JPH05171990A - 可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法 - Google Patents
可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法Info
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Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 あらゆる運転状態下でも吸気吹き抜けによる
未燃ガスの排気管への排出を防ぐこと。 【構成】 エンジン1の吸気管2に燃料噴射弁4が設け
られ、エンジン1には吸気弁の開弁タイミングを変更す
るステップモータ5が設けてある。制御装置6は、エン
ジンクランク回転角に同期して必要量の燃料噴射を行う
とともに、エンジン運転状態に応じてエンジン気筒の吸
気弁と排気弁のオーバラップ時間を変更する可変バルブ
タイミング制御を行う。車両加速に伴う非同期燃料噴射
要求があった時に、上記オーバラップ時間が吸気弁より
排気弁への吹き抜けを生じるほど長くなっている場合に
は、非同期燃料噴射を行うことなく、上記非同期燃料噴
射要求に基づく燃料増量値を同期燃料噴射量に加えてこ
れと同時に噴射する。これにより、未燃ガスの排出が防
止され、また、非同期燃料噴射要求に対する燃料増量が
同期燃料噴射時に補償されるから、加速性能が低下する
こともない。
未燃ガスの排気管への排出を防ぐこと。 【構成】 エンジン1の吸気管2に燃料噴射弁4が設け
られ、エンジン1には吸気弁の開弁タイミングを変更す
るステップモータ5が設けてある。制御装置6は、エン
ジンクランク回転角に同期して必要量の燃料噴射を行う
とともに、エンジン運転状態に応じてエンジン気筒の吸
気弁と排気弁のオーバラップ時間を変更する可変バルブ
タイミング制御を行う。車両加速に伴う非同期燃料噴射
要求があった時に、上記オーバラップ時間が吸気弁より
排気弁への吹き抜けを生じるほど長くなっている場合に
は、非同期燃料噴射を行うことなく、上記非同期燃料噴
射要求に基づく燃料増量値を同期燃料噴射量に加えてこ
れと同時に噴射する。これにより、未燃ガスの排出が防
止され、また、非同期燃料噴射要求に対する燃料増量が
同期燃料噴射時に補償されるから、加速性能が低下する
こともない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変バルブタイミング
(VVT)制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法に関
する。
(VVT)制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジンの負荷状態に応じてエン
ジン各気筒の吸気弁と排気弁の開閉タイミングを変更
し、エンジン出力の向上および燃費低減を図る可変バル
ブタイミング制御が行われている。
ジン各気筒の吸気弁と排気弁の開閉タイミングを変更
し、エンジン出力の向上および燃費低減を図る可変バル
ブタイミング制御が行われている。
【0003】かかるタイミング制御において、吸気弁と
排気弁が同時に開いているオーバラップ時間が長くなる
と、吸気弁を介して燃焼室内に吸入された吸気が排気弁
を介してそのまま排気管へと至る、いわゆる吹き抜けが
生じる。そのため、このような期間に燃料が吸気管内に
噴射されると、その燃料も燃焼室を経て未燃のまま排気
管へ至り、排気ガス浄化触媒の損傷およびエミッション
の悪化をもたらす。
排気弁が同時に開いているオーバラップ時間が長くなる
と、吸気弁を介して燃焼室内に吸入された吸気が排気弁
を介してそのまま排気管へと至る、いわゆる吹き抜けが
生じる。そのため、このような期間に燃料が吸気管内に
噴射されると、その燃料も燃焼室を経て未燃のまま排気
管へ至り、排気ガス浄化触媒の損傷およびエミッション
の悪化をもたらす。
【0004】そこで、例えば特開昭61−185628
号公報、特開昭61−187543号公報においては、
排気弁閉鎖後に燃料噴射を行うようにして吹き抜けによ
る不具合を防止するものが提案されている。
号公報、特開昭61−187543号公報においては、
排気弁閉鎖後に燃料噴射を行うようにして吹き抜けによ
る不具合を防止するものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子式燃料
