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JPH05147827A - 機械複合体を作動する方法および装置 - Google Patents

機械複合体を作動する方法および装置

Info

Publication number
JPH05147827A
JPH05147827A JP10292892A JP10292892A JPH05147827A JP H05147827 A JPH05147827 A JP H05147827A JP 10292892 A JP10292892 A JP 10292892A JP 10292892 A JP10292892 A JP 10292892A JP H05147827 A JPH05147827 A JP H05147827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
cup
winder
operating speed
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10292892A
Other languages
English (en)
Inventor
Joerg Wernli
ヴエルンリ イエルク
Markus Erni
エルニ マルクス
Kuno Baertschi
ベルチ クノ
Thomas Ramp
ランプ トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPH05147827A publication Critical patent/JPH05147827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のコンポーネントにより構成された紡
績装置における機械複合体を作動する際に、搬送装置の
所要エネルギーおよび機械的な負担を実質的に低減す
る。 【構成】 第1のコンポーネント27の動作速度を継続
的に検出し、これに結合された第2のコンポーネント2
6の動作速度と比較する。第2のコンポーネント26が
できるかぎり連続的に作動するように、第2のコンポー
ネント26の動作速度を第1のコンポーネント27の動
作速度に適合調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば巻取り機、紡績
機、該紡績機および巻取り機からのないし紡績機および
巻取り機への、コップと空チューブのための搬送装置の
ような複数個のコンポーネントにより構成された、紡績
装置における機械複合体を作動する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】優れた利点を有する本発明による方法に
おいて用いられているような、リング精紡機と巻取り機
の組み合わせは、ヨーロッパ特許出願第0404875
号公報(WO90/03461)により公知である。
【0003】通常、糸巻き機の平均動作速度(巻取り容
量)は、リング精紡機に適合されている。したがってコ
ップの巻取り機受け取り容量は、機械によって異なる。
【0004】リング精紡機におけるスピンドル数は、通
常、約600〜1200個のスピンドルになり得る。こ
の場合、コップ走行時間は0.75〜24時間であり、
大部分のリング紡績機の場合には3〜6時間である。し
かし紡績工程中にコップを除去するために、通常のコッ
プ走行時間に加えて10分の予備余裕時間を組み入れる
べきである。したがってリング精紡機に設けられた搬送
装置の平均動作速度(除去容量)は、0.5〜30コッ
プ/分のような幅広い範囲で作動できるようにすべきで
ある。このことは1:60の比における動作速度の変化
に相応する。
【0005】さらに次のことも考慮しなければならな
い。即ち、巻取り機またはリング精紡機の搬送装置にお
ける障害発生後に、すべてのコップが次のドッファ工程
までに除去されるように、巻取り機の平均動作速度(受
け取り容量)を高められるようにすべきである。
【0006】リング精紡機と巻取り機の公知の組み合わ
せの場合、コップの搬出ないし空チューブの搬入の要求
は、搬送装置のスタート/ストップ動作によって解決さ
れる。つまり巻取り機によりコップが要求されると、搬
送装置から積み出し緩衝区間を介して巻取り機へ、巻取
り機の要求に相応する1つまたは複数個のコップが引き
渡されるまで、搬送装置は作動状態におかれる。1つま
たは複数個のコップが引き渡されると、次のコップ要求
が発生するまで、搬送装置は再び停止される。このこと
により搬送装置の不所望な衝撃的な動作が生じる。搬送
装置の絶え間ない加速および停止は多くの所要エネルギ
ーを必要とし、さらにこれにより機械的な構成部材に対
して加わる負荷が増大する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、搬送装置の所要エネルギーおよび機械的な負荷を
著しくに低減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1お
よび例えば請求項2の特徴部分に記載の構成により解決
される。
【0009】
【発明の利点】このようにして、リング精紡機と巻取り
機の動作速度は順次互いに適合され、これにより搬送装
置の停止回数を著しく少なくすることができる。
【0010】本発明の有利な実施形態は、請求項3〜1
3に記載されている。
【0011】したがって有利には、巻取り機の側からの
要求がないときの搬送装置を一切止めるのではないが、
但し、リング精紡機と巻取り機の平均動作速度のインク
リメンタルな適合調整により、作動持続時間の増加にと
もない搬送装置の停止回数を著しく低減することができ
る。例えば1200個のスピンドルを有するリング精紡
機における停止回数を、スタート/ストップ動作による
従来の方法の場合の約500回から約50回へ、つまり
係数10だけ、低減することができる。このことは相応
に低減された所要エネルギーと、著しく低減された機械
的構成部材の負担とを意味する。
【0012】しかも請求項6によれば、搬送装置の速度
を順次低減すると有利である。しかしこれに相応して巻
取り機の動作速度を搬送装置の動作速度へ段階的に高め
ることもできる。さらに、搬送装置の動作速度も巻取り
機の動作速度も、互いに近づくように順次変化させるこ
とができる。
【0013】請求項7の構成により、通常の除去動作時
に搬送装置の速度を、請求項13で定められている平均
ないし最適動作速度を中心としてわずかな変化分で揺動
させることができる。
【0014】速度低減時に順次連続する速度ステップの
間で搬送装置が停止するのに対し、請求項8によれば一
時的な停止を伴わずに、搬送装置の動作速度のインクリ
メンタルな上昇が行なわれる。個々のステップ間の速度
の上昇が僅かであるために、この速度上昇のための所要
エネルギーは僅かであり、同様に機械的な構成部材の負
