JPH05119406A - フイルム搬送方法及びフイルム搬送制御装置 - Google Patents
フイルム搬送方法及びフイルム搬送制御装置Info
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- JPH05119406A JPH05119406A JP3284895A JP28489591A JPH05119406A JP H05119406 A JPH05119406 A JP H05119406A JP 3284895 A JP3284895 A JP 3284895A JP 28489591 A JP28489591 A JP 28489591A JP H05119406 A JPH05119406 A JP H05119406A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 29
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 69
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に光学マークの焼き込み開始側のエッジを
検出して画像コマを焼付位置へ位置決めすることがで
き、正確な位置決め制御を行う。 【構成】 光学マーク32は、カメラ10による撮影後
の搬送開始と同時に記録が開始され、所定時間LED2
6を発光させることにより形成しているが、この光学マ
ーク32の後端エッジは、ネガフィルム14の搬送むら
や、LED26を点灯するための電池の消耗度合いによ
り、その位置がずれたり、不鮮明となることがある。こ
のため、ノーマルワインド機構のカメラ10によって撮
影されたネガフィルム14の場合は、写真焼付装置12
における光学マーク32の搬送方向先端側エッジを位置
決め基準とし、プレワインド機構のカメラ10によって
撮影されたネガフィルム14の場合は、写真焼付装置1
2における光学マーク32の搬送方向後端側エッジを位
置決め基準としている。
検出して画像コマを焼付位置へ位置決めすることがで
き、正確な位置決め制御を行う。 【構成】 光学マーク32は、カメラ10による撮影後
の搬送開始と同時に記録が開始され、所定時間LED2
6を発光させることにより形成しているが、この光学マ
ーク32の後端エッジは、ネガフィルム14の搬送むら
や、LED26を点灯するための電池の消耗度合いによ
り、その位置がずれたり、不鮮明となることがある。こ
のため、ノーマルワインド機構のカメラ10によって撮
影されたネガフィルム14の場合は、写真焼付装置12
における光学マーク32の搬送方向先端側エッジを位置
決め基準とし、プレワインド機構のカメラ10によって
撮影されたネガフィルム14の場合は、写真焼付装置1
2における光学マーク32の搬送方向後端側エッジを位
置決め基準としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラでの撮影毎に行
われるフィルム巻き上げ中に、撮影された各画像コマに
対応して光学マークを記録し、この光学マークに基づい
て各画像コマを順次焼付位置へ位置決めし、焼付処理す
るためのフィルム搬送方法及びフィルム搬送制御装置に
関する。
われるフィルム巻き上げ中に、撮影された各画像コマに
対応して光学マークを記録し、この光学マークに基づい
て各画像コマを順次焼付位置へ位置決めし、焼付処理す
るためのフィルム搬送方法及びフィルム搬送制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネガフィルム等の写真フィルムに
おいては、ネガフィルム上の撮影画像コマの位置を特定
するために、ノッチャーパンチャーと称される装置を用
い、画像コマの位置を検出して、各画像コマに対応して
ノッチ(半円弧状の切欠)を付すようにしている。この
ノッチをネガキャリアに配設されたセンサによって検出
することにより、対応する画像コマを焼付位置へ位置決
めすることができる。
おいては、ネガフィルム上の撮影画像コマの位置を特定
するために、ノッチャーパンチャーと称される装置を用
い、画像コマの位置を検出して、各画像コマに対応して
ノッチ(半円弧状の切欠)を付すようにしている。この
ノッチをネガキャリアに配設されたセンサによって検出
することにより、対応する画像コマを焼付位置へ位置決
めすることができる。
【0003】また、ネガキャリアに画像コマとベースと
の境界、すなわちエッジを検出することにより、画像コ
マの位置を把握し、検出位置と焼付位置との距離に基づ
いて定量送りすることにより、対応する画像コマを焼付
位置へ位置決めすることも行われている。
の境界、すなわちエッジを検出することにより、画像コ
マの位置を把握し、検出位置と焼付位置との距離に基づ
いて定量送りすることにより、対応する画像コマを焼付
位置へ位置決めすることも行われている。
【0004】ところで、近年、カメラにおいて、画像コ
マ位置を示すマークを光学的に焼き込むことが提案され
ている(以下光学マークという)。すなわち、撮影後の
ネガフィルムの巻き上げ中に、撮影された画像コマを示
す光学マークを帯状(矩形状)に焼き込む。この焼き込
み開始時期を全ての画像コマで同期させ、かつ焼き込み
