[go: up one dir, main page]

JPH05139356A - 異径車輪自転車 - Google Patents

異径車輪自転車

Info

Publication number
JPH05139356A
JPH05139356A JP35537091A JP35537091A JPH05139356A JP H05139356 A JPH05139356 A JP H05139356A JP 35537091 A JP35537091 A JP 35537091A JP 35537091 A JP35537091 A JP 35537091A JP H05139356 A JPH05139356 A JP H05139356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
hub
bicycle
front wheel
pedal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35537091A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenjiro Arita
善次郎 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP35537091A priority Critical patent/JPH05139356A/ja
Publication of JPH05139356A publication Critical patent/JPH05139356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在の自転車の安全及び安定走行など技術的
に完成された多くの長所とさらに加えて安定した直進性
を有し、過去に存在した異径車輪自転車の長所であるコ
ンパクトであるなど、双方の長所を得る。 【構成】前輪2が大径で後輪3が小径であり、ハンドル
4に連設する前フォーク5の先端部に直接前輪2のハブ
21の駆動軸を駆動するペダル6及びクランク7を有す
る駆動部を設けた異径車輪自転車1に於いて、該前輪2
のハブ21の駆動軸を上記前フォーク5先端近傍より所
定量後方で支持している。また、ペダル6及びクランク
7を有する駆動部と前輪2のハブ21の駆動軸との間に
ラチェット装置を有する遊星歯車装置8を設けたことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪と後輪の車輪径が
同径でない異径車輪自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車は、前輪と後輪の車輪径が
同径のものが広く一般に使用され、また過去に存在した
前輪と後輪の車輪径が同径でない異径車輪自転車が復元
され、イベントなどで使用又は展示されたものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来広く一般に使
用されている前輪と後輪の車輪径が同径の自転車は、前
輪と後輪との車輪間隔が車輪径に比例して定まってお
り、車輪径が大きいと車輪間隔も大きく、つまり全長が
長くなり保管場所は大きく取られ、また走行安定度は悪
くなる。しかし車輪径の分少し漕いでも走行量が大き
く、漕ぐ量も少なくて済む、これに対して車輪径が小さ
いと車輪間隔も小さく、つまり全長が短く保管場所は小
さくて済み、また走行安定度も良くなる。しかしその分
走行量が少なく漕ぐ量も多く必要となる。また、前輪の
ハブの駆動軸を前フォーク先端近傍で支持し、又は該前
フォーク先端近傍より所定量前方で支持しているので直
進性が悪く、つまり前輪が後から押されるような方向の
力の加わり方で、前輪がふら付き直進性が悪い。このよ
うに従来の自転車は、車輪径によって一長一短が有り、
また直進性が悪いため運転の操蛇性が悪く安全性に問題
があった。さらに、過去に存在した前輪と後輪の車輪径
が同径でない異径車輪自転車は、前フォーク先端のハブ
の回転支軸を直接ペダル及びクランクを有する駆動部で
回転駆動しているため、踏んだときの力の加わったペダ
ルの方にハンドル及び前輪を向け、そうすることでバラ
ンスを取りながら走行し、曲芸又は近年流行している一
輪車と同様なバランスの取り方の走行で、乗るのに熟練
度を要し一般的で無く、また前輪の回転支軸を直接駆動
するので、一対一の回転で空回りの状態が無いため走行
中は常に足で漕ぐ状態であり、一般に使用出来るもので
はなかった。そして、該異径車輪自転車はブレーキを掛
けて止まるとき、前につんのめるように倒れ、ブレーキ
操作するのが危険であった。なお、前輪が大きいので漕
ぐ量に対してスピードは出るが、上記した通り非常に走
行が不安定であるためスピードを出すことは危険で出来
なかった。
【0004】そこで本発明は上記のような欠点を解消
し、自転車の車長が短くコンパクトで、ペダルを漕ぐ量
に対して走行量が大きく、運転の操蛇性がよく楽に乗る
ことが出来、技術的に完成された現在の自転車より直進
性が有り、安全で安定走行可能な異径車輪自転車の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解消するため
に、前輪が大径で後輪が小径であり、ハンドルに連設す
る前フォークの先端部に直接前輪のハブの駆動軸を駆動
するペダル及びクランクを有する駆動部を設けた異径車
輪自転車に於いて、該前輪のハブの駆動軸を上記前フォ
ーク先端近傍より所定量後方で支持している。
【0006】また、ペダル及びクランクを有する駆動部
と前輪のハブの駆動軸との間にラチェット装置を有する
遊星歯車装置を設けている。
【0007】
【作用】上述の如く構成されているから、ペダルを踏ん
で前輪のハブの駆動軸を回転させるとき、踏んだ方向に
前輪が回転すると同時にハンドル及び前フォークを支持
する支軸を中心に踏んだ方に倒れようとする力が作用す
る。しかしハブの駆動軸を前フォーク先端近傍より所定
量後方で支持していることによって、所定量後方で支持
した分だけ踏む方に倒そうとする作用が、小さくなると
共に駆動力の加わっていない他方のペダルの支える力が
上記所定量後方で支持した分だけ大きくなる。そのこと
によって踏む方に倒そうとする作用より前輪が回転しよ
うとする作用が大きく、また前輪が回転することによっ
て安定して走行する。また、前輪のハブの駆動軸を前フ
ォーク先端近傍より所定量後方で支持しているので前輪
が前から引っ張られるような方向の力で前進し、前輪が
安定し直進性が増すと共に操蛇性が良くなる。そして、
ペダルクランクを漕ぐと遊星歯車装置によって、前輪の
回転を増速し、またラチェット装置によって一回転方向
だけにペダルクランクの回転力を前輪に伝動する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、1は異径車輪自転車で、該異径車輪自転
車1は、前輪2を大径とし後輪3を小径に形成し、ハン
ドル4に連設する前フォーク5と、該フォーク5の先端
部近傍の所定量後方にずらしてペダル6、6、クランク
