JPH05149814A - 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ - Google Patents
二重ダイヤフラム式半導体圧力センサInfo
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- JPH05149814A JPH05149814A JP3315694A JP31569491A JPH05149814A JP H05149814 A JPH05149814 A JP H05149814A JP 3315694 A JP3315694 A JP 3315694A JP 31569491 A JP31569491 A JP 31569491A JP H05149814 A JPH05149814 A JP H05149814A
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- G01L9/0051—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】測定される圧力がシールダイヤフラムで区切ら
れた空間に満たされた液体を介して歪みゲージを有する
ダイヤフラム部に加わる二重ダイヤフラム式の半導体セ
ンサの小形化、低コスト化をはかる。 【構成】歪みゲージブリッジの出力を処理する信号処理
回路の回路素子をダイヤフラム部を有する半導体素体に
集積することにより、部品数を少なくし、小形化、低コ
スト化、高信頼性化を達成する。そしてこれは、絶対圧
検出用、相対圧検出用あるいは差圧検出用のいずれの圧
力センサにも適用できる。
れた空間に満たされた液体を介して歪みゲージを有する
ダイヤフラム部に加わる二重ダイヤフラム式の半導体セ
ンサの小形化、低コスト化をはかる。 【構成】歪みゲージブリッジの出力を処理する信号処理
回路の回路素子をダイヤフラム部を有する半導体素体に
集積することにより、部品数を少なくし、小形化、低コ
スト化、高信頼性化を達成する。そしてこれは、絶対圧
検出用、相対圧検出用あるいは差圧検出用のいずれの圧
力センサにも適用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歪みゲージを形成した
半導体ダイヤフラムに圧力を測定する流体が直接接触し
ないように二重ダイヤフラム構造とした二重ダイヤフラ
ム式半導体圧力センサに関する。
半導体ダイヤフラムに圧力を測定する流体が直接接触し
ないように二重ダイヤフラム構造とした二重ダイヤフラ
ム式半導体圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】水圧、油圧などの液体、もしくはその混
合物の圧力を測定する用途に半導体圧力センサを用いる
場合、歪みゲージの形成された半導体ダイヤフラムに液
体の沈殿物などが付着したりして特性を劣化するのを避
けるために、金属製のシールダイヤフラムを圧力導入部
に取り付けた二重ダイヤフラム構造を用いる場合が一般
的である。この二重ダイヤフラム構造を適用した半導体
圧力センサの一例を図2に示す。シリコンチップ1は中
央部にダイヤフラムがエッチングにより形成されてお
り、そのダイヤフラム上には四つの歪みゲージが分散し
て形成され、ブリッジ回路を構成している。このシリコ
ンチップは熱応力緩和のためのシリコンあるいはガラス
からなる台座2を介して容器3に固定される。シリコン
チップ1のダイヤフラム表面にある凹部と台座2で囲ま
れた空間は真空に封止される。容器3の上部開口部は、
周囲が容器3に気密に結合されたステンレス鋼製のシー
ルダイヤフラム4により閉塞され、それによって生ずる
内部にシリコンチップ1および台座2を含む空間にはシ
リコーン油などの絶縁油5が封入される。シールダイヤ
フラム4の上には容器3の周囲に気密に結合された蓋6
が対向し、その蓋6とシールダイヤフラム4に囲まれた
空間は、蓋6の穴7を介して外部に通じている。歪みゲ
ージブリッジの入出力電圧は、導線8、リード9を経て
容器3の外部へ引出され、回路基板40の配線と接続され
る。回路基板40には演算増幅器チップ41、厚膜抵抗42な
どが搭載され、ゲージブリッジ出力信号を増幅し、さら
に温度補償、特性調整を施す信号処理回路を構成してい
る。この回路からの出力はリード10により外部に引出さ
れる。容器3の大部分と回路基板40は保護用のモールド
樹脂43より被覆されている。
合物の圧力を測定する用途に半導体圧力センサを用いる
場合、歪みゲージの形成された半導体ダイヤフラムに液
体の沈殿物などが付着したりして特性を劣化するのを避
けるために、金属製のシールダイヤフラムを圧力導入部
