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JPH05176484A - 薄型鉄芯モータ - Google Patents

薄型鉄芯モータ

Info

Publication number
JPH05176484A
JPH05176484A JP34137591A JP34137591A JPH05176484A JP H05176484 A JPH05176484 A JP H05176484A JP 34137591 A JP34137591 A JP 34137591A JP 34137591 A JP34137591 A JP 34137591A JP H05176484 A JPH05176484 A JP H05176484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
resin material
inner end
iron powder
core motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34137591A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Mizusawa
卓 水沢
Toru Yamauchi
徹 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34137591A priority Critical patent/JPH05176484A/ja
Publication of JPH05176484A publication Critical patent/JPH05176484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型鉄芯モータの製造工程を能率化すること
を目的とする。 【構成】 コイル30が形成された複数の巻線部を有す
る薄型鉄芯モータに於いて、巻線部を鉄芯22に鉄粉入
り樹脂材26をモールド成形して一体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピディス
クのスピンドル駆動用として使用して好適な薄型鉄芯モ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は薄型鉄芯モータの従来例を示して
おり、斯かる薄型鉄芯モータは中心部に配置され軸線周
りに回転可能なロータ部10と斯かるロータ部10の周
囲に配置され図示しない基板及びステータホルダに装着
されたステータ部20とからなる。
【0003】ロータ部10は軸14と周縁部に円周方向
に配置された磁石12とこの磁石12を軸14に対して
支持するヨーク16とを含み、図示しない軸受装置にて
支持されてよい。
【0004】ステータ部20は半径方向外側の周縁部と
斯かる周縁部より半径方向内方に延在する複数の巻線部
28とを有し、斯かる周縁部が図示しない基板及びステ
ータホルダに装着されることによってステータ部20は
支持される。
【0005】図3に示すように、ステータ部20は例え
ば薄いケイ素鋼板よりなる鉄芯22と斯かる鉄芯22の
巻線部28に形成されたコイル30とを有し、鉄芯22
の両面にはコイル30を鉄芯22に対して電気的に絶縁
するための絶縁材24が装着されている。
【0006】斯かる鉄芯22の半径方向内端は折り曲げ
られて軸線方向に延在する内端部が形成されており、斯
かる内端部はロータ部10の磁石12からの磁束を受け
入れるべく磁石12に対向して配置され且つ磁石12と
同一の軸線方向の幅を有してよい。
【0007】鉄芯22は図示の如く二枚の鋼板を張りつ
けて形成してよく、その外端部は間座40を介して基板
及びステータホルダ42に装着されておりそれによって
ステータ部20は基板及びステータホルダ42に対して
支持されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】薄型鉄芯モータは厚さ
が5ミリメートル以下のものがあり、鉄芯22の内端部
を高い精度にて製造するのは困難である。
【0009】鉄芯22の内端部の円周方向の面はロータ
部10の磁石12の対応する面に相当する面積を有する
ことが好ましく、内端部の斯かる面は鉄芯22を折り曲
げて形成される。従って、ステータ部20の製造に精度
が高い折り曲げ加工が必要となる。更に、鉄芯22に使
用する材料は、容易に曲げ加工ができるように適当な機
械的性質を有する材料より選択される。
【0010】また、ステータ部20を基板及びステータ
ホルダに装着するための間座40が必要となる。
【0011】本発明は、斯かる点に鑑み、製造工程でケ
イ素鋼板の曲げ加工を除去し、容易に且つ高い精度にて
巻線部28を製造することができる薄型鉄芯モータを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に依れば、半径方
向に延在する複数の巻線部28を有する薄型鉄芯モータ
に於いて、巻線部28は鉄芯22に鉄粉入り樹脂材26
をモールド成形して形成される。更に、本発明に依れ
ば、巻線部28はステータ部20に形成され、鉄粉入り
樹脂材26は円周方向に延在する外端部26Bを有し、
該外端部26Bは基板に対してステータ部20を支持す
る支持部を構成している。更に、本発明に依れば、巻線
部28はステータ部20に形成され、鉄粉入り樹脂材2
6はロータ部10の磁石12に対向した内端部26Aを
有する。
【0013】
【作用】本発明に依れば、薄型鉄芯モータの鉄芯22は
鋼板に鉄粉入り樹脂材26をモールド成形して形成され
るため、鉄芯22の製造工程において曲げ加工が除去さ
れ、従って作業工程が能率化される。
【0014】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の薄型鉄芯モー
タの実施例について説明する。尚、図1に於いて図2〜
図3に対応する部分には同一の参照符号を付してその詳
細な説明は省略する。
【0015】図1は本例による薄型鉄芯モータの巻線部
28の断面を示しており、ステータ部20は鉄芯22と
斯かる鉄芯22の両側面に装着された鉄粉入り樹脂材2
6と更に斯かる鉄粉入り樹脂材26の外側に形成された
コイル30とを有する。鉄芯22は、例えば厚さ0.5
ミリメートルのケイ素鋼板張り合わせることによって形
成されてよい。
【0016】鉄粉入り樹脂材26は、その内端に軸線方
向に延在する内端部26Aを有しており、斯かる内端部
26Aの軸線方向の長さは好ましくはロータ部10の磁