担も無視することができる。
【0015】キャリヤが引き渡し場所に存在しないかぎ
り、請求項11によれば搬送装置を、相対最高速度に対
して著しく高められた速度で移動させるべきである。
【0016】請求項12における有利な実施形態により
定められているような、著しく小さなステップでのイン
クリメンタルな速度低減は、非常に有利である。
【0017】本発明による方法の場合、基本的に既に最
初から巻取り機の容量をリング精紡機の動作容量へ、所
定の紡績プログラムにおいて少なくとも大まかに適合さ
れる。この適合は、例えばリング精紡機が比較的緩慢に
作動する紡績プログラムにおいて、巻取り機の個々のス
テーションを遮断したり、あるいは巻取り機の巻取り速
度を比較的低いレベルへ設定調整することにより行なわ
れる。この設定調整は、好適には請求項13にしたがっ
て行なわれる。
【0018】したがってリング精紡機と巻取り機の動作
速度が、既に作動開始前からできるかぎり互いに適合さ
れるにもかからわず、リング精紡機の搬送装置におい
て、かなりの容量予備が含まれるようにする必要があ
り、この容量予備は、実際にどうしても生じる、1:6
0の最大除去容量比を考慮したものであり、これについ
てはすでに上記において指摘した。巻取り機が目下選択
されている紡績工程に相応する巻取り容量におおまかに
適合されてから、本発明による方法によれば、通常作動
時の制御において搬送装置の最小限停止で間に合うよう
に、最初に著しく高く選定された搬送装置の動作速度が
その巻取り容量に自動的に適合される。
【0019】したがって搬送装置の高められた除去容量
は必要であり、これにより巻取り機における障害発生
後、またはリング精紡機の搬送装置における障害発生
後、上記において既に指摘したように、すべてのコップ
が次のドッファ工程までに除去されるように、巻取り機
へのコップの搬送ないしリング精紡機への空チューブの
搬送を高めることができる。
【0020】本発明による方法を実施するための有利な
装置が請求項14に記載されているこの装置の有利な実
施形態は、請求項15〜20に示されている。
【0021】次に本発明を図面に基づき説明する。
【0022】
【実施例の説明】図1によれば、リング精紡機27はそ
れぞれ対向する機械側面に、互いに平行に延在する紡績
作業部群12aおよび12bを有しており、これらはそ
れぞれ単に概略的に示されている複数個の紡績作業部1
1により構成されている。できるかぎり均等にされてい
る紡績作業部間隔は、24で示されている。紡績機27
のさらに詳細な構成は、例えば機械ヘッドは、示されて
いない。何故ならば、その点に関しては通常の公知の配
置が用いられているからである。紡績作業部11の個数
は、見やすくするために著しく低減して示してある。
【0023】両方の紡績作業部群12a、12bの周囲
を囲むようにして、垂直に延在するスチールベルトの形
式のエンドレスコンベヤ17が案内されている。このコ
ンベヤベルトは、互いに平行にかつ位置合わせされて延
在する紡績作業部群12a、12bの両端部において、
垂直軸で転向ローラ39、40、41、42の周囲を取
り囲んでいる。転向ローラ40はメイン駆動モータ9に
より駆動される。したがって、それぞれ紡績作業部群1
2aないし12bに沿って延在する、エンドレスコンベ
ヤ17の2つの長い張設区間と、両方の紡績作業部12
a、12bの端部を結ぶエンドレスコンベヤ17の2つ
の短い張設区間とが存在する。
【0024】エンドレスコンベヤ17には、個々の紡績
作業部11と位置合わせされて、エンドレスコンベヤ1
7から外に向かって延在びるキャリヤ19が取り付けら
れている。エンドレスコンベヤ17のすぐ隣りおよびす
ぐ下の、紡績作業部群12a、12bの領域に、水平の
搬送レール22が延在しており、リング精紡機27の両
方の側の間の搬送路の接続を行なう目的で、この搬送レ
ールも、リング精紡機27の左端部の周囲を囲むように
して、エンドレスコンベヤ17と平行に案内されてい
る。コンベヤ17、キャリヤ19、および搬送レール2
2とが合わさって、搬送装置が形成されている。
【0025】搬送レール22上に、キャリヤ19を有す
る装置の間隔で相前後して円錐状キャリッジ18が設け
られている。このキャリッジは、環状ディスク形のスラ
イド体44と、この上に垂直に配置されたスリーブピボ
ット13とにより構成されており、これらは有利にはプ
ラスチックにより一体的に製造されている。キャリヤ1
9は、ピボット13の後ろ側で係合する機械的なキャリ
ヤフィンガ45を有している。
【0026】機械の両側には、図1では破線で示されて
いるドッファ14が設けられている。このドッファは、
紡績作業部11のスピンドルからコップ15を取り出し
て、その代わりに、エンドレスコンベヤ17により個々
の紡績作業部11へ導かれた空チューブ16をスピンド
ルへ差し込むために用いられている。円錐状キャリッジ
18からの空チューブ16の除去後、そこへコップ15
が置かれる。
【0027】転向ローラ41、42は、機械の長手方向
において両矢印の方向に運動するように保持されている
張設ビーム47によって互いに連結されており、この張
設ビームは、機械フレームに支持された張設装置48に
よって、エンドレスコンベヤ17を張設するバイアス力
の下におかれている。
【0028】紡績作業部群12a、12bの、張設ビー
ム47とは反対側の端部には、駆動されるコンベヤベル
ト34、35により構成された積み出し/積み込み緩衝
区間28、29が、紡績作業部11に沿って延在する搬
送レール22の部分と位置合わせされて設けられてい
る。さらにこの積み出し/積み込み緩衝区間には、単に
概略的に示されている、案内レール30と巻取り位置3
1を備えた巻取り機26が接続されている。巻取り位置
31の個数は紡績作業部11の個数よりも、少なくとも
1つのオーダだけ少ない。
【0029】エンドレスコンベヤ17は、本発明による
可変の動作速度で矢印の方向に駆動される。搬送装置内
に位置する、紡績作業部群12bの搬送レール22の端
部には、ドッファ14の後方にコップ引き渡し場所32
が設けられている。そこにはストッパ36が設けられて
おり、これは円錐状キャリッジ18を転向ローラ39の
領域で捕捉し、この転向ローラ39の周囲に案内された
キャリヤ19と切り離す。これにより円錐状キャリッジ
18は転向ローラ39の領域で始まるコンベヤベルト3
4に到達し、そこから巻取り機26の方向へ連行される
が、これはとりあえずコンベヤベルト34の終端に設け
られたストッパ55まで連行される。
【0030】紡績作業部群12aの搬送レール22の、
搬送方向とは逆に位置する端部には、空チューブ引き渡
し場所33が設けられており、コンベヤベルト35によ
って、空チューブ16を備えた円錐状キャリッジ18が
巻取り機26からこの引き渡し場所へ導かれる。空チュ
ーブ引き渡し場所33の前にストッパ37が設けられて
おり、ライトバリヤ49により制御される駆動装置50