に取り付けた二重ダイヤフラム構造を用いる場合が一般
的である。この二重ダイヤフラム構造を適用した半導体
圧力センサの一例を図2に示す。シリコンチップ1は中
央部にダイヤフラムがエッチングにより形成されてお
り、そのダイヤフラム上には四つの歪みゲージが分散し
て形成され、ブリッジ回路を構成している。このシリコ
ンチップは熱応力緩和のためのシリコンあるいはガラス
からなる台座2を介して容器3に固定される。シリコン
チップ1のダイヤフラム表面にある凹部と台座2で囲ま
れた空間は真空に封止される。容器3の上部開口部は、
周囲が容器3に気密に結合されたステンレス鋼製のシー
ルダイヤフラム4により閉塞され、それによって生ずる
内部にシリコンチップ1および台座2を含む空間にはシ
リコーン油などの絶縁油5が封入される。シールダイヤ
フラム4の上には容器3の周囲に気密に結合された蓋6
が対向し、その蓋6とシールダイヤフラム4に囲まれた
空間は、蓋6の穴7を介して外部に通じている。歪みゲ
ージブリッジの入出力電圧は、導線8、リード9を経て
容器3の外部へ引出され、回路基板40の配線と接続され
る。回路基板40には演算増幅器チップ41、厚膜抵抗42な
どが搭載され、ゲージブリッジ出力信号を増幅し、さら
に温度補償、特性調整を施す信号処理回路を構成してい
る。この回路からの出力はリード10により外部に引出さ
れる。容器3の大部分と回路基板40は保護用のモールド
樹脂43より被覆されている。
【0003】測定される圧力は蓋6の穴7を通ってシー
ルダイヤフラム4に伝わり、さらに絶縁油5を介してシ
リコンチップ1上のダイヤフラムに伝達され、図3の等
価回路に示すように歪みゲージの抵抗RG1, RG2,
RG3, RG4の構成するブリッジが、チップ1の凹部空間
の真空との差、すなわち絶対圧に対応した出力を生ず
る。この出力は信号処理回路44で所定の特性を有するセ
ンサ信号に変換され、Vout端子から出力される。従っ
て容器3を貫通して電源電圧VCCを加える端子91、チッ
プ1をGndに接続する接地端子92、信号処理回路44に接
続される二つの端子93、94の4端子を引出す必要があ
る。
ルダイヤフラム4に伝わり、さらに絶縁油5を介してシ
リコンチップ1上のダイヤフラムに伝達され、図3の等
価回路に示すように歪みゲージの抵抗RG1, RG2,
RG3, RG4の構成するブリッジが、チップ1の凹部空間
の真空との差、すなわち絶対圧に対応した出力を生ず
る。この出力は信号処理回路44で所定の特性を有するセ
ンサ信号に変換され、Vout端子から出力される。従っ
て容器3を貫通して電源電圧VCCを加える端子91、チッ
プ1をGndに接続する接地端子92、信号処理回路44に接
続される二つの端子93、94の4端子を引出す必要があ
る。
【0004】図4は従来技術の別の例であり、図2と共
通の部分には同一の符号が付されている。この場合は、
被測定圧がダイヤフラムのエッチングされた側の面に加
わる。シリコンチップ1は中央部に圧力を導くための穴
11のある台座2の上に固定される。さらに台座2は容器
3に結合される基板12の上に固定される。この基板12に
も台座2の穴11の延長上に圧力を導くための穴13が開け
られている。シリコンチップ1、基板12、筒状容器3お
よび周囲がその容器3に気密に結合されたシールダイヤ
フラム4で囲まれた空間に絶縁油5が封入されている。
被測定圧は蓋6に開けられている穴7より導かれ、シー
ルダイヤフラム4、絶縁油5を経由してシリコンチップ
1のダイヤフラムのエッチング面に伝達される。シリコ
ンチップ1のエッチングされていない表面は蓋14で覆わ
れており、蓋14にあけられている穴15により大気に開放
されている。これによりこのセンサは相対圧センサとし
て動作する。図2に示した従来技術の例と同様に、信号
処理を行って所定のセンサ信号を出力するための回路基
板40、およびその保護用モールド樹脂43が容器3の外側
に取り付けられている。
通の部分には同一の符号が付されている。この場合は、
被測定圧がダイヤフラムのエッチングされた側の面に加
わる。シリコンチップ1は中央部に圧力を導くための穴
11のある台座2の上に固定される。さらに台座2は容器
3に結合される基板12の上に固定される。この基板12に
も台座2の穴11の延長上に圧力を導くための穴13が開け
られている。シリコンチップ1、基板12、筒状容器3お
よび周囲がその容器3に気密に結合されたシールダイヤ
フラム4で囲まれた空間に絶縁油5が封入されている。
被測定圧は蓋6に開けられている穴7より導かれ、シー
ルダイヤフラム4、絶縁油5を経由してシリコンチップ
1のダイヤフラムのエッチング面に伝達される。シリコ
ンチップ1のエッチングされていない表面は蓋14で覆わ
