JPH05111460A - 3次元計測用内視鏡装置 - Google Patents
3次元計測用内視鏡装置Info
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- JPH05111460A JPH05111460A JP3317970A JP31797091A JPH05111460A JP H05111460 A JPH05111460 A JP H05111460A JP 3317970 A JP3317970 A JP 3317970A JP 31797091 A JP31797091 A JP 31797091A JP H05111460 A JPH05111460 A JP H05111460A
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- circuit
- measuring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくとも、術者が反射光の強度により測定
誤差が大きく測定不能の状態を認識でき、さらに、照射
光及び測定光のうち少なくとも測定光の照射強度を制御
できる3次元計測用内視鏡装置を得る。 【構成】 ピークホールド回路44は、CCD32から
の撮像信号のピーク値をホールドし、ピーク値は比較回
路45で所定の基準電圧46と比較され、基準電圧46
よりも小さい場合、カウンタ47でカウントし、所定の
カウント数に達したら距離表示回路43に、エラー情報
を表示させるようになっている。信号処理手段4は、前
記ピークホールド回路44及び前記カウンタ47をリセ
ットし、カウンタ47が所定のカウント数に達したら、
前記測定光走査制御手段30の走査及び前記半導体レー
ザ23の発光を停止させるコントロール回路48を備え
ている。
誤差が大きく測定不能の状態を認識でき、さらに、照射
光及び測定光のうち少なくとも測定光の照射強度を制御
できる3次元計測用内視鏡装置を得る。 【構成】 ピークホールド回路44は、CCD32から
の撮像信号のピーク値をホールドし、ピーク値は比較回
路45で所定の基準電圧46と比較され、基準電圧46
よりも小さい場合、カウンタ47でカウントし、所定の
カウント数に達したら距離表示回路43に、エラー情報
を表示させるようになっている。信号処理手段4は、前
記ピークホールド回路44及び前記カウンタ47をリセ
ットし、カウンタ47が所定のカウント数に達したら、
前記測定光走査制御手段30の走査及び前記半導体レー
ザ23の発光を停止させるコントロール回路48を備え
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段により得られ
た撮像信号に基づいて、少なくとも測定光投影光学系か
らの測定光を制御する3次元計測用内視鏡装置に関す
る。
た撮像信号に基づいて、少なくとも測定光投影光学系か
らの測定光を制御する3次元計測用内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】体腔内などに挿入することによって、体腔
内の深部などを観察したり、必要に応じて処置具を用い
ることにより、治療処置なども行うことのできる内視鏡
が医療分野において広く用いられるようになった。又、
工業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラン
ト内部などの検査に内視鏡が広く用いられる。
内の深部などを観察したり、必要に応じて処置具を用い
ることにより、治療処置なども行うことのできる内視鏡
が医療分野において広く用いられるようになった。又、
工業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラン
ト内部などの検査に内視鏡が広く用いられる。
【0003】この内視鏡による観察の場合において、腫
瘍などの被検査対象物の大きさなどを計測することが診
断などを行う場合必要になる。
瘍などの被検査対象物の大きさなどを計測することが診
断などを行う場合必要になる。
【0004】このため、例えば特願平1ー342229
号で、本出願人は計測のための測定光を投影する測定光
投影光学系と通常照明光により立体観察を可能とする装
置を提案した。
号で、本出願人は計測のための測定光を投影する測定光
投影光学系と通常照明光により立体観察を可能とする装
置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
ような従来例の3次元計測用内視鏡装置は、測定光投影
光学系による測定光の照射強度は固定され、一方、被写
体からの反射光は距離等により一定していない。このた
め、反射光の強度により測定誤差が大きくなり測定不能
になる場合がある。従来の3次元計測用内視鏡装置で
は、術者は、このような状態を認識できず、反射光の強
度により測定誤差の大きな測定を行う虞があった。
ような従来例の3次元計測用内視鏡装置は、測定光投影
光学系による測定光の照射強度は固定され、一方、被写
体からの反射光は距離等により一定していない。このた
め、反射光の強度により測定誤差が大きくなり測定不能
になる場合がある。従来の3次元計測用内視鏡装置で
は、術者は、このような状態を認識できず、反射光の強
度により測定誤差の大きな測定を行う虞があった。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、少なくとも、術者が反射光の強度により測定誤
差が大きく測定不能の状態を認識でき、さらに、照射光
及び測定光のうち少なくとも測定光の照射強度を制御で
きる3次元計測用内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
もので、少なくとも、術者が反射光の強度により測定誤
差が大きく測定不能の状態を認識でき、さらに、照射光
及び測定光のうち少なくとも測定光の照射強度を制御で
きる3次元計測用内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題点を解決する手段】本発明の3次元計測用内視鏡
装置は、距離などの計測のための3次元的計測用の測定
光を投影する測定光投影光学系と、照明光を広域的に照
射する照明光学系と、前記測定光投影光学系に測定光を
伝送する測定光伝送部材と、前記照明光学系に通常照明
光を伝送する照明光伝送部材と、前記測定光または照明
光による光学像を撮像する撮像手段とを有する計測用内
視鏡と、前記測定光伝送部材と前記照明光伝送部材と
に、測定光及び照明光を供給する機能を有する光源装置
と、前記撮像手段により得られた撮像信号により、前記
測定光投影光学系からの測定光及び前記照明光学系から
