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JPH05104689A - ポリアミド系積層二軸延伸フイルム - Google Patents

ポリアミド系積層二軸延伸フイルム

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Publication number
JPH05104689A
JPH05104689A JP3269653A JP26965391A JPH05104689A JP H05104689 A JPH05104689 A JP H05104689A JP 3269653 A JP3269653 A JP 3269653A JP 26965391 A JP26965391 A JP 26965391A JP H05104689 A JPH05104689 A JP H05104689A
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JP
Japan
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film
polyamide
layer
polymer
biaxially stretched
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Application number
JP3269653A
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Kazuhisa Miyashita
和久 宮下
Masashi Hasegawa
雅士 長谷川
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Polytec Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Polytec Co filed Critical Mitsubishi Kasei Polytec Co
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Publication of JPH05104689A publication Critical patent/JPH05104689A/ja
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Publication of JP3021851B2 publication Critical patent/JP3021851B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C71/00After-treatment of articles without altering their shape; Apparatus therefor
    • B29C71/02Thermal after-treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2077/00Use of PA, i.e. polyamides, e.g. polyesteramides or derivatives thereof, as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性、およ
び強靱性等に優れた食品、医療品、および薬品等の軟包
装用に適したフイルムを提供することと、原料重合体を
有効に活用する方法を提供する。 【構成】芳香族ポリアミド重合体とポリオレフィン類と
の混合物、脂肪族ポリアミド重合体、および上記2種類
のポリアミド系重合体とポリオレフィン類との混合物か
らなる、少なくとも2種類の層を含む構造よりなるポリ
アミド系積層二軸延伸フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素ガスバリヤ性、耐
屈曲ピンホール性、および強靱性等に優れ、酸素による
内容物の変質を嫌う食品、医療品、および薬品等の包装
用フイルムに適するポリアミド系積層二軸延伸フイルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリアミド系重合体の未延伸
フイルムまたは延伸フイルムは、単独で、または他のフ
イルムと積層して、種々の包装材料として利用されてき
ている。しかしながら、普通に利用されている脂肪族ポ
リアミド重合体単独よりなるフイルムは、引っ張り強
度、耐屈曲ピンホール性等の機械的性質においては優れ
ているが、酸素ガスバリヤ性においては充分でないとい
う欠点がある。そこで、このフイルムに酸素ガスバリヤ
性を付与するために、このフイルムの表面に塩化ビニリ
デン系重合体ラテックスをコートして、酸素ガスバリヤ
性の優れた被膜を形成する手法が提案され、実用化され
ている。しかし、この塩化ビニリデン系重合体ラテック
スをコートしたフイルムは、熱水処理をすると白濁して
しまうという欠点があり、さらに焼却処分時に、塩素を
含んだ化合物が発生し、環境汚染等の原因にもなってい
た。
【0003】他方、酸素ガスバリヤ性が良好なフイルム
として、m−および/またはp−キシリレンジアミンと
炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなる
ポリアミド構成単位を主成分とする芳香族ポリアミド重
合体を原料としたものが提案されている。このフイルム
は、透明性、耐油性においては優れているが、耐屈曲ピ
ンホール性に劣っているために、その用途には制限があ
った。
【0004】上記双方のポリアミド系重合体の利点、す
なわち引っ張り強度、耐屈曲ピンホール性、および酸素
ガスバリヤ性に優れているという性質を併せて具備した
フイルムを得るために、2種類のポリアミド系重合体を
別々に溶融押出して、インフレーション法により積層二
軸延伸フイルムを製造する方法が提案されている(特開
昭57ー51427号公報参照)。また、脂肪族ポリア
ミド重合体を主成分とした層の間に、芳香族ポリアミド
重合体を主成分とした層を挟み込む構造の積層フイルム
についても提案されている(特開昭56ー155762
号公報参照)。
【0005】しかし、上記刊行物に提案されている積層
二軸延伸フイルムでは、例えば、酸素ガスバリヤ性を向
上させるために芳香族ポリアミド重合体の割合を増やせ
ば、積層フイルムの耐屈曲ピンホール性が低下する。ま
た、耐屈曲ピンホール性や強靱性を向上させるために、
脂肪族ポリアミド重合体の割合を増やせば、積層フイル
ム全体が厚くなり軟包装用の用途には使用できなくな
り、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性の両方とも
満足のいくレベルのものではない。
【0006】また、種類の異なるポリアミド系重合体を
原料とし、積層二軸延伸フイルムを製造する場合には、
異なるポリアミド系重合体の混合物の生成が避けられな
い。例えば、積層二軸延伸フイルムの製造をスタートし
てから、規格内の製品が得られる定常状態に達するまで
の間に、規格外のフイルムができたり、定常状態に達し
てからでも、耳トリムと称される切断端材ができたりす
る。これら規格外フイルム、耳トリムは、異なるポリア
ミド系重合体の混合物であるので、別々に分別回収して
バージン原料のように使用するのは実質的に不可能であ
り、またこれらをスクラップとして廃棄すると、原料歩
止まりが低下して、製品コストが上昇するという問題が
ある。しかし、上記刊行物には、これらの規格外フイル
ム、耳トリム等の再利用については勿論、再利用した場
合の物性低下対策等については、全く開示されていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑み、優れた酸素ガスバリヤ性、優れた耐屈曲ピンホー
ル性、および強靱性等とを兼ね備えたポリアミド系積層
二軸延伸フイルムを提供することと、また、従来スクラ
ップとして廃棄されていたポリアミド系積層二軸延伸フ
イルムを製造する際に生成する規格外フイルムや、耳ト
リム等の原料ポリアミド系重合体の混合物を、有効に活
用し、しかもこれらを再使用することをによる物性低下
のない積層二軸延伸フイルムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる問
題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明を完
成するに至ったものである。
【0009】しかして本発明の要旨とするところは、m
−および/またはp−キシリレンジアミンと炭素数6〜
12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド
構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有する芳香族ポ
リアミド重合体(A)よりなる(a)層、脂肪族ポリア
ミド重合体(B)よりなる(b)層、これら重合体
(A)と重合体(B)との混合物(C)よりなる(c)
層の少なくとも2種類の層を含む構造であり、190℃
で測定したメルトフローインデックスが0.5g/10
min以上であるポリオレフィン類が、(a)層には
0.3〜5重量%、(c)層には5重量%以下、それぞ
れ混合されてなることを特徴とするポリアミド系積層二
軸延伸フイルムに存する。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係るポリアミド系積層二軸延伸フイルムの主要な原料
は、2種類のポリアミド系重合体とポリオレフィン類で
ある。ポリアミド系重合体の1種は、m−および/また
はp−キシリレンジアミンと炭素数6〜12のα,ω脂
肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成単位を分子
鎖中に70モル%以上含有する重合体(以下「重合体
(A)」という。)である。
【0011】この重合体(A)の具体例としては、ポリ
メタキシリレンアジパミド、ポリメタキシリレンピメラ
ミド、ポリメタキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリ
レンアゼラミド、ポリパラキシリレンデカナミドのよう
な単独重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアジパ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンピメラ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアゼラ
ミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンセパカ
ミド共重合体のような共重合体が挙げられる。このほ
か、m−または/およびp−キシリレンジアミンと炭素
数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリ
アミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有し、こ
の成分と他のポリアミド構成成分とからなる共重合体が
挙げられる。
【0012】他のポリアミド構成成分としては、ジアミ
ン成分、ジカルボン酸成分およびその他の成分が挙げら
れる。ジアミン成分の具体例には、ヘキサメチレンジア
ミン、2,2,4ートリメチルヘキサメチレンジアミン
のような脂肪族ジアミン、ピペラジンビスプロピルアミ
ン、ネオペンチルグリコールビスプロピルアミンのよう
な異節環または異原子含有ジアミン等があり、また、ジ
カルボン酸成分の具体例には、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸のような芳香族ジカルボン酸、1,
4ーシクロヘキサンジガルボン酸のような環状脂肪族ジ
カルボン酸等があり、他の成分には、εーカプロラクタ
ムのようなラクタム、εーアミノカルボン酸のようなω
ーアミノカルボン酸等がある。
【0013】また、重合体(A)は、これと相溶性のあ
る重合体(D)を20重量%の範囲まで含有させてもよ
い。重合体(A)と相溶性のある重合体(D)として
は、上に例示されていないポリアミド系重合体や他の熱
可塑性樹脂が挙げられる。重合体(A)は、m−または
/およびp−キシリレンジアミンと炭素数6〜12の
α,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成単
位を分子鎖中に70モル%以上でなければならない。こ
の範囲外の場合には、最終的に得られる積層二軸延伸フ
イルムに付与しようとする酸素透過率の目標値(温度2
5℃、相対湿度65%条件下で15cc/m2・24H・a
tm以下)に達せず、好ましくない。また、重合体
(A)に重合体(D)を含有させる場合の重合体(D)
の量が20重量%を越えた場合にも、同様の理由で、好
ましくない。
【0014】ポリアミド系重合体の他の1種は、脂肪族
ポリアミド重合体(以下「重合体(B)」という。)で
ある。この重合体(B)としては、アミド結合を持つ鎖
状のポリアミドであればよく、具体例としては、εーカ
プロラクタムの単独重合体、ポリヘキサメチレンアジパ
ミド、および、εーカプロラクタムまたはヘキサメチレ
ンアジパミドを主成分とし、これと共重合可能な化合物
2〜10モル%とからなる共重合体、等が挙げられる。
【0015】εーカプロラクタムまたはヘキサメチレン
アジパミドと共重合可能な化合物としては、脂肪族ジア
ミン類と、脂肪族ジカルボン酸類とのナイロン塩が挙げ
られる。脂肪族ジアミン類の具体例としては、エチレン
ジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジア
ミン、デカメチレンジアミン等が挙げられる。脂肪族ジ
カルボン酸類の具体例としては、アジピン酸、セバシン
酸、コルク酸、グルタール酸、アゼライン酸、βーメチ
ルアジピン酸、デカメチレンジカルボン酸、ドデカメチ
レンジカルボン酸、ピメリン酸等が挙げられる。
【0016】これら重合体(B)の中では、εーカプロ
ラクタムの単独重合体であるナイロンー6、またはナイ
ロン66と称されるポリヘキサメチレンアジパミドが、
安価に入手でき、かつ、二軸延伸操作を円滑に遂行し得
るので好ましい。
【0017】混合物(C)は、重合体(A)と重合体
(B)との混合物であるが、バージンのもの同士を混合
したものであってもよいし、本発明のポリアミド系積層
二軸延伸フイルムを製造する際に生成する規格外フイル
ム、またはフイルム側端部の切断端材(耳トリム)等の
スクラップ混合物であってもよいし、スクラップ混合物
にバージンを加えたものであってもよい。これら2種類
の重合体の混合割合には特に制限はないが、重合体
(A)と重合体(B)とを重量比で7:3〜1:9の範
囲内で選ぶのが好適である。
【0018】ポリアミド系重合体の重合体(A)、重合
体(B)および混合物(C)は、いずれも吸湿性が大き
く、吸湿したものを使用すると、原料を熱溶融し押出す
際に、水蒸気やオリゴマーが発生し、フイルム化を阻害
するので、事前に乾燥して水分含有率を0.1重量%以
下とするのが好ましい。これらのポリアミド系重合体に
は滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、ブロッキング防止
剤、安定剤、染料、顔料、無機質微粒子等の各種添加剤
を、フイルムの性質に影響を与えない範囲で、添加する
ことができる。
【0019】主要な原料としてのポリオレフィン類と
は、エチレン、プロピレン等のオレフィン類の単独重合
体、または共重合体であり、例えば、高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等が挙
