JPH05180781A - 表面欠陥検査方法及び装置 - Google Patents
表面欠陥検査方法及び装置Info
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- JPH05180781A JPH05180781A JP3359050A JP35905091A JPH05180781A JP H05180781 A JPH05180781 A JP H05180781A JP 3359050 A JP3359050 A JP 3359050A JP 35905091 A JP35905091 A JP 35905091A JP H05180781 A JPH05180781 A JP H05180781A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 色むら状の欠陥、表面粗度の微小な変化によ
る欠陥、点状あるいは線状の微細な欠陥のいずれについ
ても、精度良く欠陥を検出すること、及び、画像信号強
度に傾きが生じた場合に正確に欠陥を検出することが可
能になる。 【構成】 光源10から鋼板26表面に光を照射し、テ
レビカメラ12により当該鋼板26表面を撮像して画像
信号を伝送する。当該画像信号をA/D変換器でデジタ
ル変換し、デジタル変換された画像信号をメモリ20に
記憶すると共に、画像処理部18で所定の画像処理を行
う。当該処理部18では、画像信号を平滑化し、平滑化
画像信号に一様にオフセット値を加えて閾値を求める。
元画像信号と前記閾値との差を求めて、当該差の正の値
を2値化する。2値化信号の暗部32Aの面積率αから
表面欠陥の有無を判定する。判定結果は出力部24から
プリントアウトしたり、モニタ上に表示したりする。
る欠陥、点状あるいは線状の微細な欠陥のいずれについ
ても、精度良く欠陥を検出すること、及び、画像信号強
度に傾きが生じた場合に正確に欠陥を検出することが可
能になる。 【構成】 光源10から鋼板26表面に光を照射し、テ
レビカメラ12により当該鋼板26表面を撮像して画像
信号を伝送する。当該画像信号をA/D変換器でデジタ
ル変換し、デジタル変換された画像信号をメモリ20に
記憶すると共に、画像処理部18で所定の画像処理を行
う。当該処理部18では、画像信号を平滑化し、平滑化
画像信号に一様にオフセット値を加えて閾値を求める。
元画像信号と前記閾値との差を求めて、当該差の正の値
を2値化する。2値化信号の暗部32Aの面積率αから
表面欠陥の有無を判定する。判定結果は出力部24から
プリントアウトしたり、モニタ上に表示したりする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面欠陥検査方法及び
装置に係り、特に、例えば冷間圧延鋼板の表面欠陥の検
査に用いるのに好適な、被検査物の表面を撮像して得ら
れた画像信号から、被検査物の表面欠陥を検出する表面
欠陥検査方法及び装置に関する。
装置に係り、特に、例えば冷間圧延鋼板の表面欠陥の検
査に用いるのに好適な、被検査物の表面を撮像して得ら
れた画像信号から、被検査物の表面欠陥を検出する表面
欠陥検査方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷間圧延鋼板の表面欠陥の検査
においては、例えば特開昭62−75234に示される
ように、スポット状のレーザ光を冷間圧延鋼板の表面に
照射し、当該表面の凹凸によって生じるレーザ光の散乱
や回析現象を利用したレーザ散乱法やレーザ回折法によ
る検査が行われている。
においては、例えば特開昭62−75234に示される
ように、スポット状のレーザ光を冷間圧延鋼板の表面に
照射し、当該表面の凹凸によって生じるレーザ光の散乱
や回析現象を利用したレーザ散乱法やレーザ回折法によ
る検査が行われている。
【0003】又、前記鋼板表面をテレビカメラで撮像し
て、それにより得られた画像信号から当該表面の欠陥を
検査することが行われている。このような表面欠陥検査
では、例えば、特開昭56−77704に示されるよう
に、一般に閾値による2値化法が用いれており、2値化
により得られた画像信号が設定値以上の、あるいは、設
定値以下の輝度の場合、表面欠陥が存在すると判定して
いる。
て、それにより得られた画像信号から当該表面の欠陥を
