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JPH0489860A - 室温硬化性組成物およびその硬化物 - Google Patents

室温硬化性組成物およびその硬化物

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Publication number
JPH0489860A
JPH0489860A JP20538290A JP20538290A JPH0489860A JP H0489860 A JPH0489860 A JP H0489860A JP 20538290 A JP20538290 A JP 20538290A JP 20538290 A JP20538290 A JP 20538290A JP H0489860 A JPH0489860 A JP H0489860A
Authority
JP
Japan
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group
hydrocarbon group
carbon atoms
formula
divalent
Prior art date
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Granted
Application number
JP20538290A
Other languages
English (en)
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JP2553233B2 (ja
Inventor
Yoshio Inoue
井上 凱夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP20538290A priority Critical patent/JP2553233B2/ja
Publication of JPH0489860A publication Critical patent/JPH0489860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553233B2 publication Critical patent/JP2553233B2/ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は室温硬化性組成物、特には建築用のシーリング
材として好適とされる、分子鎮両末端に水酸基または加
水分解性基を有する新規なポリマ−を主材としてなる室
温硬化性組成物、およびこの組成物を硬化してなる硬化
物に関するものである。
(従来の技術) 分子鎮末端に加水分解可能な基を有するポリオキシアル
キレンを主材とする室温硬化性組成物についてはすでに
各種のものが知られており(特公昭61−18582号
、特公昭61−29379号、特公昭6118569号
、特公昭50−57393号、特公昭61−36008
号、特公昭62−34763号、特公昭62−3476
4号公報参照)、これらはいずれも空気中の湿分の存在
下にシロキサン結合を生成し、架橋硬化するものである
また、この種の室温硬化性組成物については分子鎮末端
にシラノール基を有するポリオキシアルキレンを主材と
するものも知られており(特開昭55−115448号
、特開昭55−123648号、特開昭55−1251
52号、特開昭55−131050号、特開平2−36
250号公報参照)、これらは1分子中にけい素原子に
に結合した加水分解可能な基を少なくとも2個有するシ
ランまたはその部分加水分解物を架橋剤とし、湿分存在
下で架橋し、シロキサン結合を生成し硬化するものであ
る。
しかして、これらの室温硬化性組成物は主に建築用シー
リング材として用いられているが、目地のジ−ソング材
としては温度ムーブメント、地震、振動、風などの外力
からの防水機能を守るために、硬化後の物性としてモジ
ュラスが低く、伸びの大きいものであることが要求され
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この種の組成物を製造するために使用されるポ
リオキシアルキレン化合物は分子量か5.000位まで
のものは製造可能であるが、この程度の分子量では得ら
れる組成物かモジュラスの高い、伸びの小さいものとな
るために建築用シーリング材としての機能の乏しいもの
で用途が限定されてしまうという不利がある。
そのため、このポリオキシアルキレン化合物については
、分子鎮両末端に不飽和基をもつポリオキシアルキレン
ポリマーに1分子中に2個の艷S i tl基をもつオ
ルガノハイトロジエンポリシロキサンをヒドロシリル化
反応させて高分子量のポリオキシアルキレンポリマーと
する方法も提案されており(特公昭59−25809号
公報参照)、これによれはモジュラスが低く、伸びの大
きいシーリング材を得ることができるけれども、1分子
中に2個の=SiH基を有するオルガノハイドロジエン
ポリシロキサンは高価であり、工業的にこのものを使用
することは実用的でないという欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような不利を解決した室温硬化性組成物お
よびその硬化物に関するものであり、これはイ)主鎖が
本質的に式 %式%(1) [ここにR1は炭素数2〜4の2価炭化水素基、R2は
水素原子またはメチル基、2は炭素数1〜20の非置換