噴射において加速性の向上を図るために、スロットル弁
を大きく踏み込んだ場合等には、定常時のエンジンクラ
ンク回転角に同期した噴射とは別に、非同期で即時に必
要量の燃料噴射を行っており、これがオーバラップ作動
直前ないしオーバラップ作動中になされると、やはり上
述の吹き抜けによる不具合を生じることがある。
噴射において加速性の向上を図るために、スロットル弁
を大きく踏み込んだ場合等には、定常時のエンジンクラ
ンク回転角に同期した噴射とは別に、非同期で即時に必
要量の燃料噴射を行っており、これがオーバラップ作動
直前ないしオーバラップ作動中になされると、やはり上
述の吹き抜けによる不具合を生じることがある。
【0006】そこで、本発明はかかる課題を解決するも
ので、あらゆる内燃機関の運転状態においても噴射燃料
の吹き抜けの問題を生じることがない可変バルブタイミ
ング制御機構付エンシジンの燃料噴射制御方法を提供す
ることを目的とする。
ので、あらゆる内燃機関の運転状態においても噴射燃料
の吹き抜けの問題を生じることがない可変バルブタイミ
ング制御機構付エンシジンの燃料噴射制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、エンジンの運転状態に応じてエンジンの吸気弁と排
気弁とのうち少なくとも一方の開弁期間もしくは開弁時
期を変更する可変バルブタイミング制御機構を備えたエ
ンジンにおいて、前記エンジンのクランク回転角に同期
して必要量の燃料噴射を行うと共に、運転状態に応じて
非同期燃料噴射要求があった時に、前記吸気弁と排気弁
とが同時に開くオーバラップ期間が吸気弁への吹き抜け
を生じるほど長くなっている場合には、前記非同期燃料
噴射を行わないものである。
と、エンジンの運転状態に応じてエンジンの吸気弁と排
気弁とのうち少なくとも一方の開弁期間もしくは開弁時
期を変更する可変バルブタイミング制御機構を備えたエ
ンジンにおいて、前記エンジンのクランク回転角に同期
して必要量の燃料噴射を行うと共に、運転状態に応じて
非同期燃料噴射要求があった時に、前記吸気弁と排気弁
とが同時に開くオーバラップ期間が吸気弁への吹き抜け
を生じるほど長くなっている場合には、前記非同期燃料
噴射を行わないものである。
【0008】
【作用】かかる構成において、吸気弁と排気弁のオーバ
ラップ時間が長くなって吹き抜けを生じるおそれがある
場合には非同期燃料噴射が中止される。したがって、吹
き抜けによる不具合を生じることはない。
ラップ時間が長くなって吹き抜けを生じるおそれがある
場合には非同期燃料噴射が中止される。したがって、吹
き抜けによる不具合を生じることはない。
【0009】
【実施例】図1には本発明の方法を適用するエンジン制
御系の構成を示す。エンジン1の吸気管2には上流位置
にスロットル弁3が設けてあり、サージタンク21の下
流でエンジン1の各気筒に分岐するマニホールド22に
はそれぞれ電磁式燃料噴射弁4が設けてある。
御系の構成を示す。エンジン1の吸気管2には上流位置
にスロットル弁3が設けてあり、サージタンク21の下
流でエンジン1の各気筒に分岐するマニホールド22に
はそれぞれ電磁式燃料噴射弁4が設けてある。
【0010】エンジン1には各気筒吸気弁の開弁タイミ
ングを進遅変更するための図略のカム軸を駆動するステ
ップモータ5が設けてあり、該ステップモータ5の回転
および上記燃料噴射弁4の噴射は制御装置6のI/Oポ
ート61出力により制御される。
ングを進遅変更するための図略のカム軸を駆動するステ
ップモータ5が設けてあり、該ステップモータ5の回転
および上記燃料噴射弁4の噴射は制御装置6のI/Oポ
ート61出力により制御される。
【0011】上記I/Oポート61には、酸素センサ7
1、スロットル開度センサ72、吸気量センサ73、エ
ンジン回転センサ74、冷却水の水温センサ75および
吸気温センサ76等の信号が入力しており、制御装置6
のマイクロコンピュータ62は、上記各センサの信号に
基づいて後述の如くステップモータ5および燃料噴射弁
4の作動を制御する。以下、マイクロコンピュータ62
の制御手順を図2〜図5に示す。
1、スロットル開度センサ72、吸気量センサ73、エ
ンジン回転センサ74、冷却水の水温センサ75および
吸気温センサ76等の信号が入力しており、制御装置6
のマイクロコンピュータ62は、上記各センサの信号に
