JPH0489008A - 座席用ばね構造体 - Google Patents
座席用ばね構造体Info
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- JPH0489008A JPH0489008A JP20129790A JP20129790A JPH0489008A JP H0489008 A JPH0489008 A JP H0489008A JP 20129790 A JP20129790 A JP 20129790A JP 20129790 A JP20129790 A JP 20129790A JP H0489008 A JPH0489008 A JP H0489008A
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Landscapes
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば自動車用シートの座部や背もたれ等に
利用される座席用ばね構造体に関する。
利用される座席用ばね構造体に関する。
[従来の技術]
自動車等の乗り動用シートにおいて、圧縮コイルばねに
よって着座面を弾性的に支持するようにしたものが知ら
れている。従来のこの種のばね構造体は、フレームと、
パッドと、このパッドとフレームとの間に設けられた上
記コイルばね等を備えて構成されており、着座面の下に
上記コイルばねを配置する構成となっていた。
よって着座面を弾性的に支持するようにしたものが知ら
れている。従来のこの種のばね構造体は、フレームと、
パッドと、このパッドとフレームとの間に設けられた上
記コイルばね等を備えて構成されており、着座面の下に
上記コイルばねを配置する構成となっていた。
[発明が解決しようとする課題]
上述した従来の座席用ばね構造体は、上記コイルばねを
取付けるためにフレームの中央部にばね取付は用のブラ
ケットを設け、このブラケットとパッドとの間に上記コ
イルばねを収容している。
取付けるためにフレームの中央部にばね取付は用のブラ
ケットを設け、このブラケットとパッドとの間に上記コ
イルばねを収容している。
このため、コイルばねの軸方向長さ(ばねの高さ)が直
接ばね構造体の厚み方向の寸法に影響し、薄形化を図る
ことに困難を伴っていた。
接ばね構造体の厚み方向の寸法に影響し、薄形化を図る
ことに困難を伴っていた。
従って本発明の目的は、着座荷重を支える圧縮コイルば
ねが使われていながらも厚み方向の寸法を小さくするこ
とができ、薄形化が可能な座席用ばね構造体を提供する
ことにある。
ねが使われていながらも厚み方向の寸法を小さくするこ
とができ、薄形化が可能な座席用ばね構造体を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を果たすために本発明者が開発した座席用ばね
構造体は、左右にばね受け部を有するフレームと、上記
フレームと離間対向して設けられかつ幅方向中央に位置
する座面部およびこの座面部の左右両側に位置して上記
フレームから離れる方向に曲がる一対のウィング部を有
するパッド支持体と、上記パッド支持体の厚み方向に重
合される弾性材料からなるパッドと、上記パッド支持体
の各ウィング部もしくはウィング部近傍と上記フレーム
の各ばね受け部との間に複数個配置されていて上記パッ
ド支持体を弾性的に支持するとともに上記パッド支持体
の座面部の裏面側にばね無し空間を生じさせる圧縮コイ
ルばねとを具備している。
構造体は、左右にばね受け部を有するフレームと、上記
フレームと離間対向して設けられかつ幅方向中央に位置
する座面部およびこの座面部の左右両側に位置して上記
フレームから離れる方向に曲がる一対のウィング部を有
するパッド支持体と、上記パッド支持体の厚み方向に重
合される弾性材料からなるパッドと、上記パッド支持体
の各ウィング部もしくはウィング部近傍と上記フレーム
の各ばね受け部との間に複数個配置されていて上記パッ
ド支持体を弾性的に支持するとともに上記パッド支持体