れており、蓋14にあけられている穴15により大気に開放
されている。これによりこのセンサは相対圧センサとし
て動作する。図2に示した従来技術の例と同様に、信号
処理を行って所定のセンサ信号を出力するための回路基
板40、およびその保護用モールド樹脂43が容器3の外側
に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような二重ダイ
ヤフラム式半導体圧力センサの普及を図るためには、小
形化、低コスト化が必要である。小形化、低コスト化の
ためには部品数を減らすことが有効である。
ヤフラム式半導体圧力センサの普及を図るためには、小
形化、低コスト化が必要である。小形化、低コスト化の
ためには部品数を減らすことが有効である。
【0006】本発明の目的は、そのような情勢に立脚し
て部品数の少ない二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ
を提供することにある。
て部品数の少ない二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、半導体素体の一面から凹部を形成する
ことによって生ずるダイヤフラム部にブリッジを構成す
る歪みゲージを有し、そのダイヤフラム部の表面と周縁
が前記半導体素体を収容する容器に気密に結合されたシ
ールダイヤフラムとの間に存在する閉ざされた空間に液
体が満たされていて、シールダイヤフラムの反半導体素
体側の面が圧力を導く穴を有する容器蓋部に対向するこ
とによって生ずる歪みゲージブリッジの出力が信号処理
回路によって出力信号に変換される半導体圧力センサに
おいて、信号処理回路を構成する回路素子を前記半導体
素体内およびその表面上に備え、その信号処理回路から
引出される出力端子、電源電圧を加えるための端子およ
び半導体素体を接地するための端子の三つの端子が前記
容器を貫通するものとする。そして、半導体素体の凹部
と容器によって囲まれた閉ざされた空間が真空であり、
シールダイヤフラムの反液体側の面に導かれる圧力が被
測定圧であることが有効である。または、半導体素体
が、その凹部に連通する穴を有し、容器に気密に結合さ
れる基板上に固定され、その基板の反半導体素体側にシ
ールダイヤフラムが対向し、そのシールダイヤフラムの
反液体側の面に導かれる圧力が被測定圧であり、その基
板および半導体素体の反シールダイヤフラム側に被測定
圧と異なる圧を導く穴を有する別の容器蓋部に対向する
ことが、あるいは半導体素体が、その凹部に連通する穴
を有し、容器に気密に結合される基板上に固定され、そ
の基板の反半導体素体側に第一のシールダイヤフラムが
対向し、基板および半導体素体の反第一シールダイヤフ
ラム側の面に第二のシールダイヤフラムが対向し、第一
および第二のシールダイヤフラムの反液体側の面がそれ
ぞれ被測定圧あるいはそれと異なる圧を導く穴を有する
容器蓋部に対向し、第一および第二のシールダイヤフラ
ムの厚さおよび面積が等しく、それらのおのおのに接す
る空間に満たされた液体が同一でそれらの空間の容積が
等しいことが有効である。
めに、本発明は、半導体素体の一面から凹部を形成する
ことによって生ずるダイヤフラム部にブリッジを構成す
る歪みゲージを有し、そのダイヤフラム部の表面と周縁
が前記半導体素体を収容する容器に気密に結合されたシ
ールダイヤフラムとの間に存在する閉ざされた空間に液
体が満たされていて、シールダイヤフラムの反半導体素
体側の面が圧力を導く穴を有する容器蓋部に対向するこ
とによって生ずる歪みゲージブリッジの出力が信号処理
回路によって出力信号に変換される半導体圧力センサに
おいて、信号処理回路を構成する回路素子を前記半導体
素体内およびその表面上に備え、その信号処理回路から
引出される出力端子、電源電圧を加えるための端子およ
び半導体素体を接地するための端子の三つの端子が前記
容器を貫通するものとする。そして、半導体素体の凹部
と容器によって囲まれた閉ざされた空間が真空であり、
シールダイヤフラムの反液体側の面に導かれる圧力が被
測定圧であることが有効である。または、半導体素体
が、その凹部に連通する穴を有し、容器に気密に結合さ
れる基板上に固定され、その基板の反半導体素体側にシ
ールダイヤフラムが対向し、そのシールダイヤフラムの
反液体側の面に導かれる圧力が被測定圧であり、その基
板および半導体素体の反シールダイヤフラム側に被測定
圧と異なる圧を導く穴を有する別の容器蓋部に対向する
ことが、あるいは半導体素体が、その凹部に連通する穴
を有し、容器に気密に結合される基板上に固定され、そ
の基板の反半導体素体側に第一のシールダイヤフラムが
対向し、基板および半導体素体の反第一シールダイヤフ