の照明光のうち少なくとも該測定光投影光学系からの測
定光を制御する制御手段とを備えている。
装置は、距離などの計測のための3次元的計測用の測定
光を投影する測定光投影光学系と、照明光を広域的に照
射する照明光学系と、前記測定光投影光学系に測定光を
伝送する測定光伝送部材と、前記照明光学系に通常照明
光を伝送する照明光伝送部材と、前記測定光または照明
光による光学像を撮像する撮像手段とを有する計測用内
視鏡と、前記測定光伝送部材と前記照明光伝送部材と
に、測定光及び照明光を供給する機能を有する光源装置
と、前記撮像手段により得られた撮像信号により、前記
測定光投影光学系からの測定光及び前記照明光学系から
の照明光のうち少なくとも該測定光投影光学系からの測
定光を制御する制御手段とを備えている。
【0008】
【作用】 前記広域照射手段により、少なくとも前記撮
像手段の全撮像領域に、前記測定光投影光学系からの測
定光を照射する。
像手段の全撮像領域に、前記測定光投影光学系からの測
定光を照射する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。
的に説明する。
【0010】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
り、図1は第1実施例の3次元計測用内視鏡装置の全体
構成を示す構成図、図2は電子内視鏡の先端面を示す断
面図、図3は測定光を入射端面側でスキャンした場合に
おけるCCDで撮像される光スポットを示す説明図であ
る。
り、図1は第1実施例の3次元計測用内視鏡装置の全体
構成を示す構成図、図2は電子内視鏡の先端面を示す断
面図、図3は測定光を入射端面側でスキャンした場合に
おけるCCDで撮像される光スポットを示す説明図であ
る。
【0011】図1に示すように、第1実施例の3次元計
測用内視鏡装置1は、撮像手段を内蔵した3次元計測用
電子内視鏡(以下、電子スコープと記す)2と、この電
子スコープ2に通常照明光を供給する通常照明光供給手
段及び測定光光源手段3と信号処理及び距離計算を行う
信号処理手段4とを内蔵した光源・処理装置5と、信号
処理手段4で信号処理されて生成された標準的な映像信
号を表示するカラーモニタ6とから構成される。
測用内視鏡装置1は、撮像手段を内蔵した3次元計測用
電子内視鏡(以下、電子スコープと記す)2と、この電
子スコープ2に通常照明光を供給する通常照明光供給手
段及び測定光光源手段3と信号処理及び距離計算を行う
信号処理手段4とを内蔵した光源・処理装置5と、信号
処理手段4で信号処理されて生成された標準的な映像信
号を表示するカラーモニタ6とから構成される。
【0012】上記電子スコープ2は、体腔内などに挿入
できるように細長で可撓性を有する挿入部7と、この挿
入部7の後端に連設された太幅の操作部8と、この操作
部8の側部から延出されたユニバーサルケーブル9とか
らなり、このユニバーサルケーブル9の端部に取り付け
た総合コネクタ11を光源・処理装置5に着脱自在で接
続することができる。
できるように細長で可撓性を有する挿入部7と、この挿
入部7の後端に連設された太幅の操作部8と、この操作
部8の側部から延出されたユニバーサルケーブル9とか
らなり、このユニバーサルケーブル9の端部に取り付け
た総合コネクタ11を光源・処理装置5に着脱自在で接
続することができる。
【0013】上記挿入部7は先端側から硬質の先端部1
2と、湾曲自在の湾曲部13と、可撓性の可撓管部14
とからなり、操作部8の側面に設けた湾曲ノブ15を操
作することによって、湾曲部13を湾曲できるようにな
っている。
2と、湾曲自在の湾曲部13と、可撓性の可撓管部14
とからなり、操作部8の側面に設けた湾曲ノブ15を操
作することによって、湾曲部13を湾曲できるようにな
っている。
【0014】上記挿入部7内には通常照明光を伝送する
ライトガイド16と、測定光を伝送する測定光伝送手段
としてのイメージガイド17が挿通され、これらライト
ガイド16とイメージガイド17は、ユニバーサルケー
ブル9内も挿通され、各端部のライトガイドコネクタ1
6aとイメージガイドコネクタ17aが総合コネクタ1
1で一体的に固定されている。
ライトガイド16と、測定光を伝送する測定光伝送手段
としてのイメージガイド17が挿通され、これらライト
ガイド16とイメージガイド17は、ユニバーサルケー
ブル9内も挿通され、各端部のライトガイドコネクタ1
6aとイメージガイドコネクタ17aが総合コネクタ1
1で一体的に固定されている。
【0015】上記光源・処理装置5には上記ライトガイ
ドコネクタ16aとイメージガイドコネクタ17aをそ
れぞれ着脱自在で接続できるライトガイドコネクタ受け
18とイメージガイドコネクタ受け19が設けてある。
上記光源・処理装置5内には上記ライトガイドコネクタ
受け18の奥に白色光を発生するランプ21及びコンデ
ンサレンズ22が配置され、ランプ21の白色照明光を
レンズ22で集光してライトガイドコネクタ16aに供
給できるようにしてある。
ドコネクタ16aとイメージガイドコネクタ17aをそ
れぞれ着脱自在で接続できるライトガイドコネクタ受け
18とイメージガイドコネクタ受け19が設けてある。
上記光源・処理装置5内には上記ライトガイドコネクタ
受け18の奥に白色光を発生するランプ21及びコンデ
ンサレンズ22が配置され、ランプ21の白色照明光を
レンズ22で集光してライトガイドコネクタ16aに供
給できるようにしてある。
【0016】また、イメージガイドコネクタ受け19の
奥にレーザ光を発生する半導体レーザ23とコンデンサ
レンズ24が配置され、半導体レーザ23による可集光
性のレーザ光、つまり測定光をコンデンサレンズ24で
集光し、イメージガイドコネクタ17aを形成するファ
イババンドル端面に例えば図3(a)に示すように直線
状にスキャンする測定光を照射する。
奥にレーザ光を発生する半導体レーザ23とコンデンサ
レンズ24が配置され、半導体レーザ23による可集光
性のレーザ光、つまり測定光をコンデンサレンズ24で
集光し、イメージガイドコネクタ17aを形成するファ
イババンドル端面に例えば図3(a)に示すように直線
状にスキャンする測定光を照射する。
【0017】上記ライトガイドコネクタ16aに供給さ
れた照明光は、ライトガイド16で伝送され、先端部1
2に固定された出射側の端面からさらに照明レンズ25
を経て被写体26側に出射され、被写体26側を広域照
明する。この照明レンズ25はライトガイド16の出射
側端面から該照明レンズ25のフォーカス距離とは異な
る距離に取付けられている。
れた照明光は、ライトガイド16で伝送され、先端部1
2に固定された出射側の端面からさらに照明レンズ25