検査することが行われている。このような表面欠陥検査
では、例えば、特開昭56−77704に示されるよう
に、一般に閾値による2値化法が用いれており、2値化
により得られた画像信号が設定値以上の、あるいは、設
定値以下の輝度の場合、表面欠陥が存在すると判定して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記レ
ーザ回折法あるいはレーザ散乱法による検査では、被検
査物(例えば冷間圧延鋼板)表面に存在する色むら状の
欠陥については検出が不可能であり、又、表面粗度の微
小な変化による欠陥については検出が困難である。
ーザ回折法あるいはレーザ散乱法による検査では、被検
査物(例えば冷間圧延鋼板)表面に存在する色むら状の
欠陥については検出が不可能であり、又、表面粗度の微
小な変化による欠陥については検出が困難である。
【0005】又、従来、前記のテレビカメラにより鋼板
表面を撮像して画像信号を2値化する検査技術において
は、当該鋼板表面の表面粗度による回折光や散乱光が画
像信号中にランダムな信号を発生させるため、表面粗度
の微小な変化による欠陥、あるいは、点状あるいは線状
の微細な欠陥の検出が困難である。又、照明光の強度む
らや撮影角度により画像信号強度に傾きが生じて、正確
な欠陥検出が困難である等の問題点がある。
表面を撮像して画像信号を2値化する検査技術において
は、当該鋼板表面の表面粗度による回折光や散乱光が画
像信号中にランダムな信号を発生させるため、表面粗度
の微小な変化による欠陥、あるいは、点状あるいは線状
の微細な欠陥の検出が困難である。又、照明光の強度む
らや撮影角度により画像信号強度に傾きが生じて、正確
な欠陥検出が困難である等の問題点がある。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消すべく
なされたもので、色むら状の欠陥、表面粗度の微小な変
化による欠陥、及び、点状あるいは線状の微細な欠陥の
いずれについても精度良く欠陥を検出することができ、
且つ、画像信号強度の傾きが生じた場合にも正確に欠陥
を検出することができる、表面欠陥検査方法及び装置を
提供することを課題とする。
なされたもので、色むら状の欠陥、表面粗度の微小な変
化による欠陥、及び、点状あるいは線状の微細な欠陥の
いずれについても精度良く欠陥を検出することができ、
且つ、画像信号強度の傾きが生じた場合にも正確に欠陥
を検出することができる、表面欠陥検査方法及び装置を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検査物の表
面を撮像して得られた画像信号から被検査物の表面欠陥
を検出する表面欠陥検査方法において、画像信号を平滑
化し、平滑化画像信号に一様にオフセット値を加えて閾
値を求め、求められた閾値により、元の画像信号を2値
化し、2値化画像信号から前記表面欠陥を検出すること
により、前記課題を解決するものである。
面を撮像して得られた画像信号から被検査物の表面欠陥
を検出する表面欠陥検査方法において、画像信号を平滑
化し、平滑化画像信号に一様にオフセット値を加えて閾
値を求め、求められた閾値により、元の画像信号を2値
化し、2値化画像信号から前記表面欠陥を検出すること
により、前記課題を解決するものである。
【0008】又、本発明は、被検査物の表面欠陥を検出
するための表面欠陥検査装置において、被検査物に光を
照射するための光源と、前記被検査物表面を撮像して画
像信号を伝送するための撮像手段と、伝送画像信号をア
ナログ/デジタル変換するためのアナログ/デジタル変
換器と、アナログ/デジタル変換画像信号を保存するた
めの画像メモリと、画像信号を平滑化するための手段
と、平滑化された画像信号に一様にオフセット値を加え
て閾値を求めるための手段と、元の画像信号と前記閾値
との差を求めて、当該差の正の値を2値化するための手
段と、2値化信号の面積から表面欠陥の有無を判定する
ための表面欠陥判定手段と、判定結果を、プリントアウ
ト、又は、画像表示により出力するための出力手段とを
備えたことにより、同じく前記課題を解決するものであ
る。
するための表面欠陥検査装置において、被検査物に光を
照射するための光源と、前記被検査物表面を撮像して画
像信号を伝送するための撮像手段と、伝送画像信号をア
ナログ/デジタル変換するためのアナログ/デジタル変