7、7及び遊星歯車装置8を設け、上記前輪2及び後輪
3を支持するフレーム9の略中間位置にサドル10を設
けている。なお、11は前ブレーキ、12は後ブレー
キ、13は後フォーク、14はスポークである。
【0009】上記遊星歯車装置8は、図2に示すごと
く、固定された内歯車15と転動する遊星歯車16と回
動する太陽歯車17、キャリア18を有し、また図3に
示すように、該太陽歯車17に形成された内歯のラチェ
ット19と、該ラチェット19に連動されるラチェット
爪20をハブ21に連設している。なお、22は駆動軸
で、該駆動軸22はクランク7、7及びキャリア18に
固定連設されてる。また、遊星歯車16は、内歯車15
内に三カ所等分割に配設されているが、図示では一カ所
のみ示している。
【0010】しかして、ペダル6、6を漕いでクランク
7、7及びキャリア18を回転させると、キャリア18
に回転自在に枢着された遊星歯車16が固定された内輪
車15に沿ってペダル6、6を漕ぐ方向とは逆に転動す
ると共に太陽歯車17が漕ぐ方向と同方向に回転する。
その時、該太陽歯車17に形成された内歯のラチェット
19も同回転し、ハブ21に連設されたラチェット爪2
0が該ラチェット19に掛止されて共に回転する事によ
って前輪2が回転する。
【0011】そして、ペダル6、6を漕ぐのを止める
と、ハブ21に連設されたラチェット爪20がラチェッ
ト19に対して滑り方向に作用すると共に該ラチェット
爪20が出没するため、ラチェット19とラチェット爪
20が駆動状態とはならず空転状態となる。このことか
ら、従来のようにチェンを介して後輪を駆動しなくて
も、直接前輪2を駆動できると共に空転状態ででも走行
できる。
【0012】また、ペダル6、6を踏んで前輪2を回転
させるとき、踏む方向に前輪2が回転すると共にハンド
ル4及び前フォーク5を支持する支軸を中心にハンドル
4が切れる方向にも作用し、また踏む側の方にも倒れよ
うとする力が作用する。しかし、ハブ21の駆動軸22
を前フォーク5の先端近傍より所定量後方で支持するこ
とによって、所定量後方で支持した分だけ踏む側にハン
ドル4が切れようとするその作用が、小さくなると共に
他方のペダル6の支える力が、所定量後方で支持した分
だけ大きくなる。そのことによって踏む側にハンドル4
が切れようとする作用より前輪2が回転しようとする作
用が大きく、ハンドル4が安定し前輪2が回転すること
によってさらに安定して走行が出来る。また、前輪2の
ハブ21の駆動軸22を前フォーク5先端近傍より所定
量後方で支持しているので、前輪2が前から引っ張られ
るような方向の力で前進するので前輪2が左右にぶれる
こと無く安定し直進性が増すと共に操蛇性が良くなる。
さらに、サドル10位置が前輪2及び後輪3の略中間位
置のフレーム9に設けられているので、安定して走行す
ると共に前ブレーキ11を駆けた時、前輪2の駆動軸2
2を軸に起こる、つんのめるような作用も非常に小さ
く、よって前ブレーキ操作も安全に駆けることが出来
る。
【0013】なお、ハンドル4、駆動軸22及びサドル
10の位置関係を安定走行可能範囲内で適宜変更しても
よい。また、図1に示す前ブレーキ11は、前フォーク
5の前側に設けているが、該前フォーク5の後側に設け
るようにしてもよいが図示は省略した。また上記実施例
に例示した一実施例は、請求項の範囲内で適宜設計を変
更しても好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記構成、作用によって所期の
目的を有効に達成したもので、特に、前輪が大径で後輪
が小径であり、ハンドルに連設する前フォークの先端部
に直接前輪のハブの駆動軸を駆動するペダル及びクラン
クを有する駆動部を設けた異径車輪自転車に於いて、該
前輪のハブの駆動軸を上記前フォーク先端近傍より所定
量後方で支持しているので、前輪が左右にぶれること無
く直進性が増すと共に操蛇性が良くなり、自転車の車長
を短くコンパクトにでき保管場所が少なく、小回りがき
き、異径車輪自転車であっでも安全に、且つ安定して走
行可能である。また、前ブレーキ操作もつんのめるよう
に倒れること無く、安全に止まることが出来る。さら
に、ペダル及びクランクを有する駆動部と前輪のハブの
駆動軸との駆動系の間にラチェット装置を有する遊星歯
車装置を設けているので、前輪を直接駆動してもペダル
を漕ぐ量に対して走行量が多く、過去に存在した異径車
輪自転車のように疲れること無く、ペダルが空転状態で
も走行できるので楽に乗ることが出来る。このように、
現在の自転車の長所である安全及び安定走行など技術的
に完成された多くの長所とさらに加えて安定した直進性
が得られると共に操蛇性が良くなり、過去に存在した異
径車輪自転車の長所であるコンパクトであるなど、共に
双方の長所を得ることが出来、実用上著大な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】クランク7、7、遊星歯車装置8の駆動部及び
ハブ21近傍の要郡を示す平面断面図である。
【図3】太陽歯車17及びラチェット19とラチェット
爪20の要部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 異径車輪自転車 2 前輪 3 後輪 4 ハンドル 5 前フォーク 6 ペダル 7 クランク 8 遊星歯車装置 19 ラチェット 20 ラチェット爪 21 ハブ 22 駆動軸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪が大径で後輪が小径であり、ハンド
    ルに連設する前フォークの先端部に直接前輪のハブの駆
    動軸を駆動するペダル及びクランクを有する駆動部を設
    けた異径車輪自転車に於いて、該前輪のハブの駆動軸を
    上記前フォーク先端近傍より所定量後方で支持したこと
    を特徴とした異径車輪自転車。
  2. 【請求項2】 請求項1のペダル及びクランクを有する
    駆動部と前輪のハブの駆動軸との間にラチェット装置を
    有する遊星歯車装置を設けたことを特徴とした異径車輪
    自転車。
JP35537091A 1991-11-22 1991-11-22 異径車輪自転車 Pending JPH05139356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35537091A JPH05139356A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 異径車輪自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35537091A JPH05139356A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 異径車輪自転車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05139356A true JPH05139356A (ja) 1993-06-08

