JPH05153655A - システムコードレス電話の位置登録方式 - Google Patents
システムコードレス電話の位置登録方式Info
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- JPH05153655A JPH05153655A JP3316701A JP31670191A JPH05153655A JP H05153655 A JPH05153655 A JP H05153655A JP 3316701 A JP3316701 A JP 3316701A JP 31670191 A JP31670191 A JP 31670191A JP H05153655 A JPH05153655 A JP H05153655A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はマルチゾーン型のシステムコードレス
電話の位置登録方式に関し,交換機に登録された位置と
子機が保持する番号を発呼時の位置登録において完全に
一致させることにより着信が受け付けられない事態の発
生を防止することを目的とする。 【構成】子機は交換機に対して処理を要求する信号を発
生する手段とゾーン格納手段とを備え,接続装置は設定
されたゾーン番号の保持手段と,子機からの要求信号を
受信すると交換機に対して送信する手段及び交換機から
の確認信号を受け取ると子機に対しゾーン番号を付加し
て送信する手段とを備える。交換機は要求信号を受信し
た接続装置からゾーン番号を決定し,ゾーン登録テーブ
ルの該当子機のゾーン番号を書替え,確認信号を送出す
ると,接続装置からゾーン番号を付加して送信され,子
機は受信したゾーン番号によりゾーン格納手段のゾーン
番号を更新するよう構成する。
電話の位置登録方式に関し,交換機に登録された位置と
子機が保持する番号を発呼時の位置登録において完全に
一致させることにより着信が受け付けられない事態の発
生を防止することを目的とする。 【構成】子機は交換機に対して処理を要求する信号を発
生する手段とゾーン格納手段とを備え,接続装置は設定
されたゾーン番号の保持手段と,子機からの要求信号を
受信すると交換機に対して送信する手段及び交換機から
の確認信号を受け取ると子機に対しゾーン番号を付加し
て送信する手段とを備える。交換機は要求信号を受信し
た接続装置からゾーン番号を決定し,ゾーン登録テーブ
ルの該当子機のゾーン番号を書替え,確認信号を送出す
ると,接続装置からゾーン番号を付加して送信され,子
機は受信したゾーン番号によりゾーン格納手段のゾーン
番号を更新するよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチゾーン形のシステ
ムコードレス電話の位置登録方式に関する。マルチゾー
ン形のシステムコードレス電話では,構内または公衆用
の交換機が各ゾーンに配置された無線装置を備えた接続
装置を介して各ゾーン内のコードレスの子機に対して交
換接続のサービスを行う。このようなコードレスの子機
は通話中に移動する場合があり,同じゾーン内での移動
であれば問題ないが,異なるゾーンへ移動すると交換機
側でその移動先が分からないと円滑な通信を維持するこ
とができない。例えば,着信時に相手をどのゾーンで呼
出すか分からなくなる。そのため交換機は子機の位置を
登録しておき移動した場合には,その登録された位置を
更新する必要がある。
ムコードレス電話の位置登録方式に関する。マルチゾー
ン形のシステムコードレス電話では,構内または公衆用
の交換機が各ゾーンに配置された無線装置を備えた接続
装置を介して各ゾーン内のコードレスの子機に対して交
換接続のサービスを行う。このようなコードレスの子機
は通話中に移動する場合があり,同じゾーン内での移動
であれば問題ないが,異なるゾーンへ移動すると交換機
側でその移動先が分からないと円滑な通信を維持するこ
とができない。例えば,着信時に相手をどのゾーンで呼
出すか分からなくなる。そのため交換機は子機の位置を
登録しておき移動した場合には,その登録された位置を
更新する必要がある。
【0002】
【従来の技術】図14は従来例の説明図である。図14
において,100はマルチゾーン形のコードレスシステ
ムの交換機(主制御装置ともいう),101A,101
Bは各ゾーンA,B内にそれぞれ固定して設置され交換
機100に接続された接続装置(BSで表す),PSは
子機を表す。構内システムの場合には,例えば,建物の
各フロアがそれぞれ別のゾーンに割り当てられ,接続装
置が1台づつ設けられ,各接続装置は交換機100に線
路で接続され,子機(PSで表示)との間は無線の制御
チャネル(Cch)により制御信号を,通話チャネル
(Sch)により通話信号の通信が行われる。
において,100はマルチゾーン形のコードレスシステ
ムの交換機(主制御装置ともいう),101A,101
Bは各ゾーンA,B内にそれぞれ固定して設置され交換
機100に接続された接続装置(BSで表す),PSは
子機を表す。構内システムの場合には,例えば,建物の
各フロアがそれぞれ別のゾーンに割り当てられ,接続装
置が1台づつ設けられ,各接続装置は交換機100に線
路で接続され,子機(PSで表示)との間は無線の制御
チャネル(Cch)により制御信号を,通話チャネル
(Sch)により通話信号の通信が行われる。
【0003】この例は交換機100が構内用の設備の例
であり,交換機100には他の構内交換機や公衆網から
の外線と,複数の接続装置BSとが接続され,交換機1
00は要求された交換接続や,各子機PSに対する接続
装置BSとの通信の開始や切断の制御を行う。
