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JPH05176356A - マトリクスボードを用いた配線盤装置の試験方式 - Google Patents

マトリクスボードを用いた配線盤装置の試験方式

Info

Publication number
JPH05176356A
JPH05176356A JP33722891A JP33722891A JPH05176356A JP H05176356 A JPH05176356 A JP H05176356A JP 33722891 A JP33722891 A JP 33722891A JP 33722891 A JP33722891 A JP 33722891A JP H05176356 A JPH05176356 A JP H05176356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matrix
pin
test
terminals
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33722891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Suzuki
敏弘 鈴木
Hideo Kawakatsu
英男 川勝
Kazuki Aoyama
一樹 青山
Kenji Sasaki
賢治 佐々木
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Yoshitsugu Shigeie
義次 重家
Nobuyoshi Ono
展義 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33722891A priority Critical patent/JPH05176356A/ja
Publication of JPH05176356A publication Critical patent/JPH05176356A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線盤装置を構成するマトリクスボードとそ
のマトリクスボードを用いた試験装置の試験方式に関
し、人手を介さずに従来と同様の試験を行い、経済的な
構成でできるマトリクスボードとマトリクスボードを用
いた配線盤の試験方式に関する。 【構成】 マトリクス回路3に第1の試験用端子4−
1,4−2や第2の試験用端子5−1,5−2を設け、
第1の試験用端子4−1,4−2によってピン挿入時に
挿入したピンに対応する少なくとも2本の線を短絡した
り、第2の試験用端子5−1,5−2により入側のピン
への挿入に対し当該入側のピンの位置に依存せずに同一
端子に、或いは出側のピンへの挿入に対し当該出側のピ
ンの位置に依存せずに同一端子に接続するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機等の交換局内装
置と加入者側の回線を任意に接続する配線盤装置に係
り、更に詳しくは配線盤装置を構成するマトリクスボー
ドとそのマトリクスボードを用いた試験装置の試験方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】D70型交換機では、低トラフィック地
域の加入者を経済的に収容するために遠隔制御交換方式
を適用している。遠隔制御交換装置(RCS;Remote C
ontrolSwitching System)は、加入者線インタフェース
装置、遠隔通話路装置、間局インタフェース装置、遠隔
通話路制御装置等から構成されている。この遠隔制御交
換装置によって親局と同等のサービスを行うことができ
る。さらに、この交換機には配線盤装置(FDM)を介
して各端末装置が接続している。
【0003】配線盤装置はユーザに対応して配線作業が
されており、図11に示す試験系(1例)によって配線
盤装置(FDM)11と交換機(D70/RCS)12
の試験が行われる。試験台システム(SULTS)13
を構成する試験台(TSTD)14からの指示が試験制
御装置(TCE)15に加わり、試験制御装置15では
これをもとに、どの試験を開始するかを選択的に求め、
指示信号を試験装置(TE)16に出力する。この指示
により、試験装置16は例えば試験用端子SPより試験
用信号を出力する。この試験用端子SPより出力される
試験用信号は、配線盤装置11に直接加わる構成となっ
ている。
【0004】従来、配線盤装置は、図12に示す如く、
局内設備12と加入者宅内装置PHとを配線盤装置11
を介して接続し、試験装置16からの試験指示によって