を用いてその都度最前の円錐状キャリッジ18を解放す
るために、このストッパを短期間引き戻すことができ
る。コンベヤベルト34、35は、時折つまりチューブ
交換プロセスの間、持続的に駆動される。
【0031】コンベヤベルト35の前方の端部には、紡
績作業部12aに配属された搬送レール22が接続され
ているため、ストッパ37により解放された、空チュー
ブ16を積んだ円錐状キャリッジ18は、コンベヤベル
ト35から静止した搬送レール22へ押し出され、そこ
においてそのキャリッジを、キャリヤ19のキャリヤフ
ィンガ45により係合することができる。
【0032】各コンベヤベルト34、35の始点と終点
にはライトバリヤ51、52、53、54が設けられて
いる。これらのライトバリヤは、円錐状キャリッジ18
が存在するか不在であるかを当該位置において検出し、
それに応じてリング精紡機27ないし巻取り機26の搬
送装置の動作を制御するために用いられる。ライトバリ
ヤ54の上部に、そこに存在する円錐状キャリッジ18
が空チューブ16を積んでいるか否かを検出する目的
で、図示されていない別のライトバリヤを設けることが
できる。
【0033】コンベヤベルト34の前方の端部に、機械
的に出し入れ可能な別のストッパ55が設けられてい
る。予め定められた個数のコップ15を巻取り機26へ
通過させる目的で、巻取り機26の相応のコップ要求の
際に、このストッパが時折引き戻される。
【0034】図1に破線で示されているように、エンド
レスコンベヤ17のメイン駆動モータ9は、周波数変換
器8を有するスイッチング制御装置10によって後述の
ようにして駆動される。さらにこのスイッチング制御装
置10は、例えばライトバリヤとして構成されているセ
ンサ49、51、52、53、54と接続されており、
必要に応じてさらに以下で述べる図示された検出器5、
6、7とも接続されていて、このことによってそれらの
検出器からメイン駆動モータ9を制御するための実際値
を導出できる。
【0035】搬送レール26のガイドエッジが56で示
されており、これは円錐状キャリッジ18を片側で案内
するために用いられる。
【0036】リング精紡機と巻取り機の既述の組み合わ
せの動作は以下のとおりである:図1に示された位置に
おいて各紡績作業部11の前に、空チューブ16の積ま
れた円錐状キャリッジ18が存在する。紡績作業部11
のスピンドル上に配置されたチューブが糸によって完全
に巻取りされるとただちに、個々の円錐状キャリッジ1
8上に存在する空チューブ16がドッファ14によって
搬送ピボット13から取り出され、さらに紡績作業部の
スピンドル上に存在するコップ15が取り出されて、空
チューブ16と取り替えられる。その際、コップ15は
配属された円錐状キャリッジ18の搬送ピボット13に
達する。チューブ交換に必要な中間ピボットは、見やす
くするために示されていない。
【0037】コップ15と空チューブ16の交換が行な
われるとただちに、リング精紡機27における紡績過程
が再び行なわれ、エンドレスコンベヤ17は矢印17の
方向で、本発明により以下で説明するように定められた
速度で始動する。それに応じてコップ15はストッパ3
6によって順次、積み出し緩衝区間28がいっぱいにな
るまで、この積み出し緩衝区間28のコンベヤベルト3
4へ引き渡される。これに応じてエンドレスコンベヤ1
7は、新たに必要とされるまで静止状態におかれる。コ
ンベヤベルト34の他方の端部において、巻取り位置3
1において最終的なあや巻きボビンを形成する目的で、
巻取り機30は必要な個数のコップ15を呼び出す。
【0038】巻取り機26のガイドレール30から何も
巻かれていない空チューブ16が、それを搬送する円錐
状キャリッジ18とともに積み込み緩衝区間29のコン
ベヤベルト35へ送出される。この場合、とりあえずス
トッパ37までしか搬送されない。このようにして同様
にコンベヤベルト34上には、空チューブ16の積まれ
たすぐ近くに相前後して位置する一連の円錐状キャリッ
ジ18が存在する。このキャリッジ18は、エンドレス
コンベヤ17への引き渡しのための予備を形成する。
【0039】キャリヤフィンガ45を備えたキャリヤ1
9が、図1に破線で示された、転向ローラ40の直前の
位置へ来ると、ライトバリヤ49は破線で示された制御
線路49′と駆動装置50を介して、ストッパ37を短
期間引き戻すことによって、最前の円錐状キャリッジ1
8のための経路を開放する。これに続いてコンベヤベル
ト35はこの円錐状キャリッジを、図1に破線で示され
た位置18′まで押し出す。この場合、円錐状キャリッ
ジ18は既に静止している搬送レール22上に存在して
いる。そこでこのキャリッジは、キャリヤ19のキャリ
ヤフィンガ45がそのキャリッジを係合し、複数個の紡
績作業部11のうち配属された紡績作業部へ搬送するま
で待機する。
【0040】図1の場合、エンドレスコンベヤ17は、
空チューブ16の積まれた満杯の状態でドッファの直前
に示されているのに対し、積み出し緩衝区間28上には
まだいくつかのコップ15が存在している。
【0041】次に、本発明によりエンドレスコンベヤ1
7の瞬時の速度がどのようにして決定されるかを説明す
る。
【0042】リング精紡機27において紡績作業部11
つまりスピンドルの個数が既知であり、所定の紡績プロ
グラムのためにコップ走行時間が(分単位で)設定され
ていればこれら両方の情報から動作速度を検出すること
ができる。そしてコップを次のドッファ工程までに巻取
り機26へ完全に運ぶために、エンドレスコンベヤ17
へ運ばれるコップをこの動作速度で中断なく動かす必要
がある。この動作速度は、スピンドルの個数とコップ走
行時間の商(コップ/分)に相応する。
【0043】しかし最適な動作速度つまり除去容量のた
めに、少なくとも10分の予備時間をもたせるべきであ
るので、前述の商を形成する際にコップ走行時間からさ
らに10分の値が減算される。
【0044】しかしながら、巻取り機または紡績機にお
いて時折発生する障害時のためにもさらに予備時間をも
たせるために、最大動作速度を最適動作速度ないし除去
容量よりもさらに100%高めるべきである。
【0045】しかし、既に除去されたコップ15を計数
することにより、リング精紡機27の動作の各時点にお
いて、ドッファまでの時間を検出することも可能であ
る。したがって次のドッファ工程までの時間およびスピ
ンドルの個数から、まだ残っているコップを除去するの
に必要な動作速度を算出することができる。この動作速
度は、除去されるべきコップと次のドッファ工程までの
時間の商(コップ/分)に等しい。
【0046】この場合にも最適な動作速度のために、少
なくとも10分の予備時間をとっておくべきである。し
たがってこの場合、最適な除去容量は、次のドッファ工
程までの時間からさらに、例えば10分であるこの予備
時間を減算することにより得られる。
【0047】さらにこの場合にも、最大動作速度を係数
