JPH05147046A - 連続加熱成形装置 - Google Patents
連続加熱成形装置Info
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- JPH05147046A JPH05147046A JP34211191A JP34211191A JPH05147046A JP H05147046 A JPH05147046 A JP H05147046A JP 34211191 A JP34211191 A JP 34211191A JP 34211191 A JP34211191 A JP 34211191A JP H05147046 A JPH05147046 A JP H05147046A
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- heating
- molding
- molding die
- molds
- injection
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用すべき成形金型の数を自由に選定可能で
あり、また加熱時間を各成形金型ごとに任意に調整可能
であって、装置の占有面積を少なくできる連続加硫成形
装置を提供することを目的とする。 【構成】 連続加硫成形装置を、(イ)射出ステーショ
ン32において成形金型10に順次成形材料を射出・充
填する射出装置34と、(ロ)該成形金型10を収容す
る複数の収容部と該収容部に収容された成形金型10を
加熱する加熱手段とを備えた加熱棚装置40と、(ハ)
前記成形材料の充填された成形金型10を該加熱棚装置
40における複数の収容部のうち任意のものに搬入する
搬入手段36と、(ニ)該加熱棚装置40の収容部に所
定時間保持された成形金型10を該収容部から取り出す
取出手段36と含むように構成する。
あり、また加熱時間を各成形金型ごとに任意に調整可能
であって、装置の占有面積を少なくできる連続加硫成形
装置を提供することを目的とする。 【構成】 連続加硫成形装置を、(イ)射出ステーショ
ン32において成形金型10に順次成形材料を射出・充
填する射出装置34と、(ロ)該成形金型10を収容す
る複数の収容部と該収容部に収容された成形金型10を
加熱する加熱手段とを備えた加熱棚装置40と、(ハ)
前記成形材料の充填された成形金型10を該加熱棚装置
40における複数の収容部のうち任意のものに搬入する
搬入手段36と、(ニ)該加熱棚装置40の収容部に所
定時間保持された成形金型10を該収容部から取り出す
取出手段36と含むように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゴム製品の加硫成形装
置に用いて好適な連続加熱成形装置に関する。
置に用いて好適な連続加熱成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴム製
品の連続加硫成形装置として、成形金型を円形の搬送路
に沿って循環移動させるとともに、搬送路に沿って設け
た射出ステーション,加硫ステーション,型分解ステー
ション,型組ステーション等でゴム材料の射出,加硫,
型分解,型組み等所定の作業を行うようにしたロータリ
ー式加硫成形装置が知られている。
品の連続加硫成形装置として、成形金型を円形の搬送路
に沿って循環移動させるとともに、搬送路に沿って設け
た射出ステーション,加硫ステーション,型分解ステー
ション,型組ステーション等でゴム材料の射出,加硫,
型分解,型組み等所定の作業を行うようにしたロータリ
ー式加硫成形装置が知られている。
【0003】図11(A)はこのロータリー式連続加硫
成形装置を簡略的に示したものである。図において20
0は回転テーブル、202はテーブル200上に所定間
隔をおいて配列された加熱及び型締装置、206は成形
金型にゴム材料を射出する射出装置である。
成形装置を簡略的に示したものである。図において20
0は回転テーブル、202はテーブル200上に所定間
隔をおいて配列された加熱及び型締装置、206は成形
金型にゴム材料を射出する射出装置である。
【0004】このロータリー式加硫成形装置では、射出
ステーションにおいて射出装置206により成形金型内
部にゴム材料が射出される。
ステーションにおいて射出装置206により成形金型内
部にゴム材料が射出される。
【0005】ゴム材料の射出を受けた成形金型は、加熱
及び型締装置202により加熱・型締めされた状態でテ
ーブル200の回転により順送りされ、後続のステーシ