加入者回路(SLIC)をテスト側に切り換え、配線盤
装置11に試験用信号を出力し、配線盤が正しく配線さ
れているかをチェックしている。
【0005】図11を用いて更に詳しく説明する。加入
者系試験時には、交換機12内の交換スイッチ17を介
さず配線盤装置11と試験装置16とをアレスタ(AR
R)18、加入者回路(SLIC)19、試験スイッチ
(TEST SW)20、LTT付加ユニット(LTA
U)21、線路試験トランク(LTT)22、LTT付
加ユニット(LTTAU)23を介し接続する。
【0006】そして、試験用端子SPより信号を出力
し、手配線によって配線盤装置11にその試験用信号を
加え、前述した試験ルートであるアレスタ18、加入者
回路19、試験スイッチ20、LTT付加ユニット2
1、線路試験トランク22、LTT付加ユニット23に
よって試験用信号を戻し、交換機並びに配線盤が正常で
あるかを求めている。
【0007】また、加入者系試験には加入者線路試験、
加入者回路機能試験、加入者回路転送特性試験、疑似端
末装置等があり、これらを試験装置16によって試験す
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した配線盤装置1
1は人手によって配線作業がされていたが、低コスト化
を図るためロボットによって配線作業(ジャンパリン
グ)を行うようになった。このロボットによるジャンパ
リングでは、配線盤装置11にはピンボードマトリクス
を用いている。このピンボードマトリクスは例えば入側
がm、出側がnの端子を有し、各端子は2本よりなり、
マトリクスを構成したm×nの交差点に設けられたピン
穴にピンを挿入することにより、この各2本の線が接続
される構成となっている。これにより目的の接続が任意
に行え、またロボットによるピン接続であるので、人件
費等のコストが安価となる特徴を有していた。
【0009】しかしながら、配線作業においては人手の
介在は不要となったが、配線終了後の正常性の確認、更
には異常時の切りわけ試験を従来通り手配線で行ってい
たのではロボットにより自動化したメリットが半減して
しまうという問題を有していた。
【0010】本発明は、人手を介さずに従来と同様の試
験を行い、経済的に構成できるマトリクスボードとその
マトリクスボードを用いた配線盤の試験方式を提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のマトリク
スボードの原理ブロック図である。本発明は、1端子が
少なくとも2本よりなるm個の入側端子1−1〜1−m
と1端子が少なくとも2本よりなるn個の出側端子2−
1〜2−nとがマトリクス線によってマトリクス状に配
線され、該マトリクス線の交差点3−1−1〜3−m−
nに設けられたピン穴にピンが挿入された時に、当該入
側端子と当該出側端子とを前記少なくとも2本の線に対
応して接続するマトリクス回路3におけるものである。
【0012】第1の発明は、マトリクス回路3の少なく
とも1辺でマトリクス線の交差点にピン穴が設置され、
ピン挿入時に挿入したピンに対応する前記少なくとも2
本の線を短絡する第1の試験用端子4−1,4−2を設
けてなる。
【0013】第2の発明は、マトリクス回路3と前記第
1の試験用端子4−1,4−2とよりなるマトリクスボ
ードを用いた配線盤ボードの試験方式であり、前記マト
リクスボードを用いてp段のリンクを構成し、目的のピ
ンを挿入して目的の配線とする配線盤装置において、q
段目のマトリクスボードの前記第1の試験端子4−1,
4−2の交差点にピンを挿入して線路試験装置でq次か
らp次の配線盤装置の配線を試験する。
【0014】第3の発明は、前記マトリクス回路3の少
なくとも1辺でマトリクス線の交差点にピン穴が設置さ
れ、入側のピンへの挿入に対し当該入側のピンの位置に
依存せずに同一端子に、或いは出側のピンへの挿入に対
し当該出側のピンの位置に依存せずに同一端子に出力す
る第2の試験用端子5−1,5−2を設けてなる。
【0015】第4の発明はマトリクス回路3と第2の試
験用端子5−1,5−2とよりなるマトリクスボードを
用いてp段のリンクを構成し、q段目の前記第2の試験
用端子5−1,5−2に出力すべきピンを挿入し、線路
試験装置の配線状態試験を行う端子に前記第2の試験端
子5−1,5−2を接続して線路の試験を行う。
【0016】第5の発明は、前記マトリクス回路3と第
2の試験用端子5−1,5−2とよりなるマトリクスボ
ードを用いてp段のリンクを構成し、目的のピンを挿入
して目的の配線とする配線盤装置において、q段目のマ
トリクスボードの前記第2の試験用端子5−1,5−2
の交差点にピンを少なくとも2本挿入して、少なくとも
2本よりなる線を対応して短絡し、線路試験装置でq次
