JP2752526B2 - 写真処理方法 - Google Patents
写真処理方法Info
- Publication number
- JP2752526B2 JP2752526B2 JP3054751A JP5475191A JP2752526B2 JP 2752526 B2 JP2752526 B2 JP 2752526B2 JP 3054751 A JP3054751 A JP 3054751A JP 5475191 A JP5475191 A JP 5475191A JP 2752526 B2 JP2752526 B2 JP 2752526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- size
- frame
- printing
- designated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Description
定コマと、パノラマ等の別サイズプリント指定コマとが
混在するフィルムを印画紙へ焼付けるための写真処理方
法に関する。
ズは、1本のネガフィルム上で異なるサイズ、例えば、
視野が水平方向に拡大されるパノラマ画像が撮影される
ことがある。また、ハイビジョンサイズやシネマスコー
プサイズも出現する可能性がある。このパノラマ画像の
サイズは、ネガフィルム上では1コマの一部である縦方
向(ネガフィルムの幅方向)が短くされて、この縦方向
の長さに対する横方向の長さの比率が通常のものより大
きく、例えば約2倍となっている。
同じ尺度で印画紙への焼付処理をする場合、フルサイズ
プリントコマを焼付けるときの引伸倍率よりもパノラマ
サイズプリントコマを焼付けるときの引伸倍率を大きく
する必要があると共にネガフィルムのマスク領域及び印
画紙の焼付範囲も異なってくる。すなわち、それぞれの
サイズに応じてネガフィルムのマスク領域や印画紙の搬
送距離を変更する必要がある。
1ロット(例えば、1本又は1ロール)内では、フルサ
イズプリントコマかパノラマサイズプリントコマかによ
って、コマ毎に焼付条件を変えて1コマずつ順にプリン
トするようなことができないため、まずフルサイズプリ
ントを行い、その後改めてパノラマサイズプリント専用
のプリンタを用いてパノラマサイズプリントコマのみを
抜き出してプリントする必要がある。
リントコマとパノラマ等の別サイズプリントコマとが混
在するフィルムの焼付においては、フィルムのセットを
2度行わなければならない。言い換えれば、1回のバッ
チ処理で処理を終了させることができない。
リントコマとパノラマ等の別サイズプリントコマとが混
在するフィルムを各コマに対応するように焼付条件を切
換ながら焼付処理することができ、1回のバッチ処理で
効率良くプリントできる写真処理方法を得ることが目的
である。
は、通常サイズプリント指定コマと、通常サイズと縦横
比が異なる別サイズプリント指定コマとが混在するフィ
ルムを印画紙へ焼付けるための写真処理方法であって、
フィルムマスク領域、印画紙マスク領域、前記印画紙の
送り量及び引伸倍率を含むプリント条件を、前記通常サ
イズプリント指定コマ用と前記別サイズプリント指定コ
マ用とに切換可能とし、前記各コマのプリント指定サイ
ズを検出し、この検出結果に基づいて前記プリント条件
を切り換えることを特徴としている。
ント指定コマと、通常サイズと縦横比が異なる別サイズ
プリント指定コマとが混在するフィルムを印画紙へ焼付
けるための写真処理方法であって、フィルムマスク領
域、印画紙マスク領域、前記印画紙の送り量及び引伸倍
率を含むプリント条件を、前記通常サイズプリント指定
コマ用と前記別サイズプリント指定コマ用とに切換可能
とし、焼付位置に順次位置決めされる各コマのプリント
指定サイズを検出し、この検出結果に基づいて前記プリ
ント条件を切り換えながら焼付処理することを特徴とし
ている。
は2に記載の発明において、前記各コマのプリント指定
サイズをプリント工程前に記憶媒体へ記憶しておき、こ
の記憶媒体からの情報に基づいて各コマのプリント指定
サイズを検出することを特徴としている。
ント指定コマと、通常サイズと縦横比が異なる別サイズ
プリント指定コマとが混在するフィルムを印画紙へ焼付
けるための写真処理方法であって、フィルムマスク領
域、印画紙マスク領域、前記印画紙の送り量及び引伸倍
率を含むプリント条件を、前記通常サイズプリント指定
コマ用と前記別サイズプリント指定コマ用とに切換可能
とし、前記各コマのプリント指定サイズを特定するマー
クを予めフィルムへ付与しておき、焼付処理時にこのマ
ークを検出し、この検出結果に基づいて前記プリント条
件を切り換えることを特徴としている。
ク領域、印画紙マスク領域、前記印画紙の送り量及び引
伸倍率を含むプリント条件を、前記通常サイズプリント
