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JPH05115063A - Catv端末装置およびcatvシステム - Google Patents

Catv端末装置およびcatvシステム

Info

Publication number
JPH05115063A
JPH05115063A JP3274340A JP27434091A JPH05115063A JP H05115063 A JPH05115063 A JP H05115063A JP 3274340 A JP3274340 A JP 3274340A JP 27434091 A JP27434091 A JP 27434091A JP H05115063 A JPH05115063 A JP H05115063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catv
data
broadcast program
display
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3274340A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihito Harada
公仁 原田
Masahiko Kawasaki
昌彦 川崎
Kazuji Sakuma
和司 佐久間
Eiji Oga
栄治 大賀
Tatsuo Takahashi
達夫 高橋
Ryusuke Tozaki
隆介 戸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3274340A priority Critical patent/JPH05115063A/ja
Publication of JPH05115063A publication Critical patent/JPH05115063A/ja
Priority to US08/278,123 priority patent/US5416508A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが容易に番組を選択でき、かつ、自由
度の高い番組編成を行い、システム構成を簡略化するこ
とができるCATV(Cable Television またはCommun
ity Antenna Television)端末装置およびCATVシス
テムを提供する。 【構成】 CATVセンタは送信すべきTV信号に放送
プログラムに関する変動文字データおよび放送プログラ
ムに対応するチャンネルデータを重畳して送出する変調
手段を有し、CATV端末装置は当該装置の動作モード
を指示するための入力手段と、入力手段からの画面表示
モード指示入力を受け、送信された変動文字データと内
蔵した固有の文字データに基づいて受像機の表示画面上
に放送プログラム名を表示させる表示制御手段と、入力
手段からの放送プログラム選択入力を受け、送信される
チャンネルデータに基づいて、当該選択された放送プロ
グラムに対応するチャンネルのTV信号を受像機に送出
する受信制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATV(Cable Tele
vision または Community Antenna Television)端末
装置およびCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムは、CATV放送セン
タと複数の受信契約者のCATV端末との間を伝送ケー
ブルを介して有線で結び、CATV放送センタ側から自
主放送番組やオンエアされている商業放送番組を受信契
約者のCATV端末に提供するようにしたシステムであ
る。最近ではデータ通信も行われるようになった。ま
た、CATV端末側からCATVセンタ側への信号(上
り信号)の伝送が可能な双方向CATVシステムも出現
している。CATVシステムのうち、学校やホテル内な
どでのシステムをCCTV(Closed Circuit TV)と
呼んで区別する場合もある。
【0003】従来のCATVシステムにおいては、希望
の番組を選択して受像する場合、あらかじめ配布されて
いる番組表を参照し、希望の番組を放映しているチャン
ネルを探し、コントローラのチャンネル選択スイッチを
操作して、所望のチャンネルに合わせることにより行っ
ていた。また、CATVセンタから何等かのメッセージ
をCATV端末装置のTV受像機に表示する場合には、
CATVセンタからCATV端末装置側のバッファメモ
リにすべてのメッセージデータを送信し、CATV端末
装置は送信されたメッセージデータをバッファメモリか
ら読み出してキャラクタゼネレータを駆動し、その出力
を映像信号にスーパーインポーズすることによりTV受
