JPH05183443A - 符号変換方法 - Google Patents
符号変換方法Info
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- JPH05183443A JPH05183443A JP34615991A JP34615991A JPH05183443A JP H05183443 A JPH05183443 A JP H05183443A JP 34615991 A JP34615991 A JP 34615991A JP 34615991 A JP34615991 A JP 34615991A JP H05183443 A JPH05183443 A JP H05183443A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 3
- 239000013643 reference control Substances 0.000 description 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データの伝送に用いられるハフマン符号
などの可変長符号の符号化/復号化に有用なルックアッ
プテーブルを用いた符号変換方法に関し、ルックアップ
テーブルのサイズを削減することを目的としている。 【構成】 可変長符号のような有効符号値が疎に分布す
る第1の符号系の入力符号を他の第2の符号系の符号に
変換するためのルックアップテーブルを、空間圧縮用の
第1ルックアップテーブルでは、入力符号の上位ビット
の値の列を、より密な識別符号の列に置換し、第2のル
ックアップテーブルでは、第1のルックアップテーブル
から得られる識別符号と入力符号の下位ビットの値との
組み合わせの値を第2の符号系の対応する符号(復号
値)に変換する構成をもつ。
などの可変長符号の符号化/復号化に有用なルックアッ
プテーブルを用いた符号変換方法に関し、ルックアップ
テーブルのサイズを削減することを目的としている。 【構成】 可変長符号のような有効符号値が疎に分布す
る第1の符号系の入力符号を他の第2の符号系の符号に
変換するためのルックアップテーブルを、空間圧縮用の
第1ルックアップテーブルでは、入力符号の上位ビット
の値の列を、より密な識別符号の列に置換し、第2のル
ックアップテーブルでは、第1のルックアップテーブル
から得られる識別符号と入力符号の下位ビットの値との
組み合わせの値を第2の符号系の対応する符号(復号
値)に変換する構成をもつ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの伝送に用
いられるハフマン符号などの可変長符号の符号化/復号
化に有用なルックアップテーブルを用いた符号変換方法
に関する。
いられるハフマン符号などの可変長符号の符号化/復号
化に有用なルックアップテーブルを用いた符号変換方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハフマン符号は、発生確率の高いデータ
に短い符号を割り当て、発生確率の低いデータほどその
データに長い符号を割り当てることにより、データ圧縮
を行う可変長符号の一種である。ハフマン符号で符号化
されたデータを通常の固定長符号に復号化する場合、一
般にルックアップテーブルを用いた符号変換方法がとら
れる。この場合、可変長符号中の最大符号長に満たない
符号は全て最大符号長と同じ長さの固定長符号として扱
われる。その値は、テーブルを参照するポインタとして
用いられる。
に短い符号を割り当て、発生確率の低いデータほどその
データに長い符号を割り当てることにより、データ圧縮
を行う可変長符号の一種である。ハフマン符号で符号化
されたデータを通常の固定長符号に復号化する場合、一
般にルックアップテーブルを用いた符号変換方法がとら
れる。この場合、可変長符号中の最大符号長に満たない
符号は全て最大符号長と同じ長さの固定長符号として扱
われる。その値は、テーブルを参照するポインタとして
用いられる。
【0003】テーブルには入力可変長符号に対応する出
力符号が設定されており、ポインタにより参照された出
力符号が復号値として取り出される。図11にハフマン
符号の例を示す。図において、画像データ0〜8は、ド
ットの濃度レベルあるいは白ランや黒ランの長さを示す
データであり、たとえば1バイトで表される。