の座面部の裏面側にばね無し空間を生じさせる圧縮コイ
ルばねとを具備している。
[作用]
本発明の座席用ばね構造体において、パッド上に負荷さ
れる着座荷重は、ある程度の面剛性を発揮するパッド支
持体をパッドと一緒に撓ませながら、コイルばねを圧縮
する方向に作用する。このコイルばねは、パッド支持体
のウィング部の裏面側のみに設けられており、パッド支
持体の座面部とフレームとの間にはばねが設けられてい
ないため、このばね無し空間を可及的狭くすることによ
って、当該ばね構造体を薄形化できる。
れる着座荷重は、ある程度の面剛性を発揮するパッド支
持体をパッドと一緒に撓ませながら、コイルばねを圧縮
する方向に作用する。このコイルばねは、パッド支持体
のウィング部の裏面側のみに設けられており、パッド支
持体の座面部とフレームとの間にはばねが設けられてい
ないため、このばね無し空間を可及的狭くすることによ
って、当該ばね構造体を薄形化できる。
本発明のばね構造体は、適度な厚みをもつパットと、面
剛性を有するパッド支持体と、このパッド支持体のウィ
ング部に配されたコイルばね等が共働することにより、
良好なりッション性が発揮される。
剛性を有するパッド支持体と、このパッド支持体のウィ
ング部に配されたコイルばね等が共働することにより、
良好なりッション性が発揮される。
[実施例]
以下にこの発明の一実施例について、第1図および第2
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
本実施例の座席用ばね構造体1に使われているフレーム
2は、その平面視において矩形枠状をなしている。すな
わちこのフレーム2は、左右両側に位置する一対の側枠
3,4と、これら側枠34をつなく前枠5および後枠6
を備えて構成され、側枠3.4間に開口部7が設けられ
ている。フレーム2の材料は金属であるが、場合によっ
ては繊維強化プラスチック(FRP)が使われてもよい
。
2は、その平面視において矩形枠状をなしている。すな
わちこのフレーム2は、左右両側に位置する一対の側枠
3,4と、これら側枠34をつなく前枠5および後枠6
を備えて構成され、側枠3.4間に開口部7が設けられ
ている。フレーム2の材料は金属であるが、場合によっ
ては繊維強化プラスチック(FRP)が使われてもよい
。
また、フレーム2の全周にわたって、立上がり縁8が設
けられており、曲げやねじり等に対する強度が高められ
ている。側枠3,4の上面側は、ばね受け部9,10と
して使われる。
けられており、曲げやねじり等に対する強度が高められ
ている。側枠3,4の上面側は、ばね受け部9,10と
して使われる。
上記フレーム2の上方に離間対向して、パッド支持体1
1か配置される。本実施例のパッド支持体11はパネル
状をなしており、幅方向中央に位置する座面部12と、
この座面部12の左右両側に位置するウィング部13.
14とからなる。座面部12は、人間が着座した時の尻
の形状に沿うような曲面形状に成形されている。ウィン
グ部13.14は、フレーム2から離れる方向、すなわ
ちこの図示例では上方に斜めに張り出すような形状をな
している。パッド支持体11の材料としては、金属また
はFRP等の樹脂か適しており、いずれにしても面剛性
を有するとともにある程度撓むことのできるような適度
な弾性を有するブレートが採用される。
1か配置される。本実施例のパッド支持体11はパネル
状をなしており、幅方向中央に位置する座面部12と、
この座面部12の左右両側に位置するウィング部13.
14とからなる。座面部12は、人間が着座した時の尻
の形状に沿うような曲面形状に成形されている。ウィン
グ部13.14は、フレーム2から離れる方向、すなわ
ちこの図示例では上方に斜めに張り出すような形状をな
している。パッド支持体11の材料としては、金属また
はFRP等の樹脂か適しており、いずれにしても面剛性
を有するとともにある程度撓むことのできるような適度
な弾性を有するブレートが採用される。
パッド支持体11の厚み方向、すなわちこの図示例では