を経て被写体26側に出射され、被写体26側を広域照
明する。この照明レンズ25はライトガイド16の出射
側端面から該照明レンズ25のフォーカス距離とは異な
る距離に取付けられている。
【0018】また、イメージガイドコネクタ17aに照
射された測定光はイメージガイド17における測定光が
照射されたファイバで伝送され、先端部12に固定され
た出射側端面からさらに投影(投光)レンズ27を経て
被写体26側に出射され、被写体26面に微小な光スポ
ットを形成する。この投影レンズ27はイメージガイド
17の出射側端面から該投影レンズ27のフォーカス距
離に取付けられており、出射側端面のファイバから出射
される測定光は殆ど広がることなく、被写体26面上に
微小な光スポットを形成できるようにしてある。
射された測定光はイメージガイド17における測定光が
照射されたファイバで伝送され、先端部12に固定され
た出射側端面からさらに投影(投光)レンズ27を経て
被写体26側に出射され、被写体26面に微小な光スポ
ットを形成する。この投影レンズ27はイメージガイド
17の出射側端面から該投影レンズ27のフォーカス距
離に取付けられており、出射側端面のファイバから出射
される測定光は殆ど広がることなく、被写体26面上に
微小な光スポットを形成できるようにしてある。
【0019】上記半導体レーザ23とコンデンサレンズ
24は、圧電素子28によって振動的に駆動される台2
9に取り付けられ、この圧電素子28に測定光走査制御
手段30から駆動信号を印加することによって、圧電素
子28は図1において、例えば矢印で示すように上下方
向に振動移動する。この上下方向に振動移動により、半
導体レーザ23も同様に振動移動され、投影レンズ27
を経て被写体26側に測定光が直線状にスキャンする。
24は、圧電素子28によって振動的に駆動される台2
9に取り付けられ、この圧電素子28に測定光走査制御
手段30から駆動信号を印加することによって、圧電素
子28は図1において、例えば矢印で示すように上下方
向に振動移動する。この上下方向に振動移動により、半
導体レーザ23も同様に振動移動され、投影レンズ27
を経て被写体26側に測定光が直線状にスキャンする。
【0020】この圧電素子28は測定光走査制御手段3
0から例えば階段波の駆動信号によって、駆動され、こ
の駆動により、イメージガイドコネクタ17aのファイ
ババンドルに照射される測定光は一定間隔を隔てたファ
イバ毎に順次照射され、図3(a)に示すようにファイ
ババンドルのほぼ直径の範囲を段階的でかつ直線的に走
査する。
0から例えば階段波の駆動信号によって、駆動され、こ
の駆動により、イメージガイドコネクタ17aのファイ
ババンドルに照射される測定光は一定間隔を隔てたファ
イバ毎に順次照射され、図3(a)に示すようにファイ
ババンドルのほぼ直径の範囲を段階的でかつ直線的に走
査する。
【0021】上記照明光で広域的に照明された被写体2
6は先端部12の観察窓に取り付けられた対物レンズ3
1によって、その焦点面に配置された撮像素子としての
CCD32の撮像面に結像される。
6は先端部12の観察窓に取り付けられた対物レンズ3
1によって、その焦点面に配置された撮像素子としての
CCD32の撮像面に結像される。
【0022】この撮像面の前には例えばモザイクカラー
フィルタ33が取り付けてあり、光学的に色分離する。
このCCD32は信号ケーブル34を介してコネクタ1
1の信号コネクタ35と接続され、この信号コネクタ3
5が接続される信号コネクタ受け36を経て映像回路4
1と、距離計算回路42、ピークホールド回路44に接
続される。この映像回路41は、CCD32からの撮像
信号より標準的な映像信号を生成し、モニタ6に出力す
るようになっている。また、距離計算回路42は、測定
光による撮像信号から被写体26までの距離を計算しそ
の値を距離表示回路43に出力し、この距離表示回路4
3により距離が表示できるようになっている。
フィルタ33が取り付けてあり、光学的に色分離する。
このCCD32は信号ケーブル34を介してコネクタ1
1の信号コネクタ35と接続され、この信号コネクタ3
5が接続される信号コネクタ受け36を経て映像回路4
1と、距離計算回路42、ピークホールド回路44に接
続される。この映像回路41は、CCD32からの撮像
信号より標準的な映像信号を生成し、モニタ6に出力す
るようになっている。また、距離計算回路42は、測定
光による撮像信号から被写体26までの距離を計算しそ
の値を距離表示回路43に出力し、この距離表示回路4
3により距離が表示できるようになっている。
【0023】前記ピークホールド回路44は、CCD3
2からの撮像信号のピーク値をホールドし、このホール
ドされたピーク値は、比較回路45で所定の基準電圧4
6と比較され、CCD32からの撮像信号のピーク値が
この基準電圧46よりも小さい場合、すなわち、測定光
に対する被写体26からの反射光が小さい場合、カウン
タ47でカウントし、所定のカウント数に達したら距離
表示回路43に、例えば、「測定不能」等のエラー情報
を表示させるようになっている。
2からの撮像信号のピーク値をホールドし、このホール
ドされたピーク値は、比較回路45で所定の基準電圧4
6と比較され、CCD32からの撮像信号のピーク値が
この基準電圧46よりも小さい場合、すなわち、測定光
に対する被写体26からの反射光が小さい場合、カウン
タ47でカウントし、所定のカウント数に達したら距離
表示回路43に、例えば、「測定不能」等のエラー情報
を表示させるようになっている。
【0024】また、前記信号処理手段4は、前記ピーク
ホールド回路44及び前記カウンタ47をリセットし、
カウンタ47が所定のカウント数に達したら、前記測定
光走査制御手段30の走査及び前記半導体レーザ23の
発光を停止させるコントロール回路48を備えている。
ホールド回路44及び前記カウンタ47をリセットし、
カウンタ47が所定のカウント数に達したら、前記測定
光走査制御手段30の走査及び前記半導体レーザ23の
発光を停止させるコントロール回路48を備えている。
【0025】この実施例では、対物レンズ31と投影レ
ンズ27は、例えば、図2に示すように、隣接して先端
部12に設けられ、これらの一方または、点線で示すよ
うに両側に照明レンズ25が設けてある。
ンズ27は、例えば、図2に示すように、隣接して先端
部12に設けられ、これらの一方または、点線で示すよ
うに両側に照明レンズ25が設けてある。
【0026】また、この実施例では図1に示すように台
29を上下方向に振動した場合、イメージガイド17の
入射端面側ではレーザ光はファイババンドルを上下方向
に走査し、この走査により、出射端面側では、図1では