時間を同一とすれば各画像コマと、この画像コマに対応
する光学マークとの相対位置が一致され、焼付処理時に
おける焼付位置への位置決め制御に適用することができ
る。
マ位置を示すマークを光学的に焼き込むことが提案され
ている(以下光学マークという)。すなわち、撮影後の
ネガフィルムの巻き上げ中に、撮影された画像コマを示
す光学マークを帯状(矩形状)に焼き込む。この焼き込
み開始時期を全ての画像コマで同期させ、かつ焼き込み
時間を同一とすれば各画像コマと、この画像コマに対応
する光学マークとの相対位置が一致され、焼付処理時に
おける焼付位置への位置決め制御に適用することができ
る。
【0005】ところが、この光学マークのどの部分(エ
ッジ)を位置決めの基準とするかによって、位置決め制
御の正確さに差が生じることがある。例えば、光学マー
クの焼き込みを終了するまでの時間が一定でない場合、
或いは時間は一定であるが搬送むらによって焼き込み長
さが異なる場合、焼き込み終了側エッジを位置決め基準
として適用するのは、正確差に欠けることになる。
ッジ)を位置決めの基準とするかによって、位置決め制
御の正確さに差が生じることがある。例えば、光学マー
クの焼き込みを終了するまでの時間が一定でない場合、
或いは時間は一定であるが搬送むらによって焼き込み長
さが異なる場合、焼き込み終了側エッジを位置決め基準
として適用するのは、正確差に欠けることになる。
【0006】また、光学マークを付すための光源を点灯
するための電池の消耗による発光電流のダウンのため
に、焼き込み開始時は良いが、焼き込み終了時には、光
学マークが不鮮明となることもある。
するための電池の消耗による発光電流のダウンのため
に、焼き込み開始時は良いが、焼き込み終了時には、光
学マークが不鮮明となることもある。
【0007】このため、位置決め基準としては、焼き込
み開始側のエッジを選択することが好ましい。
み開始側のエッジを選択することが好ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
によってはネガフィルムをパトローネから引出しながら
撮影する機構(ノーマルワインド)と、一旦パトローネ
からネガフィルムを全て引出し、パトローネに巻き込み
ながら撮影する機構(プレワインド)とがある。
によってはネガフィルムをパトローネから引出しながら
撮影する機構(ノーマルワインド)と、一旦パトローネ
からネガフィルムを全て引出し、パトローネに巻き込み
ながら撮影する機構(プレワインド)とがある。
【0009】一方、焼付装置では、パトローネから順次
引出しながら焼付処理していくのが一般的であるため、
上記プレワインドによって撮影されたネガフィルムの場
合に搬送方向先端側のエッジを検出して焼付位置へ位置
決めしている場合は、光学マークの焼き込み時の後端エ
ッジを検出して焼付位置へ位置決めすることになり、正
確な位置決めが行えないという問題点がある。
引出しながら焼付処理していくのが一般的であるため、
上記プレワインドによって撮影されたネガフィルムの場
合に搬送方向先端側のエッジを検出して焼付位置へ位置
決めしている場合は、光学マークの焼き込み時の後端エ
ッジを検出して焼付位置へ位置決めすることになり、正
確な位置決めが行えないという問題点がある。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、常に光学マー
クの焼き込み開始側のエッジを検出して画像コマを焼付
位置へ位置決めすることができ、正確な位置決め制御を
行うことができるフィルム搬送方法及びフィルム搬送制
御装置を得ることが目的である。
クの焼き込み開始側のエッジを検出して画像コマを焼付
位置へ位置決めすることができ、正確な位置決め制御を
行うことができるフィルム搬送方法及びフィルム搬送制
御装置を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、カメラでの撮影毎に行われるフィルム巻き上げ中
に、撮影された各画像コマに対応して光学マークを記録
し、この光学マークに基づいて各画像コマを順次焼付位
置へ位置決めし、焼付処理するためのフィルム搬送方法
であって、前記焼付処理時の搬送方向時に先端側となる
位置にこのフィルムへの撮影状態がノーマルワインドか
プレワインドかを区別する撮影状態マークを記録してお
き、焼付処理前にこの撮影状態マークを検出して撮影状
態を認識することにより、前記光学マークの記録開始側
エッジを判別し、この判別された光学マークのエッジに
基づいて、各画像コマを前記焼付位置へ位置決めするこ
とを特徴としている。
は、カメラでの撮影毎に行われるフィルム巻き上げ中
に、撮影された各画像コマに対応して光学マークを記録
し、この光学マークに基づいて各画像コマを順次焼付位
置へ位置決めし、焼付処理するためのフィルム搬送方法
であって、前記焼付処理時の搬送方向時に先端側となる
位置にこのフィルムへの撮影状態がノーマルワインドか
プレワインドかを区別する撮影状態マークを記録してお
き、焼付処理前にこの撮影状態マークを検出して撮影状
態を認識することにより、前記光学マークの記録開始側
エッジを判別し、この判別された光学マークのエッジに
基づいて、各画像コマを前記焼付位置へ位置決めするこ