であり,交換機100には他の構内交換機や公衆網から
の外線と,複数の接続装置BSとが接続され,交換機1
00は要求された交換接続や,各子機PSに対する接続
装置BSとの通信の開始や切断の制御を行う。
【0004】交換機100に対しその中に登録された何
れかの子機への着信があると,着信先の子機をどのゾー
ンの接続装置BSから呼び出しを行うか決定する。その
ため,現在各子機がどのゾーンに存在しているかのゾー
ン登録が交換機内で行われている。交換機100に外線
から着信して相手の子機PSがゾーンAに位置している
ことが登録情報により識別されると,そのゾーンの接続
装置101Aから子機PSを呼び出す。
れかの子機への着信があると,着信先の子機をどのゾー
ンの接続装置BSから呼び出しを行うか決定する。その
ため,現在各子機がどのゾーンに存在しているかのゾー
ン登録が交換機内で行われている。交換機100に外線
から着信して相手の子機PSがゾーンAに位置している
ことが登録情報により識別されると,そのゾーンの接続
装置101Aから子機PSを呼び出す。
【0005】従来の子機の位置を登録する方式として,
各ゾーンの接続装置BSから各ゾーンを示すゾーン表示
信号を定期的に送出し,子機PS側でこの信号をモニタ
する。子機PSにも自己の位置を登録・保持する手段が
備えられ,モニタした時のゾーン表示が自己が登録して
いるゾーンと一致しないことを利用者が発見すると,位
置登録キーを操作することにより制御チャネル(Cc
h)により交換機に対し位置登録の信号(ゾーン番号が
付加された信号)が送信されるという手順で行われる。
例えば,図14において,子機(以下PSという)が位
置xにいる時はゾーンBの表示信号(#B)を受信して
いるが,位置yに移動するとゾーンAの表示信号(#
A)を受信する。この場合,図14の下側に示すように
PSは#Aのゾーン登録を交換機に対して行う。
各ゾーンの接続装置BSから各ゾーンを示すゾーン表示
信号を定期的に送出し,子機PS側でこの信号をモニタ
する。子機PSにも自己の位置を登録・保持する手段が
備えられ,モニタした時のゾーン表示が自己が登録して
いるゾーンと一致しないことを利用者が発見すると,位
置登録キーを操作することにより制御チャネル(Cc
h)により交換機に対し位置登録の信号(ゾーン番号が
付加された信号)が送信されるという手順で行われる。
例えば,図14において,子機(以下PSという)が位
置xにいる時はゾーンBの表示信号(#B)を受信して
いるが,位置yに移動するとゾーンAの表示信号(#
A)を受信する。この場合,図14の下側に示すように
PSは#Aのゾーン登録を交換機に対して行う。
【0006】このような位置登録方式では,子機がある
ゾーンから別のゾーンに移動した場合,子機の利用者は
現在の位置が移動前のゾーンと同じゾーンであるかどう
かを一定の時間間隔毎に発生するゾーン表示信号を受け
取ってチェックし,異なるゾーンであることが分かると
位置登録を行うため,位置登録を行うまでに時間がかか
り,異なるゾーンの場合は正しい位置を登録するまでこ
の子機に対する着信を受けられなくなるという問題があ
った。
ゾーンから別のゾーンに移動した場合,子機の利用者は
現在の位置が移動前のゾーンと同じゾーンであるかどう
かを一定の時間間隔毎に発生するゾーン表示信号を受け
取ってチェックし,異なるゾーンであることが分かると
位置登録を行うため,位置登録を行うまでに時間がかか
り,異なるゾーンの場合は正しい位置を登録するまでこ
の子機に対する着信を受けられなくなるという問題があ
った。
【0007】これを解決する方法として,例えば子機を
持って利用者が移動した時,発呼して位置を登録すると
いう方法がある。この発呼位置登録方式の問題点説明図
を図15に示す。すなわち,図15において,子機PS
aの保持者が最初ゾーンBの位置dにいた場合,ゾーン
BのBSを介して交換機にゾーンBとして登録されてい
る。この後,子機PSaが位置c(ゾーンAとゾーンB
が重複する範囲内)に移動して発呼すると,この発呼信
号はゾーンAとゾーンBの両方のBSから交換機に送信
される。そして,交換機は,この中から先に届いた信号
で発呼処理を行うため,ゾーンAからの信号が早い場
合,交換機ではこの子機PSaの位置をゾーンAに登録
する。この状態から子機PSaが位置dに移動すると,
子機の位置検出はゾーンBのゾーン表示信号を定期的に
受信しているが,子機PSaの保持者は既に位置cにお
いて発呼した時,自分の位置をゾーンBとして交換機で
登録されているものと認識しているため,位置dに移動
した後も子機からはゾーン登録信号が送出されない。一
方,交換機はゾーンAに子機の位置を登録したままとな
る。
持って利用者が移動した時,発呼して位置を登録すると
いう方法がある。この発呼位置登録方式の問題点説明図
を図15に示す。すなわち,図15において,子機PS
aの保持者が最初ゾーンBの位置dにいた場合,ゾーン
BのBSを介して交換機にゾーンBとして登録されてい
る。この後,子機PSaが位置c(ゾーンAとゾーンB
が重複する範囲内)に移動して発呼すると,この発呼信
号はゾーンAとゾーンBの両方のBSから交換機に送信
される。そして,交換機は,この中から先に届いた信号
で発呼処理を行うため,ゾーンAからの信号が早い場
合,交換機ではこの子機PSaの位置をゾーンAに登録
する。この状態から子機PSaが位置dに移動すると,
子機の位置検出はゾーンBのゾーン表示信号を定期的に
受信しているが,子機PSaの保持者は既に位置cにお
いて発呼した時,自分の位置をゾーンBとして交換機で
登録されているものと認識しているため,位置dに移動