げられる。更に、上記ポリオレフィン類は、前記ポリア
ミド系樹脂に均一に分散させるが、この際分散を均一に
するために、190℃でのメルトフローインデックス
(MFI)が0.5g/10min以上のものであるこ
とが必要である。MFIが0.5g/10min未満で
は、ポリアミド系樹脂と混合した際に分散不良を起こす
ことがあり好ましくない。ポリオレフィン類をポリアミ
ド系樹脂中に一層均一に分散せしめるために、適当な相
溶化剤を併用することもできる。相溶化剤を併用する場
合には、これをあらかじめポリオレフィン類と混合して
ペレット化しておくのが望ましいが、ポリアミド系樹脂
中での分散性が変わらなければ、これに限定されるもの
ではない。本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フイ
ルムを構成する3種類の層は、重合体(A)にポリオレ
フィン類が混合されてなる(a)層、重合体(B)より
なる(b)層、混合物(C)にポリオレフィン類が混合
されてなる(c)層よりなる。製品のポリアミド系積層
二軸延伸フイルムの層構成は、(a)層、(b)層、お
よび(c)層を適宜選択組み合わせて、少なくとも2種
類の層を含ませ、層の数は3層ないし5層の範囲で選択
するのがよい。この際の層の組み合わせと層の数の具体
例としては、(a)/(b)/(c)、(b)/(a)
/(c)、(b)/(c)/(a)、(c)/(a)/
(c)、(b)/(c)/(a)/(b)、(b)/
(c)/(a)/(c)/(b)、(b)/(a)/
(c)/(a)/(b)、(c)/(b)/(a)/
(b)/(c)等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0020】この場合(a)層に含まれるポリオレフィ
ン類の混合割合は、(a)層に含有されているすべての
重合体合計量に対して0.3〜5重量%の範囲であり、
0.3重量%未満では、得られたフイルムの耐屈曲ピン
ホール性の改良効果がなく、他方5重量%を越えると得
られたフイルムがヘイジーとなり好ましくない。上記範
囲の中で特に好ましいのは、0.5〜4重量%である。
また、(c)層は、積層フイルム製造時に生じる耳トリ
ム等を使用する場合は、耳トリム等にポリオレフィン類
が含有されているので、これに新たにポリオレフィン類
を加えなくても良い場合があるが、(c)層に含まれる
ポリオレフィン類の量を調整する場合には、新たに加え
てもよい。(c)層に含まれるポリオレフィン類の混合
割合は、(c)層に含有されているすべての重合体合計
量に対して5重量%以下であり、5重量%を越えると得
られたフイルムがヘイジーとなり好ましくない。上記範
囲で特に好ましいのは、0.1〜3重量%である。
(a)層を構成する重合体(A)とポリオレフィンとを
混合するには、各々の重合体のペレット同士を上記の混
合割合となるように均一にドライブレンドする方法、ド
ライブレンドした物を押出機で溶融しペレット化する方
法、等のいずれによってもよい。
【0021】本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フ
イルムは、従来公知の一般的な方法により製造すること
ができる。まず、ポリオレフィン類を混合した重合体
(A)、ポリオレフィン類を混合しない重合体(B)
と、ポリオレフィン類を混合した混合物(C)よりなる
原料より、実質的に無定型で配向していない未延伸積層
フイルムを製造する。この未延伸積層フイルムは、単一
フイルム同士を接着させるための接着剤が不要で、優れ
た性能の積層フイルムが得られる共押出法を採用するの
がよい。共押出法による製造法は、上記原料を2〜3台
の押出機により溶融し、フラットダイ、または環状ダイ
から押出した後、急冷することによりフラット状、また
は環状の未延伸積層フイルムとする。
【0022】次に、上記の未延伸積層フイルムを、フイ
ルムの流れ(縦軸)方向と、それに直角な(横軸)方向
に各々2.5〜5倍に二軸延伸する。延伸倍率が、フイ
ルムの縦軸方向、および横軸方向に各々2.5倍より小
さい場合は、延伸の効果がなく、フイルムの強度が劣
り、また各軸方向に各々5倍より大きい場合は、延伸時
にフイルムが裂け易く、いずれも好ましくない。二軸延
伸の方法は、テンター式逐次二軸延伸、テンター式同時
二軸延伸、チューブラー式同時二軸延伸等、本発明の趣
旨を超えない限り従来公知の延伸方法が採用できる。
【0023】例えば、テンター式逐次二軸延伸方法によ
る場合には、未延伸積層フイルムを50〜110℃の温
度範囲に加熱し、ロール式縦延伸機によって縦軸方向に
2.5〜5倍に延伸し、続いてテンター式横延伸機によ
って60〜120℃の温度範囲内で横軸方向に2.5〜
5倍に延伸することにより製造することができる。他方
テンター式同時二軸延伸方法、またはチューブラー式同
時二軸延伸方法による場合には、例えば60〜110℃
の温度範囲において、縦横同時に各軸方向に2.5〜5
倍に延伸することにより製造することができる。
【0024】上記方法により延伸されたフイルムは、そ
の後、熱処理を施す。熱処理を施すことにより、寸法安
定性の優れた延伸フイルムを得ることができる。熱処理
温度は、110℃を下限として重合体(B)の融点より