Family

ID=18443540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35537091A Pending JPH05139356A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 異径車輪自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05139356A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1007924C2 (nl) * 1997-12-29 1999-06-30 Langenberg Bv Twee- of driewielig voertuig.
DE102004032027A1 (de) * 2004-07-02 2006-01-26 Siegmar Keller Fahrrad zur Freizeitgestaltung
WO2010007516A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Projectgarlic Limited Cycle

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6419254B1 (en) 1907-12-29 2002-07-16 Langenberg B.V. Vehicle with common wheel for steering and propulsion
NL1007924C2 (nl) * 1997-12-29 1999-06-30 Langenberg Bv Twee- of driewielig voertuig.
WO1999033696A1 (en) * 1997-12-29 1999-07-08 Langenberg B.V. Two or three-wheeled vehicle
DE102004032027A1 (de) * 2004-07-02 2006-01-26 Siegmar Keller Fahrrad zur Freizeitgestaltung
WO2010007516A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Projectgarlic Limited Cycle
EA020895B1 (ru) * 2008-07-17 2015-02-27 Проджектгарлик Лимитед Складной велосипед

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11447203B2 (en) Powered personal mobility vehicle with rotating wheels
CA2613834C (en) System and method for providing gyroscopic stabilization to a two-wheeled vehicle
EP1401674B1 (en) Scooter
JP2000501359A (ja) 自転車用可逆駆動装置
US6224080B1 (en) Spokeless bicycle system
US6705630B1 (en) Personal vehicle
US4416464A (en) Spring assist drive for cycle
JPH1134966A (ja) 電動補助自転車における補助動力制御装置
JP2003514712A (ja) ペダルの前後駆動方式の自転車
EP1042159A1 (en) Two or three-wheeled vehicle
JP2001030972A (ja) 1軸車輪車両
JPH01132490A (ja) 自転車用ハブ
JPH05139356A (ja) 異径車輪自転車
JP2019038480A (ja) 電動3輪自転車
US7938420B1 (en) Bicycle drive mechanism with pedal leverage arm
JPH09207846A (ja) 自転車用スタンド
JP3052156U (ja) 後輪首振り式二輪車
JPH04130596U (ja) 動力装置付きモノサイクル
CN217348072U (zh) 一种儿童脚踏车
JP2001260978A (ja) スクーター
US20080029326A1 (en) Front-wheel driven, rear-wheel steered vehicle
KR200332125Y1 (ko) 자전거
KR200244074Y1 (ko) 퀵보드 겸용 자전거
JPH10297502A (ja) 二輪車の横安定装置
KR200230228Y1 (ko) 프로펠러가 부착된 자전거형 유희구