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JPH0477548A - 押出し成形シート用樹脂組成物および電気絶縁ボード - Google Patents

押出し成形シート用樹脂組成物および電気絶縁ボード

Info

Publication number
JPH0477548A
JPH0477548A JP18819690A JP18819690A JPH0477548A JP H0477548 A JPH0477548 A JP H0477548A JP 18819690 A JP18819690 A JP 18819690A JP 18819690 A JP18819690 A JP 18819690A JP H0477548 A JPH0477548 A JP H0477548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
sheet
resin composition
reinforcing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18819690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tanimoto
谷本 健一
Makoto Okubo
誠 大久保
Kenji Kamiya
上谷 謙司
Shinji Okumura
奥村 新司
Yasuki Nakayama
泰樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP18819690A priority Critical patent/JPH0477548A/ja
Publication of JPH0477548A publication Critical patent/JPH0477548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0373Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement containing additives, e.g. fillers

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリエステル樹脂をマトリックスとし1表面
が平滑で機械的性質において異方性の少ない押出し成形
シート用樹脂組成物および電気絶縁性1寸法安定性、耐
熱性、耐衝撃性4−(zれた電気絶縁ボートに関するも
のである。
(従来の技術) ポリエチレンテレフタレート(以下PETという)に代
表されるポリエステル樹脂は1機械的性質、電気的性質
、耐熱性、耐薬品性に優れ、多くの工業製品に使用され
ている。また、ポリエステル樹脂をガラス繊維で強化し
、さらに機械的性質および熱的性質を向上したものが射
出成形品として試みられているが、射出成形品の場合、
大きさに制限がありまた生産性も悪い。
同様にガラス繊維、無機化合物等で充填複合化したチッ
プをTダイから溶融押出しし、シート化するという方法
が一般に使われているが、この方法ではガラス繊維の影
響で表面状態の良好なシートを成形することは困難であ
る。
また、熱可塑性ポリエステルは結晶性であるため、結晶
化することによって機械的性質、熱的性質は大幅に向上
し、融点近くまで高弾性率を保持することになるものの
、結晶化したシートは衝撃強度が不足し、その利用範囲
を袂めることとなる。
電気絶縁ボートとじては1電気絶縁性が優れるフェノー
ル樹脂やエポキン樹脂に代表される熱硬化性樹脂のワニ
スを紙やガラス布帛二こ代表される基材にラミ2−トし
た積層板が広く利用されている。ただし、これは設備が
大規模となり製造原価が高いうえ生産性も悪い。
該熱硬化性樹脂は、耐薬品性、耐水性が優れるが基材に
紙を用いた場合9紙自身の耐薬品性が良くないだけでな
く、水分の吸湿による寸法変化も大きいため、使用範囲
にかなり限定される。さらに、打抜き加工においてはク
ラックや層間剥離がしばしば発生するために40°C以
上の加熱状態で実施せざるを得ないのでコスト高になる
(発明が解決しようとする課題) ポリエステル樹脂をマトリンクスとし、溶融押出し成形
によりシートを得る場合、シート表面状態の良好なもの
とすることは困難であり、また。
結晶化したものは機械的強度、耐熱性は優れるが耐衝撃
性に劣るという問題点があった。
本発明は高弾性率であるポリエステル樹脂をマトリ、ク
スとし、シート表面状態が良好でかつ結晶化後も衝撃強
度の低下を押さえ、安価な熱可塑性電気絶縁ボートを提
供りようとするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、ポリエステル系樹脂100重量部に