ョンで型分解,製品の取出し,型組み等が行われて再び
射出ステーションに到り、そこで再度ゴム材料の射出が
行われる。そしてこのような動作が繰り返し行われ、ゴ
ム製品が連続的に加硫成形される。
及び型締装置202により加熱・型締めされた状態でテ
ーブル200の回転により順送りされ、後続のステーシ
ョンで型分解,製品の取出し,型組み等が行われて再び
射出ステーションに到り、そこで再度ゴム材料の射出が
行われる。そしてこのような動作が繰り返し行われ、ゴ
ム製品が連続的に加硫成形される。
【0006】しかしながらこのロータリー式加硫成形装
置の場合、加硫時間の変更に対して対応が困難である問
題がある。
置の場合、加硫時間の変更に対して対応が困難である問
題がある。
【0007】例えば加硫時間を短くしたい場合、射出速
度,型締速度,型開速度,テーブルの旋回速度等を短縮
化しようとしてもそれらは自ずと限界があり、一定以上
には加硫時間を短くできないのである。
度,型締速度,型開速度,テーブルの旋回速度等を短縮
化しようとしてもそれらは自ずと限界があり、一定以上
には加硫時間を短くできないのである。
【0008】逆に加硫時間を長くしたい場合にはテーブ
ル200の旋回速度を遅くすれば良いため、同一の装置
を用いてこれを実現することは可能である。
ル200の旋回速度を遅くすれば良いため、同一の装置
を用いてこれを実現することは可能である。
【0009】しかしながらこの場合には射出速度,型締
速度,型開速度等に十分余裕があるにも拘らずサイクル
タイムが長くなり、生産能率が大幅に低下してしまう問
題が生ずる。
速度,型開速度等に十分余裕があるにも拘らずサイクル
タイムが長くなり、生産能率が大幅に低下してしまう問
題が生ずる。
【0010】そこでこのような場合、かかるロータリー
式加硫成形装置においては成形金型,加熱・型締装置の
連数を例えば6連から8連に、更には20連へと増すこ
とにより対応せざるを得ず、この場合装置が大型化,複
雑化し、また装置コストもこれに応じて高くなる問題を
生じる。
式加硫成形装置においては成形金型,加熱・型締装置の
連数を例えば6連から8連に、更には20連へと増すこ
とにより対応せざるを得ず、この場合装置が大型化,複
雑化し、また装置コストもこれに応じて高くなる問題を
生じる。
【0011】またこのロータリー式加硫成形装置の場
合、品種切替の際の成形金型の交換に多大な時間を要す
る問題がある(従って一般的にはこのようなことはしな
い)外、定まった個数の成形金型が必要で、そのうち1
つでも破損すると場合によって加硫成形作業を続行でき
なくなってしまう。
合、品種切替の際の成形金型の交換に多大な時間を要す
る問題がある(従って一般的にはこのようなことはしな
い)外、定まった個数の成形金型が必要で、そのうち1
つでも破損すると場合によって加硫成形作業を続行でき
なくなってしまう。
【0012】この他、種類の異なるゴム製品を同時に成
形加硫することができないため、多品種少量生産に対し
ては不向きであるといった問題がある。
形加硫することができないため、多品種少量生産に対し
ては不向きであるといった問題がある。
【0013】一方、図11(B)に示しているように射
出ステーションでゴム材料の射出・充填された成形金型
204を循環搬送路に沿って移動させるとともに、循環
搬送路上に設けた加熱炉208を通過させ、この加熱炉
208内部で成形金型204を加熱して加硫反応させる
ようにしたものも知られている。
出ステーションでゴム材料の射出・充填された成形金型
204を循環搬送路に沿って移動させるとともに、循環
搬送路上に設けた加熱炉208を通過させ、この加熱炉
208内部で成形金型204を加熱して加硫反応させる
ようにしたものも知られている。
【0014】しかしながらこの装置の場合、広い床面積
を占有してしまう外、熱効率も悪いなどの欠点がある。
を占有してしまう外、熱効率も悪いなどの欠点がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の装置はこのよう
な課題を解決するために案出されたものであり、その要
旨は、(イ)射出ステーションにおいて成形金型に順次
成形材料を射出・充填する射出装置と、(ロ)該成形金
型を収容する複数の収容部と該収容部に収容された該成
形金型を加熱する加熱手段とを備えた加熱棚装置と、
(ハ)前記成形材料の充填された該成形金型を該加熱棚
装置における前記複数の収容部のうち任意のものに搬入
する搬入手段と、(ニ)該加熱棚装置の収容部に所定時
間保持された該成形金型を該収容部から取り出す取出手
段とを含むことにある。