石12の対応する軸線方向の長さに整合している。鉄粉
入り樹脂材26に内端部26Aを形成することによっ
て、従来例の如く鉄芯22の内側端部を曲げ加工する必
要性が除去される。
【0017】鉄粉入り樹脂材26はその外端に支持部を
構成する外端部26Bを有してよく、斯かる外端部26
Bが基板及びステータホルダ42に装着されることによ
って、ステータ部20は基板及びステータホルダ42に
対して支持される。こうして、外端部26Bを形成する
ことによって従来例にて必要とされた間座40が除去さ
れる。
【0018】鉄粉入り樹脂材26は、適当な絶縁性の樹
脂に鉄粉を混合して形成されてよく、例えば6─6ナイ
ロンに鉄粉を重量比で1対1の割合で混合したものであ
ってよい。
【0019】鉄粉入り樹脂材26は、コイル30を鉄芯
22に対して絶縁するために充分な電気抵抗を有するこ
とが必要であり、例えば数kΩ以上の抵抗値を有するこ
とが好ましい。
【0020】鉄粉入り樹脂材26はモールド成形法によ
って鉄芯22と一体的に形成され、両者は一体物として
製造されてよい。こうして、鉄芯22として平板状のケ
イ素鋼板を使用することができるため、ケイ素鋼板の曲
げ加工工程を除去することができる。
【0021】また、従来例では、鉄芯22の製造に曲げ
加工が必要であるため鉄芯22として使用するケイ素鋼
板は所定の機械的性質を有することが必要であったが、
本例では曲げ加工が必要でないため、鉄芯22として使
用するケイ素鋼板を広範囲のものより選択することが可
能となる。例えば、ケイ素鋼板として高品質のもの又は
厚さが極めて薄いものを使用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に依れば、鉄芯22の製造工程に
於いてケイ素鋼板の曲げ加工が除去されるため、薄型鉄
芯モータの製造工程が容易化され且つ能率化される利点
を有する。
【0023】本発明に依れば、鉄芯22の製造工程に於
いてケイ素鋼板の曲げ加工が除去されるため、鉄芯22
として使用するケイ素鋼板を広範囲のものより選択する
ことが可能となり、例えば、ケイ素鋼板として高品質の
もの又は厚さが極めて薄いものを使用することができる
利点を有する。
【0024】本発明に依れば、鉄粉入り樹脂材26の外
端に支持部26Bが形成されそれによってステータ部2
0を基板及びステータホルダ42に対して支持するため
の間座40の必要性が除去されるから、組立て工程が効
率化される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄型鉄芯モータの実施例を示す図であ
る。
【図2】薄型鉄芯モータの例を示す図である。
【図3】従来例の薄型鉄芯モータの例を示す図である。
【符号の説明】
10 ロータ部 12 磁石 14 軸 16 ヨーク 20 ステータ部 22 鉄芯 24 絶縁材 26 鉄粉入り樹脂材 26A 内端部 26B 外端部 28 巻線部 30 コイル 40 間座 42 基板及びステータホルダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に延在する複数の巻線部を有す
    る薄型鉄芯モータに於いて、上記巻線部は鉄芯に鉄粉入
    り樹脂材をモールド成形して形成されたことを特徴とす
    る薄型鉄芯モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の薄型鉄芯モータにおいて、上
    記巻線部はステータ部に形成され、上記鉄粉入り樹脂材
    は円周方向に延在する外側端部を有し、該外側端部は基
    板に対して上記ステータ部を支持する支持部を構成して
    いることを特徴とする薄型鉄芯モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2の薄型鉄芯モータにおいて、上
    記鉄粉入り樹脂材はロータ部の磁石に対向した内側端部
    を有することを特徴とする薄型鉄芯モータ。
JP34137591A 1991-12-24 1991-12-24 薄型鉄芯モータ Pending JPH05176484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34137591A JPH05176484A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 薄型鉄芯モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34137591A JPH05176484A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 薄型鉄芯モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05176484A true JPH05176484A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18345575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34137591A Pending JPH05176484A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 薄型鉄芯モータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05176484A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0740397A2 (en) * 1995-04-26 1996-10-30 Minebea Co.,Ltd. Stator structure for rotary electric machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0740397A2 (en) * 1995-04-26 1996-10-30 Minebea Co.,Ltd. Stator structure for rotary electric machine
EP0740397A3 (en) * 1995-04-26 1997-06-11 Minebea Co Ltd Stator structure for rotary electric machine

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