
膜は各シャッタ部10a〜10cの個別電極15,16
となる。一方、溝3の底面部のアルミ膜は削り取られず
に残り、各シャッタ部10a〜10cに共通な共通電極
17となる。さらに、ベース部材1の長手方向に分離溝
9を形成し、個別電極15,16と共通電極17を分離
させる。
【0012】次に、図7及び図8に示すように、光シャ
ッタ部10a〜10cのシャッタ窓に形成されているレ
ジスト膜2a〜2c上のアルミ膜を除去する。すなわ
ち、アルミ膜はレジスト剥離液によってレジスト膜2a
〜2cをアルミ膜とともに剥離することにより除去され
る(リフトオフ法)。なお、アルミ膜の除去方法は、レ
ジスト膜を用いる方法の他、レジスト膜を使用せず、ベ
ース部材1の表面に直接形成した金属薄膜を光学研磨と
同等の手法で削り取るようにしてもよい。
ッタ部10a〜10cのシャッタ窓に形成されているレ
ジスト膜2a〜2c上のアルミ膜を除去する。すなわ
ち、アルミ膜はレジスト剥離液によってレジスト膜2a
〜2cをアルミ膜とともに剥離することにより除去され
る(リフトオフ法)。なお、アルミ膜の除去方法は、レ
ジスト膜を用いる方法の他、レジスト膜を使用せず、ベ
ース部材1の表面に直接形成した金属薄膜を光学研磨と
同等の手法で削り取るようにしてもよい。
【0013】こうして作製された光シャッタアレイ20
は、3列の光シャッタ部10a〜10cがベース部材1
の長手方向に配置されている。各光シャッタ部10a〜
10cは上面のシャッタ窓が平行四辺形の立体形状をし
ており、この光シャッタ部10a〜10cのうち、シャ
ッタ窓にアルミ膜を設けていない光シャッタ部10a〜
10cが本来の光シャッタ機能を発揮し、シャッタ窓に
アルミ膜を設けた光シャッタ部10a〜10cが電極機
能を発揮する。すなわち、光シャッタ機能を発揮する光
シャッタ部10a〜10cは3列千鳥状に位置してい
る。
は、3列の光シャッタ部10a〜10cがベース部材1
の長手方向に配置されている。各光シャッタ部10a〜
10cは上面のシャッタ窓が平行四辺形の立体形状をし
ており、この光シャッタ部10a〜10cのうち、シャ
ッタ窓にアルミ膜を設けていない光シャッタ部10a〜
10cが本来の光シャッタ機能を発揮し、シャッタ窓に
アルミ膜を設けた光シャッタ部10a〜10cが電極機
能を発揮する。すなわち、光シャッタ機能を発揮する光
シャッタ部10a〜10cは3列千鳥状に位置してい
る。
【0014】光シャッタ部10bと10cの間の溝3に
は共通電極17が配設され、この共通電極17は溝3の
端部からベース部材1の側面にまで延在している。光シ
ャッタ部10a〜10cの外側には、個別電極15,1
6がそれぞれ隣接して配設され、この個別電極15,1
6はベース部材1の上面縁部にまで延在している。光シ
ャッタ機能を発揮する光シャッタ部10aにおいて、外
側面には個別電極15が延在しており、内側面には電極
機能を発揮する光シャッタ部10bを介して共通電極1
7が延在している。同様に、光シャッタ機能を発揮する
光シャッタ部10bにおいて、一方の側面には電極機能
を発揮する光シャッタ部10aを介して個別電極15が
延在しており、他方の側面には共通電極17が延在して
いる。光シャッタ機能を発揮する光シャッタ部10cに
おいて、外側面には個別電極16が延在しており、内側
面には共通電極17が延在している。そして、この光シ
ャッタアレイ20を駆動させるにあたって、個別電極1
5,16及び共通電極17と外部回路とをワイヤボンデ
ィング等の手段により電気的に接続する。個別電極1
5,16及び共通電極17はベース部材1の上面縁部及
び側面に延在しているため、外部回路との接続が簡単に
行なえる。
は共通電極17が配設され、この共通電極17は溝3の
端部からベース部材1の側面にまで延在している。光シ
ャッタ部10a〜10cの外側には、個別電極15,1
6がそれぞれ隣接して配設され、この個別電極15,1
6はベース部材1の上面縁部にまで延在している。光シ
ャッタ機能を発揮する光シャッタ部10aにおいて、外
側面には個別電極15が延在しており、内側面には電極
機能を発揮する光シャッタ部10bを介して共通電極1
7が延在している。同様に、光シャッタ機能を発揮する
光シャッタ部10bにおいて、一方の側面には電極機能
を発揮する光シャッタ部10aを介して個別電極15が
延在しており、他方の側面には共通電極17が延在して
いる。光シャッタ機能を発揮する光シャッタ部10cに
おいて、外側面には個別電極16が延在しており、内側
面には共通電極17が延在している。そして、この光シ
ャッタアレイ20を駆動させるにあたって、個別電極1
5,16及び共通電極17と外部回路とをワイヤボンデ
ィング等の手段により電気的に接続する。個別電極1
5,16及び共通電極17はベース部材1の上面縁部及
び側面に延在しているため、外部回路との接続が簡単に
行なえる。
【0015】以上の構造からなる光シャッタアレイ20
をカラーフィルタパネル30と組み合わせてカラーディ
スプレイ用ヘッドを構成する。すなわち、図7に示すよ
うに、カラーフィルタパネル30は光シャッタアレイ2
0の形状に合わせて平板状長尺のものが用いられる。こ
のカラーフィルタパネル30はレッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の領域がカラーフィルタパネル3
0の長尺方向に帯状に並設され、従来のカラーフィルタ
パネルと比較して簡略な構造になっている。しかも、カ
ラーフィルタパネル30を光シャッタアレイ20に取り
付ける際の位置合わせは、光シャッタアレイ20の幅方
向において高精度に位置決めすれば、光シャッタアレイ
20の長手方向においては高精度の位置決めは必要な
い。カラーフィルタパネル30は光シャッタアレイ20
の光シャッタ部10a〜10cに面した位置に配置さ
れ、光シャッタ部10aを透過した光はレッド(R)の
透過型フィルタ領域を透過して赤色光に変わり、光シャ
