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JPH0473736A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPH0473736A
JPH0473736A JP18780190A JP18780190A JPH0473736A JP H0473736 A JPH0473736 A JP H0473736A JP 18780190 A JP18780190 A JP 18780190A JP 18780190 A JP18780190 A JP 18780190A JP H0473736 A JPH0473736 A JP H0473736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
silver halide
present
photographic material
ferromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18780190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kuraki
康雄 椋木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP18780190A priority Critical patent/JPH0473736A/ja
Publication of JPH0473736A publication Critical patent/JPH0473736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、透明な磁気記録層を有し、かつ高温・高湿度
保存中の感材同志の密着のないかつ磁気記録の入出力エ
ラーのないハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感材と略す)は
、カメラ撮影時の6糧の情報(例えば、撮影日、天候、
拡大比、プリント枚数など)を入力することはほとんど
不可能であり、わずかに光学的に撮影日を入力できるの
みであった。
又、プリント時においても感材自身への情報入力は全く
不可能であシ、高速かつコストダウンヘの大きな障害と
なっている。
感材へ各種の情報を入力することは、今後のカメラの操
作性アップ及びよシ簡便化を進める上で非常に重要な手
段である。その情報入力手段として磁気記録方法は任意
に入・出力ができること又安価であることから重要であ
り従来も研究されてきた。
例えば、磁気記録層に含有される磁化性粒子の量、サイ
ズなどの適切な選択によって、撮影時感材に必要な透明
性を有し、さらに粒状度への悪影響を与えない磁気記録
層を透明な支持体を有する感材のバック面に設けること
は、米国特許第37ff、2り≠号、同≠27タタ弘!
号、同1130コj23号などに記載されている。又、
この磁気記録層への信号入力方式が世界公開りO−μ2
01号、同り0−0≠2/2号などに開示されている。
これらの磁気記録層の付与及び入出力法によって従来困
難であった各種の情報を感材中に組み込むことが可能と
なり、例えば撮影の日時、天候、照明条件、縮小/拡大
比等の撮影時の条件、再プリント枚数、ズームしたい箇
所、メツセツジ等の現像、プリント時の条件等を感材の
磁気層に入出力できるようになった。更に又、テレビ/
ビデオ映像へ感材から直接出力して画像とする場合の信
号入出力手段としても応用できるという将来性を有する
ものである。
しかしながら、この磁気記録層を付与した感材を取シ扱
う上でその入出力時に大きな問題として、出入力エラー
を発生することである。
この原因の一つどして、高温・高湿度保存中に感材同志
が密着し、融着してMFi、かれあるいは添加剤の層間
移動等によることが挙げられる。特に近年になってより
取り扱い性を向上させる目的で軸回転送り出し方法を採
用しているカートリッジ(例えば米国特許第1/−1’
!2.27.r号、同4#J4tJot号、同4Lrt
oytt号、同+r+ae1g号、特開平λ−1trt
<1号、同−一←i≠j号が提案されるようになり、前
記の密着不良は重大な故障となって来た。すなわち、軸
回転送り出しにより巻き込まれている感材はカートリッ
ジ外壁に強く押し付けられて送シ出されるために、感材
の花材面をバック面の接触圧力は従来の73jフオーマ
ツトの)ξトローネに収納される場合に比べはるかに大
きく、これが高温・高湿度の環境におかれた時に従来は
生じなかった問題を生じることが明らかとなった。更に
前述したように透明磁気記録層を付与して信号の入出力
を繰り返し行なう場合に大きな問題となり信頼性を失う
結果となる。
この問題となる密着不良の改良法として、従来マット剤
が使用されている。例えば西独特許/!≠71’tり号
記載の処理液可溶性マット剤、特開昭jJ−7.2J/
号記載のメタクリル酸メチル/メタクリル[(j/4’
〜り71モル比)からなるマット剤、米国特許筒、20
1/−32ot号記載のゼラチンマット剤などが挙げら
れる。
しかし汝から、これらのマット剤をそのまま本発明の透
明磁気記録の入出力エラー改良に用いるわけにはいかな
かった。
(発明が解決しようとする課題) したがって1本発明の第1の目的は高温゛・高湿度の環
境に長時間保存されても感材同志の密着がなく優れた透
明でかつ磁気記録特性を有する写真感材を提供すること
にある。更に本発明の第2の目的は、現像処理済みの写
真感材の感材同時の密着故障や磁気入出力エラーのない
写真感材を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のこれらの目的は、支持体の少なくとも/方の側
に、感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写
真感光材料において、該写真感光材料のバック片面に透
明磁性体層を少なくとも7層有しその抗磁力が≠ooo
e以上を有し、かつバック側の表面の突起物の平均高さ
が08g〜3゜0μmである事を特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料によって達成された。
以下本発明について詳細に記述する。
まず、本発明に使用される透明磁性体層について記す。
本発明の透明磁性体層に用いられる強磁性微粉末として
は、強磁性酸化鉄微粉末、COドープの強磁性酸化鉄微
粉末、強磁性二酸化クロム微粉末、強磁性金属粉末、強
磁性合金粉末、バリウムフェライトなどが使用できる。
強磁性合金粉末の例としては、金属分が7iwtチ以上
であり、金属分のfOwt%以上が少なくとも一種類の
強磁性金属あるいは合金(Fe。
Co、Ni %Fe−Co%Fe−Ni、Co−Ni 
%C。
−Fe−Niなど)であり、該金属分のコOwt%以下
テ他ノ成分(A71!、8i、S%8c%Ti、V、C
r、Mn、Cu、Zn、Y%Mo%Rh%Pd。
Ag18n、Sb、B%Ba%Ta、W%Re%Aul
Hg、Pb、P、La%Ce%Pr、Nd%Te。
Biなど)を含むものをあげることができる。また、上
記強磁性金属分が少量の水、水酸化物、または酸化物を
含むものであってもよい。
これらの強磁性粉末の製法は既知であり、本発明で用い
られる強磁性粉末についても公知の方法にしたがって製
造することができる。
強磁性粉末の形状・サイズは特に制限なく広く用いるこ
とができる。形状としては針状、米粒状、球状、立方体
状、板状等いずれでもよいが針状、板状が電磁変換特性
上好ましい。結晶子サイズ、非表面積もとくに制限はな
いが、結晶子サイズでpook以下、8BETで20m
27g以上が好ましく、30m2/g以上が特に好まし
い。強磁性粉末のp H1表面処理はとくに制限なく用
いる事ができる(チタン、珪素、アルミニウム叫の元累
を含む物質で表面処理されていてもよいし、カルホン酸