上面側に、適宜厚みのパッド15が重合される。このパ
ッド15は、例えばウレタンフォム等の合成樹脂発泡体
や、合成繊維を樹脂バインダで結合したものなどの弾性
材料が使われる。パット15の形状はパッド支持体11
の形状におおむね対応している。すなわちこのパッド1
5は、着座者の尻が乗る着座主部16と、左右一対のサ
イドサポート部17.18を備えている。
上面側に、適宜厚みのパッド15が重合される。このパ
ッド15は、例えばウレタンフォム等の合成樹脂発泡体
や、合成繊維を樹脂バインダで結合したものなどの弾性
材料が使われる。パット15の形状はパッド支持体11
の形状におおむね対応している。すなわちこのパッド1
5は、着座者の尻が乗る着座主部16と、左右一対のサ
イドサポート部17.18を備えている。
フレーム2のばね受け部9,10とウィング部1314
との間に、それぞれ複数(図示例では片側4個ずつ)の
圧縮コイルばね20か設けられている。各コイルばね2
0は、ばね受け部9゜10の長手方向に沿って配列され
ている。図示例のコイルばね20は円錐形コイルばねて
あり、その大径部21を上を向けた姿勢で、小径部22
か適宜の固定手段によってばね受け部9,10に固定さ
れている。
との間に、それぞれ複数(図示例では片側4個ずつ)の
圧縮コイルばね20か設けられている。各コイルばね2
0は、ばね受け部9゜10の長手方向に沿って配列され
ている。図示例のコイルばね20は円錐形コイルばねて
あり、その大径部21を上を向けた姿勢で、小径部22
か適宜の固定手段によってばね受け部9,10に固定さ
れている。
第2図に例示されるように、コイルばね20の大径部2
1は、ウィング部13.14の下面に設けられたばね座
23によって支持される。但し、コイルばね20の上端
圧巻形状を工夫することによって、ばね座23を設ける
ことなく、ウィング部13.14に支持させることも可
能である。
1は、ウィング部13.14の下面に設けられたばね座
23によって支持される。但し、コイルばね20の上端
圧巻形状を工夫することによって、ばね座23を設ける
ことなく、ウィング部13.14に支持させることも可
能である。
上記コイルばね20によって、パッド支持体11はフレ
ーム2の上に浮き上がった状態で弾性的に支持され、パ
ッド支持体11の座面部12とフレーム2との間に、ば
ねの無い空間25が確保される。
ーム2の上に浮き上がった状態で弾性的に支持され、パ
ッド支持体11の座面部12とフレーム2との間に、ば
ねの無い空間25が確保される。
上記構成の座席用ばね構造体1は、着座時にパッド15
の上から荷重か負荷されると、荷重によってパッド15
が撓むとともに、パッド支持体1]もある程度撓み、更
にコイルばね20か圧縮される方向に撓むことにより、
着座荷重か弾性的に支持される。
の上から荷重か負荷されると、荷重によってパッド15
が撓むとともに、パッド支持体1]もある程度撓み、更
にコイルばね20か圧縮される方向に撓むことにより、
着座荷重か弾性的に支持される。
本実施例のばね構造体1によれば、パッド支持体]1の
ウィング部13.14の下にコイルばね20を配置して
おり、座面部12の下にはばねを設けないようにしてい
るため、座面部12の下面側に必要なスペースが従来装
置に比較して狭くてすむ。しかもフレーム2の中央に大
きな開口部7を設けることができるため、フレーム構造
の簡略化と軽量化にも寄与できる。
ウィング部13.14の下にコイルばね20を配置して
おり、座面部12の下にはばねを設けないようにしてい
るため、座面部12の下面側に必要なスペースが従来装
置に比較して狭くてすむ。しかもフレーム2の中央に大
きな開口部7を設けることができるため、フレーム構造
の簡略化と軽量化にも寄与できる。
なお、第3図に示されるように、前記コイルばね20を
発泡ウレタン等の合成樹脂発泡体30に埋設させること
により、振動の減衰性を高めるようにしてもよい。
発泡ウレタン等の合成樹脂発泡体30に埋設させること
により、振動の減衰性を高めるようにしてもよい。
第4図は、ワイヤを組合わせたパッド支持体31の例で