対して )平均粒径100μ以下の微粒状無機化合物5〜30重
量部 ii)繊維状強化材5〜50重量部 1ii)直鎖状低密度ポリエチレン0.5〜10重量部
を配合し、溶融混練してなる押出し成形シート用樹脂組
成物および該樹脂組成物よりなるシートを熱処理した電
気絶縁ボードを要旨とする。
ポリエステル樹脂が電気絶縁性が良好であり。
寸法安定性、耐水性、耐薬品性も優れていることは従来
より良く知られているが、押出し成形シートを電気絶縁
ボードとして使用する場合1機械的性質は不十分である
ため、ii)成分であるガラス繊維等の繊維状強化材が
必要であるが、シート成形の熔融押出し時に繊維状強化
材の影響でシート表面が不良となる。この緩和剤として
微粒状無機化合物および直鎖状低密度ポリエチレンを適
量配合することによって著しい効果のあることを見出し
た。
さらに、微粒状無機化合物5〜30重量部の範囲が溶融
押出し時の繊維状強化材および分子の配向を妨げ1 シ
ートの異方性を緩和するのに非常に効果的であるとわか
った。
また、ポリエステル樹脂の場合、結晶化によって機械的
強度、耐熱性を向上させる必要があるが衝撃強度の低下
につながる。この緩和剤として直鎖状低密度ポリエチレ
ンをマトリックス樹脂中に少量存在せしめることで衝撃
吸収材として有効に作用することがわかった。
あらゆる産業分野で広く利用され得る電気絶縁ボードと
しては1寸法安定性、耐ソリ性等が必要であり、熱圧延
することは不可欠である。熱圧延処理条件は温度HO〜
200℃の間で行われるが特に150〜190°Cが好
ましい。なお2本発明におけるシート用樹脂組成物には
必要に応してさらに熱安定剤、酸化安定剤、光安定剤、
滑剤、顔料、難燃剤、可塑剤等の添加剤を配合してもよ
い。
本発明に用いるポリエステル樹脂としては、その酸成分
がテレフタル酸でありさらに、ジオール成分がエチレン
グリコールの如き脂肪族ジオールよりなるポリエステル
樹脂を対象とする。また上記のポリエステルの一部を共
重合成分で置換したものでも良く1種々の酸成分、グリ
コール成分を使用することができる。
たとえば酸成分としては、イソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸、P(2−ヒドロキシエトキシ
)安息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン−1,1
2−ジカルボン酸、テトラデカン−1,14−ジカルボ
ン酸、ヘキサデカン−1,16−ジカルボン酸、オクタ
デカン1.18−ジカルボン酸、6−ユチルーへキサデ
ヵン1.16−ンカルオン酸等を挙げることができる。
またグリコール成分としては、プロピレングリコール 
ジエチレングリコール、ブチレングリコール ペンチル
グリコール 名オペンチルグリコル、ポリテトラメチレ
ングリコール等のポリアルキレングリコール等を挙げる
ことができる。
本発明で用いられる微粒状無機化合物は、その粒径、形
状によってシート表面の平滑剤1強化材機械的特性の異
方性の緩和剤、結晶核剤としての効果が異なる。平均粒
径が約100μより大きくなるとその効果が小さくなる
ので通例は、平均粒径100μ以下の無機化合物が有用
である。
具体的にはマイカ、タルク、ウオラストナイトシリカ、
炭酸カルシウム、合成ケイ酸およびケイ酸塩5酸化亜鉛
、ハロサイトクレー、カオリン。
塩基性炭酸マグネシウム、石英粉、ドロマイト粉。
酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、アルミナ
等を挙げることができ、これら無機化合物の一種または
それ以上を使用することができる。
なかでもタルク、マイカは本発明において効果が大きい
繊維状強化材の具体例とと2で:よ、ガラス繊維炭素繊
維、芳香族ポリマミド繊維、炭化ケイ素繊維、チタン酸
カリウム繊維等が挙げられるが、辿常ガラス繊維が使用
される。繊維の長さはあまり短いと強化材としての効果
が乏しく、長すぎると均一に分散させることか困難とな
るので通常は0.1〜10mmの繊維長のものが使用さ
れる。ガラス繊維を使用する場合は0.1〜7mmが好
ま巳<、さらには0.3〜5mmが望ましい。
繊維状強化材はポリエステル樹脂との界面接着力を向上
させて補強効果を上げる目的で、必要に応じて種々の表
面処理剤で処理したものを使用することができる。
例えばガラス繊維の場合、ビニルトリエトキシシラン、
T−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、T−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ン、T−アミノプロピルトリエトキシシラン、T−クロ