した後も子機からはゾーン登録信号が送出されない。一
方,交換機はゾーンAに子機の位置を登録したままとな
る。
【0008】このように,発呼により位置登録を行う方
式にも問題があった。
式にも問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
の位置登録方式の中で接続装置BSからのゾーン表示信
号を子機がモニタしてゾーンが変わったことを識別する
と,利用者により位置登録の操作を行う方式及び発呼時
に交換機において位置登録を行う方式の何れも,上記し
たような問題があった。
の位置登録方式の中で接続装置BSからのゾーン表示信
号を子機がモニタしてゾーンが変わったことを識別する
と,利用者により位置登録の操作を行う方式及び発呼時
に交換機において位置登録を行う方式の何れも,上記し
たような問題があった。
【0010】本発明は交換機に登録された位置と子機が
保持する番号を発呼時の位置登録において完全に一致さ
せることにより着信が受け付けられない事態の発生を防
止することができるシステムコードレス電話の位置登録
方式を提供することを目的とする。
保持する番号を発呼時の位置登録において完全に一致さ
せることにより着信が受け付けられない事態の発生を防
止することができるシステムコードレス電話の位置登録
方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は交換機,2はゾーン登録
処理手段,3は各子機のゾーン番号を登録する登録テー
ブル,4は子機から要求された相手を呼び出す等の制御
を行う制御部,5はゾーンに対応して設けられた接続装
置(BS),6は要求信号送出手段,7は確認信号送出
手段,8はゾーン番号設定部,9は子機(PS),10
は発呼信号等の制御信号を発生する要求発生手段,11
は登録手段,12は子機に設けられたゾーン番号格納部
である。
図である。図1において,1は交換機,2はゾーン登録
処理手段,3は各子機のゾーン番号を登録する登録テー
ブル,4は子機から要求された相手を呼び出す等の制御
を行う制御部,5はゾーンに対応して設けられた接続装
置(BS),6は要求信号送出手段,7は確認信号送出
手段,8はゾーン番号設定部,9は子機(PS),10
は発呼信号等の制御信号を発生する要求発生手段,11
は登録手段,12は子機に設けられたゾーン番号格納部
である。
【0012】本発明は子機から発呼等の信号を送信する
と接続装置で受付けられ,交換機に送信することにより
交換機に登録された子機のゾーン番号を更新し,交換機
から子機へ送信する確認信号に対して接続装置でゾーン
番号を付加することにより,子機が保持する登録ゾーン
番号を更新するものである。
と接続装置で受付けられ,交換機に送信することにより
交換機に登録された子機のゾーン番号を更新し,交換機
から子機へ送信する確認信号に対して接続装置でゾーン
番号を付加することにより,子機が保持する登録ゾーン
番号を更新するものである。
【0013】
【作用】図1において,子機9から発呼等の制御信号を
発生する要求発生手段10を駆動すると,無線により接
続装置5へ要求信号が送出される。なお,要求信号には
子機を識別する情報も含まれている。ゾーンに対応して
設置された接続装置5にはそのゾーン番号がゾーン番号
設定部8に設定されており,子機からの要求信号を受け
取ると要求信号送出手段6は要求信号を交換機1に送出
する。交換機1はこれを受け取るとゾーン登録処理手段
2において登録テーブル3内の当該子機9のゾーン番号
として,予め交換機に登録されている接続装置のゾーン
番号を登録(または更新)する。制御部4から要求信号
に対する子機への確認信号を送信すると接続装置5で受
け取られる。接続装置5はこの確認信号に対し,ゾーン
番号設定部8に設定されたゾーン番号を付加して子機9
へ無線で送信する。子機はこれを受け取ると,登録手段
11により確認信号の中に含まれたゾーン番号を取り出
して子機内のゾーン番号格納部12に書込んで登録を行
う。
発生する要求発生手段10を駆動すると,無線により接
続装置5へ要求信号が送出される。なお,要求信号には
子機を識別する情報も含まれている。ゾーンに対応して
設置された接続装置5にはそのゾーン番号がゾーン番号
設定部8に設定されており,子機からの要求信号を受け
取ると要求信号送出手段6は要求信号を交換機1に送出
する。交換機1はこれを受け取るとゾーン登録処理手段
2において登録テーブル3内の当該子機9のゾーン番号
として,予め交換機に登録されている接続装置のゾーン
番号を登録(または更新)する。制御部4から要求信号
に対する子機への確認信号を送信すると接続装置5で受
け取られる。接続装置5はこの確認信号に対し,ゾーン
番号設定部8に設定されたゾーン番号を付加して子機9
へ無線で送信する。子機はこれを受け取ると,登録手段
11により確認信号の中に含まれたゾーン番号を取り出
して子機内のゾーン番号格納部12に書込んで登録を行
う。
【0014】このようにして子機が保持するゾーン番号
と,交換機1に登録された子機番号を一致させることが
できるため,交換機から子機への着信が不可となる事態
の発生を防止できる。
と,交換機1に登録された子機番号を一致させることが
できるため,交換機から子機への着信が不可となる事態
の発生を防止できる。
【0015】
【実施例】図2は本発明が実施されるシステム構成図,
図3は接続装置制御部及び接続装置の構成図である。
図3は接続装置制御部及び接続装置の構成図である。
【0016】図2において,20はネットワーク(N
W),21は共通制御装置(CC),22は主記憶装置
(MM),23は接続装置制御部(BSC),24は接