2だけ大きくすべきである。
【0048】つまり本発明によれば、最大動作速度と最
適動作速度(除去容量)は、コップ走行時間全体を考慮
することによっても算出されるし、継続的に次のドッフ
ァ工程までの時間だけを考慮することによっても算出さ
れる。本発明によれば、両方の値から生じた比較的高い
除去速度(除去容量)は、Vmax rel と称される、除去
プロセスに関連の最高速度として選定される。
【0049】図2によれば、ドッファ工程後のエンドレ
スコンベヤ17の速度Vは、スタート時点において値V
max rel に設定される。つまりエンドレスコンベヤ17
は例えばまず始めに、すべのコップを取り除くために必
要な動作速度の2倍の動作速度で走行する。
【0050】巻取り機の最初の要求が満たされるとただ
ちに、図2によればエンドレスコンベヤベルト17は、
この形式の公知のリング精紡機の場合と同じように停止
する。次に停止期間が続き、これは巻取り機26による
次の要求通報まで持続する。これに続いてエンドレスコ
ンベヤ17は再び投入されるが、本発明によればいくら
か低減された動作速度で投入される。速度低減量はその
都度の速度の約2%である。
【0051】次の停止後、最終的に最低動作速度Vmin
に達するまで、新たに速度の低減が行なわれる。この最
低動作速度は、有利にはスピンドル数とコップ走行時間
の商よりも、ないしはまだ存在するコップの個数と次の
ドッファ工程までの時間の商よりも小さい。遅くともこ
の最低速度に達した後、エンドレスコンベヤ17は比較
的長い時間、遮断されない。何故ならばもはや巻取り機
の要求は、リング精紡機27からの供給よりも多いかま
たは等しいからである。
【0052】見やすくするために、図2において停止期
間の数は著しく低減されて示されている。
【0053】本発明によれば、図2に示されているよう
にさらに次のように構成されている。即ち遅くとも最低
速度に達した後、動作速度は遮断さらない所定の時間t
1の経過後、その都度1つの増分されたステップだけ増
加する。これは相対最高速度Vmax rel に達するまで、
あるいは巻取り機26の要求が満たされて、再びインク
リメンタルな相応の速度低減を伴って停止状態におかれ
るまで、増加する。
【0054】代表的な実施例の場合、時間t1は5秒で
あり、他方、時間t1後のインクリメンタルな速度増加
は、やはりその都度の速度の約2%にすべきである。
【0055】図1によれば、エンドレスコンベヤ17用
のメイン駆動モータ9は、図2に示されたダイヤグラム
のようにして、スイッチング制御装置10により制御さ
れて駆動される。この場合、スイッチング制御装置10
のセンサ51、52、53、54はそれぞれ、巻取り機
26がコップに対する要求を有しているか否か、ないし
はリング精紡機27への引き渡しのために、積み込み緩
衝区間29上の空チューブ16を使用可能であるか否か
を通報する。
【0056】図1からわかるように、エンドレスコンベ
ヤ17の領域において一方では転向ローラ39、40の
間に、他方では転向ローラ41、42の間にはキャリヤ
19は存在しない。エンドレスコンベヤ17の、キャリ
ヤ19のない領域が、地点32、33の前を通過する期
間中、エンドレスコンベヤ17の速度を、図2による相
対最高速度よりもさらに実質的に速い最高速度Vmax へ
高めることができる。しかし最初のキャリヤがコップ引
き渡し場所32に到達すると、この速度は再びVmax re
l へ下げられる。
【0057】エンドレスコンベヤ17の、キャリヤのな
い位置の識別を、以下のようにして行なうことができ
る:その都度の所定の動作速度によって、いずれの時間
間隔でキャリヤ19が空チューブ引き渡し場所33の前
を通過するするかもわかる。このような2つの時間間隔
の間に、いかなるキャリヤ19も通過しなければ、速度
はVmax まで高められる。
【0058】全経過は次のようにして進行する。
【0059】図3によれば、ドッフィングの後、エンド
レスコンベヤ17は速度Vmax でスタートする。最初の
キャリヤ19がコップ引き渡し場所32へ到来するとた
だちに、エンドレスコンベヤ17の速度はスイッチング
制御装置10によって速度Vmax rel まで低減される。
続いて積み出し緩衝区間28が満たされ、既に述べたよ
うに速度は図2に基づいて説明したようにさらに調整さ
れる。これによりストップ−スタート動作サイクルは、
速度V=0、Vmin およびVmax rel の間で経過する。
【0060】コップ15の取り除かれた最初のキャリヤ
19が、転向ローラ39、40の間の区間を走行後、空
チューブ引き渡し場所33に到来するとただちに、積み
込み緩衝区間29からそのキャリヤ19へ空チューブ1
6が供給される。
【0061】図3の中央のダイアグラムから、いずれの
時間中に地点32、33にいかなるコップもないしは空
チューブ16も存在していないかがわかる。そこにおい
てエンドレスコンベヤベルト17の速度は、再びキャリ
ヤ19がコップ引き渡し場所32ないし空チューブ引き
渡し場所33の前に現われるまで、Vmax へ高められ
る。次にコンベヤベルト17の速度は新たにVmax rel
まで低減され、図2に基づいて示した動作サイクルが新
たに開始される。
【0062】紡績作業部群12a、12bにおいてコッ
プ15が除去されて、空チューブ16が完全に装備され
た後、ドッフィング位置(図1)に達すると、エンドレ
スコンベヤ17はドッファ工程が終わるまで停止してい
る。ドッフィング位置の少し前に達したことは前置セン
サ5によって検出で、最終的な到達はメインセンサ6に
よって検出でき、メイン駆動モータ9を適切な時点で停
止させるためにスイッチング制御装置10へ通報するこ
とができる。
【0063】それぞれコップ15の除去された、エンド
レスコンベヤ17のキャリヤ19が、空チューブ引き渡
し場所33へ達すると、それらはそこにおいてそれぞ
れ、巻取り機26から円錐状キャリッジ18上へ乗せら
れていた、前述のようにして供給された空チューブ16
を受け取る。
【0064】コップ引き渡し場所32と空チューブ引き
渡し場所33との間隔に起因して、所定のキャリヤ19
からのコップ15の引き渡しと空チューブ引き渡し場所
33における空チューブ16の積み込みとの間に時相の
ずれが生じる。これは前述の動作方式において以下のよ
うにして考慮することができる。即ちコップ引き渡し場
所32にも空チューブ引き渡し場所33にもキャリヤ1
9が存在しない場合にだけ、最高速度Vmax で動かすよ
うにすることによって考慮することができる。
【0065】次に、図4に基づき本発明による装置のさ
らに具体的な動作サイクルを説明する。:図4のうち上
方のダイアグラムには、所定の時点に存在する、巻取り
機26のコップ要求が、それぞれ矢印の先端で示されて
いる。時点0において巻取り機は30個のコップを必要
とする、と仮定する。この場合、搬送装置の動作速度は
