JPH0513783A - 集積化圧力センサ - Google Patents
集積化圧力センサInfo
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- JPH0513783A JPH0513783A JP16724891A JP16724891A JPH0513783A JP H0513783 A JPH0513783 A JP H0513783A JP 16724891 A JP16724891 A JP 16724891A JP 16724891 A JP16724891 A JP 16724891A JP H0513783 A JPH0513783 A JP H0513783A
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- film resistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規なる構造にてピエゾ抵抗層に針圧応力が
伝搬しにくい集積化圧力センサを提供することにある。 【構成】 方形のシリコンチップ1の中央部には薄肉の
ダイヤフラム2が形成されている。ダイヤフラム2には
不純物拡散によるピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3d
が形成されている。シリコンチップ1の周辺部には調整
用薄膜抵抗体を有する信号処理回路が形成されている。
シリコンチップ1の4つの隅部には、調整用薄膜抵抗体
の抵抗値を調整するためのプロービング用パッド6がそ
れぞれ2つずつ配置されている。
伝搬しにくい集積化圧力センサを提供することにある。 【構成】 方形のシリコンチップ1の中央部には薄肉の
ダイヤフラム2が形成されている。ダイヤフラム2には
不純物拡散によるピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3d
が形成されている。シリコンチップ1の周辺部には調整
用薄膜抵抗体を有する信号処理回路が形成されている。
シリコンチップ1の4つの隅部には、調整用薄膜抵抗体
の抵抗値を調整するためのプロービング用パッド6がそ
れぞれ2つずつ配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号処理回路を集積
化した集積化圧力センサに関するものである。
化した集積化圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】信号処理回路を集積化した集積化圧力セ
ンサにおいては、図6に示すように、シリコンチップ2
0の一部に薄肉のダイヤフラム21が形成され、そのダ
イヤフラム部にピエゾ抵抗層22が配置されている。
又、シリコンチップ20の周辺部に信号処理回路が形成
され、同信号処理回路には調整用薄膜抵抗体が備えられ
ている。そして、プロービング用パッド(電極)23に
プローバを押し当てた状態で調整用薄膜抵抗体の抵抗値
を調整してセンサの出力調整を行っている。
ンサにおいては、図6に示すように、シリコンチップ2
0の一部に薄肉のダイヤフラム21が形成され、そのダ
イヤフラム部にピエゾ抵抗層22が配置されている。
又、シリコンチップ20の周辺部に信号処理回路が形成
され、同信号処理回路には調整用薄膜抵抗体が備えられ
ている。そして、プロービング用パッド(電極)23に
プローバを押し当てた状態で調整用薄膜抵抗体の抵抗値
を調整してセンサの出力調整を行っている。
【0003】この調整用薄膜抵抗体のトリミング時に、
プロービングの針圧応力がピエゾ抵抗層22に伝搬し、
その応力の影響によりセンサ出力が大きく変動してしま
う。そこで、特開平1−236659号公報では、ダイ
ヤフラムとプロービング用パッド23との間に溝を形成
して、この溝により、プロービング時に発生する表面応
力がダイヤフラムに伝搬するのを低減している。
プロービングの針圧応力がピエゾ抵抗層22に伝搬し、
その応力の影響によりセンサ出力が大きく変動してしま
う。そこで、特開平1−236659号公報では、ダイ
ヤフラムとプロービング用パッド23との間に溝を形成
して、この溝により、プロービング時に発生する表面応
力がダイヤフラムに伝搬するのを低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構造を
採用すると、溝を設けるための工数が増えるとともに、
溝を設けるためにチップ面積が大きくなってしまう。
採用すると、溝を設けるための工数が増えるとともに、
溝を設けるためにチップ面積が大きくなってしまう。
【0005】この発明の目的は、新規なる構造にてピエ
ゾ抵抗層に針圧応力が伝搬しにくい集積化圧力センサを
提供することにある。