続装置(BS),25は子機を表す。この例では,図2
の20〜23により構内交換機(PBX)が構成され
る。
W),21は共通制御装置(CC),22は主記憶装置
(MM),23は接続装置制御部(BSC),24は接
続装置(BS),25は子機を表す。この例では,図2
の20〜23により構内交換機(PBX)が構成され
る。
【0017】共通制御装置21は,子機25と他の子機
や外線(他の構内交換機や公衆網に接続)との間の発着
信の接続制御を行うと共に,本発明により子機からの発
呼を要求する信号や,位置登録を要求する信号または,
電源オンを通知する信号に対応してゾーン番号の登録に
関する後述する各処理を行う。接続装置制御部23は接
続装置24及び子機25に対する制御信号を共通制御装
置21から受け取って送信したり,子機25や接続装置
24からの制御信号を受け取って共通制御装置21に供
給する制御を行う。主記憶装置22には,各子機25に
ついて現在の登録されたゾーン番号を格納するゾーン登
録テーブル220を備えている。
や外線(他の構内交換機や公衆網に接続)との間の発着
信の接続制御を行うと共に,本発明により子機からの発
呼を要求する信号や,位置登録を要求する信号または,
電源オンを通知する信号に対応してゾーン番号の登録に
関する後述する各処理を行う。接続装置制御部23は接
続装置24及び子機25に対する制御信号を共通制御装
置21から受け取って送信したり,子機25や接続装置
24からの制御信号を受け取って共通制御装置21に供
給する制御を行う。主記憶装置22には,各子機25に
ついて現在の登録されたゾーン番号を格納するゾーン登
録テーブル220を備えている。
【0018】接続装置制御部(BSC)23の内部のブ
ロック構成を図3のA.に示す。図3のA.のINF2
30は共通制御装置(図2のCC21)と回線終端装置
(CT)231との間で制御信号を送受するインタフェ
ース回路であり,CT231は接続装置(図2のBS2
4)と線路で接続するドライバ(D)232及びレシー
バ(R)233に接続され,制御信号をINF230と
の間で送受し,通信信号(音声等)をネットワーク(図
2のNW20)と送受する。
ロック構成を図3のA.に示す。図3のA.のINF2
30は共通制御装置(図2のCC21)と回線終端装置
(CT)231との間で制御信号を送受するインタフェ
ース回路であり,CT231は接続装置(図2のBS2
4)と線路で接続するドライバ(D)232及びレシー
バ(R)233に接続され,制御信号をINF230と
の間で送受し,通信信号(音声等)をネットワーク(図
2のNW20)と送受する。
【0019】また,図2の接続装置(BS)24のブロ
ック構成を図3のB.に示す。図3のB.のレシーバ
(R)240,ドライバ(D)241は接続装置制御部
23のドライバ,レシーバに線路を介して接続され,制
御信号,通話信号の送受を行い,回線終端装置(CT)
242はデコーダ(DC)245,コーダ(CD)24
6を介して,ディジタル信号の形態で無線部(RF)2
47と接続され,無線部247は子機と電波により通信
を行う。
ック構成を図3のB.に示す。図3のB.のレシーバ
(R)240,ドライバ(D)241は接続装置制御部
23のドライバ,レシーバに線路を介して接続され,制
御信号,通話信号の送受を行い,回線終端装置(CT)
242はデコーダ(DC)245,コーダ(CD)24
6を介して,ディジタル信号の形態で無線部(RF)2
47と接続され,無線部247は子機と電波により通信
を行う。
【0020】メモリ244は,ゾーン番号格納エリアや
その他のプログラムやデータが格納され,ゾーン番号格
納エリアのゾーン番号はこの接続装置(BS)24の初
期化時に交換機側からの制御により設定され,本発明に
よる位置登録の制御においてこのゾーン番号が使用され
る。また,モデム部(MD)248は無線部247と接
続され制御信号を変復調する機能を備え,子機へ送信す
る制御信号は制御部(CTL)243から指示され,受
信した制御信号は制御部243に供給する。
その他のプログラムやデータが格納され,ゾーン番号格
納エリアのゾーン番号はこの接続装置(BS)24の初
期化時に交換機側からの制御により設定され,本発明に
よる位置登録の制御においてこのゾーン番号が使用され
る。また,モデム部(MD)248は無線部247と接
続され制御信号を変復調する機能を備え,子機へ送信す
る制御信号は制御部(CTL)243から指示され,受
信した制御信号は制御部243に供給する。
【0021】制御部243はCT242や無線部247
を制御する。制御部243は通話チャネル(Sch)や
制御チャネル(Cch)の割り当て制御や,通話信号及
び制御信号を接続装置制御部BSC(図3のA.)との
間で送受信し,制御情報は接続装置制御部BSCを介し
て交換機の共通制御装置(図2の21)に送られる。
を制御する。制御部243は通話チャネル(Sch)や
制御チャネル(Cch)の割り当て制御や,通話信号及
び制御信号を接続装置制御部BSC(図3のA.)との
間で送受信し,制御情報は接続装置制御部BSCを介し
て交換機の共通制御装置(図2の21)に送られる。
【0022】図2のようなシステム構成及び図3のよう
な構成を用いた本発明の実施例を以下に説明する。図4
は接続装置(BS)の初期設定の処理フローであり,初
期設定情報が交換機のCC21(図2参照)から送られ
てくると,その中に含まれるゾーン番号が図4の右側に
示すように制御部(図3の243)に設けられたメモリ
244内のゾーン番号格納エリアに格納される。その
後,その他の初期設定処理が行われて初期設定が終了す
る。