からp次の配線盤装置の配線を試験する。
【0017】
【作用】本発明はマトリクス回路3に第1の試験用端子
4−1,4−2や第2の試験用端子5−1,5−2を設
け、第1の試験用端子4−1,4−2によってピン挿入
時に挿入したピンに対応する少なくとも2本の線を短絡
する。また第2の試験用端子5−1,5−2により入側
のピンへの挿入に対し当該入側のピンの位置に依存せず
に同一端子に、或いは出側のピンへの挿入に対し当該出
側のピンの位置に依存せずに同一端子に接続する。これ
により、入側や出側のピンの短絡や、複数の入側や出側
の2本の線に対応するそれぞれの並列接続短絡がなされ
る。この線間の短絡や端子間の並列接続短絡によって試
験装置における配線状態の試験を行い、配線状態をチェ
ックすることができる。
【0018】
【実施例】以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図2は本発明の実施例のマトリクスボードいわゆるピン
ボードマトリクススイッチの構成図である。入側のm端
子(各端子は2本の線よりなる)I1〜Imと出側のn
端子(各端子は2本の線よりなる)O1〜Onはマトリ
クス領域MXでマトリクス状に配線され、各交差点に設
けられたピン穴Pにピンが挿入されると入側の2本の線
と出側の2本の線が対応して接続される。この入側、出
側のそれぞれの2本の線はL1線とL2線とよりなり、
交差点のピン穴Pにピンを挿入することにより、L1線
どうしとL2線どうしが同時に接続される。
【0019】さらに入側m端子の辺や出側n端子の辺に
試験用端子Aを設けてある。この試験用端子A上に設け
られたピン穴にピンを挿入することにより、対応する前
述の2つの信号線L1,L2が短絡する。この短絡は、
ピンを抜去することにより断となるマトリクスボードに
更に試験用端子A上のピン穴にピンを挿入した時になさ
れる。
【0020】また、試験用端子Bは入側端子I1〜Im
並びに出側端子O1〜Onの辺に設けられ、ピンを抜去
することにより切断するマトリクスボードに、更にピン
を挿入して任意の入側は全て同一の出側または全ての出
側も同一の出側に接続される。
【0021】すなわち、ピンを挿入すると、試験用端子
Aでは入側端子I1〜Im並びに出側端子O1〜Onの
それぞれの2本の線(L1線、L2線)の内、ピン穴に
ピンを挿入した位置に対応した端子のL1線とL2線と
が短絡する。また、試験用端子Bではその入側端子や出
側端子に接続すべきピンを挿入すると、試験用端子Bに
接続される。この試験用B端子は対応する挿入したピン
のL1線が全て接続され、またL2線も接続され試験用
端子Bに出力されるのである。まとめるならば、試験用
の端子A,Bを設置して、試験のための接続レベルを設
けている。
【0022】図3は本発明の実施例の試験用端子A,B
の詳細な構成図である。交差点に設けられた斜線丸表記
のピン穴はマトリクス回路を構成するものである。この
ピン穴は多層構造の2層に設けられてパターンによって
入側の各端子に接続される。2層はL1線とL2線に対
応して使用される。さらに他の2層が出側のパターンの
ためのものであり、入側と同時に出側の各端子に接続さ
れる。出側においても2層はL1線とL2線に対応して
使用される。パターンが交差する交差点に上述の斜線丸
表記のピン穴が設けられ、このピン穴にピンを挿入する
ことにより、入側と出側のL1線、L2線をそれぞれ接
続する。例えば交差点上のピン穴Pm1 にピンを挿入し
た場合には入側のL1(m)線と出側のL1(1)線と
が接続され、入側のL2(m)線と出側のL2(1)線
とが接続される。
【0023】また黒丸表記のピン穴は入側、出側のそれ
ぞれのL1線,L2線を共通に試験用端子B1や端子B
2に接続するピン穴である。試験用端子B1のパターン
は出側のパターンと並行に入側近傍に2本設けられ、そ
の2本のパターンが接続されて更に試験用端子B1に接
続される。また、試験用端子B1はL1線、L2線用に
2個設けられ、この端子に試験装置のSP端子が接続さ
れると、試験時にはこのパターン上の上述した黒丸表記
の目的のピン穴にピンを挿入し試験を行うことが可能と
なる。また、SP端子に接続しないで、ピンを2本黒丸
表記のピン穴に挿入すると、L1どうし、L2どうしが
接続され、L1,L2それぞれの配線の試験が可能とな
る。また、入側のパターンと並行に2個のパターンが設
けられ、それらが接続されて更に試験用端子B2に接続
される。試験用端子B1と同様に試験用端子B2も2個
の端子を有し、一方がL1線用で他方がL2線用であ
る。試験においては、この試験端子B2も試験端子B1
と同様である。
【0024】尚、入側、出側とは信号の流れを表わすも
のではなく、例えば一義的に加入者側を入側、交換局側