ラム側の面に第二のシールダイヤフラムが対向し、第一
および第二のシールダイヤフラムの反液体側の面がそれ
ぞれ被測定圧あるいはそれと異なる圧を導く穴を有する
容器蓋部に対向し、第一および第二のシールダイヤフラ
ムの厚さおよび面積が等しく、それらのおのおのに接す
る空間に満たされた液体が同一でそれらの空間の容積が
等しいことが有効である。
【0008】
【作用】センサの全機能、すなわち歪みゲージと信号処
理回路の回路素子を一つのシリコンチップ上に集積化す
ることにより、センサの機能を損なうことなく容器の外
に配置していた回路基板および回路基板の保護のための
モールド樹脂を省略することができ、さらに容器を貫通
する端子を必要最小限の電源入力端子、信号出力端子、
接地端子のみとすることにより、単純な構造で小形の二
重ダイヤフラム式半導体圧力センサを実現し、そして部
品数を減少させることにより信頼性を向上させることが
可能である。
理回路の回路素子を一つのシリコンチップ上に集積化す
ることにより、センサの機能を損なうことなく容器の外
に配置していた回路基板および回路基板の保護のための
モールド樹脂を省略することができ、さらに容器を貫通
する端子を必要最小限の電源入力端子、信号出力端子、
接地端子のみとすることにより、単純な構造で小形の二
重ダイヤフラム式半導体圧力センサを実現し、そして部
品数を減少させることにより信頼性を向上させることが
可能である。
【0009】
【実施例】図1(a) 、(b) は本発明の実施例の二重ダイ
ヤフラム式半導体圧力センサに用いたシリコンチップを
示し、(a) は平面図、(b) は断面図である。シリコンチ
ップ1の中央部にダイヤフラム16がエッチングにより形
成される。この表面には歪みゲージ17が拡散工程により
分散配置される。シリコンチップの周辺部には信号処理
回路がICプロセスにより形成される。回路要素18は演
算増幅器である。19は薄膜抵抗でありレーザトリミング
などにより抵抗値を調整することが可能である。20は拡
散抵抗であり、正の大きな温度依存性を有し、温度特性
の補償のために回路内で用いられる。歪みゲージ17は図
3の従来技術の実施例と同じくブリッジに構成され、電
源電圧VCCで駆動される。ダイヤフラム部16に圧力が加
わると作動出力電圧が発生するように歪みゲージの配置
が決められている。ブリッジの作動出力電圧は信号処理
回路により増幅、温度特性の補償、特性の調整が施さ
れ、所定のセンサ出力信号に変換され出力される。電源
電圧の供給、大地電位への接続、センサ信号の出力は、
シリコンチップ1の表面に設けられた三つのアルミニウ
ムパッド21、22、23に接続されるアルミニウム導線によ
って行われる。
ヤフラム式半導体圧力センサに用いたシリコンチップを
示し、(a) は平面図、(b) は断面図である。シリコンチ
ップ1の中央部にダイヤフラム16がエッチングにより形
成される。この表面には歪みゲージ17が拡散工程により
分散配置される。シリコンチップの周辺部には信号処理
回路がICプロセスにより形成される。回路要素18は演
算増幅器である。19は薄膜抵抗でありレーザトリミング
などにより抵抗値を調整することが可能である。20は拡
散抵抗であり、正の大きな温度依存性を有し、温度特性
の補償のために回路内で用いられる。歪みゲージ17は図
3の従来技術の実施例と同じくブリッジに構成され、電
源電圧VCCで駆動される。ダイヤフラム部16に圧力が加
わると作動出力電圧が発生するように歪みゲージの配置
が決められている。ブリッジの作動出力電圧は信号処理
回路により増幅、温度特性の補償、特性の調整が施さ
れ、所定のセンサ出力信号に変換され出力される。電源
電圧の供給、大地電位への接続、センサ信号の出力は、
シリコンチップ1の表面に設けられた三つのアルミニウ
ムパッド21、22、23に接続されるアルミニウム導線によ
って行われる。
【0010】図5(a) 、(b) は図1に示すシリコンチッ
プ1を用いた図2に示す従来技術の方式の絶対圧検出用
圧力センサにおける実施例であり、(a) は断面図、(b)
は下面図で、図2と共通の部分には同一の符号が付され
ている。図1に示すように、信号処理回路を集積したシ
リコンチップ1はシリコンもしくはガラス製の台座2に
真空中で接合され、ダイヤフラム部16の下の凹部と台座
で囲まれた空間は真空に封止される。この真空室により
このセンサは絶対圧検出用センサとして動作する。この
台座2は容器3の底面上に固定される。この容器の開口
部は、ステンレスなどの金属製のシールダイヤフラム4
が溶接や接着などにより気密を維持した状態で取り付け
られることによって閉塞される。シールダイヤフラム4
と容器3で囲まれた空間はシリコーン油などの絶縁油5