な構成を用いた本発明の実施例を以下に説明する。図4
は接続装置(BS)の初期設定の処理フローであり,初
期設定情報が交換機のCC21(図2参照)から送られ
てくると,その中に含まれるゾーン番号が図4の右側に
示すように制御部(図3の243)に設けられたメモリ
244内のゾーン番号格納エリアに格納される。その
後,その他の初期設定処理が行われて初期設定が終了す
る。
【0023】次に図5,図6を用いて実施例1を説明す
る。この実施例1は,PSから通常の発呼キーを操作す
ることにより発呼を行った時に交換機及びPSに同じゾ
ーン番号による位置登録を行う例である。
る。この実施例1は,PSから通常の発呼キーを操作す
ることにより発呼を行った時に交換機及びPSに同じゾ
ーン番号による位置登録を行う例である。
【0024】図5は実施例1の動作シーケンスであり,
図の「交換機」は図2の20〜23の各装置の全体を表
し,「BS」は子機PSの現在位置のゾーンに設けられ
た接続装置であり,上記図4によりゾーン番号が設定さ
れているものとする。
図の「交換機」は図2の20〜23の各装置の全体を表
し,「BS」は子機PSの現在位置のゾーンに設けられ
た接続装置であり,上記図4によりゾーン番号が設定さ
れているものとする。
【0025】PSの保持者が発呼キーを操作して発呼信
号を送信すると(図5のa),BSでこれを受信する。
BSは,この発呼信号を,交換機へ送信する(同b)。
交換機ではこれを受信すると,位置登録処理を行う(発
呼したPSのゾーン番号を登録する)。次いで交換機は
PSに対し発呼可を表す確認信号を認する信号を送信す
る(同c)。BSでこれを受信すると,PSへの発呼可
(ACK)の確認信号と,通話チャネル(Sch)指定
及びこのBSのゾーン番号を付加して送信する(同
d)。PSはこれを受信すると,受信信号の中に含まれ
たゾーン番号により子機内に設けられたゾーン登録部
(図示せず)の内容を変更する(書き込む)。PSはこ
の後,BSに対しSch確認の信号を送信すると(同
e),BSから交換機に対しSch確立の通知が送られ
る(同f)。
号を送信すると(図5のa),BSでこれを受信する。
BSは,この発呼信号を,交換機へ送信する(同b)。
交換機ではこれを受信すると,位置登録処理を行う(発
呼したPSのゾーン番号を登録する)。次いで交換機は
PSに対し発呼可を表す確認信号を認する信号を送信す
る(同c)。BSでこれを受信すると,PSへの発呼可
(ACK)の確認信号と,通話チャネル(Sch)指定
及びこのBSのゾーン番号を付加して送信する(同
d)。PSはこれを受信すると,受信信号の中に含まれ
たゾーン番号により子機内に設けられたゾーン登録部
(図示せず)の内容を変更する(書き込む)。PSはこ
の後,BSに対しSch確認の信号を送信すると(同
e),BSから交換機に対しSch確立の通知が送られ
る(同f)。
【0026】次に上記の動作シーケンスを実現する各部
の処理フローを図6に示す。なお,図6のA.〜C.に
は,上記図5においてBSからの発呼信号を交換機で受
信した後の交換機の共通制御装置(CC),BS,PS
の各部における処理フローである。
の処理フローを図6に示す。なお,図6のA.〜C.に
は,上記図5においてBSからの発呼信号を交換機で受
信した後の交換機の共通制御装置(CC),BS,PS
の各部における処理フローである。
【0027】CCの処理は,A.に示すように,BSか
らの発呼を受信すると,予めCCに登録されている情報
から発呼を受信したBSのゾーン番号を決定しゾーン登
録テーブルを書替える。次いで発呼可を送出して,発呼
処理を継続する。BSでは,B.に示すように交換機か
ら発呼可を受信すると,ゾーン番号を読み出し(B.の
S1),PSに対し指定すべきSchを決定し(同S
2),ゾーン番号を含む発呼ACKを編集する(同S
3)。編集した発呼ACKをPSに送出し(同S4),
Sch確立処理へ移行する。PSでは,C.に示すよう
にBSからの発呼ACKを受信すると,発呼中ゾーン番
号エリア(子機内に設けたゾーン番号格納部)に受信し
たゾーン番号を格納し,発呼処理を継続する。
らの発呼を受信すると,予めCCに登録されている情報
から発呼を受信したBSのゾーン番号を決定しゾーン登
録テーブルを書替える。次いで発呼可を送出して,発呼
処理を継続する。BSでは,B.に示すように交換機か
ら発呼可を受信すると,ゾーン番号を読み出し(B.の
S1),PSに対し指定すべきSchを決定し(同S
2),ゾーン番号を含む発呼ACKを編集する(同S
3)。編集した発呼ACKをPSに送出し(同S4),
Sch確立処理へ移行する。PSでは,C.に示すよう
にBSからの発呼ACKを受信すると,発呼中ゾーン番
号エリア(子機内に設けたゾーン番号格納部)に受信し
たゾーン番号を格納し,発呼処理を継続する。
【0028】次に実施例2を図7,図8を用いて説明を
する。この実施例2の場合,PSから位置登録キーを操
作することにより,交換機及びPSの両方で同じゾーン
番号が登録される例である。
する。この実施例2の場合,PSから位置登録キーを操
作することにより,交換機及びPSの両方で同じゾーン
番号が登録される例である。
【0029】図7は実施例2の動作シーケンスであり,
最初にPSから位置登録キーの押下により,位置登録信
号が送信される(図7のa)。BSは,その位置登録信
号を交換機へ送出する(同b)。交換機はこれを受け取
ると,発呼PSについて位置登録処理を行う(ゾーン登
録テーブルを書替)。次いで,位置登録確認(ACK)
信号をBSへ送出すると(同c),これを受け取ったB
Sは,上記図4に示す処理により予めゾーン番号が設定
されており,BSはこの位置登録確認(ACK)にゾー
ン番号を付加した信号をPSへ送信する(同d)。PS
はこれを受け取ると,自己が保持するゾーン番号格納部
に登録されたゾーン番号を受信したゾーン番号により書
替える。
最初にPSから位置登録キーの押下により,位置登録信
号が送信される(図7のa)。BSは,その位置登録信
号を交換機へ送出する(同b)。交換機はこれを受け取
ると,発呼PSについて位置登録処理を行う(ゾーン登
録テーブルを書替)。次いで,位置登録確認(ACK)
信号をBSへ送出すると(同c),これを受け取ったB
Sは,上記図4に示す処理により予めゾーン番号が設定
されており,BSはこの位置登録確認(ACK)にゾー
ン番号を付加した信号をPSへ送信する(同d)。PS
はこれを受け取ると,自己が保持するゾーン番号格納部
に登録されたゾーン番号を受信したゾーン番号により書
替える。
【0030】図8は上記の図7の動作シーケンスを実行
するための各部の処理フローであり,上記図6の場合と
同様に,図8のA.〜C.は,上記図7のシーケンスに
おいてBSからの位置登録信号を受信した後の交換機の
共通制御装置(CC),BS,PSの各部における処理
フローである。これらの各部の処理内容は,図6のA.
〜C.の内容が「発呼信号」であるのに対し,図8が
「位置登録」である点で相違するだけであり,処理の内
容は同様であり説明は省略する。
するための各部の処理フローであり,上記図6の場合と
同様に,図8のA.〜C.は,上記図7のシーケンスに
おいてBSからの位置登録信号を受信した後の交換機の
共通制御装置(CC),BS,PSの各部における処理
フローである。これらの各部の処理内容は,図6のA.
〜C.の内容が「発呼信号」であるのに対し,図8が
「位置登録」である点で相違するだけであり,処理の内
容は同様であり説明は省略する。
【0031】次に実施例3を図9,図10を用いて説明
する。この実施例3は,PSにおいて電源スイッチをオ
ンに切替えた時に発生する信号により位置登録を行う例
である。
する。この実施例3は,PSにおいて電源スイッチをオ
ンに切替えた時に発生する信号により位置登録を行う例
である。
【0032】図9は実施例3の動作シーケンスであり,
PSの保持者が電源SWをオンにすると,PSから電源
オン(POWオン)位置登録信号がBSへ送信される
(図9のa)。BSは,受信したPOWオン位置登録信
号を交換機へ送信する(同b)。交換機ではこの位置登
録信号を受け取ると,位置登録処理(ゾーン登録テーブ
ルを書替)を行って,BSに対し確認信号(ACK)を
送出する(同c)。この信号を受けたBSには上記実施
例1,実施例2と同様にゾーン番号が予め設定されてお
り,BSはこれを受け取るとACKにゾーン番号を付加
してPSに送信する(同d)。PSではこれを受け取る
と受け取ったゾーン番号により自己が保持するゾーン番
号格納部を書替える。
PSの保持者が電源SWをオンにすると,PSから電源
オン(POWオン)位置登録信号がBSへ送信される
(図9のa)。BSは,受信したPOWオン位置登録信
号を交換機へ送信する(同b)。交換機ではこの位置登
録信号を受け取ると,位置登録処理(ゾーン登録テーブ
ルを書替)を行って,BSに対し確認信号(ACK)を
送出する(同c)。この信号を受けたBSには上記実施
例1,実施例2と同様にゾーン番号が予め設定されてお
り,BSはこれを受け取るとACKにゾーン番号を付加
してPSに送信する(同d)。PSではこれを受け取る
と受け取ったゾーン番号により自己が保持するゾーン番
号格納部を書替える。
【0033】図10は,上記動作シーケンスを実現する
各部の処理フローであり,A.は交換機の共通制御装置
(CC)の処理フロー,B.はBSの処理フローであ
る。A.に示すように交換機のCCは,上記図9のbに
よりゾーン番号が付加されたPOWオン位置登録信号を
受信すると,ゾーン登録テーブルを書替えて,BSへA
CKを送信する。また,BSでは,B.に示すように交
換機から送られたPOWオン位置登録信号に対する確認
信号(ACK)を受け取ると,ゾーン番号を読み出し,
Schを決定する。次いで,ゾーン番号を含むACKを
編集して,PSに送出して,終了する。
各部の処理フローであり,A.は交換機の共通制御装置
(CC)の処理フロー,B.はBSの処理フローであ
る。A.に示すように交換機のCCは,上記図9のbに
よりゾーン番号が付加されたPOWオン位置登録信号を
受信すると,ゾーン登録テーブルを書替えて,BSへA
CKを送信する。また,BSでは,B.に示すように交
換機から送られたPOWオン位置登録信号に対する確認
信号(ACK)を受け取ると,ゾーン番号を読み出し,
Schを決定する。次いで,ゾーン番号を含むACKを
編集して,PSに送出して,終了する。
【0034】次に上記の各実施例1〜3として示す方式
により交換機に子機のゾーン番号が登録され,子機にも
交換機の登録内容と同じゾーン番号を登録して運用して
いる時に,交換機に一時障害が発生した時に,子機のゾ
ーン登録情報が破壊される場合がある。この場合,通常
交換機(PBXも含む)の制御部分は二重化されてお
り,現用系に障害が発生すると予備系に切替えられて動
作が引き継がれる。
により交換機に子機のゾーン番号が登録され,子機にも
交換機の登録内容と同じゾーン番号を登録して運用して
いる時に,交換機に一時障害が発生した時に,子機のゾ
ーン登録情報が破壊される場合がある。この場合,通常
交換機(PBXも含む)の制御部分は二重化されてお
り,現用系に障害が発生すると予備系に切替えられて動
作が引き継がれる。
【0035】図11は一時障害後のシステムの状態を示