、スルホン酸、硫酸エステル、ホスホン酸、燐酸エステ
ル、ベンゾトリアゾール等の含チツ素複素環をもつ吸着
性化合物の様な有機化合物で処理されていてもよい)。
好ましいpHの範囲Ir1j〜10である。強磁性酸化
鉄微粉末の場合、2価の鉄/3価の鉄の比に特に制限さ
れることなく用いることができる。これらの磁気記録層
については、特開昭4t7−321/2号、同33−1
0りt。
≠号に記載されている。
透明支持体/ m 2あたりの強磁性微粉末の含有量は
、≠×10−4〜3g、好ましくIr1io−a〜/g
、より好ましくはダX10−3〜グX10−1gである
本発明に用いられる磁気記録層の結合剤(バインダー)
は従来、磁気記録媒体用の結合剤として使用されている
公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂
、反応型樹脂およびこれらの混合物を使用することがで
きる。
上記樹脂のTgは一4to ’C−/ t o ’C,
0i平均分子量は7万〜30万、好ましくは1万〜10
万である。
上記熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル、酢酸ビニルとビニルアルコール、
マレイン酸および/またはアクリル酸との共重合体、塩
化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル・アク
リロニトリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体
などのビニル系共重合体、ニトロセルロース、セルロー
スアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブ
チレート樹脂などのセルロース誘導体、アクリル樹脂、
ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリエーテルポリウ
レタン、ポリカーボネートポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、アミン
樹脂、スチレンブタジェン樹脂、ブタジェンアクリロニ
トリル樹脂等のゴム系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素
系樹脂を挙げることができる。
これらの中で、塩化ビニル系樹脂は強磁性微粉末の分散
性が高く好ましい。
又放射線硬化型樹脂としては上記熱可塑性樹脂に放射線
硬化官能基として炭素−炭素不飽和結合を有する基を結
合させたものが用いられる。好ましい官能基としてはア
クリロイル基、メタクリロイル基などがある。
以上列挙の結合剤分子中に、極性基(エポキシ基、C0
2M、 OH,NR2、NR3X、 803M。
0803M%PO3M2、OPO3M2、ただしMは水
素、アルカリ金属またはアンモニウムであり、一つの基
の中に複数のMがあるときは互いに異なっていてもよい
、几は水素またはアルキル基である)を導入してもよい
以上列挙の高分子結合剤は単独または数種混合で使用さ
れ、イソシアネート系の公知の架橋剤、および/あるい
は放射線硬化型ビニル系モノマーを添加して硬化処理す
ることができる。
また、本発明の磁気記録層に親水性バインダーを使用で
きる。
使用する親水性バインダーとしては、リサーチ・ディス
クロージャーA/7A4tJ1.26頁、および同&/
I7/A、Art頁に記載されており、水溶性ポリマー
、セルロースエステル、ラテックスポリマー、水溶性ポ
リエステルなどが例示されている。水溶性ポリマーとし
ては、ゼラチン、ゼラチン誘導体、ガゼイン、寒天、ア
ルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビニールアルコール、
ポリアクリル酸共重合体、無水マレイン酸共重合体など
でアリ、セルロースエステルとしてはカルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどである。
ラテックスポリマーとして#′i壇化ビニル含有共重合
体、塩化ビニリデン含有共重合体、アクリル酸エステル
含有共重合体、酢酸ビニル官有共重合体、ブタジェン含
有共重合体などである。
この中でも最も好ましいのはゼラチンである。
ゼラチンは、その製造過程において、ゼラチン抽出前、
アルカリ浴に浸漬される所謂アルカリ処理(石灰処理)
ゼラチン、酸浴に浸漬される酸処理ゼラチンおよびその
両方の処理を経た二重V漬ゼラチン、酵素処理ゼラチン
のいずれでもよい。
必要に応じて一部分をコロイド状アルブミン、カゼイン
、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセル
ローズなどのセルロース誘導体、寒天、アルギン酸ソー
ダ、デンプン誘導体、テキストランなどの糖誘導体、合
成親水性コロイド、たとえばポリビニルアルコール、ボ
IJ N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体
、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導体、部分加水
分解物、ゼラチン誘導体などをゼラチンと併用してもよ
い。
ゼラチンを含む磁気記録層を硬膜するのは好壕しく、磁
気記録層に使用できる硬膜剤としては、たとえば、ホル
ムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系
化合物類、ジアセチル、シクロはンタンジオンの如きケ
トン化合物類、ビス(2−クロロエチル尿fH)、J−
ヒドロキシ−V。
t−ジクロロ−/、3.j−1−リアジン、そのほか米
国特許第3,21#、77!号、同2173コ、303
号、英国特許第27≠、723号、同/、/17.20
7号などに記載されている反応性のハロゲンを有する化
合物類、ジビニルスルホン、!−アセチルー/、3−ジ
アクリロイルへキサヒドロ−/、3.j−)リアジン、
そのほか米国特許第J 、63!、7/I号、同J 、
2.32 。
743号、英国特許第タタa、rtり号などに記載され
ている反応性のオレフィンを持つ化合物類、N−ヒドロ
キシメチルフタルイミド、その他米国特許第−9732
.31t号、同コ、!It、ltr号などに記載されて
いるN−メチロール化合物、米国特許第3,103.μ
37号等に記載されているイソシアネート類、米国特許
第3.Ol7.210号、同一、りt3.tii号等に
記載されてhるアジリジン化合物類、米国特許第2゜7
2j、2タグ号、同一、7.2j、2り5号等に記載さ
れている酸訪導体類、米国特許第3,0り/、637号
等に記載されているエポキシ化合物類、ムコクロル酸の
ようなハロゲンカルボキシアルデヒド類をあけることが
できる。あるいは無機化合物の硬膜剤としてクロム明パ
ン、硫酸ジルコニウム、特公昭jt−7xtrs3号、
同!t−32zタタ号、ベルギー特許121.7j1号
、特開昭zO−22314t8’号、特開昭!/−/コ
t/2j号、特公昭jざ−rotタタ号、特開昭52−
j4t4127号、米国特許3,3λ/ 、3j3号な
どに記載されているカルボキシル基活性型硬膜剤などを
例示できる。
硬膜剤の使用Ikは、通常乾燥ゼラチンに対してo、o
i〜30重′jjkチ、好ましくはθ、oJ′〜λO重
量%である。
磁気記録層の厚みViO、/μ〜10μ、好ましくはO
l、2μ〜3μ、より好1しくけ0.jμ〜3μである
本発明の磁気記録層は、感光材料の裏面に設けるのが好
ましい。磁気記録層は、透明支持体の裏面に塗布又は印
刷によって設けることができる。
また、磁化粒子を分散したポリマーの溶液と透明支持体
作成用のポリマーの溶液を共流延して、磁気記録層を有
する透明支持体を作成することも好ましい。この場合、
2種類のポリマーの組成を実質的に同一にするのが好ま
しい。
磁気記録層に、潤滑性向上、カール調節、帯電防止、接