ッタ部10bを透過した光はグリーン(G)の透過型フ
ィルタ領域を透過して緑色光に変わり、光シャッタ部1
0cを透過した光はブルー(B)の透過型フィルタ領域
を透過して青色光に変わる。従って、光シャッタ機能を
発揮する光シャッタ部10a〜10bを画像情報に基づ
いて駆動させることによりディスプレイ画面上にカラー
像を現わすことができる。
をカラーフィルタパネル30と組み合わせてカラーディ
スプレイ用ヘッドを構成する。すなわち、図7に示すよ
うに、カラーフィルタパネル30は光シャッタアレイ2
0の形状に合わせて平板状長尺のものが用いられる。こ
のカラーフィルタパネル30はレッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の領域がカラーフィルタパネル3
0の長尺方向に帯状に並設され、従来のカラーフィルタ
パネルと比較して簡略な構造になっている。しかも、カ
ラーフィルタパネル30を光シャッタアレイ20に取り
付ける際の位置合わせは、光シャッタアレイ20の幅方
向において高精度に位置決めすれば、光シャッタアレイ
20の長手方向においては高精度の位置決めは必要な
い。カラーフィルタパネル30は光シャッタアレイ20
の光シャッタ部10a〜10cに面した位置に配置さ
れ、光シャッタ部10aを透過した光はレッド(R)の
透過型フィルタ領域を透過して赤色光に変わり、光シャ
ッタ部10bを透過した光はグリーン(G)の透過型フ
ィルタ領域を透過して緑色光に変わり、光シャッタ部1
0cを透過した光はブルー(B)の透過型フィルタ領域
を透過して青色光に変わる。従って、光シャッタ機能を
発揮する光シャッタ部10a〜10bを画像情報に基づ
いて駆動させることによりディスプレイ画面上にカラー
像を現わすことができる。
【0016】なお、本発明に係る光シャッタアレイは前
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。前記実施例はカラーディ
スプレイ用ヘッドに使用される例について説明したが、
必らずしもこれに限定されるものではなく、カラープリ
ンタ用ヘッド等に使用することもできる。
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。前記実施例はカラーディ
スプレイ用ヘッドに使用される例について説明したが、
必らずしもこれに限定されるものではなく、カラープリ
ンタ用ヘッド等に使用することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の光シャッタ部を少なくとも3列に配置し
たので、色の3原色、すなわちレッド、グリーン、ブル
ーの画像情報をそれぞれ光シャッタ部の列毎に振り分け
ることができ、カラーディスプレイ用ヘッド等に容易に
使用することができる光シャッタアレイが得られる。例
えば、この光シャッタアレイをカラーディスプレイ用ヘ
ッドに使用した場合、組み合わされるカラーフィルタパ
ネルは従来と比較して構造を簡略化でき、しかもカラー
フィルタパネルを光シャッタアレイに取り付ける際の位
置合わせも簡単にできる。
よれば、複数の光シャッタ部を少なくとも3列に配置し
たので、色の3原色、すなわちレッド、グリーン、ブル
ーの画像情報をそれぞれ光シャッタ部の列毎に振り分け
ることができ、カラーディスプレイ用ヘッド等に容易に
使用することができる光シャッタアレイが得られる。例
えば、この光シャッタアレイをカラーディスプレイ用ヘ
ッドに使用した場合、組み合わされるカラーフィルタパ
ネルは従来と比較して構造を簡略化でき、しかもカラー
フィルタパネルを光シャッタアレイに取り付ける際の位
置合わせも簡単にできる。
【0018】また、千鳥状に位置している光シャッタ部
を残して光シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたので、
光シャッタ部の個別電極と共通電極が容易に外部回路と
接続できる。
を残して光シャッタ部の窓部分に電極膜を設けたので、
光シャッタ部の個別電極と共通電極が容易に外部回路と
接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光シャッタアレイの一実施例の製
造工程を説明するための一部斜視図。
造工程を説明するための一部斜視図。
【図2】図1に続く製造工程を説明するための一部斜視
図。
図。
【図3】図2に続く製造工程を説明するための一部斜視
図。
図。
【図4】図3に続く製造工程を説明するための一部斜視
図。
図。
【図5】図4に続く製造工程を説明するための一部斜視
図。
図。
【図6】図5に続く製造工程を説明するための一部斜視
図。
図。
【図7】本発明に係る光シャッタアレイの一実施例の外
観を示す一部斜視図。
観を示す一部斜視図。
【図8】図7に示した光シャッタアレイの一部平面図。
1…ベース部材 10a,10b,10c…光シャッタ部 15,16…個別電極 17…共通電極 20…光シャッタアレイ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (1)
- 【請求項1】 電気光学効果を有する材料からなる複数
の光シャッタ部を少なくとも3列に配置し、千鳥状に位
置した光シャッタ部を残して光シャッタ部の窓部分に電
極膜を設けたことを特徴とする光シャッタアレイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002154A JPH05188337A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 光シャッタアレイ |