力符号が設定されており、ポインタにより参照された出
力符号が復号値として取り出される。図11にハフマン
符号の例を示す。図において、画像データ0〜8は、ド
ットの濃度レベルあるいは白ランや黒ランの長さを示す
データであり、たとえば1バイトで表される。
【0004】これらの画像データ0〜8に対してハフマ
ン符号長2〜6のハフマン符号列が対応づけられてお
り、画像データは、データ圧縮時に画像データとハフマ
ン符号とを対応づけたルックアップテーブルを用いたハ
フマン符号に変換される。
ン符号長2〜6のハフマン符号列が対応づけられてお
り、画像データは、データ圧縮時に画像データとハフマ
ン符号とを対応づけたルックアップテーブルを用いたハ
フマン符号に変換される。
【0005】またハフマン符号で符号化されたデータを
復号化する場合には、図11のハフマン符号を最大符号
長の6ビットで固定長化したデータをポインタにしてル
ックアップテーブルを参照し、対応する復号値に変換す
る。
復号化する場合には、図11のハフマン符号を最大符号
長の6ビットで固定長化したデータをポインタにしてル
ックアップテーブルを参照し、対応する復号値に変換す
る。
【0006】図11のハフマン符号を6ビットに固定長
符号化するには、6ビット未満のハフマン符号(ハフマ
ン符号長2〜5)の下位に不足分のビットを補えばよ
い。この下位に補うビットの値は任意(あるいは不定)
である。しかしそのため復号化用のルックアップテーブ
ルには、エントリ数が26 必要となり、著しく冗長にな
る。
符号化するには、6ビット未満のハフマン符号(ハフマ
ン符号長2〜5)の下位に不足分のビットを補えばよ
い。この下位に補うビットの値は任意(あるいは不定)
である。しかしそのため復号化用のルックアップテーブ
ルには、エントリ数が26 必要となり、著しく冗長にな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ルックアップテーブル
を用いて可変長符号を復号化する場合のように、有効な
符号値が符号空間内に疎に分布している符号系の入力符
号を他の符号系の符号に変換する場合には、ルックアッ
プテーブルの構成が冗長になり、テーブルを格納するた
めに大きなメモリスペースが必要になるという問題があ
った。
を用いて可変長符号を復号化する場合のように、有効な
符号値が符号空間内に疎に分布している符号系の入力符
号を他の符号系の符号に変換する場合には、ルックアッ
プテーブルの構成が冗長になり、テーブルを格納するた
めに大きなメモリスペースが必要になるという問題があ
った。
【0008】本発明は、有効な符号値が符号空間内で疎
に分布している入力符号を他の符号系の出力符号に変換
するために用いるルックアップテーブルのサイズを削減
できる符号変換方法を提供することを目的としている。
に分布している入力符号を他の符号系の出力符号に変換
するために用いるルックアップテーブルのサイズを削減
できる符号変換方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、有効符号値が
疎に分布する第1の符号系の入力符号を他の第2の符号
系の符号に変換するためのルックアップテーブルを、空
間圧縮用の第1ルックアップテーブルでは、入力符号の
上位ビットの値の列を、より密な識別符号の列に置換
し、第2のルックアップテーブルでは、第1のルックア
ップテーブルから得られる識別符号と入力符号の下位ビ
ットの値との組み合わせの値を第2の符号系の対応する
符号(復号値)に変換するようにして、ルックアップテ
ーブルの全体のサイズの圧縮を図るものである。
疎に分布する第1の符号系の入力符号を他の第2の符号
系の符号に変換するためのルックアップテーブルを、空
間圧縮用の第1ルックアップテーブルでは、入力符号の
上位ビットの値の列を、より密な識別符号の列に置換
し、第2のルックアップテーブルでは、第1のルックア
ップテーブルから得られる識別符号と入力符号の下位ビ
ットの値との組み合わせの値を第2の符号系の対応する
符号(復号値)に変換するようにして、ルックアップテ
ーブルの全体のサイズの圧縮を図るものである。
【0010】図1は、例示的方法で示した本発明の原理
説明図である。ここでは、最大符号長がnビットの可変
長符号の入力データを復号化する際の符号変換の例が示
される。
説明図である。ここでは、最大符号長がnビットの可変
長符号の入力データを復号化する際の符号変換の例が示