着防止などの機能を合せ持たせてもよいし、別の機能性
層を設けて、これらの機能を付与させてもよい。必要に
応じて磁気記録層に隣接する保獲層を設けて耐傷性を向
上させてもよい。
磁気記録層を有する透明支持体の裏面をカレンダリング
処理して平滑性を向上させ、磁気信号のS/N比を向上
できる。この場合、カレンダリング処理を施した後に透
明支持体上に感光層を塗布するのが好ましい。
支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法としてはエ
アードクターコート、ブレードコート、エアナイフコー
ト、スクイズコート、含浸コート、リバースロールコー
ト、トランスファーロールコート、グラビヤコート、キ
スコート、キャストコート、スプレィコート等が利用出
来、その他の方法も可能であシ、これらの具体的説明は
朝食書店発行の「コーティング工学」2j3頁〜、27
7頁(昭和116.3.20.発行)に詳細に記載され
ている。
このような方法によシ、支持体上に塗布された磁性層は
必要によ部層中の磁性粉末を直ちに乾燥しながら配向さ
せる処理を施したのち、形成した磁性層を乾燥する。こ
のときの支持体の搬送速度は、通常10m/分〜j00
m/分でおこなわれ、乾燥温度がxo 0C〜/−Oo
で制御される。又必要により表面平滑化加工を施したシ
して、本発明の磁気記録体を製造する。これらは、例え
ば、特公昭4tO−コ3zコ!号公報、特公昭3タ一コ
IJtg号公報、米国特許第3417.3210号明#
lt、等にしめされている。又、持分FIf34Z/−
/3/♂/号公報にしめされる方法はこの分野における
基本的、且つ1喪な技術と考えられている。
次に本発明のバック側の表面突起物の平均高さがθ、t
〜3.0μmであるがこの点について以下に詳細に記す
本発明のバック面には磁気記録層を有することは前述し
た通シであるが、この磁気記録の情報の入出力は、磁性
ヘッドで読み取られる。その場合に磁気ヘッドと磁材層
の間隔が広すぎると読み書き時の信号が小さくなり、入
出力エラーを発止する。一方、高温高湿度下での密着不
良を改良するためには感材表面に凸凹を付与すればよく
、粗い表面はど好ましいことがわかっているが、粗い表
面にするほど写真感材の鮮鋭度の低下やヘイズのアップ
を生じるためにその粗さは限定される。
したがって、本発明はバック面の表面の突起物の平均高
さがO0r〜3.0μmであり、好ましくは/、0〜λ
、02mである。
又、そのバック面の突起物は表面に多数ある程良いが、
必要以上に多めとヘイズとなり問題である。
好ましい突起物は本発明の突起物の平均高さを有する範
囲であれば、例えば球形、不定形マット剤で突起物を形
成する場合はその含有量が20〜300mg/m2であ
シ、よシ好ましいのは23〜.200mg/m2である
本発明のパンク側に、平均高さ0.2〜3.0μmを有
する表面はもつとも簡便な方法としてマット剤を含有さ
せればよい。この時、使用されるマット剤としてはその
組成において特に限定されず、無機物でも有機物でもよ
く2種類以上の混合物でもよい。
本発明に用いられる粒子は、現像処理後も感材中に残存
する粒子であり、処理液に溶けないことを特徴とし、著
しい親水性あるいはアルカリ性又は酸性で溶解するよう
な基を多量含有しない方が望ましい。
本発明のマット剤の無機化合物、有機化合物は、例えば
、硫酸バリウム、マンガンコロイド、二酸化チタン、硫
酸ストロンチウムバリウム、二酸化ケイ素、などの無機
物の微粉末があるが、さらに例えば湿式法やケイ酸のゲ
ル化より得られる合成シリカ等の二酸化ケイ素やチタン
スラッグと硫酸により生成する二酸化チタン(ルチル型
やアナタース型)等が挙げられる。また、粒径の比較的
大きい、例えば20μm以上の無機物から粉砕した後、
分級(振動r過、風力分級など)することによっても得
られる。
又、ポリテトラフルオロエチレン、セルロースアセテー
ト、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリプ
ロピルメタクリレート、ポリメチルアクリレート、ポリ
エチレンカーボネート、澱粉等の有機高分子化合物の粉
砕分級物もあげられる。
あるいは又懸濁重合法で合成した高分子化合物、スプレ
ードライ法あるいは分散法等により球型にした高分子化
合物、または無機化合物を用いることができる。
また以下に述べるような単量体化合物のls又#−iλ
種以上の重合体である高分子化合物を穐々の手段によっ
て粒子としたものであってもよい。
高分子化合物の単量体化合物について具体的に示すと、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、イタコン
酸ジエステル、クロトン酸エステル、マレイン酸ジエス
テル、フタル酸ジエステル類が挙げられエステル残基と
し、では、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、ヘキシル、−一エチルヘキシル、2−クロロエ
チル、シアンエチル、−一アセトキシエチル、ジメチル
アミンエチル、ベンジル、シクロヘキシル、フルフリル
、フェニル、コーヒドロキシエチル、λ−エトキシエチ
ル、グリシジル、ω−メトキシポリエチレングリコール
(付加モル数り)などが挙げられる。
ビニルエステル類の例としては、ビニルアセテト、ビニ
ルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルイソブチ
レート、ビニルカプロエート、ビニルクロロアセテート
、ビニルメトキシアセテート、ビニルフェニルアセテー
ト、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニルなどが挙げられ
る。
まだオレフィン類の例としては、ジシクロペンタジェン
、エチレン、フロピレン、/−iテン、/−ハンテン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、イソプレン、クロロプレ
ン、ツタジエン、コ、3ジメチルブタジェン等を挙げる
ことができる。
スチレン類としては、例えば、スチレン、メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルス
チレン、インプロピルスチレン、クロルメチルスチレン
、メトキシスチレン、アセ1−キシスチレン、クロルス
チレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、トリフル
オロメチルスチレン、ビニル安息香酸メチルエステルな
どが挙げられる。
アクリルアミド類としては、アクリルアミド、メチルア
クリルアミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリ
ルアミド、ブチルアクリルアミド、tertブチルアク
リルアミド、フェニルアクリルアミド、ジメチルアクリ
ルアミドなど;メタクリルアミド類、例えば、メタクリ
ルアミド、メチルメタクリルアミド、エチルメタクリル
アミド、プロピルメタクリルアミド、tert−ブチル
メタクリルアミド、など: アリル化合物、例えば、酢酸アリル、カプロン酸アリル
、ラウリン酸アリル、安息香酸アリルなど; ビニルエーテル類、例えば、メチルビニルエテル、ブチ
ルビニルエーテル、ヘキシルビニルエテル、メトキシエ
チルビニルエーテル、ジメチ/l/7ミノエチルビニル
エーテルなど;ビニルケトン類、例えば、メチルビニル
ケトン、フェニルビニルケトン、メトキシエチルビニル
ケトンなど; ビニル異節環化合物、例えば、ビニルピリジン、N−ビ
ニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビ
ニルトリアゾール、N−ビニルピロリドンなど; 不飽和ニトリル類、例えば、アクリロニトリル、メタク
リレートリルなど; 多官能性モノマー、例えば、ジビニルベンゼン、メチレ