基づいて後述の如くステップモータ5および燃料噴射弁
4の作動を制御する。以下、マイクロコンピュータ62
の制御手順を図2〜図5に示す。
【0012】図2は32ms毎に割込み起動する可変バ
ルブタイミング制御ルーチンを示し、ステップ101に
てスロットル開度TAおよびエンジン回転数Neを取り
込み、これらに応じて予め決定されたマップ値より吸気
弁の目標進角位置θT を決定する(ステップ102)。
ルブタイミング制御ルーチンを示し、ステップ101に
てスロットル開度TAおよびエンジン回転数Neを取り
込み、これらに応じて予め決定されたマップ値より吸気
弁の目標進角位置θT を決定する(ステップ102)。
【0013】ステップ103では目標進角位置θT と実
進角位置θR を比較し、一致していなければ比較結果に
応じて進角側ないし遅角側へステップモータ5を1ステ
ップ回転せしめて(ステップ104,105,10
7)、実進角位置θR をカウントアップないしカウント
ダウンする(ステップ106,108)。
進角位置θR を比較し、一致していなければ比較結果に
応じて進角側ないし遅角側へステップモータ5を1ステ
ップ回転せしめて(ステップ104,105,10
7)、実進角位置θR をカウントアップないしカウント
ダウンする(ステップ106,108)。
【0014】図3は車両加速時の非同期燃料噴射制御ル
ーチンで、64ms毎に割込み起動する。ステップ20
1ではスロットル開度TAを取り込み、続いて前回のス
ロットル開度TAoとの差が所定値ΔTAより大きいか
確認する。大きければ加速要求があったものとしてステ
ップ203以下へ進む。ステップ203でエンジン回転
数Ne、吸気量Q、実進角位置θR を取り込み、これら
の値と(TA−TAo)の大きさより非同期パルスのパ
ルス幅T´を求める(ステップ204)。
ーチンで、64ms毎に割込み起動する。ステップ20
1ではスロットル開度TAを取り込み、続いて前回のス
ロットル開度TAoとの差が所定値ΔTAより大きいか
確認する。大きければ加速要求があったものとしてステ
ップ203以下へ進む。ステップ203でエンジン回転
数Ne、吸気量Q、実進角位置θR を取り込み、これら
の値と(TA−TAo)の大きさより非同期パルスのパ
ルス幅T´を求める(ステップ204)。
【0015】続くステップ205では吹き抜け域か否か
を判定する。この吹き抜け域の判定は例えば特開昭63
−297746号公報に示される如く、エンジン回転数
Neと吸気量Qにより吸気弁と排気弁のオーバラップ時
間が決定されることに鑑みて、吹き抜け域を示すNeと
Qの領域を予めマップで準備してこれを参照することに
より行う。
を判定する。この吹き抜け域の判定は例えば特開昭63
−297746号公報に示される如く、エンジン回転数
Neと吸気量Qにより吸気弁と排気弁のオーバラップ時
間が決定されることに鑑みて、吹き抜け域を示すNeと
Qの領域を予めマップで準備してこれを参照することに
より行う。
【0016】ステップ205で吹き抜け域と判定されな
かった場合には、即座に非同期パルスを出力してパルス
幅T´に応じた時間だけ燃料噴射弁4を開弁し、非同期
の燃料噴射を行う(ステップ206)。一方、吹き抜け
域と判定された場合には非同期噴射は行わず、噴射補正
フラグfA をセットして(ステップ207)、現スロッ
トル開度TAをTAoとする(ステップ208)。
かった場合には、即座に非同期パルスを出力してパルス
幅T´に応じた時間だけ燃料噴射弁4を開弁し、非同期
の燃料噴射を行う(ステップ206)。一方、吹き抜け
域と判定された場合には非同期噴射は行わず、噴射補正
フラグfA をセットして(ステップ207)、現スロッ
トル開度TAをTAoとする(ステップ208)。
【0017】図4は16ms毎に割込み起動する噴射量
演算ルーチンである。ステップ301では吸気量Q、エ
ンジン回転数Ne、冷却水温THW、吸気温THAを取
り込み、ステップ302でQ/Neに応じた基本噴射時
間TD を算出した後、上記THW,THAおよび酸素セ
ンサ71の信号に基づいて補正係数K1 ,K2 ,K3を
求めて有効噴射時間Tiを算出する(ステップ30
3)。
演算ルーチンである。ステップ301では吸気量Q、エ
ンジン回転数Ne、冷却水温THW、吸気温THAを取
り込み、ステップ302でQ/Neに応じた基本噴射時
間TD を算出した後、上記THW,THAおよび酸素セ
ンサ71の信号に基づいて補正係数K1 ,K2 ,K3を