とを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の発明は、カメラでの撮影
毎に行われるフィルム巻き上げ中に、撮影された各画像
コマに対応して光学マークを記録し、この光学マークに
基づいて各画像コマを順次焼付位置へ位置決めするため
のフィルム搬送制御装置であって、前記フィルムへの撮
影状態がノーマルワインドかプレワインドかを判別する
撮影状態判別手段と、焼付位置の上流側に設けられ前記
光学マークを検出する光学マーク検出手段と、前記撮影
状態判別手段で判別された撮影状態に基づいて前記光学
マークの記録開始側エッジを判別するエッジ判別手段
と、前記エッジ判別手段で判別された光学マークのエッ
ジに基づいて各画像コマを前記焼付位置へ位置決めする
位置決め手段と、を有している。
毎に行われるフィルム巻き上げ中に、撮影された各画像
コマに対応して光学マークを記録し、この光学マークに
基づいて各画像コマを順次焼付位置へ位置決めするため
のフィルム搬送制御装置であって、前記フィルムへの撮
影状態がノーマルワインドかプレワインドかを判別する
撮影状態判別手段と、焼付位置の上流側に設けられ前記
光学マークを検出する光学マーク検出手段と、前記撮影
状態判別手段で判別された撮影状態に基づいて前記光学
マークの記録開始側エッジを判別するエッジ判別手段
と、前記エッジ判別手段で判別された光学マークのエッ
ジに基づいて各画像コマを前記焼付位置へ位置決めする
位置決め手段と、を有している。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、カメラによる
ネガフィルムへの画像撮影前に焼付処理時の搬送方向時
に先端側となる位置に撮影状態マークを記録しておく。
すなわち、ノーマルワインドかプレワインドかを予め定
めておく。
ネガフィルムへの画像撮影前に焼付処理時の搬送方向時
に先端側となる位置に撮影状態マークを記録しておく。
すなわち、ノーマルワインドかプレワインドかを予め定
めておく。
【0014】焼付処理時にこの撮影状態マークを検出
し、これによって光学マークの記録開始側エッジを判別
する。
し、これによって光学マークの記録開始側エッジを判別
する。
【0015】この記録開始側エッジは、焼付位置へ位置
決め制御基準位置とされ、各画像コマは、この光学マー
クの記録開始側エッジに基づいて焼付位置へ位置決めさ
れる。このため、ノーマルワインドであってもプレワイ
ンドであっても、カメラによる搬送むら等で位置ずれが
生じる記録終了側エッジを基準に位置決めすることがな
くなり、精度のよい位置決め制御を行うことができる。
決め制御基準位置とされ、各画像コマは、この光学マー
クの記録開始側エッジに基づいて焼付位置へ位置決めさ
れる。このため、ノーマルワインドであってもプレワイ
ンドであっても、カメラによる搬送むら等で位置ずれが
生じる記録終了側エッジを基準に位置決めすることがな
くなり、精度のよい位置決め制御を行うことができる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、撮影状態
判別手段では、フィルムの撮影状態がノーマルワインド
かプレワインドかを判別する。この撮影状態判別手段で
判別された撮影状態に基づいて、エッジ判別手段では光
学マークの記録開始側エッジを判別し、この記録開始側
エッジに基づいて各画像コマを焼付位置へ位置決めす
る。これにより、記録終了側エッジを適用することがな
くなり、精度のよい位置決めが行える。
判別手段では、フィルムの撮影状態がノーマルワインド
かプレワインドかを判別する。この撮影状態判別手段で
判別された撮影状態に基づいて、エッジ判別手段では光
学マークの記録開始側エッジを判別し、この記録開始側
エッジに基づいて各画像コマを焼付位置へ位置決めす
る。これにより、記録終了側エッジを適用することがな
くなり、精度のよい位置決めが行える。
【0017】
【実施例】図1には本実施例に係るカメラ10及び写真
焼付装置12が示されている。カメラ10には、その一
方にネガフィルム14をスプール16に巻き取って収容
するパトローネ18が装填されている。カメラ10に
は、制御部20に接続されたモータ22によって駆動さ
れる駆動リール24が設けられている。この駆動リール
24にネガフィルム14の先端が掛止されることによ
り、ネガフィルム14は、パトローネ18から引き出さ
れるようになっている。
焼付装置12が示されている。カメラ10には、その一
方にネガフィルム14をスプール16に巻き取って収容
するパトローネ18が装填されている。カメラ10に
は、制御部20に接続されたモータ22によって駆動さ
れる駆動リール24が設けられている。この駆動リール
24にネガフィルム14の先端が掛止されることによ
り、ネガフィルム14は、パトローネ18から引き出さ
れるようになっている。
【0018】ここで、カメラ10の種類によって、ネガ
フィルム14を撮影位置へコマ送りする機構が異なる場
合がある。
フィルム14を撮影位置へコマ送りする機構が異なる場
合がある。
【0019】第1の送り機構は、パトローネ18からネ
ガフィルム14を引き出す際にコマ送りして、順次撮影
し駆動リール24に巻き取っていき、撮影が全て終了し
た時点でパトローネ18のスプール16に連結された図
示しないモータを駆動して、ネガフィルム14をパトロ