で満たされる。そのシールダイヤフラム4を保護するた
め、容器蓋6がシールダイヤフラム4を覆うように取り
付けられる。
プ1を用いた図2に示す従来技術の方式の絶対圧検出用
圧力センサにおける実施例であり、(a) は断面図、(b)
は下面図で、図2と共通の部分には同一の符号が付され
ている。図1に示すように、信号処理回路を集積したシ
リコンチップ1はシリコンもしくはガラス製の台座2に
真空中で接合され、ダイヤフラム部16の下の凹部と台座
で囲まれた空間は真空に封止される。この真空室により
このセンサは絶対圧検出用センサとして動作する。この
台座2は容器3の底面上に固定される。この容器の開口
部は、ステンレスなどの金属製のシールダイヤフラム4
が溶接や接着などにより気密を維持した状態で取り付け
られることによって閉塞される。シールダイヤフラム4
と容器3で囲まれた空間はシリコーン油などの絶縁油5
で満たされる。そのシールダイヤフラム4を保護するた
め、容器蓋6がシールダイヤフラム4を覆うように取り
付けられる。
【0011】被測定圧は蓋6に開けられた穴7を通って
導かれ、シールダイヤフラム4、絶縁油5を経由してダ
イヤフラム部16に加わり、絶対圧に対応する電気信号に
変換され、更に信号処理回路で増幅、温度特性の補償、
特性の調整が成され、アルミニウムパッド23によりアル
ミニウム導線8と容器3を貫通するリード端子93を経由
してセンサ出力電圧として出力される。なお、リード端
子91は電源電圧VCCを外部より供給するためのものであ
り、リード端子92はセンサ回路を接地するためのもので
ある。
導かれ、シールダイヤフラム4、絶縁油5を経由してダ
イヤフラム部16に加わり、絶対圧に対応する電気信号に
変換され、更に信号処理回路で増幅、温度特性の補償、
特性の調整が成され、アルミニウムパッド23によりアル
ミニウム導線8と容器3を貫通するリード端子93を経由
してセンサ出力電圧として出力される。なお、リード端
子91は電源電圧VCCを外部より供給するためのものであ
り、リード端子92はセンサ回路を接地するためのもので
ある。
【0012】次に特性調整の方法について説明する。回
路の調整はシールダイヤフラム4の取り付け、絶縁油5
の封入の前のシリコンチップが開放された状態でレーザ
トリミングなどの方法により行われる。ここでは後工程
の絶縁油5の封入、シールダイヤフラム4の取り付けに
よる特性の変化量を予め見込んだ調整が行われる。セン
サの圧力に対する感度はシールダイヤフラム取り付け後
ではシールダイヤフラムの弾性のため減衰し、また例え
ば溶接でシールダイヤフラムの封止を行った場合、セン
サ出力のオフセットは溶接時の絶縁油5の充填される空
間の体積収縮により若干上昇する。よって調整直後の特
性を Vout =aP+b とすると、シールダイヤフラム4の封止後の特性は次の
ようになる。 Vout = (a−δa ) P+b+δb このδa 、δb の値はシールダイヤフラムの厚さや溶接
時の体積収縮が十分均一であればそれぞれ一定値と見な
すことができる。よってセンサの要求される目標特性が
図6の破線で表わされる特性 Vout =AP+B である場合、調整直後の特性が図6の実線で表わされる
特性 Vout = (A+δa ) P+b−δb になるように圧力に対する感度、オフセットを調整すれ
ばよい。またシールダイヤフラムにより絶縁油が封止さ
れると、絶縁油の熱膨張の影響のため温度上昇によりセ
ンサ出力を上昇させる傾向を生じるが、この正の温度特
性の分だけ予め負の温度特性を回路調整で持たせておく
ことによりこの絶縁油の熱膨張の影響を打ち消すことが
できる。このセンサは、図からわかるように図2のセン
サに比して著しく小形化されている。
路の調整はシールダイヤフラム4の取り付け、絶縁油5
の封入の前のシリコンチップが開放された状態でレーザ
トリミングなどの方法により行われる。ここでは後工程
の絶縁油5の封入、シールダイヤフラム4の取り付けに
よる特性の変化量を予め見込んだ調整が行われる。セン
サの圧力に対する感度はシールダイヤフラム取り付け後
ではシールダイヤフラムの弾性のため減衰し、また例え
ば溶接でシールダイヤフラムの封止を行った場合、セン
サ出力のオフセットは溶接時の絶縁油5の充填される空
間の体積収縮により若干上昇する。よって調整直後の特
性を Vout =aP+b とすると、シールダイヤフラム4の封止後の特性は次の
ようになる。 Vout = (a−δa ) P+b+δb このδa 、δb の値はシールダイヤフラムの厚さや溶接
時の体積収縮が十分均一であればそれぞれ一定値と見な
すことができる。よってセンサの要求される目標特性が
図6の破線で表わされる特性 Vout =AP+B である場合、調整直後の特性が図6の実線で表わされる
