JPH05134498A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05134498A JPH05134498A JP3322470A JP32247091A JPH05134498A JP H05134498 A JPH05134498 A JP H05134498A JP 3322470 A JP3322470 A JP 3322470A JP 32247091 A JP32247091 A JP 32247091A JP H05134498 A JPH05134498 A JP H05134498A
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- sheet material
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- conveyor belt
- belt
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Links
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体ドラムの転写位置へ搬送ベルトでシー
ト材を給送するようにした画像形成装置において、シー
ト材を搬送ベルト上へ上方から送り出すようにすると、
搬送ベルトがシート材の先端において弛むように変形
し、シート材の搬送速度を変動させる。 【構成】 搬送ベルト12は感光体ドラム1M,1C,
1Y,1Bと転写帯電器3M,3B,3Y,3C間に張
設されている。レジストローラ対11は搬送ベルトより
も上方に有り、シート材9は右斜め上から搬送ベルト1
2上へ送り出される。シート材9の先端の来る斜線部2
1の範囲で搬送ベルト12の下側に搬送ベルト12が下
方へ移動しないように規制部材20を設けた。
ト材を給送するようにした画像形成装置において、シー
ト材を搬送ベルト上へ上方から送り出すようにすると、
搬送ベルトがシート材の先端において弛むように変形
し、シート材の搬送速度を変動させる。 【構成】 搬送ベルト12は感光体ドラム1M,1C,
1Y,1Bと転写帯電器3M,3B,3Y,3C間に張
設されている。レジストローラ対11は搬送ベルトより
も上方に有り、シート材9は右斜め上から搬送ベルト1
2上へ送り出される。シート材9の先端の来る斜線部2
1の範囲で搬送ベルト12の下側に搬送ベルト12が下
方へ移動しないように規制部材20を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成ステーション
にて形成される画像を、該画像形成ステーションへと搬
送手段により搬送されるシート材に転写することによっ
て画像を得る画像形成装置に関するものであり、特に、
複数の画像形成ステーションを備えてカラー画像を形成
する電子写真方式のカラー画像形成装置に好適に適用し
得るものである。
にて形成される画像を、該画像形成ステーションへと搬
送手段により搬送されるシート材に転写することによっ
て画像を得る画像形成装置に関するものであり、特に、
複数の画像形成ステーションを備えてカラー画像を形成
する電子写真方式のカラー画像形成装置に好適に適用し
得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを利用した画像
形成装置は、像担持体としての感光体ドラムに潜像を形
成し、該潜像を顕像化した可視画像を得る画像形成ステ
ーションと、該画像形成ステーション上の画像を転写す
るべく該画像形成ステーションの感光体ドラムの転写位
置へとシート材を搬送する搬送手段と、該シート材上に
転写された画像をシート材上に定着せしめる定着手段と
を少くとも有している。
形成装置は、像担持体としての感光体ドラムに潜像を形
成し、該潜像を顕像化した可視画像を得る画像形成ステ
ーションと、該画像形成ステーション上の画像を転写す
るべく該画像形成ステーションの感光体ドラムの転写位
置へとシート材を搬送する搬送手段と、該シート材上に
転写された画像をシート材上に定着せしめる定着手段と
を少くとも有している。