ゾ抵抗層に針圧応力が伝搬しにくい集積化圧力センサを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、方形のシ
リコンチップの中央部に薄肉のダイヤフラムが形成さ
れ、そのダイヤフラムにピエゾ抵抗層が配置され、さら
に、シリコンチップの周辺部に調整用薄膜抵抗体を有す
る信号処理回路を形成した集積化圧力センサにおいて、
前記調整用薄膜抵抗体の抵抗値を調整するためのプロー
ビング用パッドを、前記シリコンチップの隅部にのみ配
置した集積化圧力センサをその要旨とする。
リコンチップの中央部に薄肉のダイヤフラムが形成さ
れ、そのダイヤフラムにピエゾ抵抗層が配置され、さら
に、シリコンチップの周辺部に調整用薄膜抵抗体を有す
る信号処理回路を形成した集積化圧力センサにおいて、
前記調整用薄膜抵抗体の抵抗値を調整するためのプロー
ビング用パッドを、前記シリコンチップの隅部にのみ配
置した集積化圧力センサをその要旨とする。
【0007】第2の発明は、方形のシリコンチップの中
央部に薄肉のダイヤフラムが形成され、そのダイヤフラ
ムにピエゾ抵抗層が配置され、さらに、シリコンチップ
の周辺部に調整用薄膜抵抗体を有する信号処理回路を形
成した集積化圧力センサにおいて、前記調整用薄膜抵抗
体の抵抗値を調整するためのプロービング用パッドを、
シリコンチップとなるシリコンウェハでの前記ピエゾ抵
抗層の短軸方向のスクライブラインに配置した集積化圧
力センサをその要旨とする。
央部に薄肉のダイヤフラムが形成され、そのダイヤフラ
ムにピエゾ抵抗層が配置され、さらに、シリコンチップ
の周辺部に調整用薄膜抵抗体を有する信号処理回路を形
成した集積化圧力センサにおいて、前記調整用薄膜抵抗
体の抵抗値を調整するためのプロービング用パッドを、
シリコンチップとなるシリコンウェハでの前記ピエゾ抵
抗層の短軸方向のスクライブラインに配置した集積化圧
力センサをその要旨とする。
【0008】
【作用】第1の発明は、プロービングの際にはプロービ
ング用パッドに針圧が加わるが、プロービング用パッド
がシリコンチップの隅部にのみ配置されているので、ピ
エゾ抵抗層にはその応力が伝搬しにくくなる。その結
果、特性の揃ったセンサとなる。
ング用パッドに針圧が加わるが、プロービング用パッド
がシリコンチップの隅部にのみ配置されているので、ピ
エゾ抵抗層にはその応力が伝搬しにくくなる。その結
果、特性の揃ったセンサとなる。
【0009】第2の発明は、プロービングの際にはプロ
ービング用パッドに針圧が加わるが、プロービング用パ
ッドがシリコンウェハでのピエゾ抵抗層の短軸方向のス
クライブラインに配置されているので、ピエゾ抵抗層に
はその応力が伝搬しにくくなる。その結果、特性の揃っ
たセンサとなる。
ービング用パッドに針圧が加わるが、プロービング用パ
ッドがシリコンウェハでのピエゾ抵抗層の短軸方向のス
クライブラインに配置されているので、ピエゾ抵抗層に
はその応力が伝搬しにくくなる。その結果、特性の揃っ
たセンサとなる。
【0010】
【実施例】(第1実施例)以下、この発明を具体化した
一実施例を図面に従って説明する。
一実施例を図面に従って説明する。
【0011】図2には本実施例の集積化圧力センサの斜
視図を示し、図1には集積化圧力センサの平面図を示
す。方形のシリコンチップ1には、その中央部に薄肉の
ダイヤフラム2が形成され、同ダイヤフラム2は正方形
となっている。ダイヤフラム2上には不純物拡散による
4つのピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dが配置され
ている。このピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dにて
ホイーストーンブリッジ回路が形成されている。
視図を示し、図1には集積化圧力センサの平面図を示
す。方形のシリコンチップ1には、その中央部に薄肉の
ダイヤフラム2が形成され、同ダイヤフラム2は正方形
となっている。ダイヤフラム2上には不純物拡散による
4つのピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dが配置され
ている。このピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dにて
ホイーストーンブリッジ回路が形成されている。
【0012】又、図2に示すように、シリコンチップ1
の周辺部には信号処理回路4が集積化して形成され、こ
の信号処理回路4は調整用薄膜抵抗体5を有している。
信号処理回路4はピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3d
より生ずる信号を処理(増幅)するものである。
の周辺部には信号処理回路4が集積化して形成され、こ
の信号処理回路4は調整用薄膜抵抗体5を有している。