または置換の2価炭化水素基または炭素数1〜2Dのエ
ーテル結合、エステル結合または−N)l−結合を含む
2僅の基、あるいは式 %式%(2) (ここにR3,R4は炭素数1〜6の非置換または置換
1価炭化水素基、R5は炭素数1〜6の2価炭化水素基
または−NH−基を含む炭素数1〜6の2価炭化水素基
、kはO〜50の整数て示される基から選択される基、
nは20〜200の整数]て示されるものて分子鎮末端
に式 %式%(3) (ここにR6は炭素数1〜6の2価炭化水素基または炭
素数1〜6のチオエーテル結合を含む2価の基、R7は
非置換または置換の1価炭化水素基、Xは水酸基、Yは
加水分解性基、a、bは0. 12または3で1≦a+
b≦3である)で示される基を有する、分子鎮末端に水
酸基または加水分解性を有するポリマー100重量部、
口)−数式R’4−cslQe(ここにR8は炭素数1
〜8の1価炭化水素基、Qは加水分解可能な基、Cは3
または4)で示されるオルガノシランまたはその部分加
水分解物1〜20重量部、洞硬化触媒O〜5重量部とか
らなることを特徴とする室温硬化性組成物、およびこの
組成物を硬化してなる硬化物を要旨とするものである。
すなわち、本発明者らは建築用シーリング材として有用
とされる新規な室温硬化性組成物を開発すべく種々検討
した結果、主鎖が上記した式(1)からなるもので、そ
の分子釦末端に上記した式(3)で示される基を有する
ポリマー(イ)に、上記した(口)成分としての一般式
 R84−esIQeで示されるオルガノシランまたは
その部分加水分解物および硬化触媒を添加すると、この
ものが室温で硬化してモジュラスか低く、伸びの大きい
シーリング材となることを見出し、ここに使用する各成
分の製造方法、これらの配合比についての研究を進めて
本発明を完成させた。
以下にこれをさらに詳述する。
(作用) 本発明はモジュラスが低く、伸びの大きいことから建築
用シーリング材として有用とされる室温硬化性組成物お
よびこれを硬化してなる硬化物に関するものである。
本発明の室温硬化性組成物を構成するイ)成分としての
ポリマーは主鎖か木質的に式 0式%(2) て示され、R1かエチレン基、プロピレン基、ブチレン
基などの炭素数2〜4の2個炭化水素基、2か−CH2
−1−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−C
H2CH2CH2CH2CH2−1−CH2CH2CH
2CH2CH2CH2CH2−1−Ca Ha−3CH
2CH(C)1208)−1−CH2(叶)CIICH
(叶) CH2−で例示される炭素数1〜20の非置換
または置換の2価炭化水素基、−CH2C820C)1
2C82CH2−1−CH2C)120CLCToOC
H2、−CH2C00CH2CH20COCH2−1−
CH2COOCH2(CH3)CHOCOClb−なと
て示される炭素数1〜20のエーテル結合またはエステ
ル結合を含む2価の有機基、または−CH2CH2NH
CH2CH2−1−CH2CH2NHCH2CH2NH
CH2Ctl。
て示される一NH−基を含む2価の有機基、あるいは式 %式%(2) て示され、R3、R4がメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基なとのアルキル基、シクロヘキシル基など
のシクロアルキル基、ヒニル基、アリル基などのアルケ
ニル基、フェニル基などのアリール基あるいはこれらの
基の炭素原子に結合している水素原子の一部または全部
をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチル
基、トリフルオロプロピル基、シアンエチル基などから
選択される炭素数1〜6の非置換または置換1価炭化水
素基、R5はエチレン基、プロピレン基、ブチレン基な
どの炭素数1〜6の2価炭化水素基、あるいは  −C
H2C820C(:H2C)+2−、 −CH2C82
0C+(2CH2NHCH2CH2などで示される一N
H−基を含む2価炭化水素基、Aは0〜50の整数であ
るシロキサン含有基から選択するもので、nは20〜2
00の整数であるシロキサン含有基から選択するもので
あり、このものはその分子鎖末端に式 %式%(3) で示され、R6がR1と同様の炭素数1〜6の2価炭化
水素基または−CH2C)125C82C82C)12
−1−CH2CH2CH2S−CH2CH2C)I、−
で示されるチオエーテル結合を含む2価の基、R7が上
記したR3、R4と同様の非置換または置換の1価炭化
水素基、Xが水酸基、Yが同または異なってもよいメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、メト
キシエトキシ基、エトキシエトキシ基等のアルコキシ基
;アセトキシ基、プロピオノキシ基、ブチロキシ基等の
アシロキシ基;プロペニルオキシ基、イソブテニルオキ
シ基等のアルケニルオキシ基、ジメチルケトオキシム基
、メチルエチルケトオキシム基、ジエチルケトオキシム
基、シクロペンタノキシム基、シクロヘキサノキシム基
等のイミノキシ基N−メチルアミノ基、N−エチルアミ
ノ基、N−プロピルアミノ基、N−ブチルアミノ基、N
、  N−ジメチルアミノ基、N、N−ジエチルアミノ
基、シクロへキシルアミノ基等のアミノ基、N−メチル
アセトアミド基、N−エチルアセトアミド基、N−メチ
ルヘンズアミト基等のアミド基N、N−ジメチルアミノ
オキシ基、N、N−ジエチルアミノオキシ基等のアミノ
オキシ基などのような加水分解性基、a、bが0.1.