を出側と表わしたものであり、後述するが目的に応じて
これらを使用する。
【0025】図3においてRm1 にピンを挿入した場
合、入側のL1線、L2線が試験用端子B1に接続され
る。また出側の方に挿入した場合には試験端子B2にL
1線、L2線が接続される。またRm2 ,Rm3 にピン
を挿入した場合、出側のL1(1) とL2(1) およびL2
(1) とL2(2) が試験用端子B2で短絡する。また入側
の方に挿入した場合には試験用端子B1で短絡する。
【0026】ドット丸表記のピン穴は入側や出側の端子
と試験用端子Aに接続すべきピン穴である。このピン穴
は前述した試験端子に接続されるパターンと同様に設け
られている。しかしながら、そのパターンは出側に並行
なパターン、入側に並行なパターンとそれぞれ2層より
成るが、それぞれ試験用端子Aで2層のパターンが接続
している。
【0027】例えばピン穴Smにピンを接続した場合に
は、試験用端子Aに入側の端子のL1線とL2線が接続
される。試験用端子Aはスルーホールで2層のパターン
が接続されており、この接続によってピン穴Smにピン
を挿入した場合にL1線、L2線はショートする。
【0028】図4は本発明の実施例のマトリクスボード
の3段リンク構成とした配線盤装置の構成図である。マ
トリクスボードを1次スイッチ群、2次スイッチ群、3
次スイッチ群の3次構成とし、一方を局内設備へ、他方
を加入者宅内装置へ接続している。
【0029】図5は3段リンク構成の接続を詳細に表わ
した構成図である。1次スイッチはマトリクスボードM
1−1〜M1−80よりなり、入側のそれぞれの端子X
1〜X45が線路側であって端末に接続される。そして
この入側が合計3600端子( 各端子は2本)となる。1次
スイッチのマトリクスボードM1−1〜M1−80の出
側端子の内、それぞれの出側端子Y1が2次スイッチの
マトリクスボードM2−1の入側端子に、それぞれの出
側端子Y2が2次スイッチのマトリクスボードM2−2
の入側端子に接続される。同様に、1次側の合計出側端
子Y1〜Y89が2次スイッチのマトリクスボードM2
−1〜M2−89に対応して接続される。
【0030】そして、2次スイッチのマトリクスボード
M2−1〜M2−89の出側端子Y1は3次スイッチの
マトリクスボードM3−1の出側端子Y1〜Y89に接
続される。また2次スイッチM2−1〜M2−89の出
側端子Y2は3次スイッチのマトリクスボードM3−2
の出側端子Y1〜Y89に加わる。
【0031】以上同様に接続され、3次スイッチには合
計47台のマトリクスボードM3−1〜M3−47が接続
される。なお、3次スイッチのマトリクスボードM3−
47は最終的にその入側端子はX30までである。これ
によって線路側が3600端子、局内側が2100端子の配線盤
装置となる。
【0032】図4、図5における3段リンク等の構成に
おいて試験用端子Bは図6に示すごとく入側と出側に対
応してそれぞれ共通に接続される。いわゆる複式接続さ
れる。例えば入側の(線路側)試験端子の複式接続され
た端子は、試験装置のSP端子に接続される。これによ
って例えば各線路側のユーザ端末の試験は複式接続して
いるうちのどのマトリクスボードにピンを挿入しても可
能となる。また例えば出側の試験端子を複式接続すると
2本ピンを挿入してL1どうし、L2どうしを接続する
場合、異なるマトリクスボードにそれぞれ挿入してもL
1どうし、L2どうしの接続が可能となる。
【0033】図7は3段リンクにおける試験系の構成の
一例を示す。図11の従来の試験系の構成例図と同一の
ものは同一の符号を付して説明を略する。端末24は配
線盤装置25を交換スイッチ17′を介して制御する入
力端末であり、指示したデータはコントローラ(CT)
26に入力する。そして入力した情報がコントローラ2
6で解析され、その指示に対応した動作をすべき、ロボ
ット機構(RM)27を駆動する。このロボット機構2
7は配線盤装置25内の接続機構であるピンを挿入す
る。
【0034】前述の制御においては、局内側試験の時に
は図8に示す如く、交換機12から順次3次、2次、1
次のマトリクスボードを介してピン穴P3,P2,P1
にピンを挿入し更に端末PHに接続する。そして、ピン
穴P1をピンなしとし、1次側のピン穴P0にピンを挿
入する。ピン穴P0は試験用端子B1用のもので更に端
末PHに対応した位置のものである。すなわち試験用端
子B1の対応するピン穴にピンを挿入して接続すること
により、試験装置16のSP端子がユーザ端末である電
話PHに接続され、局外側の試験を行うことができる。
【0035】また、図9に示す如くピン穴P3,P2,
P1にピンを挿入した状態で試験装置16が交換機12
の入力に接続し更に試験端子AのピンPXを挿入するこ