【0003】一方、搬送手段はベルト状搬送部材(搬送
ベルト)上にシート材を載置保持し、像担持体の転写位
置、さらには定着手段へと搬送することを目的としてい
る。該搬送ベルトは1つの駆動ローラと少くとも1つの
従動ローラによって張設して支持され移動する。
ベルト)上にシート材を載置保持し、像担持体の転写位
置、さらには定着手段へと搬送することを目的としてい
る。該搬送ベルトは1つの駆動ローラと少くとも1つの
従動ローラによって張設して支持され移動する。
【0004】そして、画像形成ステーションが複数ある
場合には駆動ローラは最終の画像形成ステーションより
下流側で且つ定着手段よりも手前に、また、少くとも1
つの従動ローラは第1番目の画像形成ステーションより
上流側にそれぞれ配置されている。該駆動ローラと該従
動ローラ間では搬送ベルトが一定の力で張設される工夫
がなされており、搬送ベルトは該ローラ間でたるむこと
なく、一定速度で第1番目の画像形成ステーションから
最終の画像形成ステーションまで移動する。
場合には駆動ローラは最終の画像形成ステーションより
下流側で且つ定着手段よりも手前に、また、少くとも1
つの従動ローラは第1番目の画像形成ステーションより
上流側にそれぞれ配置されている。該駆動ローラと該従
動ローラ間では搬送ベルトが一定の力で張設される工夫
がなされており、搬送ベルトは該ローラ間でたるむこと
なく、一定速度で第1番目の画像形成ステーションから
最終の画像形成ステーションまで移動する。
【0005】また、シート材を搬送ベルト上に保持する
ためには、通常静電吸着力が用いられ、それは以下のよ
うにして行われる。シート材供給手段(カセット)より
送られてきたシート材が搬送ベルトへの受け渡し部にお
いて、レジストローラより送り出されて搬送ベルトに接
触し、搬送ベルトとともに吸着帯電器のもとに移動して
行く。そこで、吸着帯電器により搬送ベルト表面が帯電
され、シート材がその上に静電吸着される。このよう
に、搬送ベルト上にしっかり保持されたシート材は各画
像形成ステーションのもとへ搬送され、各色像が転写さ
れ、次に定着手段において転写像が定着されることによ
ってカラー画像を得ることができる。
ためには、通常静電吸着力が用いられ、それは以下のよ
うにして行われる。シート材供給手段(カセット)より
送られてきたシート材が搬送ベルトへの受け渡し部にお
いて、レジストローラより送り出されて搬送ベルトに接
触し、搬送ベルトとともに吸着帯電器のもとに移動して
行く。そこで、吸着帯電器により搬送ベルト表面が帯電
され、シート材がその上に静電吸着される。このよう
に、搬送ベルト上にしっかり保持されたシート材は各画
像形成ステーションのもとへ搬送され、各色像が転写さ
れ、次に定着手段において転写像が定着されることによ
ってカラー画像を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、図2に示すようにレジストローラ対11より搬
送ベルト12に対して平行にシート材9を送り出し接触
させる構成をとると、搬送ベルト12とシート材9との
接触部分とレジストローラ対11間でシート材9がたわ
んでいることからわかるように、搬送ベルト12の移動
方向と平行にシート材9により搬送ベルト12に力が加
わるため、搬送ベルト12の移動速度に大きな変動を与
える。
おいて、図2に示すようにレジストローラ対11より搬
送ベルト12に対して平行にシート材9を送り出し接触
させる構成をとると、搬送ベルト12とシート材9との
接触部分とレジストローラ対11間でシート材9がたわ
んでいることからわかるように、搬送ベルト12の移動
方向と平行にシート材9により搬送ベルト12に力が加
わるため、搬送ベルト12の移動速度に大きな変動を与
える。
【0007】そこで、図3に示すように、搬送ベルト1
2に対して角度をつけて、上方よりシート材9を接触さ
せることにより、搬送ベルト12に加わる搬送ベルト1
2の移動方向と平行な成分の力を少くすることが考えら
れる。
2に対して角度をつけて、上方よりシート材9を接触さ
せることにより、搬送ベルト12に加わる搬送ベルト1
2の移動方向と平行な成分の力を少くすることが考えら
れる。
【0008】しかしながら、前述のようにシート材9を
搬送ベルト12に対して上方より接触させる構成をとっ
た場合においても、シート材9として厚紙等の剛性の強
いシート材9を使用した場合にはシート材9が搬送ベル
ト12に接触する時に、図4に示すようにシート材9の
剛性が強いことにより、シート材9の先端が搬送ベルト
12を押し下げ、駆動ローラと従動ローラ15の間で搬
送ベルト12の弛みが生じてしまう。
搬送ベルト12に対して上方より接触させる構成をとっ
た場合においても、シート材9として厚紙等の剛性の強
いシート材9を使用した場合にはシート材9が搬送ベル
ト12に接触する時に、図4に示すようにシート材9の
剛性が強いことにより、シート材9の先端が搬送ベルト
12を押し下げ、駆動ローラと従動ローラ15の間で搬
送ベルト12の弛みが生じてしまう。
【0009】通常、搬送ベルト12は転写効率等の理由
から、厚みのかなり薄い部材が使用され、その両側端部
は何ものにも支持されないで移動しているので、下方へ
の力に抗する力が非常に弱く、前述のようなシート材9
の接触という微弱な力によっても、弛みが発生してしま
う。これは、搬送ベルト12の張設力を強くするだけで
は防ぐことができない。
から、厚みのかなり薄い部材が使用され、その両側端部
は何ものにも支持されないで移動しているので、下方へ
の力に抗する力が非常に弱く、前述のようなシート材9
の接触という微弱な力によっても、弛みが発生してしま
う。これは、搬送ベルト12の張設力を強くするだけで
は防ぐことができない。
【0010】この搬送ベルト12の弛みのため、駆動ロ
ーラの搬送ベルト12を移動させることに使われるべき
仕事の一部が搬送ベルト12の弛みを解消するために使
われてしまい該駆動ローラと該従動ローラ15の間で、
搬送ベルト12の移動速度に変動が起こる。前述のよう
に、シート材9は搬送ベルト12に保持されているた
め、搬送ベルト12の移動速度に変動が起ればシート材
9が各画像形成ステーションの転写位置に到達する時間
にも変動が起こる。
ーラの搬送ベルト12を移動させることに使われるべき
仕事の一部が搬送ベルト12の弛みを解消するために使
われてしまい該駆動ローラと該従動ローラ15の間で、
搬送ベルト12の移動速度に変動が起こる。前述のよう
に、シート材9は搬送ベルト12に保持されているた
め、搬送ベルト12の移動速度に変動が起ればシート材
9が各画像形成ステーションの転写位置に到達する時間
にも変動が起こる。
【0011】各画像形成ステーションのもとにシート材
9を搬送する搬送ベルト12の速度は一定であることを
前提に、各画像形成ステーションの転写位置へのシート
材9の到達時間が計算によりあらかじめ予測され、それ
に従って各画像形成ステーションでは像形成を開始して
いるので、その到達時間に変動が起こると、その変動の
分だけ各画像形成ステーション間で、シート材9に対し
ての像転写の位置ズレが発生する。それは、シート材9
上で各色像の色ズレとなって現れるものであり、カラー
画像としての画質の劣化を招くものである。
9を搬送する搬送ベルト12の速度は一定であることを
前提に、各画像形成ステーションの転写位置へのシート
材9の到達時間が計算によりあらかじめ予測され、それ
に従って各画像形成ステーションでは像形成を開始して
いるので、その到達時間に変動が起こると、その変動の
分だけ各画像形成ステーション間で、シート材9に対し
ての像転写の位置ズレが発生する。それは、シート材9
上で各色像の色ズレとなって現れるものであり、カラー
画像としての画質の劣化を招くものである。
【0012】また、シート材9を連続的に供給して画像
形成を行う場合には、最初のシート材がまだ下流側の画
像形成ステーションで像を転写されている間に、次のシ
ート材9がレジストローラ対11より送り出されて搬送
ベルト12に接触する。従って、それにより発生する搬
送ベルト12の弛みは、搬送ベルト12の急激な移動速
度変動及び搬送ベルト12の振動となって、前記画像形
成ステーション像を転写されているシート材9に直接影
響を与える。このトート材9上の画像は既に自己原因で
搬送ベルト12の弛みを起こして色ズレ画像となってい
る上に、前記影響を受けるため、その画像はさらに劣化
したものとなる。
形成を行う場合には、最初のシート材がまだ下流側の画
像形成ステーションで像を転写されている間に、次のシ
ート材9がレジストローラ対11より送り出されて搬送
ベルト12に接触する。従って、それにより発生する搬
送ベルト12の弛みは、搬送ベルト12の急激な移動速
度変動及び搬送ベルト12の振動となって、前記画像形
成ステーション像を転写されているシート材9に直接影
響を与える。このトート材9上の画像は既に自己原因で
搬送ベルト12の弛みを起こして色ズレ画像となってい
る上に、前記影響を受けるため、その画像はさらに劣化
したものとなる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
問題点に鑑みなされたもので、その目的は搬送ベルトが
弛むのを防止して、搬送ベルトの移動速度に変動がない
ようにした画像形成装置を提供することにある。
問題点に鑑みなされたもので、その目的は搬送ベルトが
弛むのを防止して、搬送ベルトの移動速度に変動がない
ようにした画像形成装置を提供することにある。
【0014】即ち、本発明の第1の発明は像担持体と、
この像担持体に像を形成する手段と、像担持体に形成さ
れた像が転写されるシート材を像担持体の転写位置に搬
送するため、前記シート材を担持し、複数のローラ間に
張設されて無端状に移動する搬送ベルトを有する搬送手
段と、前記ベルト上にシート材を上方から送り出す手段
とを備えた画像形成装置において、該ベルト上にシート
材を上方から送り出す手段から送り出されたシート材の
先端が前記ベルトに接触する位置において、該ベルトの
シート材のある側とは反対側への移動を規制する規制部
材を設けたことを特徴とする画像形成装置である。
この像担持体に像を形成する手段と、像担持体に形成さ
れた像が転写されるシート材を像担持体の転写位置に搬
送するため、前記シート材を担持し、複数のローラ間に
張設されて無端状に移動する搬送ベルトを有する搬送手
段と、前記ベルト上にシート材を上方から送り出す手段
とを備えた画像形成装置において、該ベルト上にシート
材を上方から送り出す手段から送り出されたシート材の
先端が前記ベルトに接触する位置において、該ベルトの
シート材のある側とは反対側への移動を規制する規制部
材を設けたことを特徴とする画像形成装置である。
【0015】本発明の第2の発明は前記画像形成装置は
前記像担持体がシート材搬送方向に関して複数個並設さ
れて複数の画像形成ステーションを構成する第1の発明
に記載の画像形成装置である。
前記像担持体がシート材搬送方向に関して複数個並設さ
れて複数の画像形成ステーションを構成する第1の発明
に記載の画像形成装置である。
【0016】
【実施例】以下、本発明をその実施例に基づいて添付図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
【0017】「実施例1」本発明に係わる画像形成装置
の、以下に述べる本実施例にては、電子写真方式のレー
ザビームカラープリンタ(以下「LBP装置」と言
う。)に具現化されている。
の、以下に述べる本実施例にては、電子写真方式のレー
ザビームカラープリンタ(以下「LBP装置」と言
う。)に具現化されている。
【0018】図1を参照すると、本発明に係わる画像形
成装置としてのLBP(レーザビームプリンタ)装置の
概略断面構成図が示されており、このLBP装置は、複
数の画像形成ステーションを並置し、光源として変調さ
れたレーザー光を使用し、電子写真プロセスにて例えば
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー
画像を形成し、各色画像をシート材上に次々に重ね転写
し、減色混合方法を利用してフルカラー画像を得るよう
にしたものである。
成装置としてのLBP(レーザビームプリンタ)装置の
概略断面構成図が示されており、このLBP装置は、複
数の画像形成ステーションを並置し、光源として変調さ
れたレーザー光を使用し、電子写真プロセスにて例えば
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー
画像を形成し、各色画像をシート材上に次々に重ね転写
し、減色混合方法を利用してフルカラー画像を得るよう
にしたものである。
【0019】このLBP装置1の構成及び作動態様を図
1を参照して、さらに説明する。
1を参照して、さらに説明する。
【0020】本実施例にてLBP装置1は4つの画像形
成ステーションM,C,Y,Bを有し、該画像形成ステ
ーションM,C,Y,Bの下方にはシート材を搬送する
ために搬送ベルト12を備えた搬送手段18が配置さ
れ、また該搬送手段18の出口部にはシート材9上の画
像を該シート材9上に熱定着するための定着装置16が
配置される。
成ステーションM,C,Y,Bを有し、該画像形成ステ
ーションM,C,Y,Bの下方にはシート材を搬送する
ために搬送ベルト12を備えた搬送手段18が配置さ
れ、また該搬送手段18の出口部にはシート材9上の画
像を該シート材9上に熱定着するための定着装置16が
配置される。
【0021】ここで、搬送手段18において、搬送ベル
ト12は駆動ローラ13、従動ローラ14,15によっ
て支持され移動している。このとき、従動ローラ14の
ローラ軸位置を移動させることによって搬送ベルト12
は駆動ローラ13と従動ローラ15の間で弛みなく張設
され、一定速度で無端状に移動する。尚、本実施例では
ベルト材質としてポリウレタン樹脂、厚さ100μmの
搬送ベルトを用いた。
ト12は駆動ローラ13、従動ローラ14,15によっ
て支持され移動している。このとき、従動ローラ14の
ローラ軸位置を移動させることによって搬送ベルト12
は駆動ローラ13と従動ローラ15の間で弛みなく張設
され、一定速度で無端状に移動する。尚、本実施例では
ベルト材質としてポリウレタン樹脂、厚さ100μmの
搬送ベルトを用いた。
【0022】各画像ステーションM,C,Y,Bは画像
を形成するための手段、例えば図示の矢印方向に一定速
度で回転している像担持体、つまり本実施例では電子写
真感光体ドラム1M,1C,1Y,1B、帯電器5M,
5C,5Y,5B、現像器2M,2C,2Y,2B、転
写帯電器3M,3C,3Y,3B及びクリーニング器4
M,4C,4Y,4Bそれぞれを有する。
を形成するための手段、例えば図示の矢印方向に一定速
度で回転している像担持体、つまり本実施例では電子写
真感光体ドラム1M,1C,1Y,1B、帯電器5M,
5C,5Y,5B、現像器2M,2C,2Y,2B、転
写帯電器3M,3C,3Y,3B及びクリーニング器4
M,4C,4Y,4Bそれぞれを有する。
【0023】各画像形成ステーションには夫々色分解さ
れた画像光を発生する露光部6M,6C,6Y,6B
と、該画像光を夫々感光体ドラム1M,1C,1Y,1
Bに結像させる結像レンズ7M,7C,7Y,7Bを備
える。
れた画像光を発生する露光部6M,6C,6Y,6B
と、該画像光を夫々感光体ドラム1M,1C,1Y,1
Bに結像させる結像レンズ7M,7C,7Y,7Bを備
える。
【0024】次に、上記の構成におけるカラーLBP装
置でのカラー画像の形成について述べる。
置でのカラー画像の形成について述べる。
【0025】転写材供給手段であるカセット8内のシー
ト材9は給紙ローラ10により給紙され、レジストロー
ラ対11により搬送ベルト12上に上方より送り出さ
れ、搬送ベルト12とともに移動する。その後、吸着帯
電器19によりシート材9は搬送ベルト12上に吸着保
持され搬送されていく。
ト材9は給紙ローラ10により給紙され、レジストロー
ラ対11により搬送ベルト12上に上方より送り出さ
れ、搬送ベルト12とともに移動する。その後、吸着帯
電器19によりシート材9は搬送ベルト12上に吸着保
持され搬送されていく。
【0026】一方、第1画像形成ステーションMの帯電
器5M、露光部6M及び結像レンズ7Mを用いて、公知
の電子写真方法により、感光体ドラム1M上に画像情報
のマゼンタ成分色の潜像を形成した後、現像器2Mでマ
ゼンタトナーを有する現像剤により該潜像を可視画像化
し、搬送ベルト12にて搬送されてきたシート材9に可
視画像化されたマゼンタトナー像が転写される。
器5M、露光部6M及び結像レンズ7Mを用いて、公知
の電子写真方法により、感光体ドラム1M上に画像情報
のマゼンタ成分色の潜像を形成した後、現像器2Mでマ
ゼンタトナーを有する現像剤により該潜像を可視画像化
し、搬送ベルト12にて搬送されてきたシート材9に可
視画像化されたマゼンタトナー像が転写される。
【0027】そして、このマゼンタトナー像がシート材
9に転写されている間に、第2画像形成ステーションC
において、上記マゼンタトナー像の場合と同様に、感光
体ドラム1C上に画像情報のシアン成分色の潜像が形成
され、続いて現像器2Cでシアントナーによるシアント
ナー像が得られ、そして先の第1画像形成ステーション
Mでマゼンタトナー像の転写が終了したシート材9が第
2画像形成ステーションCに搬入されると、マゼンタト
ナー像が転写されたシート材9上の所定の位置にこのシ
アントナー像が転写される。
9に転写されている間に、第2画像形成ステーションC
において、上記マゼンタトナー像の場合と同様に、感光
体ドラム1C上に画像情報のシアン成分色の潜像が形成
され、続いて現像器2Cでシアントナーによるシアント
ナー像が得られ、そして先の第1画像形成ステーション
Mでマゼンタトナー像の転写が終了したシート材9が第
2画像形成ステーションCに搬入されると、マゼンタト
ナー像が転写されたシート材9上の所定の位置にこのシ
アントナー像が転写される。
【0028】以下イエロー色、ブラック色について同様
な方法で画像形成が行われ、シート材9上に4色のトナ
ー像の重ね合わせが終了すると、シート材9は、搬送手
段18の他端側に配置された定着装置16に搬送され
て、ここで定着され、多色(フルカラー)画像が固定さ
れたシート材9は排紙トレー17上へ排出される。
な方法で画像形成が行われ、シート材9上に4色のトナ
ー像の重ね合わせが終了すると、シート材9は、搬送手
段18の他端側に配置された定着装置16に搬送され
て、ここで定着され、多色(フルカラー)画像が固定さ
れたシート材9は排紙トレー17上へ排出される。
【0029】転写が終了したそれぞれの感光体ドラム1
M,1C,1Y,1Bは、クリーニング器4M,4C,
4Y,4Bにて、その上に残留している残留トナーが除
去され、引き続き行われる次の潜像形成に備える。
M,1C,1Y,1Bは、クリーニング器4M,4C,
4Y,4Bにて、その上に残留している残留トナーが除
去され、引き続き行われる次の潜像形成に備える。
【0030】上記説明したようなLBP装置1におい
て、本実施例では給紙ローラ10によって給紙され、レ
ジストローラ対11によって上方から送り出されたシー
ト材9の先端が搬送ベルトの下方への移動を規制する規
制部材20の上方の斜線部21の範囲で搬送ベルト12
に接触するように、従動ローラ15及びレジストローラ
対11を配置している。
て、本実施例では給紙ローラ10によって給紙され、レ
ジストローラ対11によって上方から送り出されたシー
ト材9の先端が搬送ベルトの下方への移動を規制する規
制部材20の上方の斜線部21の範囲で搬送ベルト12
に接触するように、従動ローラ15及びレジストローラ
対11を配置している。
【0031】ここで規制部材20は搬送ベルト12の全
幅にわたり連続又は断続して配されており、シート材9
先端が作用していない場合に搬送ベルト12に接近して
いるか軽い力で接触している。規制部材20の材料は少
くとも搬送ベルト12との接触面が例えばフェノール樹
脂等の搬送ベルト12との摩擦係数が小さく、且つ耐摩
耗性のある材質が望ましい。又誘電体の搬送ベルト12
との摩擦で吸着帯電器19の作用を妨げないように材質
もしくは接地等を配慮する。
幅にわたり連続又は断続して配されており、シート材9
先端が作用していない場合に搬送ベルト12に接近して
いるか軽い力で接触している。規制部材20の材料は少
くとも搬送ベルト12との接触面が例えばフェノール樹
脂等の搬送ベルト12との摩擦係数が小さく、且つ耐摩
耗性のある材質が望ましい。又誘電体の搬送ベルト12
との摩擦で吸着帯電器19の作用を妨げないように材質
もしくは接地等を配慮する。
【0032】このようにシート材9の先端が搬送ベルト
12に接触する位置を上述の斜線部21の範囲にするこ
とによって、シート材9が厚紙等の剛性の強いものであ
っても、前記接触位置の搬送ベルト12の下側に規制部
材20が介在しているために、搬送ベルト12が図4に
示すように弛んだりすることはない。従って、搬送ベル
ト12は各画像形成ステーション間を一定速度で移動す
ることができ、色ズレのないカラー画像を得ることがで
きる。
12に接触する位置を上述の斜線部21の範囲にするこ
とによって、シート材9が厚紙等の剛性の強いものであ
っても、前記接触位置の搬送ベルト12の下側に規制部
材20が介在しているために、搬送ベルト12が図4に
示すように弛んだりすることはない。従って、搬送ベル
ト12は各画像形成ステーション間を一定速度で移動す
ることができ、色ズレのないカラー画像を得ることがで
きる。
【0033】「実施例2」次に、本発明の他の実施例
を、図5を参照して述べる。この実施例ではLBP装置
1の全体構成は前述実施例と同様であるので、その説明
を省略し、要部のみについて述べる。
を、図5を参照して述べる。この実施例ではLBP装置
1の全体構成は前述実施例と同様であるので、その説明
を省略し、要部のみについて述べる。
【0034】本実施例では、搬送ベルト12の下方への
移動を規制する規制部材22をローラ形状とし、搬送ベ
ルト12に駆動されて従動回転可能に配置し、かつ、シ
ート材9の先端が該規制部材22の上方の斜線部23の
範囲で搬送ベルト12に接触するように従動ローラ15
及びレジストローラ対11を配置することを特徴とす
る。規制部材22は図5に示すように、搬送ベルトの張
設には関与せず、その慣性が非常に小さいため、搬送ベ
ルト12との摩擦力によって、ベルトとの間にすべりを
発生せずに従動回転している。
移動を規制する規制部材22をローラ形状とし、搬送ベ
ルト12に駆動されて従動回転可能に配置し、かつ、シ
ート材9の先端が該規制部材22の上方の斜線部23の
範囲で搬送ベルト12に接触するように従動ローラ15
及びレジストローラ対11を配置することを特徴とす
る。規制部材22は図5に示すように、搬送ベルトの張
設には関与せず、その慣性が非常に小さいため、搬送ベ
ルト12との摩擦力によって、ベルトとの間にすべりを
発生せずに従動回転している。
【0035】このような構成をとることによって、次の
ような効果が得られる。第1に、シート材9が厚紙等の
剛性の強いものであっても、規制部材22のために搬送
ベルト12の弛みを防止し、色ズレのないカラー画像を
得ることができる。また、規制部材22は搬送ベルトと
滑りなく回動しているため、滑り摩擦による搬送ベルト
12にキズが発生したり、搬送ベルト12が摩耗するの
を防止することができる。
ような効果が得られる。第1に、シート材9が厚紙等の
剛性の強いものであっても、規制部材22のために搬送
ベルト12の弛みを防止し、色ズレのないカラー画像を
得ることができる。また、規制部材22は搬送ベルトと
滑りなく回動しているため、滑り摩擦による搬送ベルト
12にキズが発生したり、搬送ベルト12が摩耗するの
を防止することができる。
【0036】前述の2つの実施例は吸着帯電器を用い
て、シート材が第1番目の画像形成ステーションに到達
するまでに、シート材を搬送ベルトに吸着保持させる構
成をとっているが、これに限らず、第1番目の画像形成
ステーションにおいて、転写を行うと同時にシート材を
ベルトに吸着させる構成をとる画像形成装置についても
適用できることは勿論である。
て、シート材が第1番目の画像形成ステーションに到達
するまでに、シート材を搬送ベルトに吸着保持させる構
成をとっているが、これに限らず、第1番目の画像形成
ステーションにおいて、転写を行うと同時にシート材を
ベルトに吸着させる構成をとる画像形成装置についても
適用できることは勿論である。
【0037】また、複数の画像形成ステーションを有す
る場合を説明したが、1つの像担持体に対して搬送ベル
トを用いてシート材を供給する画像形成装置であっても
構わない。
る場合を説明したが、1つの像担持体に対して搬送ベル
トを用いてシート材を供給する画像形成装置であっても
構わない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材の先端が搬送ベルトに接触する位置において、
該ベルトのシート材のある側とは反対側への移動を規制
する規制部材を設けることによってシート材として厚紙
等の剛性の強いものを使用した場合においても、搬送ベ
ルトに弛みが起こることがなく、搬送ベルトの移動速度
を常に一定に保つことができ、延いては色ズレのないカ
ラー画像を得ることができる。
シート材の先端が搬送ベルトに接触する位置において、
該ベルトのシート材のある側とは反対側への移動を規制
する規制部材を設けることによってシート材として厚紙
等の剛性の強いものを使用した場合においても、搬送ベ
ルトに弛みが起こることがなく、搬送ベルトの移動速度
を常に一定に保つことができ、延いては色ズレのないカ
ラー画像を得ることができる。
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施例の概
略を示す縦断面図である。
略を示す縦断面図である。
【図2】搬送ベルトに対して、シート材を平行に送り出
した時の様子を示す説明図である。
した時の様子を示す説明図である。
【図3】搬送ベルトに対して、シート材を上方より送り
出した時の様子を示す説明図である。
出した時の様子を示す説明図である。
【図4】剛性の強いシート材により、搬送ベルトに弛み
が生じる様子を示す説明図である。
が生じる様子を示す説明図である。
【図5】本発明による画像形成装置の第2の実施例の概
略を示す縦断面図である。
略を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1M,1C,1Y,1B 感光体ドラム(像担持体) 2M,2C,2Y,2B 現像器 9 シート材 11 レジストローラ対 12 搬送ベルト 13 駆動ローラ 14,15 従動ローラ 20 搬送ベルト規制部材 22 ローラ形状の搬送ベルト規制部材
Claims (2)
- 【請求項1】 像担持体と、この像担持体に像を形成す
る手段と、像担持体に形成された像が転写されるシート
材を像担持体の転写位置に搬送するため、前記シート材
を担持し、複数のローラ間に張設されて無端状に移動す
る搬送ベルトを有する搬送手段と、前記搬送ベルト上に
シート材を上方から送り出す手段とを備えた画像形成装
置において、該ベルト上にシート材を上方から送り出す
手段から送り出されたシート材の先端が前記ベルトに接
触する位置において、該ベルトのシート材のある側とは
反対側への移動を規制する規制部材を設けたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記画像形成装置は前記像担持体がシー
ト材搬送方向に関して複数個並設されて複数の画像形成
ステーションを構成する請求項1に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322470A JPH05134498A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322470A JPH05134498A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134498A true JPH05134498A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18144003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3322470A Pending JPH05134498A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134498A (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3322470A patent/JPH05134498A/ja active Pending
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