US07/998,723 US5416631A (en) | 1992-01-09 | 1992-12-30 | Light shutter array |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002154A JPH05188337A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 光シャッタアレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188337A true JPH05188337A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11521439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002154A Pending JPH05188337A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 光シャッタアレイ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5416631A (ja) |
JP (1) | JPH05188337A (ja) |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6816296B2 (en) | 1997-10-29 | 2004-11-09 | Teloptics Corporation | Optical switching network and network node and method of optical switching |
US6310712B1 (en) | 1997-10-29 | 2001-10-30 | Teloptics Corporation | Discrete element light modulating microstructure devices |
US6768572B2 (en) | 1997-10-29 | 2004-07-27 | Teloptics Corporation | Solid state free space switch array on a substrate |
US6057955A (en) * | 1997-12-08 | 2000-05-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical modulator and drive method thereof |
US6288829B1 (en) * | 1998-10-05 | 2001-09-11 | Fuji Photo Film, Co., Ltd. | Light modulation element, array-type light modulation element, and flat-panel display unit |
US6486996B1 (en) * | 1998-10-27 | 2002-11-26 | Teloptics Corporations | Discrete element light modulating microstructure devices |
US6222667B1 (en) | 1999-02-09 | 2001-04-24 | Advanced Optics Electronics, Inc. | Electro-optic light valve array |
US7417782B2 (en) * | 2005-02-23 | 2008-08-26 | Pixtronix, Incorporated | Methods and apparatus for spatial light modulation |
US7502159B2 (en) | 2005-02-23 | 2009-03-10 | Pixtronix, Inc. | Methods and apparatus for actuating displays |
US8310442B2 (en) | 2005-02-23 | 2012-11-13 | Pixtronix, Inc. | Circuits for controlling display apparatus |
US7999994B2 (en) | 2005-02-23 | 2011-08-16 | Pixtronix, Inc. | Display apparatus and methods for manufacture thereof |
US8159428B2 (en) | 2005-02-23 | 2012-04-17 | Pixtronix, Inc. | Display methods and apparatus |
US7742016B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-06-22 | Pixtronix, Incorporated | Display methods and apparatus |
US20070205969A1 (en) | 2005-02-23 | 2007-09-06 | Pixtronix, Incorporated | Direct-view MEMS display devices and methods for generating images thereon |
US8519945B2 (en) | 2006-01-06 | 2013-08-27 | Pixtronix, Inc. | Circuits for controlling display apparatus |
US9261694B2 (en) | 2005-02-23 | 2016-02-16 | Pixtronix, Inc. | Display apparatus and methods for manufacture thereof |
US7746529B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-06-29 | Pixtronix, Inc. | MEMS display apparatus |