ンビスアクリルアミド、エチレングリコルジメタクリレ
ートなど。
更に、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、イタコン酸モノアルキル(flDtハ、イタコン
酸モノエチル、など);マレイン酸モノアルキル(例え
ば、マレイン酸モノメチルなど;スチレンスルホン酸、
ビニルベンジルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリ
ロイルオキシアルキルスルホン酸(例えば、アクリロイ
ルオキシメチルスルホン酸など);メタクリロイルオキ
シアルキルスルホン酸(例えば、メタクリロイルオキシ
エチルスルホン酸など);アクリルアミドアルキルスル
ホン酸(例えば、コーアクリルアミド−2−メチルエタ
ンスルホン酸など):メタクリルアミドアルキルスルホ
/酸(例えば、−−メタクリルアミドーーーメチルエタ
ンスルホン酸など);アクリロイルオキシアルキルホス
フェート(例えば、アクリロイルオキシエチルホスフェ
ートなど);が挙げられる。これらの酸はアルカリ金属
(例えば、Na、になど)またはアンモニウムイオンの
塩であってもよい。さらにその他の七ツマー化合物とし
ては、米国特許第3.4#Y、7り0号、同第3.グJ
g’ 、 7011’号、同第3.jよ≠、りt7号、
同第4、2/j 、 /り5号、同第4、λu7.t7
3号、vfB昭s 7−、z o s 7 J s号公
報明、IfIlt等に記載されている架橋性モノマーを
用いることができ好ましい。このような架橋性モノマー
の例としては、具体的にはN−(λ−アセトアセトキシ
エチル)アクリルアミド、N−(2−(−−アセトアセ
トキシエトキシ)エチル)アクリルアミド等を挙げるこ
とができる。
これらの単量体化合物は単独で重合した重合体の粒子に
して用いてもよいし、複数の単量体を組み合わせて重合
した共重合体の粒子にして用いてもよい。
これらのモノマー化合物のうち、アクリル酸エステル類
、メタクリル酸エステル類、ビニルエステル類、スチレ
ン類、オレフィン類が好ましく用いられる。
また、本発明には特開昭tλ−/弘tμ7号、同t2−
/7ハ1号、同tコー/77≠3号に記載されているよ
うなフッ素原子あるいはシリコン原子を有する粒子を用
いてもよい。
これらの中で好ましく用いられる粒子組成としてポリス
チレン、ポリメチル(メタ)アク+71.’ト、ポリエ
チルアクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/メタ
クリル酸=り!/!r (モル比)、ポリ(スチレン/
スチレンスルホン酸=り!/j(モル比)、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ(メチルメタクリレート/エチルアク
リレート/メタクリル酸=j O/4t O// 0 
)、シリカなどを挙げることができる。
さらにまた、本発明の粒子は特開昭4μm77032号
、ヨーロッパ特許307133号に記載の反応性(特に
ゼラチン)基を有する粒子を使用することもできる。
これらのマット剤は、好ましくは1〜3.5μmの平均
粒径を有するものでオシ、弘μm以上の含有量はj%以
下が好ましい。更に好ましくは平均粒径i、z〜コ、I
pmでかつJ、Kpm以上の含有量がj%以下のマット
剤が好ましい。
又、マット剤の含有量は、j〜J 00 mg 7m2
が好ましく、より好ましくは20−一50mg/m2で
ある。
マット剤の含有層はバック側であれば特に限定されない
が、好ましくはバック層、バック保護層である。中でも
バック保護層が好ましくその保護層の厚みはo、or−
aμmでありより好ましくは0 、7 j−、tμmで
ある。なおバック保護層にマット剤と共に本発明の磁性
材料を含有しても良い。
本発明のバック保護層は、好ましくは本発明の突起性粒
子すなわち特定のマット剤を含有するが、その際のバイ
ンダーとしては特に限定されず親油性バインダーでもよ
く又親水性バインダーでもよい。
使用されるバインダーの例としては、透明磁性体層に使
用される結合剤(バインダー)と同様である。
その中でも特に好ましいのは、親油性樹脂としては塩化
ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリルエステル系樹脂、
セルロース誘導体、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、スチ
レン樹脂であり、親水性パインダーと、してはゼラチン
を挙げることがてきる。
以下に本発明のマット剤の具体例を記すが、これに限定
されるものではない。
−t −t M−コ −A 平均粒径λ、jμm −J 平均粒径−07μm 平均粒径コ、2μm M−ダ ÷CH2・CH2÷− 平均粒径コ、jμm 平均粒径λ、2μm M −4シリカ(球形) 平均粒径2.μμmM−タ 
 シリカ(不定形)平均粒径−13μm本発明に用いら
れる感材の支持体としては、特に限定されないが、6糧
のプラスチックフィルムが使用でき好ましいものとして
は、セルロース誘導体(例えばジアセチル−トリアセチ
ル−、プロピオニル−、ブタノイル−、アセチルプロピ
オニル−アセテートなど)、ポリアミド、米国特許第3
,023,101号記載のポリカーボネート、特公昭4
t!−グθ4t/グ号などに記載のポリエステル(例え
ばポリエチレンテレフタレート、ポリー/、7−シクロ
ヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレ
フタレートなど)、ポリスチレ/、ポリプロビレ/、ポ
リエチレン、ポリスルホン、ボリアリレート、ポリエー
テルイミドなどであシ、特に好ましいのはトリアセチル
セルロース、ポリエチレンテレフタレートである。
これら、支持体は柔軟性付与等の目的で可塑剤を添加、
使用される事もある。物にセルロースエステルでは、ト
リフェニルフォスフェート、ビンエニルジフェニルフォ
スフェート、ジメチルエチルフォスフェート等の可塑剤
含有物が通常である。
これら支持体はポリマー糧によって異なるが、厚みは、
/mm程度のシートからコ。μ程度の薄膜フィルム迄、
用途によって使い分けられるが常用されるのは!θμ〜
300μの厚み範囲である。
これら支持体ポリマーの分子量は、7万以上のものが好
ましく更に2万〜to万のものが好ましい 支持体はベース色味のニュートラル化、ライトパイピン
グ防止、ハレーション防止などの目的のために染料を含
有してもよい。
これら支持体上に写真層(例えば感光性ハロゲン化銀乳
剤層、中間層、フィルター層、本発明の透明マグネ層な
ど)を強固に接着させるために薬品処理、機械的処理、
コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、
グロー放電処理、活性プラズマ処理、レーザー処理、混
酸処理、オゾン酸化処理、などの表面活性化処理をした
後、直接写真乳剤を塗布して接着力を得てもよいし、−
旦これらの表面処理をした後、あるいは表面処理なしで
下塗層を設けこの上に写真乳剤層を塗布する方法でもよ
い。
その際、セルロース誘導体に対しては、メチレンクロラ
イド/ケトン/アルコール混合系有機溶剤に分散したゼ
ラチン液を単層塗布し下塗層を付与するのが用いられる
ゼラチン硬化剤としてはクロム塩(クロム明ばんなど)
、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、ゲルタールアルデ
ヒドなど)、インシアネート類、活性ハロゲン化合’h
 (J 、μmジクロロ−6−ヒドロキシ−3−トリア
ジンなト)、エピクロルヒドリン樹脂などを挙げること
ができる。これら下塗液には必要に応じて各種の添加剤
を含有させることができる。例えば界面活性剤、帯電防
止剤、アンチハレーション剤着色用染料、顔料、塗布助
剤、カブレ防止剤等である。本発明の下塗液を使用する
場合には、レゾルシン、抱水クロラール、クロロフェノ