指定コマ用と、通常サイズと縦横比が異なる別サイズプ
リント指定コマ用とに切換可能としたので、例えば、順
次焼付位置へ位置決めされるコマ毎に焼付条件を切換え
ることができる。このため、単一のサイズのみを先に焼
付けておき、フィルムを改めて装填し直して残りのサイ
ズを焼付けするような手間が不要となり、作業効率が向
上する。また、パノラマ等の通常サイズと縦横比が異な
る別サイズプリント指定コマ用の専用の焼付装置を用意
する必要がないので、設備も簡略となる。
ズとパノラマ等の通常サイズと縦横比が異なる別サイズ
とが混在したフィルムを焼き付ける場合、焼付条件を切
換可能とすれば単にフィルムの焼付順序を変更させるの
みで、通常サイズとパノラマ等の別サイズとを別個に集
中して焼付処理することができる。この場合、装填は1
回のみであるので、作業効率を低下させることがなく、
かつ焼付条件の切換回数を少なくすることができる。
前に記録媒体を用いて各コマのプリント指定サイズを記
憶してこの記録媒体を焼付装置側へフィルムと共にセッ
トする。このため、焼付時に記憶媒体に記憶された情報
を読取ることにより、各コマのプリント指定サイズを検
出することができる。
ズ(例えばフルサイズ)プリント指定コマか、通常サイ
ズと縦横比が異なるパノラマ等の別サイズプリント指定
コマかを焼付処理の前工程で検出している。すなわち、
例えば、フィルムの各コマに対応して切欠(ノッチ)を
付するための所謂ノッチャーパンチャによってフィルム
を自動又はオペレータの目視で検査し、フィルムに磁気
的又は光学的なマーク等を付してフィルムと共にセット
する。これにより、焼付処理時にフルサイズプリント指
定コマかパノラマ等の別サイズプリント指定コマかを判
断することができる。
学的で予めフィルムにフルサイズかパノラマ等の別サイ
ズかを判別するマーク等を付したり、メモリカード等に
記録しておいてもよい。
の概略図が示されている。
ム12が収容されたパトローネ14は、ラボへ送られて
最初にプロセッサ16によって現像処理が行われる。な
お、ネガフィルム12は、複数のネガフィルム12を接
合して、1本のロール状にした後にプロセッサ16へセ
ットされる。現像工程が終了すると、ネガフィルム12
は、ネガ検定機18(以下、ノッチャーパンチャ18と
いう)によって、検定作業がなされる。
画像の露光条件の補正値を決め、書込装置20によって
メモリカード22へその情報を入力すると共に各コマに
対応してノッチを付すようにしている。この露光条件の
補正値の決定は、オペレータの目視による判断で行い、
ノッチの付与は自動的に行っている。
等をメモリカード22に記録し、ネガフィルム12と共
にこのメモリカード22がプリンタ24へセットされ
る。
コマ毎に搬送すると同時に読取装置26によってそれぞ
れのコマに対応する露光条件をメモリカード22から読
取り、読み取られた露光条件に基づいて露光量等が決定
され、印画紙28へプリントされる。
は、所定コマ(例えば6コマ)毎にカットされ、ネガシ
ートに収容される。また、印画紙28は、現像工程、検
定工程を経て各画像毎にカットされ、前記ネガフィルム
12と共にDP袋に収容されて、顧客へと返送される。
在、カメラ10によってパノラマ撮影されることがあ
り、このパノラマ撮影された画像コマの大きさは、標準
サイズ(例えばフルサイズ)の画像コマの大きさと縦横
比が異なっている。すなわち、図2に示される如く、1
本のネガフィルム12にフルサイズの画像コマ12Aと
パノラマサイズの画像コマ12Bとが混在している。画
像コマ12Bは、その縦寸法(ネガフィルム12の幅方
向寸法)が短くなっており、面積比がフルサイズの画像
コマ12Aの約1/2コマ分に相当している。このた
め、ネガフィルム12の画像コマをマスクする領域が異
なると共に、このパノラマサイズの画像をフルサイズと
同尺度でプリントする場合に、引伸倍率、印画紙28の
搬送量及び印画紙28のマスク領域等の焼付条件を異な
らせる必要がある。そこで、本実施例では、パノラマサ
イズプリント指定の画像コマ12Aとフルサイズプリン
ト指定の画像コマ12Bとを判別する機能をノッチャー
パンチャ18に具備すると共に、前記焼付条件に対応可
能な機構をプリンタ24へ具備している。
18及びプリンタ24の詳細な構成について説明する。
実施例に係るノツチヤパンチヤ18が示されている。メ
インテーブル102は、その装置奥側が高くなってお
り、長尺状ネガフイルムの装填台104とされている。
装填台104の中央部には、処理ステージ106が形成
され、前面の斜面部108をネガフイルム12が図3の
左側から右側へと通過するようになっている。すなわ
ち、処理ステージ106の図3の左側には、層状に巻き
取られた未処理(ノツチ付与前)の長尺状ネガフイルム
12が装填された送り出しリール112が設置されてい