ーネ18に巻き取っていく機構(以下、ノーマルワイン
ド機構という)である。
ガフィルム14を引き出す際にコマ送りして、順次撮影
し駆動リール24に巻き取っていき、撮影が全て終了し
た時点でパトローネ18のスプール16に連結された図
示しないモータを駆動して、ネガフィルム14をパトロ
ーネ18に巻き取っていく機構(以下、ノーマルワイン
ド機構という)である。
【0020】第2の送り機構は、パトローネ18からネ
ガフィルム14を全て駆動リール24側に巻取り、パト
ローネ18に巻き戻す際にコマ送りして、順次撮影位置
へ位置決めする機構(以下、プレワインド機構という)
である。
ガフィルム14を全て駆動リール24側に巻取り、パト
ローネ18に巻き戻す際にコマ送りして、順次撮影位置
へ位置決めする機構(以下、プレワインド機構という)
である。
【0021】上記機構は、カメラ10の種類によって定
められており、1個のカメラで使い分けることはない。
められており、1個のカメラで使い分けることはない。
【0022】図2に示される如く、カメラ10には、ネ
ガフィルム14の幅方向一端部のベース部14A(図3
参照)に対応してLED26が設けられた記録部28が
配設されている。記録部28の光線出力側には、レンズ
30が配設され、前記LED26から発光される光源を
収束して、ネガフィルム14のベース部14Aにおける
所定位置へスリット状に集光させるようになっている。
ここで、このLED26をネガフィルム14の搬送中に
発光させることにより、ベース部14Aには、矩形状の
光学マーク32(図3参照)が焼きこまれる。このLE
D26の発光は、撮影後の次の撮影のためのコマ送り中
の間の所定の時間継続されるため、撮影された各画像コ
マ14Bと光学マーク32との相対位置が一定となる。
この光学マーク32は、焼付処理時に画像コマ14Bを
焼付位置へ位置決めするため基準マークとして適用され
る。
ガフィルム14の幅方向一端部のベース部14A(図3
参照)に対応してLED26が設けられた記録部28が
配設されている。記録部28の光線出力側には、レンズ
30が配設され、前記LED26から発光される光源を
収束して、ネガフィルム14のベース部14Aにおける
所定位置へスリット状に集光させるようになっている。
ここで、このLED26をネガフィルム14の搬送中に
発光させることにより、ベース部14Aには、矩形状の
光学マーク32(図3参照)が焼きこまれる。このLE
D26の発光は、撮影後の次の撮影のためのコマ送り中
の間の所定の時間継続されるため、撮影された各画像コ
マ14Bと光学マーク32との相対位置が一定となる。
この光学マーク32は、焼付処理時に画像コマ14Bを
焼付位置へ位置決めするため基準マークとして適用され
る。
【0023】また、この記録部28では、ネガフィルム
14の先端部分(画像コマ14Bよりも先端)に前記ノ
ーマルワインド機構かプレワインド機構かのネガフィル
ム14の撮影状態を示す撮影状態マーク34(図3参
照)が付されるようになっている。すなわち、例えば、
ノーマルワインド機構の場合は、複数の断続的なバー状
に記録し、プレワインド機構の場合は、連続された帯状
に記録することにより、区別できる。
14の先端部分(画像コマ14Bよりも先端)に前記ノ
ーマルワインド機構かプレワインド機構かのネガフィル
ム14の撮影状態を示す撮影状態マーク34(図3参
照)が付されるようになっている。すなわち、例えば、
ノーマルワインド機構の場合は、複数の断続的なバー状
に記録し、プレワインド機構の場合は、連続された帯状
に記録することにより、区別できる。
【0024】撮影が終了したネガフィルム14は、再度
パトローネ18に巻き戻された後、カメラ10から取り
出され、DPE店を介してラボへ送られるようになって
いる。ラボでは、ネガフィルム14を現像した後、写真
焼付装置12の所定位置に配置する。なお、この現像処
理によって、光学マーク32及び撮影状態マーク34も
顕像化される。
パトローネ18に巻き戻された後、カメラ10から取り
出され、DPE店を介してラボへ送られるようになって
いる。ラボでは、ネガフィルム14を現像した後、写真
焼付装置12の所定位置に配置する。なお、この現像処
理によって、光学マーク32及び撮影状態マーク34も
顕像化される。
【0025】写真焼付装置12は、焼付時に照射される
光源36の光軸上にネガキャリア38が配設されてい
る。ネガキャリア38には、制御装置40に接続された
駆動部42の駆動力によって回転する駆動ローラ(図示
省略)が配設されており、ネガフィルム14が図1の矢
印A方向へ搬送されるようになっている。
光源36の光軸上にネガキャリア38が配設されてい
る。ネガキャリア38には、制御装置40に接続された
駆動部42の駆動力によって回転する駆動ローラ(図示
省略)が配設されており、ネガフィルム14が図1の矢
印A方向へ搬送されるようになっている。
【0026】また、ネガキャリア38には、ソレノイド
44が設けられており、制御装置40からの信号でネガ
フィルム14を焼付装置に挟持圧着することができる。
44が設けられており、制御装置40からの信号でネガ
フィルム14を焼付装置に挟持圧着することができる。
【0027】光源36とネガキャリア38との間には、