ロプロピルトリメトキシンラン、T−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン等のシラン系カップリング剤1や
メタクリレートクロミッククロリド等のクロム系カップ
リング剤で処理したものが使用される。
また、直鎖状低密度ポリエチレンは(以下LLDPEと
いう)エチレンと少量(0,2〜20〜0.960他の
α−オレフィン類1例えばプロピレン ブテン−1ペン
テン−1ヘキセン−14−メチルペンテン−1オクテン
−1,デセン1等とを従来の高密度ポリエチレン(以下
HDPEという)の製造の際の条件と類似の条件下で共
重合することによって製造されるものである。
LLDPEの密度は一般に0.910〜0.960 g
/cm’である。LLDPEは結晶性に優れまた。ポリ
エステルに添加するとポリエステルの結晶化を促進させ
る役割もあり、これらの特質は単なるポリエチレンでは
得られないことがわかった。
繊維状無機化合物、繊維状強化材およびLLDPEの配
合量は、ポリエステル樹脂100重量部に対してそれぞ
れ5〜30重量部(好ましくは10〜25重量部)、5
〜50重量部(好ましくは8〜40重里部)および0.
5〜10重量部(好ましくは1〜8重量部)とすること
が必要である。微粒状無機化合物の配合量が5重量部未
満であると、押出し成形シートの異方性の緩和ならひに
表面平滑性を向上させる効果が不十分であり、30重量
部を越えると押出し成形シートの機械的性質は著しく低
下する。
才た。繊維状強化材の配合量が5重量部未満であると強
化材としての効果が不十分であり、50重量部を越える
と押出し成形シートの表面平滑性が著しく悪化する。ま
た、LLDPEの配合量が0,5重量部未満であると衝
撃強度の向上ならびに表面平滑性を向上させる効果が不
十分であり、10重量部を越えても衝撃強度の向上は認
められず、逆に耐熱性や弾性率を低下させることになる
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例1.2 極限粘度0.78のPETに対して、直径15μ、繊維
長3mmのガラス繊維、平均粒径60μのマイカおよび
メルトインデックスIg/10分のI−L D P E
を表1乙こ示す割合で配合し、二軸押出機を使用して2
80°Cで溶融混練し、ペレットとした。このペレット
を押出し成形機に供給し、280°CてTダイを用いた
押出し成形機にてシート(結晶化度約3%)を製造した
ところ、外観上良好なシートを得ることができた。この
シートを温度180’C,プレス面圧40Kg/clで
熱圧延処理し2曲げ強度およびアイヅノト衝撃強度を測
定したところ良好な結果を得た。
比較例1〜6 実施例と同様に表1に示す割合で配合し、二軸押出機で
溶融混練してペレットを作成したところ比較例3,4に
示すものはガラス繊維あるいはマイカの量が過多のため
ストランド切れが多発し、コンパウンド性は不良であっ
た。また、比較例2,4に示すものはマイカに対するガ
ラスの割合が多いためにシートの表面粗度が悪<、MD
力方向関しては良好な物性値を得られるものの異方性の
太きなものになった。また、LLDPEの代わり5二低
密度ポリエチレン(以下LDPEという)を配合したも
のも成形したが、LLDPEを配合したものと比べ剛性
が低いものとなった。
なお、特性値等の測定法および評価法は次のとおりであ
る。
ニア ti f) :化ELiL傷牲 ○良好、△やや良好、×不良の3段階で評価之二上表血
王堆立 ○良好、△やや良好、×不良の3段階で評価典建伎農 AST!10790に基づいて測定 典迂夏性率 ASTM 0790に基づいて測定 アイゾント′−庁 ASTM D256に基づいて測定 (発明の効果) 本発明の樹脂組成物からなる押出し成形シートは異方性
が小さく、また表面平滑性に優れ、さらに これを熱圧
延したものは平面性9寸法安定性力学特性に優れている
。そのために広範囲な産業で利用可能であり、さらにシ
ート状物であるため小規模な設備で高効率で製造できる
ものである。
特許出願人  ユニチカ株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステル系樹脂100重量部に対してi)平
    均粒径100μ以下の微粒状無機化合物5〜30重量部 ii)繊維状強化材5〜50重量部 iii)直鎖状低密度ポリエチレン0.5〜10重量部
    を配合し,溶融混練してなる押出し成形シート用樹脂組
    成物。
  2. (2)請求項(1)記載の樹脂組成物よりなるシートを
    熱処理した電気絶縁ボード。
JP18819690A 1990-07-16 1990-07-16 押出し成形シート用樹脂組成物および電気絶縁ボード Pending JPH0477548A (ja)

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