像機に表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCATVシ
ステムでは、CATVセンタ側においては、あらかじめ
番組表を作成して配布する必要があるとともに、配布し
た番組表に基づいて放送を行う必要がある。このため、
番組表の作成コストがかかり、番組表作成後に番組を変
更できない等番組編成の自由度が減少するという不具合
が生じていた。また、CATV端末機側においては、番
組表を参照しなければ希望の番組が放映されているか否
かを判別することができないとともに、番組選択のため
の手順が複雑であるという不具合があった。
【0005】そこで本発明の目的は、自由度の高い番組
編成を行うことができ、ユーザが容易に番組を選択でき
るとともに、システムの構成を簡略化することができる
CATV端末装置およびCATVシステムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、CATVセンタからのテレビジョン
信号を受信して受像機に送出するCATV端末装置にお
いて、あらかじめ表示内容が固定されている固定文字デ
ータを記憶する記憶手段と、前記CATV端末装置の動
作モードを指示するための入力手段と、前記入力手段か
らの画面表示モード指示入力を受け、前記CATVセン
タ側から送信される放送プログラムに関する表示制御デ
ータを解読する解読手段と、前記解読された表示制御デ
ータおよび前記固定文字データに基づいて前記受像機の
表示画面上に放送プログラムのプログラム名を表示させ
る表示制御手段と、前記入力手段からの放送プログラム
選択入力を受け、前記CATVセンタ側から送信される
放送プログラムのそれぞれに対応するチャンネルデータ
に基づいて当該選択された放送プログラムに対応するチ
ャンネルのテレビジョン信号を前記受像機に送出する受
信制御手段と、を備えて構成する。
【0007】また第2の発明は、テレビジョン信号を送
信するCATVセンタと、当該テレビジョン信号を伝送
する伝送路と、前記テレビジョン信号を受信する複数の
CATV端末装置と、当該複数のCATV端末装置に接
続された受像機と、を備えたCATVシステムにおい
て、前記CATVセンタは、送信すべき前記テレビジョ
ン信号に放送プログラムに関する表示制御データおよび
前記放送プログラムのそれぞれに対応するチャンネルデ
ータを重畳して送出する変調手段を有し、前記CATV
端末装置は、あらかじめ表示内容が固定されている固定
文字データを記憶する記憶手段と、前記CATV端末装
置の動作モードを指示するための入力手段と、前記入力
手段からの画面表示モード指示入力を受け、前記CAT
Vセンタ側から送信される表示制御データを解読する解
読手段と、前記解読された表示制御データおよび前記固
定文字データに基づいて前記受像機の表示画面上に放送
プログラムのプログラム名を表示させる表示制御手段
と、前記入力手段からの放送プログラム選択入力を受
け、前記チャンネルデータに基づいて当該選択された放
送プログラムに対応するチャンネルのテレビジョン信号
を前記受像機に送出する受信制御手段と、を備えて構成
する。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、記憶手段は、あらかじめ
表示内容が固定されている固定文字データを記憶する。
また、解読手段は、入力手段によりCATV端末装置の
動作モードを指示するための画面表示モード指示入力を
受け、CATVセンタ側から送信される放送プログラム
に関する表示制御データを解読する。表示制御手段は、
解読された表示制御データおよび固定文字データに基づ
いて受像機の表示画面上に放送プログラムのプログラム
名を表示させる。さらに受信制御手段は、入力手段から
の放送プログラム選択入力を受け、CATVセンタ側か
ら送信される放送プログラムのそれぞれに対応するチャ
ンネルデータに基づいて当該選択された放送プログラム
に対応するチャンネルのテレビジョン信号を前記受像機
に送出する。
【0009】したがって、表示すべき文字情報に関する
データのうち、予め表示内容が決まっている文字情報を
記憶していることにより、すべての文字情報を送受信す
る必要がなくなり、システムの負荷を軽減することがで
き、通信効率を向上するとともに、受信用バッファメモ
リ等の容量を減らすことができる。
【0010】また、第2の発明によれば、CATVセン
タ側において、変調手段は、送信すべき前記テレビジョ
ン信号に放送プログラムに関する表示制御データおよび
前記放送プログラムのそれぞれに対応するチャンネルデ
ータを重畳して送出する。
【0011】一方、CATV端末装置側において、解読
手段は、入力手段からの画面表示モード指示入力を受
け、前記CATVセンタ側から送信される表示制御デー
タを解読する。表示制御手段は、解読された表示制御デ
ータおよび記憶手段から読出した固定文字データに基づ