CMYの各フィルタ46が介在され、各色の露光量に応
じて光軸上に出没されるようになっている。
CMYの各フィルタ46が介在され、各色の露光量に応
じて光軸上に出没されるようになっている。
【0028】ネガフィルム14を透過した光線はレンズ
48を介して印画紙50へ照射され、印画紙50へ画像
が焼付けられるようになっている。なお、印画紙50と
レンズ48との間には、シャッタ52が介在されてお
り、制御装置40からの信号で露光時に光軸上から退避
されるようになっている。
48を介して印画紙50へ照射され、印画紙50へ画像
が焼付けられるようになっている。なお、印画紙50と
レンズ48との間には、シャッタ52が介在されてお
り、制御装置40からの信号で露光時に光軸上から退避
されるようになっている。
【0029】ネガフィルム14の搬送経路上における、
ネガキャリア38よりも上流側には、読取部54が配設
され、前記カメラ10の記録部28で記録された情報
(光学マーク32及び撮影状態マーク34)を読取るよ
うになっている。制御装置40には、前記読取部54で
読み取った情報を記録するメモリが設けられている。
ネガキャリア38よりも上流側には、読取部54が配設
され、前記カメラ10の記録部28で記録された情報
(光学マーク32及び撮影状態マーク34)を読取るよ
うになっている。制御装置40には、前記読取部54で
読み取った情報を記録するメモリが設けられている。
【0030】ここで、読取部54では、パトローネ18
から引き出されるネガフィルム14の先端から読取るた
め、最初に撮影状態マーク34が読み取られることにな
り、制御装置40では、これから焼付処理されるべく、
搬送されてくるネガフィルム14の撮影順が把握でき
る。すなわち、複数の断続的なバー状のマークを検出し
た場合はノーマルワインド機構のカメラ10で撮影され
たネガフィルム14であると判断でき、連続された帯状
のマークを検出した場合はプレワインド機構のカメラ1
0で撮影されたネガフィルム14であると判断できる。
から引き出されるネガフィルム14の先端から読取るた
め、最初に撮影状態マーク34が読み取られることにな
り、制御装置40では、これから焼付処理されるべく、
搬送されてくるネガフィルム14の撮影順が把握でき
る。すなわち、複数の断続的なバー状のマークを検出し
た場合はノーマルワインド機構のカメラ10で撮影され
たネガフィルム14であると判断でき、連続された帯状
のマークを検出した場合はプレワインド機構のカメラ1
0で撮影されたネガフィルム14であると判断できる。
【0031】一方、読取部54で光学マーク32を読取
り、この光学マーク32のエッジを位置決め基準とし
て、焼付位置(光軸位置)へ位置決めするように搬送が
制御される。
り、この光学マーク32のエッジを位置決め基準とし
て、焼付位置(光軸位置)へ位置決めするように搬送が
制御される。
【0032】ところで、光学マーク32は、カメラ10
による撮影後の搬送開始と同時に記録が開始され、所定
時間LED26を発光させることにより、形成している
が、この光学マーク32の後端エッジは、ネガフィルム
14の搬送むらや、LED26を点灯するための電池の
消耗度合いにより、その位置がずれたり、不鮮明となる
ことがある。また、カメラ10のフィルム搬送速度、時
間にバラツキがあれば、後端エッジの位置もバラツキを
生じることになる。
による撮影後の搬送開始と同時に記録が開始され、所定
時間LED26を発光させることにより、形成している
が、この光学マーク32の後端エッジは、ネガフィルム
14の搬送むらや、LED26を点灯するための電池の
消耗度合いにより、その位置がずれたり、不鮮明となる
ことがある。また、カメラ10のフィルム搬送速度、時
間にバラツキがあれば、後端エッジの位置もバラツキを
生じることになる。
【0033】このため、本実施例では、ノーマルワイン
ド機構のカメラ10によって撮影されたネガフィルム1
4の場合は、写真焼付装置12における光学マーク32
の搬送方向先端側エッジを位置決め基準とし、プレワイ
ンド機構のカメラ10によって撮影されたネガフィルム
14の場合は、写真焼付装置12における光学マーク3
2の搬送方向後端側エッジを位置決め基準としている。
ド機構のカメラ10によって撮影されたネガフィルム1
4の場合は、写真焼付装置12における光学マーク32
の搬送方向先端側エッジを位置決め基準とし、プレワイ
ンド機構のカメラ10によって撮影されたネガフィルム
14の場合は、写真焼付装置12における光学マーク3
2の搬送方向後端側エッジを位置決め基準としている。
【0034】以下に本実施例の作用を説明する。カメラ
10によって撮影する場合、カメラ10の種類に応じて
以下の2種の作動がなされる。
10によって撮影する場合、カメラ10の種類に応じて
以下の2種の作動がなされる。
【0035】一方の作動は、パトローネ18がカメラ1
0に装填され、ネガフィルム14の先端部が駆動リール
24に掛止されると、ネガフィルム14のパトローネ1
8からの引出方向先端側の最初の撮影位置まで搬送され
る。このとき、記録部28では、複数の断続的なバー状
のマークが記録される。
0に装填され、ネガフィルム14の先端部が駆動リール
24に掛止されると、ネガフィルム14のパトローネ1
8からの引出方向先端側の最初の撮影位置まで搬送され