求めて有効噴射時間Tiを算出する(ステップ30
3)。
【0018】ステップ304では噴射補正フラグfA を
確認し、これがセットされている場合には、上記ステッ
プ303で算出された有効噴射時間Tiに、図3のステ
ップ204で算出した非同期パルス幅T´を加えて最終
的な有効噴射時間Tiとする(ステップ305)。
確認し、これがセットされている場合には、上記ステッ
プ303で算出された有効噴射時間Tiに、図3のステ
ップ204で算出した非同期パルス幅T´を加えて最終
的な有効噴射時間Tiとする(ステップ305)。
【0019】図5は、クランクシャフト回転角に同期し
て起動する噴射出力ルーチンであり、各気筒における上
死点TDC後の所定角度毎(例えば排気弁が閉じる角度
位置)に起動する。ステップ401では、有効噴射時間
Tiにバッテリ電圧に応じた無効噴射パルス幅TV を加
えて出力パルスのパルス幅Toutを決定する。
て起動する噴射出力ルーチンであり、各気筒における上
死点TDC後の所定角度毎(例えば排気弁が閉じる角度
位置)に起動する。ステップ401では、有効噴射時間
Tiにバッテリ電圧に応じた無効噴射パルス幅TV を加
えて出力パルスのパルス幅Toutを決定する。
【0020】ステップ402では、吸気行程にある気筒
の燃料噴射弁4に出力パルスを与えて開弁せしめ、所定
量の燃料噴射を行う。ステップ403で噴射補正フラグ
fAの状態を判定し、セットされている場合にはステッ
プ404でカウンタKをカウントアップする。このカウ
ンタKを、気筒数に等しい値(本実施例では4)までカ
ウントすると、上記噴射補正フラグfA をリセットする
とともに(ステップ405,406)、カウンタKをリ
セットする(ステップ407)。
の燃料噴射弁4に出力パルスを与えて開弁せしめ、所定
量の燃料噴射を行う。ステップ403で噴射補正フラグ
fAの状態を判定し、セットされている場合にはステッ
プ404でカウンタKをカウントアップする。このカウ
ンタKを、気筒数に等しい値(本実施例では4)までカ
ウントすると、上記噴射補正フラグfA をリセットする
とともに(ステップ405,406)、カウンタKをリ
セットする(ステップ407)。
【0021】このようにして、吹き抜け域においては非
同期噴射が中止されて未燃燃料が排気管へ排出されるの
を防止する。そして、非同期噴射要求に基づく燃料増量
分は同期噴射量に加えて噴射するから、車両加速性能が
減殺されることはない。
同期噴射が中止されて未燃燃料が排気管へ排出されるの
を防止する。そして、非同期噴射要求に基づく燃料増量
分は同期噴射量に加えて噴射するから、車両加速性能が
減殺されることはない。
【0022】なお、図2の可変バルブタイミング制御に
おいて、ステップモータ5の実際の回転角をポテンショ
メータ等によりフィードバックするようにしても良い。
おいて、ステップモータ5の実際の回転角をポテンショ
メータ等によりフィードバックするようにしても良い。
【0023】図4のステップ305で非同期パルス幅T
´を加えるのに代えて、例えば有効噴射時間Tiに対し
て(TA−TAo)に応じた補正係数K4 を乗じて最終
的な有効噴射時間Tiを得るようにしても良い。
´を加えるのに代えて、例えば有効噴射時間Tiに対し
て(TA−TAo)に応じた補正係数K4 を乗じて最終
的な有効噴射時間Tiを得るようにしても良い。
【0024】また、同期噴射時点まで非同期噴射を遅ら
せることによる霧化の不十分を補うために、上記パルス
幅T´に適当な補償時間αを加えた(T´+α)をTi
に加えるようにしても良い。
せることによる霧化の不十分を補うために、上記パルス
幅T´に適当な補償時間αを加えた(T´+α)をTi
に加えるようにしても良い。
【0025】さらに、車両加速性能の低下がそれほど問
題とならない場合には、同期噴射を増量することなく、
非同期噴射の中止のみを行なうようにしても良い。
題とならない場合には、同期噴射を増量することなく、
非同期噴射の中止のみを行なうようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明のエンジン燃料噴射
制御方法によれば、車両加速に伴う増量燃料が、吹き抜
けにより未燃のまま排気管へと至る不具合を確実に防止
できる。
制御方法によれば、車両加速に伴う増量燃料が、吹き抜
けにより未燃のまま排気管へと至る不具合を確実に防止
できる。