ール等の如きエツチング剤を下塗液中に含有させること
もできる。
本発明の下びき層には8i02、’I’ i 02、の
如き無機物微粒子又はポリメチルメタクリレート共重合
体微粒子(7〜10μm)をマット剤として含有するこ
とができる。
本発明にかかわる下塗液は、一般によく知られた塗布方
法、例えばデイツプコート法、エアーナイフコート法、
カーテンコート法、ローラーコート法、ワイヤーバーコ
ード法、グラビアコート法、或いは米国特許第2,61
/ 、コタグ号明細書に記載のホッパーを使用するエク
ストルージョンコート法等により塗布することができる
。必要に応じて、米国特許第2,76/、7り7号、3
.!Or 、?4t7号、2,911/、191号、及
び3゜!、2A、!λ!号明細書、原崎勇次著「コーテ
ィング工学」、2j3頁(/973年朝倉書店発行)等
に記載された方法により2層以上の層を同時に塗布する
ことができる。
次に本発明の写真感材について詳細に述べる。
本発明の感材はハロゲン化銀乳剤層、バック層、保護層
、中間層、アンチハレーション層などで、構成されてい
るが、これらは主に親水性コロイド層で用いられる。
その場合の親水性コロイド層のバインダーとしては、例
えばゼラチン、コロイド状アルブミン、カゼインなどの
蛋白質;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース等のセルロース化合物;寒天、アルギン酸
ソーダ、でんぷん誘導体等の糖誘導体;合成親水性コロ
イド例えばポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸共重合体、ポリアクリルアミ
ドまたはこれらの誘導体および部分加水分散物、デキス
トラン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ロ
ジン等が挙げられる、必要に応じてこれらのコロイドの
二つ以上の混合物を使用してもよい。
この中で最も用いられるのはゼラチンあるいはその誘導
体であるがここに言うゼラチンはいわゆる石灰処理ゼラ
チン、酸処理ゼラチンおよび酵素処理ゼラチンを指す。
本発明に於いては又アニオン、ノニオン、カチオン、ベ
タイン性含フッ素界面活性剤を併用することができる。
これらの含弗素界面活性剤は特開昭ゲタ−1072λ号
、英国特許第i 、330.3jA号、特開昭13−r
≠77λ号、同!弘−/1―弘号、同jθ−/ /J、
2コ/号、米国特許第11,333゜207号、同ダ、
3≠7,301号、英国特許第1.41/7.り71号
、特公昭!−−、2JJ♂7号、同j7−2ぶ71り号
、同!?−31173号、特開昭j!−7μタタ3を号
、同タグー≠!!コO号、同!≠−7μ、2λμ号、同
!l−20023!号、同j7−/44AλIIt!号
、同!r/りtjllL弘号、英国特許第11ぐ3り、
亭02号、などに記軟されている。
これらの好ましい具体例を以下に記す。
■−/    CBF17S03に 1−2   C7F15COONa ■−7 C8F17CH2CH200C−c)(2CBi(17
00C−CH−8O3Na−r ■−タ (−/。
CH3 Na 1−// 10H21 C8F17802N−(−CI−12cH20智H本発
明においてはノニオン性界面活性剤を用いてもよい。
以下に本発明に好ましく用いられるノニオン界面活性剤
の具体的を示す。
化合物例 N −/  C11H23COO+C)(2CH2o+
−H−J C16H330+CH2CH20VH −z N−ぶ 本発明で使用される含弗素界面活性剤及びノニオン界面
活性剤の添加する層は写真感光材料の少なくとも1層で
あれば特に限定されず、例えば表面保護層、乳剤層、中
間層、下塗層、バック層などを挙げることができる。
本発明で使用される及び含弗素界面活性剤、ノニオン界
面活性剤の使用量は写真感光材料の/平方メートルあた
り0.000/g〜/gであればよいが、より好ましく
はo 、oooz〜0.jg。
特に好ましいのVio、000!gへO,コgである。
又、本発明のこれらの界面活性剤はコ種類以上混合して
もよい。
又、エチレンクリコール、フロピレンゲリコール、/、
/、/−)+7メチロールプロ/(ン等特開昭3u−g
9A、2A号に示されるようなポリオマル化合物を本発
明の保護層あるいは他の層に添加することができる。
本発明の写真構成層には他の公知の界面活性剤を単独ま
たは混合して添加してもよい。それらは塗布助剤として
用いられるものであるが、時としてその他の目的、例え
ば乳化分散、増感その他の写真特性の改良等のためにも
適用される。
又、本発明に於ては、滑性化組成物、例えば米国特許第
3,077.237号、同第3,0♂0゜377号、同
第3.jケ!、770号、同第3゜2タグ、537号及
び特開昭!コー/コタ!、20号に示されるような変性
シリコーン等を写真構成層中に含むことができる。例え
ば米国特許第4。
、27! 、/≠を号、同3,733,311.号、特
公昭!A’−335≠/号、英国特許第タコ7、グ4t
t号、特開昭jj−/21,231号、同jl−タ0t
33号などにも記載されている。
これらの化合物例を記す。
S−/ H3 C1sH31Cα疋16H33 (n)CxsH3xCα)C40HB1 (n)S−μ (i so) (47H35COOC24H4g (i
 so)−t COOC24H49(n) (CI(2)2 COOC24H4g (i 5o) S−+ 流動ノぞラフイン エルカ酸アミド 本発明の写真感光材料は写真構成層中に米国特許第3.
グ//、り77号、同3.≠//、り/−号、特公昭4
tj−333/号等に記載のポリマーラテックスを含む
ことができる。
本発明の写真感光材料におけるノ・ロゲン化銀乳剤層お
よびその他の親水性コロイド層は各種の有機または無機
の硬化剤(単独または組合せて)によシ硬化されうる。
特に本発明で好ましいノ・ロゲン化銀カラー写真感光材
料の代表例としてカラーリバーサルフィルムとカラーネ
ガフィルムをあげることができる。
特に一般用カラーネガフィルムが好ましいカラー写真感
光材料である。
以下−飲用カラーネガフィルムを用いて説明する。
本発明の感光材料は、支持体上に青感色性層、緑感色性
層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも7層
が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤層および非
感光性層の層数および層順に特に制限はない。典型的な
例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じである
が感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感
光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光材
料であり、該感光性層は青色光、緑色光、および赤色光
の何れかに感色性を有する単位感光性層であり、多層ハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位
感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑感
色性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応
じて上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に
異なる感光性層が挟まれたような設置順をもとりえる。
上記、ハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層
には各層の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
核中間層には、特開昭t/−μ37≠r号、同J−? 