る。このとき、記録部28では、複数の断続的なバー状
のマークが記録される。
【0036】撮影が終了すると、次の撮影位置までコマ
送りされると共にこのコマ送り開始と同時にLED26
が所定時間発光され、矩形状の光学マーク32が記録さ
れる(なお、この場合は潜像状態である)。
送りされると共にこのコマ送り開始と同時にLED26
が所定時間発光され、矩形状の光学マーク32が記録さ
れる(なお、この場合は潜像状態である)。
【0037】この光学マーク32は、撮影画像コマ14
Bの数に対応して記録され、各画像コマ14Bとこれに
対応する光学マーク32との相対位置は全て同一とな
る。
Bの数に対応して記録され、各画像コマ14Bとこれに
対応する光学マーク32との相対位置は全て同一とな
る。
【0038】撮影が全て終了すると、駆動リール24に
巻き取られているネガフィルム14は、再度パトローネ
18に巻き取られて、カメラ10から取り出され、DP
E店を介してラボへと送られる。
巻き取られているネガフィルム14は、再度パトローネ
18に巻き取られて、カメラ10から取り出され、DP
E店を介してラボへと送られる。
【0039】次に、他方の作動は、パトローネ18がカ
メラ10に装填され、ネガフィルム10の先端部が駆動
リール24に掛止されると、ネガフィルム14はパトロ
ーネ18から全て引き出され、駆動リール24に巻き取
られる。
メラ10に装填され、ネガフィルム10の先端部が駆動
リール24に掛止されると、ネガフィルム14はパトロ
ーネ18から全て引き出され、駆動リール24に巻き取
られる。
【0040】この巻取開始時に、ネガフィルム14の先
端部には、記録部28によって連続する帯状のマークが
記録される。
端部には、記録部28によって連続する帯状のマークが
記録される。
【0041】次にネガフィルム14はパトローネ18に
巻き戻す方向に搬送され、最初の撮影位置まで搬送され
る。
巻き戻す方向に搬送され、最初の撮影位置まで搬送され
る。
【0042】撮影が終了すると、次の撮影位置までコマ
送りされると共にこのコマ送り開始後所定時間経過後に
LED26が所定時間発光され、矩形状の光学マーク3
2が記録される。この所定時間後にLED26を発光す
ることにより、撮影画像コマ14Bにおける、ネガフィ
ルム14のパトローネ18からの引出方向先端側エッジ
近傍に光学マーク32を記録させることができる。
送りされると共にこのコマ送り開始後所定時間経過後に
LED26が所定時間発光され、矩形状の光学マーク3
2が記録される。この所定時間後にLED26を発光す
ることにより、撮影画像コマ14Bにおける、ネガフィ
ルム14のパトローネ18からの引出方向先端側エッジ
近傍に光学マーク32を記録させることができる。
【0043】撮影が全て終了すると、ネガフィルム14
の殆どがパトローネ18に巻き取られるため、残ったネ
ガフィルム14の先端部のみをパトローネ18をスプー
ル16に巻取り、カメラ10から取り出され、DPE店
を介してラボへと送られる。
の殆どがパトローネ18に巻き取られるため、残ったネ
ガフィルム14の先端部のみをパトローネ18をスプー
ル16に巻取り、カメラ10から取り出され、DPE店
を介してラボへと送られる。
【0044】ラボでは、ネガフィルム14が現像処理さ
れた後、写真焼付装置12に装填される。
れた後、写真焼付装置12に装填される。
【0045】以下、写真焼付装置12による焼付処理手
順を図4乃至図6のフローチャートに従い説明する。
順を図4乃至図6のフローチャートに従い説明する。
【0046】図4に示される如く、ステップ100にお
いて、装填されたパトローネ18からネガフィルム14
が引き出されると、ステップ102で、まず、撮影状態
マーク34を読取部54によって読取る。次のステップ
104で読み取られた撮影状態マーク34の種類を判別
する。すなわち、複数の断続的なバー状のマークを検出
した場合は、ノーマルワインド機構が適用されたカメラ
10で撮影されたネガフィルム14であると判断され、
ステップ106へ移行する。
いて、装填されたパトローネ18からネガフィルム14
が引き出されると、ステップ102で、まず、撮影状態
マーク34を読取部54によって読取る。次のステップ
104で読み取られた撮影状態マーク34の種類を判別
する。すなわち、複数の断続的なバー状のマークを検出
した場合は、ノーマルワインド機構が適用されたカメラ
10で撮影されたネガフィルム14であると判断され、
ステップ106へ移行する。
【0047】また、ステップ104で、連続された帯状
のマークを検出した場合は、プレワインド機構が適用さ
れたカメラ10で撮影されたネガフィルム14であると
判断され、ステップ108へ移行する。
のマークを検出した場合は、プレワインド機構が適用さ
れたカメラ10で撮影されたネガフィルム14であると
判断され、ステップ108へ移行する。
【0048】ステップ106は、図5に示すノーマルワ
インド搬送制御がなされる。ステップ150では、光学
マーク32の搬送方向先端側エッジを検出したか否かが
判断される。すなわち、濃度の低いベース部から濃度の
高い光学マーク32への境界部分か否かを判断し、肯定
判定された場合はステップ152へ移行して、所定時間
搬送を継続して停止させる(ステップ153)。読取部