スイッチング制御装置10により、例えば30コップ/
分の速度Vmax rel に設定される。そして1分後、30
個のコップは積み出し緩衝区間28ないし巻取り機26
へ送出され、これに応じてエンドレスコンベヤ17は、
1.5分の時点において巻取り機26により新たに20
個のコップが要求されるまで、停止する。同じ時点にお
いて、図1によるスイッチング制御装置10はメイン駆
動モータ9を新たに回転状態におくが、この場合、例え
ば28コップ/分であるようないくらか低減された速度
で回転する。20個のコップを引き渡すために、ここに
おいて約0.7分の時間が必要とされ、この後でエンド
レスコンベヤ17が新たに停止される。
【0066】3分の時点において、巻取り機26はさら
に10個のコップを要求する。これに応じて、新たにイ
ンクリメンタルに低減された26コップ/分の速度でエ
ンドレスコンベヤ17は再び投入接続され、しかもこの
場合には約0.4秒の期間だけである。
【0067】3.75分の時点において、新たに30個
のコップが要求され、これに基づきエンドレスコンベヤ
17は再び運動状態におかれ、まず1分の期間だけ24
コップ/分の速度で作動する。スイッチング制御装置1
0の相応の設定調整により、4.75分の時点において
速度は2コップ/分だけ高められ、これに応じてエンド
レスコンベヤ17は、30個のコップが供給されてしま
うまでさらに0.23分だけ走行する。
【0068】この動作サイクルは、10.25分の時点
においてエンドレスコンベヤ17の動作速度が14コッ
プ/分に低減されるまで、継続する。この時点において
巻取り機により5個のコップが要求されるので、15コ
ップ/分である平均ないし最適動作速度以下のこの速度
は0.35分の期間だけ保持される。
【0069】11分の時点において8個のコップが要求
され、これにより動作速度が12コップ/分へさらに低
減され、この速度は、要求された8コップを供給する目
的で、0.66分だけ保持される。
【0070】12.25分の時点において、25個のコ
ップが巻取り機により要求され、これによりまず最初
に、エンドレスコンベヤ17は、さらに低減された10
コップ/分の速度で始動される。そして1分後、10個
のコップが供給され、本発明によれば12コップ/分に
なるように2コップ/分だけ速度が高められる。これに
よりさらに1分後に、合わせて22個のコップが供給さ
れる。次に速度は新たに14コップ/分へ高められ、そ
の結果、全体で2.21分後に、要求された25個のコ
ップの供給が完了する。
【0071】引き続きいくつのコップが要求されるのか
に応じて、搬送装置の速度特性曲線はさらに上昇または
下降し、その際、その後の作動において、15コップ/
分の平均値の周囲で揺れ動き、2つの停止期間の間の投
入期間は常に長くなる。
【0072】前述の実施例から明らかなように、図2に
よる実施例の時間t1は、図4による実施例においても
同じく1分に選定されている。
【0073】本発明による装置において達成される、停
止過程の最小化によって、搬送装置の寿命が実質的に長
くなる。
【0074】本発明を実際に実施するにあたって、図1
におけるセンサ51ならびに54が設けられていること
は、非常に重要である。何故ならばこれにより、積み出
し緩衝区間28における空き場所の存在、ないし積み込
み緩衝区間29の端部における空チューブ16の存在を
検出することができるからである。このことは、問題の
ない作動にとって非常に重要である。
【0075】さらに以下のセンサを設けると好適であ
る:センサ7は、コップ15がコップ引き渡し場所32
に存在するか否か、ならびに積み出し準備が完了したい
るか否かを検出する。これはスイッチング制御装置10
へ通報される。相応に既述のセンサ49は、空チューブ
引き渡し場所の直前のキャリヤ19の存在を検出する。
このセンサ49は、直接的にまたはスイッチング制御装
置10を介して、空チューブ解放信号を駆動装置50へ
伝送する。
【0076】既述のメインセンサ6は、紡績作業部群1
2bにおける最初のキャリヤ19のドッフィング位置を
検出し、これによりエンドレスコンベヤ17を適切な位
置で停止させることができる。この位置への到達を、そ
の位置のいくらか前方に配置された前置センサ5によっ
てスイッチング制御装置10へ通報させるべきである。
【0077】さらにドッフィング位置のためのメインセ
ンサ6と、コップ15が積み出しのために準備完了して
いるか否かを検出するセンサ7との間に、さらに1つ
の、中間位置のための図示されていないセンサを配置す
ることができる。
【0078】さらに、コンベヤベルト34、35ないし
それらの駆動部にも、そのコンベヤベルト34、35が
駆動されているか否かを検出するセンサを設けると好適
である。
【0079】図1の場合、最前のキャリヤ19のドッフ
ィング位置と引き渡し場所32との間の間隔は、著しく
小さく示されている。実際にはこの間隔は実質的にこれ
よりも大きく、したがってセンサ6、7の間の間隔も、
図1に示された間隔よりも大きい。
【0080】回転数が可調整であるモータを選択するこ
とは、本発明の装置にとって重要である。
【0081】これには、低い方の回転数量域においても
高い精度を有する直流モータが適している。さらに、約
1:10の回転数比まで十分精確に作動する、周波数制
御される非同期モータを用いることができる。また、複
数個の巻線を備えた非同期モータを用いることもでき
る。
【0082】できる限り連続的にコップの搬出を行なお
うとする場合、周波数制御される非同期モータを選択す
る必要がある。この制御は、スイッチング制御装置10
内のディジタル/アナログ変換器によって、またはディ
ジタル情報としての出力を用いて行なわれる。
【0083】さらに機械的な理由からも、周波数制御さ
れる非同期モータを選択すべきである。スイッチング制
御装置10内の周波数変換器8は、ディジタル/アナロ
グ変換器により制御される。
【0084】図1によるメイン駆動モータ9と転向ロー
ラ40との間の、図示されていないギヤ装置を次のよう
に構成する必要がある。即ち、エンドレスコンベヤ17
の最高速度が約40mm/secであり、最低速度が約
4mm/secであり、したがって100V〜10Vの
周波数範囲に対応するように、構成する必要がある。図
1によれば、メイン駆動モータ9は、スイッチング制御
装置10内に設けられた周波数変換器8にょり制御され
る。この周波数変換器8は、スイッチング制御装置10
内に設けられた計算機から、またはこのスイッチング制
御装置に接続された計算機から、速度設定値を受け取
る。モータおよびギヤ装置とは無関係に調整を行なう目
的で、速度を独立して連続的に適合調整すべきである。
基本として、時間単位あたりに供給されるコップが用い
られる。
【0085】周波数変換器8に対する速度設定値を、例
えば0V〜10Vの電圧の形式で実現することができ
る。どの電圧がどの速度に対応するのかを、スイッチン
グ制御装置10により、またはこれに接続された計算機
により、次のようにして算出することができる:所定の
電圧が周波数変換器8へ予め与えられる。次に所定の時
間にわたって、エンドレスコンベヤ17の停止なしで供
給されたコップ15の個数が検出される。これにより予
め設定すべき電圧のための換算係数が決定される。
【0086】1200個のスピンドルを備えたリング精
紡機の場合にコップ走行時間は120分である、とす
る。周波数変換器8は0〜10Vの入力電圧で、0〜1
00Hzの間の周波数に調整できるようにすべきであ
る。メイン駆動モータ9は50Hzにおいて5.6rpm
の回転数を有する。さらに4Vの電圧が予め与えられ、
これは40Hzの周波数に相応する。
【0087】4Vの電圧において、30秒間にコップ引
き渡し場所32を通過するコップが計数される。この場
合、30秒間に15個のコップが通過すると仮定する。
これにより、4Vの電圧は30コップ/分の動作速度に
相応することを算出することができる。
【0088】速度Vmax rel を、例えば1200×1.
5/(120−10)=16.4≒17コップ/分に選
定することができる。この速度を、周波数変換器8にお
いて4×17/30=2.3Vの電圧設定で実現するこ
とができる。
【0089】この種の実施例の場合に周波数変換器8の
入力側において、速度Vmin を1Vの電圧で、速度Vma
x rel を2.3Vの電圧で、さらに速度Vmax を8Vの
電圧で実現することができる。
【0090】基本的に、巻取り機26の動作速度の、リ
ング精紡機27のコップ搬出への連続的な適合調整が可
能であるが、その際、コップからあや巻きボビンへの巻
き替え時の糸の張力が一定であることが重要である。巻
取り場所における糸の制動に関していかなる変更も行な
われなければ、巻き付けられるべき糸の張力は、例えば
1400m/分から1200m/分への速度低減時に
は、小さくされる。つまり本発明によれば、巻取り機の
動作速度の変化にともない、糸の制動に対する適切な介
在制御により糸の張力を変更する必要がある。巻取り速
度の低減時には、紡績コップとあや巻きボビンとの間の
糸制動力は強く設定すべきであり、他方、これと反対
に、巻取り速度の上昇時には糸制動力を弱くするように
設定する必要がある。
【0091】巻取り機における糸の制動のために、本発
明によれば次のような操作部材が設けられている。即
ち、この操作部材は巻取り速度に依存して制御される
か、あるいはこの操作部材は、巻取り速度とは無関係に
糸の張力を一定の値に設定調整する自動調整機構を有す
る。チューブないしコップを除去ならびに取り付ける際
の障害を回避する目的で、間近に迫ったコップ交換のた
めの円錐状キャリッジ44の位置決めには、高い精度が
要求される。この位置決め過程は、いわば巻取り機によ
る完全なコップ/チューブ交換の完了を行なうものであ
り、つまり各ドッフィング工程に対してただ1度だけし
か行なわれない。これに必要とされる停止期間の精確さ
は、コップ引き渡しの際に生じる、上記の説明中で詳細
に取り扱った一時停止期間における精確さよりも著しく
高い。
【0092】位置決めの際に必要とされる精度は実際に
は、低減された速度で最終位置に近づけることによって
しか実現できない。この目的で、少なくとも1つの、第
2のモータ動作速度が必要であり、これはやはり有利に
は周波数変換器により実現することができる。つまり周
波数変換器による駆動は第2の機能上重要な意味を有す
る。即ち、これにより実質的に任意に小さいゆっくりと
した速度で停止させることができ、したがって高精度な
停止位置が得られる。
【0093】
【発明の効果】本発明による方法および装置によって、
紡績機械における搬送装置の所要エネルギーおよび機械
的な負担が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング精紡機およびそれに接続された巻取り機
から成る、本発明による装置の平面図である。
【図2】本発明による搬送装置の速度Vと時間の機能的
関係を示す図である。
【図3】それぞれ同じ時間軸(t)を有する3つのダイ
アグラムを示す図であって、この場合、一番上のダイア
グラムは、ドッファ工程がどの時点に行なわれ、リング
精紡機における紡績がどの時点で行なわれるのかを示し
ており、2番目のダイアグラムは、いつコップ引き渡し
場所ないし空チューブ引き渡し場所にコップないし空チ
ューブが存在しているか否かを示しており、さらに一番
下のダイアグラムは、どの速度でないしどの速度で本発
明によるリング精紡機の搬送装置が動作するのかを示し
ている。
【図4】それぞれ同じ時間軸(t)により上下に配置さ
れた2つのダイアグラムを示す図であり、これら2つの
ダイアグラムのうち上の方のダイアグラムは、巻取り機
のコップ要求を時間に依存して示しているのに対し、下
の方のダイアグラムは、搬送装置の瞬時の動作速度を示
しており、その際、両ダイアグラムの時間軸は、垂直方
向においてそれぞれ同じ時間を表わしている。
【符号の説明】
5 前置センサ 6,7 センサ 8 周波数変換器 9 メイン駆動モータ 10 スイッチング制御装置 11 紡績作業部 12a,12b 紡績作業部群 13 ピボット 14 ドッファ 15 コップ 16 空チューブ 17 エンドレスコンベヤ 18 円錐状キャリッジ 19 キャリヤ 22 搬送レール 24 紡績作業部間隔 26 巻取り機 27 リング精紡機 28 積み出し緩衝区間 29 積み込み緩衝区間 30 ガイドレール 31 巻取り位置 32 コップ引き渡し場所 33 空チューブ引き渡し場所 34、35 コンベヤベルト 36 ストッパ 37 ストッパ 39、40、41、42 転向ローラ 44 円錐状キャリッジ 45 キャリヤフィンガ 47 張設ビーム 48 張設装置 49 センサ 50 駆動装置 51,52,53,54 センサ 55 ストッパ 56 ガイドエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス エルニ スイス国 ヴインテルトウール ラングガ ツセ 56 (72)発明者 クノ ベルチ スイス国 チユーリツヒ リマタールシユ トラーセ 287 (72)発明者 トーマス ランプ スイス国 レーニンゲン ベルクガツセ 10

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 例えば巻取り機(26)、紡績機(2
    7)、該紡績機(27)および巻取り機(26)からの
    ないし紡績機(27)および巻取り機(26)へのコッ
    プ(15)と空チューブ(16)のための搬送装置(1
    7,19,22)のような複数個のコンポーネントによ
    り構成された、紡績装置における機械複合体を作動する
    方法において、 第1のコンポーネントの動作速度を連続的に検出して、
    連結されたコンポーネントの動作速度と比較するように
    し、 連結されたコンポーネントができるかぎり連続的に作動
    するように、連結された該コンポーネントの動作速度を
    前記第1のコンポーネントの動作速度に適合調整するよ
    うにしたことを特徴とする、機械複合体を作動する方
    法。
  2. 【請求項2】 紡績作業部(11)の間隔で配置された
    キャリヤ(19)を有する搬送装置(17,19,2
    2)により、リング精紡機(27)の一方の側に沿って
    移動可能なコップ(15)を搬出し、さらにドッファ
    (14)によりそれぞれ1つの紡績作業部(11)へ引
    き渡し可能な空チューブ(16)を、搬送装置(17,
    19,22)を用いることにより巻取り機(26)から
    リング精紡機(27)の一方の側へ、有利には端部に空
    チューブ引き渡し場所(33)の設けられた積み込み緩
    衝区間(29)を介して搬送する方法であって、 前記コップ(15)は、ドッファ(14)によりリング
    精紡機(27)のそれぞれ1つの紡績作業部(11)か
    ら、該リング精紡機(27)の当該側面に沿って配置さ
    れた搬送装置(17,19,22)へ引き渡されたもの
    であり、 この場合、前記巻取り機(26)ないし積み出し緩衝区
    間(28)が要求を通報したときにだけ、コップ(1
    5)がコップ引き渡し場所(32)へ到達するように、
    さらに前記巻取り機(26)ないし積み込み緩衝区間
    (29)が空チューブ(16)を扱い可能であるとき
    に、キャリヤ(19)が空チューブ引き渡し場所(3
    3)へ到達するように、前記コップ(15)と前記空チ
    ューブ(16)を所定の動作速度で搬送する搬送装置
    (17,19,22)は、リング精紡機(27)から供
    給されたコップ(15)を所定の速度で処理し相応に空
    チューブを使用可能である巻取り機(26)による、コ
    ップ(15)に対する要求に依存して、さらに巻取り機
    (26)からの空チューブ(16)の供給に依存して、一時
    的に停止されるようにした、例えば請求項1記載の方法
    において、 搬送装置(17,19,22)および/または巻取り機
    (26)の動作速度が制御されて変化されるようにし、
    該可変の動作速度は連続的に、あるいは有利には小さな
    ステップで、両方の動作速度が互いに近づく方向で変化
    されるようにしたことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 有利には前記動作速度の増分的変化は、
    両方の動作速度が互いに近づく方向で、その都度搬送装
    置(17,19,22)の各停止期間に続いて行われる
    ようにした、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 作動開始時に、前記搬送装置(17,1
    9,22)の動作速度は、巻取り機(26)の動作速度
    よりも大きくなるようにし、次に増分するステップで両
    方の動作速度の適合調整が行われるようにした、請求項
    2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 両方の動作速度に対して十分な適合調整
    を行なった後で、搬送装置(17,19,22)と巻取
    り機(26)の相互間の相対的動作速度は、当該搬送装
    置(17,19,22)をできる限りまれにしか停止さ
    せる必要がない程度に、一方が他方よりもいくらか大き
    い値とその逆の場合の値との間の小さな変化分をともな
    って、互いに相対的に変化されるようにした、請求項1
    〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記搬送装置(17,19,22)は、巻
    取り機(26)よりも著しく速い動作速度で動き始めるよ
    うにし、該搬送装置(17,19,22)の各停止の後、
    いくらか低減された動作速度で新たな作動が行われるよ
    うにし、これにより所定の停止の回数の後、搬送装置
    (17,19,22)の動作速度は、巻取り機(26)の
    変動する要求を考慮してできるかぎり、巻取り機(2
    6)の動作速度に適合調整されるようにした、請求項1
    〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記搬送装置(17,19,22)の動
    作速度は、該動作速度が少なくとも1つの増分ステップ
    だけ巻取り機(26)の平均動作速度よりも下回るま
    で、低減されるようにし、次に搬送装置(17,19,
    22)の動作速度の増分的な上昇が行われるようにし
    た、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 巻取り機(26)がコップ(15)に対
    して相応の要求をするために、ないしは相応に複数個の
    空チューブ(16)を扱い可能であるために、有利には
    1〜10秒、例えば約5秒である所定の期間中、搬送装
    置(17,19,22)が停止することなく走行する場
    合、速度はその都度僅かな値だけ高められるようにし
    た、請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 搬送装置(17,19,22)の動作速
    度は、相対最高速度(Vrel max )と最低速度(Vmin
    )との間で可変であり、前記相対最高速度(Vrel max
    )は、スピンドル数またはまだ除去されるべきコップ
    (15)の個数と、コップ走行時間、ないし1よりも大
    きい係数で、例えば1.5〜2の係数で乗算された、次
    のドッファ工程までの時間から形成される商に相応し、
    前記最低速度(Vmin )は、スピンドル数またはまだ除
    去されるべきコップ(15)の個数と、コップ走行時間
    ないし次のドッファ工程までの時間から形成される商と
    等しいか有利にはいくらか小さい、請求項1〜8のいず
    れか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記最低速度(Vmin )は、スピンド
    ル数またはまだ除去されるべきコップの個数と、コップ
    走行時間ないし次のドッファ工程までの時間から形成さ
    れる商よりも、係数0.5〜0.9だけ、例えば0.6
    〜0.8だけ、有利には0.7だけ小さい、請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 搬送装置(17,19,22)の、キャ
    リヤ(19)のない個所が引き渡し位置(32,33)を
    通過するまで、動作速度は相対最高速度(Vrel max )
    よりも著しく高い値(Vmax)へ移行されるようにし、該
    著しく高い値(Vmax )は、有利には係数2〜4だけ、
    例えば約3だけ、前記相対最高速度(Vrel max )より
    も大きい、請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 インクリメンタルな速度低減および/
    またはインクリメンタルな速度増加は、停止前の速度の
    1〜5%のステップで、例えば1〜3%のステップで、
    有利には約2%のステップで行われるようにし、しかも
    これは最小速度(Vmin )ないし相対最高速度(Vrel
    max )に達するまで行われるようにした、請求項1〜1
    1のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 搬送装置(17,19,22)の平均
    動作速度または最適動作速度として、スピンドル数と、
    コップ走行時間の僅かな端数部分だけ、例えば5〜15
    分だけ、有利には約10分だけ低減されたコップ走行時
    間との商が定められており、さらに巻取り機(26)の
    平均動作速度は少なくとも近似的にこの値に設定される
    ようにした、請求項1〜12のいずれか1項記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 リング精紡機(27)により請求項1
    〜13の方法を実施するための装置であって、該リング精
    紡機(27)の周囲に、キャリヤ(19)を有する搬送
    装置(17,19,22)が設けられており、さらに必
    要に応じて積み出し緩衝区間(28)ならびに積み込み
    緩衝区間(29)を介して前記搬送装置と接続されてい
    る巻取り機(26)が設けられている形式の装置におい
    て、 前記搬送装置(17,19,22)のメイン駆動モータ
    (9)を制御するスイッチング制御装置(10)が設け
    られており、該スイッチング制御装置(10)は、巻取
    り機(26)のコップ飽和状態に応じて、ないしは巻取
    り機(26)により使用可能な空チューブ(16)の不
    足状態に応じて、前記メイン駆動モータ(9)を時折停
    止させるようにし、前記メイン駆動モータ(9)はドッ
    フィングの後でまず始めに、搬送装置(17,19,2
    2)の動作速度が巻取り機(26)の動作速度よりも著
    しく高くなるような高い回転数で駆動されるようにし、 停止後に前記メイン駆動モータ(9)を新たに始動させる
    たびに、前記回転数は僅かな値だけ低減されるように
    し、さらにメイン駆動モータ(9)の回転数は、該メイン
    駆動モータ(9)が直前の停止から所定の期間、遮断され
    ずに走行しているかぎり、小さなステップで高められる
    ようにしたことを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 前記メイン駆動モータ(9)は周波数
    に依存する回転数を有しており、前記スイッチング制御
    装置(10)内に設けられた周波数変換器(8)により
    制御されるようにし、該周波数変換器(8)へ、メイン
    駆動モータ(9)の必要とされる回転数に依存して、例
    えば0〜10Vのような種々異なる電圧を印加できるよ
    うにした、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 積み出し緩衝区間(28)と積み込み
    緩衝区間(29)の蓄積容量は、10個以上のコップ
    (15)ないし空チューブ(16)に、例えば20個よ
    り多い、有利には25個〜30個のコップ(15)ない
    し空チューブ(16)に定められている、請求項14ま
    た15記載の装置。
  17. 【請求項17】 積み出し緩衝装置(28)と積み込み
    緩衝装置(29)の蓄積容量は、50個よりも僅かなコ
    ップ(15)ないし空チューブ(16)に定められてい
    る、請求項14〜16のいずれか1項記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記コップ(15)は円錐状キャリッ
    ジ(18)上に配置されており、該キャリッジ(18)
    は搬送装置(17,19,22)により、リング精紡機
    (27)から積み出し緩衝区間(28)へ、該積み出し
    緩衝区間(28)から巻取り機(26)へ搬送されるよ
    うにし、さらにコップ(15)が空チューブ(16)と
    取り替えられてから積み込み緩衝区間(29)へ、さら
    に該積み込み緩衝区間(29)から再び搬送装置(1
    7,16,22)へ搬送されるようにした、請求項14
    〜17のいずれか1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記搬送装置(17,19,22)
    は、リング精紡機の周囲を案内されている可撓性の、有
    利にはエンドレスであるコンベヤ(17)、例えば垂直
    のスチールベルトと、該コンベヤ(17)に配置された
    キャリヤ(19と、さらに該コンベヤ(17)に沿って
    配置された搬送レール(22)とにより構成されてい
    る、請求項14〜18のいずれか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記搬送装置(17,19,22)に
    ての供給引き渡しのための、巻取り機(26)のコップ
    要求ないし空チューブ(16)の存在は、例えば光電的
    に作動するセンサ(51,52,53,54)により検
    出されて、前記スイッチング制御装置(10)へ通報さ
    れるようにした、請求項14〜19のいずれか1項記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 前記搬送装置(17,19,22)の
    任意の位置が低減された動作速度で始動されるように
    し、その際にモータは少なくとも第2の低減された動作
    速度で駆動可能であり、さらにこのために前記モータ
    へ、周波数変換器から可変の設定調整可能な周波数が供
    給されるようにした、請求項14〜20のいずれか1項
    記載の装置。
JP10292892A 1991-04-22 1992-04-22 機械複合体を作動する方法および装置 Pending JPH05147827A (ja)

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