−1131131号、同19−//31IllO号、同
7/−20031号、同7/−20031号明細書に記
載されているようなカプラー、DIR化合物等が含まれ
ていてもよく、通常用いられるように混色防止剤を含ん
でいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のノ・ロダン化銀乳剤層
は、西独特許第1./2/、4170号あるいは英国特
許第タコ3,017!号、特開昭17712737号、
同1.2−2003.tO号、同62−λol、!ai
号、同J、!−20Ajll−3号、同!l、−237
31号、同z2−乙3り36号、同jター、!0211
t4を号、特公昭よj−3≠73.2月、同ダター/j
≠り5号明細書に記載されている。
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則
的な結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有す
るもの、あるいはそれらの複合形でもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの犬サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるノ・ロダン化銀写真乳剤は、例えば
リサーチ・ディスクロージャー(RD)Al1を弘3(
/り7r年/コ月)、2λ〜23頁、−1,乳剤製造(
Emulsion preparationand t
ypes ) ”、および同&/ I 7 / A (
/り7り年/1月)、84頁、グラフィック「写真の物
理と化学」、ボールモンテル社刊(P。
Glafkides、 Chemicet Phisi
quePhotographique、 Paul M
ontel 、 /り&7)、ダフイン著「写真乳剤化
学」、フォーカルシプレ2社刊(G、F、Duffin
、 PhotographicEmulsion Ch
emistry (Focal Press、  /り
AJ))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、
フォーカルプレス社刊(V、 L。
Zelikman et al、、 Making a
nd CoatingPhotographic Em
ulsion、Focal Press。
/りt≠)などに記載された方法を用いて調製すること
ができる。
米国特許第3.!7弘、tコg号、同3.zよ!、32
μ号および英国特許第1 、ILt73.744g号な
どに記載された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
ク(Gutof f 。
Photographic 5cience and 
Engineering)、第7を巻 お4〜コタ7頁
(/り70年):米国特許第4t 、17317.12
A号、同4.I+/44゜310号、同11.’IJJ
、0弘1号、同≠、1It3り、320号および英国特
許第コ、//2./j7号などに記載の方法により簡単
に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい。
また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
成および分光増感を行ったものを使用する。本発明の効
率は、金化合物と含イオウ化合物で増感した乳剤を使用
したときに特に顕著に認められる。
このような工程で使用される深加剤はリサーチ・ディス
クロージャー& / 7 A ’I Jおよび同屋/ざ
7/lに記載されており、その該当箇所を後掲の表にま
とめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
りサーチ・ディスクロージャーに記載されておυ、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
・・ロダン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟化学増
感剤 2 感度上昇剤 / ≠増 白   剤 スティン防止剤 ざ 色素画像安定剤 タ  硬  膜  剤 10バインダー // 可塑剤、潤滑剤 13頁 2ヶ頁 2!頁右欄 23頁 コロ頁 2乙頁 27頁 44’J’頁右欄 同上 乙夕O頁左〜右欄 657頁左欄 同上 2!θ頁左欄 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために5米国特許II、1111.り17号や同
第4、≠3!、303号に記載されたホルムアルデヒド
と反応して、固定化できる化合物を感光材料に添加する
ことが好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD )A/ 7乙413、■−C−Gに記載された特
許に記載されている。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2,3.22,027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が77500
以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類、リン酸またはホスホン酸のエステル類、安息香
酸エステル類、アミド類、アルコール類またはフェノー
ル類、脂肪族カルボン酸エステル類、アニリン誘導体、
炭化水素類などが挙げられる。また補助溶剤としては、
沸点が約300C以上、好ましくはzo 0c以上約/
ぶO0C以下の有機溶剤などが使用でき、典型例として
は酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、λ−エトキシエチ
ルアセテート、ジメチルホルムアミドなどが挙げられる
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第グ、/り?。
31.3号、西独特許出願(OLS )第2 、ril
l。
27q号および同第2.!≠/ 、230号などに記載
されている。
本発明の感光材料は乳剤層を有する側の全親水性コロイ
ド層の膜厚の総和がλrμm以下であり、かつ、膜膨潤
速度T1/2が30秒以下が好ましい。
膜厚は、2j0C相対湿度jj%調湿下(2日)で測定
した膜厚を意味し、膜膨潤速度T1/2は、邑該技術分
野において公知の手法に従って測定することができる。
例えばニー・グリーン(A。
Green )らによりフォトグラフィック・サイエン
ス・アンド・エンジニアリング(Photogr。
8ci、 Eng、)、/り巻、2号、/2弘〜/uり
頁に記載の型のスエロメーター(膨潤膜)を使用するこ
とにより測定でき、Tx/2Fi発色現像液で3000
.3分/!秒処理した時に到達する最大膨潤膜厚の90
%を飽和膜厚とし、このT1/2の膜厚に到達するまで
の時間と定義する。
膜膨潤速度T1/2は、バインダーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
/!0−S−≠OOチが好ましい。
膨潤率とは、さきに述べた条件下での最犬膨潤膜厚から
、式:(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚に従って計算でき
る。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、屋
/7乙グ3のλg−コタ頁、および同人/ざ7/Jの6
7!左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現像処
理することができる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第J、EIIコ、!
27号のインドアニリン系化合物、同第3.3≠2,3
22号、リサーチ・ディスクロージャ−117,130
号及び同/!、/!り号記載のシッフ塩基型化合物、同
第73、タコq号記載されて込る。
次に本発明の感光材料は、カメラやプリンターでフィル
ム搬送時に透明磁気記録層に信号入力が容易にできるロ
ール状のフィルムが本発明の感光材料の好ましい形態で
ある。このロール状フィルムにおいては、画像露光部l
駒の面積が330mm2以上/ 、200 mm2以下
とし、磁気的情報記録可能スペースが、上記の画像露光
部/駒の面積の75%以上とするのが好ましい。具体的
には、7画面あたりのパーフォレーションの数ヲ/33
フォーマットより少くするのが好ましい。/駒あたりの
パーフォレーションの数をグコ以下にするのが特に好ま
しい。
磁気的情報記録可能スペースに、LEDなどの発光体を
使って光学的に情報を入力することもできる。該スペー
スに、磁気的情報と光学的情報を重ねて入力することも
好ましい。磁気記録フォーマットは、世界公開り0−0
IItコOj号に開示された方式に従うのが好ましい。
本発明の感光材料をロール状の形態で使用する場合には
カートリッジに収納した形態を取るのが好ましい。カー
トリッジとして最も一般的なものは、現在の/3jフォ
ーマットのパトローネであるが本発明は下記特許で提案
されたカー) IJッジに特に有効である。(実開昭j