な課題を解決するために案出されたものであり、その要
旨は、(イ)射出ステーションにおいて成形金型に順次
成形材料を射出・充填する射出装置と、(ロ)該成形金
型を収容する複数の収容部と該収容部に収容された該成
形金型を加熱する加熱手段とを備えた加熱棚装置と、
(ハ)前記成形材料の充填された該成形金型を該加熱棚
装置における前記複数の収容部のうち任意のものに搬入
する搬入手段と、(ニ)該加熱棚装置の収容部に所定時
間保持された該成形金型を該収容部から取り出す取出手
段とを含むことにある。
【0016】
【作用及び発明の効果】このように本発明の装置は、成
形金型を加熱棚装置の複数の収容部のうち任意のものに
収容し、そこにおいてこれを所定時間加熱するように成
したものである。
形金型を加熱棚装置の複数の収容部のうち任意のものに
収容し、そこにおいてこれを所定時間加熱するように成
したものである。
【0017】本発明の装置によれば、複数の成形金型を
それぞれ独立に加熱棚装置の収容部に収容し、且つそこ
で所定時間だけ加熱することが可能である。
それぞれ独立に加熱棚装置の収容部に収容し、且つそこ
で所定時間だけ加熱することが可能である。
【0018】従って成形金型の数を自由に選定すること
が可能であるし、また成形金型のメンテナンスのために
それほど神経を使わなくても良くなる。
が可能であるし、また成形金型のメンテナンスのために
それほど神経を使わなくても良くなる。
【0019】また加熱時間も各成形金型ごとに自由に設
定ないし調整することが可能であるし、また多種類の成
形金型を同時に用いることが可能であるため、単一種類
の製品のみならず多数種類の製品を同時的に加熱成形す
ることも可能である。
定ないし調整することが可能であるし、また多種類の成
形金型を同時に用いることが可能であるため、単一種類
の製品のみならず多数種類の製品を同時的に加熱成形す
ることも可能である。
【0020】また品種切替に際しても、その段取作業の
ために多くの手間,時間を要するといったこともない。
ために多くの手間,時間を要するといったこともない。
【0021】更に加熱棚装置は複数の成形金型を上下に
棚積みするように構成することができ、これによって装
置の占める床面積を少なくすることができる。
棚積みするように構成することができ、これによって装
置の占める床面積を少なくすることができる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において10は成形金型であって、上型
12と中型14及び下型16の3つの分割体にて構成さ
れている。
説明する。図2において10は成形金型であって、上型
12と中型14及び下型16の3つの分割体にて構成さ
れている。
【0023】上型12には、締付ボルト18を挿通し且
つ頭部20を収容するためのボルト穴22が設けられる
一方、下型16には雌ねじ穴24が形成され、この雌ね
じ穴24内にねじブッシュ26が螺合・装着されてい
る。
つ頭部20を収容するためのボルト穴22が設けられる
一方、下型16には雌ねじ穴24が形成され、この雌ね
じ穴24内にねじブッシュ26が螺合・装着されてい
る。
【0024】ねじブッシュ26は、断面菱形の金属線材
を円筒コイル状に密に巻いて成るもので、外周面と内周
面とに雄ねじと雌ねじとが形成され、その雄ねじにおい
て下型16の雌ねじ穴24に螺合されている。
を円筒コイル状に密に巻いて成るもので、外周面と内周
面とに雄ねじと雌ねじとが形成され、その雄ねじにおい
て下型16の雌ねじ穴24に螺合されている。
【0025】この成形金型10においては、上型12の
ボルト穴22から締付ボルト18を差し込んで先端のね
じ部を下型16の雌ねじ穴24に螺合・装着したねじブ
ッシュ26の内周面の雌ねじにねじ込むことで、3つの
分割体が緊締される。
ボルト穴22から締付ボルト18を差し込んで先端のね
じ部を下型16の雌ねじ穴24に螺合・装着したねじブ
ッシュ26の内周面の雌ねじにねじ込むことで、3つの
分割体が緊締される。
【0026】図1,図3ないし図8にこの成形金型10
を用いてゴム製品を連続加硫成形する装置が示されてい
る。
を用いてゴム製品を連続加硫成形する装置が示されてい
る。
【0027】先ず図1に示しているように、この装置
は、ステーション26,28,30において成形金型1
0の分解,製品取出,型組及び型締を行った後、射出ス
テーション32において射出装置34によりゴム材料の
射出を行う。
は、ステーション26,28,30において成形金型1
0の分解,製品取出,型組及び型締を行った後、射出ス