US9229222B2 (en) | 2005-02-23 | 2016-01-05 | Pixtronix, Inc. | Alignment methods in fluid-filled MEMS displays |
US7304785B2 (en) | 2005-02-23 | 2007-12-04 | Pixtronix, Inc. | Display methods and apparatus |
US7271945B2 (en) * | 2005-02-23 | 2007-09-18 | Pixtronix, Inc. | Methods and apparatus for actuating displays |
US7755582B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-07-13 | Pixtronix, Incorporated | Display methods and apparatus |
US7304786B2 (en) | 2005-02-23 | 2007-12-04 | Pixtronix, Inc. | Methods and apparatus for bi-stable actuation of displays |
US9158106B2 (en) | 2005-02-23 | 2015-10-13 | Pixtronix, Inc. | Display methods and apparatus |
US7405852B2 (en) | 2005-02-23 | 2008-07-29 | Pixtronix, Inc. | Display apparatus and methods for manufacture thereof |
US7616368B2 (en) * | 2005-02-23 | 2009-11-10 | Pixtronix, Inc. | Light concentrating reflective display methods and apparatus |
US8482496B2 (en) | 2006-01-06 | 2013-07-09 | Pixtronix, Inc. | Circuits for controlling MEMS display apparatus on a transparent substrate |
US7675665B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-03-09 | Pixtronix, Incorporated | Methods and apparatus for actuating displays |
US9082353B2 (en) | 2010-01-05 | 2015-07-14 | Pixtronix, Inc. | Circuits for controlling display apparatus |
US8526096B2 (en) | 2006-02-23 | 2013-09-03 | Pixtronix, Inc. | Mechanical light modulators with stressed beams |
US7876489B2 (en) | 2006-06-05 | 2011-01-25 | Pixtronix, Inc. | Display apparatus with optical cavities |
WO2008051362A1 (en) | 2006-10-20 | 2008-05-02 | Pixtronix, Inc. | Light guides and backlight systems incorporating light redirectors at varying densities |
US9176318B2 (en) | 2007-05-18 | 2015-11-03 | Pixtronix, Inc. | Methods for manufacturing fluid-filled MEMS displays |
US7852546B2 (en) | 2007-10-19 | 2010-12-14 | Pixtronix, Inc. | Spacers for maintaining display apparatus alignment |
JP4743132B2 (ja) * | 2007-02-15 | 2011-08-10 | ティアック株式会社 | 複数のファンクションキーを有する電子機器 |
US7684101B2 (en) * | 2007-10-11 | 2010-03-23 | Eastman Kodak Company | Micro-electromechanical microshutter array |
US8248560B2 (en) | 2008-04-18 | 2012-08-21 | Pixtronix, Inc. | Light guides and backlight systems incorporating prismatic structures and light redirectors |
US8169679B2 (en) | 2008-10-27 | 2012-05-01 | Pixtronix, Inc. | MEMS anchors |
CN103000141B (zh) | 2010-02-02 | 2016-01-13 | 皮克斯特罗尼克斯公司 | 用于控制显示装置的电路 |
KR20120132680A (ko) * | 2010-02-02 | 2012-12-07 | 픽스트로닉스 인코포레이티드 | 저온 실 유체 충전된 디스플레이 장치의 제조 방법 |