換器と、アナログ/デジタル変換画像信号を保存するた
めの画像メモリと、画像信号を平滑化するための手段
と、平滑化された画像信号に一様にオフセット値を加え
て閾値を求めるための手段と、元の画像信号と前記閾値
との差を求めて、当該差の正の値を2値化するための手
段と、2値化信号の面積から表面欠陥の有無を判定する
ための表面欠陥判定手段と、判定結果を、プリントアウ
ト、又は、画像表示により出力するための出力手段とを
備えたことにより、同じく前記課題を解決するものであ
る。
【0009】又、本発明において、光源を、棒状とし、
且つ、連続光を照射するものとすることができる。
且つ、連続光を照射するものとすることができる。
【0010】又、本発明において、光源を、棒状とし、
且つ、高速に繰り返して光を照射するものとすることが
できる。
且つ、高速に繰り返して光を照射するものとすることが
できる。
【0011】
【作用】発明者は、被検査物の表面欠陥検査において、
レーザ回折法あるいはレーザ散乱法を用いた被検査物の
表面欠陥検査技術においては、色むら状の欠陥の検出が
不可能であることに鑑み、テレビカメラ等の撮像手段に
より表面欠陥を検査する技術を採用することとした。
レーザ回折法あるいはレーザ散乱法を用いた被検査物の
表面欠陥検査技術においては、色むら状の欠陥の検出が
不可能であることに鑑み、テレビカメラ等の撮像手段に
より表面欠陥を検査する技術を採用することとした。
【0012】従来のこのような撮像手段を用いて画像信
号を2値化する欠陥検査技術においては、被検査物、例
えば鋼板の表面粗度による回折光あるいは散乱光により
画像信号にランダムな信号(ノイズとなる)が発生する
ため、表面粗度の微小な変化による欠陥、及び、点状あ
るいは線状の微細な欠陥の検出が困難である。又、照明
光の強度むらや撮影角度による画像信号強度の傾きが生
じた場合正確な欠陥検出が困難であった。
号を2値化する欠陥検査技術においては、被検査物、例
えば鋼板の表面粗度による回折光あるいは散乱光により
画像信号にランダムな信号(ノイズとなる)が発生する
ため、表面粗度の微小な変化による欠陥、及び、点状あ
るいは線状の微細な欠陥の検出が困難である。又、照明
光の強度むらや撮影角度による画像信号強度の傾きが生
じた場合正確な欠陥検出が困難であった。
【0013】そこで、前記の回折光あるいは散乱光によ
る画像信号中のノイズ部分を除去すると共に、照明光の
強度むらあるいは撮影角度による画像信号強度の傾きを
補正するべく、種々の考察を行って本発明は創案したも
のである。
る画像信号中のノイズ部分を除去すると共に、照明光の
強度むらあるいは撮影角度による画像信号強度の傾きを
補正するべく、種々の考察を行って本発明は創案したも
のである。
【0014】即ち、本発明においては、被検査物の表面
を撮像して得られた画像信号を平滑化し、平滑化画像信
号に一様にオフセット値を加えて閾値を求め、求められ
た閾値によって元の画像信号を2値化する。
を撮像して得られた画像信号を平滑化し、平滑化画像信
号に一様にオフセット値を加えて閾値を求め、求められ
た閾値によって元の画像信号を2値化する。
【0015】平滑化処理により、表面粗度が原因してラ
ンダムに発生する信号の影響が減少される。又、前記の
ように一様なオフセット値を加えて閾値を求めて2値化
するため、照明光の強度むら等による画像信号強度の傾
きが補正されて、欠陥部分のみが2値化されることにな
る。
ンダムに発生する信号の影響が減少される。又、前記の
ように一様なオフセット値を加えて閾値を求めて2値化
するため、照明光の強度むら等による画像信号強度の傾
きが補正されて、欠陥部分のみが2値化されることにな
る。
【0016】この2値化された画像信号から被検査物表
面欠陥を検出する。例えば、2値化画像信号の面積から
表面欠陥の有無を判定することができる。
面欠陥を検出する。例えば、2値化画像信号の面積から
表面欠陥の有無を判定することができる。
【0017】従って、色むら状の欠陥、表面粗度の微小
な変化による欠陥、点状あるいは線状の微細な欠陥のい
ずれについても精度良く欠陥を検出することができ、且
つ、画像信号強度の傾きが生じた場合にも正確に欠陥を
検出することができる。
な変化による欠陥、点状あるいは線状の微細な欠陥のい
ずれについても精度良く欠陥を検出することができ、且