信号処理回路4はピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3d
より生ずる信号を処理(増幅)するものである。
【0013】又、図1に示すように、シリコンチップ1
の隅部には隅ごとに2つずつのプロービング用パッド6
が配置されている。このプロービング用パッド6は、信
号処理回路4と電気接続されており、ピエゾ抵抗層3
a,3b,3c,3dより生ずる信号を外部に取り出す
ためのものである。つまり、図2に示すプローバ7によ
りプロービング(接触)することにより、調整用薄膜抵
抗体5の抵抗値を調整するための取出用パッド(電極)
である。
の隅部には隅ごとに2つずつのプロービング用パッド6
が配置されている。このプロービング用パッド6は、信
号処理回路4と電気接続されており、ピエゾ抵抗層3
a,3b,3c,3dより生ずる信号を外部に取り出す
ためのものである。つまり、図2に示すプローバ7によ
りプロービング(接触)することにより、調整用薄膜抵
抗体5の抵抗値を調整するための取出用パッド(電極)
である。
【0014】このようにすることにより、プロービング
時に発生する針圧応力がピエゾ抵抗層3a,3b,3
c,3dに伝搬するのを防ぎ、図6に示すセンサに比べ
針圧による出力調整誤差が低減される。
時に発生する針圧応力がピエゾ抵抗層3a,3b,3
c,3dに伝搬するのを防ぎ、図6に示すセンサに比べ
針圧による出力調整誤差が低減される。
【0015】上記についてのFEM解析結果を図3,4
に示す。この解析は、図3のように(110)面のシリ
コンチップ1におけるダイヤフラム2の中央部にピエゾ
抵抗層3a,3bを配置するとともに周辺部にピエゾ抵
抗層3c,3dを配置し、A,B,C,D及びE点に力
を加えたものである。中央部のピエゾ抵抗層3a,3b
の半径方向(r方向)に発生する応力σr-centetと周辺
部のピエゾ抵抗層3c,3dのr方向に発生する応力σ
r-sideの応力差(=σr-centet−σr-side)は、図4に
示す結果となる。A,B及びC点の結果より、ピエゾ部
発生応力差(=σr-centet−σr-side)は、力を加える
箇所がピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dより離れて
いた方が、小さくなることが分かる。又、C点及びE点
の結果より、ピエゾ抵抗係数の0の方向(t方向)に力
を加えたE点の方が、ピエゾ部発生応力差が、小さくな
っている。さらに、D点においては、上記2つの効果が
重なって、最も小さいピエゾ部発生応力差になったと考
えられる。
に示す。この解析は、図3のように(110)面のシリ
コンチップ1におけるダイヤフラム2の中央部にピエゾ
抵抗層3a,3bを配置するとともに周辺部にピエゾ抵
抗層3c,3dを配置し、A,B,C,D及びE点に力
を加えたものである。中央部のピエゾ抵抗層3a,3b
の半径方向(r方向)に発生する応力σr-centetと周辺
部のピエゾ抵抗層3c,3dのr方向に発生する応力σ
r-sideの応力差(=σr-centet−σr-side)は、図4に
示す結果となる。A,B及びC点の結果より、ピエゾ部
発生応力差(=σr-centet−σr-side)は、力を加える
箇所がピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dより離れて
いた方が、小さくなることが分かる。又、C点及びE点
の結果より、ピエゾ抵抗係数の0の方向(t方向)に力
を加えたE点の方が、ピエゾ部発生応力差が、小さくな
っている。さらに、D点においては、上記2つの効果が
重なって、最も小さいピエゾ部発生応力差になったと考
えられる。
【0016】従って、出力調整誤差はゲージ部発生応力
差に比例しているので、シリコンチップ1の4隅にプロ
ービング用パッド6を配置した時が出力調整誤差が最も
小さくなる。
差に比例しているので、シリコンチップ1の4隅にプロ
ービング用パッド6を配置した時が出力調整誤差が最も
小さくなる。
【0017】これは、(110)面では、ピエゾ抵抗に
対して、半径方向(r方向)に力を加えるより、半径方
向に垂直な方向(t方向)に力を加えた方が、ピエゾ抵
抗係数の結晶方位依存性によりピエゾ部に影響する応力
が小さくなるものと考えられる。又、プロービングによ
り、力を加える点が、ピエゾ部より離れていた方が、応
力がシリコン表面を伝搬する際、減衰するので、ピエゾ
部に影響する応力が小さくなると考えられる。
対して、半径方向(r方向)に力を加えるより、半径方
向に垂直な方向(t方向)に力を加えた方が、ピエゾ抵
抗係数の結晶方位依存性によりピエゾ部に影響する応力
が小さくなるものと考えられる。又、プロービングによ
り、力を加える点が、ピエゾ部より離れていた方が、応