る。送り出しリール112に層状に巻き取られたネガフ
イルム12は、その最外周の先端部が巻掛ローラ11
6、テンシヨンローラ118を介して、処理ステージ1
06へと案内されている。処理ステージ106には、案
内溝120が形成され、ネガフイルム12は送り込みロ
ーラ122に巻掛られた後、この案内溝120へと至る
ようになっている。
の先端部に軸を介して軸支されている。アーム124の
後端は前記送り出しリール112に軸支されており、揺
動可能となっている。
は、処理後のネガフイルム12を層状に巻取る巻き取り
リール126が設置されており、処理ステージ106の
最下流に取り付けられた送り出しローラ128に巻掛ら
れて、案内溝120から引き出されたネガフイルム12
を順次巻取るようになっている。なお、送り出しローラ
128と巻き取りリール126との間の経路には、アー
ムの先端部に軸を介して軸支されたテンシヨンローラ1
32及び巻掛ローラ134が介在されている。
2と巻き取りリール126の回転駆動の他、これらの駆
動トルクよりも大きい駆動トルクを備えた搬送部136
により搬送されるようになっている。搬送部136は、
パルスモータで構成され、処理ステージ106の送り出
しローラ128の上流に設けられており、制御部114
からのパルス信号に応じて正確にネガフイルム12を搬
送することができるようになっている。
2の下流側には、画像読取部138が設置されている。
この画像読取部138では、ネガフイルム12の濃淡を
検出する機能を有している。検出されたネガフイルム1
2の濃淡は制御部114へ供給され、制御部114では
撮影された画像コマのエツヂを判別するようになってい
る。この画像コマのエツヂを検出することにより、後述
するネガフイルム検定/ノツチ付与部140での正確な
位置決めが行えるようになっている。
より、ネガフィルム12に記録されている画像コマがフ
ルサイズかパノラマサイズかを判別することができる。
ルム検定/ノツチ付与部140が設けられている。ネガ
フイルム検定/ノツチ付与部140の裏面には、制御部
114に接続された光源(図示省略)が設置され、この
光源からの光線によって1コマ分の画像コマを透過させ
るようになっている。
40には、透明板材で形成されたゲージ156が配設さ
れ、画像コマの中心を正確に得ることができるようにな
っている。
員の目視によりネガ補正情報(以下データという)が定
められ、そのデータは、処理ステージ106の前部のメ
インテーブル102上に載置されたキーボード146の
キー操作によってキー入力されるようになっている。キ
ー入力されたデータは、制御部114へ供給され、書込
装置20によってメモリカード22へ記録されるように
なっている。
ータが制御部114を介して順次記録されるようになっ
ている。
は、ネガフイルム12に半円形のノツチを付与するパン
チヤ(図示省略)が配設されている。
れたプリンタ24が示されている。プリンタ24の光源
202から照射される光線の焼付光路Lには、その最上
方にプリントマスク204が配置され、ロール状印画紙
28の一部を挟持して、焼付位置へ固定している。ロー
ル状印画紙28は、その両方が回転軸208、210に
層状に巻き取られており、プリントマスク204の下流
側には、一対の搬送ローラ212が設置され、印画紙2
8を挟持している。搬送ローラ212は、モータ214
の駆動力で図4の矢印A方向へ回転され、一方の層状巻
取部(図4の左側層状巻取部)の外周から印画紙先端を
引き出して、他方の回転軸210へ巻取る構成である。
204との間の印画紙28は、テンシヨンローラ216
に巻掛けられている。また、搬送ローラ212の下流側
にも、テンシヨンローラ218が配設され、印画紙28
が巻掛けられている。これらのテンシヨンローラ21
6、218はその軸直角方向へ移動可能とされており、
印画紙搬送時のテンシヨンを一定に保持するようにして
いる。
上には、ネガキヤリア220が配設され、長尺状のネガ
フイルム12の一部を挟持して、所定位置へ固定してい
る。ネガキヤリア220についての詳細な構造は後述す
る。
224、226に層状に巻き取られており、ネガキヤリ
ア220の下流側には、一対の搬送ローラ228が設置
され、ネガフイルム12を挟持している。搬送ローラ2
28は、モータ232の駆動力で図4の矢印B方向へ回
転され、一方の層状巻取部(図4の左側巻取部)の外周
からネガフイルム12を引き出して、他方の回転軸22
6へ巻取る構成である。
20との間のネガフイルム12は、テンシヨンローラ2
34に巻掛けられている。また、搬送ローラ228の下
流側にも、テンシヨンローラ236が配設され、ネガフ
イルム12が巻掛けられている。これらのテンシヨンロ
ーラ234、236はその軸直角方向へ移動可能とされ