される。
【0011】図において、1は、符号参照制御部であ
り、ルックアップテーブルを参照して符号/復号化を行
うプログラムをCPUが実行することにより実現され
る。
り、ルックアップテーブルを参照して符号/復号化を行
うプログラムをCPUが実行することにより実現され
る。
【0012】2は、ソースデータメモリであり、最大符
号長nビットの可変長符号が符号化されたデータ圧縮形
式のソースデータ、たとえば画像データが格納されてい
る。3は、空間圧縮用の第1のルックアップテーブルで
あり、mをn−1>m>1なる整数とし(mがn,n−
1,1,0の各値の場合にはテーブルの圧縮効果はな
い)、最大符号長nビットの可変長符号を左寄せしてn
ビットに固定長符号化したときの上位n−mビットの値
をポインタとして参照される。参照されるテーブルのエ
ントリには上位n−mビットの値を識別する符号が設定
されている。この識別符号は、上位n−mビットの値の
個数を識別可能なビット値のn−m>lなるlビットで
表される。つまり入力のn−mビットの疎な符号空間
は、テーブルでlビットの密な符号空間に圧縮される。
号長nビットの可変長符号が符号化されたデータ圧縮形
式のソースデータ、たとえば画像データが格納されてい
る。3は、空間圧縮用の第1のルックアップテーブルで
あり、mをn−1>m>1なる整数とし(mがn,n−
1,1,0の各値の場合にはテーブルの圧縮効果はな
い)、最大符号長nビットの可変長符号を左寄せしてn
ビットに固定長符号化したときの上位n−mビットの値
をポインタとして参照される。参照されるテーブルのエ
ントリには上位n−mビットの値を識別する符号が設定
されている。この識別符号は、上位n−mビットの値の
個数を識別可能なビット値のn−m>lなるlビットで
表される。つまり入力のn−mビットの疎な符号空間
は、テーブルでlビットの密な符号空間に圧縮される。
【0013】4は、符号変換用の第2のルックアップテ
ーブルであり、第1のルックアップテーブルから出力さ
れるlビットの識別符号と、固定長符号化された可変長
符号の下位mビットとの組み合わせをポインタとして参
照され、可変長符号に対応する第2の符号系の符号を出
力する。
ーブルであり、第1のルックアップテーブルから出力さ
れるlビットの識別符号と、固定長符号化された可変長
符号の下位mビットとの組み合わせをポインタとして参
照され、可変長符号に対応する第2の符号系の符号を出
力する。
【0014】5は、ディスティネーションデータメモリ
であり、第2のルックアップテーブルから出力された変
換結果の復号化データが格納される。
であり、第2のルックアップテーブルから出力された変
換結果の復号化データが格納される。
【0015】
【作用】図2に示す具体例を用いて本発明の作用を説明
する。図2の例は、入力符号の最大符号長が16ビット
で有効符号数が28 (256)個であるような可変長符
号系の入力符号を符号変換するためのものである。ここ
では、図1のn,m,lの値は、n=16,m=4,l
=8となる。
する。図2の例は、入力符号の最大符号長が16ビット
で有効符号数が28 (256)個であるような可変長符
号系の入力符号を符号変換するためのものである。ここ
では、図1のn,m,lの値は、n=16,m=4,l
=8となる。
【0016】入力符号の16ビットは上位8ビットと下
位4ビットに分割され、第1のルックアップテーブル3
は、上位8ビットの値を8ビットの識別符号に変換す
る。第2のルックアップテーブル4は、8ビットの識別
符号と入力符号の下位4ビットとにより参照される。
位4ビットに分割され、第1のルックアップテーブル3
は、上位8ビットの値を8ビットの識別符号に変換す
る。第2のルックアップテーブル4は、8ビットの識別
符号と入力符号の下位4ビットとにより参照される。
【0017】図3に示すように第2のルックアップテー
ブル4は、8ビットの識別符号対応に領域をもち、さら
に各領域は入力符号の下位4ビットで16ワードに分割
されている(1ワードはテーブルの1エントリに対
応)。ただし12ビット長以下の入力符号については、
下位4ビットが不定となるので、領域内分割は不要であ
る。
ブル4は、8ビットの識別符号対応に領域をもち、さら
に各領域は入力符号の下位4ビットで16ワードに分割
されている(1ワードはテーブルの1エントリに対
応)。ただし12ビット長以下の入力符号については、
下位4ビットが不定となるので、領域内分割は不要であ
る。
【0018】このような構成により、第1のルックアッ
プテーブル3と第2のルックアップテーブル4に要する
メモリスペースは212+212=213ワードとなり、従来
の方法では216ワードが必要となるから、この本発明の
例ではメモリスペースを87.5%削減できたことにな
る。
プテーブル3と第2のルックアップテーブル4に要する
メモリスペースは212+212=213ワードとなり、従来
の方法では216ワードが必要となるから、この本発明の
例ではメモリスペースを87.5%削減できたことにな
る。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。はじめ
に、図4を用いて最小サイズのルックアップテーブルの
設計方法を説明する。図4において、3は第1のルック
アップテーブル、4は第2のルックアップテーブル、z
は入力可変長符号の最大符号長、yは分割した8の上位
ビット数、z−yは分割したzの下位ビット数、xは識
別符号のビット数を表す。
に、図4を用いて最小サイズのルックアップテーブルの
設計方法を説明する。図4において、3は第1のルック
アップテーブル、4は第2のルックアップテーブル、z
は入力可変長符号の最大符号長、yは分割した8の上位
ビット数、z−yは分割したzの下位ビット数、xは識
別符号のビット数を表す。
【0020】zは入力可変長符号の符号系によりきまる
値で、ここではz=16ビットとする。またxは入力可
変長符号の符号系における有効符号数できまる値で、こ
こではx=8ビットとする。
値で、ここではz=16ビットとする。またxは入力可
変長符号の符号系における有効符号数できまる値で、こ
こではx=8ビットとする。
【0021】第1と第2のルックアップテーブルの合計
のサイズをF(x,y,z)で表すと、 F(x,y,z)=2y +22-y+x z=16,x=8から F(y)=2y +224-y ・・・・・ となる。
のサイズをF(x,y,z)で表すと、 F(x,y,z)=2y +22-y+x z=16,x=8から F(y)=2y +224-y ・・・・・ となる。
【0022】このF(y)を最小にするyの値を求める
ため、式をyで微分すると、
ため、式をyで微分すると、
【0023】
【数1】
【0024】となる。式を最小にするには、右辺の括
弧内を0にすればよい。よって、 2y −224-y =0 y=24−y y=12 が得られる。これにより、zの16ビットを12ビット
と4ビットに分割するのが最適値とする。実際には、使
用される装置のシステムバス幅やメモリ素子のワード幅
などによって最適値に近い値を決定すればよい。
弧内を0にすればよい。よって、 2y −224-y =0 y=24−y y=12 が得られる。これにより、zの16ビットを12ビット
と4ビットに分割するのが最適値とする。実際には、使
用される装置のシステムバス幅やメモリ素子のワード幅
などによって最適値に近い値を決定すればよい。
【0025】次に、本発明実施例による第1と第2のル
ックアップテーブルの例を示す。簡単化のため、最大符
号長が6ビットのハフマン符号列が上位4ビットと下位
2ビットに分割される場合について説明する。
ックアップテーブルの例を示す。簡単化のため、最大符
号長が6ビットのハフマン符号列が上位4ビットと下位
2ビットに分割される場合について説明する。
【0026】図5は、画像データと、ハフマン符号列、
ハフマン符号長、第1のルックアップテーブルに設定さ
れる識別符号の値IDとの対応を示す。ハフマン符号列
の上位4ビット(点線の左側)の値が異なるごとに、1
から始まる順序数がIDに割り付けられる。ID数は8
個でよいため、出力の識別符号は3ビットとなる。
ハフマン符号長、第1のルックアップテーブルに設定さ
れる識別符号の値IDとの対応を示す。ハフマン符号列
の上位4ビット(点線の左側)の値が異なるごとに、1
から始まる順序数がIDに割り付けられる。ID数は8
個でよいため、出力の識別符号は3ビットとなる。
【0027】図6に第1のルックアップテーブル3と第
2のルックアップテーブル4の構成を示す。第1のルッ
クアップテーブル3には、ハフマン符号の上位4ビット
の値と対応するIDが設定されている。なおハフマン符
号長が4ビット未満のハフマン符号については、不足ビ
ットの値が不定となるので同一IDが重複設定される。
2のルックアップテーブル4の構成を示す。第1のルッ
クアップテーブル3には、ハフマン符号の上位4ビット
の値と対応するIDが設定されている。なおハフマン符
号長が4ビット未満のハフマン符号については、不足ビ
ットの値が不定となるので同一IDが重複設定される。
【0028】第2のルックアップテーブル4には、ID
の3ビットとハフマン符号の下位2ビットの値に対応す
る復号値、つまり図5のハフマン符号列に対応する画像
データの値が設定されている。なおハフマン符号長が4
ビット未満のハフマン符号のIDについては、ハフマン
符号の下位2ビットの値00〜11に対して同一復号値
が設定される。
の3ビットとハフマン符号の下位2ビットの値に対応す
る復号値、つまり図5のハフマン符号列に対応する画像
データの値が設定されている。なおハフマン符号長が4
ビット未満のハフマン符号のIDについては、ハフマン
符号の下位2ビットの値00〜11に対して同一復号値
が設定される。
【0029】次に、図7に示すように、最大符号長16
ビットのハフマン符号列をmビットと16−mビットに
分割し、識別符号が8ビットの場合の第1のルックアッ
プテーブル3と第2のルックアップテーブル4のそれぞ
れのテーブル作成処理のフローを、図8と図9に示す。
ビットのハフマン符号列をmビットと16−mビットに
分割し、識別符号が8ビットの場合の第1のルックアッ
プテーブル3と第2のルックアップテーブル4のそれぞ
れのテーブル作成処理のフローを、図8と図9に示す。
【0030】図8の第1のルックアップテーブル作成処
理のフローにおいて、(1)で最初に設定するIDを1
とし、(2)で最初のハフマン符号とSize(ハフマ
ン符号長)をロードする。(3)でSizeがmビット
以上あれば、(4)でn=0とし、Sizeがmビット
未満ならば(5)でn=12−Sizeとする。次に
(4)あるいは(5)のnを用いて、(6)でメモリの
連続する2n 個のアドレスにIDを2n 回書き込む。
(7)で次のハフマン符号とSizeをロードし、
(8)でSizeが0かどうかを判定して0ならば終了
し、0以外ならば(9)を実行する。(9)ではハフマ
ン符号の上位mビットが以前に設定済みかどうかを判定
し、設定済みならば(10)でID=ID+1にして
(3)に戻り、設定済みであれば(7)に戻り次のハフ
マン符号とSizeをロードし、同様な処理を繰り返
す。
理のフローにおいて、(1)で最初に設定するIDを1
とし、(2)で最初のハフマン符号とSize(ハフマ
ン符号長)をロードする。(3)でSizeがmビット
以上あれば、(4)でn=0とし、Sizeがmビット
未満ならば(5)でn=12−Sizeとする。次に
(4)あるいは(5)のnを用いて、(6)でメモリの
連続する2n 個のアドレスにIDを2n 回書き込む。
(7)で次のハフマン符号とSizeをロードし、
(8)でSizeが0かどうかを判定して0ならば終了
し、0以外ならば(9)を実行する。(9)ではハフマ
ン符号の上位mビットが以前に設定済みかどうかを判定
し、設定済みならば(10)でID=ID+1にして
(3)に戻り、設定済みであれば(7)に戻り次のハフ
マン符号とSizeをロードし、同様な処理を繰り返
す。
【0031】次に図9第2のルックアップテーブル作成
処理のフローを説明する。まず(11)で最初のハフマ
ン符号とSizeをロードする。(12)でSize=
0かどうかを判定し、Sizeが0ならば終了し、0以
外ならば(13)でSize≧mかどうかを判定する。
Sizeがm以上ならば(14)でn=16−Size
とし、Sizeがn未満ならば(15)でn=16−m
とする。次にこれらのnを用いて(16)で復号値を2
n 回メモリの連続アドレスに書き込む。そして(17)
で次のハフマン符号とSizeをロードし、(12)に
戻って同様な処理を繰り返す。
処理のフローを説明する。まず(11)で最初のハフマ
ン符号とSizeをロードする。(12)でSize=
0かどうかを判定し、Sizeが0ならば終了し、0以
外ならば(13)でSize≧mかどうかを判定する。
Sizeがm以上ならば(14)でn=16−Size
とし、Sizeがn未満ならば(15)でn=16−m
とする。次にこれらのnを用いて(16)で復号値を2
n 回メモリの連続アドレスに書き込む。そして(17)
で次のハフマン符号とSizeをロードし、(12)に
戻って同様な処理を繰り返す。
【0032】図10は、このようにして作成された第1