テーション32において射出装置34によりゴム材料の
射出を行う。
【0028】ゴム材料の射出・充填された成形金型10
は、次に搬入及び取出装置36によって、加硫ステーシ
ョン38に配された加熱棚装置40の各収容部へと搬入
され、そこに所定時間保持され、加熱を受ける。
は、次に搬入及び取出装置36によって、加硫ステーシ
ョン38に配された加熱棚装置40の各収容部へと搬入
され、そこに所定時間保持され、加熱を受ける。
【0029】所定時間の加熱後、成形金型10は搬入・
取出装置36によって収容部から取り出され、コンベヤ
によって搬送された上、再び型分解,製品の取出しのた
めのステーションに送られる。
取出装置36によって収容部から取り出され、コンベヤ
によって搬送された上、再び型分解,製品の取出しのた
めのステーションに送られる。
【0030】上記搬入・取出装置36は、図3に示して
いるように支柱42を有している。支柱42はスライド
ベース44上に立設されており、このスライドベース4
4とともに、モータ46にて駆動されるねじ軸48の回
転によって、ガイドレール50の案内の下に図3中左右
方向(図1(B)中上下方向)にスライド移動させられ
るようになっている。
いるように支柱42を有している。支柱42はスライド
ベース44上に立設されており、このスライドベース4
4とともに、モータ46にて駆動されるねじ軸48の回
転によって、ガイドレール50の案内の下に図3中左右
方向(図1(B)中上下方向)にスライド移動させられ
るようになっている。
【0031】この支柱42には上端部と下端部とにスプ
ロケットが設けてあり、これらにチェーン52が巻き掛
けられている。チェーン52には一対の昇降体54が固
定され、チェーン駆動によって昇降運動させられる。
ロケットが設けてあり、これらにチェーン52が巻き掛
けられている。チェーン52には一対の昇降体54が固
定され、チェーン駆動によって昇降運動させられる。
【0032】昇降体54には、図4に示しているように
モータ56が載置固定されており、またその下側には図
5にも示しているように第一及び第二スライダ58,6
0が配置されていて、これらスライダ58,60が昇降
体54によりスライド可能に吊持されている。
モータ56が載置固定されており、またその下側には図
5にも示しているように第一及び第二スライダ58,6
0が配置されていて、これらスライダ58,60が昇降
体54によりスライド可能に吊持されている。
【0033】第一のスライダ58には駆動チェーン62
が固定されている。駆動チェーン62は、モータ56か
らの出力軸上に設けられたスプロケット63に巻き掛け
られている。
が固定されている。駆動チェーン62は、モータ56か
らの出力軸上に設けられたスプロケット63に巻き掛け
られている。
【0034】一方第二スライダ60には、前進及び後退
用のチェーン64,66の各一端が固定されている。前
進用及び後退用の各チェーン64,66は、第一スライ
ダ58に設けられたスプロケット68,70に対して互
いに逆向きに巻き掛けられた上、上端が昇降体54に固
定されている。
用のチェーン64,66の各一端が固定されている。前
進用及び後退用の各チェーン64,66は、第一スライ
ダ58に設けられたスプロケット68,70に対して互
いに逆向きに巻き掛けられた上、上端が昇降体54に固
定されている。
【0035】従って第二スライダ60は、駆動チェーン
62によって第一スライダ58が図6に示すようにスト
ロークlだけ前進又は後退させられると、その倍のスト
ローク、つまりストローク2lだけ前進又は後退運動さ
せられる。
62によって第一スライダ58が図6に示すようにスト
ロークlだけ前進又は後退させられると、その倍のスト
ローク、つまりストローク2lだけ前進又は後退運動さ
せられる。
【0036】第二スライダ60には、図4に示している
ように下向きの引掛部72が設けてあり、この引掛部7
2によって前記成形金型10の上端部を吊持するように
なっている。
ように下向きの引掛部72が設けてあり、この引掛部7
2によって前記成形金型10の上端部を吊持するように
なっている。
【0037】前記加熱棚装置40は、図7及び図8に示
しているように上下及び左右に配列された多数の棚プレ
ート74を備えている。各棚プレート74は左右端部が
縦フレームに固定されており、そしてこの棚プレート7
4の上に下熱盤76が上向きに固定されている。
しているように上下及び左右に配列された多数の棚プレ
ート74を備えている。各棚プレート74は左右端部が
縦フレームに固定されており、そしてこの棚プレート7