2または3で1<a+b<3である基を有するものとさ
れる。
このポリオキシアルキレン結合を主とするポリマーは工
業的には分子鎮両末端に不飽和基を有するポリオキシア
ルキレンポリマーを用いて製造することかてぎる。
すなわち、これについてはまず−数式 %式%(4) (ここてmはO〜4の整数)で示される分子鎖両末端に
不飽和基を有するポリオキシアルキレンポリマーに一般
式 %式%(5) て示されるオルガノシランをヒドロシリル化反応で付加
反応させて、片末端に不飽和基と加水分解可能な基を有
する下記の式で示されるポリマーを合成する。
(X)−(Y)bsj(C)12)−20(R’0)、
C0CR’−CH2””・・(6)この反応は公知の方
法で行えはよく、したかってこれには上記した式(4)
で示されるポリオキシアルキレンポリマーと式(5)で
示されるオルガノシランとの合計量に対して白金金属と
して0.1〜1.000 ppm 、好ましくはl 〜
1100ppの付加反応用白金触媒、例えは微粉末白金
、塩化白金酸、塩化白金酸−オレフィン錯体、塩化白金
酸−ヒニルシロキサン錯体などを添加し、必要に応し添
加されるトリエン、キシレンなどの溶剤の存在下に60
〜200℃で0.5〜5時間程度加熱反応させればよい
このようにして得られた上記式(6)て示されるポリオ
キシアルキレンポリマーはついて一般式%式%(7) (2は前記のとおり)で示される1分子中に2個の1級
アミノ基を有する化合物と化学反応させれば一般式 %式% で示される分子鎖末端に水酸基または加水分解基を有す
る、本発明におけるイ)成分としてのポリオキシアルキ
レン結合を主とするポリマーを得ることかてきる。
なお、ここに使用される前記−数式(7)で示されるア
ミノ基含有化合物としては式 8式% FC)12)。N)12などが例示される。
また、この本発明で使用されるイ)成分としてのポリマ
ーの合成は前記した一般式(4)で示される分子鎖両末
端に不飽和基、例えば(ビニル基)を有するポリオキシ
アルキレンポリマーと、上記した一般式(7)で示され
る1分子中に2個の1級アミノ基を含有する化合物とを
予め反応させて一般式 %式% て示される両末端に不飽和基をも一つポリマーを合成し
たのち、これに−数式 %式%(9) て示され、R9が炭素数1〜6の2価炭化水素基、dは
Oまたは1であるメルカプト基含有オルガノシランとを
ラジカル形成触媒を用いて反応させることによフて得る
ことができるが、この反応はベンゾイルパーオキサイド
、ビス(2,4−シクロロヘンゾイル)パーオキサイド
、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2.5−ジメチル−
ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、t−プチルパーヘ
ンゾエート、t−ブチルパーオキシイソプロビルカーボ
ネート、ジクミルパーオキサイドなどの過酸化物、過硫
酸アンモンニウム、N、N−ビスイソブチロニトリルな
どの過硫酸塩、ジアゾ化合物などからなるラジカル形成
触媒らるいはアルカリ金属アルコキシドのようなアルカ
リ触媒を上記した(6)で示されるポリオキシアルキレ
ンポリマー100重量部当り0.01〜5重量部、特に
は0.05〜3重量部添加し、30〜150℃の温度で
5分〜5時間程度加熱反応させればよいが、この場合に
は赤外線、紫外線、X線、α線、β線などを照射しても
よい。
このようにして作られるイ)成分としてのポリマーとし
ては下記のもの、 (Cf(30) 3SiC3H6SC3H60E CH
3CN (CHs) O] ao−C0CHCHsCH
zNHCH2CHzNHC’thCHCHsCrJO−
[CH3CN (CH3) Oコ aocJ6scJ6
scsHssi (OCH3) 3、(CH30) 3