ある。二のパッド支持体31は、バット支持体31の全
周にわたる上枠線32と、ジグザグ状に成形された複数
列のフォームドワイヤ33とからなり、前述したパネル
状パッド支持体]1と同様に、適度な面剛性を発揮でき
るようにしである。上枠線32は、例えば矩形断面の鋼
製ワイヤからなる。フォームドワイヤ33は、例えば円
形断面の鋼製ワイヤからなり、その両端部は上枠線32
に固定されている。このパッド支持体31も、幅方向中
央の座面部34と、この座面部34の両側に斜めに立上
がるウィング部35゜36とを備えている。
ある。二のパッド支持体31は、バット支持体31の全
周にわたる上枠線32と、ジグザグ状に成形された複数
列のフォームドワイヤ33とからなり、前述したパネル
状パッド支持体]1と同様に、適度な面剛性を発揮でき
るようにしである。上枠線32は、例えば矩形断面の鋼
製ワイヤからなる。フォームドワイヤ33は、例えば円
形断面の鋼製ワイヤからなり、その両端部は上枠線32
に固定されている。このパッド支持体31も、幅方向中
央の座面部34と、この座面部34の両側に斜めに立上
がるウィング部35゜36とを備えている。
第5図に示された実施例は、各コイルばね20の外側を
囲むようにして、平角ワイヤなどからなる補強材40を
めぐらせている。この補強材40の両端41.42はフ
レーム2に固定され、補強材40の長手方向中間部43
は前述したパッド支持体11(または31)に固定され
る。このような構成により、横方向への揺動が抑制され
る。
囲むようにして、平角ワイヤなどからなる補強材40を
めぐらせている。この補強材40の両端41.42はフ
レーム2に固定され、補強材40の長手方向中間部43
は前述したパッド支持体11(または31)に固定され
る。このような構成により、横方向への揺動が抑制され
る。
第6図に示された実施例の圧縮コイルばね45゜46は
、それぞれコイルばね45,46の軸と直交する方向の
断面が矩形となるようにコイリングされている。例えば
、長辺側の寸法AI、Blを、短辺側の寸法A2.B2
に対して、1.2ないし2倍程度大きくしである。この
ような形状のコイルばね45,46は、長辺に沿う方向
への曲げに対する剛性か高まるため、図示例のようなば
ね配置にすることにより、前サイド部においては横方向
の荷重に対する揺動を抑制でき、それ以外の部位では前
後方向の揺動を抑制できる。
、それぞれコイルばね45,46の軸と直交する方向の
断面が矩形となるようにコイリングされている。例えば
、長辺側の寸法AI、Blを、短辺側の寸法A2.B2
に対して、1.2ないし2倍程度大きくしである。この
ような形状のコイルばね45,46は、長辺に沿う方向
への曲げに対する剛性か高まるため、図示例のようなば
ね配置にすることにより、前サイド部においては横方向
の荷重に対する揺動を抑制でき、それ以外の部位では前
後方向の揺動を抑制できる。
第7図に示された実施例は、コイルばね20にリテーナ
47を取付け、このリテーナ47によって予めコイルば
ね20を圧縮させた状態にしておく。従って、上下方向
の寸法を更に薄くすることができる。
47を取付け、このリテーナ47によって予めコイルば
ね20を圧縮させた状態にしておく。従って、上下方向
の寸法を更に薄くすることができる。
第8図に示された。実施例は、円錐形コイルばね20を
斜めに設けた例である。言い換えると、この実施例のコ
イルばね20は、その軸線がパッド支持体11のウィン
グ部13.14に対しておおむね垂直方向にセットされ
る。このため、特に、前サイド部に適用された場合に、
ウィング部13゜14の横方向に加わる荷重に対し、コ
イルばね20の軸線方向が荷重の入力方向となるため、
コイルばね20を軸線方向に撓ませることができ、前サ
イド部が横方向に揺動することを抑制する効果かある。
斜めに設けた例である。言い換えると、この実施例のコ
イルばね20は、その軸線がパッド支持体11のウィン
グ部13.14に対しておおむね垂直方向にセットされ
る。このため、特に、前サイド部に適用された場合に、
ウィング部13゜14の横方向に加わる荷重に対し、コ
イルばね20の軸線方向が荷重の入力方向となるため、
コイルばね20を軸線方向に撓ませることができ、前サ
イド部が横方向に揺動することを抑制する効果かある。
第9図および第10図は、円錐形コイルばね20の大径
部21を下に向けてフレーム2に取付けた例である。こ
の場合、第10図に示すようにウィング部13.14の
下側スペースに小径部22が収まるため、小径部22を
下に向けて配置する場合に比べて、バッド支持体11の
座面部12とフレーム2との間のばね無し空間の高さH
が挟まり、薄形化を図る上で更に有効である。
部21を下に向けてフレーム2に取付けた例である。こ
の場合、第10図に示すようにウィング部13.14の
下側スペースに小径部22が収まるため、小径部22を
下に向けて配置する場合に比べて、バッド支持体11の
座面部12とフレーム2との間のばね無し空間の高さH
が挟まり、薄形化を図る上で更に有効である。
次に、第11図と第12図に示された実施例について説
明する。この図示例は、いわゆる圧縮カバーリングに用
いるばね構造体1と表皮アセンブリ50を示している。
明する。この図示例は、いわゆる圧縮カバーリングに用
いるばね構造体1と表皮アセンブリ50を示している。
なお、この実施例において、前記各実施例と共通する部
位には共通の符号を付して説明を省略する。
位には共通の符号を付して説明を省略する。
第11図に示されるように、表皮アセンブリ50は、所
定形状に縫製された表皮51の裏側に、左右−列ずつの
適宜数の圧縮用ベルト52を備えている。このベルト5
2に、吊込み袋53と、フック状の樹脂ファスナ54を
設けている。吊込み袋53にはワイヤ55が挿通させら
れる。また、表皮51の両サイド部56の裏面側に、そ
れぞれ吊込み袋57と、フック状の樹脂ファスナ58が
設けられている。吊込み袋57に、ワイヤ59か挿通さ
れる。バッド15に、上記ベルト52を挿通させるため
の貫通孔61か設けられている。フレーム2には、上記
ファスナ54.58を引っ掛けるためのフック状の係止
部62.63が設けられている。
定形状に縫製された表皮51の裏側に、左右−列ずつの
適宜数の圧縮用ベルト52を備えている。このベルト5
2に、吊込み袋53と、フック状の樹脂ファスナ54を
設けている。吊込み袋53にはワイヤ55が挿通させら
れる。また、表皮51の両サイド部56の裏面側に、そ
れぞれ吊込み袋57と、フック状の樹脂ファスナ58が
設けられている。吊込み袋57に、ワイヤ59か挿通さ
れる。バッド15に、上記ベルト52を挿通させるため
の貫通孔61か設けられている。フレーム2には、上記
ファスナ54.58を引っ掛けるためのフック状の係止
部62.63が設けられている。
第12図に示されるように、バッド15の貫通孔61に
ベルト52を通し、バッド15の裏側において吊込み袋
53にワイヤ55を挿通させるとともに、・Cリング6
5等の適宜の固定部品によって、ワイヤ55をパッド支
持体31のワイヤ33に固定する。また、両サイド部5
6の吊込み袋57に挿通されているワイヤ59を、Cリ
ング66等の適宜の固定部品によって、パッド支持体3
1の上枠線32に固定する。ベルト52はワイヤ33の
間を通して下方に引き出す。そして表皮51のサイド部
56とベルト52を引っ張った状態で、ファスナ54.
58をフレーム2の係止部62.63に引っ掛ける。こ
うすることにより、外観形状(座面形状)を損なわずに
圧縮カバーリングを実施できる。
ベルト52を通し、バッド15の裏側において吊込み袋
53にワイヤ55を挿通させるとともに、・Cリング6
5等の適宜の固定部品によって、ワイヤ55をパッド支
持体31のワイヤ33に固定する。また、両サイド部5
6の吊込み袋57に挿通されているワイヤ59を、Cリ
ング66等の適宜の固定部品によって、パッド支持体3
1の上枠線32に固定する。ベルト52はワイヤ33の
間を通して下方に引き出す。そして表皮51のサイド部
56とベルト52を引っ張った状態で、ファスナ54.
58をフレーム2の係止部62.63に引っ掛ける。こ
うすることにより、外観形状(座面形状)を損なわずに
圧縮カバーリングを実施できる。
なお、第13図は、前述したパネル状のパ・ソド支持体
11(第1図参照)を用いた場合の圧縮カバーリングを
示している。この場合、パッド支持体11の縁部に設け
た孔などの係止部70に、Cリング66を通すことによ
り、ワイヤ59をパッド支持体11に止める。表皮51
のサイド部56の下端に設けられているファスナ58は
、フレーム2の端部に設けられたフック状の係止部63
に引っ掛けて固定する。
11(第1図参照)を用いた場合の圧縮カバーリングを
示している。この場合、パッド支持体11の縁部に設け
た孔などの係止部70に、Cリング66を通すことによ
り、ワイヤ59をパッド支持体11に止める。表皮51
のサイド部56の下端に設けられているファスナ58は
、フレーム2の端部に設けられたフック状の係止部63
に引っ掛けて固定する。
また、コイルばね20はウィング部13.14(35,
36)の近傍とフレーム2との間に設けられてもよい。
36)の近傍とフレーム2との間に設けられてもよい。
[発明の効果]
本発明の座席用ばね構造体によれば、着座荷重を支える
圧縮コイルばねを用いていながらも、バッド裏面側に確
保するスペースが狭くてすみ、座席の薄形化が図れる。
圧縮コイルばねを用いていながらも、バッド裏面側に確
保するスペースが狭くてすみ、座席の薄形化が図れる。
第1図は本発明の一実施例を示す座席用ばね構造体の分
解斜視図、第2図は第1図に示されたばね構造体の横断
面図、第3図はコイルばねを樹脂発泡体でくるんだ例を
示す斜視図、第4図はパッド支持体の変形例を示す斜視
図、第5図は横揺れを抑える対策か講じられたばね構造
体の斜視図、第6図は矩形に成形されたコイルばねを用
いた例を示す斜視図、第7図は圧縮されたコイルばねを
フレームに取付けた例の斜視図、第8図はコイルばねを
斜めに設けた例を示す断面図、第9図はコイルばねを小
径部を上にして設けた例を示す斜視図、第10図は第9
図に示されたコイルばねを用いたばね構造体の横断面図
、第11図は圧縮カバーリング用ばね構造体と表皮の斜
視図、第12図は第11図に示されたばね構造体に表皮
を組付けた状態の一部を示す横断面図、第13図は圧縮
カバーリング用ばね構造体の他の例を示す横断面図であ
る。 1・・・座席用ばね構造体、2・・・フレーム、9゜1
0・・・ばね受け部、11・・・パッド支持体、12・
・・座面部、13.14・・・ウィング部、15・・・
バット、20・・・コイルばね、25・・・ばね無し空
間、31・・・パッド支持体、34・・・座面部、35
.36・・・ウィング部、45.46・・・コイルばね
。 1IFI2 図 莞3ra 第4区 第5 区 第6 図 7!l 第 図 第 9@
解斜視図、第2図は第1図に示されたばね構造体の横断
面図、第3図はコイルばねを樹脂発泡体でくるんだ例を
示す斜視図、第4図はパッド支持体の変形例を示す斜視
図、第5図は横揺れを抑える対策か講じられたばね構造
体の斜視図、第6図は矩形に成形されたコイルばねを用
いた例を示す斜視図、第7図は圧縮されたコイルばねを
フレームに取付けた例の斜視図、第8図はコイルばねを
斜めに設けた例を示す断面図、第9図はコイルばねを小
径部を上にして設けた例を示す斜視図、第10図は第9
図に示されたコイルばねを用いたばね構造体の横断面図
、第11図は圧縮カバーリング用ばね構造体と表皮の斜
視図、第12図は第11図に示されたばね構造体に表皮
を組付けた状態の一部を示す横断面図、第13図は圧縮
カバーリング用ばね構造体の他の例を示す横断面図であ
る。 1・・・座席用ばね構造体、2・・・フレーム、9゜1
0・・・ばね受け部、11・・・パッド支持体、12・
・・座面部、13.14・・・ウィング部、15・・・
バット、20・・・コイルばね、25・・・ばね無し空
間、31・・・パッド支持体、34・・・座面部、35
.36・・・ウィング部、45.46・・・コイルばね
。 1IFI2 図 莞3ra 第4区 第5 区 第6 図 7!l 第 図 第 9@
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 左右にばね受け部を有するフレームと、 上記フレームと離間対向して設けられかつ幅方向中央に
位置する座面部およびこの座面部の左右両側に位置して
上記フレームから離れる方向に曲がる一対のウィング部
を有するパッド支持体と、上記パッド支持体の厚み方向
に重合される弾性材料からなるパッドと、 上記パッド支持体の各ウィング部もしくはウィング部近
傍と上記フレームの各ばね受け部との間に複数個配置さ
れていて上記パッド支持体を弾性的に支持するとともに
上記パッド支持体の座面部の裏面側にばね無し空間を生
じさせる圧縮コイルばねと、 を具備したことを特徴とする座席用ばね構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20129790A JPH0489008A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 座席用ばね構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20129790A JPH0489008A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 座席用ばね構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489008A true JPH0489008A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16438656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20129790A Pending JPH0489008A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 座席用ばね構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0489008A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013151252A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20129790A patent/JPH0489008A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013151252A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
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