特性 Vout = (A+δa ) P+b−δb になるように圧力に対する感度、オフセットを調整すれ
ばよい。またシールダイヤフラムにより絶縁油が封止さ
れると、絶縁油の熱膨張の影響のため温度上昇によりセ
ンサ出力を上昇させる傾向を生じるが、この正の温度特
性の分だけ予め負の温度特性を回路調整で持たせておく
ことによりこの絶縁油の熱膨張の影響を打ち消すことが
できる。このセンサは、図からわかるように図2のセン
サに比して著しく小形化されている。
【0013】図7は図1に示す信号処理回路の回路素子
をダイヤフラム以外の領域に集積したシリコンチップ1
を用いた図4に示す従来技術の方式の相対圧検出用圧力
センサにおける実施例であり、図4と共通の部分には同
一の符号が付されている。このセンサでは、通常はダイ
ヤフラムの凹部側の面からの加圧によりセンサ出力が上
昇するように回路の構成が決められている。シリコンチ
ップ1は中央部に圧力を導くための穴11のある台座2の
上に固定される。さらに台座2は基板12の上に固定され
る。この基板12にも台座2の穴11の延長上に圧力を導く
ための穴13が開けられている。この穴13に対向するシー
ルダイヤフラム4、筒状容器3および基板12で囲まれた
空間に絶縁油5が封入される。被測定圧は蓋6に開けら
れている穴7より導かれ、シールダイヤフラム4、絶縁
油5を経由してシリコンチップ1のダイヤフラム16の凹
部側の面に伝達される。シリコンチップ1のエッチング
されていない表面は蓋14で覆われており、蓋に開けられ
ている穴15より大気に開放されている。これによりこの
センサは相対圧センサとして動作する。ダイヤフラムに
伝達された圧力は相対圧に応じた電気信号に変換され、
さらに信号処理回路により増幅、温度特性の補償、特性
の調整が施され、所定のセンサ出力信号として、リード
端子93より出力される。この場合も、図1に示した実施
例と同様の方法でシールダイヤフラムや絶縁油の特性に
及ぼす影響を打ち消すことにより良好な圧力特性、温度
特性を得ることができる。このセンサも、図からわかる
ように図4に比して著しく小形化されている。
をダイヤフラム以外の領域に集積したシリコンチップ1
を用いた図4に示す従来技術の方式の相対圧検出用圧力
センサにおける実施例であり、図4と共通の部分には同
一の符号が付されている。このセンサでは、通常はダイ
ヤフラムの凹部側の面からの加圧によりセンサ出力が上
昇するように回路の構成が決められている。シリコンチ
ップ1は中央部に圧力を導くための穴11のある台座2の
上に固定される。さらに台座2は基板12の上に固定され
る。この基板12にも台座2の穴11の延長上に圧力を導く
ための穴13が開けられている。この穴13に対向するシー
ルダイヤフラム4、筒状容器3および基板12で囲まれた
空間に絶縁油5が封入される。被測定圧は蓋6に開けら
れている穴7より導かれ、シールダイヤフラム4、絶縁
油5を経由してシリコンチップ1のダイヤフラム16の凹
部側の面に伝達される。シリコンチップ1のエッチング
されていない表面は蓋14で覆われており、蓋に開けられ
ている穴15より大気に開放されている。これによりこの
センサは相対圧センサとして動作する。ダイヤフラムに
伝達された圧力は相対圧に応じた電気信号に変換され、
さらに信号処理回路により増幅、温度特性の補償、特性
の調整が施され、所定のセンサ出力信号として、リード
端子93より出力される。この場合も、図1に示した実施
例と同様の方法でシールダイヤフラムや絶縁油の特性に
及ぼす影響を打ち消すことにより良好な圧力特性、温度
特性を得ることができる。このセンサも、図からわかる
ように図4に比して著しく小形化されている。
【0014】図8は図1に示したシリコンチップ1を用
いた2種類の圧力の差圧を検出する圧力センサにおける
実施例を示し、図5、図7と共通の部分には同一の符号
が付されている。図に示すように、シリコンチップをは
さんで二つのシールダイヤフラム4が配置され、一方の
シールダイヤフラム4が区切り、絶縁油5の満たされた
空間は、図5のセンサにおけると同様に、シリコンチッ
プ1、ダイヤフラム部16の歪みゲージ17の形成される面
に、他方のシールダイヤフラム4が区切り、同じ絶縁油
5の満たされた空間は、図7のセンサにおける同様にダ
イヤフラム部16の凹部側の面に接している。これによ
り、二つのシールダイヤフラム4に封入された絶縁油を
経由して伝達される2種類の圧力の差圧を検出すること
が可能である。ここで二つのシールダイヤフラム4の面
積と厚さ、および二つの空間の絶縁油5が満たされる容
積を等しくすることにより、二つのシールダイヤフラム
4、および二つの空間の絶縁油5の影響を互いに釣り合