sic 3Hasc 3Hao  [CH2C)l (
CH3)0  コ 。。
C0CHCIbCH2NHCH2CH2N)lc82G
HzNH(:82C1(CtbCOO−[CH3CN 
(CH3) 0 ] aocsHsscsHssi (
OCH3) s、(C)lsO)3sic3H6sc3
Hao [CH3CN(CH3)−0] ao−COC
)IcHs C1(2NHCH2C00CH2CH20
COCH2NHCH2CHC)h COO[CH3CN
  (CH3) 0] a。C3H3SC3H6Si 
(OCH3) 3、(CH30) 3sic3)1aS
C3)1aO[CH3CN (CH3) 0 ] a。
−COCHC83G)+2NHc3H6(CH3) 2
siO[(CH3) 2siOコ 、。−5i(Clh
)2C3HsN)ICH2CHCH3COO[(:82
CH(CH3)O] a。
−C3H6SC3H6Si (OCH3) 3が例示さ
れるが、これらは始発材としての一般式(4)で示され
る不飽和基含有ポリオキシアルキレン化合物が工業的に
比較的容易に分子量が約JOOOまでのものを製造する
ことができるので、分子量の大きいものとすることかで
き、したがってこれを使用した本発明の室温硬化性組成
物にはモジュラスか低く、伸びの大きいシーリング材を
与えるという有利性が与えられる。
また、本発明の室温硬化性組成物を構成する口)成分と
してのオルガノシランは一般式R84−cs+Qcで示
され、R8が83、R4と同様の非置換又は置換の1個
炭化水素基、Qが×、Yと同様の加水分解可能な基、C
が3または4であるオルガノシラン、例えばメチルトリ
メトキシシラン、メチルトリ(メチルエチルケトオキシ
ム)シラン、メチルトリフロビニルオキシシラン、メチ
ルトリアセトキシシランおよびこれらのシラン化合物の
メチル基をビニル基、フェニル基、トルフルオロプロピ
ル基などに変えたシラン、さらにはこれらの部分加水分
解物などが例示されるが、このものの添加量は前記イ)
成分としてのポリマー 100重量部に対して1重量部
未満ては本発明の室温硬化性組成物の保存安定性が悪い
ものとなり、20重量部より多い量とすると本発明の硬
化物が硬くなりすきたり、又経済的にも不利となるので
、1〜20重量部の範囲とする必要があるが、この好ま
しい範囲は2〜10重量部とされる。
さらに本発明の室温硬化性組成物を構成するハ)成分と
しての硬化触媒は公知のものでよく、これにはナフテン
酸すず、カプリル酸すず、オレイン酸すずのようなすず
カルボン酸塩、ジブチルすずジアセテート、ジブチルす
ずジアセテート、ジブチルすずジラウレート、ジブチル
すずジラレ−ト、ジフェニルすずジアセテート、ジブチ
ルすずオキサイド、ジブチルすずジメトキシド、ジブチ
ルビス(トリエトキシシロキシ)すす、ジブチルすずジ
ベンジルマレートなどのすず化合物、テトライソプロポ
キシチタン、テトラnブトキシチタン、テトラキス(2
−エチルヘキソキシ)チタン、ジプロポキシビス(アセ
チルアセトナ)チタン、チタニウムイソブロボキシオク
チレノグルコールなどのチタン酸エステルまたはチタン
キレート化合物などが例示される。この触媒は上記した
イ)成分と口)成分とからなる組成物の硬化を促進させ
るためのものであり、これは場合によっては使用しなく
てもよいが、通常は硬化を促進させるたために上記した
イ)成分としてのポリマー 100重量部に対して5重
量部以下、特には1重量部以下の範囲で使用することが
よい。
なお、この触媒についてはその活性を高めるためにオク
チルアミン、ラウリルアミンなどのアミン類、イミダシ
リン、テトラハイトロピリミジン、1.8−ジアザ−ビ
シクロ(5,4,0)ウンデセン−7(DBU)などの
環式アミジン、グアニジンなどの超強塩基、テトラメチ
ルグアニジルプロピルトリメトキシシラ、テトラメチル
グアニジルプロビルジメトキシシラン、テトラメチルグ
アニジルプロビルトリス(トリメチルシロキシ)シラン
などのグアニジル基含有シランおよびその部分加水分解
物やグアニジル基含有シロキサンなどを併用してもよい
本発明の室温硬化性組成物は上記したイ)、口)、八)
成分の所定量を均一に混合することによって得ることが
できるが、これには必要に応し架橋剤としてプロペニル
オキシ基を含むシランやその部分加水分解物を添加して
もよく、これにはまたその補強または増量を目的として
充填剤を配合してもヨイ。この充填剤は公知のものでよ
く、したがってことにはとュームトシリカ、焼成シリカ
、沈降シリカ、粉砕シソ力、熔融シリカ粉末、けいそう
土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バリウム、酸
化マグネシウムなどの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、炭酸亜鉛などの金属炭酸塩、水酸化セ
リウム、水酸化アルミニウムなどの金属水酸化物、ガラ
ス繊維、ガラスウール、カーボンブラック、微細マイカ
、アスベストあるいはこれらの表面をシランなとで疎水
化処理したものなどが例示される。
また、この組成物にはさらに必要に応しポリエチレング
リコールおよびその話導体な−どのチクソトロピー性付
与剤、顔料、染料、老化防止剤、酸化防止剤、帯電防止
剤、酸化アンチモン、塩化パラフィンなどの難燃剤、窒
化はう素、酸化アルミニウムなどの熱伝導性改良剤など
を加えることは任意とされるし、接着性付与剤としてア
ミノ基、エポキシ基、メルカプト基などのような反応性
有機基を有する有機けい素化合物、いわゆるシランカッ
プリング剤など従来公知の各種添加剤を添加してもよい
なお、本発明の室温硬化性組成物を建築用シリング材と
して使用するためにはこれをそのまま基本に塗布すれば
よいが、使用時の便宜性のためにはこれをトルエン、キ
シレン、石油エーテルなどの炭化水素系溶剤、ケトン類
、エステル類なとの溶剤で希釈してもよく、ざらには可
望剤、タレ防止剤、公知の防汚剤、防腐剤、殺菌剤、殺
黴剤などを配合してもよい。
(実施例) つきに本発明で使用されるイ)成分としてのポリマーの
合成例、および本発明の実施例、比較例をあげる。
合成例1 式 CH2=CHCH2O[CH3CN (CH3)0
 ] 80COC(CH3)−CH2で示される分子鎮
両末端がビニル基で封鎖されているポリオキシアルキレ
ンポリマー477gにトルエン300gを添加し、トル
エン還流温度下に1時間脱水処理を行ったのち、これに
式 %式% て示されるアミノ基含有化合物3.0gを加え、100
℃で3時間反応させ、ついてこれに式 8式%) て示されるメルカプト基含有アルコキシシラン19.6
gならびに触媒としてのN、N−ビスイソブチロニトリ
ルlOgを加え、 100〜110℃で3時間反応させ
、 100℃、10mmHgの条件下で2時間ストリッ
プを行なったところ、25℃における粘度が12.00
0cSである液体が得られたが、このものは式8式% ] で示されるポリマー(以下ポリマー■と略記する)てあ
った。
合成例2〜4 上記した合成例】において使用したアミノ基含有化合物 H2NC)12C)12111)12 3.0gの代わりに al  H2NC82C)IJl(CH2Cl(J)1
25.2g、b)  H2NCH2C00CH2CH2
0COCH2NH28,8g、c)  H2NC3Ha
(CH3)2sjo  [(CH3)25io  ] 
 to−5i (CH3) 2  C3H6NH249
,4gを使用したほかは合成例1と同様に反応させたと
ころ、下記の3種のポリマーが得られた。
ポリマーI+ (CH30)3  SiC3H6SC3HaO[CH3
CN(CH3)Oコ 。。−COCHCH3CH2NH
CH2CH2NHCt(2CH2CHCH3COO−[
CH3CN (C)13)0 ] a。C3H6SC3
H6Si  (OCH3)3 、ポリマーII+ (CH30) s 5iC3HaSC3HaO[CH2
C)l (CH3) O] ao−COC1(CH3C
H2NHCH2COOCH2CH20COCH2NHC
H2CHCH3COO−[CH3CN (CH3)0 
] a。C3H6SC3HaSi (OCH3)!、ポ
リマー■ (CHaO) 3  SiC3HaSC3HaO[CH
3CN (CH3) Oコ ao−COC)lCH3C
H2NHC3H6(CH3) 2siO[(CH3) 
>SiO] +。−5i (CH3) 2C3)18N
HC)12cl(C)+3cOO[CH3CN (CH
3)0 ] ao−C3)+6SC3H8(C;83)
 3合成例5〜7 合成例1で使用した分子顛末端がビニル基で封顧されて
いるポリオキシアルキレンボッマーを合成例1と同様に
脱水処理したのち、この477gに触媒として塩化白金
酸の05%イソプロパツール溶液05gを加え、80℃
に加温し、これにメチルジメトキシシラン10.6gを
徐々に滴下し、80〜90tてさらに2時間反応させ、
その後冷却して温度を25℃としたのち、これに下記3
種のアミノ基含有化合物cl)、e)、f) d)H2NCH2CH20CH2C)12N)I2,5
.2g、e) HJCHzCOOCH2CToOCOC
H2NH28、Bg、f)H2NC3Ha (CH3)
 2510  [(CH3) 2siOコ 、。
Si (CH3) 2C3H6NH249,4gを添加
し、100℃で3時間反応させたところ、下記の3種の
ポリマーが得られた。
ポリマー■ (CH30) 2 (CH3) 5iC3H60[CH
2CH(CH3)0  ] ao−CDCHCH3CH
zNHCH2CH20CH2CH2NHCH2CHCH
3COD[CH2CH(CH3)O] aoCJsSi
(CHs) (OCH3)2、ポリマー■ (CH30) 2 (CH3)5jC3H60[CH2
CH(C1(3)O] 80COCHCH3CH2N1
(C)12C(IOC)12C)12(ICDC)I2
NHC)12CHC)13COCJ6D−[CH2CH
(Cfls)O] aoc31(6si (C)+3)
 (OCH3)2、ポリマー■ (CH30) 2 (CH3) 5iC3HaO[CH
2CH(CH3) O] ao−COCHCH3CH2
NHC3H6(CH3) 2sio   [(CH3)
 、siOコ 、。
5i(CH3)2c3HsN)ICHzCHCHsCO
CsH60[CH2CH2性付与剤O:l 8(+C+
HsSi (CH3) (CH30) 2合成例8 合成例1で使用した分子鎮末端がビニル基で封鎖されて
いるポリオキシアルキレンポリマーを合成例1と同様に
脱水処理したのち、この474gに式H5CH2CH7
CH2Si (OCH3) 3て示されるメルカプ1−
基含有オルガノシラン392gと触媒としてのN、  
Nビスイソブチロニトリル10gを加え100〜110
℃で3時間反応させ、ついて100℃、10mmHgの
条件下で2時間ストリップしたところ、25℃における
粘度か1,200cSである7夜体か得られたか、この
ものは下記の式て示されるものてあった(以下これをポ
リマー■と略記する)。
(CH30) 2sic3■ssc:+1I60 [C
H2C)l (CH3)l1l ] aoc3)16S
C3H6Si (OCH3) s 合成例9 合成例1で使用した分子鎮末端がビニル基て封鎖されて
いるポリオキシアルキレンポリマーを合成例1と同様に
脱水処理したのち、この474gに触媒としての塩化白
金酸の0.5%インプロパツール溶液0.5gを加えて
80℃に加温し、これにメチルジメトキシシラン21.
2gを徐々に滴下し、80〜90℃で2時間反応させ、
ついて100℃、10mm)Igの条件下で2時間スト
リップしたところ、25℃における粘度が3,0OOc
Sである液体が得られ、このものは式 %式% で示されるもの(以下ポリマー■と略記する)であった
実施例1〜7、比較例1〜2 合成例1〜9て得られたポリマーI〜IX 800g、
ジオクチルフタレート200g、沈降性炭酸カルシウム
l、000gを三木ロールで混合してヘースコンバウン
トを作り、このヘースコンパウンド200gに対してメ
チルトリメトキシシラン5g、触媒としてのジブチルす
ずジラウレート1g、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン トリメトキシシラン1gを加え、よく混合して成型の室
温硬化性組成物を製造した。
ついで、この組成物を厚さ2mmのシートに成形し、2
0℃、60%RHの雰囲気に7日間放置して硬化させ、
このものの物性(硬度、引張り強さ、伸び)をJIS−
に−6301に準した方法で調へたところ、第1表に記
載した結果が得られた。
つぎに、この組成物から第1図に示したようなJIS−
A−5758のH型ブロックを作製すると共に、被着体
として厚さ5mmのガラスを用い、23℃、相対温度5
5%の環境下に7日間放置し、さらに30℃で7日間放
置して硬化させ、このものについて引張り試験を行なっ
てそのものの50%モジュラス、最大引張り強さ、最大
伸びを測定したところ、第1表に併記したとおりの結果
が得られた。
(発明の効果) 本発明は建築用シーリング材なととして好適とされる室
温硬化性組成物に関するものであり、これは前記したよ
うにイ)主鎖が本質的に式%式% れ、その分子鎖末端に式(X) a (Y) bsl 
(R6) R’3− (B。b。
で示される基を有するポリマー、口)−数式R’4−e
S iQeで示されるオルガノシランまたはその部分加
水分解、八)硬化触媒とからなるものであるが、このも
のは室温で空気中の湿分によって硬化し、このものはモ
ジュラスが低く、伸びも大きいことから建築用のシーリ
ング材として特に有用とされるという有利性を与えるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における引張り試験において、モジュラ
ス、引張り強さ、伸びを測定するためのH型ブロックの
斜視図を示したものである。 特許出願人 侶越化字工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イ)主鎖が本質的に式 −O(R^1O)_nCOCR^2CH_2NHZNH
    CH_2CR^2CO(OR^1)_nO−[ここにR
    ^1は炭素数2〜4の2価炭化水素基、R^2は水素原
    子またはメチル基、Zは炭素数1〜20の非置換または
    置換2価炭化水素基、炭素数1〜20のエーテル結合、
    エステル結合または−NH−結合を含む2価の有機基、
    あるいは式 −R^5R^3R^4SiO(R^2R^3SiO)_
    lSiR^4R^3R^5−(ここにR^3、R^4は
    炭素数1〜6の非置換または置換1価炭化水素基、R^
    5は炭素数1〜6の2価炭化水素基または−NH−基を
    含む炭素数1〜6の2価炭化水素基、lは0〜50の整
    数)で示される基から選択される基、nは20〜200
    の整数]で示されるもので、分子鎖末端に式 (X)_a(X)_bSi(R^6)R^7_3_−_
    (_a_+_b_)(ここにR^6は炭素数1〜6の2
    価炭化水素基または炭素数1〜6のチオエーテル結合を
    含む2価の基、R^7は非置換または置換1価炭化水素
    基、Xは水酸基、Yは加水分解性基、a、bは0、1、
    2または3で1≦a+b≦3である)で示される基を有
    する、分子鎖末端に水酸基または加水分解性基を有する
    ポリマー 100重量部、 ロ)一般式R^8_4_−_cSiQ_c(ここにR^
    8は炭素数1〜8の1価炭化水素基、Qは加水分解可能
    な基、cは3または4)で示されるオルガノシランまた
    はその部分加水分解物1〜20重量部、 ハ)硬化触媒0〜5重量部 とからなることを特徴とする室温硬化性組成物。 2、請求項1に記載の組成物を硬化してなる硬化物。
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