力がシリコン表面を伝搬する際、減衰するので、ピエゾ
部に影響する応力が小さくなると考えられる。
【0018】このように本実施例では、方形のシリコン
チップ1の中央部に薄肉のダイヤフラム2を形成し、そ
のダイヤフラム2にピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3
dを配置するとともに、シリコンチップ1の周辺部に調
整用薄膜抵抗体5を有する信号処理回路4を形成した。
そして、調整用薄膜抵抗体5の抵抗値を調整するための
プロービング用パッド6を、シリコンチップ1の隅部に
のみ配置した。よって、プロービングの際にはプロービ
ング用パッド6に針圧が加わるが、プロービング用パッ
ド6がシリコンチップ1の隅部にのみ配置されているの
で、ピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dにはその応力
が伝搬しにくくなる。その結果、従来のセンサのように
ダイヤフラムとプロービング用パッドとの間に溝を設け
ることなく、新規なる構造にてピエゾ抵抗層に針圧応力
が伝搬しにくくして特性の揃ったセンサとすることがで
きる。
チップ1の中央部に薄肉のダイヤフラム2を形成し、そ
のダイヤフラム2にピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3
dを配置するとともに、シリコンチップ1の周辺部に調
整用薄膜抵抗体5を有する信号処理回路4を形成した。
そして、調整用薄膜抵抗体5の抵抗値を調整するための
プロービング用パッド6を、シリコンチップ1の隅部に
のみ配置した。よって、プロービングの際にはプロービ
ング用パッド6に針圧が加わるが、プロービング用パッ
ド6がシリコンチップ1の隅部にのみ配置されているの
で、ピエゾ抵抗層3a,3b,3c,3dにはその応力
が伝搬しにくくなる。その結果、従来のセンサのように
ダイヤフラムとプロービング用パッドとの間に溝を設け
ることなく、新規なる構造にてピエゾ抵抗層に針圧応力
が伝搬しにくくして特性の揃ったセンサとすることがで
きる。
【0019】尚、この実施例の応用例としては、(10
0)面においても、ピエゾ抵抗係数の0の方向でのチッ
プの隅部にのみプロービング用パッド6を配置しても、
前記と同様の効果が得られる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点のみ説明する。
0)面においても、ピエゾ抵抗係数の0の方向でのチッ
プの隅部にのみプロービング用パッド6を配置しても、
前記と同様の効果が得られる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点のみ説明する。
【0020】図5に示すように、(110)面のシリコ
ンチップ1となるシリコンウェハ8において、直交する
スクライブライン9でのピエゾ抵抗層3a,3b,3
c,3dの短軸方向のスクライブライン9aにプロービ
ング用パッド6が配置されている。
ンチップ1となるシリコンウェハ8において、直交する
スクライブライン9でのピエゾ抵抗層3a,3b,3
c,3dの短軸方向のスクライブライン9aにプロービ
ング用パッド6が配置されている。
【0021】このように本実施例では、調整用薄膜抵抗
体5の抵抗値を調整するためのプロービング用パッド6
を、シリコンチップ1となるシリコンウェハ8でのピエ
ゾ抵抗層3a,3b,3c,3dの短軸方向のスクライ
ブライン9aに配置したので、プロービングの際にはプ
ロービング用パッド6に針圧が加わるが、プロービング
用パッド6がシリコンウェハ8でのピエゾ抵抗層3a,
3b,3c,3dの短軸方向のスクライブライン9aに
配置されているので、ピエゾ抵抗層3a,3b,3c,
3dにはその応力が伝搬しにくくなる。その結果、特性
の揃ったセンサとなる。
体5の抵抗値を調整するためのプロービング用パッド6
を、シリコンチップ1となるシリコンウェハ8でのピエ
ゾ抵抗層3a,3b,3c,3dの短軸方向のスクライ
ブライン9aに配置したので、プロービングの際にはプ
ロービング用パッド6に針圧が加わるが、プロービング
用パッド6がシリコンウェハ8でのピエゾ抵抗層3a,
3b,3c,3dの短軸方向のスクライブライン9aに
配置されているので、ピエゾ抵抗層3a,3b,3c,
3dにはその応力が伝搬しにくくなる。その結果、特性
の揃ったセンサとなる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、新
規なる構造にてピエゾ抵抗層に針圧応力が伝搬しにくい
集積化圧力センサを提供することができる優れた効果を
発揮する。
規なる構造にてピエゾ抵抗層に針圧応力が伝搬しにくい
集積化圧力センサを提供することができる優れた効果を
発揮する。