【図1】本発明の方法を適用する制御装置の構成図であ
る。
る。
【図2】制御方法を説明するフローチャートである。
【図3】制御方法を説明するフローチャートである。
【図4】制御方法を説明するフローチャートである。
【図5】制御方法を説明するフローチャートである。
1 エンジン 2 吸気管 22 マニホールド 3 スロットルバルブ 4 燃料噴射弁 5 ステップモータ 6 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの運転状態に応じてエンジンの
吸気弁と排気弁とのうち少なくとも一方の開弁期間もし
くは開弁時期を変更する可変バルブタイミング制御機構
を備えたエンジンにおいて、前記エンジンのクランク回
転角に同期して必要量の燃料噴射を行うと共に、運転状
態に応じて非同期燃料噴射要求があった時に、前記吸気
弁と排気弁とが同時に開くオーバラップ期間が吸気弁よ
り排気弁への吹き抜けを生じるほど長くなっている場合
には、前記非同期燃料噴射を行わないことを特徴とする
可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制
御方法。 - 【請求項2】 エンジンの運転状態に応じてエンジンの
吸気弁と排気弁とのうち少なくとも一方の開弁期間もし
くは開弁時期を変更する可変バルブタイミング制御機構
を備えたエンジンにおいて、前記エンジンのクランク回
転角に同期して必要量の燃料噴射を行うと共に、運転状
態に応じて非同期燃料噴射要求があった時に、前記吸気
弁と排気弁とが同時に開くオーバラップ期間が吸気弁よ
り排気弁への吹き抜けを生じるほど長くなっている場合
には、前記非同期燃料噴射を行うことなく、非同期燃料
噴射要求に基づき同期燃料噴射量を増量補正して噴射せ
しめることを特徴とする可変バルブタイミング制御機構
付エンジンの燃料噴射制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35704491A JP3236049B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35704491A JP3236049B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171990A true JPH05171990A (ja) | 1993-07-09 |
JP3236049B2 JP3236049B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18452096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35704491A Expired - Fee Related JP3236049B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 可変バルブタイミング制御機構付エンジンの燃料噴射制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236049B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9624865B2 (en) | 2014-08-27 | 2017-04-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control method of internal combustion engine |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP35704491A patent/JP3236049B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9624865B2 (en) | 2014-08-27 | 2017-04-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control method of internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236049B2 (ja) | 2001-12-04 |
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