水平方向にスキャンした状態に対応し、投影レンズ27
を経て被写体26側に投影される測定光は図2に示す対
物レンズ31の光軸と投影レンズ27の光軸を含む面m
内で、該投影レンズ27により放射状に出射されるよう
にしてある。
29を上下方向に振動した場合、イメージガイド17の
入射端面側ではレーザ光はファイババンドルを上下方向
に走査し、この走査により、出射端面側では、図1では
水平方向にスキャンした状態に対応し、投影レンズ27
を経て被写体26側に投影される測定光は図2に示す対
物レンズ31の光軸と投影レンズ27の光軸を含む面m
内で、該投影レンズ27により放射状に出射されるよう
にしてある。
【0027】このように構成された3次元計測用内視鏡
装置1は、上述のように台29は段階的に走査されるの
で、例えば被写体26の表面が平面であり、この面に垂
直に先端部12の端面が臨む状態で測定光をスキャンし
た場合には、CCD32の撮像面には図3(b)に示す
ように段階的な走査に対応して、殆ど一定間隔のスポッ
ト列sが現れるようになる。このスポット列sの間隔は
スコープ2の先端面と被写体26との距離に依存して変
化し、三角測量の原理から実際のスポットの距離を算出
することができる。このスポット列sの数或いは段階波
のピッチは1フィールドまたは1フレームの期間におい
て、各スポットをCCD32の出力信号から分離認識で
きる数以内或いはピッチ以上に設定される。
装置1は、上述のように台29は段階的に走査されるの
で、例えば被写体26の表面が平面であり、この面に垂
直に先端部12の端面が臨む状態で測定光をスキャンし
た場合には、CCD32の撮像面には図3(b)に示す
ように段階的な走査に対応して、殆ど一定間隔のスポッ
ト列sが現れるようになる。このスポット列sの間隔は
スコープ2の先端面と被写体26との距離に依存して変
化し、三角測量の原理から実際のスポットの距離を算出
することができる。このスポット列sの数或いは段階波
のピッチは1フィールドまたは1フレームの期間におい
て、各スポットをCCD32の出力信号から分離認識で
きる数以内或いはピッチ以上に設定される。
【0028】一方、被写体26の表面が凹凸面である場
合には、その凹凸面に応じて一定間隔でないスポット列
が直線状に現れるようになる。この場合にもCCD32
上での各スポットの位置情報から三角測量の原理を用い
て、被写体26面に実際に形成されているそのスポット
位置までの距離を算出することができ、上記距離計算回
路42はこの距離の算出を行う。
合には、その凹凸面に応じて一定間隔でないスポット列
が直線状に現れるようになる。この場合にもCCD32
上での各スポットの位置情報から三角測量の原理を用い
て、被写体26面に実際に形成されているそのスポット
位置までの距離を算出することができ、上記距離計算回
路42はこの距離の算出を行う。
【0029】なお、凹凸量の大きい部分では被写体26
の面上のスポットが重なってしまうこともあるため、使
用状況に応じて上記段階波のピッチの大きさを可変設定
できるようにしている。上記距離計算回路42はCCD
32の出力信号を色分離し、例えば、レーザ光の波長の
信号成分を抽出し、この信号成分からこの信号成分の包
絡線検波信号或いは低域信号を減算してスポットを検出
して、CCD32面上でのスポット位置を求めるように
している。
の面上のスポットが重なってしまうこともあるため、使
用状況に応じて上記段階波のピッチの大きさを可変設定
できるようにしている。上記距離計算回路42はCCD
32の出力信号を色分離し、例えば、レーザ光の波長の
信号成分を抽出し、この信号成分からこの信号成分の包
絡線検波信号或いは低域信号を減算してスポットを検出
して、CCD32面上でのスポット位置を求めるように
している。
【0030】また、ピークホールド回路44は、CCD
32からの撮像信号のピーク値をホールドし、このホー
ルドされたピーク値は、比較回路45で所定の基準電圧
46と比較され、CCD32からの撮像信号のピーク値
がこの基準電圧46よりも小さい場合、すなわち、測定
光に対する被写体26からの反射光が小さい場合、カウ
ンタ47でカウントし、所定のカウント数に達したら、
距離表示回路43に、例えば、「測定不能」等のエラー
情報を表示させるとともに、コントロール回路48は、
ピークホールド回路44及びカウンタ47をリセット
し、カウンタ47が所定のカウント数に達したら、測定
光走査制御手段30の走査及び前記半導体レーザ23の
発光を停止させる。
32からの撮像信号のピーク値をホールドし、このホー
ルドされたピーク値は、比較回路45で所定の基準電圧
46と比較され、CCD32からの撮像信号のピーク値
がこの基準電圧46よりも小さい場合、すなわち、測定
光に対する被写体26からの反射光が小さい場合、カウ
ンタ47でカウントし、所定のカウント数に達したら、
距離表示回路43に、例えば、「測定不能」等のエラー
情報を表示させるとともに、コントロール回路48は、
ピークホールド回路44及びカウンタ47をリセット
し、カウンタ47が所定のカウント数に達したら、測定
光走査制御手段30の走査及び前記半導体レーザ23の
発光を停止させる。
【0031】したがって、本第1実施例の3次元計測用
内視鏡装置1は、測定光に対する被写体26からの反射
光が小さく測定誤差を大きくなり距離測定が不可能な場
合、距離表示回路43にエラー情報を表示させるととも
に、コントロール回路48により測定光走査制御手段3
0の走査及び前記半導体レーザ23の発光を停止させ、
3次元測定が不能であることを術者に速やかに知らせる
とともに、測定を停止できるので、術者は測定系の調整
あるいは変更等を行うことにより、確実かつ効率的に、
所望の測定強度は得られる測定系で3次元測定を行うこ
とができる。
内視鏡装置1は、測定光に対する被写体26からの反射
光が小さく測定誤差を大きくなり距離測定が不可能な場
合、距離表示回路43にエラー情報を表示させるととも
に、コントロール回路48により測定光走査制御手段3
0の走査及び前記半導体レーザ23の発光を停止させ、
3次元測定が不能であることを術者に速やかに知らせる
とともに、測定を停止できるので、術者は測定系の調整
あるいは変更等を行うことにより、確実かつ効率的に、
所望の測定強度は得られる測定系で3次元測定を行うこ
とができる。
【0032】図4は第2実施例に係る3次元計測用内視
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
【0033】第2実施例の3次元計測用内視鏡装置10
0は、第1実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じなので、異なる構成のみ説明し、同一の構成に対し