54による読取位置と焼付位置との距離は予め定められ
ているため、画像コマ14Bは正確に焼付位置へ位置決
めされる。
インド搬送制御がなされる。ステップ150では、光学
マーク32の搬送方向先端側エッジを検出したか否かが
判断される。すなわち、濃度の低いベース部から濃度の
高い光学マーク32への境界部分か否かを判断し、肯定
判定された場合はステップ152へ移行して、所定時間
搬送を継続して停止させる(ステップ153)。読取部
54による読取位置と焼付位置との距離は予め定められ
ているため、画像コマ14Bは正確に焼付位置へ位置決
めされる。
【0049】次のステップ154では、以下の焼付処理
がなされる。すなわち、画像コマ14Bが焼付位置へ位
置決めされると、光源36からの光がフィルタ46を介
してネガフィルム14に照射され、その透過画像がレン
ズ48を介して印画紙50に焼付けられる。
がなされる。すなわち、画像コマ14Bが焼付位置へ位
置決めされると、光源36からの光がフィルタ46を介
してネガフィルム14に照射され、その透過画像がレン
ズ48を介して印画紙50に焼付けられる。
【0050】ステップ156では、ネガフィルム14上
の画像コマ14Bの焼付処理が終了したか否かが判断さ
れ、否定判定の場合は、ステップ158でネガフィルム
14の搬送を再開した後、ステップ150へ移行し、上
記工程を繰り返す。また、肯定判定された場合は、メイ
ンルーチンへリターンする。
の画像コマ14Bの焼付処理が終了したか否かが判断さ
れ、否定判定の場合は、ステップ158でネガフィルム
14の搬送を再開した後、ステップ150へ移行し、上
記工程を繰り返す。また、肯定判定された場合は、メイ
ンルーチンへリターンする。
【0051】図4に示すメインルーチンのステップ10
8は、図6に示すプレワインド搬送制御がなされる。ス
テップ200では、光学マーク32の搬送方向後端側エ
ッジを検出したか否かが判断される。すなわち、濃度の
高い光学マーク32から濃度の低いベース部への境界部
分か否かを判断し、肯定判定された場合はステップ20
2へ移行して、所定時間搬送を継続して停止させる(ス
テップ203)。なお、この所定時間は、予め定められ
た読取部54による読取位置と焼付位置との距離から光
学マーク32のネガフィルム搬送方向長さ寸法(先端エ
ッジと後端エッジとの間の寸法)を差し引いた距離に基
づいて演算されるため、画像コマ14Bは正確に焼付位
置へ位置決めされる。
8は、図6に示すプレワインド搬送制御がなされる。ス
テップ200では、光学マーク32の搬送方向後端側エ
ッジを検出したか否かが判断される。すなわち、濃度の
高い光学マーク32から濃度の低いベース部への境界部
分か否かを判断し、肯定判定された場合はステップ20
2へ移行して、所定時間搬送を継続して停止させる(ス
テップ203)。なお、この所定時間は、予め定められ
た読取部54による読取位置と焼付位置との距離から光
学マーク32のネガフィルム搬送方向長さ寸法(先端エ
ッジと後端エッジとの間の寸法)を差し引いた距離に基
づいて演算されるため、画像コマ14Bは正確に焼付位
置へ位置決めされる。
【0052】次のステップ204では、ノーマルワイン
ド搬送制御と同様に、以下の焼付処理がなされる。すな
わち、画像コマ14Bが焼付位置へ位置決めされると、
光源36からの光がフィルタ46を介してネガフィルム
14に照射され、その透過画像がレンズ48を介して印
画紙50に焼付けられる。
ド搬送制御と同様に、以下の焼付処理がなされる。すな
わち、画像コマ14Bが焼付位置へ位置決めされると、
光源36からの光がフィルタ46を介してネガフィルム
14に照射され、その透過画像がレンズ48を介して印
画紙50に焼付けられる。
【0053】ステップ206では、ネガフィルム14上
の画像コマ14Bの焼付処理が終了したか否かが判断さ
れ、否定判定の場合は、ステップ208でネガフィルム
14の搬送を再開した後、ステップ200へ移行し、上
記工程を繰り返す。また、肯定判定された場合は、メイ
ンルーチンへリターンする。
の画像コマ14Bの焼付処理が終了したか否かが判断さ
れ、否定判定の場合は、ステップ208でネガフィルム
14の搬送を再開した後、ステップ200へ移行し、上
記工程を繰り返す。また、肯定判定された場合は、メイ
ンルーチンへリターンする。
【0054】このように、本実施例では、カメラ10で
の撮影状態(ノーマルワインドかプレワインドか)を判
別し、常に光学マーク32の記録開始側エッジを検出し
て画像コマ14Bを焼付位置へ位置決めするようにした
ので、カメラ10でのネガフィルム14の搬送むらや電
池の消耗、各種カメラの搬送バラツキ等により、光学マ
ーク32の記録終了側エッジの位置ずれや不鮮明が生じ
ていても、正確に焼付位置へ位置決めすることができ
る。
の撮影状態(ノーマルワインドかプレワインドか)を判
別し、常に光学マーク32の記録開始側エッジを検出し
て画像コマ14Bを焼付位置へ位置決めするようにした
ので、カメラ10でのネガフィルム14の搬送むらや電
池の消耗、各種カメラの搬送バラツキ等により、光学マ
ーク32の記録終了側エッジの位置ずれや不鮮明が生じ
ていても、正確に焼付位置へ位置決めすることができ
る。
【0055】なお、本実施例では、搬送方向マークを光