いて前記受像機の表示画面上に放送プログラムのプログ
ラム名を表示させる。受信制御手段は、入力手段からの
放送プログラム選択入力を受け、チャンネルデータに基
づいて当該選択された放送プログラムに対応するチャン
ネルのテレビジョン信号を前記受像機に送出する。
【0012】したがって、CATVセンタ側において
は、すべての表示情報を送信する必要がなくなり、シス
テムの負荷を軽減することができ、通信効率を向上する
ととともに、CATV端末装置側の受信用バッファメモ
リ等の容量を減らすことができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。図1に、本発明の一実施例であるCATVシ
ステムの構成を示す。このCATVシステム100は、
CATVセンタ(ヘッドエンド)101と、複数のCA
TV端末装置102と、TV受像機3とを備えている。
CATVセンタ101は、商業放送番組を人口衛星10
3から衛星用アンテナ1により受信し、または地上波に
よる商業放送番組を地上波用アンテナ2により受信す
る。あるいは、自主番組を作成し、これらのテレビジョ
ン信号をスクランブル処理するなどして伝送路である伝
送ケーブル幹線108、幹線増幅器104、幹線分岐増
幅器105、伝送ケーブル分岐線109、分岐器10
6、保安器107を介して各CATV端末装置102に
分配サービスする。一般に、分配サービスは各ユーザ
(視聴者)との契約により行われ、有料である。送信さ
れたCATV信号はCATV端末装置102で受信さ
れ、盗視聴防止用のスクランブル処理を元に戻すデスク
ランブル処理等がなされた後、TV受像機3に送られて
ユーザに視聴される。
【0014】図2に、CATVセンタの構成を示す。C
ATVセンタ101は、衛星用アンテナ1と、この衛星
用アンテナ1により受信された衛星用信号を周波数変換
するBSコンバータ4と、シグナルプロセッサ5と、混
合器6とを備えている。混合器6には、地上波による放
送信号を受信する地上波用アンテナ2及びシグナルプロ
セッサ7からの信号が入力される。また、CATVセン
タ内で作成されたTVカメラ8からの映像信号や番組V
TR11からの映像信号は有料の自主番組としてスクラ
ンブラ9により盗視聴防止用のスクランブル処理がなさ
れた後、変調器10を介して混合器6に入力される。コ
ントロールコンピュータ15は、インバンドデータやF
SK変調用データを生成して、CATV端末へデータを
送出するもので、この出力は通信制御装置16で、イン
バンドへの重量変調やFSK変調して混合器6へ送出さ
れる。
【0015】図3は、CATV端末装置の構成を示すブ
ロック図である。通常の番組放送の場合は、CATVセ
ンタからのRF(Radio Frequency )信号はコンバータ
20に入力される。コンバータ20は、入力された信号
の中から所望のチャンネルを選局し、選局したチャンネ
ルの信号を周波数変換して中間周波数信号IFを出力す
る。中間周波数信号IFはセレクタ21を介しデスクラ
ンブラ22に入力される。
【0016】デスクランブラ22は、中間周波数信号I
F内に重畳されているスクランブルデータをAM検波に
より抽出し、その抽出したデータにしたがってデスクラ
ンブルを行なう。デスクランブルされた信号は、オンス
クリーン制御用IC(OSDIC)31を介して変調器
23に送られ、音声信号部分がFM変調されるとともに
映像信号部分がAM変調され、RF信号としてTV受像
機へ出力される。このときオンスクリーン制御用IC3
1は、メッセージなどを選局したチャンネルの映像に重
畳して表示する。なお、地震、暴風雨の災害警報などの
一斉緊急放送の場合にはスクランブル処理をしないの
で、デスクランブラ22を通さずにセレクタ21から直
接変調器23に出力する。
【0017】CPU25は、CATV端末102全体を
制御し、メモリ26、お知らせ表示LED27、ブザー
28、オンスクリーン制御用IC31等を制御してい
る。CPU25の制御下で、メモリ26は、当該CAT
V端末装置102における各種文字データ、設定データ
を記憶したり、CATVセンタ101から送られる各種
データを記憶し、お知らせ表示LED27およびブザー
28は、ユーザにCATVセンタ101側からメッセー
ジがある旨を知らせたい場合や異常が発生した場合に当
該異常を知らせるために点灯または鳴動する。また、オ
ンスクリーン制御用IC31は、スーパーインポーズな
どの各種オンスクリーン制御を行う。
【0018】キーボード部29は、各種データを入力す
るための図示しないキーボードパネルを有している。ま
た、リモートコントロール入力部30は、リモートコン
トロール装置(以下、リモコンという)35からの入力
制御信号を解析、処理し、CPU25に伝達する。
【0019】ここで、リモコン35について図4を参照
して説明する。リモコン35は、赤外線により各種デー