ており、ネガフイルム12の搬送時のテンシヨンを一定
に保持するようにしている。
4との間には、焼付用レンズ237とブラツクシヤツタ
238とが配置されている。ブラツクシヤツタ238
は、ドライバ240からの駆動信号に応じて光路L上に
挿入又は離脱可能とされている。また、レンズ237
は、ドライバ239からの駆動信号に応じて光路Lに沿
って移動可能となっている。これにより、引伸倍率を変
更することができる。
は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の
各色のカツトフイルタ242、244、246が配設さ
れている。これらのカツトフイルタ242、244、2
46はそれぞれドライバ248、250、252からの
信号に応じて、光路L上へ挿入又は離脱されるようにな
っている。
器254が配設されている。受光器254はネガキヤリ
ア220に位置決めされているネガフイルム12に撮影
された画像の濃度情報を検出し、その検出値を制御部2
56へ供給するようになっている。制御部256では、
この濃度情報に基づいて露光量が演算され、この演算結
果に応じて前記ブラツクシヤツタ238及びカツトフイ
ルタ242、244、246を制御している。
ている。読取装置26には、メモリカード22が装填可
能とされており、前記ノッチャーパンチャ16によって
判別されるフルサイズかパノラマサイズかの情報の読取
り、それぞれの焼付条件(印画紙28のマスク領域、ネ
ガフィルム12のマスク領域、レンズ237による引伸
倍率、印画紙28の搬送距離)を設定するようにしてい
る。
機構について説明する。まず、印画紙28のマスク領域
について説明する。
対のマスク板258、260によって形成されている。
ここで、印画紙28の長手方向(搬送方向)に沿ったマ
スク板258は、フルサイズ及びパノラマサイズによっ
て変更する必要がないので、固定されている。なお、画
像の枠有、枠無を設定するために可動のものもある。一
方、印画紙28の幅方向に沿ったマスク板260は、ロ
ール状に巻き取られたスクリーン262の先端に取付け
られており、スクリーン262の巻取、巻出に応じて、
マスク領域が変更できるようになっている。すなわち、
図5に示されている位置は、パノラマサイズに設定され
たマスク領域であり、フルサイズに設定される場合は、
スクリーン262が巻出されて、図5の鎖線の領域をマ
スクするようになっている。
いて説明する。このネガフィルム12のマスク領域は、
ネガキヤリア220によってなされている。
0が示されている。このネガキヤリア220は、台座3
02及び開閉カバー304を主要部として構成されてい
る。
6が形成されている。ネガフイルム搬送路306の長手
方向中央部には焼付開口312が設けられ、プリンタ2
4に設けられた光源202からの光線の照射口とされて
いる。この焼付開口312の大きさはネガフイルム12
のフルサイズの画像コマ12Aと同一の大きさとされて
いる。ネガフイルム搬送路306には、焼付開口312
の上流側(図6の左方向)及び下流側(図6の右方向)
に搬送ローラ320、322、324がネガフイルム1
2の裏面(下面)に対応して配設されている。各搬送ロ
ーラ320、322、324は同一回転方向に同一回転
速度で駆動されるようになっている。
変更することが可能な一対の仕切板344が配設されて
いる。仕切板344は互いに同一平面上に位置し、スラ
イド可能とされており、焼付開口312へ出没させるこ
とが出来るようになっている。仕切板344の出没部分
は枠状に形成され、この枠の開口領域は、前記ネガフィ
ルム12の画像コマ12B(パノラマサイズ)に対応し
ている。
の突出時は、焼付開口312の上下方向(ネガフィルム
12の幅方向)両端が遮光されることになり、残りの開
口面積がネガフイルム12のパノラマサイズの画像コマ
のサイズと同一とされるようになっている。
ているときは(第1の位置)、フルサイズの画像コマ1
2Aに適合され、奥側に押しこまれているときは(第2
の位置)、パノラマサイズの画像コマに適合されること
になる。この仕切板344のスライドは、図示しないモ
ータの駆動によってなされる。
390の下端が台座302に固定されたバー392に軸
支され、このバー392を中心に台座302に対して開
閉させることができるようになっている。
口312に対応された貫通孔396が設けられている。
また、カバー本体390には閉止状態で前記ネガフイル
ム搬送路306と対応する位置に上部案内ベース398
が取付られ、ネガフイルム案内壁402が一体形成され
て、案内壁402の先端と案内面308との間に間隙が
生じるようになっている。また、この間隙寸法はネガフ
イルム12の肉厚寸法よりも若干大きく、ネガフイルム
幅方向端部の搬送経路を確保している。
には、前記搬送ローラ320、322、324に対応し