わせて打ち消すことが可能である。
いた2種類の圧力の差圧を検出する圧力センサにおける
実施例を示し、図5、図7と共通の部分には同一の符号
が付されている。図に示すように、シリコンチップをは
さんで二つのシールダイヤフラム4が配置され、一方の
シールダイヤフラム4が区切り、絶縁油5の満たされた
空間は、図5のセンサにおけると同様に、シリコンチッ
プ1、ダイヤフラム部16の歪みゲージ17の形成される面
に、他方のシールダイヤフラム4が区切り、同じ絶縁油
5の満たされた空間は、図7のセンサにおける同様にダ
イヤフラム部16の凹部側の面に接している。これによ
り、二つのシールダイヤフラム4に封入された絶縁油を
経由して伝達される2種類の圧力の差圧を検出すること
が可能である。ここで二つのシールダイヤフラム4の面
積と厚さ、および二つの空間の絶縁油5が満たされる容
積を等しくすることにより、二つのシールダイヤフラム
4、および二つの空間の絶縁油5の影響を互いに釣り合
わせて打ち消すことが可能である。
【0015】
【発明の効果】前述した実施例より明らかなように、全
ての回路素子をダイヤフラムを形成した一つの半導体素
体内および上に集積することにより、従来技術の実施例
に見られた半導体素体を内蔵した容器の外側に付加され
た回路基板や個別素子、さらにそれらを保護する樹脂等
を省略することが可能である。その結果、容器の大きさ
も数ミリ角の半導体素体を内蔵するのに必要な大きさま
で小形化することができ、また容器を貫通する端子も必
要最小限な電源端子、接地端子、出力端子の3端子にす
ることにより、超小型で簡単な組み立て構造の二重ダイ
ヤフラム式半導体圧力センサを得ることができた。
ての回路素子をダイヤフラムを形成した一つの半導体素
体内および上に集積することにより、従来技術の実施例
に見られた半導体素体を内蔵した容器の外側に付加され
た回路基板や個別素子、さらにそれらを保護する樹脂等
を省略することが可能である。その結果、容器の大きさ
も数ミリ角の半導体素体を内蔵するのに必要な大きさま
で小形化することができ、また容器を貫通する端子も必
要最小限な電源端子、接地端子、出力端子の3端子にす
ることにより、超小型で簡単な組み立て構造の二重ダイ
ヤフラム式半導体圧力センサを得ることができた。
【図1】本発明の実施例に用いたシリコンチップを示
し、(a) は平面図、(b) は断面図
し、(a) は平面図、(b) は断面図
【図2】従来の絶対圧検出用圧力センサの断面図
【図3】図2のセンサの等価回路図
【図4】従来の相対圧検出用圧力センサの断面図
【図5】本発明の一実施例の絶対圧検出用圧力センサを
示し、(a) は断面図、(b) は下面図
示し、(a) は断面図、(b) は下面図
【図6】絶縁油封止前後の圧力特性線図
【図7】本発明の別の実施例の相対圧検出用圧力センサ
の断面図
の断面図
【図8】本発明のさらに別の実施例の差圧検出用圧力セ
ンサの断面図
ンサの断面図
1 シリコンチップ 2 台座 3 容器 4 シールダイヤフラム 5 絶縁油 6 容器蓋 8 導線 91 電源端子 92 接地端子 93 出力端子 12 基板 14 蓋 16 ダイヤフラム部 17 歪みゲージ 18 演算増幅器 19 薄膜抵抗 20 拡散抵抗 44 信号処理回路
Claims (4)
- 【請求項1】半導体素体の一面から凹部を形成すること
によって生ずるダイヤフラム部にブリッジを構成する歪
みゲージを有し、そのダイヤフラム部の表面と周縁が前
記半導体素体を収容する容器に気密に結合されたシール
ダイヤフラムとの間に存在する閉ざされた空間に液体が
満たされていて、シールダイヤフラムの液体側の面が圧
力を導く穴の有する容器蓋部に対向することによって生
ずる歪みゲージブリッジの出力が信号処理回路によって
出力信号に変換されるものにおいて、信号処理回路の回
路素子を前記半導体素体内および表面上に備え、その信
号処理回路から引出される出力端子、電源電圧を加える
ための端子および半導体素体を接地するための端子の三
つの端子が前記容器を貫通することを特徴とする二重ダ
イヤフラム式半導体圧力センサ。 - 【請求項2】半導体素体の凹部と容器によって囲まれた
閉ざされた空間が真空であり、シールダイヤフラムの反
液体側の面に導かれる圧力が被測定圧である請求項1記
載の二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ。 - 【請求項3】半導体素体が、その凹部に連通する穴を有
し、容器に気密に結合される基板上に固定され、その基
板の反半導体素体側にシールダイヤフラムが対向し、そ
のシールダイヤフラムの反液体側の面に導かれる圧力が
被測定圧であり、その基板および半導体素体の反シール