とにより、ユーザ端末である電話機PHのL1、L2線
が1次側のマトリクスボードで短絡されたこととなり、
3段リンクにおける試験用の端子L1,L2の短絡試験
を行うことができる。
【0036】図10に示す如くP3,P3′,P2,P
2′にピンを挿入した状態で試験端子BのPY,PY′
にピンを挿入することによりL1どうし、L2どうしが
短絡され、専用線回線試験器により試験を行うことがで
きる。
【0037】前述した配線をロボットが行うとともに、
更に図3における黒丸部や点領域内の各ピン穴に対して
もロボットがピンを挿入するので、各種試験を手作業を
介さずに行うことができる。
【0038】以上、本発明の実施例を用いて詳細に説明
したが、本発明は実施例の1枚のボードに限らず更には
3次以上のボードであってもよく、ボードの枚数に本発
明は限るものではない。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マト
リクスボードを用いたロボット制御方式による自動化さ
れた配線盤装置において、a次スイッチのピンボードマ
トリクススイッチに試験用の接続レベルを設けることに
より、配線盤装置側のシステム構築に影響を与えず、経
済的でしかも既存の試験装置と親和性のある接続ができ
るとともに、各種の試験を行うことができる。
【0040】また、1〜n次まで同一規格のピンボード
マトリクスが使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマトリクスボードの原理ブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例のマトリクスボードの構成図で
ある。
【図3】本発明の実施例の試験用端子A,B部の詳細な
構成図である。
【図4】本発明の実施例のマトリクスボードを3段リン
ク構成とした配線盤装置の構成図である。
【図5】3段リンクの詳細な構成図である。
【図6】本発明の実施例のマトリクスボードの試験用端
子Bの複式接続の説明図である。
【図7】3段リンクにおける試験系の構成図である。
【図8】3段リンクにおける局外側試験の説明図であ
る。
【図9】3段リンクにおける試験用端子L1,L2短絡
の説明図である。
【図10】3段リンクにおけるL1線,L2線どうしの
短絡の説明図である。
【図11】従来の試験系の構成例図である。
【図12】従来の配線盤装置の構成図である。
【符号の説明】
1 入側端子 2 出側端子 3 マトリクス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川勝 英男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 青山 一樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐々木 賢治 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 高橋 秀明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 重家 義次 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小野 展義 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1端子が少なくとも2本よりなるm個の
    入側端子(1−1〜1−m)と、1端子が少なくとも2
    本よりなるn個の出側端子(2−1〜2−n)とがマト
    リクス線によってマトリクス状に配線され、該マトリク
    ス線の交差点(3−1−1〜3−m−n)に設けられた
    ピン穴にピンが挿入された時に当該入側端子と出側端子
    とを前記少なくとも2本の線に対応して接続するマトリ
    クス回路(3)と、 該マトリクス回路(3)の少なくとも1辺に設けられ、
    前記マトリクス線の交差点にピン穴が設置されピン挿入
    時に挿入したピンに対応する前記少なくとも2本の線を
    短絡する第1の試験用端子(4−1,4−2)とを設け
    て成ることを特徴とするマトリクスボード。
  2. 【請求項2】 1端子が少なくとも2本よりなるm個の
    入側端子(1−1〜1−m)と、1端子が少なくとも2
    本よりなるn個の出側端子(2−1〜2〜n)とがマト
    リクス線によってマトリクス状に配線され、該マトリク
    ス線の交差点(3−1−1〜3−m−n)に設けられた
    ピン穴にピンが挿入された時に当該入側端子と出側端子
    とを前記少なくとも2本の線に対応して接続するマトリ