タをリモートコントロール入力部30に送信するように
構成されており、リモコン35の操作パネル上には、C
ATV端末の電源をON/OFFする電源ボタンK
1 と、メニュー画面を表示するためのメニューボタンK
2 と、有料番組を購入するための指示を行うオーダーボ
タンK3 と、チャンネル/レスポンス切換ボタンK
4 と、TV受像機3に各種情報を表示するためのディス
プレイボタンK5 と、各種データを確定入力するための
エンターボタンK6 と、クリアボタンK7 と、メモリ内
容を読み出すメモリリコールボタンK8 と、TV受像機
の出力音声をミュートするミュートボタンK9 と、ボリ
ュームアップボタンK10と、ボリュームダウンボタンK
11と、チャンネル切換前のチャンネルの番組をTV受像
機に表示するラストチャンネルリコールボタンK12と、
シーソー形式のチャンネルアップダウンボタンK13と、
“1”〜“0”ボタンの10個の数字ボタンからなる数
字ボタン群KNUM と、を備えて構成されている。この場
合において、数字ボタン群KNUM のうち“1”〜“7”
ボタンは、タイマ入力を行う際には、それぞれ曜日ボタ
ン(“SUN ”、…、“SAT”)として用いられ、“0”
ボタンは毎日ボタン(“SUN ”〜“SAT ”)として用い
られる。また、チャンネルアップダウンボタンK13はタ
イマ入力を行う際には、午前(AM)ボタンと午後(PM)
ボタンとして用いられる。なお、これらのボタンと同一
の動作を行うキーがキーボード部29のキーパネルにも
設けられているものとする。
【0020】次に、図5乃至図7を参照して動作を説明
する。まず、CPU25はキーボード29若しくはリモ
コン35のメニューボタンK 2 が押圧されたか否かを判
別する(ステップS1)。
【0021】メニューボタンK2 が押圧されていない場
合には処理を後述のステップS6に移行する。メニュー
ボタンK2 が押圧された場合には、あらかじめCATV
センタ101から送信されて、メモリ26の図示しない
RAMに記憶しているメニューチャンネルを選局する
(ステップS2)。この場合において、メニューチャン
ネルのテレビジョン信号には、放送プログラムに関する
文字データおよび放送プログラムのそれぞれに対応する
チャンネルデータがインバンドデータとして重畳されて
送信されているものとする。
【0022】続いて、当該メニューチャンネルのインバ
ンドデータから、例えば、映画タイトル、放映チャンネ
ル番号(チャンネル番号)、メニュー選択番号(セレク
ト番号)を読み出す(ステップS3)。次に、チャンネ
ル番号とセレクト番号を対応付けたデータテーブルを作
成する(ステップS4)。より具体的には、図6(a)
および図6(b)に示すようなデータテーブルを作成す
る。
【0023】次に、CPU25は、映画タイトルのデー
タをオンスクリーン制御用IC31へ送り、図7(a)
に示すようなメニュー画面をTV受像機3に表示し(ス
テップS5)、待機状態となる。
【0024】次に、数字ボタンを用いて操作者が視聴し
たい所望の番号を入力すると、ステップS1およびステ
ップS6の処理を経て、メニュー画面の表示中であるか
否かを判別する(ステップS7)。ステップS7の判別
において、メニュー画面の表示中では無い場合には、当
該入力された数字に対応する処理を行う(ステップS1
8)。
【0025】メニュー画面の表示中である場合には、図
6(a)または図6(b)に示すデータテーブルに基づ
いて、目的のチャンネルを選局する(ステップS8)。
例えば、図6(a)に示すデータテーブルに基づいて目
的のチャンネルを選局する場合には、入力された数字ボ
タン=“3”であれば、“91”チャンネルを選局する
こととなる。
【0026】チャンネルが選局されると、当該選局され
たチャンネルのインバンドデータから、映画タイトル、
放映開始時刻、料金を読み取る(ステップS9)。続い
て、当該映画タイトルの番組がすでに購入されているか
否かを判別する(ステップS11)。ステップS11の
判別において、すでに当該番組が購入されている場合に
は、オンスクリーン制御用ICに消去データが送られ、
TV受像機3の画面にはビデオ信号のみが出力される
(ステップS17)。
【0027】当該番組をまだ購入していない場合には、
チャンネル番号、現在時刻、映画タイトル、放映開始時
刻、料金、放映開始時間からの経過時間等の各データを
オンスクリーン制御用IC31へ送り、TV受像機3の
画面にそれらをスーパーインポーズ表示する(ステップ
S12)。上述の例のように“91”チャンネルを選局
した場合には、図7(b)に示すような画面が表示さ
れ、CPU25は、オーダーボタンの待ち状態となる
(ステップS13)。
【0028】ステップS1およびステップS6の処理を
経て、CPU25は、オーダーボタンK3 が押されたか
否かを判別する(ステップS14)。ステップS14の
判別において、オーダーボタンK3 以外のボタンが押さ
れた場合には、当該押されたボタンの処理を行う(ステ
ップS18)。
【0029】オーダーボタンK3 が押された場合には、
オーダーボタンK3 待ち状態であるか否かを判別する
(ステップS15)。オーダーボタン待ち状態である場
合には、CPU25は映画タイトル、放映開始時刻、料
金をRAMに保持し(ステップS16)、オンスクリー
ン制御用IC31に消去データを送って、TV受像機3
の画面にはビデオ信号のみを出力する(ステップS1
7)。したがって、TV受像機3の画面には図7(c)
に示すように、チャンネル91の画像のみが写し出され
ることとなる。その後、放映開始時刻になれば、所望の
番組を視聴できることとなる。
【0030】以上説明したように、画面の指示にしたが
ってデータを入力するだけで所望の番組を選局ができる
ので、CATV端末側の番組選択の手順が簡略化され
る。また、CATVセンタ側ではあらかじめ番組名を印
刷したパンフレットを配布する必要がないので、パンフ
レット作成のコストを低減することができるとともに、
流動的な番組運用を行うことができる。 第2実施例 本実施例は第1実施例の動作に加えて、メニュー画面表
示時の固定メッセージ部分をあらかじめCATV端末側
のROMに記憶しておき、CATVセンタ101から
は、固定メッセージ以外の可変メッセージおよび表示制
御用のデータのみを転送する動作を行うようにしたもの
である。以下においては、CATV端末装置102のT
V受像機3の画面に10行のメッセージを表示するもの
とし、第1行目および第10行目に表示されるメッセー
ジが固定メッセージであるものとする。
【0031】次に、図8〜図11を参照して第2実施例
の動作を説明する。まず、CPU25は、メニューボタ
ンK2 が押圧されたか否かを判別する(ステップS2
0)。
【0032】メニューボタンK2 が押圧されていない場
合には、処理を後述のステップS27に移行する。メニ
ューボタンK2 が押圧された場合には、あらかじめCA
TVセンタ101から送信されて、メモリ26の図示し
ないRAMに記憶しているメニューチャンネルを読出
し、当該チャンネルを選局する(ステップS21)。
【0033】次に、ページデータを第1ページに設定す
る(ステップS22)。このページデータは、TV受像
機3の画面に表示可能な複数の表示画面のうちいずれの
表示画面を表示するかを指定するためのデータである。
【0034】表示画面の1ページの1行目の表示データ
は固定された内容(固定メッセージ)であるので、表示
データをメモリ26の図示しないROMから読出し、オ
ンスクリーン制御用IC31に1行目の先頭アドレスを
指定し、当該表示データを転送する(ステップS2
3)。これにより、TV受像機3の画面には当該表示デ
ータに基づいて固定メッセージが表示される。例えば、
図9(a)に示すような表示画面の場合、第1行目に
“PAY PER VIEW MENU”と表示され
る。
【0035】ページデータで指定されるページ(この場
合1ページ)の2行目の表示データを後述のインバンド
データから取りだし、オンスクリーン制御用IC31に
2行目の先頭アドレスを指定し、表示データを転送する
(ステップS24)。より具体的には図10(a)に示
すように、先頭アドレスを1バイトのアドレスデータで
指定し、表示データを1バイトの文字コードで転送す
る。先頭アドレスは、図10(b)に示すように1行目
の先頭位置から表示する場合には、“0”となる。この
場合において、CATVセンタ101から図10に示す
インバンドデータIDが送信されている。インバンドデ
ータIDは、表示すべきページを示すページ番号データ
PDおよび当該ページ番号データPDで示されるページ
において表示データを何行目に表示するかの行番号を格
納する行番号データLDからなる表示位置データDPD
が1バイトで表現され、当該表示位置データDPDで示
される表示位置に表示すべき表示データの表示コードD
Cが24バイト(=24文字分)で表現されており、複
数行のデータが連続して送信される。例えば、ページ番
号データ=“1”、行番号データ=“3”である場合に
は、1ページの第3行目に表示コード(複数の文字コー
ドより構成される)で示される文字列を表示することと
なる。
【0036】3行目から9行目の表示処理においては、
2行目の処理と同様の処理を行う(ステップS25)。
10行目の表示データをメモリ25の図示しないROM
から取りだし、オンスクリーン制御用IC31に1行分
の先頭アドレスを指定し、転送する(ステップS2
6)。例えば、図9(a)に示すように、第10行目に
“TO EXITPRESS MENU”と表示され
る。
【0037】次に、セレクト番号とチャンネル番号のデ
ータテーブルを作成する(ステップS27)。より具体
的には、図6(a)、(b)に示すようなテーブルを作