つ、画像信号強度の傾きが生じた場合にも正確に欠陥を
検出することができる。
【0018】なお、判別結果をプリンタにより紙面上に
印刷したり、表示手段(モニタ)上の画面に表示したり
して、検査者が知覚し得るように出力することができ
る。
印刷したり、表示手段(モニタ)上の画面に表示したり
して、検査者が知覚し得るように出力することができ
る。
【0019】又、被検査物に光を照射させる光源を棒状
とし、且つ、連続光を照射するものとすれば、任意のタ
イミングで画像信号から表面欠陥を検出することができ
る。
とし、且つ、連続光を照射するものとすれば、任意のタ
イミングで画像信号から表面欠陥を検出することができ
る。
【0020】又、光源を棒状とし、且つ、高速に繰り返
して光を照射するものとすれば、比較的強い光を被検査
物に照射して、明暗のはっきりした画像信号を得ること
ができ、表面欠陥検出の精度を上げることができる。
して光を照射するものとすれば、比較的強い光を被検査
物に照射して、明暗のはっきりした画像信号を得ること
ができ、表面欠陥検出の精度を上げることができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0022】この実施例は、図1に示されるような構成
の、表面欠陥検査装置である。
の、表面欠陥検査装置である。
【0023】図1に示されるように、この表面欠陥検査
装置は、主に、光源10、テレビカメラ12、アナログ
/デジタル(A/D)変換器14、画像入力部16、画
像処理部18、メモリ20、欠陥判定部22、及び、出
力部24を備える。
装置は、主に、光源10、テレビカメラ12、アナログ
/デジタル(A/D)変換器14、画像入力部16、画
像処理部18、メモリ20、欠陥判定部22、及び、出
力部24を備える。
【0024】前記光源10は、被検査物である鋼板26
に帯状の光28を照射するための棒状光源である。この
光源10には、連続光を照射するもの、あるいは高速に
繰り返して光を照射する光源を用いることができる。な
お、図1の鋼板26上の符号30は、表面疵(欠陥)で
ある。
に帯状の光28を照射するための棒状光源である。この
光源10には、連続光を照射するもの、あるいは高速に
繰り返して光を照射する光源を用いることができる。な
お、図1の鋼板26上の符号30は、表面疵(欠陥)で
ある。
【0025】前記テレビカメラ12は、照射光28の照
射された鋼板26表面を撮像するものである。このテレ
ビカメラ12には、例えばCCD(電荷結合素子)を撮
像素子として用いた工業用テレビカメラを用いることが
できる。
射された鋼板26表面を撮像するものである。このテレ
ビカメラ12には、例えばCCD(電荷結合素子)を撮
像素子として用いた工業用テレビカメラを用いることが
できる。
【0026】前記A/D変換器14は、前記テレビカメ
ラ12で出力されたアナログの画像信号をデジタルの画
像信号にA/D変換するものである。
ラ12で出力されたアナログの画像信号をデジタルの画
像信号にA/D変換するものである。
【0027】前記画像入力部16は、A/D変換された
画像信号を画像処理部18やメモリ20に伝送するもの
である。
画像信号を画像処理部18やメモリ20に伝送するもの
である。
【0028】画像処理部18は、画像信号を平滑化し、
平滑化画像信号に一様にオフセット値を加えて閾値を求
め、元画像信号と前記閾値との差を求めて、当該差の正
の値を2値化処理することにより、元の画像に対して2
値化処理を施すものである。
平滑化画像信号に一様にオフセット値を加えて閾値を求
め、元画像信号と前記閾値との差を求めて、当該差の正
の値を2値化処理することにより、元の画像に対して2
値化処理を施すものである。
【0029】前記メモリ20は、前記画像入力部16か
ら入力された元の画像信号を記憶すると共に、画像処理
部18で画像処理された画像信号を記憶するためのもの
である。
ら入力された元の画像信号を記憶すると共に、画像処理
部18で画像処理された画像信号を記憶するためのもの
である。
【0030】前記欠陥判定部22は、前記画像処理され
た画像信号から、鋼板26表面上の欠陥の有無を判定す
るためのものである。この判定部22で行う欠陥判定の
詳細は後述する。
た画像信号から、鋼板26表面上の欠陥の有無を判定す
るためのものである。この判定部22で行う欠陥判定の