す図である。図において,ネットワークNW,共通制御
装置CC,主記憶装置MM,接続装置BSは図2と同様
であり(図2の接続装置制御部BSCは図示省略されて
いる),図に示す制御系のCC,MMは予備系の装置と
する。この状態では,MMに備えられたゾーン登録テー
ブルには,予め現用系のMMから全ての子機について転
送されていればよいが,完全に現用系と予備系のゾーン
登録テーブルの内容を一致させることは困難である。図
11の例は,子機PS#aはゾーンAに位置し,子機内
のゾーン登録部にゾーン番号(#A)が登録されている
のに対し,予備系のゾーン登録テーブルには当該子機の
ゾーン番号が格納されていない場合である。この場合,
子機PS#aへの着信ができなくなる。
す図である。図において,ネットワークNW,共通制御
装置CC,主記憶装置MM,接続装置BSは図2と同様
であり(図2の接続装置制御部BSCは図示省略されて
いる),図に示す制御系のCC,MMは予備系の装置と
する。この状態では,MMに備えられたゾーン登録テー
ブルには,予め現用系のMMから全ての子機について転
送されていればよいが,完全に現用系と予備系のゾーン
登録テーブルの内容を一致させることは困難である。図
11の例は,子機PS#aはゾーンAに位置し,子機内
のゾーン登録部にゾーン番号(#A)が登録されている
のに対し,予備系のゾーン登録テーブルには当該子機の
ゾーン番号が格納されていない場合である。この場合,
子機PS#aへの着信ができなくなる。
【0036】これに対処するための実施例の構成を図1
2,図13に示す。図12は実施例4の動作シーケン
ス,図13は各子機の処理フローである。図12には,
交換機,BS,及び複数の子機PS0 ,PS1 ,PS2
が示され相互の動作シーケンスが示されている。交換機
は,障害復旧するとBSに対し位置登録要求信号を送出
する(図12のa)。これを受け取ったBSは,上記の
実施例1〜3と同様にゾーン番号が設定されており,こ
の位置登録要求信号に設定されたゾーン番号を付加して
ゾーン内の各子機に対し無線で位置登録要求を送出する
(同b)。このBSのゾーン内に位置する各子機P
S0 ,PS1 ,PS2 はこれを受信すると,それぞれ図
13に示す処理を実行する。
2,図13に示す。図12は実施例4の動作シーケン
ス,図13は各子機の処理フローである。図12には,
交換機,BS,及び複数の子機PS0 ,PS1 ,PS2
が示され相互の動作シーケンスが示されている。交換機
は,障害復旧するとBSに対し位置登録要求信号を送出
する(図12のa)。これを受け取ったBSは,上記の
実施例1〜3と同様にゾーン番号が設定されており,こ
の位置登録要求信号に設定されたゾーン番号を付加して
ゾーン内の各子機に対し無線で位置登録要求を送出する
(同b)。このBSのゾーン内に位置する各子機P
S0 ,PS1 ,PS2 はこれを受信すると,それぞれ図
13に示す処理を実行する。
【0037】すなわち,位置登録要求信号を受信する
と,子機内に登録中ゾーン番号があるか判断し(図13
のS1),ゾーン番号が無い時は何も応答せず終了する
が,ゾーン番号があると,受信した位置登録要求信号に
付加されたゾーン番号と登録中ゾーン番号が一致するか
判断する(同S2)。もし一致した場合は,位置登録信
号をBSを介して交換機へ送出し(同S3),一致しな
い場合は終了する。
と,子機内に登録中ゾーン番号があるか判断し(図13
のS1),ゾーン番号が無い時は何も応答せず終了する
が,ゾーン番号があると,受信した位置登録要求信号に
付加されたゾーン番号と登録中ゾーン番号が一致するか
判断する(同S2)。もし一致した場合は,位置登録信
号をBSを介して交換機へ送出し(同S3),一致しな
い場合は終了する。
【0038】図12に示すように子機から位置登録信号
がBSを介して交換機に送出されると(図12のc),
交換機は,位置登録信号を受信したBSのゾーン番号
を,各子機毎にゾーン登録テーブルに登録する。このよ
うにして,位置情報が交換機に登録されたものと子機が
保持するものとで一致させることができる。
がBSを介して交換機に送出されると(図12のc),
交換機は,位置登録信号を受信したBSのゾーン番号
を,各子機毎にゾーン登録テーブルに登録する。このよ
うにして,位置情報が交換機に登録されたものと子機が
保持するものとで一致させることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によればマルチゾーン形システム
コードレスにおいて,交換機が備える子機の位置情報
(ゾーン番号)と子機が保持する位置情報(ゾーン番
号)とを一致させることができ,両者が不一致となるこ
とを防止し子機への着信ができないという問題を解消す
ることができる。また,交換機障害等発生後の交換機の
登録テーブルを現実の子機の位置と一致させることがで
きる。
コードレスにおいて,交換機が備える子機の位置情報
(ゾーン番号)と子機が保持する位置情報(ゾーン番
号)とを一致させることができ,両者が不一致となるこ
とを防止し子機への着信ができないという問題を解消す
ることができる。また,交換機障害等発生後の交換機の
登録テーブルを現実の子機の位置と一致させることがで
きる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明が実施されるシステム構成図である。
【図3】接続装置制御部及び接続装置の構成図である。
【図4】接続装置(BS)の初期設定の処理フロー図で
ある。
ある。
【図5】実施例1の動作シーケンスである。
【図6】実施例1の各部の処理フロー図である。