て、アイドルローラ410、412、414が掛け渡さ
れており、開閉カバー304が閉止されることにより、
このアイドルローラ410、412、414と搬送ロー
ラ320、322、324とでネガフイルム12を挟持
して、ネガフイルム12へ搬送力を伝達することができ
るようになっている。
向中央部には、このアツパベース404と相対移動可能
で、かつ前記貫通孔396と対応する位置に開口が設け
られたアツパマスク420が配置されている。アツパマ
スク420は斜面状の側面を介してアツパベース404
の裏側に配設されたマスクベース422に固着されてい
る。マスクベース422は、カバー本体390の底面の
ほぼ全面に亘って配設されており、ソレノイド本体42
3が固着されている。ソレノイド本体423が通電され
ると、アツパマスク420を前記アツパベース404に
対して相対移動され、ネガフイルム搬送路306の焼付
開口312と密着させることができ、光軸Pに位置決め
されたネガフイルム12を挟持することができるように
なっている。
は、前記ドライバ239によってなされるが、パノラマ
サイズの方がフルサイズよりも引伸倍率が大きくなるよ
うに駆動され、その位置は一定である。従って、フルサ
イズの位置とパノラマサイズの位置の2位置を予め記憶
しておき、メモリカード22からの信号に応じて、何れ
かの位置へ位置決めすればよい。
される如く、画面の間隔をαとすると、フルサイズから
フルサイズへの搬送距離がM+α、その他の間の搬送距
離は、フルサイズからパノラマサイズが1.5 M+α、パ
ノラマサイズからパノラマサイズが2M+α、パノラマ
サイズからフルサイズが1.5M+αとなる。
ートに従い説明する。なお、ノッチャーパンチャ18に
よりフルサイズかパノラマサイズかが判定され、メモリ
カード22に記録されて、プリンタ24の読取装置26
に装填されているものとする。
ら次に焼付位置にくる画像コマの情報を読み取り、ステ
ツプ502へ移行して、上記読み取られた情報から画像
コマの種類(フルサイズかパノラマサイズか)を判別す
る。
ると判別された場合はステツプ504へ移行してフラグ
Fをセツト(1)し、パノラマサイズであると判別され
た場合は、ステツプ506へ移行してフラグFをリセツ
ト(0)して、それぞれステツプ508へ移行する。
おいて設定されている焼付条件と次に焼付処理される画
像コマの焼付条件とが一致しているか否かが判断され
る。すなわち、一致であれば焼付条件を変更する必要が
なく、逆に不一致であれば焼付条件を変更する必要があ
る。
していると判別された場合は、ステツプ510へ移行し
て、フラグFがセットされているか否かが判断される。
ステツプ510で肯定判定された場合は、ステツプ51
2へ移行してフルサイズ−フルサイズ間の搬送(搬送距
離M+α)を行う。また、ステツプ510で否定判定さ
れた場合は、ステツプ514へ移行してパノラマサイズ
−パノラマサイズ間の搬送(搬送距離2M+α)を行
う。
2を搬送して、焼付すべき画像コマを焼付位置へ位置決
めし、次いでステツプ518で測光を行い、ステツプ5
20で露光量を演算する。次のステツプ522では、焼
付処理を行う。ステツプ524では、1ロールのネガフ
ィルム12が終了したか否かが判断され、否定判定の場
合は、ステツプ500へ移行して次の画像コマ焼付準備
を行う。また、ステツプ524では、全ての画像コマの
焼付処理が終了したと判定(肯定判定)された場合は、
処理は終了する。
致していると判別された場合は、ステツプ508からス
テツプ526へ移行して、フラグFがセットされたか否
かが判断され、判別された画像コマがフルサイズかパノ
ラマサイズかを選別する。
1)された場合は、ステツプ528でプリントマスク2
04のスクリーン262を巻き出して、フルサイズ用の
マスク領域にセットし直す。次いでステツプ530で
は、ネガキヤリア220の仕切板344を焼付開口から
退避させ、フルサイズ用の焼付開口にセットし直す。次
に、ステツプ532へ移行して、レンズ237を駆動さ
せてフルサイズ用(標準)倍率位置へセットし直し、ス
テツプ534へ移行する。
判別(F=0)された場合は、ステツプ536でプリン
トマスク204のスクリーン262を巻き取って、パノ
ラマサイズ用のマスク領域にセットし直す。次いでステ
ツプ538では、ネガキヤリア220の仕切板344を
焼付開口へ配置させ、パノラマサイズ用の焼付開口にセ
ットし直す。次に、ステツプ540へ移行して、レンズ
237を駆動させてパノラマサイズ用倍率位置へセット
し直し、ステツプ534へ移行する。
間(フルサイズ−パノラマサイズ又はパノラマサイズ−
フルサイズ)で搬送し(搬送距離1.5 M+α)、ステツ
プ516へ移行する。
くる縦横比の異なる画像コマの種類(フルサイズ又はパ