4の上に下熱盤76が上向きに固定されている。
【0038】この下熱盤76と所定間隔をおいた上側位
置に上熱盤78が下向きに配置されている。これら上熱
盤78は吊持プレート80により吊持されている。
置に上熱盤78が下向きに配置されている。これら上熱
盤78は吊持プレート80により吊持されている。
【0039】各吊持プレート80からは支持ブラケット
82が延び出しており、この支持ブラケット82が、上
下に延びる昇降ロッド84に摺動可能に嵌合されてい
る。
82が延び出しており、この支持ブラケット82が、上
下に延びる昇降ロッド84に摺動可能に嵌合されてい
る。
【0040】この昇降ロッド84には、支持ブラケット
82の上側部位と下側部位とにおいて大径部86,88
が設けられ、この大径部86,88間にスプリング90
が嵌装されている。
82の上側部位と下側部位とにおいて大径部86,88
が設けられ、この大径部86,88間にスプリング90
が嵌装されている。
【0041】このスプリング90は支持ブラケット8
2、つまり上熱盤78を下向きに弾発するもので、支持
ブラケット82は、昇降ロッド84が上昇した状態にお
いて下側の大径部86により支持された状態となる。
2、つまり上熱盤78を下向きに弾発するもので、支持
ブラケット82は、昇降ロッド84が上昇した状態にお
いて下側の大径部86により支持された状態となる。
【0042】尚各昇降ロッド84は、図7に示している
ようにシリンダ92によって所定ストローク昇降させら
れる。
ようにシリンダ92によって所定ストローク昇降させら
れる。
【0043】次に本装置の作用を説明する。射出ステー
ション32において成形金型10にゴム材料が射出され
ると、待機していた搬入・取出装置36における昇降体
54下側の第一及び第二スライダ58,60が図1
(A)中左方向に後退させられ、そして第二スライダ6
0の引掛部72が成形金型10の上端部を引掛けて、昇
降体54の微小ストロークの上昇によりこれを吊持す
る。
ション32において成形金型10にゴム材料が射出され
ると、待機していた搬入・取出装置36における昇降体
54下側の第一及び第二スライダ58,60が図1
(A)中左方向に後退させられ、そして第二スライダ6
0の引掛部72が成形金型10の上端部を引掛けて、昇
降体54の微小ストロークの上昇によりこれを吊持す
る。
【0044】成形金型10が吊持されると、次に第一及
び第二スライダ58,60は前進運動して成形金型10
を射出ステーション32から離脱させる。
び第二スライダ58,60は前進運動して成形金型10
を射出ステーション32から離脱させる。
【0045】次に昇降体54の昇降運動及び支柱42の
進退運動によって、成形金型10が上下及び水平方向に
移動させられ、そして目的とする位置に持ち来される。
進退運動によって、成形金型10が上下及び水平方向に
移動させられ、そして目的とする位置に持ち来される。
【0046】この段階で加熱棚装置40における昇降ロ
ッド84がシリンダ92により微小ストローク上昇させ
られ、続いて第二スライダ60により吊持された成形金
型10がこの第二スライダ60及び第一スライダ58の
前進運動により、空き部分の成形金型収容部内に挿入さ
れる。
ッド84がシリンダ92により微小ストローク上昇させ
られ、続いて第二スライダ60により吊持された成形金
型10がこの第二スライダ60及び第一スライダ58の
前進運動により、空き部分の成形金型収容部内に挿入さ
れる。
【0047】続いて第一,第二スライダ58,60は微
小ストローク下降運動した後引き込められ、成形金型1
0が下熱盤76の上に載置される。そしてその後に昇降
ロッド84が下降運動させられ、下熱盤76上に載置さ
れた成形金型10が、下熱盤76と上熱盤78とにより
挾み込まれる。このとき上熱盤78は、スプリング90
の弾発力によって成形金型10の上面に押し付けられた
状態となる。
小ストローク下降運動した後引き込められ、成形金型1
0が下熱盤76の上に載置される。そしてその後に昇降
ロッド84が下降運動させられ、下熱盤76上に載置さ
れた成形金型10が、下熱盤76と上熱盤78とにより
挾み込まれる。このとき上熱盤78は、スプリング90
の弾発力によって成形金型10の上面に押し付けられた
状態となる。
【0048】以後所定時間成形金型10はその位置に保
持され、熱盤76,78による加熱作用を受ける。即ち
所定時間加硫が行われる。
持され、熱盤76,78による加熱作用を受ける。即ち
所定時間加硫が行われる。
【0049】そしてその所定時間経過後、前述したのと