ては同一の符号をつけ説明を省略する。
0は、第1実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じなので、異なる構成のみ説明し、同一の構成に対し
ては同一の符号をつけ説明を省略する。
【0034】図4に示すように、第2実施例の光源・処
理装置5aの信号処理手段4aは、ピークホールド回路
44によりホールドされたCCD32からの撮像信号の
ピーク値を積分する積分回路51と、半導体レーザの照
射強度を制御するレーザ駆動制御回路50と、前記積分
回路51の値によりレーザ駆動制御回路50及び、測定
光走査制御手段30を制御するコントロール回路48a
とを備えている。
理装置5aの信号処理手段4aは、ピークホールド回路
44によりホールドされたCCD32からの撮像信号の
ピーク値を積分する積分回路51と、半導体レーザの照
射強度を制御するレーザ駆動制御回路50と、前記積分
回路51の値によりレーザ駆動制御回路50及び、測定
光走査制御手段30を制御するコントロール回路48a
とを備えている。
【0035】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0036】このような構成された3次元計測用内視鏡
装置100は、積分回路51でCCD32からの各スポ
ットの撮像信号のピーク値を積分し、コントロール回路
48aは、この積分値が所定の値よりも小さい場合ある
いは大きい場合には、測定光走査制御手段30を制御し
て該当するスポット位置に対応したファイバ端面に測定
光を照射させるとともに、レーザ駆動制御回路50に対
して、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強
度を制御する。また、レーザ駆動制御回路50により、
適正な測定強度が得られず測定不能の場合は、第1実施
例と同様に、距離表示回路43にエラー情報を表示させ
るとともに、測定光走査制御手段30の走査及び半導体
レーザ23の発光を停止させる。
装置100は、積分回路51でCCD32からの各スポ
ットの撮像信号のピーク値を積分し、コントロール回路
48aは、この積分値が所定の値よりも小さい場合ある
いは大きい場合には、測定光走査制御手段30を制御し
て該当するスポット位置に対応したファイバ端面に測定
光を照射させるとともに、レーザ駆動制御回路50に対
して、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強
度を制御する。また、レーザ駆動制御回路50により、
適正な測定強度が得られず測定不能の場合は、第1実施
例と同様に、距離表示回路43にエラー情報を表示させ
るとともに、測定光走査制御手段30の走査及び半導体
レーザ23の発光を停止させる。
【0037】その他の作用は第1実施例と同じである。
【0038】したがって、本第2実施例の3次元計測用
内視鏡装置100は、第1実施例の効果に加えて、測定
光に対する被写体26からの反射光が所定の測定強度の
範囲外にあり、測定に誤差が生じる場合においても、測
定光の照射強度を制御することにより所定の測定強度を
得ることができる。
内視鏡装置100は、第1実施例の効果に加えて、測定
光に対する被写体26からの反射光が所定の測定強度の
範囲外にあり、測定に誤差が生じる場合においても、測
定光の照射強度を制御することにより所定の測定強度を
得ることができる。
【0039】図5は第3実施例に係る3次元計測用内視
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
【0040】第3実施例の3次元計測用内視鏡装置10
1は、第1実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じなので、異なる構成のみ説明し、同一の構成に対し
ては同一の符号をつけ説明を省略する。
1は、第1実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じなので、異なる構成のみ説明し、同一の構成に対し
ては同一の符号をつけ説明を省略する。
【0041】すなわち、第3実施例の3次元計測用内視
鏡装置101の光源・処理装置5bの信号処理手段4b
は、映像回路41と、距離計算回路42及び距離表示回
路43と、この距離計算回路42により計算された距離
に応じて半導体レーザ23の照射強度を制御するレーザ
駆動制御回路50とから構成され、レーザ駆動制御回路
50により、適正な測定強度が得られず測定不能の場合
は、第1実施例と同様に、距離表示回路43にエラー情
報を表示させるとともに、測定光走査制御手段30の走
査及び半導体レーザ23の発光を停止させる。その他の
構成、作用は第1実施例と同じである。
鏡装置101の光源・処理装置5bの信号処理手段4b
は、映像回路41と、距離計算回路42及び距離表示回
路43と、この距離計算回路42により計算された距離
に応じて半導体レーザ23の照射強度を制御するレーザ
駆動制御回路50とから構成され、レーザ駆動制御回路
50により、適正な測定強度が得られず測定不能の場合
は、第1実施例と同様に、距離表示回路43にエラー情
報を表示させるとともに、測定光走査制御手段30の走
査及び半導体レーザ23の発光を停止させる。その他の
構成、作用は第1実施例と同じである。
【0042】このように構成された本第3実施例の3次
元計測用内視鏡装置101は、第1実施例の効果に加え
て、距離計算回路42により計算された距離に応じて、
半導体レーザ23の照射強度を制御することができるの
で、常に所定の測定強度で3次元測定を行うことができ
る。
元計測用内視鏡装置101は、第1実施例の効果に加え
て、距離計算回路42により計算された距離に応じて、
半導体レーザ23の照射強度を制御することができるの
で、常に所定の測定強度で3次元測定を行うことができ
る。
【0043】図6は第4実施例に係る3次元計測用内視
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
【0044】第4実施例の3次元計測用内視鏡装置10
2は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、光源・処理装置5cの測定光光
源手段3cは、コンデンサレンズ22とライトガイドコ
ネクタ16aとの間に、ライトガイドコネクタ16a端
面に入射するランプ21からの白色照明光の入射光量を
制御する絞り装置52を備え、信号処理手段4cは、距
離計算回路42により計算された距離に応じて、この絞
り装置52の絞り量を制御する絞り駆動回路53を備え
ていて、その他の構成は第3実施例と同じである。