♂−t73コタ号、特開昭!ざ−/ざ103!号、特開
昭!I−/l’コt3μ号、実開昭jI−/り!23を
号、米国特許グ、22/、≠72号、特願昭63−!7
7If号、特願昭Aj−/rJ3’ll1号、特願昭6
3−3.2j631号、特願平/−J/J’7.!号、
特願平/−)jJtJ号、特願平/−3θコグΔ号、特
願平/−20λλλ号、特願平/−λ/ltJ号、特願
平/−37/lr/号、特願平/−33101号、特願
平/−#!/りr号、特願平/−/723り!号、特願
平/−/7239≠号、特願平l−/7コ!り3号、米
国特許≠trttti/ざ号、米国特許+r4すtり3
号、米国特許ダt3ココアj号) カメラ内におけるカートリッジの姿勢制御手段を有する
カー) IJッジは、特に好ましい。(特願平/−2/
弘rり!号) 次に本発明で使用されるカートリッジは合成プラスチッ
クを主成分とする。
本発明のプラスチックスの成形には、必要に応じて可塑
剤をプラスチックスに混合する。可塑剤としては、例え
ば、トリオクチルホスフェート、トリブチルホスフェー
ト、ジブチルフタレート、ジエチルセパケート、メチル
アミルケトン、ニトロベンゼン、γ−バレロラクトン、
ジ−n−オクチルサクシネート、ブロモナフタレン、ブ
チルパルミテートなどが代表的なものである。
本発明に用いるプラスチックス材料の具体例を以下に挙
げるが、これらに限定されるものではない。
具体例にはポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリモノクロロトリフルオロエチレン、塩化ビニリ
デン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共
重合樹脂、メチルメタクリル樹脂、ビニルホルマール樹
脂、ビニルブチラール樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、テフロン、ナイロン、フェノール樹脂、メラミン樹
脂等があり、本発明に特に好ましいプラスチック材料は
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどであ
る。
更に本発明のカートリッジは、各種の帯電防止剤を含有
してもよい。帯電防止剤は特に限定されないが、カーボ
ンブラック、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオン、カ
チオン、ベタイン系界面活性剤、ノニオン、アニオン、
カチオン及びベタインポリマー等を好1しく用すること
ができる。これらの帯電防止されたカートリッジとして
特開平/−3/2337号、同/−31λ!3g号に記
載されている。
通常カー) IJツジは、遮光性を付与するためにカー
ボンブラックや顔料などを練り込んだプラスチックを使
って製作される。
更に又その形体は現在のサイズのままでもよいが、現在
コjm1mのカートリッジの径を22m/m以下、好ま
しくは20m1m以下、/ It m/m以上とすると
カメラの小型化に有効である。又現在のカートリッジで
は、カメラのフィルム駆動部と係合する側のスプールの
先端が出ており、カメラの小型化の障害になっているの
でこの部分をなくすのは好ましい。この結果として現在
約J j cm3あるカートリッジの容積を減少できる
。カートリッジケースの容積は、30 cm3以下好ま
しくは2jcma以下さらに好ましくは、20 cm3
以下とすることが好ましい。カートリッジおよびカート
リッジケースに使用されるプラスチックの重量は/g以
上コ!g以下好ましくはjg以上/jg以下である。
カートリッジケースの内容積とカートリッジおよびカー
トリッジケースに使用されるプラスチックの比率i!/
l−0.7好ましくは3〜/である。
本発明における/3!カラー感材を内蔵したカートリッ
ジの場合、カートリッジおよびカートリッジケースに使
用されるプラスチックの総重蓋は通常/g以上λtg以
下、好ましくはjg以上/jg以下である。
次に本発明で述べるカラー感材を内蔵したカートリッジ
の形態について記す。
本発明のカートリッジは、その形態について特に限定さ
れないが、市販されているカメラに適合するものである
ことが好ましい。更に又、本発明のカラー感材を内蔵し
たカートリッジに適合する新たなカメラに用いても良い
。これらの具体的なカートリッジについての例を第1図
(更に内部構造については第λ〜第1図へ、フィルムへ
の磁気記録トラックは図りに挙げる。
(実施例) 以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例/ /−/)ベースの作成 r−Fe203(比表面積xtm2/g、ファイザー社
製(米国))を分散した三酢酸セルロースドープ液と三
酢酸セルロースドープ液を共流延して、厚みλμの透明
磁気記録層を有する合計厚み/22μのフィルムベース
を調製した。γ−F e 203の塗布量は0.141
g7m2であった。
このベースに、下記に示す組成のバック層を設けて感光
材料用のベースとした。なお、磁気記録層を有する面を
バック層とした。
(バック層組成) 第−層 三酢酸セルロース      0.1g7m2エチレン
グリコール    o、or o、ot 第2層 二酢酸セルロース     0.3.2g/m2エアロ
ジル        0.02 マツト剤            表7に記載溝シ剤 このベースの抗磁力はa9o0eで角型比は0゜73で
あり、世界公開yo−o≠λ0!号に開示された信号入
力方式が可能であることを確認した。
/−2)感光材料の調製 前記下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体の
バック層の反対側にコロナ放電処理をした後に、下記に
示すような組成の各層を重層塗布し、多層カラー感光材
料である試料を作製した。
(感光層組成) 特開昭コータ3tμ7号実施例/に記載の感光性層と全
く同様にして感光性層を作成した。
但し第一保護層にfiF−3で表わされる含弗素界面活
性剤を10mg/m2添加した。
(サンプルの加工) 試料を/3jmm巾の図7に示すフォーマットの、24
1’枚撮りのフィルムに裁断加工した。
これらの試料の現像は以下の様に行なった。
カラー現像  3分ノj秒 標  白  2分30秒 水    洗  2分10秒 定    着   部分20秒 水    洗   3分/j秒 安    定   7分05秒 各工程に用いた処理液組成は下記の通りであった。
カラー現像液 ジエチレントリアミン五酢酸    /、Og/−ヒド
ロキシエチリデン− /、/−ジホスホン酸      −,0g亜硫酸ナト
リウム 炭酸カリウム 臭化カリウム 沃化カリウム ヒドロギシルアミン硫酸塩 ≠−(N−エチル−N−β− ヒドロキシエチルアミノ) −2−メチルアニリン硫酸 塩 水を加えて 漂白液 エチレンジアミン四酢酸第二 鉄アンモニウム塩 エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウム塩 臭化アンモニウム 硝酸アンモニウム 水を加えて 4t、0g 30.0g /  、4Lg /、3mg λ 、ILtg ≠ 、jg /、01 pH10,0 /D0 .0g 10、Og /J0.0g 10  、Og / 、07 pH1,,0 定着液 エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウム塩            / 、0g亜硫酸
ナトリウム          グ、Ogチオ硫酸アン
モニウム水溶液 (70%)          /7!、omJ1重亜
倣酸ナトリウム         μ、Ag水を加えて
            /、01pH7、1!1 安定液 ホ/l/7す7(4tO%)        2.0r
rJポリオキシエチレン−p−モ ノノニルフェニルエーテル (平均重合度 IO)      0.3g水を加えて
            /、01次に得られた試料の
性能評価を行なった。
(1)密着性テスト 現像処理前後の試料を図7のカートリッジにコグ枚撮り
のコマ数で収納し、弘00C%10%RHの温湿度条件
下にλ日間放置し、その密着性を評価した。評価は密着
した面積を百分率で表わした。
(2)透過率テスト 未露光の試料を現像・定着処理したサンプルを用いて、
その全光線透過率を測定した。試料/−/(コントロー
ル)を基準にiooとし、それに対する相対値を相対透
過率として第1表に示した。
なお全光線透過率はASTMD−/ oo 3に準じて
測定した。
(3)接着性テスト でき上がった試料をJ、t 0C,lhO%RHの雰囲
気下で2週間放置した後、下記の方法で接着性の試験を
行なった。ここで試験した面はバック側である。
バック面に、たてよこjmm間隔に7本ずつ切υ目を入
れて36ケのます目を作シ、この上に粘着テープ(日東
電気工業■製、ニット−テープ)をはかつけ、/10 
’方向に素早く引き剥す。この方法において未剥離部分
がPoチ以上の場合をA級、to%以上の場合をB級、
10ケ未満をC級とする。写真材料として十分実用に耐
える接着強度とは上記3段階評価のうちA級に分類され
るものである。テストはバック側を行なった。
(4)磁気出力エラーの評価 前述の世界公開りo−opaor号に開示された信号入