【図7】実施例2の動作シーケンスである。
【図8】実施例2の各部の処理フロー図である。
【図9】実施例3の動作シーケンスである。
【図10】実施例3の各部の動作シーケンスである。
【図11】一時障害後のシステムの状態を示す図であ
る。
る。
【図12】実施例4の動作シーケンスである。
【図13】実施例4の子機の処理フローである。
【図14】従来例の説明図である。
【図15】発呼位置登録方式の問題点説明図である。
1 交換機 2 ゾーン登録処理手段 3 登録テーブル 4 制御部 5 接続装置(BS) 6 要求信号送出手段 7 確認信号送出手段 8 ゾーン番号設定部 9 子機(PS) 10 要求発生手段 11 登録手段 12 ゾーン番号格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 茂雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岸田 俊秀 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 交換機に複数のゾーンに対応して設けら
れた接続装置が接続され,各接続装置がゾーン内の子機
と無線で通信を行う,マルチゾーン形のシステムコード
レス電話において, 子機は交換機に対して処理を要求する信号を発生する手
段とゾーン格納手段とを備え, 接続装置は設定されたゾーン番号の保持手段と,子機か
らの要求信号を受信すると交換機に対して送信する手段
及び交換機からの確認信号を受け取ると子機に対しゾー
ン番号を付加して送信する手段とを備え, 交換機は接続装置から送られた要求信号に付加されたゾ
ーン番号によりゾーン登録テーブルの該当子機のゾーン
番号を書替える登録処理手段を備え, 交換機が要求信号に対する確認信号を送出し接続装置で
ゾーン番号を付加した確認信号を子機へ送信すると,子
機は受信したゾーン番号により前記ゾーン格納手段のゾ
ーン番号を更新することを特徴とするシステムコードレ
ス電話の位置登録方式。 - 【請求項2】 請求項1において, 子機は交換機に対して処理を要求する信号として発呼信
号,位置登録信号及び電源オン信号の何れか1つを送出
する手段を備え, 接続装置は前記子機から送られた信号を交換機へ送出す
ることを特徴とするシステムコードレス電話の位置登録
方式。 - 【請求項3】 交換機に複数のゾーンに対応して設けら
れた接続装置が接続され,各接続装置がゾーン内の子機
と無線で通信を行い,各ゾーンのゾーン表示信号に基づ
き子機が位置検出を行って交換機に対し位置登録を行う
マルチゾーン形のシステムコードレス電話において, 交換機は障害復旧時にゾーン番号を有する位置登録要求
信号の送出手段と, 子機は前記位置登録要求信号を受信すると,その信号中
のゾーン番号と自装置が保持する登録中ゾーン番号の比
較手段を備え,比較が一致すると交換機に対し位置登録
信号を送出することを特徴とするシステムコードレス電
話の位置登録方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316701A JPH05153655A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | システムコードレス電話の位置登録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316701A JPH05153655A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | システムコードレス電話の位置登録方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153655A true JPH05153655A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18079938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316701A Withdrawn JPH05153655A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | システムコードレス電話の位置登録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05153655A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017411A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Saxa Inc | 電話制御装置 |
JP2009225394A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-01 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316701A patent/JPH05153655A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017411A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Saxa Inc | 電話制御装置 |
JP2009225394A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-01 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |