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JPH05134294A - フアインダ - Google Patents

フアインダ

Info

Publication number
JPH05134294A
JPH05134294A JP32654591A JP32654591A JPH05134294A JP H05134294 A JPH05134294 A JP H05134294A JP 32654591 A JP32654591 A JP 32654591A JP 32654591 A JP32654591 A JP 32654591A JP H05134294 A JPH05134294 A JP H05134294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
image
half mirror
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32654591A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobusato Abe
紳聡 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP32654591A priority Critical patent/JPH05134294A/ja
Publication of JPH05134294A publication Critical patent/JPH05134294A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力消費を最小限に抑えるとともに、常に鮮
明な像を見ることができるファインダを得る。 【構成】 焦点板13の上面に液晶ディスプレイ16を
設け、液晶ディスプレイ16の側部に発光機構24を配
設する。カメラ10の使用環境が明るい時、ハーフミラ
ー12は下降位置にある。この時、撮影レンズ11を通
る光はハーフミラー12によって反射し、焦点板13に
結像する。使用環境が暗い時、ハーフミラー12は上昇
位置にある。この時、撮影レンズ11を通る光は撮像素
子21によって検出され、像は液晶ディスプレイ16上
に表示される。発光機構24は液晶ディスプレイ16に
光を照射する。焦点板13あるいは液晶ディスプレイ1
6上の像は、ペンタプリズム14および接眼レンズ15
を介して観察される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子スチルカメ
ラに設けられるファインダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子スチルカメラあるいは
ムービーカメラ等のファインダとして、光学式ファイン
ダ、透過型液晶ファインダおよび発光型電子ファインダ
が知られている。光学式ファインダには、通常のスチル
カメラあるいは電子スチルカメラに設けられ、撮影レン
ズおよびミラーを介して焦点板に像を結像するように構
成されるものがある。すなわち撮影者は、焦点板上の像
を接眼レンズを介して見ることができる。透過型液晶フ
ァインダは、例えば撮像素子によって検出した像を液晶
ディスプレイによって表示するように構成される。発光
型電子ファインダは、例えばブラウン管に像を表示する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光学式ファインダおよ
び透過型液晶ファインダは、外部から受ける光によって
像を見るものであるため、暗い環境においては像が見に
くいという問題がある。また発光型電子ファインダは、
明るい環境であっても常に発光するものであるため、電
力消費が多くなるという問題がある。本発明は、電力消
費を最小限に抑えるとともに、常に鮮明な像を見ること
ができるファインダを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファインダ
は、少なくともミラーを含む光学系の結像面に配置され
た液晶ディスプレイと、上記結像面に形成された像を、
上記液晶ディスプレイを作用させることなく観察可能な
手段と、上記ミラーを上記光学系の光路から退避させた
状態において、上記液晶ディスプレイに像を表示させる
手段と、上記液晶ディスプレイに対して発光可能な手段
とを備えたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は、本発明の一実施例であるファインダを備えた電子
スチルカメラ10を示す。この図は、ファインダを光学
式ファインダとして用いている状態を示している。すな
わちこの状態において、撮影レンズ11を通して得た像
はハーフミラー12を介して焦点板13の結像面に結像
され、撮影者は、この像をペンタプリズム14および接
眼レンズ15を介して見ることができる。
【0006】焦点板13は図において水平方向に配設さ
れており、焦点板13の上には液晶ディスプレイ16が
密着して設けられる。撮影レンズ11とハーフミラー1
2を含む光学系の結像面は、焦点板13の上面、すなわ
ち液晶ディスプレイ16の下面である。図示状態におい
て、液晶ディスプレイ16は作用しない。したがって接
眼レンズ15を介して観察される像は、焦点板13の結
像面に形成された像のみである。ペンタプリズム14は
液晶ディスプレイ16の上方に設けられ、接眼レンズ1
5はペンタプリズム14の後方に配設される。
【0007】ハーフミラー12は、焦点板13の後方に
位置するピン17により回転自在に支持され、図1の状
態では下方に回転変位しているが、後述するように、図
3の状態では上方に回転し、水平状態に保持されてい
る。ハーフミラー12は周知のように、一部の光を反射
するとともに、他の光を透過させる性質を有している。
すなわち図1の状態において、ハーフミラー12によっ
て反射した光は焦点板13に達し、またハーフミラー1
2を透過した光は、その後方に設けられた撮像素子21
に達する。
【0008】撮像素子21は例えばCCDから構成さ
れ、検出した光信号を電気信号に変換して出力する。処
理回路22は撮像素子21の背面側に設けられ、撮像素
子21から入力された信号に対して所定の処理を施し、
これを液晶ディスプレイ16および記録媒体23に出力
する。記録媒体23は例えばフロッピーディスクであ
り、処理回路22から入力された映像信号を記録する。
【0009】液晶ディスプレイ16の側方には、発光機
構24が設けられる。この発光機構24は、図1の状態
では作用しないが、図3の状態において、発光回路25
によって制御され、液晶ディスプレイ16に対して発光
する。
【0010】図2は発光機構24、液晶ディスプレイ1
6、焦点板13およびハーフミラー12を正面、すなわ
ち図1の左方から見た図である。この図に示されるよう
に発光機構24は、液晶ディスプレイ16および焦点板
13の両側に設けられた一対の円筒状反射鏡26を有
し、これらの反射鏡26の内側には、それぞれ発光素子
27が設けられる。反射鏡26の一部に形成された切欠
部には、拡散板28が設けられ、この拡散板28はハー
フミラー12に対向している。
【0011】ハーフミラー12の自由端にはミラー補助
板18が連結される。ミラー補助板18はハーフミラー
12に対して屈曲自在である。図1の状態において、ミ
ラー補助板18の端部はハーフミラー12から離間し、
カメラ本体の底面19に当接しており、ミラー補助板1
8はハーフミラー12と撮像素子21の下方に位置して
いる。一方図3の状態では、ミラー補助板18はハーフ
ミラー12の下面に密着して水平状態にあり、撮像素子
21の上方に位置している。なお、このようにハーフミ
ラー12の回転位置に応じて、ミラー補助板18がハー
フミラー12に対して相対的に回転する構成は、公知で
あるので、その説明を省略する。
【0012】次に本実施例装置の作用を説明する。電子
スチルカメラ10が明るい環境で使用される時、図1お
よび図2に示されるように、ハーフミラー12は下方に
回転変位して約45度傾斜した位置に定められ、ミラー
補助板18はその端部をカメラ本体の底面19に当接さ
せてハーフミラー12よりも下方に定められる。この状
態において、撮影レンズ11を通る光の一部は、ハーフ
ミラー12において反射し、焦点板13の結像面に結像
される。撮影者はこの焦点板13上の像を、ペンタプリ
ズム14および接眼レンズ15を介して見ることができ
る。すなわちこの状態において、本実施例のファインダ
は光学式ファインダとして作用する。なおこの時、液晶
ディスプレイ16は作用していない。
【0013】ハーフミラー12から焦点板13へ反射さ
れない光は、ハーフミラー12を透過し、撮像素子21
によって検出される。撮像素子21は検出した光信号を
電気信号に変換し、処理回路22に出力する。シャッタ
ーレリーズ動作により、撮像素子21から出力される電
気信号は処理回路22によって所定の処理を施され、映
像信号として記録媒体23に記録される。
【0014】電子スチルカメラ10が暗い環境で使用さ
れる時、図3および図4に示されるように、ハーフミラ
ー12は上方に回転変位して焦点板13の下側に位置
し、またミラー補助板18はハーフミラー12の下面に
密着する。すなわちハーフミラー12は、図1の図示状
態における光路から退避し、撮像素子21は撮影レンズ
11に対向することとなる。したがって撮影レンズ11
を通る光は、実質的に全て、撮像素子21によって検出
される。撮像素子21は光信号を電気信号に変換して処
理回路22に出力し、処理回路22はこの電気信号に所
定の処理を施すとともに、液晶ディスプレイ16に出力
する。またこの時、発光回路25によって発光機構24
が動作し、液晶ディスプレイ16に光を当てるが、発光
機構24は液晶ディスプレイ16に対して直接発光する
のではなく、ハーフミラー12、ミラー補助板18およ
び焦点板13によって光を拡散させ、液晶ディスプレイ
16に照射する。
【0015】図5は、発光機構24から発せられた光の
拡散作用を示す。発光機構24の拡散板28(図3)を
通った光の一部は、ハーフミラー12によって反射さ
れ、また他の光はハーフミラー12を通り、ミラー補助
板18によって反射される。このミラー補助板18のた
め、光は下側すなわち撮像素子21(図3)側に漏れる
ことはない。ミラー補助板18によって反射された光は
ハーフミラー12を通過し、ハーフミラー12によって
反射された光とともに、焦点板13に入射する。焦点板
13は入射した光を拡散させる。このような作用によ
り、発光機構24から発せられた光は、効率よく均一に
拡散されて、液晶ディスプレイ16に照射される。
【0016】さて図3において、撮影レンズ11を通し
て得られた像は、液晶ディスプレイ16によって表示さ
れ、また液晶ディスプレイ16は発光機構24によって
光を均一に照射される。したがって、液晶ディスプレイ
16上の像は、ペンタプリズム14および接眼レンズ1
5を介して鮮明に見ることができる。このように周囲が
暗い場合、本実施例のファインダは発光型ファインダと
して作用することとなる。なお撮影時、シャッターレリ
ーズ動作により、処理回路22から出力される電気信号
は映像信号として記録媒体23に記録される。
【0017】図6は、本実施例のファインダの作用の切
換制御を示すフローチャートである。ステップ101で
は、電子スチルカメラ10の本体に設けられた切換スイ
ッチ(図示せず)がオン状態にされたか否かが判別され
る。撮影者は、周囲が暗いためにファインダが見にくい
場合、この切換スイッチをオン状態に切り換える。これ
により、ステップ102が実行され、ハーフミラー12
とミラー補助板18が上昇されて図3の状態に定められ
る。ステップ103では、液晶ディスプレイ16が作動
され、処理回路22から出力された像が表示される。ス
テップ104では発光機構24の発光素子27が点灯さ
れる。これにより、液晶ディスプレイ16上の像が鮮明
な状態で見られ、本実施例のファインダは発光型ファイ
ンダとして作用する。
【0018】これに対し、ステップ101において切換
スイッチがオン状態に切り換えられていないと判断され
た場合、ステップ102〜104は実行されない。した
がってこの場合、ハーフミラー12とミラー補助板18
は下降位置(図1)にあり、液晶ディスプレイ16は作
用しない。すなわちこの時、ファインダは光学式ファイ
ンダとして作用し、液晶ディスプレイ16を作動させる
ための電力供給が不要であり、電力消費を節約すること
ができる。
【0019】また上記実施例は本発明を電子スチルカメ
ラに適用した例であったが、本発明は、これに限定され
ず、他の種々のカメラに適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電力消費
を最小限に抑えることができ、また、カメラの使用環境
に関係なく常に鮮明な像を見ることができるファインダ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電子スチルカメラ
を示し、光学式ファインダとして使用する場合を示す図
である。
【図2】発光機構、液晶ディスプレイおよびその周囲の
構成を示し、図1の状態に対応した正面図である。
【図3】図1の電子スチルカメラにおいて、発光型ファ
インダとして使用する場合を示す図である。
【図4】発光機構、液晶ディスプレイおよびその周囲の
構成を示し、図3の状態に対応した正面図である。
【図5】ハーフミラー、ミラー補助板および焦点板によ
る光の拡散作用を示す図である。
【図6】光学式ファインダと発光型ファインダとの切換
制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 撮影レンズ 12 ハーフミラー 13 焦点板 14 ペンタプリズム 15 接眼レンズ 16 液晶ディスプレイ 18 ミラー補助板 24 発光機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともミラーを含む光学系の結像面
    に配置された液晶ディスプレイと、上記結像面に形成さ
    れた像を、上記液晶ディスプレイを作用させることなく
    観察可能な手段と、上記ミラーを上記光学系の光路から
    退避させた状態において、上記液晶ディスプレイに像を
    表示させる手段と、上記液晶ディスプレイに対して発光
    可能な手段とを備えたことを特徴とするファインダ。
JP32654591A 1991-11-14 1991-11-14 フアインダ Pending JPH05134294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32654591A JPH05134294A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 フアインダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32654591A JPH05134294A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 フアインダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05134294A true JPH05134294A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18189028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32654591A Pending JPH05134294A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 フアインダ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05134294A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222059A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Nidec Copal Corp 電子カメラ
JP2002023224A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Olympus Optical Co Ltd カメラの表示装置
JP2007299830A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Nikon Corp フレキシブル基板の取り付け構造、カメラ
US8581998B2 (en) 2010-12-17 2013-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus and method of controlling the image sensing apparatus

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US8711269B2 (en) 2010-12-17 2014-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus and method of controlling the image sensing apparatus

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