    クス回路(3)と、 該マトリクス回路(3)の少なくとも1辺に設けられ、
    前記マトリクス線の交差点にピン穴が設置されピン挿入
    時に挿入したピンに対応する前記少なくとも2本の線を
    短絡する第1の試験用端子(4−1,4−2)とよりな
    るマトリクスボードを用いてp段のリンクを構成し、目
    的のピンを挿入して目的の接続を行う配線盤装置におい
    て、 q段目のマトリクスボードの目的とする前記第1の試験
    端子にピンを挿入して、線路試験装置でq次からp次ま
    での配線盤装置の配線を試験することを特徴とする配線
    盤装置の試験方式。
  3. 【請求項3】 1端子が少なくとも2本よりなるm個の
    入側端子(1−1〜1−m)と、1端子が少なくとも2
    本よりなるn個の出側端子(2−1〜2−n)とがマト
    リクス線によってマトリクス状に配線され、該マトリク
    ス線の交差点(3−1−1〜3−m−n)に設けられた
    ピン穴にピンが挿入された時に当該入側端子と出側端子
    とを前記少なくとも2本の線に対応して接続するマトリ
    クス回路(3)と、 該マトリクス回路(3)の少なくとも1辺に設けられ、
    前記マトリクス線の交差点にピン穴が設置され入側のピ
    ンへの挿入に対し、当該入側のピンの位置に依存せずに
    同一端子に或いは出側のピンへの挿入に対し当該出側の
    ピンの位置に依存せずに同一端子に出力する第2の試験
    用端子(5−1,5−2)とを設けて成ることを特徴と
    するマトリクスボード。
  4. 【請求項4】 1端子が少なくとも2本よりなるm個の
    入側端子(1−1〜1−m)と、1端子が少なくとも2
    本よりなるn個の出側端子(2−1〜2−n)とがマト
    リクス線によってマトリクス状に配線され、該マトリク
    ス線の交差点(3−1−1〜3−m−n)に設けられた
    ピン穴にピンが挿入された時に当該入側端子と出側端子
    とを前記少なくとも2本の線に対応して接続するマトリ
    クス回路(3)と、 該マトリクス回路(3)の少なくとも1辺に設けられ、
    前記マトリクス線の交差点にピン穴が設置され入側のピ
    ンへの挿入に対し、当該入側のピンの位置に依存せずに
    同一端子に或いは出側のピンへの挿入に対し当該出側の
    ピンの位置に依存せずに同一端子に出力する第2の試験
    用端子(5−1,5−2)とより成るマトリクスボード
    を用いてp段のリンクを構成し、 q段目の目的の前記第2の試験用端子に出力すべきピン
    を挿入し、線路試験装置の回線状態試験を行う端子に前
    記第2の試験用端子を接続して線路の試験を行うことを
    特徴とする配線盤装置の試験方式。
  5. 【請求項5】 1端子が少なくとも2本よりなるm個の
    入側端子(1−1〜1〜m)と、1端子が少なくとも2
    本よりなるn個の出側端子(2−1〜2−n)とがマト
    リクス線によってマトリクス状に配線され、該マトリク
    ス線の交差点(3−1−1〜3−m−n)に設けられた
    ピン穴にピンが挿入された時に当該入側端子と出側端子
    とを前記少なくとも2本の線に対応して接続するマトリ
    クス回路(3)と、 該マトリクス回路(3)の少なくとも1辺に設けられ、
    前記マトリクス線の交差点にピン穴が設置され入側のピ
    ンへの挿入に対し、当該入側のピンの位置に依存せずに
    同一端子に或いは出側のピンへの挿入に対し当該出側の
    ピンの位置に依存せずに同一端子に出力する第2の試験
    用端子(5−1,5−2)とより成るマトリクスボード
    を用いてp段のリンクを構成し、 q段目の目的の前記第2の試験用端子に接続する交差点
    にピンを少なくとも2本挿入して、少なくとも2本より
    なる線を対応して短絡し、線路試験装置でq次からp次
    までの配線盤装置の配線の試験をすることを特徴とする
    配線盤装置の試験方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996034497A1 (fr) * 1995-04-27 1996-10-31 Oki Electric Industry Co., Ltd. Repartiteur general automatique
JP2011097186A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Panasonic Corp 負帰還型歪補償装置及び負帰還型歪補償方法

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