【図1】第1実施例のセンサの平面図である。
【図2】センサの斜視図である。
【図3】測定箇所を説明するためのセンサの平面図であ
る。
る。
【図4】各測定箇所での発生応力差を示す図である。
【図5】第2実施例のセンサの平面図である。
【図6】従来の集積化圧力センサの平面図である。
1 シリコンチップ
2 ダイヤフラム
3a,3b,3c,3d ピエゾ抵抗層
4 信号処理回路
5 調整用薄膜抵抗体
6 プロービング用パッド
8 シリコンウェハ
9a スクライブライン
Claims (2)
- 【請求項1】 方形のシリコンチップの中央部に薄肉の
ダイヤフラムが形成され、そのダイヤフラムにピエゾ抵
抗層が配置され、さらに、シリコンチップの周辺部に調
整用薄膜抵抗体を有する信号処理回路を形成した集積化
圧力センサにおいて、 前記調整用薄膜抵抗体の抵抗値を調整するためのプロー
ビング用パッドを、前記シリコンチップの隅部にのみ配
置したことを特徴とする集積化圧力センサ。 - 【請求項2】 方形のシリコンチップの中央部に薄肉の
ダイヤフラムが形成され、そのダイヤフラムにピエゾ抵
抗層が配置され、さらに、シリコンチップの周辺部に調
整用薄膜抵抗体を有する信号処理回路を形成した集積化
圧力センサにおいて、 前記調整用薄膜抵抗体の抵抗値を調整するためのプロー
ビング用パッドを、シリコンチップとなるシリコンウェ
ハでの前記ピエゾ抵抗層の短軸方向のスクライブライン
に配置したことを特徴とする集積化圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16724891A JPH0513783A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 集積化圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16724891A JPH0513783A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 集積化圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513783A true JPH0513783A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15846209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16724891A Pending JPH0513783A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 集積化圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513783A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002131161A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-09 | Denso Corp | 半導体圧力センサ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63118629A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体圧力センサのブリツジ回路調整方法 |
JPH01236659A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Nippon Denso Co Ltd | 半導体圧力センサ |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16724891A patent/JPH0513783A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63118629A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体圧力センサのブリツジ回路調整方法 |
JPH01236659A (ja) * | 1988-03-17 | 1989-09-21 | Nippon Denso Co Ltd | 半導体圧力センサ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002131161A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-09 | Denso Corp | 半導体圧力センサ |
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