力方式で、バック側から磁気入力した感材を磁気ヘッド
で300回出力操作をし、そのエラーした回数を示した
。なお感材は、磁気入力した彼、現像処理したものにつ
いてもこの出力エラー評価を行なった。
なお評価での温湿度Fi2z ’C,lro%RHで行
なった。
比較化合物 (イ) 平均粒径グ、!μm (o) 0.7μm 第1表かられかるように、試料/−/のコントロールは
密着性及び磁気出力エラーのすべての点で著しく劣るも
のであった。
これに対し、本発明の試料/−λ〜/−タは現像前及び
後の密着性もよく、磁気出力エラーもなく又透過性、接
着性も損うことのない優れたものであった。
特に本発明の突起物を有した表面に滑υ剤を併用した試
料/−J、/−3,/−7、/−4は、すべての点で特
に優れたものであった。
これに対しマット剤として比較化合物(イ)及び(ロ)
を用いた試料/−タ〜/−72は密着性と磁気出力エラ
ーを同時に満足することはできなかった。
以上から本発明が著しく優れていることがわかった。
特に高温・高湿度下での磁気出力エラーは特箪すべきで
あった。
実施例2 2−/)支持体の作成 三酢酸セルロースドープ液を流延して、厚み103μm
のフィルムベースを作成した。
このベースの一方の側(バック層)に下記バック層を付
与した。
(イ)バック第一層 三酢酸セルロース      0.1g7m2エチレン
グリコール    0.0gg/m2Sn02/8b2
03/5i02 (モル比り0/10//、平均粒径0
./、2μm) 0、/り27m2 (ロ)バック第2層 酢酸ブチル/塩化ビニル重合体 (!0/よO)      コ、 j g 、/yy1
2コバルトドープ酸化鉄微粉末 0.20 g / m 2 (ハ)バック第3層 ポリメチルメタクリレート 0.3.2g/m2エアロ
ジル        0.02 マツト剤            表2に記載滑り剤 作成したバック面の抗磁力はりrooeであった。
コーー)感材層の作成 実施例1−2)と全く同様にしてコー/)で作成した支
持体のバックの反対側の層に感材層を付与した。
作成した試料を第−表のごとく評価した。
比較化合物 e9 3.0μm 第2表かられかるように、本発明の試料コー2)〜コー
g)は、密着性、透過性、接着性、及び磁気出力エラー
のすべてを満足するものであり、特に滑υ剤を併用した
試料−一3とλ−よ−2−rは優れたものであった。
これに対しコントロールである試料/−/及び比較試料
λ−タ〜λ−//1−Jすべてを満足することはできな
かった。
実施例3 三酢酸セルロースの厚みを773μmにする以外は、実
施例λ−/)と全く同様にして支持体バック面を作成し
た支持体のバック面の反対の面に、特開平λ−rza号
実施例1試料10/記載の反転カラー乳剤層を塗布した
。但し乳剤層の最外層(保護層)には化合物例■−3の
含弗素界面活性剤を/jmg/m2添加した。
なお現像処理は、富士写真フィルム銖カラー反転処理の
CR−tA処理を用いた。
得られた試料3−1〜j−/、2のうち、本発明の試料
3−λ〜3−gは密着性、透過性、接着性及び磁気特性
に優れたものであり、特に滑り剤を併用した試料3−3
.3−5〜3−gは優れたものであった。
これに対し、試料3−7(コントロール)、又比較試料
3−10〜3−/コは、上記性能をすべての点で満足す
ることはできなかった。
実施例μ グー/)支持体の作成 ポリエチレンテレフタレートを一軸延伸し両面にポリ(
ビニリデン/アクリロニトリル/イタコン酸;モル比り
、2:1:3)水分散物(延伸後の含有t/ 、 r 
g/m 2 ) 、ドデシルベンゼンスルホン酸ンーダ
(jmg/m2)、シリカ粒子(平均粒径0,3μm 
: 20mg/m2 )、ポリスチレ/粒子(平均粒径
/ 、Opm : 2mg/m2 )、λ−ヒドロキシ
ーグ、Z−ジクoo−/、!、j〜トリアジン(Jjm
g/m2)、トリメチロールプロ・にントリアジリジン
(10mg/m2)を塗布して乾燥途中で再度延伸して
支持体を下塗り第1層の塩化ビニリデン層を作成した。
この時のポリエチレンテレフタレートの厚さはり0μm
であった。
この両面に更にコロナ放電処理を行なった後、ゼラチン
(O,,2g/m2)、ポリ(重合度10)オキシエチ
レンドデシルエーテル(2mg/m2)、(CH2=C
H,−8O2NHCH2−)y (/ Omg / r
r12 )を塗布し下塗第2層として支持体を作成した
4t−,2)バック面の作成 ≠−/)で作成した下塗り済みの支持体の一方の側に以
下のバック層を塗布した。
イ)バック第1層 コバルトドープ酸化鉄微粉末 092g/m2(ゼラチ
ン分散体として含有させた。平均粒径o、oざμm) ゼラチン            J g / m 2
(CH2=CH8O2NHCH2CH2NH量c。
O,1 0,02 ポリ(エチルアクリレート) (平均粒径o、orμm)    / 口)パンク第1層 ゼラチン         O,OS 8 n 02 /S b 203 /8 i 02(り
O/10//、平均粒径0.1μm)0.2 ドテシルベンゼンスルホン酸ソーダ 0.02 ハ)バックM3層 ゼラチン          O,S ソジウム ジ(2−エチルヘキ シル)スルホサクシナート 0.0/g/m2 マット剤            表≠に記載滑り剤 化合物I−J        O、0/ g/m2得ら
れたバック層の抗磁力はり、200eであった。
グー3)乳剤層面の作成 1−2)で作成したバック面を有する支持体の反対側に
特開平λ−タ36≠/実施例/感材lの乳剤層を全く同
様にして塗布した。
現像処理は本発明の実施例1を用いて実施した。
得られた試料についてその特性を実施例/と全く同様に
して評価し表グに示した。
表Vかられかるようにコントロール試料り一部は接着性
以外のすべての点で犬きく劣り、又比較試料リーク〜μ
m//Fi、すべての性能を満足することはできなかっ
た。
これに対し本発明の試料であるq−λ〜<1−1は、す
べての点で優れており特に滑り剤を含有する試料グー3
、μm51グー7、グーlは優れたものであった。
(発明の効果) 本発明の透明磁性体層とバック層の表面の突起物の平均
高さがo、r〜3.0μmを有する感材は、繰り返し使
用での磁気入出力エラーのない優れた磁気特性を有し、
高温・高湿度下での密着及び透明性に優れかつ接着も優
れたものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る写真フィルム、e)ローネの斜視
図、第2図は写真フィルムの先端部分の状態を示す平面
図、第3図は同パトローネの断面図、第弘図は同パトロ
ーネの内部を示す一部破断図である。又第5図((!−
/ )、(J−2))#′i磁気記録トランク層の平面
、断面図である。 〔符号の説明〕 /・・・・写真フィルム/eドローネ コ・・・・スプール 3・・・・写真フィルム ダ・・・・・(トローネ本体 !・・・・フィルム引き出しロ ア・・・・パーフオレーショ/ l・・・・隆起部 り・・・・突状部 IO・・・孔 //・・・切υ欠き 12・・・フィルム引き出し通路 13・・・段部 /4t・・・乳剤構成層 is・・・支持体 It・・・透明磁性体層 /7・・・帯電防止層十耐傷性層十潤滑層it・・・/
コマ分 /9・・・パーフオレーション 1−0〜1−/ 磁気記録トラック too 〜f29 特詐出願人 富士写真フィルム株式会社 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)支持体上の少なくとも1方の側に、感光性ハロゲ
    ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
    て、該写真感光材料のバック面に透明磁性体層を少なく
    とも1層有しその抗磁力が400Oe以上を有し、かつ
    バック側の表面突起物の平均高さが0.8〜3.0μm
    である事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 (2)写真感光材料がカラー写真感光材料である特許請
    求第1項のハロゲン化銀写真感光材料。 (3)透明磁性体層に使用される強磁性体が、強磁性体
    酸化鉄微粉末、Coドープの強磁性体酸化鉄微粉末、強
    磁性二酸化クロム微粉末、強磁性合金微粉末、強磁性金
    属微粉末、バリウムフェライトである特許請求第1項及
    び第2項記載のハロゲン化銀写真感光材料。(4)平均
    粒径1〜3μmで現像処理液不溶性のマット剤を5〜3
    00mg/m^2バック側に含有し、その表面の突起物
    の平均高さが0.8〜3.0μmである特許請求第2項
    及び第3項記載のハロゲン化銀写真感光材料。 (5)滑り剤と含フッ素界面活性剤を含有した特許請求
    第3項及び第4項記載のハロゲン化銀写真感光材料。
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CN101988800A (zh) * 2009-07-30 2011-03-23 钢铁普蓝特克股份有限公司 电弧熔化设备以及使用电弧熔化设备的熔融金属的制造方法

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