2は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、光源・処理装置5cの測定光光
源手段3cは、コンデンサレンズ22とライトガイドコ
ネクタ16aとの間に、ライトガイドコネクタ16a端
面に入射するランプ21からの白色照明光の入射光量を
制御する絞り装置52を備え、信号処理手段4cは、距
離計算回路42により計算された距離に応じて、この絞
り装置52の絞り量を制御する絞り駆動回路53を備え
ていて、その他の構成は第3実施例と同じである。
【0045】このように構成された本第4実施例の3次
元計測用内視鏡装置102は、第3実施例の効果に加
え、絞り駆動回路53により距離に応じて絞り装置52
の絞り量を制御するので、常に適切な照明光下で、被写
体26を観察できるという効果もある。
元計測用内視鏡装置102は、第3実施例の効果に加
え、絞り駆動回路53により距離に応じて絞り装置52
の絞り量を制御するので、常に適切な照明光下で、被写
体26を観察できるという効果もある。
【0046】図7は第5実施例に係る3次元計測用内視
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
鏡装置の全体構成を示す構成図である。
【0047】第5実施例の3次元計測用内視鏡装置10
3は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、図7に示すように、第5実施例
の3次元計測用内視鏡装置103においては、光源・処
理装置5dは、ランプ21のランプ電流を制御するラン
プ電流制御回路63と、CCD32からの撮像信号より
観察時の照明光量の平均値を算出する平均値算出回路6
0と、この平均値算出回路60からの照明光量の平均値
に基づいて所定の照明光量が得られるように前記ランプ
電流制御回路63を制御する自動調光回路61と、CC
D32からの撮像信号のピーク値をホールドするピーク
ホールド回路44と前記平均値算出回路6を切り換える
切換スイッチ(以下、SWと略記する)64と、半導体
レーザ23の照射強度を制御するレーザ駆動制御回路5
0と自動調光回路61及び切換SW64に測光開始指示
を出す測光開始指示SW62とを備え、前記自動調光回
路61は前記測光開始指示SW62により測光開始指示
を受けると、前記ピークホールド回路44にホールドさ
れたピーク値を切換SW64を介して入力し、このピー
ク値をに基づいて前記レーザ駆動制御回路50を制御
し、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強度
を制御するようになっている。尚、前記自動調光回路6
1での前記レーザ駆動制御回路50の制御は、たとえ
ば、第1実施例で示したように、比較器を用いることに
よって制御を行っても良いし、また、第2実施例で示し
たように積分器を用いて行っても良い。
3は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、図7に示すように、第5実施例
の3次元計測用内視鏡装置103においては、光源・処
理装置5dは、ランプ21のランプ電流を制御するラン
プ電流制御回路63と、CCD32からの撮像信号より
観察時の照明光量の平均値を算出する平均値算出回路6
0と、この平均値算出回路60からの照明光量の平均値
に基づいて所定の照明光量が得られるように前記ランプ
電流制御回路63を制御する自動調光回路61と、CC
D32からの撮像信号のピーク値をホールドするピーク
ホールド回路44と前記平均値算出回路6を切り換える
切換スイッチ(以下、SWと略記する)64と、半導体
レーザ23の照射強度を制御するレーザ駆動制御回路5
0と自動調光回路61及び切換SW64に測光開始指示
を出す測光開始指示SW62とを備え、前記自動調光回
路61は前記測光開始指示SW62により測光開始指示
を受けると、前記ピークホールド回路44にホールドさ
れたピーク値を切換SW64を介して入力し、このピー
ク値をに基づいて前記レーザ駆動制御回路50を制御
し、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強度
を制御するようになっている。尚、前記自動調光回路6
1での前記レーザ駆動制御回路50の制御は、たとえ
ば、第1実施例で示したように、比較器を用いることに
よって制御を行っても良いし、また、第2実施例で示し
たように積分器を用いて行っても良い。
【0048】その他の構成は第3実施例と同じである。
【0049】このように構成された本第5実施例の3次
元計測用内視鏡装置103は、第3実施例の効果に加
え、平均値算出回路60及び自動調光回路61により観
察時において、所定の照明光量が得られるように照明光
量の平均値に基づいてランプ21のランプ電流を制御す
るので、常に適切な照明光下で、被写体26を観察でき
るという効果がある。
元計測用内視鏡装置103は、第3実施例の効果に加
え、平均値算出回路60及び自動調光回路61により観
察時において、所定の照明光量が得られるように照明光
量の平均値に基づいてランプ21のランプ電流を制御す
るので、常に適切な照明光下で、被写体26を観察でき
るという効果がある。
【0050】尚、各実施例において、電子スコープは、
照明光を伝送するライトガイドと、測定光を伝送するイ
メージガイドとを備えて構成したが、本発明はこれに限
らず、1つのイメージガイドを用いてハーフプリズムに
より分離して照明光と測定光とを照射する構成とした電
子スコープでも良い。
照明光を伝送するライトガイドと、測定光を伝送するイ
メージガイドとを備えて構成したが、本発明はこれに限
らず、1つのイメージガイドを用いてハーフプリズムに
より分離して照明光と測定光とを照射する構成とした電
子スコープでも良い。
【0051】また、各実施例において、カラー画像を得
るために、照明光発生手段は、ランプ21の白色照明光
を照射しCCD32撮像面の前に、モザイクカラーフィ
ルタ33を取り付け、光学的に色分離する色分離方式と
したが、本発明はこれに限らず、例えば、モータによっ
て回転駆動されるRGB回転円板にランプの白色照明光
が照射され、このRGB回転円板を通して生成されたR
GB光を照射する面順次方式としても良い。
るために、照明光発生手段は、ランプ21の白色照明光
を照射しCCD32撮像面の前に、モザイクカラーフィ
ルタ33を取り付け、光学的に色分離する色分離方式と
したが、本発明はこれに限らず、例えば、モータによっ
て回転駆動されるRGB回転円板にランプの白色照明光
が照射され、このRGB回転円板を通して生成されたR
GB光を照射する面順次方式としても良い。
【0052】さらに、各実施例において、少なくとも測