成する。
【0038】ステップS20の処理において、メニュー
ボタンK2 が押されなかった場合には、数字ボタンが押
されたか否かを判別する(ステップS28)。数字ボタ
ン以外のボタンが押された場合には、当該押されたボタ
ンに対応する処理を行う(ステップS37)。
【0039】数字ボタンが押された場合には、メニュー
画面の表示中であるか否かを判別する(ステップS2
9)。メニュー画面を表示中ではない場合には、数字ボ
タンに対応する処理を行う(ステップS38)。
【0040】メニュー画面表示中においては、押圧され
た数字ボタンに対応するセレクト番号から、データテー
ブル(図6(a)、(b))を参照してチャンネル番号
を読み出す(ステップS30)。例えば、数字ボタン=
“1”の場合、セレクト番号=“1”であり、対応する
チャンネル番号=“89”を読み出すこととなる。
【0041】次に、データテーブルを参照して、当該セ
レクト番号に対応するチャンネル番号格納領域に次ペー
ジコード(NEXT CODE )が格納されているか否かを判別
する(ステップS31)。
【0042】ステップS31の判別において、当該数字
ボタンが次ページコード(NEXT CODE )に対応する場合
には、ページデータをインクリメントし(ステップS3
2)、ステップS23の処理に移行する。より具体的に
は、例えば、データテーブルが図6(a)に示すような
ものの場合、セレクト番号=“9”であれば、チャンネ
ル番号の代わりに次ページコード(=FE)が格納され
ているので、ページデータに1を加えて、次ページのデ
ータを表示することとなる。
【0043】ステップS31の判別において、当該数字
ボタンが次ページコードに対応しない場合には、当該数
字ボタンが前ページコード(PREVIOUSCODE )に対応す
るか否かを判別する(ステップS33)。
【0044】当該数字ボタンが前ページコード(PREVIO
US CODE)に対応する場合には、ページデータをデクリ
メントして(ステップS34)、ステップS23の処理
に移行する。より具体的には、例えば、データテーブル
が図6(b)に示すようなものの場合、セレクト番号=
“8”であれば、チャンネル番号の代わりに前ページコ
ード(=FD)が格納されているので、ページデータか
ら1を差し引いて、前ページのデータを表示することと
なる。
【0045】ステップS33の判別において、当該数字
ボタンが前ページコードでは無い場合には、チャンネル
番号が入っているか否かを判別する(ステップS3
5)。チャンネル番号が入っていない場合には、入力待
ち状態となる。
【0046】チャンネル番号が入っている場合には、当
該チャンネル番号のチャンネルを選局し、処理を終了す
る(ステップS36)。以上説明したように、本実施例
によれば、あらかじめ固定メッセージをCATV端末装
置102のROM等のメモリに記憶しておくので、CA
TVセンタ101から送信すべき表示制御のためのデー
タを削減することができ、通信効率を向上させることが
できる。また、CATV端末側の受信用バッファメモリ
を削減することができ、システムの構成を簡略化するこ
とができる。
【0047】以上の実施例においては、行ごとに固定し
たメッセージとしていたが、ある行内の特定メッセージ
のみを固定メッセージとし、時間などの可変メッセージ
を固定メッセージ中にはめ込んで表示するように構成す
ることも可能である。この場合において、図10(a)
に示すアドレスデータは、当該表示すべき文字コードの
先頭位置に対応する先頭アドレスを1バイトで指定す
る。例えば、4行目の10文字目から5文字表示する場
合には、10文字目を先頭アドレスで指定する。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、CATV端末装置
は、メニュー画面の表題などのように、あらかじめ表示
内容が定められている固定表示文についてはその表示文
字データをCATVセンタ側から送信する必要がなく、
CATV端末装置側のメモリに対する制御用データを送
信するだけで、CATV端末装置側の受像機に表示を行
うことができるため、CATVセンタ側からCATV端
末装置側へのデータの伝送効率の向上が可能となる。
【0049】また、第2の発明によれば、CATVシス
テムは、あらかじめ表示内容が定められている固定表示
文についてはその表示文字データをCATVセンタ側か
ら送信する必要がなく、CATV端末装置側のメモリに
対する制御用データを送信するだけで、CATV端末装
置側の受像機に表示を行うことができるため、CATV
センタ側からCATV端末装置側へのデータの伝送効率
の向上が可能となるととともに、CATV端末装置側の
受信用バッファメモリ等の容量を減らしてシステム構成