詳細は後述する。
【0031】前記出力部24は、欠陥判定の結果をプリ
ンタにより紙面上に印刷したり、モニタの画面上に表示
したりするものである。
ンタにより紙面上に印刷したり、モニタの画面上に表示
したりするものである。
【0032】ここで、前記画像処理部18において行う
平滑化処理の手法の例を説明する。即ち、図2に示すよ
うに、画像信号上の2n 画素×2n 画素(n =0〜9)
の領域(テンプレートとも称される)の各画素の値(濃
度値等)を平滑化し、その平滑化により得られた値を当
該領域の最も左上の点(画素)に入れる。この領域は、
図2中矢印Aで示す走査方向に順次移動し、1つの走査
ラインが終了したら、次の走査ラインに移動して、ライ
ン毎矢印Bで示す下方へ移る。
平滑化処理の手法の例を説明する。即ち、図2に示すよ
うに、画像信号上の2n 画素×2n 画素(n =0〜9)
の領域(テンプレートとも称される)の各画素の値(濃
度値等)を平滑化し、その平滑化により得られた値を当
該領域の最も左上の点(画素)に入れる。この領域は、
図2中矢印Aで示す走査方向に順次移動し、1つの走査
ラインが終了したら、次の走査ラインに移動して、ライ
ン毎矢印Bで示す下方へ移る。
【0033】図2においては、n =2の4画素×4画素
の領域(画素a 〜p )を示しており、この領域で、次式
(1)で示されるように平滑化された値Uを画素a に入
れる。
の領域(画素a 〜p )を示しており、この領域で、次式
(1)で示されるように平滑化された値Uを画素a に入
れる。
【0034】
【数1】
【0035】但し、fix は固定小数点(整数)にする意
味である。又、値Uは8ビットデータの場合、0〜25
5の範囲の整数値となる。
味である。又、値Uは8ビットデータの場合、0〜25
5の範囲の整数値となる。
【0036】通常、前記n の値はn =4〜5である。
【0037】又、前記オフセット値の決め方は、次のよ
うに行う。
うに行う。
【0038】オフセット値は元の画像信号のノイズ成分
より大きく、且つ、欠陥部の信号強度よりも小さい値と
なるようにする。このオフセット値(画像信号が8ビッ
トデータの場合、0〜255の範囲内の値)は、ソフト
的(自動的)に設定されるのではなく、固定値のオフセ
ット値を加えることができる。オフセット値の設定は照
明条件によって任意に変えることができる。オフセット
値は、30〜40程度を設定できる。
より大きく、且つ、欠陥部の信号強度よりも小さい値と
なるようにする。このオフセット値(画像信号が8ビッ
トデータの場合、0〜255の範囲内の値)は、ソフト
的(自動的)に設定されるのではなく、固定値のオフセ
ット値を加えることができる。オフセット値の設定は照
明条件によって任意に変えることができる。オフセット
値は、30〜40程度を設定できる。
【0039】前記画像処理部18には、平滑化処理回路
と、オフセット値を与える機能の回路とが設けられてお
らず、マイクロコードにより専用プロセッサを駆動する
ことにより平滑化処理とオフセット値の付与を行ってい
る。
と、オフセット値を与える機能の回路とが設けられてお
らず、マイクロコードにより専用プロセッサを駆動する
ことにより平滑化処理とオフセット値の付与を行ってい
る。
【0040】前記欠陥判定部22における欠陥の有無の
判定は、次のように行う。
判定は、次のように行う。
【0041】即ち、前記画像処理部18から出力される
2値化後の画像信号(画面)が図3に示すようになって
いるとする。図3には、横512画素、縦432画素の
画面を有する画像信号を示す。又、図3中符号30Aは
鋼板26表面上の暗部(背景が明である場合。背景が暗
であれば明部)とする。
2値化後の画像信号(画面)が図3に示すようになって
いるとする。図3には、横512画素、縦432画素の
画面を有する画像信号を示す。又、図3中符号30Aは
鋼板26表面上の暗部(背景が明である場合。背景が暗
であれば明部)とする。
【0042】欠陥判定部22においては、この暗部30
Aの画素数Aから、画像信号の画面に対する暗部30A
の面積率を求め、この面積率が所定値以上であれば、そ
の暗部30Aは表面疵による欠陥と判定する。即ち、前
記画面の画素数が512×432であり、前記暗部30
Aの画素数がAであるから、面積率α(%)は次式
(2)で算出される。
Aの画素数Aから、画像信号の画面に対する暗部30A
の面積率を求め、この面積率が所定値以上であれば、そ
の暗部30Aは表面疵による欠陥と判定する。即ち、前
記画面の画素数が512×432であり、前記暗部30
Aの画素数がAであるから、面積率α(%)は次式
(2)で算出される。
【0043】
【数2】
【0044】この場合、例えば面積率αが5%以上であ
れば、表面疵による欠陥と判定する。
れば、表面疵による欠陥と判定する。
【0045】次に、実施例の作用を説明する。
【0046】実施例の表面欠陥検査装置は、図4に示す
手順により鋼板26表面上の欠陥(表面疵)を検出す
る。
手順により鋼板26表面上の欠陥(表面疵)を検出す
る。
【0047】まず、光源10から光が照射された状態の
鋼板26をテレビカメラ12で撮像して画像信号を得る
(ステップ101)。
鋼板26をテレビカメラ12で撮像して画像信号を得る
(ステップ101)。
【0048】前記テレビカメラ12から出力された画像
信号はアナログ信号のため、A/D変換器14でデジタ
ル信号に変換する(ステップ102)。
信号はアナログ信号のため、A/D変換器14でデジタ
ル信号に変換する(ステップ102)。
【0049】次いで、デジタル変換された画像信号(元
の画像信号)をメモリ20に記憶する。このように、記
憶された元画像信号の例を図5に示す。記憶された画像
信号上に表面欠陥による暗部32があるとする。この場
合において、図5中の走査線EFに沿って得た画像信号
の輝度データは、図6に示すようになる。
の画像信号)をメモリ20に記憶する。このように、記
憶された元画像信号の例を図5に示す。記憶された画像
信号上に表面欠陥による暗部32があるとする。この場
合において、図5中の走査線EFに沿って得た画像信号
の輝度データは、図6に示すようになる。
【0050】次いで、画像処理部18において、元画像
信号を前記図2や(1)式により平滑化処理する(ステ
ップ104)。前記図5及び図6に示した画像信号を平
滑化処理した場合、走査線EF上の輝度信号は、図7に
示すようになり、図6に比較してなまった状態で滑らか
なものとなる。
信号を前記図2や(1)式により平滑化処理する(ステ
ップ104)。前記図5及び図6に示した画像信号を平
滑化処理した場合、走査線EF上の輝度信号は、図7に
示すようになり、図6に比較してなまった状態で滑らか
なものとなる。
【0051】次いで、平滑化画像信号に一様にオフセッ
ト値を加えて閾値を求める(ステップ105)。前記図
7の平滑化画像信号にオフセット値を加えて求めた閾値
は、例えば図8に示すようになる。
ト値を加えて閾値を求める(ステップ105)。前記図
7の平滑化画像信号にオフセット値を加えて求めた閾値
は、例えば図8に示すようになる。
【0052】次いで、元画像信号と前記閾値との差を求
める(ステップ106)。
める(ステップ106)。
【0053】次いで、前記求められた差の正の値を2値
化する(ステップ107)。前記図6の元画像信号と前
記図8の閾値との差の正の値を2値化処理した結果は、
図9に示すようになる。又、画面上に示せば、図10に
示すようになる。
化する(ステップ107)。前記図6の元画像信号と前
記図8の閾値との差の正の値を2値化処理した結果は、
図9に示すようになる。又、画面上に示せば、図10に
示すようになる。
【0054】次いで、前記2値化信号により抽出された
暗部32Aの面積率αを前出(2)式で計算する(ステ
ップ108)。
暗部32Aの面積率αを前出(2)式で計算する(ステ
ップ108)。
【0055】次いで、面積率αが所定値(例えば5%)
以上か否かで、当該撮像された鋼板26に欠陥が生じて
いるか否かを判定する(ステップ109)。
以上か否かで、当該撮像された鋼板26に欠陥が生じて
いるか否かを判定する(ステップ109)。
【0056】面積率αが前記所定値以上であるならば、
当該鋼板26には欠陥が生じており(NG)、一方、面
積率αが所定値未満であるならば、当該鋼板には欠陥が
生じていない(OK)と判定する。
当該鋼板26には欠陥が生じており(NG)、一方、面
積率αが所定値未満であるならば、当該鋼板には欠陥が
生じていない(OK)と判定する。
【0057】出力部24は判定結果をプリンタによりプ
リントアウトしたり、モニタ画面上に表示したりする。
これにより、検査者は、鋼板26に欠陥が生じているか
否かを知る。
リントアウトしたり、モニタ画面上に表示したりする。
これにより、検査者は、鋼板26に欠陥が生じているか
否かを知る。
【0058】なお、前記実施例においては、被検査物と
して鋼板を例示したが、本発明で欠陥の検査が可能な被
検査物は鋼板に限定されるものではなく、他の種々の材
質の被検査物の欠陥検出に本発明を用いることができ
る。
して鋼板を例示したが、本発明で欠陥の検査が可能な被
検査物は鋼板に限定されるものではなく、他の種々の材
質の被検査物の欠陥検出に本発明を用いることができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、色
むら状の欠陥、表面粗度の微小な変化による欠陥、点状
あるいは線状の微細な欠陥のいずれについても、精度良
く欠陥を検出することができ、及び、画像信号強度に傾
きが生じた場合にも正確に欠陥を検出することができる
という優れた効果が得られる。
むら状の欠陥、表面粗度の微小な変化による欠陥、点状
あるいは線状の微細な欠陥のいずれについても、精度良
く欠陥を検出することができ、及び、画像信号強度に傾
きが生じた場合にも正確に欠陥を検出することができる
という優れた効果が得られる。
【図1】図1は、本発明の実施例に係る表面欠陥検査装
置の全体構成を示す、一部斜視図を含むブロック図であ
る。
置の全体構成を示す、一部斜視図を含むブロック図であ
る。
【図2】図2は、前記実施例装置における画像処理装置
の平滑化処理を説明するための平面図である。
の平滑化処理を説明するための平面図である。
【図3】図3は、前記画像処理装置の欠陥判定処理を説
明するための平面図である。
明するための平面図である。
【図4】図4は、前記実施例装置の作用を説明するため
の欠陥検査手順を示す流れ図である。
の欠陥検査手順を示す流れ図である。
【図5】図5は、同じく、元画像信号の例を示す平面図
である。
である。
【図6】図6は、同じく、元画像信号中の走査線上にお
ける輝度信号分布の例を示す線図である。
ける輝度信号分布の例を示す線図である。
【図7】図7は、同じく、前記画像信号が平滑化された
後の輝度信号分布を示す線図である。
後の輝度信号分布を示す線図である。
【図8】図8は、同じく、前記平滑化画像信号にオフセ
ット値を加えて求められた閾値の例を示す線図である。
ット値を加えて求められた閾値の例を示す線図である。
【図9】図9は、同じく、前記求められた閾値により元
画像信号との差をとり、その正の値を2値化処理した2
値化データの例を示す線図である。
画像信号との差をとり、その正の値を2値化処理した2
値化データの例を示す線図である。
【図10】図10は、同じく、2値化処理された画像信
号画面の例を示す平面図である。
号画面の例を示す平面図である。
10…光源、 12…テレビカメラ、 14…アナログ/デジタル(A/D)変換器、 16…画像入力部、 18…画像処理部、 20…メモリ、 22…欠陥判定部、 24…出力部、 26…鋼板(被検査物)、 28…照射光、 30…表面疵(欠陥)、 30A、32、32A…暗部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 320 Z 8420−5L
Claims (4)
- 【請求項1】被検査物の表面を撮像して得られた画像信
号から被検査物の表面欠陥を検出する表面欠陥検査方法
において、 画像信号を平滑化し、 平滑化画像信号に一様にオフセット値を加えて閾値を求
め、 求められた閾値により、元の画像信号を2値化し、 2値化画像信号から前記表面欠陥を検出することを特徴
とする表面欠陥検査方法。 - 【請求項2】被検査物の表面欠陥を検出するための表面
欠陥検査装置において、 被検査物に光を照射するための光源と、 前記被検査物表面を撮像して画像信号を伝送するための
撮像手段と、 伝送画像信号をアナログ/デジタル変換するためのアナ
ログ/デジタル変換器と、 アナログ/デジタル変換画像信号を保存するための画像
メモリと、 画像信号を平滑化するための手段と、 平滑化された画像信号に一様にオフセット値を加えて閾
値を求めるための手段と、 元の画像信号と前記閾値との差を求めて、当該差の正の
値を2値化するための手段と、 2値化信号の面積から表面欠陥の有無を判定するための
表面欠陥判定手段と、 判定結果を、プリントアウト、又は、画像表示により出
力するための出力手段と、 を備えたことを特徴とする表面欠陥検査装置。 - 【請求項3】請求項2において、 光源が、棒状であり、且つ、連続光を照射するものであ
ることを特徴とする表面欠陥検査装置。 - 【請求項4】請求項2において、 光源が、棒状であり、且つ、高速に繰り返して光を照射
するものであることを特徴とする表面欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3359050A JPH05180781A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表面欠陥検査方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3359050A JPH05180781A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表面欠陥検査方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180781A true JPH05180781A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18462481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3359050A Pending JPH05180781A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 表面欠陥検査方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05180781A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005309914A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Omron Corp | カラー画像の処理方法および画像処理装置 |
US6995802B2 (en) | 2000-09-28 | 2006-02-07 | Keiichi Sugimoto | Image binarization method and binary image creation method |
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JP2010182330A (ja) * | 2010-04-05 | 2010-08-19 | Omron Corp | カラー画像の処理方法および画像処理装置 |
JP2010186485A (ja) * | 2010-04-05 | 2010-08-26 | Omron Corp | カラー画像の処理方法および画像処理装置 |
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JP2017116378A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ホニック | 段成形検査方法 |
CN109324060A (zh) * | 2018-10-11 | 2019-02-12 | 广东德尔智慧工厂科技有限公司 | 一种锂电涂布表面缺陷检测系统 |
WO2023110573A1 (de) * | 2021-12-17 | 2023-06-22 | Elkamet Kunststofftechnik Gmbh | Vorrichtung zur erfassung von oberflächendefekten auf einer oberfläche eines prüfkörpers und verfahren zum betrieb der vorrichtung |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3359050A patent/JPH05180781A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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