ダイヤフラム側に被測定圧と異なる圧を導く穴を有する
別の容器蓋部に対向する請求項1記載の二重ダイヤフラ
ム式半導体圧力センサ。 - 【請求項4】半導体素体が、その凹部に連通する穴を有
し、容器に気密に結合される基板上に固定され、その基
板の反半導体素体側に第一のシールダイヤフラムが対向
し、基板および半導体素体の反第一シールダイヤフラム
側に第二のシールダイヤフラムが対向し、第一および第
二のシールダイヤフラムの反液体側の面がそれぞれ被測
定圧およびそれと異なる圧を導く穴を有する容器蓋部に
対向し、第一、第二のシールダイヤフラムの厚さおよび
面積が等しく、それらのおのおのに接する閉ざされた空
間に満たされた液体が同一でそれらの空間の容積が等し
い請求項1記載の二重ダイヤフラム式半導体圧力セン
サ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3315694A JPH05149814A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ |
EP92120321A EP0545319B1 (en) | 1991-11-29 | 1992-11-27 | Semiconductor pressure sensor having double diaphragm structure |
DE69211504T DE69211504T2 (de) | 1991-11-29 | 1992-11-27 | Halbleiter-Druckwandler mit zwei Membranen |
US07/982,655 US5335549A (en) | 1991-11-29 | 1992-11-27 | Semiconductor pressure sensor having double diaphragm structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3315694A JPH05149814A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05149814A true JPH05149814A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18068433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3315694A Pending JPH05149814A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5335549A (ja) |
EP (1) | EP0545319B1 (ja) |
JP (1) | JPH05149814A (ja) |
DE (1) | DE69211504T2 (ja) |
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JP2016004016A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | 富士電機株式会社 | 二重ダイアフラム式圧力センサ |
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- 1991-11-29 JP JP3315694A patent/JPH05149814A/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-27 DE DE69211504T patent/DE69211504T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-27 EP EP92120321A patent/EP0545319B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-27 US US07/982,655 patent/US5335549A/en not_active Expired - Fee Related
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DE69211504T2 (de) | 1996-10-10 |
EP0545319A3 (en) | 1993-06-30 |
DE69211504D1 (de) | 1996-07-18 |
EP0545319B1 (en) | 1996-06-12 |
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