と第2のルックアップテーブルを用いて最大符号長が1
6ビットのハフマン符号データを復号化する際のテーブ
ルアクセス処理のフローである。またm=12とする。
と第2のルックアップテーブルを用いて最大符号長が1
6ビットのハフマン符号データを復号化する際のテーブ
ルアクセス処理のフローである。またm=12とする。
【0033】まず(18)でハフマン符号をロードす
る。(19)でハフマン符号の上位12ビットを用いて
第1のルックアップテーブルを参照し、該当するIDを
読み出す。(20)ではIDを左に4ビットシフトし、
(21)で、シフトされたIDとハフマン符号の下位4
ビット(16−m=4)とを加算する。この加算結果の
コードを用いて、(22)で第2のルックアップテーブ
ルを参照し、該当する復号値を読み出す。
る。(19)でハフマン符号の上位12ビットを用いて
第1のルックアップテーブルを参照し、該当するIDを
読み出す。(20)ではIDを左に4ビットシフトし、
(21)で、シフトされたIDとハフマン符号の下位4
ビット(16−m=4)とを加算する。この加算結果の
コードを用いて、(22)で第2のルックアップテーブ
ルを参照し、該当する復号値を読み出す。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、可変長符号のような符
号値が疎に分布する符号系を符号変換する場合に、従来
にくらべてルックアップテーブルのサイズを大幅に圧縮
することができ、メモリ資源の有効利用化とコストの低
減とを図ることができる。
号値が疎に分布する符号系を符号変換する場合に、従来
にくらべてルックアップテーブルのサイズを大幅に圧縮
することができ、メモリ資源の有効利用化とコストの低
減とを図ることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の作用を説明するルックアップテーブル
の例の説明図である。
の例の説明図である。
【図3】第2のルックアップテーブルの構成説明図であ
る。
る。
【図4】本発明実施例によるルックアップテーブルの設
計方法の説明図である。
計方法の説明図である。
【図5】本発明実施例による用いるハフマン符号列の例
の説明図である。
の説明図である。
【図6】本発明実施例によるルックアップテーブルの構
成例説明図である。
成例説明図である。
【図7】本発明実施例のルックアップテーブル処理説明
図である。
図である。
【図8】本発明実施例による第1のルックアップテーブ
ルの作成処理のフロー図である。
ルの作成処理のフロー図である。
【図9】本発明実施例による第2のルックアップテーブ
ルの作成処理のフロー図である。
ルの作成処理のフロー図である。
【図10】本発明実施例によるルックアップテーブルア
クセス処理のフロー図である。
クセス処理のフロー図である。
【図11】ハフマン符号の例の説明図である。
1 符号参照制御部 2 ソースデータメモリ 3 第1のルックアップテーブル 4 第2のルックアップテーブル 5 ディスティネーションデータメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 ルックアップテーブルを用いて、有効な
符号値が疎に分布している第1の符号系の入力符号を他
の異なる第2の符号系の対応する符号に変換する符号変
換方法において、 第1の符号系の入力符号のビット長をnとし、mをn−
1>m>1なる値とし、lをn−m>lなる値として、 第1の符号系の入力符号の上位n−mビットの値をlビ
ットの識別符号に変換する第1のルックアップテーブル
と、 第1の符号系の入力符号の下位mビットと第1のルック
アップテーブルから得られるlビットの識別符号とを組
み合わせた値を第2の符号系の対応する符号に変換する
第2のルックアップテーブルとを設け、 第1の符号系の入力符号を上位n−mビットと下位mビ
ットに分割し、上記第1および第2のルックアップテー
ブルをそれぞれ参照して第2の符号系の出力符号を得る
ことを特徴とする符号変換方法。 - 【請求項2】 請求項1において、第1の符号系の入力
符号は、可変長符号であり、符号長が最大符号長未満の
符号は、その最上位ビットを最大符号長の符号の最上位
ビットに対応させて固定長符号化して取り扱われること
を特徴とする符号変換方法。
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