5℃低い温度を上限とする範囲を選択することにより、
寸法安定性の優れた延伸フイルムのほかに任意の熱収縮
率を持った延伸フイルムも得ることができる。熱処理操
作により、充分に熱固定された積層二軸延伸フイルム
は、常法により冷却しロール状に巻きとる。
【0025】本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フ
イルムは、上記方法によって製造することができるが、
本発明の目的を考慮すると次のような物性、すなわち、
酸素透過率が温度25℃、相対湿度65%の条件下で1
5cc/m2・24H・atm以下で、かつ、耐屈曲ピンホ
ール性が温度23℃、相対湿度50%の条件下でのゲル
ボーフレックステスターによる3000回屈曲後のピン
ホール数が15個/77inch2 以下であると、酸素
ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性が優れている。
【0026】本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フ
イルムの全体の厚さは、10μ以上40μ以下が好まし
い。全体の厚さが、10μ未満のときは、酸素ガスバリ
ヤ性と耐屈曲ピンホール性のバランスが悪く、耐摩耗性
も悪いので包装用途として満足なフイルムは得られな
い。また、40μを越えるときは、フイルムが硬くな
り、更にシーラント層を張り合わせる場合には、フイル
ム全体が非常に厚くなり軟包装用途には適さなくなる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の内容および効果を実施例によ
り更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限り以下の例に限定されるものではない。なお、以下
の例において、フイルムの評価は、次の各方法によって
行ったものである。また、フイルムの層構成、および評
価結果を表1に示した。
【0028】〈メルトフローインデックス〉JIS K
ー6760に従い、190℃で樹脂ペレットのメルトフ
ローレイトを測定した。
【0029】〈酸素透過率(cc/m2・24H・at
m)〉モダンコントロール社製のOXYーTRAN10
0型酸素透過率測定装置を使用し、温度25℃、相対湿
度65%の条件下で測定した。
【0030】〈耐屈曲ピンホール性(個/77inch
2)〉温度23℃、相対湿度50%の条件下に、24時
間以上放置してコンディショニングしたフイルムを8イ
ンチ×11インチの長方形状に切断し、この長方形状フ
イルムにつき、理学工業社製のゲルボーフレックステス
ター(No. 901型)によって、3.5インチ進む間に
440゜回転し、さらに2.5インチ直進し、その後、
逆に戻るという操作を1回として、3000回の屈曲操
作テストを行った。このテスト終了後に、テストしたフ
イルムに生じたピンホール数を計測した。
【0031】実施例1 ポリメタキシリレンアジパミド(三菱瓦斯化学(株)社
製、MXDーナイロン6121)(重合体(A))とエ
チレンー酢酸ビニル共重合体(三菱油化(株)社製、三
菱ポリエチ−EVA25K、メルトフローインデックス
3.5g/10min、酢酸ビニル含有11wt%)を
97:3の割合で混合した重合体、ポリーεーカプロア
ミド(三菱化成(株)社製、ノバミッド1022)(重
合体(B))、およびフイルムの耳トリム端材紛砕物
(重合体(A)と重合体(B)との混合比が40:6
0、総重合体に占めるエチレンー酢酸ビニル共重合体の
混合割合が1.2重量%であるもの)を、65mmφ押出
機3台を使用して別々に溶融させ、共押出Tダイ内で積
層させて3層構造の積層フイルムとして押出し、30℃
のキャストロールに密着急冷し、外層が約54μの重合
体(B)、中間層が約36μの重合体(A)とエチレン
ー酢酸ビニル共重合体との混合物、内層が約45μの重
合体(A)、重合体(B)とエチレンー酢酸ビニル共重
合体との混合物よりなる積層未延伸フイルムを得た。得
られた積層未延伸フイルムを、60℃の条件下で、ロー
ル式延伸機にて縦軸方向に3倍延伸し、ついでこのフイ
ルムの端部をテンタークリップで保持し、テンターオー
ブン内で、90℃の条件下で、横軸方向に3倍に延伸し
た後、205℃で6秒間の熱処理を行った。
【0032】熱処理を行った後のフイルムは、クリップ
で把持したフイルム両耳部分を切りとりスクラップと
し、製品フイルム部分はワインダーに巻き取り、約6μ
の重合体(B)の層((b)層)、約4μの重合体
(A)とエチレンー酢酸ビニル共重合体との混合物の層
((a)層)、約5μの重合体(B)、重合体(A)と
エチレンー酢酸ビニル共重合体との混合物の層((c)
層)の順に積層され、層全体の厚さが約15μのポリア
ミド系積層二軸延伸フイルムを得た。得られたフイルム
につき、フイルムの層構成や、前記した方法により酸素
透過率、耐屈曲ピンホール性を測定した結果を、表1に
示す。
【0033】実施例2 実施例1に記載の例において、エチレンー酢酸ビニル共
重合体を直鎖状低密度ポリエチレン(三菱化成(株)社
製、三菱ポリエチーLL−FU26、メルトフローイン
デックス2.0g/10min)に代えたほかは、同例
に記載したと同様の方法でポリアミド系積層二軸延伸フ
イルムを得た。得られたフイルムにつき、フイルムの層
構成や、前記した方法により酸素透過率、耐屈曲ピンホ
ール性を測定した結果を、表1に示す。
【0034】実施例3 実施例1に記載の例において、エチレンー酢酸ビニル共
重合体をエチレンーアクリル酸共重合体(三菱油化
(株)社製、ユカロンEAA XA300M、メルトフ
ローインデックス300g/10min)に代えたほか
は、同例に記載したと同様の方法でポリアミド系積層二
軸延伸フイルムを得た。得られたフイルムにつき、フイ
ルムの層構成や、前記した方法により酸素透過率、耐屈
曲ピンホール性を測定した結果を、表1に示す。
【0035】実施例4 実施例1に記載の例において、エチレンー酢酸ビニル共
重合体を低密度ポリエチレン(三菱化成(株)社製、三
菱ポリエチーLD L261、メルトフローインデック
ス7g/10min)に代えたほかは、同例に記載した
と同様の方法でポリアミド系積層二軸延伸フイルムを得
た。得られたフイルムにつき、フイルムの層構成や、前
記した方法により酸素透過率、耐屈曲ピンホール性を測
定した結果を、表1に示す。
【0036】実施例5〜9 実施例1に記載の例において、層構成、フイルムの厚
さ、原料の組成比、ポリオレフィン類の混合割合を、そ
れぞれ表1に記載したように代えたほかは、同例に記載
したと同様の方法でポリアミド系積層二軸延伸フイルム
を得た。得られたフイルムにつき、フイルムの層構成
や、前記した方法により酸素透過率、耐屈曲ピンホール
性を測定した結果を、表1に示す。
【0037】比較例1 実施例1に記載の例において、ポリオレフィン類を使用
しないほかは、同例に記載したと同様の方法でポリアミ
ド系積層二軸延伸フイルムを得た。得られたフイルムに
つき、フイルムの層構成や、前記した方法により酸素透
過率、耐屈曲ピンホール性を測定した結果を、表1に示
す。
【0038】比較例2 実施例1に記載の例において、エチレンー酢酸ビニル共
重合体をポリエチレン(三菱化成(株)社製、三菱ポリ
エチHD ES300、メルトフローインデックス0.
05g/10min)のに代えたほかは、同例に記載し
たと同様の方法でポリアミド系積層二軸延伸を作成しよ
うとしたが、良好な製品が得られなかった。
【0039】比較例3 市販されている塩化ビニリデンコートした二軸延伸ナイ
ロンフイルム(三菱化成ポリテック(株)社製、サント
ニールSG、厚さ17μ)を用い、前記した方法により
酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性を測定した結果
を、表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】 表1中において、各略号は以下の意味である。 A:重合体(A) B:重合体(B) EVA:エチレンー酢酸ビニル共重合体 LLDPE:線状低密度ポリエチレン EAA:エチレンーアクリル酸共重合体 LD:低密度ポリエチレン HD:ポリエチレン PO:ポリオレフィン 表1より、本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フイ
ルムは、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性等の測
定値が、目的とした数値範囲内にあり、特に、耐屈曲ピ
ンホール性が優れており、比較例のフイルムは、酸素ガ
スバリヤ性については目的とした数値内であるが、耐屈
曲ピンホール性が目的とした数値範囲外であることが分
かる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、次のように特別に顕著な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フイルム
は、優れた酸素ガスバリヤ性、優れた耐屈曲ピンホール
性、および強靱性等とを兼ね備えている。従って、酸素
による内容物の変質を嫌う食品、医療品、および薬品等
の包装用フイルムに好適である。 2.また、本発明に係るポリアミド系積層二軸延伸フイ
ルムは、耳トリム材等のスクラップを効率的に回収再利
用でき、工業的に有効活用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m−および/またはp−キシリレンジア
    ミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とか
    らなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上
    含有する芳香族ポリアミド重合体(A)よりなる(a)
    層、脂肪族ポリアミド重合体(B)よりなる(b)層、
    これら重合体(A)と重合体(B)との混合物(C)よ
    りなる(c)層の少なくとも2種類の層を含む構造であ
    り、190℃で測定したメルトフローインデックスが
    0.5g/10min以上であるポリオレフィン類が、
    (a)層には0.3〜5重量%、(c)層には5重量%
    以下、それぞれ混合されてなることを特徴とするポリア
    ミド系積層二軸延伸フイルム。
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