ノラマサイズ)に応じて、焼付条件を変更して焼付ける
ことができるので、ネガフィルム12を再セットするよ
うな作業が不要で、1回のバッチ処理で1ロット(1ロ
ール又は1本)のネガフィルム12の焼付処理を行うこ
とができる。従って、作業効率が良く、パノラマ専用の
プリンタも不要となる。
の測光による露光量に対する補正量は、ノッチャーパン
チャ18による検定で予めカラー補正量及び濃度補正量
を定め、図9(A)に示される如くメモリカード22の
各コマの領域に記憶させておく。すなわち、メモリカー
ド22には、各コマのコマ番号と必要に応じてカラー補
正量と濃度補正量とが記憶されると共に前記フルサイズ
かパノラマサイズかを判別するデータが記録されてい
る。この場合、判別する種類が2種類であるので、フル
サイズの場合はデータが省略されている。
(B)に示される如く、それぞれのコマ毎の焼付条件
(プリントマスク位置、ネガマスク位置、レンズ位置及
び印画紙送り量)を記憶させておいてもよい。
画像コマの種類をメモリカード22に記録して、プリン
タ24でこのメモリカード22の情報から画像コマの種
類を判別したが、図10に示される如く、ネガフィルム
12のベース部分に光学的マーク(バーコード30又は
露光マーク32)等を付して、このマークを検出して、
上記処理を行ってもよい。また、図11に示される如
く、受光器254で測光した濃度分布により、画像コマ
のエッヂ部分を検出し、このエッヂ部分の位置によって
フルサイズかパノラマサイズかを判別してもよい。
方法は、通常サイズプリント指定コマと通常サイズと縦
横比が異なる別サイズプリント指定コマとが混在するフ
ィルム2を、各コマに対応するように焼付条件を切換え
ながら焼付処理することができ、1回のバッチ処理で効
率よくプリントできるという優れた効果を有する。
フィルムの平面図である。
面図である。
を示すブロック図である。
ネガフィルムの平面図である。
特性図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 通常サイズプリント指定コマと、通常サ
イズと縦横比が異なる別サイズプリント指定コマとが混
在するフィルムを印画紙へ焼付けるための写真処理方法
であって、フィルムマスク領域、印画紙マスク領域、前
記印画紙の送り量及び引伸倍率を含むプリント条件を、
前記通常サイズプリント指定コマ用と前記別サイズプリ
ント指定コマ用とに切換可能とし、前記各コマのプリン
ト指定サイズを検出し、この検出結果に基づいて前記プ
リント条件を切り換えることを特徴とする写真処理方
法。 - 【請求項2】 通常サイズプリント指定コマと、通常サ
イズと縦横比が異なる別サイズプリント指定コマとが混
在するフィルムを印画紙へ焼付けるための写真処理方法
であって、フィルムマスク領域、印画紙マスク領域、前
記印画紙の送り量及び引伸倍率を含むプリント条件を、
前記通常サイズプリント指定コマ用と前記別サイズプリ
ント指定コマ用とに切換可能とし、焼付位置に順次位置
決めされる各コマのプリント指定サイズを検出し、この
検出結果に基づいて前記プリント条件を切り換えながら
焼付処理することを特徴とする写真処理方法。 - 【請求項3】 前記各コマのプリント指定サイズをプリ
ント工程前に記憶媒体へ記憶しておき、この記憶媒体か
らの情報に基づいて各コマのプリント指定サイズを検出
することを特徴とする請求項1又は2記載の写真処理方
法。 - 【請求項4】 通常サイズプリント指定コマと、通常サ
イズと縦横比が異なる別サイズプリント指定コマとが混
在するフィルムを印画紙へ焼付けるための写真処理方法
であって、フィルムマスク領域、印画紙マスク領域、前
記印画紙の送り量及び引伸倍率を含むプリント条件を、
前記通常サイズプリント指定コマ用と前記別サイズプリ
ント指定コマ用とに切換可能とし、前記各コマのプリン
ト指定サイズを特定するマークを予めフィルムへ付与し
ておき、焼付処理時にこのマークを検出し、この検出結
果に基づいて前記プリント条件を切り換えることを特徴
とする写真処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054751A JP2752526B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 写真処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054751A JP2752526B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 写真処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289839A JPH04289839A (ja) | 1992-10-14 |
JP2752526B2 true JP2752526B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12979477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054751A Expired - Lifetime JP2752526B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 写真処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752526B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504555A (en) * | 1993-04-26 | 1996-04-02 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Apparatus for supplying photosensitive material |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3893070A (en) * | 1974-01-07 | 1975-07-01 | Ibm | Error correction and detection circuit with modular coding unit |
JPS5748729A (en) * | 1980-09-09 | 1982-03-20 | Copal Co Ltd | Automatic photograph printing device |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054751A patent/JP2752526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04289839A (ja) | 1992-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5734463A (en) | Print processing method, photographic printer, and print stacking device and method | |
JP2602583B2 (ja) | 写真プリンタ | |
JP2740371B2 (ja) | インデックスプリント及び情報記録方法 | |
JP2752526B2 (ja) | 写真処理方法 | |
JPH10133353A (ja) | フィルムの処理装置 | |
JP2851173B2 (ja) | 写真フィルムの画像コマサイズ判定方法及びその判定装置 | |
JP2962540B2 (ja) | 写真焼付装置 | |
JPH11344773A (ja) | 写真焼付装置 | |
JPH04289840A (ja) | 写真焼付方法及び写真焼付装置 | |
JPH04289835A (ja) | 写真フィルムの画像コマサイズ識別符号付与方法及び装置 | |
US6105870A (en) | Photographic film and method of testing the photographic film and apparatus thereof | |
JPH06337479A (ja) | 画像プリント条件決定装置 | |
JP2744124B2 (ja) | 写真作成方法 | |
JPH04303833A (ja) | 写真フィルム検定装置 | |
JP2724254B2 (ja) | 写真処理システム用価格印字装置 | |
JPH04314046A (ja) | フイルムキャリヤ | |
JPH11265030A (ja) | 印画紙の処理方法 | |
JP3305865B2 (ja) | 印画紙搬送方法及び写真焼付装置 | |
JP3038248B2 (ja) | 写真フィルム処理装置 | |
JP2685975B2 (ja) | プリント写真の照合方法 | |
JPH04314047A (ja) | 写真処理方法 | |
JPH0611774A (ja) | フイルムキャリア | |
JPH04265967A (ja) | 写真焼付方法 | |
JPH05346625A (ja) | フイルムキャリア | |
JPH04213447A (ja) | オートプリンタのコマ番号印字方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 14 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 14 |