学的に記録するようにしたが、ネガフィルム14に磁気
記録層を設け、カメラ10に磁気情報記録部及び写真焼
付装置12に磁気情報読取部をそれぞれ配設して、搬送
方向マークを磁気情報として記録してもよい。
学的に記録するようにしたが、ネガフィルム14に磁気
記録層を設け、カメラ10に磁気情報記録部及び写真焼
付装置12に磁気情報読取部をそれぞれ配設して、搬送
方向マークを磁気情報として記録してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るフィルム
搬送方法及びフィルム搬送制御装置は、常に光学マーク
の焼き込み開始側のエッジを検出して画像コマを焼付位
置へ位置決めすることができ、正確な位置決め制御を行
うことができるという優れた効果を有する。
搬送方法及びフィルム搬送制御装置は、常に光学マーク
の焼き込み開始側のエッジを検出して画像コマを焼付位
置へ位置決めすることができ、正確な位置決め制御を行
うことができるという優れた効果を有する。
【図1】本実施例に掛かるカメラ及び写真焼付装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】カメラの記録部を示す斜視図である。
【図3】ネガフィルムの平面図である。
【図4】写真焼付装置における焼付処理制御のメインル
ーチンを示すフローチャートである。
ーチンを示すフローチャートである。
【図5】ノーマルワインド機構に対応した搬送制御ルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図6】プレワインド機構に対応した搬送制御ルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
10 カメラ 12 写真焼付装置 14 ネガフィルム 20 制御部(カメラ側) 26 LED 28 記録部 32 光学マーク 34 撮影状態マーク 40 制御装置(写真焼付装置側) 54 読取部
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラでの撮影毎に行われるフィルム巻
き上げ中に、撮影された各画像コマに対応して光学マー
クを記録し、この光学マークに基づいて各画像コマを順
次焼付位置へ位置決めし、焼付処理するためのフィルム
搬送方法であって、前記焼付処理時の搬送方向時に先端
側となる位置にこのフィルムへの撮影状態がノーマルワ
インドかプレワインドかを区別する撮影状態マークを記
録しておき、焼付処理前にこの撮影状態マークを検出し
て撮影状態を認識することにより、前記光学マークの記
録開始側エッジを判別し、この判別された光学マークの
エッジに基づいて、各画像コマを前記焼付位置へ位置決
めすることを特徴とするフィルム搬送方法。 - 【請求項2】 カメラでの撮影毎に行われるフィルム巻
き上げ中に、撮影された各画像コマに対応して光学マー
クを記録し、この光学マークに基づいて各画像コマを順
次焼付位置へ位置決めするためのフィルム搬送制御装置
であって、前記フィルムへの撮影状態がノーマルワイン
ドかプレワインドかを判別する撮影状態判別手段と、焼
付位置の上流側に設けられ前記光学マークを検出する光
学マーク検出手段と、前記撮影状態判別手段で判別され
た撮影状態に基づいて前記光学マークの記録開始側エッ
ジを判別するエッジ判別手段と、前記エッジ判別手段で
判別された光学マークのエッジに基づいて各画像コマを
前記焼付位置へ位置決めする位置決め手段と、を有する
フィルム搬送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3284895A JPH05119406A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | フイルム搬送方法及びフイルム搬送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3284895A JPH05119406A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | フイルム搬送方法及びフイルム搬送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05119406A true JPH05119406A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17684435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3284895A Pending JPH05119406A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | フイルム搬送方法及びフイルム搬送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05119406A (ja) |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP3284895A patent/JPH05119406A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |