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JPH05133026A - 壁構造に使用されるシート金属製のポスト - Google Patents

壁構造に使用されるシート金属製のポスト

Info

Publication number
JPH05133026A
JPH05133026A JP3279033A JP27903391A JPH05133026A JP H05133026 A JPH05133026 A JP H05133026A JP 3279033 A JP3279033 A JP 3279033A JP 27903391 A JP27903391 A JP 27903391A JP H05133026 A JPH05133026 A JP H05133026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
flange
sheet metal
wall
wall structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3279033A
Other languages
English (en)
Inventor
Edgar Gudmundsson
グドムンドソン エドガー
Oli Johann Asmundsson
ヨハン アスマンドソン オリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05133026A publication Critical patent/JPH05133026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/7407Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts
    • E04B2/7453Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts with panels and support posts, extending from floor to ceiling
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/76Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge with framework or posts of metal
    • E04B2/78Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge with framework or posts of metal characterised by special cross-section of the frame members as far as important for securing wall panels to a framework with or without the help of cover-strips
    • E04B2/7854Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge with framework or posts of metal characterised by special cross-section of the frame members as far as important for securing wall panels to a framework with or without the help of cover-strips of open profile
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/72Non-load-bearing walls of elements of relatively thin form with respect to the thickness of the wall
    • E04B2/723Non-load-bearing walls of elements of relatively thin form with respect to the thickness of the wall constituted of gypsum elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 壁構造に使用するポストにおいて、壁の連結
を容易にし、耐火性を向上させる。 【構成】 端部にフランジ5を有する壁ボード1を含ん
で構成された壁構造に使用されるシート金属製のポスト
4であって、ポスト4は、連結のため形状を縮小された
部分8aを有するリップ8を有し、また、縮小端部8a
を受け入れるための溝9を有している。フランジ5は少
なくとも1回ほど折り返されて厚さの厚いフランジを形
成するようになされて、剛性を高めるとともに耐火性を
改善するようになされている。ポスト4は別のフランジ
を有しており、耐火断熱材を保持する。フランジ5はポ
スト4平面に対して小さな角度を有して配置され、壁構
造の全体としての強度を改善することを可能にしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は壁構造に関する。この壁
構造の用語は、内壁や外壁だけでなく、床や天井もその
範囲に含むことが意図されている。
【0002】本発明は、舌部および溝の連結部によって
連結される壁ボードと、亜鉛メッキした鉄や鋼のシート
材とされるのが好ましい金属シートのポスト(構造ポス
トすなわち連結材)とを含んで構成される垂直壁や水平
壁(内壁、外壁、床、或いは天井)に特に関する。本発
明は内壁を特に参照して以下に説明されるが、外壁、床
或いは天井にも適用することができる。
【0003】本発明は更に詳しくは、ヨーロッパ特許願
第87303444.1号(公開番号EP−02431
34号)に記載された壁構造に関する。平行な壁ボード
とシート金属ポストとの好ましい関係は、EP−024
3134号の第3図と第17図に示されているような関
係である。本発明は特にこのような壁構造の耐火性を高
めることに関する。
【0004】
【従来技術】EP−0243134号に示されているよ
うな壁ボード1は普通、リサイクルされた或いは天然の
ウッドパルプを組み入れた石膏パルプボード(GP
B)、石膏フレークボード(GFB)、或いは石膏カー
ドボード、もしくはこの代わりにセメントフレークボー
ドとされている。
【0005】EP−0243134号に示されているよ
うなシート金属ポスト4は普通壁ボードの間の空間にミ
ネラルウール断熱材を工程する目的のリップを備えてい
る。このようなリップは典型的にはシート金属ポストの
平面から切り出されてそのポストの平面に対してほぼ直
角に配向された円弧形部分を含んでいる。このようなリ
ップは典型的にはポスト平面に対して互い違い(千鳥配
列)に配列され、いくつかのリップはポスト平面の片側
に突出し、いくつかのリップは反対側に突出される。
【0006】しかしながら、このようにリップを備えた
シート金属ポストは、EP−0243134号の第9図
に示されているように、積み重ねるのが困難である。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上
述した形式の壁構造に使用するポストであって、製造が
簡単で積み重ねることも容易にでき、壁構造の耐火性を
格段に改善することのできる有利なポストを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を達成する手段】本発明は第1の概念に於いて、
EP−0243134号による壁構造、すなわち舌部お
よび溝の連結部により連結され、亜鉛メッキされた鉄ま
たは鋼のシート材とされるのが好ましい金属シートで作
られ且つポストの部分の各端部にフランジを有し、該フ
ランジはポスト平面に関して同じ方向に配向されて延在
されるのが好ましいとされる壁ボードを含んで構成され
た壁構造、に使用されるシート金属製のポストであっ
て、この金属シートポストはその平面に対して大体直角
に延在するリップを有し、これらのリップはポストから
離れた側の端部がポストに隣接する側の端部よりも小さ
い形状を有し、また、このポストはまた一連の溝を備え
ていて、同じようなシート金属ポストのリップの小さい
側の端部を受け入れるようになされたことを特徴とする
壁構造に使用されるシート金属製のポストを提供する。
【0009】リップは、互い違いのパターンに配列さ
れ、ポストの平面から切り出されて大体直角方向に延在
されており、いくつかのリップはポストの平面に於ける
一方の側から延在され、いくつかのリップは他側から延
在されるのが好ましい。
【0010】一つの好ましい実施例に於いて、リップは
外形で見てそれぞれ段付き形状を有する。他の好ましい
実施例に於いては、リップはポスト平面から離れた側の
部分が平坦端部へ向けてテーパーを付形されていて、こ
の平坦部分の幅の方がポストに隣接する側のリップのベ
ースの幅よりも狭くされる。
【0011】従って、多数のこのようなシート金属ポス
トを積み重ねることが必要とされる場合には、このよう
な1つのポストのリップに於ける狭い側の端部が他のポ
ストの対応する溝内に受け入れられて支持されるように
なされる。
【0012】本発明の他の概念によれば、EP−024
3134号による壁構造、すなわち亜鉛メッキされた鉄
または鋼のシート材とされるのが好ましい金属シートで
作られ且つポストの部分の各端部にフランジを有し、該
フランジはポスト平面に関して同じ方向に配向されて延
在されるのが好ましいとされる壁ボードを含んで構成さ
れた壁構造、に使用されるシート金属製のポストであっ
て、フランジが少なくとも1回、好ましくは数回折り返
されてポスト平面の有効厚さよりも格段に大きな有効厚
さを有するフランジを形成するようになされたことを特
徴とする壁構造に使用されるシート金属製のポストが提
供される。
【0013】フランジはそれぞれ3回折り返されてシー
ト材料の4倍の厚さのフランジを形成するようになされ
るのが好ましい。
【0014】本発明の第2の概念によれば、フランジの
厚さを増大するにつれて2つの有利な効果が得られるの
である。第1の効果は、ポスト平面の方向(一方のフラ
ンジから他方のフランジへ向かう方向)に於けるポスト
の剛性および全体的な強度が増大されるようになされる
ことである。第2の効果は、以下に更に詳しく説明する
ように壁構造の耐火性が改善されることである。
【0015】フランジの厚さを増大することで一方向に
於けるポストの剛性が高められると同時に、側方(すな
わちポスト平面を横切る方向)へのポストの柔軟性はシ
ート金属ポストの厚さを減少させることで高めることが
できる。これは典型的には現在使用されている0.8c
mの厚さから、0.5cmまで減少される。ポストの側
方へ向かう柔軟性が高められることは壁構造の建築に有
効である。すなわち、1つの壁ボードに固定されたポス
トが側方へ向けて変形されて、これにより2つの平行な
壁ボードとこの壁ボードを固定するのに使用される1対
のポストとの間に形成される空間にミネラルウールを挿
入することができるようになし、この挿入の後に変形さ
れていた壁ボードが曲げ戻されてそれぞれの他方の壁ボ
ードに固定できるようになされるのである。
【0016】本発明の第3の概念によれば、EP−02
43134号による壁構造、すなわち亜鉛メッキされた
鉄または鋼のシート材とされるのが好ましい金属シート
で作られ且つポストの部分の各端部にフランジを有し、
該フランジはポスト平面に関して同じ方向に配向されて
延在されるのが好ましいとされる壁ボードを含んで構成
された壁構造、に使用されるシート金属製のポストであ
って、ポストがその端部に隣接して(フランジから隔て
られている)別のフランジ(この用語はここではフィン
ガー、フラップ、リップなどを含む)を備えており、こ
のフランジはポスト平面の何れかの側から横方向に延在
していて、ポストに耐火断熱材を保持するように折り返
されることができる、ことを特徴とする壁構造に使用さ
れるシート金属製のポストが提供される。
【0017】この別のフランジは普通はポストの両側に
備えられるが、これに代えて片側にのみ備えられるよう
になされることができる。
【0018】このようにしてこの別のフランジによって
保持されるようになされる耐火断熱材は石膏繊維のボー
ドストリップや石膏粒体ボードとされ、これによりボー
ドの結晶水が壁構造の片側に於いて火災が発生した場合
にポスト自体の冷却のために使用されることが可能とな
る。これによりこの壁構造は以下に更に詳しく説明する
ように耐火性が改善されるのである。
【0019】本発明の第2および/または第3の概念に
よって改善されたEP−0243134号による壁構造
の耐火性が更に詳しく説明される。
【0020】このような壁構造の耐火性は通常は、壁部
の一方の側(すなわち、露出された側)で火災が生じた
場合に、壁構造に於ける露出されていない他方の側の温
度が200℃を超えることはなく、180℃+室温とな
るように、決定される。EP−0243134号による
壁構造に於いては、熱は壁部に於ける露出側から非露出
側へ向けて主として金属ポストを経て、特にこのポスト
が熱伝導率に優れたスチール製で或場合に、伝達され
る。
【0021】本発明によるポストを使用することによっ
て、壁構造に於ける露出側から非露出側へ向かう熱伝達
はさまざまな方法で低減することができる。
【0022】まず第1に、ポストの端部を数回につき折
り返して曲げることによって、壁構造の露出側から非露
出側へ向かう最長可能な取り付け距離(それ故に、熱経
路)を得ることができる。
【0023】第2に、本発明の第3の概念により曲げ返
されたフランジ(フィンガー、フラップ、リップ)で保
持される石膏壁ボード(特に石膏繊維ボード)をポスト
の両側に備えることによって、石膏の結晶水がポストに
沿って伝達される熱を吸収して、冷却作用が高められる
のである。
【0024】第3に、例えばフランジやリップを形成し
て断熱材を保持するようになすことで得られるポスト開
口は、ポストを通して流れる熱量を少なくするのであ
る。
【0025】更に、壁構造の壁ボードに石膏板が張り付
けられるならば、いっそう優れた冷却効果が石膏の結晶
水から得ることができる。
【0026】耐火断熱および防音の両方の機能を与える
ためには、壁構造の2つの隣接するポストの間の全空間
にミネラルウールが取り付けられるか、これに代えて端
縁回りにのみ備えられる(全空間に充填するのに使用さ
れるのはいわゆる20%ミネラルウール材料である)の
であり、後者の場合の断熱効果はその材料が全空間を充
填した場合に得られる効果の90%となる、ということ
が認識されよう。
【0027】本発明は第4の概念に於いて、EP−02
43134号による壁構造、すなわち亜鉛メッキされた
鉄または鋼のシート材とされるのが好ましい金属シート
で作られ且つポストの部分の各端部にフランジを有し、
該フランジはポスト平面に関して同じ方向に配向されて
延在されるのが好ましいとされる壁ボードを含んで構成
された壁構造、に使用されるシート金属製のポストであ
って、フランジがポスト平面に対して小さな角度を有し
て配置されることを特徴とする壁構造、に使用されるシ
ート金属製のポストを提供する。この小さな角度は典型
的には2,5°とされ、ポスト自体から離れるように外
方へ向けられる。
【0028】ポストに対するこのような僅かな角度での
フランジの配置は、それぞれの壁ボード内へのフランジ
のウェッジング作用を改善し、それ故に、壁構造の全体
としての強度を増大させるのである。
【0029】本発明の第1、第2、第3および第4の何
れかの2つまたはそれ以上を組み合わせて使用すること
ができる。
【0030】本発明は添付図面を参照し、単なる例とし
ての実施例を参照して更に詳しく説明される。
【0031】
【実施例】図1に示す壁構造は全体的にEP−0243
134号による形式の壁構造であり、2つのほぼ平行な
壁ボード1と、亜鉛メッキされた鉄や鋼のシート材とさ
れるのが好ましいシート金属製のポスト4とを有してい
る。ポストの部分の各端部にはフランジ5が備えられて
いる。それぞれのフランジ5は壁ボード1の端縁に形成
されているそれぞれの切溝7の中に嵌め込まれる。更
に、各壁ボードは一方の端縁に溝3を有し、他方の端縁
にそれぞれ舌部2を有している。壁ボードの舌部2は隣
接する壁ボードのそれぞれの溝3の中に嵌め込まれる。
好ましくは、図1に見られるように、フランジ5はポス
ト4の平面に対して同じ方向に延在している。フランジ
5を受け入れる切溝7は舌部2と反対方向へ延在してい
る。
【0032】図1〜図4に示されるように、このような
壁構造はまず最初にポスト4を対Aの平行な壁ボード1
に嵌め付けられて作り上げられる。ポストのフランジ5
は壁ボードのそれそれの切溝7に差し込まれる。壁ボー
ドの第2の対Bが次に壁ボードAに嵌め付けられるので
あり、これは壁ボードAの舌部2を壁ボードBの溝3の
中に差し込んで行われる。このような段階が繰り返され
て一連の壁ボード1およびポスト4を含む壁構造が建設
されるのである。
【0033】ポスト4は多数のリップ8を備えている。
これは壁ボードの間の空間にミネラルウール断熱材また
は同様物質を固定するためのものである。図示したよう
に、このようなリップ8はシート金属ポストの平面を切
り出して形成された部分を含み、この部分はポスト平面
に対して大体直角に配向される。リップ8はポスト平面
に対して互い違いのパターンにて配置され、いくつかの
リップはポスト平面の一方の側で突出され、いくつかの
リップは他方の側で突出される。
【0034】本発明の第1の概念によれば、リップ8は
ポストから離れた側の端部8aがポストに隣接する側の
端部8bよりも小さな外形を有している。このポストは
また同じようなシート金属ポストのリップの小さな側の
端部8aを受け入れるための一連の溝9を有している。
溝9は小さな形状の端部8aの長さよりも長いが、大き
な長さの端部8bの長さよりは短い長さを有している。
【0035】従って、、多数のこのようなシート金属ポ
スト4をEP−0243134号の第9図に示されるよ
うな方法で積み重ねることが望まれる場合には、ポスト
のリップに於ける狭い幅の部分8aが他のポストの対応
する溝9内に受け入れられて支持されるのである。
【0036】リップ8の形状は図8に更に詳しく示され
ている。端部8aおよび8bの側縁を小さな角度(図示
したように3°)で配向することによって、小さい形状
の端部8aの側縁は、溝を完全に通過して端部8aに係
止するよりも、重ね合わされた状態に於いて溝9の端部
上に係止するように配置されることができる、のであ
る。
【0037】リップ8の変形形態が図4に示されてい
る。これに於いてポスト4の平面から離れた側の部分8
dはポストに隣接するリップのベース8fの幅よりも狭
い幅の平坦端部8eへ向けてテーパーを付形されてい
る。対応する溝9は、端部8eの長さよりは長いがベー
ス端部8fの長さよりは短い長さとされており、これに
より互いにポストを重ね合わせたときにはテーパーの付
形された部分8dが溝9の端部に係止されるのである。
【0038】本発明の他の概念によれば、図5および図
6に特に示されるように、ポスト4のフランジ5は折り
返されてポストの平面に於ける有効厚さよりも大きな有
効厚さを有するフランジを形成している。特に図6に見
られるように、フランジは3回ほど折り返されてシート
金属の4倍の厚さを有するフランジを形成している。
【0039】先に説明したように、フランジ5の厚さを
厚くすると2つの有利な効果を得られる。第1の効果は
ポスト4の平面の方向(一方のフランジから他方のフラ
ンジへ向かう方向)にてポストの剛性および全体的な強
度が高められることである。また、第2の効果はフラン
ジの一方の端部から他方の端部へと長い距離(それ故
に、長い熱経路)を与えることによって、壁構造の耐火
性が改善されることである。
【0040】フランジの厚さを厚くして一方向のポスト
の剛性が高められるとともに、ポストの横方向の柔軟性
はシート金属ポストの厚さを薄くすることで高めること
ができるのである。ポストの横方向の柔軟性が高まるこ
とは、図1〜図4に示した方法で壁構造を建設するのに
特に有効となる。これに於いては、フランジ5をそれぞ
れの切溝7に差し込んで一方の壁ボードAに固定された
ポスト4が側方へ向けて変形され、これによりミネラル
ウールなどを2つの壁ボードAの間に形成された空間内
に挿入可能にし、この挿入の後に変形されていたポスト
が曲げ戻されてそれぞれの他方の壁ボードAに対して固
定されるようにすることができるのである。この固定
は、フランジ5を他方の壁ボードの切溝7に差し込んで
行われる。
【0041】本発明の第3の概念によれば、図5に特に
示されているように、ポスト4はその端部に接近させて
且つフランジ5から間隔を隔てて更に別のフランジ10
を備えている。このフランジはポストの何れかの側にて
その平面の横方向へ向けて延在している。更にまたこの
フランジ10はポストに対して耐火断熱材を保持するた
めに曲げ戻されている。フランジ10はフィンガー、フ
ラップ、リップ等とされることができる。フランジ10
はポストの両側に通常は備えられるが、これに代えて一
方の側にのみ備えるようになされることができる。
【0042】このようにしてフランジ10によって保持
される耐火断熱材は普通は石膏繊維のボードストリップ
または石膏粒体ボードとされる。こりにより、ボードの
結晶水が壁構造の一方の側で火災が発生した場合にポス
ト自体を冷却するのに使用できる。従って、この壁構造
の耐火性を更に改善するのである。
【0043】本発明の第4の概念によれば、図5および
図6に特に示されているように、フランジ5はポストの
平面に対して小さな角度でポスト自体から離れるように
外方へ向けて配置される。この小さな角度は典型的には
2.5°である。ポストの平面に対して僅かな角度を有
してフランジ5を配置することによって、壁ボード1の
それぞれの切溝7に対するフランジのウェッジングが改
良され、これによって全体としての壁構造の強度を増大
することが可能とされるのである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による壁構
造に使用されるシート金属製のポストは、そのポスト自
体の製造が簡単である上に容易に積み重ねることがで
き、しかも組み付けが容易で操作性に優れているだけで
なく、組み立てられた壁構造の耐火断熱性や防音効果を
格段にスクリーン部れたものとなすことができる、など
の多大な効果を生むのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】EP−0243134号による壁構造である
が、本発明の第1の概念によって改修した構造を示す斜
視図。
【図2】図1と同様の構造を示す斜視図
【図3】図1と同様の構造を示す斜視図
【図4】図1と同様の構造を示す斜視図
【図5】EP−0243134号による壁構造に使用さ
れるポストであって、本発明の第2、第3および第4の
特徴を備えたポストを示す断面図。
【図6】図5に示したポストのフランジを示す拡大断面
【図7】本発明の変更した第1の概念による特徴を備え
たポストの一部を示す側面図。
【図8】図1〜図4に示したポストのリップの詳細図。
【符号の説明】
1 壁ボード 2 舌部 3 溝 4 ポスト 5 フランジ 7 切溝 8 粒状物質 9 溝 10 別のフランジ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 9/28 (72)発明者 オリ ヨハン アスマンドソン アイスランド国 レイキヤビク,デプルホ ラー 6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舌部および溝の連結部(2,3)により
    連結され、亜鉛メッキされた鉄または鋼のシート材とさ
    れるのが好ましい金属シートで作られ且つポストの部分
    の各端部にフランジ(5)を有する壁ボード(1)を含
    んで構成された壁構造に使用されるシート金属製のポス
    ト(4)であって、このポストの平面に対して大体直角
    に延在するリップ(8)を有しており、このリップは端
    部(8a)に小さな形状部を有し、これと離れた側でポ
    ストに隣接した端部(8b)に大きな形状部を有し、ま
    た、一連の溝(9)を有して同じようなシート金属製の
    ポストのリップの小さな端部(8a)を受け入れるよう
    になされている、ことを特徴とする壁構造に使用される
    シート金属製のポスト。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたポストであって、
    リップ(8)が互い違いのパターンに配列され、ポスト
    の平面から切り出されて大体直角方向に延在されてお
    り、いくつかのリップはポストの平面に於ける一方の側
    から延在し、いくつかのリップは他側から延在している
    ことを特徴とする壁構造に使用されるシート金属製のポ
    スト。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載されたポ
    ストであって、リップ(8)が外形で見てそれぞれ段付
    き形状(8c)をしていることを特徴とする壁構造に使
    用されるシート金属製のポスト。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載されたポ
    ストであって、リップ(8)はポスト平面から離れた側
    の部分(8d)が平坦端部(8c)へ向けてテーパーを
    付形されていて、この平坦部分の幅の方がポストに隣接
    する側のリップのベース(8f)の幅よりも狭くされて
    いる、ことを特徴とする壁構造に使用されるシート金属
    製のポスト。
  5. 【請求項5】 舌部および溝の連結部(2,3)により
    連結され、亜鉛メッキされた鉄または鋼のシート材とさ
    れるのが好ましい金属シートで作られ且つポストの部分
    の各端部にフランジ(5)を有する壁ボード(1)を含
    んで構成された壁構造に使用されるシート金属製のポス
    トであって、フランジ(5)が少なくとも1回折り返さ
    れてポスト平面の有効厚さよりも格段に大きな有効厚さ
    を有するフランジを形成するようにされたことを特徴と
    する壁構造に使用されるシート金属製のポスト。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたポストであって、
    フランジ(5)がそれぞれ3回折り返されてシート金属
    の4倍の厚さを有するフランジを形成するようになされ
    たことを特徴とする壁構造に使用されるシート金属製の
    ポスト。
  7. 【請求項7】 舌部および溝の連結部(2,3)により
    連結され、亜鉛メッキされた鉄または鋼のシート材とさ
    れるのが好ましい金属シートで作られ且つポストの部分
    の各端部にフランジ(5)を有する壁ボード(1)を含
    んで構成された壁構造に使用されるシート金属製のポス
    トであって、ポストが端部に隣接するがフランジ(5)
    から隔てられた位置に別のフランジ(10)を備えてお
    り、このフランジはポスト平面の一側または両側から横
    方向に延在していて、ポストに耐火断熱材を保持するよ
    うに折り返されている、ことを特徴とする壁構造に使用
    されるシート金属製のポスト。
  8. 【請求項8】 舌部および溝の連結部(2,3)により
    連結され、亜鉛メッキされた鉄または鋼のシート材とさ
    れるのが好ましい金属シートで作られ且つポストの部分
    の各端部にフランジ(5)を有する壁ボード(1)を含
    んで構成された壁構造に使用されるシート金属製のポス
    トであって、フランジ(5)がポスト平面に対して小さ
    な角度、好ましくは2.5°の角度を有して配置された
    ことを特徴とする壁構造に使用されるシート金属製のポ
    スト。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されたポストであって、
    フランジ(5)が前記角度でポストから外方へ向けて離
    れるように方向決めされていることを特徴とする壁構造
    に使用されるシート金属製のポスト。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までの何れか1
    項に記載されたポストであって、ポスト平面に関してフ
    ランジ(5)が同じ方向へ向けて延在されていることを
    特徴とする壁構造に使用されるシート金属製のポスト。
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