ほぼ逆の動作によって加熱加硫後の成形金型10が取り
出された上、コンベヤに受け渡され、型分解,製品取出
ステーションへと運ばれる。
ほぼ逆の動作によって加熱加硫後の成形金型10が取り
出された上、コンベヤに受け渡され、型分解,製品取出
ステーションへと運ばれる。
【0050】このように本例の装置は、加熱棚装置40
の複数の収容部の任意の位置に成形金型10を搬入して
加熱するものであり、成形金型10の使用数を問わない
し、また各成形金型10を独立に所望時間だけ加熱する
ことができ、更に異なった種類の成形金型も何等支障な
く同時に使用でき、異品種を混合状態で連続加硫成形す
ることが可能である。
の複数の収容部の任意の位置に成形金型10を搬入して
加熱するものであり、成形金型10の使用数を問わない
し、また各成形金型10を独立に所望時間だけ加熱する
ことができ、更に異なった種類の成形金型も何等支障な
く同時に使用でき、異品種を混合状態で連続加硫成形す
ることが可能である。
【0051】図9及び図10は本発明の他の実施例を示
している。図示のようにこの例では、昇降体100が、
モータ102にて回転駆動されるねじ軸104によって
上下送りされるようになっている。
している。図示のようにこの例では、昇降体100が、
モータ102にて回転駆動されるねじ軸104によって
上下送りされるようになっている。
【0052】昇降体100は、成形金型10を上下2段
に吊持するようになっている。即ち図10に示している
ように、昇降体100には第一スライダ108及び第二
スライダ110がそれぞれ上下2段に配列されており、
各第二スライダ110の引掛部72によって成形金型1
0を吊持するようになっている。
に吊持するようになっている。即ち図10に示している
ように、昇降体100には第一スライダ108及び第二
スライダ110がそれぞれ上下2段に配列されており、
各第二スライダ110の引掛部72によって成形金型1
0を吊持するようになっている。
【0053】第一スライダ108にはラック112が設
けてあり、このラック112が、昇降体100に設けら
れ、モータ116にて回転駆動されるピニオン114に
噛み合わされている。
けてあり、このラック112が、昇降体100に設けら
れ、モータ116にて回転駆動されるピニオン114に
噛み合わされている。
【0054】この例では昇降体100がねじ軸104に
よって昇降運動させられ、また第一スライダ108がピ
ニオン114の回転によって水平方向に進退させられ
る。
よって昇降運動させられ、また第一スライダ108がピ
ニオン114の回転によって水平方向に進退させられ
る。
【0055】尚第二スライダ110は、上例と同様に上
記の前進用及び後退用チェーン64,66により、第一
スライダ108と連動してその倍のストロークで進退さ
せられる。
記の前進用及び後退用チェーン64,66により、第一
スライダ108と連動してその倍のストロークで進退さ
せられる。
【0056】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
形態で構成可能である。
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
形態で構成可能である。
【図1】本発明の一実施例である連続加硫成形装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】用いられる成形金型の斜視図である。
【図3】同じ連続加硫成形装置の搬入・取出装置の正面
図である。
図である。
【図4】その搬入・取出装置の要部正面(一部断面)図
である。
である。
【図5】その搬入・取出装置の作用説明図である。
【図6】同じく搬入・取出装置の作用説明図である。
【図7】同じ連続加硫成形装置の加熱棚装置の要部正面
図である。
図である。
【図8】同加熱棚装置の更に要部を拡大して示す図であ
る。
る。
【図9】本発明の他の実施例における搬入・取出装置の
要部正面図である。
要部正面図である。
【図10】図9における昇降体と周辺部の一部切欠側面
図である。
図である。
【図11】本発明の背景説明のための説明図である。
10 成形金型 32 射出ステーシ
ョン 34 射出装置 36 搬入・取出装
置 40 加熱棚装置 44 スライドベー
ス 48,104 ねじ軸 54,100 昇降
体 58,108 第一スライダ 60,110 第二
スライダ 72 引掛部 74 棚プレート 76 下熱盤 78 上熱盤 80 吊持プレート 84 昇降ロッド
ョン 34 射出装置 36 搬入・取出装