を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるCATVセンタの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1におけるCATV端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】リモートコントロール装置の外観を示す図であ
る。
【図5】第1実施例の動作フローチャート図である。
【図6】データテーブルの一例を示す図である。
【図7】第1実施例の表示例を説明する図である。
【図8】第2実施例の動作フローチャート図である。
【図9】第1実施例の表示例を説明する図である。
【図10】表示制御を説明する図である。
【図11】インバンドデータを説明する図である。
【符号の説明】
1…衛星用アンテナ 2…地上波用アンテナ 3…TV受像機 4…BSコンバータ 5…シグナルプロセッサ 6…混合器 7…シグナルプロセッサ 8…TVカメラ 9…スクランブラ 10…変調器 11…番組VTR 15…コントロールコンピュータ 16…通信制御装置 20…コンバータ 21…セレクタ 22…デスクランブラ 23…変調器 24…FSK受信器 25…CPU 26…メモリ 27…お知らせ表示LED 28…ブザー 29…キーボード部 30…リモートコントロール入力部 31…オンスクリーン制御用IC 35…リモートコントロール装置 100…CATVシステム 101…CATVセンタ 102…CATV端末 103…人工衛星 104…幹線増幅器 105…幹線分岐増幅器 106…分岐器 107…保安器 108…伝送ケーブル幹線 109…伝送ケーブル分岐線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大賀 栄治 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 高橋 達夫 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 戸崎 隆介 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVセンタからのテレビジョン信号
    を受信して受像機に送出するCATV端末装置におい
    て、 あらかじめ表示内容が固定されている固定文字データを
    記憶する記憶手段と、 前記CATV端末装置の動作モードを指示するための入
    力手段と、 前記入力手段からの画面表示モード指示入力を受け、前
    記CATVセンタ側から送信される放送プログラムに関
    する表示制御データを解読する解読手段と、 前記解読された表示制御データおよび前記固定文字デー
    タに基づいて前記受像機の表示画面上に放送プログラム
    のプログラム名を表示させる表示制御手段と、 前記入力手段からの放送プログラム選択入力を受け、前
    記CATVセンタ側から送信される放送プログラムのそ
    れぞれに対応するチャンネルデータに基づいて当該選択
    された放送プログラムに対応するチャンネルのテレビジ
    ョン信号を前記受像機に送出する受信制御手段と、を備
    えたことを特徴とするCATV端末装置。
  2. 【請求項2】 テレビジョン信号を送信するCATVセ
    ンタと、当該テレビジョン信号を伝送する伝送路と、前
    記テレビジョン信号を受信する複数のCATV端末装置
    と、当該複数のCATV端末装置に接続された受像機
    と、を備えたCATVシステムにおいて、 前記CATVセンタは、送信すべき前記テレビジョン信
    号に放送プログラムに関する表示制御データおよび前記
    放送プログラムのそれぞれに対応するチャンネルデータ
    を重畳して送出する変調手段を有し、 前記CATV端末装置は、あらかじめ表示内容が固定さ
    れている固定文字データを記憶する記憶手段と、 前記CATV端末装置の動作モードを指示するための入
    力手段と、 前記入力手段からの画面表示モード指示入力を受け、前
    記CATVセンタ側から送信される表示制御データを解
    読する解読手段と、 前記解読された表示制御データおよび前記固定文字デー
    タに基づいて前記受像機の表示画面上に放送プログラム
    のプログラム名を表示させる表示制御手段と、 前記入力手段からの放送プログラム選択入力を受け、前
    記チャンネルデータに基づいて当該選択された放送プロ
    グラムに対応するチャンネルのテレビジョン信号を前記
    受像機に送出する受信制御手段と、を備えたことを特徴
    とするCATVシステム。
JP3274340A 1991-10-22 1991-10-22 Catv端末装置およびcatvシステム Pending JPH05115063A (ja)

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