定光を伝送するのに用いられるイメージガイドの代わり
に、屈折率分布型レンズとかリレーレンズ系を用いるこ
ともできるし、ライトガイドのように一方の端面と他方
の端面におけるファイバの配置に規則性がないものに対
して、相関付ける手段を設けたライトガイドを用いるこ
ともできる。
定光を伝送するのに用いられるイメージガイドの代わり
に、屈折率分布型レンズとかリレーレンズ系を用いるこ
ともできるし、ライトガイドのように一方の端面と他方
の端面におけるファイバの配置に規則性がないものに対
して、相関付ける手段を設けたライトガイドを用いるこ
ともできる。
【0053】さらにまた、上述の各実施例では光源装置
側で測定光を、例えば圧電素子でメカニカルにスキャン
して、像伝送手段の一方の端面への入射位置を変えてい
るが、圧電素子の代わりにKDPなどの光学素子を用い
て、この素子の電気信号に対する光学特性を制御して同
等の機能をもたせることもできる。また、メカニカルな
どでスキャンするのでなく、像伝送手段の一方の端面に
対向して複数のLEDを一定間隔などでライン状などに
配置し、これらを同時に点灯させても良い(選択的に駆
動しても良い)。
側で測定光を、例えば圧電素子でメカニカルにスキャン
して、像伝送手段の一方の端面への入射位置を変えてい
るが、圧電素子の代わりにKDPなどの光学素子を用い
て、この素子の電気信号に対する光学特性を制御して同
等の機能をもたせることもできる。また、メカニカルな
どでスキャンするのでなく、像伝送手段の一方の端面に
対向して複数のLEDを一定間隔などでライン状などに
配置し、これらを同時に点灯させても良い(選択的に駆
動しても良い)。
【0054】また、測定光スポットは図3などでは直線
に沿って形成される場合について説明してあるが、これ
に限定されるものでなく、例えば正方格子状など2次元
的な広がりを有するように形成しても良い。また、2次
元的に測定光スポットを形成した場合には、それらの測
定光スポットの距離を算出して、被写体表面の凹凸形状
を3次元的に表示させることもできる。この場合、必要
に応じ、補間して測定点以外の凹凸形状を求めるように
しても良い。
に沿って形成される場合について説明してあるが、これ
に限定されるものでなく、例えば正方格子状など2次元
的な広がりを有するように形成しても良い。また、2次
元的に測定光スポットを形成した場合には、それらの測
定光スポットの距離を算出して、被写体表面の凹凸形状
を3次元的に表示させることもできる。この場合、必要
に応じ、補間して測定点以外の凹凸形状を求めるように
しても良い。
【0055】尚、測定光の波長は可視光域内でもよい
し、可視光域以外でも良い。また、上述した各実施例を
部分的に組み合わせて異なる実施例を形成しても良い。
し、可視光域以外でも良い。また、上述した各実施例を
部分的に組み合わせて異なる実施例を形成しても良い。
【0056】さらに、総合コネクタにより電子スコープ
を一体的に光源処理装置に接続するとしたが、これに限
らず、ライトガイドコネクタ、イメージガイドコネクタ
及び信号コネクタを、それぞれ別体あるいは複数組み合
わせて光源処理装置に着脱自在に接続するように構成し
ても良い。
を一体的に光源処理装置に接続するとしたが、これに限
らず、ライトガイドコネクタ、イメージガイドコネクタ
及び信号コネクタを、それぞれ別体あるいは複数組み合
わせて光源処理装置に着脱自在に接続するように構成し
ても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の3次元計測用内視鏡装置は、少なくとも、術者が
反射光の強度により測定誤差が大きく測定不能の状態を
認識でき、さらに、照射光及び測定光のうち少なくとも
測定光の照射強度を制御できるという効果がある。
発明の3次元計測用内視鏡装置は、少なくとも、術者が
反射光の強度により測定誤差が大きく測定不能の状態を
認識でき、さらに、照射光及び測定光のうち少なくとも
測定光の照射強度を制御できるという効果がある。
【図1】 第1実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
全体構成を示す構成図である。
【図2】 第1実施例に係る電子スコープの先端面を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】 第1実施例に係る測定光を入射端面側でスキ
ャンした場合におけるCCDで撮像される光スポットを
示す説明図である。
ャンした場合におけるCCDで撮像される光スポットを
示す説明図である。
【図4】 第2実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
全体構成を示す構成図である。
【図5】 第3実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
全体構成を示す構成図である。
【図6】 第4実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
全体構成を示す構成図である。
【図7】 第5実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
全体構成を示す構成図である。
1…3次元計測用内視鏡装置 2…電子スコープ 3…光源手段 4…信号処理手段 5…光源・処理装置 23…半導体レーザ 27…投影レンズ 28…圧電素子 30…測定光走査制御手段 32…CCD 41…映像回路 42…距離計算回路 43…距離表示回路 44…ピークホールド回路 45…比較回路 47…カウンタ 48…コントロール回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】第5実施例の3次元計測用内視鏡装置10
3は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、図7に示すように、第5実施例
の3次元計測用内視鏡装置103においては、光源・処
理装置5dは、ランプ21のランプ電流を制御するラン
プ電流制御回路63と、CCD32からの撮像信号より
観察時の照明光量の平均値を算出する平均値算出回路6
0と、この平均値算出回路60からの照明光量の平均値
に基づいて所定の照明光量が得られるように前記ランプ
電流制御回路63を制御する自動調光回路61と、CC
D32からの撮像信号のピーク値をホールドするピーク
ホールド回路44と前記平均値算出回路60を切り換え
る切換スイッチ(以下、SWと略記する)64と、半導
体レーザ23の照射強度を制御するレーザ駆動制御回路
50と自動調光回路61及び切換SW64に測光開始指
示を出す測光開始指示SW62とを備え、前記自動調光
回路61は前記測光開始指示SW62により測光開始指
示を受けると、前記平均値算出回路60にて算出された
観察光の平均値を切換SW64を介して入力し、このピ
ーク値をに基づいて前記レーザ駆動制御回路50を制御
し、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強度
を制御するようになっている。尚、前記自動調光回路6
1での前記レーザ駆動制御回路50の制御は、たとえ
ば、第1実施例で示したように、比較器を用いることに
よって制御を行っても良いし、また、第2実施例で示し
たように積分器を用いて行っても良い。
3は、第3実施例の3次元計測用内視鏡装置とほとんど
同じである。すなわち、図7に示すように、第5実施例
の3次元計測用内視鏡装置103においては、光源・処
理装置5dは、ランプ21のランプ電流を制御するラン
プ電流制御回路63と、CCD32からの撮像信号より
観察時の照明光量の平均値を算出する平均値算出回路6
0と、この平均値算出回路60からの照明光量の平均値
に基づいて所定の照明光量が得られるように前記ランプ
電流制御回路63を制御する自動調光回路61と、CC
D32からの撮像信号のピーク値をホールドするピーク
ホールド回路44と前記平均値算出回路60を切り換え
る切換スイッチ(以下、SWと略記する)64と、半導
体レーザ23の照射強度を制御するレーザ駆動制御回路
50と自動調光回路61及び切換SW64に測光開始指
示を出す測光開始指示SW62とを備え、前記自動調光
回路61は前記測光開始指示SW62により測光開始指
示を受けると、前記平均値算出回路60にて算出された
観察光の平均値を切換SW64を介して入力し、このピ
ーク値をに基づいて前記レーザ駆動制御回路50を制御
し、適正な測定強度が得られるように測定光の照射強度
を制御するようになっている。尚、前記自動調光回路6
1での前記レーザ駆動制御回路50の制御は、たとえ
ば、第1実施例で示したように、比較器を用いることに
よって制御を行っても良いし、また、第2実施例で示し
たように積分器を用いて行っても良い。
Claims (1)
- 【請求項1】 距離などの計測のための3次元的計測用
の測定光を投影する測定光投影光学系と、 照明光を広域的に照射する照明光学系と、 前記測定光投影光学系に測定光を伝送する測定光伝送部
材と、前記照明光学系に通常照明光を伝送する照明光伝
送部材と、前記測定光または照明光による光学像を撮像
する撮像手段とを有する計測用内視鏡と、 前記測定光伝送部材と前記照明光伝送部材とに、測定光
及び照明光を供給する機能を有する光源装置と、 前記撮像手段により得られた撮像信号により、前記測定
光投影光学系からの測定光及び前記照明光学系からの照
明光のうち少なくとも該測定光投影光学系からの測定光
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする3次元
計測用内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/279,082 US5436655A (en) | 1991-08-09 | 1994-07-22 | Endoscope apparatus for three dimensional measurement for scanning spot light to execute three dimensional measurement |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-212177 | 1991-08-23 | ||
JP21217791 | 1991-08-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111460A true JPH05111460A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=16618189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3317970A Withdrawn JPH05111460A (ja) | 1991-08-09 | 1991-12-02 | 3次元計測用内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05111460A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007135756A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Olympus Corp | 内視鏡装置 |
JP2010115391A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Hoya Corp | 内視鏡装置 |
JP2012078709A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Olympus Corp | ガイドチューブ装置および内視鏡システム |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3317970A patent/JPH05111460A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007135756A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Olympus Corp | 内視鏡装置 |
US8400500B2 (en) | 2005-11-16 | 2013-03-19 | Olympus Corporation | Endoscope with alternating irradiate light |
JP2010115391A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Hoya Corp | 内視鏡装置 |
US8947514B2 (en) | 2008-11-14 | 2015-02-03 | Hoya Corporation | Endoscope system with scanning function |
JP2012078709A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Olympus Corp | ガイドチューブ装置および内視鏡システム |
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