置 40 加熱棚装置 44 スライドベー
ス 48,104 ねじ軸 54,100 昇降
体 58,108 第一スライダ 60,110 第二
スライダ 72 引掛部 74 棚プレート 76 下熱盤 78 上熱盤 80 吊持プレート 84 昇降ロッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 21:00 105:24
Claims (1)
- 【請求項1】 (イ)射出ステーションにおいて成形金
型に順次成形材料を射出・充填する射出装置と (ロ)該成形金型を収容する複数の収容部と該収容部に
収容された該成形金型を加熱する加熱手段とを備えた加
熱棚装置と (ハ)前記成形材料の充填された該成形金型を該加熱棚
装置における前記複数の収容部のうち任意のものに搬入
する搬入手段と (ニ)該加熱棚装置の収容部に所定時間保持された該成
形金型を該収容部から取り出す取出手段とを含むことを
特徴とする連続加熱成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34211191A JPH05147046A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 連続加熱成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34211191A JPH05147046A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 連続加熱成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147046A true JPH05147046A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18351236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34211191A Pending JPH05147046A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 連続加熱成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147046A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0638409A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-15 | Sedepro | Procédé et appareil de vulcanisation de pneumatiques |
US6143110A (en) * | 1994-02-02 | 2000-11-07 | Sedepro | Assembling and vulcanizing of tires |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP34211191A patent/JPH05147046A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0638409A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-15 | Sedepro | Procédé et appareil de vulcanisation de pneumatiques |
FR2708888A1 (fr) * | 1993-08-09 | 1995-02-17 | Sedepro | Procédé et appareil de vulcanisation de pneumatiques. |
US5622669A (en) * | 1993-08-09 | 1997-04-22 | Sedepro | Process and apparatus for the vulcanizing of tires |
KR100326194B1 (ko) * | 1993-08-09 | 2002-06-22 | 쟈끄보비르 | 타이어가황처리방법및장치 |
US6143110A (en) * | 1994-02-02 | 2000-11-07 | Sedepro | Assembling and vulcanizing of tires |
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