US9134552B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-09-15 | Pixtronix, Inc. | Display apparatus with narrow gap electrostatic actuators |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4744640A (en) * | 1985-08-29 | 1988-05-17 | Motorola Inc. | PLZT multi-shutter color electrode pattern |
DE3734849C2 (de) * | 1986-10-17 | 1999-05-06 | Minolta Camera Kk | Elektrooptische Abblendeinrichtung |
US4887104A (en) * | 1986-11-19 | 1989-12-12 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Electrooptical light shutter device and printer apparatus using same |
US4802741A (en) * | 1987-10-09 | 1989-02-07 | Eastman Kodak Company | In-depth electrode light valve array devices and improved fabrication method therefor |
JP2590988B2 (ja) * | 1987-12-11 | 1997-03-19 | ミノルタ株式会社 | 光シャッタアレイ |
JPH01271720A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-30 | Minolta Camera Co Ltd | 表示装置 |
US4993811A (en) * | 1988-12-08 | 1991-02-19 | Eastman Kodak Company | Ridge array light valve device |
JP2924110B2 (ja) * | 1990-07-04 | 1999-07-26 | ミノルタ株式会社 | 光シャッタ装置 |
JP3024275B2 (ja) * | 1991-06-28 | 2000-03-21 | ミノルタ株式会社 | 光信号発生装置 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP4002154A patent/JPH05188337A/ja active Pending
- 1992-12-30 US US07/998,723 patent/US5416631A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5416631A (en) | 1995-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05188337A (ja) | 光シャッタアレイ | |
JPH06194637A (ja) | 液晶表示板用ガラス基板の貼り合せ方法 | |
US4094058A (en) | Method of manufacture of liquid crystal displays | |
US8125460B2 (en) | Method for manufacturing touch panel with glass panel layer and glass substrate | |
US4854678A (en) | Electro-optical light shutter device | |
US6154316A (en) | Polarizer labelling tape and method for making the same | |
US4687299A (en) | Electrode structure of dot-matrix liquid-crystal cell having corresponding notches and slits | |
US7992292B2 (en) | Method for manufacturing a touch panel | |
JPS6138927A (ja) | 光シヤツタの製造方法 | |
JP2560704B2 (ja) | 光シャッタアレイ及び画像形成装置 | |
JPH06331974A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
JP4984371B2 (ja) | 多面付けカラーフィルタ用基板の製造方法 | |
JPH06281818A (ja) | 偏光板ラベラー及びその製造方法 | |
JPH04261503A (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
JPH0731316B2 (ja) | 光シヤツタアレイ | |
JPS63129318A (ja) | 光シヤツタアレイ | |
JP2002258254A (ja) | 液晶表示素子用多面取りマザー基板 | |
JP2000510971A (ja) | 液晶セルを製造する方法 | |
JPH08211345A (ja) | 光シャッタアレイの製造方法 | |
JPS63189836A (ja) | 光シヤツタアレイ | |
JP2003202551A (ja) | 液晶表示素子およびその製造方法 | |
JPH0755616A (ja) | 静電容量式圧力検出器の製造方法 | |
JP2555616B2 (ja) | 光シャッタアレイ | |
JPH0354520A (ja) | 液晶表示器の製造方法 | |
JPS62134623A (ja) | カラ−液晶表示装置の製造方法 |